JP4250509B2 - 燃料電池用混合タンク及び燃料電池システム - Google Patents

燃料電池用混合タンク及び燃料電池システム Download PDF

Info

Publication number
JP4250509B2
JP4250509B2 JP2003392401A JP2003392401A JP4250509B2 JP 4250509 B2 JP4250509 B2 JP 4250509B2 JP 2003392401 A JP2003392401 A JP 2003392401A JP 2003392401 A JP2003392401 A JP 2003392401A JP 4250509 B2 JP4250509 B2 JP 4250509B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
fuel cell
mixing container
mixing
fuel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003392401A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004186151A (ja
Inventor
要 宮崎
英一 坂上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2003392401A priority Critical patent/JP4250509B2/ja
Publication of JP2004186151A publication Critical patent/JP2004186151A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4250509B2 publication Critical patent/JP4250509B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Description

本発明は燃料電池用の混合タンク及び燃料電池システムに係り、さらに詳細には、混合タンク自体の姿勢がどのような姿勢状態であっても利用可能な混合タンク及び燃料電池システムに関する。
ここでは直接型メタノールタイプの燃料電池の混合タンクについて説明するが、本発明はアノード、カソードにそれぞれ燃料、酸素を送る他の燃料電池のタイプにもあてはまる。
図7に示すように、一般的に燃料電池におけるセル101は、アノード(燃料極)103とカソード(空気極)105との間に固体高分子電解質膜107を挟み込んだ構成であり、アノード103側には燃料、カソード105側には酸化剤(主に酸素)が供給される。以降直接型メタノール燃料電池について説明するが、本発明は他のタイプの燃料電池にも適用可能である。
アノード103側にはメタノール(CH3 OH)と(H2 O)との混合液、すなわちメタノール水溶液が供給され、カソード105側には酸素(O2)、一般には空気中の酸素が供給されると、特定の触媒の存在下で以下のような反応が行われる。
(アノード103側)
CH3 OH+H2O→CO2 +6H+ +6e- −121.9KJ/mol…(1)
(カソード105側)
3/2O2 +6H++6e- →3H2 O+141.95KJ/mol…(2)
ここで、前記電解質膜107は電子(e- )を通さずプロトン(H+ )のみを透過するという特性を有するので、電子(e- )はセル101の外部を回らざるを得ず、この作用によって電気エネルギーとして外部に取り出すことができる。
ところで、仮りに前記電解質膜107が無い場合には、
CH3 OH+3/2H2O→CO2 +2H2 O+24.05KJ/mol…(3)
となり、電気エネルギーとして取り出せず、熱エネルギーとなってしまう。また、前記式(1),(2)からわかるように、アノード103側ではCO2 が生成されて放出され、カソード105側ではH2 Oが生成され放出される。
前記電解質膜107がプロトン(H+ )を透過するには、電解質膜107が水で常に湿っていることが必要であり、そのための水はアノード103側に供給されるメタノール水溶液によって補っている。ここで、前記アノード103側に供給されたメタノールの一部はクロスオーバーメタノールとしてカソード105側に透過することが知られている。
上述のように、カソード105側にメタノールの一部が透過すると、カソード105側に供給される酸素と反応して燃料を浪費するのみならず、カソード105側に生成された水と反応して[前記式(1)参照]、逆起電力を引き起し出力を低下させることになる。
図8は前記セル101を用いた燃料電池の概念的な説明図である。この燃料電池においては、燃料としてメタノールと水とを混合したメタノール水溶液が入っているタンク109内の燃料をアノード103に対して送給するポンプ111を備えると共に、外気をカソード105に対して送給するポンプ113を備えた構成である。
上記構成においては、タンク109内のメタノール水溶液をポンプ111によってアノード103に対して送給し、かつポンプ113によって入口115から外気を吸入し、カソード105に対して外気を送給すると、アノード103及びカソード105において前述したごとき反応が行われ、アノード103側に生成したCO2 及び未反応の一部のメタノール(CH3 OH),H2Oがアノード103側の出口117から外部に排出される。また、カソード105側において生成したH2 O及び外気中のN2が出口119から外部に排出される。
未反応の一部のメタノール及び水を再利用する構成として、図9に示すごとき構成とすることができる。すなわち、前記タンク109とポンプ111との間に気液分離膜121を備えた混合バッファタンク123を配置し、前記タンク109から前記混合バッファタンク123に対してメタノール水溶液を送給するポンプ125を追加すると共に、前記アノード103側の出口117を前記混合バッファタンク123に接続した構成とする。
上記構成によれば、アノード103側の未反応のメタノールと水とを混合バッファタンク123に回収して再利用することができると共に、アノード103側において生成したCO2 を前記混合バッファタンク123において分離して外部へ放出することができる。すなわち、カソード105側の出口119を混合バッファタンク123に接続して、カソード105側に生成した水を再利用することができるものである。通常気体放出部の位置に気液分離膜121が設けられている。この場合、タンク109には、メタノール水溶液でなく、メタノールのみを収納することができ、タンク109の小型化を図ることができる。図10は、カソードに供給された気体を混合バッファタンク123を通して外部に排出するものである。
すなわち、直接型メタノール燃料電池においては、アノード側及びカソード側の生成物は再利用されている。
ところで、アノード、カソードを備えた電池本体での生成物を再利用する燃料電池システムとしてダイレクトメタノール形燃料電池(DMFC)の構成を概略的、概念的に示すと、図11に示すごとき構成である。すなわち、燃料タンク1内のメタノールをポンプ3によって混合タンク(混合容器)5へ供給している。そして、燃料電池本体(セルスタック)7に対して空気及び前記混合タンク5内のメタノール水溶液を前記電池本体7に供給し、前記電池本体7において生成した水、二酸化炭素及び未反応のメタノール等はポンプ9によって回収され前記混合タンク5へ還流されている。
前記混合タンク5においては、前記燃料タンク1から供給されたメタノールと前記電池本体7から回収した水とが混合され、この混合された混合液(メタノール水溶液)が前記電池本体7に供給されるものである。そして、前記電池本体7から回収された二酸化炭素等の気体は、混合タンク5の排気口11から外部に排気されるものである。なお、上記排気口11には、液体の通過は阻止して気体の通過を許容する気液分離膜が設けられている。
上記構成において、図11(B)に示すように上下が反転すると、電池本体7へ燃料を供給するための燃料供給口5Aが上部になって混合タンク5内の気体側となり、メタノール水溶液の安定した供給ができなくなると共に、前記排気口11が下側となって混合タンク5内の気体を排出することができなくなるという問題がある。
そこで、上下が反転した場合であっても電池本体に対して燃料を供給でき、かつ電池本体で生成されたガスを排気する構成が開発されている(例えば特許文献1参照)。
特公平4−14473号公報
上記特許文献1においては、メタノールタンクの上下にそれぞれ孔及びガス排出口を対称的に設け、下側の孔から電池本体のセパレータに設けた下側の孔にメタノールを供給し、上記セパレータに備えた吸い上げ材によってメタノール極に対してメタノールを供給する構成である。そして、前記セパレータの上側に設けた孔とメタノールタンクの上側の孔とを接続した構成であって、この上側の孔からメタノール極で生成したガスを回収し、メタノールタンクの上側のガス排出口から外部にガスを排出する構成である。
したがって、上下が反転した場合には、今まで上側であった孔等が下側となり、下側であった孔等が上側となるものであって、上下反転した場合であっても使用可能である。
しかし、特許文献1においては、メタノールタンクに予め収容したメタノール水溶液を電池本体に供給するにすぎないものであって、電池本体で生成した水や未反応のメタノールを回収する構成ではないので、燃料(メタノール)の無駄が多いという問題がある。また、ガス排出口に備えられる気液分離膜は濡れた状態では気体を通し難くなるのが一般的であるから、上下反転した場合にメタノールタンク内の圧力が上昇し液漏れを生じることがある等の問題がある。
本発明は、前述のごとき従来の問題に鑑みてなされたもので、本発明に係る燃料電池用混合タンクは、燃料電池本体へ供給するための液体燃料を収容する混合容器内に、空間部を有して収納された液体吸収部材と、前記電池本体から回収した排出物を前記混合容器内に導くための排出物導入通路と、前記混合容器内の液体燃料を取出すために前記液体吸収部材に接続した混合液取出通路と、前記混合容器内の気体を外部へ排出すべく前記空間部に接続した排気通路とを備えていることを特徴とするものである。
また、本発明は、上記燃料電池用混合タンクにおいて、前記空間部は前記液体吸収部材の内部に形成してあることを特徴とするものである。
また、本発明は、上記燃料電池用混合タンクにおいて、前記空間部は、前記液体吸収部材と前記混合容器内面との間に形成してあることを特徴とするものである。
また、本発明は、上記燃料電池用混合タンクにおいて、前記空間部は、前記混合容器のほぼ中心部分の空間を包含していることを特徴とするものである。
また、本発明は、上記燃料電池用混合タンクにおいて、前記混合液取出通路の内端部は、前記液体吸収部材のほぼ中心部に配置してあることを特徴とするものである。
また、本発明は、上記燃料電池用混合タンクにおいて、前記排出物導入路の内端部は、前記空間部内において前記液体吸収部材に接触してあることを特徴とするものである。
また、本発明は、上記燃料電池用混合タンクにおいて、前記排気通路には、液体の通過を阻止して気体の通過を許容する気液分離膜を備えていることを特徴とするものである。
また、本発明は、上記燃料電池用混合タンクにおいて、前記混合容器に対する前記液体吸収部材の位置ずれを防止するための位置ずれ防止機構を備えていることを特徴とするものである。
また、本発明に係る燃料電池システムは、アノードとカソードとの間に電解質膜を挟み込んだ構成の燃料電池本体と、前記燃料電池本体へ供給するための液体燃料を収容する混合容器内に、空間部を有して収納された液体吸収部材と、前記電池本体から回収した排出物を前記混合容器内に導くために前記電池本体と前記混合容器とを接続した排出物導入通路と、前記混合容器内の液体燃料を前記アノードへ供給すべく前記液体吸収部材と前記アノードとを接続した混合液取出通路と、前記混合容器内の気体を外部へ排出すべく前記空間部に接続した排気通路と、前記カソードへ空気を供給するための空気供給装置とを備えていることを特徴とするものである。
また、本発明に係る燃料電池システムは、アノードとカソードとの間に電解質膜を挟み込んだ構成の燃料電池本体と、前記燃料電池本体へ供給するための液体燃料を収容する混合容器内に軸心回りに回動可能に備えられた可動軸と、前記混合容器内において当該可動軸に形成した排気通路に連通して設けられた気体取入管と、前記混合容器内において前記可動軸に形成した混合液取出通路に連通して設けた混合液取入管と、前記混合容器の外部において前記可動軸の前記排気通路に連通して設けた排気口と、前記混合容器の外部において前記可動軸の前記混合液取出通路に連通されかつ前記電池本体の前記アノードに接続された混合液供給路とを備え、前記気体取入管側よりも前記混合液取入管側を重く構成してあり、かつ前記カソードへ空気を供給するための空気供給装置と、前記燃料電池本体から回収した排出物を前記混合容器内に導入するための排出物導入通路と、を備えていることを特徴とするものである。
また、本発明に係る燃料電池システムは、アノードとカソードとの間に電解質膜を挟み込んだ構成の燃料電池本体と、前記燃料電池本体へ供給するための液体燃料を収容する混合容器内において当該混合容器内の液体表面に浮遊自在の浮部材と、前記混合容器に設けた排気口に接続され内端の気体取入口が常に前記液体表面より上方に位置するように前記浮部材に支持された排気用可撓性チューブと、前記混合容器に設けた混合液取出口に接続され内端の取入口が前記混合容器内の液体内に常に位置するように前記取入口付近を重く構成し、かつ前記電池本体のアノード側に接続した供給用可撓性チューブと、前記カソードへ空気を供給するための空気供給装置と、前記燃料電池本体から回収した排出物を前記混合容器内に導入するための排出物導入通路と、を備えていることを特徴とするものである。
前記構成により、本発明によれば、燃料電池用の混合タンクが任意の姿勢になった場合であっても、上記混合タンク内から気体の排気を行うことができると共に、電池本体に対して燃料の供給を安定的に行うことができ、前述したごとき従来の問題を解消し得るものである。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について説明するに、前述した従来の構成と同一機能を奏する構成部分には同一符号を付することとして重複した説明は省略する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る混合タンク13を概略的,概念的に示すもので、この混合タンク13における混合容器15内には、毛管現象,その他により液体を吸収自在の例えばスポンジ等の多孔質部材などよりなる液体吸収部材17が内装してある。この液体吸収部材17は、前記混合容器15のいずれの内端と接触してある。そして、この液体吸収部材17の適宜位置,すなわち前記混合容器15のほぼ中心(重心)位置付近には空間部19が形成してある。
ところで、前記空間部19は前記液体吸収部材17によって囲繞されている場合について図示してある。しかし、前記空間部19は前記混合容器15内の気体が集まる空間であれば良いものであって、例えば適宜方向の内面側に開口した構成でもよいものである。
前記混合容器15には、ポンプ(図示省略)を介して燃料タンク(図示省略)から燃料として供給されるメタノールを受入れる燃料受入口21が形成してあると共に、電池本体(図示省略)において生成された水,二酸化炭素及び未反応のメタノール等の排出物をポンプ(図示省略)を介して回収する排出物導入通路23が設けてある。この排出物導入通路23はノズル,パイプ等よりなるものであって、その内端部23Aの開口は、前記液体吸収部材17に形成した前記空間部19の内周面(内面)に接触してある。
したがって、前記排出物導入通路23から混合容器15内に回収導入された水,メタノール水溶液等の排出物は前記液体吸収部材17に効率良く吸収され、上記排出物中の液体と共に導入された気体は前記空間部19内に拡散することになる。よって、前記燃料受入口21から導入された燃料(メタノール)は、前記排出物導入通路23から導入された水,メタノール水溶液等と混合されることになる。
そして、混合容器15内の混合液は、当該混合容器15に設けた混合液取出通路25から取出されて電池本体へ供給されるものである。前記混合液取出通路25はパイプ等によって構成してあって、前記液体吸収部材17に接続してある。すなわち、混合液取出通路25の内端部25Aは前記液体吸収部材17内に没入してある。なお、上記内端部25Aは、液体吸収部材17内に没入することなく、液体吸収部材17の表面に接触した構成でも良いものである。
さらに、前記混合容器15には、当該混合容器15内の気体を外部へ排気するための排気通路27が設けてある。この排気通路27はパイプ等よりなるものであって、その内端部27Aは前記空間部19のほぼ中央部に配置してあり、この内端部27Aには、液体の通過は阻止して気体の通過は許容する通常の気液分離膜29が設けられている。
したがって、前記液体吸収部材17が過飽和状態となって空間部19内に液体が溢れでるようなことがあっても、前記内端部27A等が直ちに液体内に没入するようなことはなく、気体の排気を安定して行うことができるものである。
上記構成により、燃料受入口21から送給された燃料としてのメタノールと排出物導入通路23を介して電池本体から送給回収された水,メタノール水溶液の液体は混合容器15内において、従来構成と同様に混合される。そして、混合液取出通路25を介して従来と同様に電池本体に対して燃料(メタノール水溶液)が供給されると共に、前記排出物導入通路23を介して電池本体から回収された気体は空間部19内に拡散し、気液分離膜29を通過して排気通路27から外部へ排気されるものである。
前記混合容器15内の液体は、液体吸収部材17の吸収機能によって液体吸収部材17に吸収された状態にあり、液体吸収部材17内に形成した空間部19内が液体によって充満するようなことはなく、排気通路27からの排気は常に円滑に行われ得るものである。
前記構成において、混合容器15の姿勢が種々変化して、混合液取出通路25の内端部25Aの位置が混合容器15の下側部分に位置する状態においては何等の問題なく電池本体に対して燃料の供給を行うことができる。ここで、前記混合液取出通路25の内端部25Aが混合容器15の上側部分に位置する状態となった場合であってもすなわち、混合容器15がどのような向きであっても、液体吸収部材17の毛細管現象により、液体の燃料は混合液取出通路25の内端部25Aに至ることとなり、電池本体に対して燃料の供給を安定して行うことができるものである。
なお、前記混合液取出通路25は、混合容器15の複数箇所に配置し(例えば混合容器15が六面体の場合は6箇所等)、混合容器15が種々の姿勢状態であっても適数の混合液取出通路25が混合容器15の下側に位置する構成とすることが望ましい。このような構成とすることにより、電池本体に対する燃料の送出量を稼ぐことができると共に燃料供給の安定化を図ることができるものである。
図2は第2の実施形態を概念的,概略的に示すもので、この第2の実施形態においては、混合容器31の対向した壁部のほぼ中央部に可動軸33を相対的に回動自在に設けた構成である。この可動軸33は両端支持であることが望ましいが、必ずしも両端支持に限ることなく、片持支持であっても良いものである。
前記可動軸33には、軸心と平行な排気通路35が形成してあると共に混合液取出通路37が形成してある。そして、前記混合容器31内において前記可動軸33には、混合容器31内の混合液41の液面41Aより上方に突出した上端部に開口39Aを備えたパイプ状の気体取入管39が一体に取付けてあり、この気体取入管39は前記排気通路35に連通してある。
さらに、前記混合容器31内において前記可動軸33には、前記混合容器31内の混合液41内に開口した下端部を没入した状態の混合液取入管43が一体的に取付けてあり、この混合液取入管43は前記混合液取出通路37に連通してある。そして、前記気体取入管39側が常に上方を指向し混合液取入管43が下方向方向を指向した状態にあるように、前記気体取入管39側よりも混合液取入管43側を重くすべく、前記混合液取入管43の下端部には重錘45が取付けてある。
前記混合容器31の外部において前記可動軸33には前記排気通路35に連通した排気口47が一体的に設けてあると共に、前記可動軸33の前記混合液取出通路37に接続されかつ電池本体側に接続された混合液供給路を構成するパイプ49が前記可動軸33に一体的に設けられている。
なお、前記混合容器31には、前述した第1の実施形態と同様に、燃料タンクから燃料(メタノール)を受入れる燃料受入口(図示省略)が接続してあると共に、電池本体側からの排出物を導入する排出物導入通路(図示省略)が接続してある。
上記構成によれば、可動軸33の回りに混合容器31が相対的に回動した場合であっても、気体取入管39の開口39Aは常に液面41Aから上方に突出した状態にあって、混合容器31内の気体は、気体取入管39,排気通路35及び排気孔47を介して外部に排気されるものである。また、混合液取入管43の下端部は常に混合液(メタノール水溶液)内に没入した状態にあり、混合液取入管43,混合液取出通路37及びパイプ49を介して電池本体に対して燃料を安定して供給することができるものである。
上記構成においては、可動軸33の軸心に対して直交する方向の軸心回りに混合容器31が回動した場合には対応困難であり、適用範囲が限定されることになるが、次のごとき構成とすることにより、対応可能となるものである。
すなわち、図2(B)に示すように、可動軸33(この場合、可動軸は混合容器31に固定した構成であっても良い)の混合容器31内に位置する部分にそれぞれ隣接して周溝51A,51Bを形成し、一方の周溝51A内には前記排気通路35に連通した連通孔53Aを設け、他方の周溝51Bには前記混合液取出通路37に連通した連通孔53Aを設ける。
そして、前記可動軸33と密に嵌合して相対的に回動自在の筒状の回転軸55に、当該回転軸55の軸心に対して直交する方向に突出した支持軸57を設け、この支持軸57に隣接してそれぞれ形成した周溝59A,59Bの一方の周溝59Aに、前記回転軸55の内周面であって前記可動軸33の前記周溝51Aに対応した位置に開口した連通孔61Aを設ける。上記周溝59A,59Bの他方の周溝59Bには、前記回転軸55の同周面であって前記可動軸33の前記周溝51Bに対応した位置に開口した連通孔61Bを設ける。
そして、前記支持軸57と密に嵌合して相対的に回転自在の筒状の回転軸63に前記気体取入管39と混合液取入管43とを上下逆方向にかつ互いの軸心を前記周溝59A,59Bに対応するように位置をずらして設け、前記気体取入管39は前記周溝59Aに連通し、前記混合液取入管43は周溝59Bに連通した構成とする。
上記構成により、気体取入管39は、支持軸57の周溝59A,連通孔61A,可動軸33の周溝51A,連通孔53Aを介して排気通路35と常に連通した状態にあり、混合液取入管43は、支持軸57の周溝59B,連通孔61B,可動軸33の周溝51B,連通孔53Bを介して混合液取出通路37に常に連通した状態にある。
すなわち、混合容器31が可動軸33の軸心回りに相対的に回動したときには、可動軸33と回転軸55との間において相対的な回転を生じて気体取入管39は上方向を指向した状態にある。また、前記可動軸33の軸心に対して直交する方向の軸心回りに混合容器31が相対的に回動するときには、支持軸57と回転軸63との間に相対的な回転を生じ、気体取入管39は上方向を指向した状態にある。
さらに、前記可動軸33の軸心に対して交差する方向の軸心回りに前記混合容器31が相対的に回動する場合には、前記可動軸33と回転軸55との間の相対的な回動及び支持軸57と回転軸63との間の相対的な回動とが相俟って、前記気体取入管39は上方向を指向した状態にあるものである。
したがって、混合容器31が種々の方向へ相対的に回動した場合であっても、混合容器31内において気体取入管39は常に上方向を指向した状態に保持され、その開口39Aは混合容器31内の液面41Aから常に上方向に突出した状態にあるものである。
なお、上記構成において、気体取入管39の開口39Aには気液分離膜を設けることが望ましく、混合液取入管43の先端部に、液体吸収部材を設けることが望ましい。このような構成とすることにより、気体取入管39内に液体が入ることを防止できると共に、混合容器31内の混合液を混合液取入管43の先端部に効果的に集めることができるものである。
図3は第3の実施形態を概念的,概略的に示すもので、この第3の実施形態においては、混合容器65に設けた排気口67に接続された排気用可撓性チューブ69の内端部を、前記混合容器65内の混合液(メタノール水溶液)の液面に浮遊した浮部材71によって支持し、このチューブ69の内端部の気体取入口69Aを常に液面41Aより上方の位置において上方向に指向してある。
なお、前記チューブ69の内端部の気体取入口69Aを常に上方向に指向した状態に保持するように、前記浮部材71の下側において、チューブ69には重鐘69Bが取付けてある。
また、前記混合容器65に設けた混合液取出口73に接続した供給用可撓性チューブ75の先端部には重錘77が取付けてあって、当該可撓性チューブ75の先端部は、混合容器65内の混合液41内に常に没入した状態にある。なお、混合容器65には排出物導入通路23が設けられていると共に燃料受入口(図示省略)が設けてある。
上記構成によれば、混合容器65が任意の方向に回動した場合であっても、排気用可撓性チューブ69の先端部は浮部材71により支持されて常に混合液41の液面より上方に位置するものであり、混合容器65内の気体の排気を常に円滑に行い得るものである。また供給用可撓性チューブ75の先端部(内端部)は重錘77によって常に混合液41内に没入された状態に保持されるものであって、電池本体に対して混合液(燃料:メタノール水溶液)の供給を安定して行うことができるものである。
この構成においても、気体取入口69Aに気液分離膜を設け、またチューブ75の先端部に液体吸収部材を設けることが望ましいものである。
図4は第4の実施形態を概念的、概略的に示すもので、前述の第1の実施形態の変形例を示すものである。本実施形態による混合タンク213は、前述と同様に、多孔質材料のような適宜の材料からなる液体吸収部材217を収容する混合容器215を備える。前記液体吸収部材217は、その内部に空洞を有しておらず、代わりに前記混合タンク213のいずれか一つ以上の面との間に空間部としてのギャップ219を有する。さらに前記混合容器215は、前述の構成と同様に、燃料電池(図示省略)から排出物が供給される排気流入路223を備え、前記液体吸収部材217において混合物が生成される。
前記混合タンク213は、前記ギャップ219内の気体を外部へ吐出すべく、それぞれ前記ギャップ219に面した排気口227Aおよび227Bを備えている。前記排気口227Aと前記排気口227Bは、図4に示されるごとく互いに離れた位置とすることが望ましい。このような構成とすることにより、いずれかの排気口227Aまたは227Bが万一液体によって閉塞されてしまっても、他方によって排気を保証することができる。また、前記排気口227Aおよび227Bは、互いに、近接していてもよいし、いずれか一方のみでもよい。さらに、前記排気口227Aおよび227Bは、それぞれ気液分離膜を備えていてもよい。
前記混合容器215は、さらに、前記液体吸収部材217に吸収されている混合物(液体燃料:メタノール水溶液)を取出すために、混合液取出路225を備えている。その先端225Aは前記液体吸収部材217のほぼ中心、特に重心に位置している。前記液体吸収部材217が吸蔵する前記混合物は、その毛管力により、常に前記先端225Aに輸送される。さらに、前記先端225Aは前記液体吸収部材217のほぼ中心に位置しているので、前記混合容器215がどのような向きとされても、安定して前記混合物が輸送される。すなわち、前述の構成と同様な効果を奏しうるものである。
図4には図示されていないが、前記液体吸収部材217が前記混合容器215内において揺動し位置ずれすることを防止すべく、前記混合容器215に適宜の位置ずれ防止機構を内装してもよい。位置ずれ防止機構を備えることにより、前記液体吸収部材217が膨張と収縮を繰り返しても、初期の位置から外れることがなく、安定してその機能を果たすことができる。位置ずれ防止機構としては、前記混合容器215の内面が有する複数の突起でもよいし、適宜の接着剤であってもよい。
本発明の各実施形態による混合タンクは、図5ないし図6に示す構成により、燃料電池システムに利用される。これら図中において、参照番号300は、いずれかの実施形態による混合タンクである。図5に示す燃料電池システムでは、燃料電池101のアノード103およびカソード105のいずれかまたは両方の排気が混合タンク300に導入される。前記混合タンク300には、燃料タンク109と燃料を供給するためのポンプ125とが接続されており、前記燃料と前記排気が混合される。前記混合タンク300において気液分離された後、液体(メタノール水溶液)はポンプ111により前記アノード103へ導入される。前記カソード105にはさらに空気供給路115とポンプ113が接続されており、外気が導入されるようになっている。前記液体と前記外気とから、発電が為される。燃料電池システムは、図6に示すごとく、前記混合タンク300を前記ポンプ111より下流に配置してもよい。この構成では、前記燃料電池101からの排気管に、燃料タンク109とバルブ141が直接に接続されており、前記排気管において前記排気と前記燃料が混合される。そして、前記混合タンク300において、気液分離がなされる。
本発明の第1の実施の形態に係る混合タンクの概念的,概略的な説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係る混合タンクの概念的,概略的な説明図である。 本発明の第3の実施の形態に係る混合タンクの概念的,概略的な説明図である。 本発明の第4の実施の形態に係る混合タンクの概念的,概略的な説明図である。 本発明の実施形態のいずれかによる混合タンクを適用した燃料電池システムの第一の例の模式図である。 本発明の実施形態のいずれかによる混合タンクを適用した燃料電池システムの第二の例の模式図である。 直接型メタノール燃料電池の模式図である。 従来の直接型メタノール燃料電池の説明図である。 従来の直接型メタノール燃料電池の説明図である。 従来の直接型メタノール燃料電池の説明図である。 ダイレクトメタノール燃料電池の概略的、概念的な構成を示す説明図である。
符号の説明
1 燃料タンク
3,9 ポンプ
5,13 混合タンク
7 電池本体
11,67 排気口
15,31,65 混合容器
17 液体吸収部材
19 空間部
21 燃料受入口
23 排出物導入通路
23A,25A,27A 内端部
25,37 混合液取出通路
27.35 排気通路
29 気液分離膜
33 可動軸
39 気体取入管
43 混合液取入管
69 排気用可撓性チューブ
71 浮部材
75 供給用可撓性チューブ
77 重鐘

Claims (11)

  1. 燃料電池本体へ供給するための液体燃料を収容する混合容器内に、空間部を有して収納された液体吸収部材と、前記電池本体から回収した排出物を前記混合容器内に導くための排出物導入通路と、前記混合容器内の液体燃料を取出すために前記液体吸収部材に接続した混合液取出通路と、前記混合容器内の気体を外部へ排出すべく前記空間部に接続した排気通路とを備えていることを特徴とする燃料電池用混合タンク。
  2. 請求項1に記載の燃料電池用混合タンクにおいて、前記空間部は前記液体吸収部材の内部に形成してあることを特徴とする燃料電池用混合タンク。
  3. 請求項1に記載の燃料電池用混合タンクにおいて、前記空間部は、前記液体吸収部材と前記混合容器内面との間に形成してあることを特徴とする燃料電池用混合タンク。
  4. 請求項2又は3に記載の燃料電池用混合タンクにおいて、前記空間部は、前記混合容器のほぼ中心部分の空間を包含していることを特徴とする燃料電池用混合タンク。
  5. 請求項1,2又は3に記載の燃料電池用混合タンクにおいて、前記混合液取出通路の内端部は、前記液体吸収部材のほぼ中心部に配置してあることを特徴とする燃料電池用混合タンク。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の燃料電池用混合タンクにおいて、前記排出物導入路の内端部は、前記空間部内において前記液体吸収部材に接触してあることを特徴とする燃料電池用混合タンク。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の燃料電池用混合タンクにおいて、前記排気通路には、液体の通過を阻止して気体の通過を許容する気液分離膜を備えていることを特徴とする燃料電池用混合タンク。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の燃料電池用混合タンクにおいて、前記混合容器に対する前記液体吸収部材の位置ずれを防止するための位置ずれ防止機構を備えていることを特徴とする燃料電池用混合タンク。
  9. アノードとカソードとの間に電解質膜を挟み込んだ構成の燃料電池本体と、前記燃料電池本体へ供給するための液体燃料を収容する混合容器内に、空間部を有して収納された液体吸収部材と、前記電池本体から回収した排出物を前記混合容器内に導くために前記電池本体と前記混合容器とを接続した排出物導入通路と、前記混合容器内の液体燃料を前記アノードへ供給すべく前記液体吸収部材と前記アノードとを接続した混合液取出通路と、前記混合容器内の気体を外部へ排出すべく前記空間部に接続した排気通路と、前記カソードへ空気を供給するための空気供給装置とを備えていることを特徴とする燃料電池システム。
  10. アノードとカソードとの間に電解質膜を挟み込んだ構成の燃料電池本体と、前記燃料電池本体へ供給するための液体燃料を収容する混合容器内に軸心回りに回動可能に備えられた可動軸と、前記混合容器内において当該可動軸に形成した排気通路に連通して設けられた気体取入管と、前記混合容器内において前記可動軸に形成した混合液取出通路に連通して設けた混合液取入管と、前記混合容器の外部において前記可動軸の前記排気通路に連通して設けた排気口と、前記混合容器の外部において前記可動軸の前記混合液取出通路に連通されかつ前記電池本体の前記アノードに接続された混合液供給路とを備え、前記気体取入管側よりも前記混合液取入管側を重く構成してあり、かつ前記カソードへ空気を供給するための空気供給装置と、前記燃料電池本体から回収した排出物を前記混合容器内に導入するための排出物導入通路と、を備えていることを特徴とする燃料電池システム。
  11. アノードとカソードとの間に電解質膜を挟み込んだ構成の燃料電池本体と、前記燃料電池本体へ供給するための液体燃料を収容する混合容器内において当該混合容器内の液体表面に浮遊自在の浮部材と、前記混合容器に設けた排気口に接続され内端の気体取入口が常に前記液体表面より上方に位置するように前記浮部材に支持された排気用可撓性チューブと、前記混合容器に設けた混合液取出口に接続され内端の取入口が前記混合容器内の液体内に常に位置するように前記取入口付近を重く構成し、かつ前記電池本体のアノード側に接続した供給用可撓性チューブと、前記カソードへ空気を供給するための空気供給装置と、前記燃料電池本体から回収した排出物を前記混合容器内に導入するための排出物導入通路と、を備えていることを特徴とする燃料電池システム。
JP2003392401A 2002-11-22 2003-11-21 燃料電池用混合タンク及び燃料電池システム Expired - Fee Related JP4250509B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003392401A JP4250509B2 (ja) 2002-11-22 2003-11-21 燃料電池用混合タンク及び燃料電池システム

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002340065 2002-11-22
JP2003392401A JP4250509B2 (ja) 2002-11-22 2003-11-21 燃料電池用混合タンク及び燃料電池システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004186151A JP2004186151A (ja) 2004-07-02
JP4250509B2 true JP4250509B2 (ja) 2009-04-08

Family

ID=32774715

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003392401A Expired - Fee Related JP4250509B2 (ja) 2002-11-22 2003-11-21 燃料電池用混合タンク及び燃料電池システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4250509B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006049032A (ja) * 2004-08-03 2006-02-16 Nidec Sankyo Corp 燃料カートリッジ及び燃料電池システム
JP4714460B2 (ja) * 2004-12-17 2011-06-29 セイコーインスツル株式会社 燃料電池システム
JP4714461B2 (ja) * 2004-12-20 2011-06-29 セイコーインスツル株式会社 燃料電池システム
JP4959957B2 (ja) * 2005-06-22 2012-06-27 株式会社東芝 燃料電池
KR100696526B1 (ko) 2005-06-30 2007-03-19 삼성에스디아이 주식회사 직접액체연료전지의 기액 분리장치
KR100724627B1 (ko) * 2005-06-30 2007-06-04 주식회사 하이닉스반도체 스텝게이트비대칭리세스 구조를 갖는 반도체소자의 제조방법
KR100918309B1 (ko) * 2005-11-01 2009-09-18 주식회사 엘지화학 안정한 구조의 직접 메탄올 연료전지용 물 조절기 시스템
KR100898708B1 (ko) 2005-11-15 2009-05-21 주식회사 엘지화학 직접 메탄올 연료전지용 물 조절기 시스템
KR100751365B1 (ko) * 2006-02-07 2007-08-22 삼성에스디아이 주식회사 직접액체연료전지의 기액 분리장치
KR101252839B1 (ko) * 2006-03-03 2013-04-09 삼성에스디아이 주식회사 회수장치를 채용한 연료전지
KR100717760B1 (ko) 2006-05-04 2007-05-11 삼성에스디아이 주식회사 직접 산화형 연료 전지용 믹스 탱크 및 이를 포함하는 연료전지 시스템
JP5151138B2 (ja) * 2006-12-18 2013-02-27 カシオ計算機株式会社 液体回収装置及び電子機器
JP2008159482A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Ricoh Co Ltd 燃料電池ユニット、電子機器及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004186151A (ja) 2004-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4250509B2 (ja) 燃料電池用混合タンク及び燃料電池システム
EP1306917B1 (en) Fuel supply for a fuel cell
US20080206612A1 (en) Mixing tank for fuel cell
US20070190370A1 (en) Air and liquid separator and fuel cell system therefor
CN108390082B (zh) 一种用于直接液体进料燃料电池的分离器
JP2008108698A (ja) 電源システム
JP4800241B2 (ja) 燃料電池及びその駆動方法
JP5082400B2 (ja) 燃料容器及び発電装置
JP5166701B2 (ja) 液体カートリッジ
JP2007323920A (ja) 燃料電池装置
JP2007095400A (ja) 燃料カートリッジ
TWI344715B (en) Fluid tank used as a water controller system for fuel cells
CN101461080B (zh) 用于燃料电池的流体槽
JP5140906B2 (ja) 電子機器、燃料供給システム及び燃料供給方法
JP4752559B2 (ja) 燃料電池システム
JP2006128045A (ja) 流体容器
JP2009064717A (ja) 吸液構造、発電装置及び電子機器
JP5413617B2 (ja) 燃料電池システム
JP4961106B2 (ja) 燃料容器
JP2005285546A (ja) 電子機器
JP2020135944A (ja) 燃料電池水タンク、及び燃料電池発電システム
JP2006147352A (ja) 燃料容器
JP2007265662A (ja) 燃料電池
KR20070090606A (ko) 가변의 연료용기를 포함하는 연료공급부를 채용한 연료전지시스템
KR20070038646A (ko) 연료 전지 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070719

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080408

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080603

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080722

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090119

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees