JP2008159482A - 燃料電池ユニット、電子機器及び画像形成装置 - Google Patents

燃料電池ユニット、電子機器及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】姿勢が変化しても発電が確実に継続することができる燃料電池ユニットを提供する。
【解決手段】燃料を蓄えた燃料タンクから気体と液体が混在する循環タンクへと燃料が供給され、前記循環タンクから蓄電器に並列に接続された燃料電池セルスタックへと燃料が供給され、前記循環タンクから水を蓄えて気体と液体が混在する水タンクへと炭酸ガスが供給され、前記水タンクから大気へ炭酸ガスが放出され、前記燃料電池セルスタックから前記循環タンクへと燃料が循環され、前記水タンクから前記循環タンクへと水が供給されて発電する燃料電池ユニットであって、前記燃料電池ユニット姿勢が変化した場合にも、前記発電が継続するように液体と気体が混在する前記循環タンクおよび前記水タンクの液体吸い出し口が、重力方向に、前記循環タンクおよび前記水タンクの気体吸い出し口が、反重力方向に自動的に移動するよう制御される構成となっている。
【選択図】図1

Description

この発明は、複写機やプリンタ等の電源部の燃料電池システムに関し、特に、姿勢が変化しても発電が確実に継続することができる燃料電池ユニットに関する。
一般に、複写機やプリンタ等の電源部には、電池の一種類として燃料電池を使用した燃料電池ユニットが設けられている。
図13に、従来の燃料電池ユニットの概略構成図を示す。
図13に示すように、この燃料電池ユニット3は、燃料電池セルスタック5、燃料電池制御部52、およびその他の補機で構成され、その他の補機には、燃料タンク17、燃料ポンプP1、循環タンク119、燃料供給路27、循環ポンプP2、ブロワーP3、ラジエター31、冷却風37、ファン35、水タンク120および水ポンプP4等が含まれる。
燃料電池制御部52は、燃料電池ユニット3の全体制御を行うために、燃料ポンプP1、循環ポンプP2、ブロワーP3、ファン35、および水ポンプP4に制御信号を送るようになっている。
そして、燃料ポンプP1および逆止弁7を介して燃料供給路4により燃料タンク17から循環タンク119へと燃料が供給されるようになっており、燃料ポンプP2を介して燃料供給路27により循環タンク119から燃料電池セルスタック5へと燃料が供給されるようになっており、燃料供給路11により燃料電池セルスタック5から循環タンク119へと燃料が循環されるようになっている。また、水ポンプP4および逆止弁15を介して水供給路13により水タンク120から循環タンク119へと水が供給されるようになっている。また、循環タンク119から水タンク120へと炭酸ガスが供給され、水タンク120から大気へ炭酸ガスが放出される。
なお、ここで、循環タンク119の炭酸ガスの吐き出し口は、循環タンク119の上部に固定して設けられ、循環タンク119の燃料の吸出し口は、循環タンク119の下部に固定して設けられている。また、水タンク120の気体吐き出し口は、水タンク120の上部に固定して設けられ、水タンク120の水の吸出し口は、水タンク120の下部に固定して設けられている。
また、燃料電池セルスタック5は、メタノールを電気化学的酸化する触媒(メタノール酸化電極触媒)を有するアノード(燃料極)8と、酸素を選択的に電気化学的還元する触媒(酸素還元電極触媒)を有するカソード(空気極)10との間に電解質膜12とを有する構成となっている。そして、アノード(燃料極)8とカソード(空気極)10の間には、アノード(燃料極)8側の片面に燃料を流す為の溝を設け、反対側、つまりカソード(空気極)10側の片面に空気を流す為の溝を設けた導電性のセパレーター14を有するようになっている。これらの溝によってアノード(燃料極)8に燃料を、カソード(空気極)10に空気を供給することで発電が行われる。
なお、燃料電池セルスタック5は単セルとしても良いが、通常は必要な電圧を確保するため、単セルを直列接続したセルスタックが用いられる。
そして、燃料の濃度が高すぎると、アノード8で反応しなかった燃料が高分子電解質膜を通り過ぎてカソード10で反応する「クロスオーバー現象」が発生する問題があった。このためアノード(燃料極)8へは数%程度に希釈されたメタノールを供給する必要がある。
また、発電を持続するためには、数%に希釈されたメタノールを発電している間中、燃料電池セルに供給し続ける必要がある。しかし、燃料タンク内の燃料を最初から数%程度に希釈されたメタノールを使用すると、燃料タンクが非常に大きくなってしまうので、燃料タンクには高濃度(例えば100%)の燃料を入れておき、燃料タンクとは別に容器を設け、そこで、濃度が数%になるように薄めてから燃料電池セルに供給することにすれば燃料タンクを小さくしても長時間の運転を行うことができる。
また、イオン伝導性の固体高分子電解質膜を負極と正極の二つの電極に挟したセル又はセルスタックの、負極に循環タンクから供給する液体燃料はメタノールの水溶液であり、循環タンクに補給する液体燃料はそれに比べて高濃度のメタノールの水溶液、或いはメタノールとなっている。
なお、先行技術としては、特許文献1として、タンク部材110内に延在し液体燃料185の供給を行う燃料供給管120に柔軟性を持たせ、かつ燃料供給管における液体燃料の吸引口121の近傍に重り部材122を設け、吸引口は常に液体燃料部分へ移動可能とし、常に液体燃料に浸され、よって、燃料電池を携帯用の電子機器に設けた場合であっても安定した燃料供給が可能となる技術が開示されている。
特許文献2として、燃料電池11の燃料貯蔵部21の燃料が所定値まで少なくなると、第1電圧変換部14又は第2電圧変換部15のいずれか一方の動作を停止させ、機能回路3における必要最低限の機能だけを作動させて電力消費量を低減させる技術が開示されている。
特開2005−332592公報 特開2004−227805公報
しかしながら、上記従来の従来の燃料電池ユニットには以下のような問題点があった。 すなわち、燃料電池は例えば鞄などに入れて持ち運び中もノートパソコンへ充電出来るように、姿勢が変化しても発電可能な方が望ましい。
しかしながら、以上説明したように、循環タンク119や水タンク120の液体の吸い出し口はタンクの下部に、気体の吐き出し口はタンク上部に固定して設けられているので、例えば、持ち運び中に引っくり返すと、図14に示すように、液体が重力で下方向に移動する為、燃料タンクのメタノール吸い出し口は空中に露出し、燃料タンクからは高濃度メタノールではなく空気しか吸い出せなくなってしまう。
そして、循環タンクも希釈されたメタノールを燃料電池セルに、供給出来なくなり空気しか送れなくなってしまう、また、炭酸ガス吐き出し口は数%のメタノール水溶液中に没してしまうので、気体ではなく希釈されたメタノール水溶液を水タンク20内へ吐き出す事になる。
また、水タンクも本来、空気と炭酸ガスを排出するパイプから、気体ではなく水を空になるまで排出する事になるので、当然、発電を続ける事は出来なくなるだけでなく、燃料電池セルに深刻なダメージを与えてしまう。
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、姿勢が変化しても発電が確実に継続するようにした燃料電池ユニットを提供することである。
上述の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、燃料を蓄えた燃料タンクから気体と液体が混在する循環タンクへと燃料が供給され、前記循環タンクから蓄電器に並列に接続された燃料電池セルスタックへと燃料が供給され、前記循環タンクから水を蓄えて気体と液体が混在する水タンクへと炭酸ガスが供給され、前記水タンクから大気へ炭酸ガスが放出され、前記燃料電池セルスタックから前記循環タンクへと燃料が循環され、前記水タンクから前記循環タンクへと水が供給されて発電する燃料電池ユニットであって、前記燃料電池ユニット姿勢が変化した場合にも、前記発電が継続するように液体と気体が混在する前記循環タンクおよび前記水タンクの液体吸い出し口が、重力方向に、前記循環タンクおよび前記水タンクの気体吸い出し口が、反重力方向に自動的に移動するよう制御されることを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、前記循環タンクおよび前記水タンクの液体吸い出し口が、重りの付けられた屈曲自在なチューブに接続され、前記循環タンクおよび前記水タンクの気体吸い出し口が、浮きの付けられた屈曲自在なチューブに接続されていることを特徴とする。
また、請求項3記載の発明は、前記液体吸い出し口が接続されたチューブが重りのほぼ中央を貫通していることを特徴とする。
また、請求項4記載の発明は、前記重りの材質は、前記チューブの端部の開口部に近い方が重く、遠い方が軽くなっていることを特徴とする。
また、請求項5記載の発明は、前記気体吸い出し口が接続されたチューブが浮きのほぼ中央を貫通していることを特徴とする。
また、請求項6記載の発明は、前記浮きの材質は、前記チューブの端部の開口部に近い方が軽く、遠い方が重くなっていることを特徴とする。
また、請求項7記載の発明は、前記液体吸い出し口を有するチューブの固定部と、前記気体吸い出し口を有するチューブの固定部が、前記タンクの対向する壁面に設置されていることを特徴とする。
また、請求項8記載の発明は、前記チューブが、前記タンク内で接触が不可能な短いチューブ長であることを特徴とする。
また、請求項9記載の発明は、前記チューブが前記タンク内で接触が不可能なように前記タンク内に隔壁が設けられていることを特徴とする。
また、請求項10記載の発明は、燃料を蓄えた燃料タンクから気体と液体が混在する循環タンクへと燃料が供給され、前記循環タンクから蓄電器に並列に接続された燃料電池セルスタックへと燃料が供給され、前記循環タンクから水を蓄えて気体と液体が混在する水タンクへと炭酸ガスが供給され、前記水タンクから大気へ炭酸ガスが放出され、前記燃料電池セルスタックから前記循環タンクへと燃料が循環され、前記水タンクから前記循環タンクへと水が供給されて発電する燃料電池ユニットであって、前記燃料電池ユニット姿勢が変化した場合にも、前記発電が継続するように液体と気体が混在する前記循環タンクおよび前記水タンクの液体吸い出し口が、重力方向に、前記循環タンクおよび前記水タンクの気体吸い出し口が、反重力方向に自動的に移動するよう制御される燃料電池ユニットを有する電子機器を特徴とする。
また、請求項11記載の発明は、燃料を蓄えた燃料タンクから気体と液体が混在する循環タンクへと燃料が供給され、前記循環タンクから蓄電器に並列に接続された燃料電池セルスタックへと燃料が供給され、前記循環タンクから水を蓄えて気体と液体が混在する水タンクへと炭酸ガスが供給され、前記水タンクから大気へ炭酸ガスが放出され、前記燃料電池セルスタックから前記循環タンクへと燃料が循環され、前記水タンクから前記循環タンクへと水が供給されて発電する燃料電池ユニットであって、前記燃料電池ユニット姿勢が変化した場合にも、前記発電が継続するように液体と気体が混在する前記循環タンクおよび前記水タンクの液体吸い出し口が、重力方向に、前記循環タンクおよび前記水タンクの気体吸い出し口が、反重力方向に自動的に移動するよう制御される燃料電池ユニットを有する画像形成装置を特徴とする。
また、請求項12記載の発明は、前記燃料はメタノールの水溶液であり、前記循環タンクに補給する液体燃料はそれに比べて高濃度のアルコールの水溶液、或いはアルコールであることを特徴とする。
本発明によれば、姿勢が変化しても発電が確実に継続するよう液体と気体が混在するタンクからの液体吸い出し口は、チューブの先端付近に重りを付ける事で、重力方向に移動しチューブ先端が常に液体中に有るようにし、液体と気体が混在するタンクの気体吐出口は、チューブの先端付近に浮きを付ける事で、反重力方向に自動的に移動し、チューブ先端が常に液体から飛び出した状態にしているので、姿勢が変化しても液体と気体が混在するタンクからポンプは常に液体を吸い出して燃料電池セルへ供給し、姿勢が変化しても気体を排出する事ができる。
以下に添付の図を参照してこの発明の実施形態を詳細に説明する。
[実施例]
図1は、本発明による燃料電池ユニットの一実施形態の概略構成図である。
図1に示すように、この燃料電池ユニット3は、燃料電池セルスタック5、燃料電池制御部52、およびその他の補機で構成され、その他の補機には、燃料タンク17、燃料ポンプP1、循環タンク19、燃料供給路27、循環ポンプP2、ブロワーP3、ラジエター31、冷却風37、ファン35、水タンク20および水ポンプP4等が含まれる。
燃料電池制御部52は、燃料電池ユニット3の全体制御を行うために、燃料ポンプP1、循環ポンプP2、ブロワーP3、ファン35、および水ポンプP4に制御信号を送るようになっている。
そして、燃料ポンプP1および逆止弁7を介して燃料供給路4により燃料タンク17から循環タンク19へと燃料が供給されるようになっており、燃料ポンプP2を介して燃料供給路27により循環タンク19から燃料電池セルスタック5へと燃料が供給されるようになっており、燃料供給路11により燃料電池セルスタック5から循環タンク19へと燃料が循環されるようになっている。また、水ポンプP4および逆止弁15を介して水供給路13により水タンク20から循環タンク19へと水が供給されるようになっている。また、循環タンク19から水タンク20へと炭酸ガスが供給され、水タンク20から大気へ炭酸ガスが放出される。
また、燃料電池セルスタック5は、メタノールを電気化学的酸化する触媒(メタノール酸化電極触媒)を有するアノード(燃料極)8と、酸素を選択的に電気化学的還元する触媒(酸素還元電極触媒)を有するカソード(空気極)10との間に電解質膜12とを有する構成となっている。そして、アノード(燃料極)8とカソード(空気極)10の間には、アノード(燃料極)8側の片面に燃料を流す為の溝を設け、反対側、つまりカソード(空気極)10側の片面に空気を流す為の溝を設けた導電性のセパレーター14を有するようになっている。これらの溝によってアノード(燃料極)8に燃料を、カソード(空気極)10に空気を供給することで発電が行われる。
なお、燃料電池セルスタック5は単セルとしても良いが、通常は必要な電圧を確保するため、単セルを直列接続したセルスタックが用いられる。
そして、燃料の濃度が高すぎると、アノード8で反応しなかった燃料が高分子電解質膜を通り過ぎてカソード10で反応する「クロスオーバー現象」が発生する問題があった。このためアノード(燃料極)8へは数%程度に希釈されたメタノールを供給する必要がある。
また、発電を持続するためには、数%に希釈されたメタノールを発電している間中、燃料電池セルに供給し続ける必要がある。しかし、燃料タンク内の燃料を最初から数%程度に希釈されたメタノールを使用すると、燃料タンクが非常に大きくなってしまうので、燃料タンクには高濃度(例えば100%)の燃料を入れておき、燃料タンクとは別に容器を設け、そこで、濃度が数%になるように薄めてから燃料電池セルに供給することにすれば燃料タンクを小さくしても長時間の運転を行うことができる。
また、イオン伝導性の固体高分子電解質膜を負極と正極の二つの電極に挟持したセル又はセルスタックの、負極に循環タンクから供給する液体燃料はメタノールの水溶液であり、循環タンクに補給する液体燃料はそれに比べて高濃度のメタノールの水溶液、或いはメタノールとなっている。
そして、本発明に実施形態では、姿勢が変化しても発電を継続するよう液体と気体が混在するタンクからの液体吸い出し口は重力方向に、気体吸い出し口は反重力方向に自動的に移動するよう制御するようにしている。これにより、燃料電池システムの姿勢が変化しても、発電を継続可能とし、例えばノートパソコン等の電子機器を、鞄などに入れて持ち運び中も発電を継続し、負荷となる電子機器に必要な電力を供給できる燃料電池システムを実現できるようになる。
そして、姿勢が変化しても発電を継続するよう液体と気体が混在するタンクからの液体吸い出し口は重力方向に、気体吸い出し口は反重力方向に自動的に移動するよう制御するためには、負極と正極の二つの電極に挟持されたイオン伝導性の固体高分子電解質膜を有し、負極に循環タンクから液体燃料を循環供給し、正極に酸化剤ガスが供給される単セルまたはこの単セルを二つ以上積層されたセルッスタックからなる燃料電池セルッスタックと燃料電池セルッスタックに並列に接続され負荷に電力を供給する蓄電器を備えた、燃料電池システムにおいて、姿勢が変化しても、液体の吸い出し口は常に液中に没していなければならない、また気体吐出口は常に気体中になければならない。
そのため、この実施形態では、気体と液体が共存するタンクである循環タンク19や水タンク20等の姿勢が変化しても発電を継続するように、循環タンク19の液体吸い出し口は、そのフレキシブルなチューブ22の先端付近に重り24を付け、循環タンク19の気体吐出口は、そのチューブ26の先端付近に浮き28を付けるようにしている。
また、水タンク20の液体吸い出し口は、そのフレキシブルなチューブ32の先端付近に重り34を付け、水タンク20の気体吐出口は、そのチューブ36の先端付近に浮き38を付けるようにしている。
このようにすることで、図2に示すように、この燃料電池ユニット3を引っくり返した場合でも、循環タンク19の液体吸い出し口は、そのフレキシブルなチューブ22の先端付近の重り24が重力方向に移動するので、常に液体中にあるようになり、循環タンク19の気体吐出口は、そのチューブ26の先端付近の浮き28が反重力方向に自動的に移動するので、常に液体から飛び出した状態になる。
同様に、図2に示すように、この燃料電池ユニット3を引っくり返した場合でも、水タンク20の液体吸い出し口は、そのフレキシブルなチューブ32の先端付近の重り34が重力方向に移動するので、常に液体中にあるようになり、水タンク20の気体吐出口は、そのチューブ36の先端付近の浮き38が反重力方向に自動的に移動するので、常に液体から飛び出した状態になる。
こうすることで、姿勢が変化しても循環ポンプP2は常に循環タンク19から低濃度燃料を吸い出して燃料電池セルスタック5のアノード8へ供給する事が出来、また、炭酸ガスも液体と分離して水タンク20に送る事が出来る。
なお、ここでは、チューブ22、32が重り24、34の中心部を貫通するようになっている。
また、燃料電池セルスタック5から循環タンク19に戻ってくる低濃度燃料の入り口に多孔質の部材が設けられている。それにより、低濃度燃料が、その小さな穴を経由して循環タンクに導かれ、ひっくり返った姿勢の時に、チューブから直接、気体を液体中に放出すると大きな泡になりブクブクと大きな音が発生するが、多孔質の部材を経由して液体中に放出することで、細かな多数の泡にする事で大きな音が出ない様になる。
もちろん、上記説明したように、チューブの先端付近に浮きを付けるやりかたでも大きな音は発生しなくなるので、その場合は多孔質の部材を付ける必要は無いが、多孔質の部材を付けた方が自由に動くチューブがいらないので装置が簡単になる。
また、燃料ポンプにより送り込まれる高濃度燃料や水ポンプにより送り込まれる水の入り口は、姿勢により気体中だったり液体中だったりするがどちらでも問題ないので特に対策は取らない。また、燃料ポンプP1や水ポンプP4の下流の逆止弁7、15は、循環タンク19より燃料タンク17や水タンク20が低い位置でもポンプが停止中に逆流するのを防止するためのものである。
なお、循環タンク19から燃料ポンプP1により吸い出されたメタノール水溶液は、燃料電池セルスタック5に送られ、発電する事でメタ−ノールを消費するので、循環タンク19に戻ってくるメタノール水溶液濃度は低下している。そのため、発電を続ければ循環タンク19内のメタノール水溶液濃度はどんどん低下してしまうので、図示しない濃度センサーでメタノール水溶液濃度を監視し、濃度が低ければ燃料ポンプP1を駆動し、燃料タンク17から高濃度メタノールを補給し一定の濃度になるように制御する。
また、この燃料電池ユニット3の姿勢が変わっても高濃度メタノールを供給する為に、高濃度メタノールを貯蔵している燃料タンク17は剛体ではなく柔らかい袋で出来ていて、中には気体は全く無く高濃度メタノールだけが入っているようになっている。例えば、点滴の薬品の入った袋と同じ袋が使用可能である。
また、燃料ポンプP1を動作させると、燃料タンク17の内部は負圧になり気圧で燃料タンク17が押しつぶされるので、ひっくり返された状態でも燃料タンク17から循環タンク19へ高濃度メタノール供給する事が出来る。この時、正常な姿勢では循環タンク19の気体部分に高濃度メタノールが送られたが、ひっくり返った状態では希釈されたメタノール中に送り込まれる事になるが問題は無い。
また、ブロワーP3によって、燃料電池セルスタック5のカソード側に空気が供給される。希釈されたメタノールと空気の供給された燃料電池セルスタック5では、アノード8とカソード10との間に電力が生じるとともに、アノード側には炭酸ガスが発生し、カソード側には水が発生する。アノード側で発生した炭酸ガスは、循環タンク19で回収される。また、燃料電池内部温度が高く空気の流れが速い為、カソード側で発生した水は、小さな水滴となって空気と混在しているが、ラジエター31を通過する際に冷却され、水と空気に分離されて水タンク20に戻される。尚、ラジエター31はファン35で作られた冷却風37で冷却される。
また、水タンク20で回収された水は、燃料タンク17から循環タンク19へ供給された高濃度メタノールを希釈するために用いられる。その他不要な水は水蒸気として、炭酸ガスとともに循環タンク19から排出される。
また、発電に伴いメタノールだけでなく水も消費するので循環タンク19には図示しない液面センサーで希釈されたメタノール量を監視し、循環タンク19内の希釈されたメタノール量が少なくなると、水ポンプP4が動作して、水を水タンク20から循環タンク19に供給する。水タンク20の液体や気体の入り口及び出口の姿勢に対する動きは循環タンク19で説明したのと同じなので説明を省略する。
循環タンク19内では、燃料電池セルスタック5から回収された水で希釈され、数%のメタノール水溶液となる。循環タンク19と燃料電池セルスタック5とをつなぐ燃料供給路27には循環ポンプP2が配置されており、このポンプは、循環タンク19内の希釈されたメタノールを燃料電池セルスタック5のアノード側に供給する。
本実施形態によれば、重りがタンクの底に沈む事でチューブの開口部が、液体を底の付近から吸い出す事が出来るので液体の残量を少なく出来る。
また、本実施形態によれば、重りがタンクの底に沈んだ状態の時チューブの開口部は成るべく下の方が液体の残量を少なく出来るので、チューブが重りの中心部を貫通するようになっている。チューブが重りの中心部でなく端部を貫通した構造やチューブに重りを貼り付けたような構造だと、重りがタンクの底に沈んだ状態によってはチューブの開口部が重りの上の方になり液体の残量が多くなるので、重りのほぼ中央を貫通したチューブとする事で液体の残量を更に少なく出来る。
また、他の実施形態によれば、重りの材質または密度を変えて重りのチューブの端部の開口部に近い方を重く、遠い方を軽くして、チューブの端部の開口部が下になるようにすれば、更に液体の残量を更に少なく出来る。具体的には、図3に示す様に重りを比重の違う二つの物質から構成したり、一方だけを中空にする事で実現する事が出来る。
また、他の実施形態によれば、図4に示す様に、チューブ22、32の液体吸い出し口から近い位置に重り24、34を取り付け、さらに、遠い位置に浮き42を取り付けるようにすれば、チューブ22、32がより垂直になるので液体の残量を更に少なく出来る。
また、他の実施形態によれば、浮きが水面に浮かんだ状態の時、チューブの開口部は成るべく水面より高い方が姿勢変化時に水面が波立つても確実に気体を吸い込む事が出来るので、浮き28、38の中心部をチューブ26 、36が貫通するようにしている。浮き28、38の中心部でなく端部を貫通していたりチューブに浮きを貼り付けたような構造だと、浮きは水面に浮いていても状態によってはチューブの開口部が浮きの下の方になり液体を吸い込んでしまう危険性が高くなる。
また、他の実施形態によれば、浮き28、38の材質または密度を変えて浮き28、38のチューブの端部の開口部に近い方を軽く、遠い方を重くした方がチューブが垂直に近くなるので更に液体を吸い込んでしまう危険性が低くなる。具体的には、図5に示す様に、浮28、38を比重の違う二つの物質から構成したり、中空にした体積をそれぞれ変えて実現する事が出来る。
また、他の実施形態によれば、図6に示す様に、チューブ26、36の気体吐き出し口から近い位置に浮28、38を取り付け、さらに、遠い位置に軽めの重り44を取り付けるようにすれば、チューブ26、36がより垂直になるので更に液体を吸い込んでしまう危険性が低くなる。
また、重りがタンクの底に沈んだ状態のチューブと浮きが水面に浮かんだ状態のチューブは燃料電池システムの姿勢を変えても常に同じ状態で無ければならないが、その為にはチューブの長さがどんな姿勢の時でも底や水面に届くだけの長さが必要である。
それだけの長さのチューブだと固定部分がタンクの同一面や隣接する面にあると姿勢を変えた時にチューブ同士が絡まってしまう。そこで、他の実施形態によれば、図7に示すように、液体吸い出し口を有するチューブの固定部と、気体吸い出し口を有するチューブの固定部は、タンクの同じ壁面や隣接する壁面を避けて設置したり、対向する壁面に設置するようにしている。
また、他の実施形態によれば、姿勢の変化が前後360°に限定(左右方向には回転しない)した燃料電池システム液体と気体が混在するタンクからの液体吸い出し口は重りにより重力方向に、気体吸い出し口は浮きにより反重力方向に自動的に移動する際に、図8に示す様に接触が不可能な短いチューブ長にすることにより、絡まる事をより防止できる。
また、他の実施形態によれば、姿勢が変化しても液体と気体が混在するタンクからの液体吸い出し口は重りにより重力方向に、気体吸い出し口は浮きにより反重力方向に自動的に移動する際に接触しないように図9に示す様に斜めに隔壁を設けることにより、より絡まる事を防止できる。ただし、その隔壁には例えば液体は自由に通過出来るが、重りや浮が通過するには小さすぎる孔を多数設ける必要が有る。
なお、図1に示した燃料電池ユニット3は、インクジェットプリンターの電源部に組み込まれる。
すなわち、図10は、燃料電池ユニット3が組み込まれるインクジェットプリンターの電源部100のブロック図である。
ここで、本実施形態の記録装置の記録制御を実行するための制御回路について、図10を用いて説明する。
図10において、100は記録装置の記録動作を行うのに必要な電力を供給する電源ユニット、101はこの記録装置の動作制御及びデータ処理を実行するためのCPU、102はCPU101の制御プログラムやフォント処理のための各種データを格納するROM、103は受信した画像データを含め各種データを一時格納するROM、104はホストコンピュータ等の外部機器から送られてくる画像データを取り込むためのデータ受信部である。そして、電源ユニット100では、燃料電池ユニット3の燃料電池セルスタック5に電力を供給する蓄電器53が並列に設けられている。
また、105はデータ受信部104で受信した画像データをRAM103へDMA転送したり、CPU101からRAM103へのアクセスを制御するDMA/RAMコントローラである。また106はプリンタ固有のパラメータを格納するEEPROM等からなる不揮発性メモリ、107は記録ヘッドIJHを駆動するヘッドドライバ、108はCPU101からの制御によりヘッドドライバ107への画像データの転送とヒートパルス信号を発生するヘッドコントローラである。
キャリッジモータドライバ110とキャリッジモータ208及びタイミング制御部112は、CPU101から供給される制御信号とエンコーダ等による記録タイミングパルスによって記録ヘッドIJHの移動(その方向を主走査方向と呼ぶ)を行う制御系であり、同様に、ラインフィードモータドライバ113とラインフィードモータ201は、CPU101から供給される制御信号によって記録用紙209等の記録媒体の搬送(その方向を副走査方向と呼ぶ)を行う制御系である。
インク流量検出部114は、記録ヘッドIJHに送られた記録信号から、所定時間内において記録のために吐出されたインク滴(ドット)の数をカウントし、インクタンクから記録ヘッドIJHに供給されるインクの流量を検出する制御回路である。
次に、本実施形態の記録装置が実行する基本的な記録制御について、図10を用いて説明する。
まず、データ受信部104によってホストコンピュータより入力された画像データは、DMA/RAMコントローラ105を介してRAM103に一時格納され、ROM102に格納された制御プログラムを実行してCPU101は受信コマンド、画像データ、文字コードの解析を行う。その後、入力された画像データは、CPU101により記録データに変換され、順次、RAM103に格納される。受信コマンドには記録制御情報が含まれ、この記録制御情報に応じた記録パス数により記録が行われる。
1ライン分の記録データの展開が終了するか、もしくはホストコンピュータから記録命令(受信コマンドの1つ)が入力された時点で、キャリッジモータドライバ110によりキャリッジモータ208が駆動される。そして、タイミング制御部112から出力される記録タイミングパルスに同期してRAM103に格納されている記録データが、DMA/RAMコントローラ105及びヘッドコントローラ108を介してヘッドドライバ107に転送される。そして、ヘッドコントローラ108からヒートパルス信号がヘッドドライバ107に送られて記録ヘッドIJHからインク滴を吐出する。
1ライン分の記録が終了するとラインフィードモータ201が駆動されて改行が行われ、1連の手順が終了する。このような手順を記録用紙209の1ページに渡って繰り返して行うことにより、1ページ分の記録動作が完了する。
また、燃料電池ユニット3が組み込まれるインクジェットプリンターの概略は図11、図12に示す。
図12は本実施形態の記録装置の構成を示す概観斜視図である。図11はその内部構造図である。
図11において、記録ヘッドカートリッジ205は、記録ヘッドIJHとインク供給源たるインクタンクとを一体としたものであり、この記録ヘッドカートリッジ205は、押さえ部材202によりキャリッジ206の上に固定されており、これらはシャフト211にそって長手方向に往復運動可能となっている。
記録ヘッドIJHより吐出されたインク滴は、記録ヘッドIJHと微小間隔をおいて、プラテン210に記録面を規制された記録用紙209に到達し、画像を形成する。記録ヘッドIJHにはケーブル207及びこれに結合する端子を介して適宜のデータ供給源より画像データに応じた記録タイミングパルスが供給される。
記録ヘッドカートリッジ205は、用いるインク色等に応じて、1ないし複数個(図示例では2個)を設けることができる。208はキャリッジ206をシャフト211に沿って走査させるためのキャリッジモータ、203はモーター208の駆動力をキャリッジ206に伝達するためのワイヤである。また、201はプラテンローラ210に結合して記録用紙209を搬送させるためのラインフィードモータ、204はキャリッジ206の位置を検出するHP(ホームポジション)センサーである。
本発明による燃料電池ユニットの一実施形態の概略構成図である。 図1に示した燃料電池ユニットをひっくり返した状態の概略構成図である。 本発明による燃料電池ユニットの他の実施形態の要部の概略構成図である。 本発明による燃料電池ユニットの他の実施形態の要部の概略構成図である。 本発明による燃料電池ユニットの他の実施形態の要部の概略構成図である。 本発明による燃料電池ユニットの他の実施形態の要部の概略構成図である。 本発明による燃料電池ユニットの他の実施形態の要部の概略構成図である。 本発明による燃料電池ユニットの他の実施形態の要部の概略構成図である。 本発明による燃料電池ユニットの他の実施形態の要部の概略構成図である。 図1に示した燃料電池ユニットが組み込まれるインクジェットプリンターの電源部のブロック図である。 図1に示した燃料電池ユニットが組み込まれるインクジェットプリンターの内部構造図である。 図1に示した燃料電池ユニットが組み込まれるインクジェットプリンターの構成を示す概観斜視図である。 従来の燃料電池ユニットの概略構成図である。 図13に示した燃料電池ユニットをひっくり返した状態の概略構成図である。
符号の説明
P1…燃料ポンプ、P2…循環ポンプ、P2…燃料ポンプ、P3…ブロワー、P4…水ポンプ、3…燃料電池ユニット、4…燃料供給路、5…燃料電池セルスタック、7…逆止弁、8…アノード、10…カソード、11…燃料電池、12…電解質膜、13…水供給路、14…セパレーター、14…第1電圧変換部、15…第2電圧変換部、15…逆止弁、17…燃料タンク、19…循環タンク、20…水タンク、21…燃料貯蔵部、22、32、26、36…チューブ、27…燃料供給路、28…浮、31…ラジエター、35…ファン、37…冷却風、52…燃料電池制御部、100…電源部、101…CPU、102…ROM、103…RAM、104…データ受信部、105…コントローラ、107…ヘッドドライバ、108…ヘッドコントローラ、110…キャリッジモータドライバ、110…タンク部材、112…タイミング制御部、113…ラインフィードモータドライバ、114…インク流量検出部、120…燃料供給管、121…吸引口、122…部材、185…液体燃料、201…ラインフィードモータ、202…部材、205…記録ヘッドカートリッジ、206…キャリッジ、207…ケーブル、208…キャリッジモータ、208…モーター、209…記録用紙、210…プラテン、210…プラテンローラ、211…シャフト

Claims (12)

  1. 燃料を蓄えた燃料タンクから気体と液体が混在する循環タンクへと燃料が供給され、前記循環タンクから蓄電器に並列に接続された燃料電池セルスタックへと燃料が供給され、前記循環タンクから水を蓄えて気体と液体が混在する水タンクへと炭酸ガスが供給され、前記水タンクから大気へ炭酸ガスが放出され、前記燃料電池セルスタックから前記循環タンクへと燃料が循環され、前記水タンクから前記循環タンクへと水が供給されて発電する燃料電池ユニットであって、
    前記燃料電池ユニット姿勢が変化した場合にも、前記発電が継続するように液体と気体が混在する前記循環タンクおよび前記水タンクの液体吸い出し口が、重力方向に、前記循環タンクおよび前記水タンクの気体吸い出し口が、反重力方向に自動的に移動するよう制御されることを特徴とする燃料電池ユニット。
  2. 前記循環タンクおよび前記水タンクの液体吸い出し口が、重りの付けられた屈曲自在なチューブに接続され、前記循環タンクおよび前記水タンクの気体吸い出し口が、浮きの付けられた屈曲自在なチューブに接続されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池ユニット。
  3. 前記液体吸い出し口が接続されたチューブが重りのほぼ中央を貫通していることを特徴とする請求項2に記載の燃料電池ユニット。
  4. 前記重りの材質は、前記チューブの端部の開口部に近い方が重く、遠い方が軽くなっていることを特徴とする請求項2に記載の燃料電池ユニット。
  5. 前記気体吸い出し口が接続されたチューブが浮きのほぼ中央を貫通していることを特徴とする請求項2に記載の燃料電池ユニット。
  6. 前記浮きの材質は、前記チューブの端部の開口部に近い方が軽く、遠い方が重くなっていることを特徴とする請求項2に記載の燃料電池ユニット。
  7. 前記液体吸い出し口を有するチューブの固定部と、前記気体吸い出し口を有するチューブの固定部が、前記タンクの対向する壁面に設置されていることを特徴とする請求項2に記載の燃料電池ユニット。
  8. 前記チューブが、前記タンク内で接触が不可能な短いチューブ長であることを特徴とする請求項2に記載の燃料電池ユニット。
  9. 前記チューブが前記タンク内で接触が不可能なように前記タンク内に隔壁が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の燃料電池ユニット。
  10. 特許請求項1乃至9の何れか一項に記載の燃料電池ユニットを有することを特徴とする電子機器。
  11. 特許請求項1乃至9の何れか一項に記載の燃料電池ユニットを有することを特徴とする画像形成装置。
  12. 前記燃料はメタノールの水溶液であり、前記循環タンクに補給する液体燃料はそれに比べて高濃度のアルコールの水溶液、或いはアルコールであることを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の燃料電池ユニット。
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