JP4253545B2 - 包装箱 - Google Patents

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本発明は、ヘッダ付きのブリスターパックを包装する包装箱に関するものである。
本発明の包装箱に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
実公平5−5147号公報
この特許文献1の包装箱100では、図15に示すように、複数のブリスターパック101(2つのみ図示)を2列で包装していた。このブリスターパック101は、ヘッダ102を有する矩形状の台紙103に品物104をポリプロピレンなどの樹脂で包装したものである。
このブリスターパック2を包装箱100に収納する際、まず、2つのブリスターパック101をヘッダ102が隣接するブリスターパック101の品物104に重ね合わせた状態で互いに組み合わせ、2列で配列する。このようにブリスターパック101を重ね合わせて包装箱100内に収容することにより、ヘッダ102付近の無駄な空間を削減して運搬するときの包装箱100の容積削減を図ることができる。
包装箱100を開封する場合、まず包装箱100中央部分の全周に設けられた切取り片105を切取り、図16において矢印で示すように、包装箱100を水平方向に移動させて分割し、その後、その分割した包装箱100a,bを回転させて開封していた。
しかしながら、前記包装箱の開封方法は、水平方向に分割(移動)する必要があり、煩わしいという問題があった。また、包装箱100を観音開きして開封するには、天壁106全てを切り取り、ヘッダ102が天壁106に引っ掛からないようにする必要があった。この場合、開封した後の両者の包装箱100a,bにおいて、ブリスターパックの一方の側を支持する側壁がなくなりブリスターパックを立てた状態で安定してディスプレイできなくなるという問題もあった。
そこで、本発明は、観音開きをして開封した後、ブリスターパックを安定してディスプレイ可能な包装箱を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明の包装箱は、ヘッダを有する台紙に品物を包装したブリスターパックの両側を天壁および底壁にそれぞれ内接させるとともに、前記ブリスターパックの上端および下端を側壁にそれぞれ内接させ、前記ブリスターパックを2列かつ前記ブリスターパックのヘッダを隣接するブリスターパックの品物に重ね合わせた状態で包装する包装箱において、前記ブリスターパックのヘッダに面取部を設けておき、前記天壁中央に、前記側壁と平行な一対の第1切目線を施こすことにより切り取り可能な第1切取り片を形成し、前記端壁に、前記第1切目線の一端から前記底壁に至る第2切目線を施すことにより切り取り可能な第2切取り片を形成し、前記底壁中央に、前記第1切目線と平行な折目線を施し、前記第1切取り片を切り取った状態で前記折目線に沿って底壁を折り曲げることにより、前記ブリスターパックの面取部が、前記折目線を中心とし、かつ前記第1切目線を通る円周内側を通って露出される構成としている。
この包装箱では、前記折目線は、切り離し可能であることが好ましい。
また、前記底壁に、第3切目線を施こすことにより切り取り可能な第3切取り片を形成することが好ましい。
また、前記天壁は、前記底壁、該底壁の両側に連設した一対の側壁、および、これら側壁にそれぞれ連設した取付部からなる箱本体と別体に形成したもので、その内側面に2以上の前記箱本体を取り付けるとともに、隣接する箱本体の境界部分に位置するように一対の第4切目線を施すことにより切り取り可能な第4切取り片を形成することが好ましい。
本発明の包装箱では、天壁の第1切取り片および端壁の第2切取り片を包装箱から切り取り、ブリスターパックを底壁中央に位置する折目線を中心にして回転させ、包装箱を観音開きして開封する。このとき、ブリスターパックのヘッダに、底壁の折目線を中心とし、かつ第1切目線を通る円周内側に位置する面取部が形成されているので、ヘッダが天壁に引っ掛かることなく開封することが可能となる。また、開封した後、ブリスターパックの両側は、包装箱の底壁および天壁により支持されているので安定してディスプレイできる。
また、前記折目線を切り離し可能に形成しているため、観音開きした後で、包装箱を折目線で切り離すことにより、ブリスターパックをディスプレイする自由度を広げることができる。
さらに、底壁に第3切目線を施こすことにより切り取り可能な第3切取り片を形成しているため、ブリスターパックをより露出させてディスプレイすることができる。
さらにまた、天壁を箱本体と別体に形成し、1つの天壁によって複数の箱本体を纏めて包装できるようにしているため、物流に係る作業性を大幅に向上することができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図1は、本発明に係る第1実施形態の包装箱1であって、12個のブリスターパック2(2つの隣接するブリスターパック2のみ図示)を包装箱1内部に包装した状態を示している。
前記包装箱1は、ダンボールなどの紙材料からなる矩形状の箱であって、そのブランクは、図2に示すように、順次連設された底壁3、側壁5a、天壁4および側壁5bからなる。前記底壁3の両端にはフラップ6a,bが設けられ、また前記天壁4の両端にはフラップ6c,dが設けられている。また、前記側壁5aの両端にはフラップ7a,bが設けられ、前記側壁5bの両端にはフラップ7c,dがそれぞれ設けられている。また、前記底壁3の前記側壁5aが連設されている一端とは反対側の他端には、糊付片8が連設されている。なお、前記糊付片8、底壁3、側壁5a、天壁4および側壁5bの境界部分、および、これらとフラップ6a〜d,7a〜dの境界部分には、細い破線で示すように罫を入れて形成した折曲線が設けられている。また、フラップ6a〜dは、フラップ7a〜dに貼着することにより端壁を構成する。
前記底壁3の中央には、折目線10が施されている。この折目線10は、切断部分と非切断部分が一定間隔で連続したミシン目状の切断ラインからなり、後述するように観音開きした後で切り離し可能となっている。
前記天壁4の中央には、前記側壁5a,bと平行な一対の切目線11a,b(第1切目線)が施こされている。この切目線11a,bは、切断部分と非切断部分が一定間隔で連続したミシン目状の切断ラインからなり、天壁4の一端から他端まで延びており、その間に切取り片12(第1切取り片)を形成している。
前記天壁4に連続するフラップ6c,dには、切目線11a,bの一端から該フラップ6c,dの先端に至る切目線13a,b(第2切目線)がそれぞれ施されており、これによりその間に切取り片14a,b(第2切取り片)が形成されている。本実施形態の切取り片14a,bは、折曲線を介して天壁4の第1の切取り片12と連続しており、この切取り片14a,bをフラップ6c,dから切り取ることにより、連続して前記切取り片12を天壁4から切り取ることができるようになっている。また、フラップ6c,dの一端には、半円形状の切目線13’がそれぞれ施されている。これにより、ユーザの指先を指し込むことによりユーザの指先が係るための係合穴が形成され、フラップ6c,dに形成された切取り片14a,bを切り取る際の作業性の向上を図っている。
前記底壁3に連続する前記フラップ6a,bには、フラップ6a,bの先端から底壁3に至る一対の切目線15a,b(第2切目線)がそれぞれ施されており、これらによりその間に切取り片16a,b(第2切取り片)を形成している。この2つの切目線15a,bのうち一方の切目線15a,bの一端は、底壁3の折目線10の一端と一致するように設けられている。また、他方の切目線15a,bの一端は、フラップ6c,dの切目線13a,bと一致するように設けられている。このように、本実施形態では、端壁を一対のフラップ6a,bおよびフラップ6c,dにより構成しているため、この端壁に形成する第2切取り片を2つに分割して形成している。
また、前記底壁3には、前記切目線15a,bの一端から折目線10の中央近傍に至る切目線17a,b(第3切目線)が施こされている。そして、本実施形態では、この第3切目線17a,bと切り離し可能な前記折目線10により、底壁3から切り取り可能な切取り片18a,b(第3切取り片)が形成されている。そして、この切取り片18a,bは、折曲線を介してフラップ6a,bの第2の切取り片16a,bと連続しており、この切取り片16a,bをフラップ6a,bから切り取ることにより、連続して前記切取り片18a,bを底壁3から切り取ることができるようになっている。
前記ブリスターパック2は、図3(a),(b)に示すように、ヘッダ21aを有する台紙21に品物22をポリプロピレンなどの樹脂で包装したものである。台紙21のヘッダ21aには、面取部であるアール部23が形成されている。このアール部23は、図5に示すように、前記底壁3の折目線10を中心とし、かつ前記切目線11a,bを通る円周Mの内側に位置するように形成されている。また、ヘッダ21a上端の中央には、ブリスターパック2を陳列する際、フックに掛けるためのフック穴24が形成されている。
このブリスターパック2を包装箱1に収納する際、まず図1に示すように、2つのブリスターパック2をヘッダ21aを隣接するブリスターパック2の品物22に重ね合わせた状態で互いに組み合わせ、前記底壁3上に2列で配列する。なお、他の組み合わせたブリスターパック2を収納する際には、図4に示すように、台紙21の背面が互いに重畳するとともに、品物22が同一側壁5a,5bにおいて同一方向に突出するように配列する。そして、全てのブリスターパック2を収納すると、前記側壁5bと前記糊付片8とを貼着する。次に、フラップ7a,cおよびフラップ7b,dを折り曲げた状態で、フラップ6a,cおよびフラップ6b,dを重ね合せて貼着して端壁を形成する。
この収納状態では、端壁において切目線13a,bおよび切目線15a,bは、連続しており、切目線11a,bの一端から底壁3に至るようになっている。また、ブリスターパック2の台紙21の両側が底壁3および天壁4にそれぞれ内接するとともに、ブリスターパック2の台紙21の上端および下端が対向する側壁5a,bにそれぞれ内接した状態で、ブリスターパック2は包装される。
次に、前記構成からなる包装箱1を開封する場合について説明する。
図4に示すように、フラップ6c,dの一端の切目線13’により形成される係合穴にユーザの指先を引っ掛けて、端壁を構成するフラップ6c,dから切取り片14a,bおよび天壁4から切取り片12を切り取る。また、フラップ6a,bの一端にユーザの指先を引っ掛けて、端壁を構成するフラップ6a,bから切取り片16a,bを切り取るとともに、底壁3の切取り片18a,bを切り取る。
次に、図5に矢印で示すように、底壁3の折目線10を回転中心にして包装箱1の両側を下向きに回転させ、底壁3を折り曲げることにより、観音開きする。このとき、ブリスターパック2のヘッダ21aに形成されたアール部23は、前記円周Mの内側に位置するので、切取り片12を切り取った後の天壁4に引っ掛かることがない。そして、図6に示すように、折目線10で包装箱1を切り離し、分割後の包装箱1a,bをブリスターパック2が同じ向きに揃うように移動させて、ブリスターパック2をディスプレイする。このとき、ブリスターパック2の両側は、包装箱1a,bの底壁3および天壁4により支持されているので安定してディスプレイできる。また、底壁3から切取り片18a,bがそれぞれ切り取られているので、ブリスターパック2をより露出させてディスプレイすることができる。
図7は第2実施形態の包装箱1のブランクを示す。この第2実施形態では、糊付片8、天壁4、側壁5a、底壁3および側壁5bの順番で各壁が順次連設されている。そして、底壁3に連設するフラップ6a,bには、切目線15a,bの一端が、いずれも底壁3の折目線10一端の近傍に位置し、第2の切取り片16a,bが三角形状をなすように形成されている。また、この第2実施形態では、この切取り片16a,bにユーザの指先が係るための係合穴を構成する半円形状の切目線13’がそれぞれ形成されている。なお、この第2実施形態では、第1実施形態に示す第3の切取り片18a,bを形成するための切目線17a,bは設けていない。このように構成した第2実施形態の包装箱1は、第1実施形態と同様の作用、効果を得ることができる。
図8から図12は第3実施形態の包装箱1を示す。この第3実施形態では、天壁4を、底壁3および側壁5a,bを有する箱本体1’と別体に形成するとともに、天壁4に対して2個の箱本体1’を固着するようにした点で前記各実施形態と大きく相違している。
具体的には、前記箱本体1’のブランクは、図9に示すように、順次連設された側壁5a、底壁3および側壁5bからなる。底壁3の両端にはフラップ6a,bが設けられている。また、側壁5aの両端にはフラップ7a,bが設けられ、側壁5bの両端にはフラップ7c,dがそれぞれ設けられている。さらに、側壁5a,bには、取付部である糊付片8,8が更に連設されている。
前記底壁3には、第2実施形態と同様に中央に折目線10が施され、第3の切取り片18a,bを形成するための切目線17a,bは設けていない。
前記底壁3に連続する前記フラップ6a,bには、先端から底壁3に至る一対の第2の切目線15a,bがそれぞれ施されており、その一端は、いずれも底壁3の折目線10の一端の近傍に位置し、第2の切取り片16a,bが三角形状をなすように形成されている。また、この切取り片16a,bにはユーザの指先が係るための係合穴を構成する半円形状の切目線がそれぞれ形成されている。
別体の天壁4のブランクは、前記箱本体1’の底壁3の略2倍の幅を有する矩形状のシートからなり、その上下両端にはフラップ6c,dが連設されている。この天壁4には、隣接する箱本体1’,1’の境界部分である幅方向中央に、フラップ6c,dの端縁にかけて延びる一対の第4切目線30a,bを施すことにより、その間に切り取り可能な第4切取り片31が形成されている。前記切目線30a,bは、所定間隔をもってミシン目状に形成した切断部分と、該切断部分の一端に連設した内向きに傾斜するガイド用切断部分とからなるジッパーからなる。本実施形態では、第4の切取り片31をそれぞれ上下上端から中央に向けて破断操作するように、前記ガイド用切断部分は、中央上部では上端に連設し、中央下部では下端に連設されている。また、本実施形態の天壁4には、前記切取り片31を境界として左右に区画された領域のそれぞれ中央に、側壁5a,bと平行な一対の第1の切目線11a,bがそれぞれ施こされ、その間に第1の切取り片12が形成されている。
前記天壁4に連続するフラップ6c,dには、前記切目線11a,bの一端から該フラップ6c,dの先端に至る第2の切目線13a,bがそれぞれ施されており、これによりその間に第2の切取り片14a,bが形成されている。この切取り片14a,bは、第1実施形態と同様に折曲線を介して第1の切取り片12と連続しており、この切取り片14a,bをフラップ6c,dから切り取ることにより、連続して前記切取り片12を天壁4から切り取ることができるようになっている。
このブリスターパック2を包装箱1に収納する際には、まず、第1実施形態と同様に、2つのブリスターパック2をヘッダ21aを隣接するブリスターパック2の品物22に重ね合わせた状態で互いに組み合わせ、前記底壁3上に2列で配列する。そして、全てのブリスターパック2を箱本体1’に収納すると、図11に示すように、前記側壁5a,bと前記糊付片8,8とを折曲線に沿って折り曲げる。次に、フラップ7a,cおよびフラップ7b,dを折り曲げた状態で、フラップ6a,bを重ね合せて貼着する。
この状態で、箱本体1’の糊付片8を別体の天壁4におけるブリスターパック2が内接する内側面に配置し、これらを貼着する。この際、糊付片8,8において、第4の切取り片31と重畳する領域は、糊付けされないようにすることが好ましい。ついで、天壁4のフラップ6c,dを折り曲げ、箱本体1’,1’のフラップ7a〜dに貼着する。このように2個の箱本体1’,1’の上部に 別体の天壁4を貼着すると、各箱本体1’の端部がフラップ6a,bおよび天壁4のフラップ6c,dにより完全に閉塞され、これらフラップ6a〜dにより端壁が形成される。
図8に示すように、この収納状態では、第1実施形態と同様に、端壁において切目線13a,bおよび切目線15a,bが連続しており、別体の天壁4に形成した切目線11a,bの一端から底壁3に至るようになっている。また、ブリスターパック2の台紙21の両側が底壁3および天壁4にそれぞれ内接するとともに、ブリスターパック2の台紙21の上端および下端が対向する側壁5a,bにそれぞれ内接した状態で、ブリスターパック2は包装される。
次に、前記構成からなる包装箱1を開封する場合について説明する。
図12に示すように、2個の箱本体1’,1’を一体に固着した天壁4の切目線30a,bにより、第4の切取り片31を切り取る。これにより、箱本体1’,1’は、それぞれ分割された天壁4’,4’によりそれぞれ上端および端壁の上部が閉塞された状態になる。
次いで、図4から図6に示す第1実施形態と同様の手順で、天壁4’,4’のフラップ6c,dの一端にユーザの指先を引っ掛けて、端壁を構成するフラップ6c,dから切取り片14a,bおよび天壁4’から切取り片12を切り取る。また、箱本体1’のフラップ6a,bの一端にユーザの指先を引っ掛けて、端壁を構成するフラップ6a,bから切取り片16a,bを切り取る。
次に、底壁3の折目線10を回転中心にして箱本体1’の両側を下向きに回転させ、観音開きする。このとき、ブリスターパック2のヘッダ21aに形成されたアール部23は、前記円周Mの内側に位置するので、切取り片12を切り取った後の天壁4に引っ掛かることがない。そして、折目線10で底壁3を切り離す。
このように、第3実施形態の包装箱1では、複数の箱本体1’を纏めて包装できるため、物流に係る作業性を大幅に向上することができる。また、この包装箱1が納品された販売店などでは、前記のように第4の切取り片31によって包装箱1を分割することにより、第1実施形態と同様にブリスターパック2をディスプレイすることができ、同様の作用および効果を得ることができる。
なお、本発明の包装箱は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、前記各実施形態では、底壁3および天壁4に連設したフラップ6a〜6dにより端壁を形成したため、第2の切取り片14a,b,16a,bをそれぞれ2つに分割して構成したが、側壁および端壁の設計変更により端壁を一枚の連続したシートにより構成することも可能であり、このように構成した場合には第2の切取り片14a,b,16a,bは1つで構成する。なお、この場合には、天壁4に形成する第1の切取り片12と第2の切取り片との境界部分に切目線を設け、これらを連続して切取り不可能に構成することが好ましい。また、第1実施形態のように、底壁3に第3の切取り片18a,bを形成する場合も同様に、第2の切取り片との境界部分には切目線を設けて、連続的に切取り不可能に構成することが好ましい。
また、ブリスターパック2は、図13に示すように、半円形状に面取りしたアール部23aを設けてもよい。また、図14に示すように、アール部23を設ける代りに折曲げ線25を設けてもよい。このように折曲げ線25を設けた場合、ブリスターパック2を包装箱1内に収容し、前述したように観音開きすると、ヘッダ21aの折曲げ線25上方に位置する部分が天壁4に押圧されて内側に折れ曲がる。これにより、折曲げ線25から台紙21の隅にかけた領域が面取部となり、ヘッダ21aが天壁4に引っ掛かることなく包装箱1を観音開きして開封できる。
本発明の第1実施形態に係る包装箱の斜視図。 図1の包装箱の展開図。 (a)は図1のブリスターパックの正面図、(b)は(a)の側面図。 図1の包装箱の天壁および底壁の切取り片を切り取った状態を示す斜視図。 図1の包装箱を観音開きする状態を示す断面図。 図1の包装箱を観音開きした後で、切り離した状態を示す斜視図。 第2実施形態の包装箱を示す展開図。 第3実施形態の包装箱を示す斜視図。 図8の箱本体を示す展開図。 図8の天壁を示す展開図。 収納作業の一工程を示す斜視図。 2個の箱本体を分割した状態を示す斜視図。 図3(a)のブリスターパックの変形例を示した正面図。 図3(a)のブリスターパックの変形例を示した正面図。 従来の包装箱の斜視図。 図15の包装箱を観音開きする状態を示した断面図。
符号の説明
1…包装箱、2…ブリスターパック、3…底壁、4…天壁、5a,b…側壁、10…折目線、11a,b…切目線(第1切目線)、12…切取り片(第1切取り片)、13a,b…切目線(第2切目線)、14a,b…切取り片(第2切取り片)、15a,b…切目線(第2切目線)、16a,b…切取り片(第2切取り片)、17a,b…切目線(第3切目線)、18a,b…切取り片(第3切取り片)、21…台紙、21a…ヘッダ、22…品物、23…アール部(面取部)、30a,b…切目線(第4切目線)、31…切取り片(第4切取り片)、M…円周。

Claims (4)

  1. ヘッダを有する台紙に品物を包装したブリスターパックの両側を天壁および底壁にそれぞれ内接させるとともに、前記ブリスターパックの上端および下端を側壁にそれぞれ内接させ、前記ブリスターパックを2列かつ前記ブリスターパックのヘッダを隣接するブリスターパックの品物に重ね合わせた状態で包装する包装箱において、
    前記ブリスターパックのヘッダに面取部を設けておき、
    前記天壁中央に、前記側壁と平行な一対の第1切目線を施こすことにより切り取り可能な第1切取り片を形成し、
    前記端壁に、前記第1切目線の一端から前記底壁に至る第2切目線を施すことにより切り取り可能な第2切取り片を形成し、
    前記底壁中央に、前記第1切目線と平行な折目線を施し、
    前記第1切取り片を切り取った状態で前記折目線に沿って底壁を折り曲げることにより、前記ブリスターパックの面取部が、前記折目線を中心とし、かつ前記第1切目線を通る円周内側を通って露出されることを特徴とする包装箱。
  2. 前記折目線は、切り離し可能であることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
  3. 前記底壁に、第3切目線を施こすことにより切り取り可能な第3切取り片を形成したことを特徴とする請求項2に記載の包装箱。
  4. 前記天壁は、前記底壁、該底壁の両側に連設した一対の側壁、および、これら側壁にそれぞれ連設した取付部からなる箱本体と別体に形成したもので、
    その内側面に2以上の前記箱本体を取り付けるとともに、隣接する箱本体の境界部分に位置するように一対の第4切目線を施すことにより切り取り可能な第4切取り片を形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の包装箱。
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