JP4251489B2 - チルトロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、キャブ後端をシャシに固定するためのチルトロック装置に関する。より詳細には、チルトロック装置によるキャブ後端の固定を解除するためのチルトロックハンドルに関する。
キャブを有する車両のチルトアップに関する技術は、従来から種々存在する(例えば、特許文献1参照)。
従来技術によるチルトロック装置の例を図3及び図4を参照して説明する。
図3において、チルトロック本体1は、被拘束側であるキャブ2のクロスメンバ3に第1のブラケット4を介して取付けられている。
一方、拘束側であって、図示しないシャシのキャブ緩衝装置の構成であるサブサスペンションフレーム5には第2のブラケット6を介して明確には示していない拘束手段7が取り付けられている。
チルトロックのロック及びロック解除は、チルトロック本体1の図示では明確ではないロック手段11に一端を接続された操作用ロッド8の他端側の操作用ロッド8と一体のハンドル81の「押し」、「引き」操作によって行われる。
当該ハンドル81は、キャブのコーナパネル21にハンドル支持用のブラケット9を介して支持されている。
キャブのチルトアップ作動は、チルトロックハンドル81でチルトロックを解除後、図示しないポンプで、一端がキャブ側に係合し他端がシャシ側に係合された図示しないシリンダに油圧を作用させ、シリンダが伸張することによって行われる。
近年、キャブを有する車両では、事故発生時を想定した安全対策として、キャブにおける乗務員が存在しない箇所を変形させて、キャブ乗務員の安全を確保している。
係る構造を採用した車両において、コーナパネルは、衝突事故等で過大な衝撃力が付加された場合に、その他の構造材に比較して、変形し易い可能性がある。
そして、コーナパネルが変形すると、そこに支持されていたチルトロックハンドル自体が変形して、チルトロックが解除されてしまう恐れが有る。
大きな外力が付加された場合におけるチルトロックの解除という問題を解決する技術は、未だに提案されていない。
特開2000−264260号公報
本発明は上述した従来技術に鑑みて提案されたものであり、衝突事故等によりキャブを有する自動車に過大な外力が作用しても、キャブのチルトロックが解除されてしまうことを防止出来る様なチルトロック装置の提供を目的としている。
本発明のチルトロック装置は、キャブ(2)のクロスメンバ(3)に第1のブラケット(4)を介してチルトロック本体(1)が取り付けられ、そのチルトロック本体(1)のロック手段(11)に操作用ロッド(8)の一端が接続され、操作用ロッド(8)の他端側にハンドル(81)が設けられ、前記ロック手段(11)は拘束手段(7)を介して第2のブラケット(6)に接続され、第2のブラケット(6)はサブサスペンションフレーム(5)に固定されているチルトロック装置において、前記クロスメンバ(3)に第3のブラケット(9)が固定され、その第3のブラケット(9)は前記クロスメンバ(3)の裏面(31)に取付ける第1の面(91)と、その第1の面(91)に直交し車両進行方向に平行で且つ垂直な第2の面(92)と、車両進行方向に直交しかつ第1の面(91)と離隔した位置で前記第1、第2の面(91、92)とも直交する第3の面(93)とを有し、前記第2の面(92)に操作用ロッド(8)を挿通させるための弾性材料よりなるグロメット(96)が係合され、前記第3の面(93)に支持用ピン(60)が突設され、その支持用ピン(60)に係止板(50)が回転自在に支持され、その係止板(50)にハンドル(81)が当接・係合される湾曲部(50a)が形成され、リターンスプリング(70)の付勢によってハンドル(81)を係止するように構成されている。
ここで、前記ブラケット(9)は、車両におけるキャブ(2)のクロスメンバ(3)の歩道側端部近傍の領域に設けられていることが望ましい。
上述した様な構成を具備する本発明のチルトロック装置(1)によれば、衝突事故等により、意図的に破壊され易く構成されたキャブ(2)のコーナ部(コーナパネル21)が大きく変形しても、チルトロック解除用ハンドル(81)の支持用ブラケット(9)が、変形し難いキャブ(2)のクロスメンバ(3)に取付けてあるため、衝突の影響はハンドル(81)までは及ばない。
衝突の影響がハンドル(81)に及ばないので、チルトロック装置(1)が外れて、キャブ(2)が不測にチルトアップすることが防止出来る。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、チルトロック装置をキャブの後方から見た正面図で、図2はチルトロック装置の平面図である。
図1及び図2において、チルトロック本体1は、被拘束側であるキャブ2のリヤクロスメンバ3に第1のブラケット4を介して取付けられている。
一方、拘束側であって、図示しないシャシのキャブ緩衝装置の構成であるサブサスペンションフレーム5には第2のブラケット6を介して明確には示していない拘束手段7が取り付けられている。
チルトロックのロック及びロック解除は、チルトロック本体1の図示では明確ではないロック手段11に一端を接続された操作用ロッド8の他端側の操作用ロッド8と一体のハンドル81の「押し」、「引き」操作によって行われる。
当該ハンドル81は、キャブのクロスメンバ3の裏面31にハンドル支持用のブラケット9を介して支持されている。
ハンドル支持用のブラケット9は、図示の例では、前記リヤクロス裏面31に接する面(取付け面)91と、取付け面91に直交し車両進行方向に平行で且つ垂直な面92と、車両進行方向に直交し、かつ面91と離隔した位置で前記面91、92とも直交する面93を有している。
前記面91にはクロスメンバ3に取り付けるための取付け孔94が2箇所に設けられている。
前記面92には操作ロッド8を挿通させるための図示しない孔が設けられ、その孔には、ロッド8と孔の縁とで金属接触をしないように弾性材料よりなるグロメット96が係合してある。
前記面93には、前記ハンドル81のキャブ外方への飛び出しを防止するための係止板50を回転自在に支持するための支持用ピン60が突設してある。
前記係止板50は前記支持用ピン60によってブラケット9の面93側に支持されるとともに、リターンスプリング70によって、矢印Rの方向に付勢されている。
前記係止板50には湾曲部50aが形成されており、その湾曲部50aは常にハンドル81の水平部81aに当接・係合される用に構成されていて、前記リターンスプリング70の付勢によってハンドル81の図示左方への飛び出しを防止している。
ハンドル81を操作する場合は、係止板50を指で前記矢印Rと反対方向へ回してやることによって係止が解除される。
図2において、符号21はキャブ2のコーナパネルを示している。
尚、図2は、例えば、車両が左側通行の交通法規の国(日本等)用に配置した例であるが、車両が右側通行である交通法規の国用としては、図2に対して、左右勝手違いとすればよい。
ここで、図示はしないが、前記コーナパネル21のハンドル支持用ブラケット8の存在する領域には、大きな切欠き部が形成されているため、コーナパネルが、衝突などによって変形しても、当該ブラケット9はコーナパネル21とは接触しない。
上述したような構成を有する実施形態のチルトロック装置1によれば、衝突事故等により、意図的に破壊され易く構成されたキャブ2のコーナ部(コーナパネル)21が大きく変形しても、チルトロック解除用ハンドル81の支持用ブラケット9が、変形し難いキャブ2のクロスメンバ3に取付けてあるため、衝突の影響はハンドル81までは及ばない。
衝突の影響がハンドル81に及ばないので、チルトロック装置1が外れて、キャブ2が不測にチルトアップすることが防止出来る。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではないことを付記する。
本発明の実施形態に係るチルトロック装置の構成を示す正面図。 本発明の実施形態に係るチルトロック装置の構成を示す平面図。 従来技術におけるチルトロック装置の構成を示す正面図。 従来技術におけるチルトロック装置の構成を示す平面図。
符号の説明
1・・・チルトロック本体
2・・・キャブ
3・・・クロスメンバ
4・・・第1のブラケット
5・・・サブサスペンションフレーム
6・・・第2のブラケット
7・・・拘束手段
8・・・操作用ロッド
9・・・ブラケット
11・・・ロック手段
21・・・コーナパネル
50・・・係止板
60・・・支持用ピン
70・・・リターンスプリング
81・・・ハンドル
91,92,93・・・面
96・・・グロメット

Claims (1)

  1. キャブ(2)のクロスメンバ(3)に第1のブラケット(4)を介してチルトロック本体(1)が取り付けられ、そのチルトロック本体(1)のロック手段(11)に操作用ロッド(8)の一端が接続され、操作用ロッド(8)の他端側にハンドル(81)が設けられ、前記ロック手段(11)は拘束手段(7)を介して第2のブラケット(6)に接続され、第2のブラケット(6)はサブサスペンションフレーム(5)に固定されているチルトロック装置において、前記クロスメンバ(3)に第3のブラケット(9)が固定され、その第3のブラケット(9)は前記クロスメンバ(3)の裏面(31)に取付ける第1の面(91)と、その第1の面(91)に直交し車両進行方向に平行で且つ垂直な第2の面(92)と、車両進行方向に直交しかつ第1の面(91)と離隔した位置で前記第1、第2の面(91、92)とも直交する第3の面(93)とを有し、前記第2の面(92)に操作用ロッド(8)を挿通させるための弾性材料よりなるグロメット(96)が係合され、前記第3の面(93)に支持用ピン(60)が突設され、その支持用ピン(60)に係止板(50)が回転自在に支持され、その係止板(50)にハンドル(81)が当接・係合される湾曲部(50a)が形成され、リターンスプリング(70)の付勢によってハンドル(81)を係止するように構成されていることを特徴とするチルトロック装置。
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