JP4248734B2 - シールド機及びシールド工法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シールド機及びシールド工法に関する。
【0002】
【従来の技術】
トンネルを施工する方法として、特開平2000−145362号公報に示すように、いわゆるMMST(マルチ−マイクロ シールド トンネリング)工法が知られている。
このMMST工法は、トンネルの外殻部を構成する単体トンネルを複数構築し、隣接する単体トンネルどうしを接続してトンネル外殻部を構築した後、トンネル内部土砂を掘削することでトンネルを構築する方法である。
【0003】
ここで、単体トンネルは、単体シールド機で地山を掘削して掘削孔を形成しつつ、単体シールド機内において作製された筒型鋼殻であるセグメントリングを掘削孔内部に順次設けていくことで構築される。
また、隣接する単体トンネルどうしの接続は、土留め板を隣接する単体トンネルの一方の単体トンネルから他方の単体トンネルに向かって押し込んだ後、単体トンネル間の土砂を掘削することで行われる。
MMST工法によれば、隣接する単体トンネルどうしを接続してトンネル外殻部を構築するので、地山を掘削するに際して、単体トンネルどうしの間隔を変化させることで、断面形状の大きさの異なるトンネルを容易に構築することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、トンネルの断面形状を大きくするために隣接する単体トンネルどうしの間隔を大きくすると、より長い土留め板を架設しなければならないので、隣接する単体トンネル間に土留め板を架設する作業に手間がかかるようになる。
また、単体トンネル間の土砂の量も多くなるので、単体トンネル間の土砂を掘削する作業に手間がかかるようになる。
したがって、隣接する単体トンネルどうしの間隔を大きくすると、単体トンネルどうしの接続に手間がかかり、よって断面形状の大きさが異なるトンネルの構築に手間がかかっていた。
本発明の課題は、断面形状の大きさが異なるトンネルを容易に構築することができるシールド機及びシールド工法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明は、例えば図1及び図3に示すように、胴体11と、該胴体11の先端部に配置されたカッター40とを備えた単体シールド機10を複数備えたシールド機1であって、前記単体シールド機10は、該単体シールド機10の進行方向と交差する方向に複数配置されており、隣接する前記胴体11どうしの側面間の隙間を塞ぐ側面閉塞部材20と、隣接する前記胴体11どうしの先端面間の隙間を塞ぐ先端面閉塞部材30とを備え、隣接する前記カッター40どうしの一部が、前記単体シールド機10の進行方向と交差する方向において重ねられており、隣接する前記単体シールド機10どうしが、前記単体シールド機10の進行方向と交差する方向に互いに接離可能となっており、前記側面閉塞部材20は、複数の第1閉塞プレート21、25を備えており、複数の前記第1閉塞プレート21、25どうしの一部は、単体シールド機10の進行方向と交差する方向に互いにスライド可能に重ね合わされており、両端側の前記第1閉塞プレート21、25は、隣接する前記胴体11のそれぞれに固定されており、隣接する前記第1閉塞プレート間21、25の隙間が止水材27で塞がれていることを特徴とする。
【0006】
ここで、単体シールド機としては、従来のMMST工法における単体シールド機を使用することができる。また、側面閉塞部材としては、例えば請求項1または3記載の発明における側面閉塞部材があり、先端面閉塞部材としては、例えば請求項2または4記載の発明における先端面閉塞部材がある。また、隣接する単体シールド機どうしを、単体シールド機の進行方向と交差する方向に互いに接離可能とするには、例えば、単体シールド機どうしをジャッキで連結すればよい。また、止水材27としては、例えばシールパッキンや止水用のグリスなどがある。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、地山を掘削している際に、単体シールド機どうしの間の隙間に土砂が入り込むことがなく、また、地山中で隣接するシールド機どうしを単体シールド機の進行方向と交差する方向に互いに適宜接離させることで、シールド機の断面形状の大きさを地山中で変更することができる。
したがって、本請求項のシールド機を用いて以下のようにして断面形状の異なるトンネルを構築することができる。
【0008】
まず、隣接する単体シールド機どうしの間隔を所定の大きさに設定して、シールド機で地山を掘削して第1の掘削孔を形成しつつ、第1の掘削孔の内周に、第1の掘削孔の断面形状に合わせた第1のトンネルを構築する。ここで、トンネルは例えばセグメントリングで構成される。
【0009】
次いで、地山中の所定の位置で隣接する単体シールド機どうしの間隔を変更して、シールド機でさらに地山を掘削して第2の掘削孔を形成しつつ、第2の掘削孔の内周に、第2の掘削孔の断面形状に合わせた第2のトンネルを構築する。
このようにして構築された第1のトンネルの断面形状は第2のトンネルの断面形状と異なっている。すなわち、断面形状の大きさの異なるトンネルを構築することができる。
【0010】
したがって、従来のように、複数の単体トンネルを、地山中で隣接する単体トンネルどうしの間隔を変更するようにして構築し、隣接する単体トンネルどうしを接続するという作業が不要となるので、断面形状の異なるトンネルを容易に構築することができる。
【0011】
さらに、隣接する前記カッターどうしの一部が、単体シールド機の進行方向と交差する方向において重ねられているので、単体シールド機どうしを互いに離しても、カッターどうしが単体シールド機の進行方向と交差する方向において離れることがない。したがって、単体シールド機どうしの間の地山を確実に掘削することができる。
【0012】
また、MMST工法でトンネルを構築するに際して、複数の単体トンネルのうち少なくとも一つを本請求項のシールド機を用いて構築することで、断面形状の大きさの異なるトンネルを容易に構築することができる。
すなわち、本請求項のシールド機を用いて構築される単体トンネルの断面形状の大きさは異なっているので、この単体トンネルと他の複数の単体トンネルとを互いに近接するようにして構築しても、これら単体トンネルどうしを接続することで構築されるトンネルの断面形状の大きさは異なっていることとなる。
【0013】
したがって、断面形状が地山中で大きくなるトンネルを構築するに際しては、従来のように単体トンネルどうしの間隔を大きくする必要がないので、断面形状の大きさの異なるトンネルを容易に構築することができる。
【0015】
また、請求項1記載の発明によれば、複数の第1閉塞プレート及び止水材が胴体どうしの側面間の隙間を塞いでおくことができる。また、単体シールド機どうしの間隔を変更するに際しては、複数の第1閉塞プレートを単体シールド機の進行方向と交差する方向に互いに適宜スライドさせることで、単体シールド機どうしの側面間の隙間を閉塞しておくことができる。
【0016】
請求項2記載の発明は、例えば図4に示すように、請求項1記載の発明において、先端面閉塞部材30は、複数の第2閉塞プレート(閉塞プレート)31・35を備えており、複数の前記第2閉塞プレート31・35どうしの一部は、単体シールド機10の進行方向と交差する方向に互いにスライド可能に重ね合わされており、両端側の前記第2閉塞プレート31・35は、隣接する胴体11のそれぞれに固定されており、隣接する前記第2閉塞プレート31・35間の隙間が止水材37で塞がれていることを特徴とする。
【0017】
請求項2記載の発明によれば、複数の第2閉塞プレート及び止水材が胴体どうしの先端面間の隙間を塞いでおくことができる。また、単体シールド機どうしの間隔を変更するに際しては、複数の第2閉塞プレートを単体シールド機の進行方向と交差する方向に互いに適宜スライドさせることで、胴体どうしの先端面間の隙間を閉塞しておくことができる。
【0020】
請求項3記載の発明は、例えば図15に示すように、請求項1記載の発明において、先端面閉塞部材は、一枚の第4閉塞プレート(閉塞プレート)38を備えており、前記第4閉塞プレート38の一方の端部が、隣接する胴体11のうち一方の胴体11aに固定されており、前記第4閉塞プレート38の他方の端部が、隣接する胴体11のうち他方の胴体11bに該胴体11bに対して単体シールド10の進行方向に交差する方向にスライド可能に接続されており、前記第4閉塞プレート38の他方の端部と前記他方の胴体11bとの間の隙間が止水材39で塞がれていることを特徴とする。ここで、第4閉塞プレートの部位のうち単体シールドどうしの間の隙間に対向する部位を他の部位よりも厚く形成するのが望ましい。
【0021】
請求項3記載の発明によれば、第4閉塞プレート及び止水材で胴体どうしの側面間の隙間を閉塞しておくことができる。また、単体シールド機どうしの間隔を変更するに際しては、第4閉塞プレートを他方の胴体に対して単体シールド機の進行方向と交差する方向に適宜スライドさせることで、胴体どうしの側面間の隙間を閉塞しておくことができる。
【0022】
請求項4記載の発明は、例えば図7に示すように、請求項1〜3のいずれか記載の発明において、補助カッター50・・・が、複数のカッター40どうしの間と、複数の前記カッター40のうち両端側のカッター40の外側とにそれぞれ配置されていることを特徴とする。
【0023】
請求項4記載の発明によれば、複数のカッターどうしの間に配置された補助カッターで地山を掘削することができるので、カッターどうしの間の地山部分を確実に掘削できる。また、両端側のカッターの外側に配置された補助カッターで地山を掘削することで、シールド機前方の掘削孔の断面形状をより大きくすることができる。したがって、シールド機前方の地山を確実に掘削することができ、よってシールド機を確実に掘進させることができる。
【0024】
請求項5記載の発明は、例えば図7及び図9に示すように、請求項4記載の発明において、前記補助カッター50は、トンネルの切羽面と平行な方向に移動可能となっていることを特徴とする。請求項5記載の発明によれば、補助カッターを適宜移動させながら、この補助カッターで地山を掘削することができるので、請求項4記載の発明に比してカッターどうしの間の地山部分をより確実に掘削できる他、シールド機前方の掘削孔の断面形状をより大きくすることができる。
【0025】
請求項6記載の発明は、例えば図1、図2、図10及び図11に示すように、請求項1〜5のいずれか記載のシールド機1を用いたシールド工法であって、隣接する単体シールド機10どうしの間隔を所定の大きさに設定して、前記シールド機1で地山を掘削して第1の掘削孔を形成しつつ、前記第1の掘削孔の内周に、前記第1の掘削孔の断面形状に合わせたセグメントリング60を形成していく工程と、地山中の所定の位置で隣接する単体シールド機10どうしの間隔を変更して、前記シールド機1でさらに地山を掘削して第2の掘削孔を形成しつつ、前記第2の掘削孔の内周に、該第2の掘削孔の断面形状に合わせたセグメントリング65を形成していく工程とを含み、前記セグメントリング60、65は、複数のセグメントどうしの側端面を接続することで形成されるものであり、前記複数のセグメントのうち少なくとも一つは、その両側端面が外周面側から内周面側に向かうに従って漸次内側に傾斜した楔形セグメント61、62、63であり、両側端面間の長さの異なる複数種類の楔形セグメント61、62、63を用意しておき、前記複数種類の楔形セグメント61、62、63の内所定の楔形セグメントを選択し、選択された楔形セグメントと他の複数のセグメント64とを接続することで、掘削孔の断面形状に合わせたセグメントリング60、65を形成することを特徴とする。
【0026】
請求項6記載の発明によれば、地山中の所定の位置で隣接する単体シールド機どうしの間隔を変更して、前記シールド機でさらに地山を掘削することで、第1の掘削孔に対して断面形状の大きさが異なる第2の掘削孔が形成される。そして、第1の掘削孔の内周と第2の掘削孔の内周とのそれぞれに、掘削孔の断面形状に合わせたセグメントリングを形成することで断面形状の異なるトンネルを構築することができる。
【0027】
したがって、従来のように、複数の単体トンネルを、地山中で隣接する単体トンネルどうしの間隔を変更するようにして構築し、隣接する単体トンネルどうしを接続するという作業が不要となるので、断面形状の異なるトンネルを容易に構築することができる。
また、本発明を用いてMMST工法における単体トンネルを構築することで、断面形状の大きさの異なるトンネルを容易に構築することができる。
【0029】
また、請求項6記載の発明によれば、他の複数のセグメントに関しては、セグメントリングの断面形状が変化しても同じセグメントを使用することができるので、セグメントリングの断面形状が変化するごとに必要なセグメントを選択するという手間がかからない。したがって断面形状の異なるセグメントリングを容易に形成することができる。さらに、他の複数のセグメントに関しては、セグメントリングの断面形状ごとに大きさの異なる複数種類のセグメントを用意する必要がないので、セグメントリングの個数を少なくすることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
〔第1の実施の形態〕
まず、図1〜図8に基づいて構成を説明する。
図1及び図7に示すように、本実施の形態のシールド機1は、MMST工法で使用される二つの単体シールド機10と、6つの補助カッター50とを備えている。
単体シールド機10は、胴体11とカッター40とを備えている。
【0031】
胴体11は、中空部を備えた断面矩形状の鋼殻であり、先端部にバルクヘッド19が設けられており、基端部において胴体11どうしを仕切る側壁が除去されている。
また、図5及び図6に示すように、胴体11どうしは連結ジャッキ58で連結されており、連結ジャッキ58を伸縮させることで単体シールド機10どうしの間隔が適宜変更される。
【0032】
バルクヘッド19どうしの間の隙間は先端面閉塞部材30で塞がれており、胴体11どうしの上下の側面間の隙間は側面閉塞部材20・20で塞がれている。
なお、側面閉塞部材20は、胴体11から、単体シールド10の進行方向における後方に突出している。
【0033】
側面閉塞部材20は、シールド機1の進行方向に長尺な板状部材である閉塞プレート(第1閉塞プレート)21・25を備えている。閉塞プレート21は二つの胴体11のうち一方の胴体11aに固定されており、閉塞プレート25は他方の胴体11bに固定されている。
【0034】
図3に示すように、閉塞プレート21の下端部の右側端部には、第1の切欠き22が閉塞プレート21の長さ方向における先端から基端に亙って形成されており、閉塞プレート21の下端部における第1の切欠き22の内側には、第2の切欠き22が閉塞プレート21の長さ方向における先端から基端に亙って形成されている。
【0035】
一方、閉塞プレート25の上端部の左側端部には、切欠き26が閉塞プレート25の長さ方向における先端から基端に亙って形成されている。そして、閉塞プレート21と閉塞プレート25とが、閉塞プレート21の切欠き23における下端面23aと閉塞プレート25の切欠き26における上端面26aとが対向するようにして重なり合っている。
【0036】
さらに、閉塞プレート21の下端面23aと閉塞プレート25との間の隙間が止水材(シールパッキンや止水用のグリースなどで構成される)27で塞がれており、閉塞プレート21と閉塞プレート25とは、単体シールド機10の進行方向に交差する方向(図1において左右方向)にスライド可能となっている。
【0037】
同様に、先端面閉塞部材30は、図1において上下に長尺な板状部材である閉塞プレート(第2閉塞プレート)31・35を備えている。そして、閉塞プレート31は胴体11bに固定されており、閉塞プレート35は胴体11aに固定されている。
【0038】
閉塞プレート31の表面部の右側端部には、第1の切欠き32が閉塞プレート31の長さ方向における先端から基端に亙って形成されており、閉塞プレート31の表面部における第1の切欠き32の内側には、第2の切欠き32が閉塞プレート31の長さ方向における先端から基端に亙って形成されている。
【0039】
一方、閉塞プレート35の裏面部の左側端部には、切欠き36が閉塞プレート35の長さ方向における先端から基端に亙って形成されている。そして、閉塞プレート31と閉塞プレート35とが、閉塞プレート31の切欠き33における表面23aと閉塞プレート35の切欠き36における裏面36aとが対向するようにして重なり合っている。
【0040】
さらに、閉塞プレート21の下端面23aと閉塞プレート25との間の隙間が止水材(シールパッキンや止水グリースなどで構成される)27で塞がれており、閉塞プレート21と閉塞プレート25とは、単体シールド機10の進行方向に交差する方向(図1において左右方向)にスライド可能となっている。
【0041】
胴体11内部の構造は、公知の単体シールド機とほぼ同様である。すなわち、図8に示すように、胴体11内部には、チャンバー12、チャンバー12から掘削土を排出するためのコンベア(図示せず)、切刃全面に泥水を送る送水管13、排泥水を排出する排泥管14、カッター31を回転させるモータ15、セグメント組み付け用のエレクター16、シールドジャッキ17、シールド機1を中折りさせる中折りジャッキ18などが設けられている。なお、シールドジャッキ17は、セグメントを押してその反力で単体シールド機10を前進させるものである。
また、胴体11内部には、図9に示すような補助カッター50の駆動機構が6つ設けられている。
【0042】
カッター40は、公知の単体シールド機が備えるカッターと同様である。すなわち、カッター40は、軸回りに回転する円板状の基体41と、基体41の軸方向先端面に複数設けられたビット42と、回転軸43等を備えている。
また、カッター40どうしの一部が、単体シールド機10の進行方向と交差する方向(図7における左右方向)において重ねられている。
【0043】
補助カッター50は、カッター40どうしの間において上下に二つ配置され、また、各カッター40の外側において上下に2つ配置されている。
補助カッター50は、軸回りに回転する基体51と、基体51の軸方向先端面に複数設けられたビットとを備えている。また、補助カッター50は、図9に示す駆動機構により、軸回りに回転し、かつ構築される単体トンネルの切羽面と平行な方向に移動可能となっている。
【0044】
ここで、駆動機構について説明する。すなわち、補助カッター50は、第1部材52により支持されており、第1部材52と第2部材53とがアーム部材54によってクランク状に固定連結されている。そして、第2部材53は軸受け部材55を通してバルクヘッド19を貫通している。
【0045】
補助カッター50を回転させるモータ56はバルクヘッド19後方に配設されており、モータ56の回転駆動力は第1部材52、第2部材53及びアーム部材23の内部を通してチェーン伝動機構などの公知の機構(図示略)で伝達される。
そして、補助カッター50の往復動機構として駆動シリンダ57が用いられている。この駆動シリンダ57によって、第2部材53のバルクヘッド19後方部分に形成されたブラケット22aを押し引きすることにより、第2部材53の軸回りにアーム部材54を回動させて補助カッター50を矢印A方向に回動させる。
【0046】
従って、補助カッター50を完全な直線移動ではないが、補助カッター50を所定の方向に往復動させることができる。そして、このような駆動機構が各補助カッター50に配設されており、図7に示すように、各補助カッター50は矢印A方向に移動可能となっている。
【0047】
次に、図1、図2、図10〜図13に基づいて、シールド機1を用いてトンネルを形成する方法について説明する。なお、本実施の形態においては、所定の間隔を隔てて形成された2つの立坑間を連結するトンネルであって、地山中で断面形状の変化する上下に2層に分かれたトンネルを形成する方法について説明する。
まず、一方の立坑内部における所定の位置で、連結ジャッキ58を操作して、単体シールド機10どうしの間隔を所定の大きさに設定するとともに、所定のセグメントを用意する。
【0048】
用意するセグメントは、側端面間の長さの異なる複数種類の楔形セグメント61・62・63と、楔形セグメントどうしを連結するとともにセグメントリングの角部を構成する連結セグメント64・・・である。ここで、楔形セグメントは、その両側端面が外周面側から内周面側に向かうに従って漸次内側に傾斜したセグメントである。
【0049】
ついで、シールド機1で地山を掘削して第1の掘削孔を形成しつつ、楔形セグメント61・61・62・62を選択して、これら楔形セグメント61・61・62・62と連結セグメント64とを接続することで、前記第1の掘削孔の内周に第1の掘削孔の断面形状に合わせたセグメントリング60を形成する。
そして、上記操作を順次繰り返して、地山中の所定の位置まで第1の単体トンネルを形成する。
【0050】
シールド機1が地山中の所定の位置に達したら、連結ジャッキ58を延ばして単体シールド機10どうしの間隔を大きくする。
ついで、シールド機1でさらに地山を掘削して第2の掘削孔を形成しつつ、楔形セグメント63・63・62・62を選択して、これら楔形セグメント63・63・62・62と連結セグメント64とを接続することで、前記第2の掘削孔の内周に第2の掘削孔の断面形状に合わせたセグメントリング65を形成する。
そして、上記操作を順次繰り返して、他方の立坑まで第2の単体トンネルを形成する。
【0051】
さらに、シールド機1を用いて地山中の所定の位置に上記と同様の単体トンネルを複数構築する。具体的には、図12及び図13に示すように、構築されるトンネルの4つの角部及び上側の層と下側の層とを仕切る仕切部分の両端部に対応する部分に、上記と同様の単体トンネルを構築する。
【0052】
ついで、第1の単体トンネルどうしの間及び第2の単体トンネルどうしの間に、公知のMMST工法における単体トンネルと同様の単体トンネル70・71を構築する。ここで、単体トンネル70・71は、単体トンネル70・71と第1の単体トンネル及び第2の単体トンネルとが互いに近接するようにして構築される。
ついで、公知のMMST工法と同様にして、隣接する単体トンネルどうしを接続してトンネル外殻部を構築した後、トンネル内部土砂を掘削することでトンネルを構築する。
【0053】
したがって、第1の実施の形態によれば、地山を掘削している際に、単体シールド機10どうしの間の隙間に土砂が入り込むことがなく、また、地山中で隣接するシールド機10どうしを単体シールド機10の進行方向と交差する方向に互いに適宜接離させることで、シールド機1の断面形状の大きさを地山中で変更することができる。
【0054】
したがって、MMST工法でトンネルを構築するに際して、上記の方法により、複数の単体トンネルのうち少なくとも一つをシールド機1を用いて構築することで、断面形状の大きさの異なるトンネルを容易に構築することができる。
すなわち、シールド機1を用いて構築される単体トンネルの断面形状の大きさは異なっているので、この単体トンネルと他の複数の単体トンネル70・71とを互いに近接するようにして構築しても、これら単体トンネルどうしを接続することで構築されるトンネルの断面形状の大きさは異なっていることとなる(図12及び図13参照)。
【0055】
したがって、断面形状が地山中で大きくなるトンネルを構築するに際しては、従来のように単体トンネルどうしの間隔を大きくする必要がないので、断面形状の大きさの異なるトンネルを容易に構築することができる。
さらに、隣接するカッター40どうしの一部が、単体シールド機10の進行方向と交差する方向において重ねられているので、単体シールド機10どうしを互いに離しても、カッター40どうしが単体シールド機の進行方向と交差する方向において離れることがない。したがって、単体シールド機10どうしの間の地山を確実に掘削することができる。
【0056】
ここで、通常のシールド工法でトンネルを構築するに際してシールド機1を使用しても良い。この場合においては、断面形状の異なるトンネルを構築するのに、従来のMMST工法のように隣接する単体トンネルどうしを接続するという作業が不要となるので、断面形状の異なるトンネルを容易に構築することができる。
【0057】
また、閉塞プレート21・25・31・35及び止水材27・37で胴体11どうしの先端面間及び側面間の隙間を塞いでおくことができる他、単体シールド機10どうしの間隔を変更するに際しては、閉塞プレート21・25・31・35を単体シールド機10の進行方向と交差する方向に互いに適宜スライドさせることで、胴体11どうしの先端面間及び側面間の隙間を閉塞しておくことができる。
【0058】
また、カッター40・40どうしの間に配置された補助カッター50・50で地山を掘削することができるので、カッター40・40どうしの間の地山部分を確実に掘削できる。また、両端側のカッター40・40の外側に配置された補助カッター50・・・で地山を掘削することで、シールド機10前方の掘削孔の断面形状をより大きくすることができる。
したがって、シールド機10前方の地山を確実に掘削することができ、よってシールド機10を確実に掘進させることができる。
【0059】
また、補助カッター50・・・を適宜移動させながら、補助カッター50・・・で地山を掘削することができるので、カッター40・40どうしの間の地山部分をより確実に掘削できる他、シールド機10前方の掘削孔の断面形状をより大きくすることができる。
【0060】
また、トンネルを構築するに際しては、セグメント64・・・に関しては、セグメントリングの断面形状が変化しても同じセグメントを使用することができるので、セグメントリングの断面形状が変化するごとに必要なセグメントを選択するという手間がかからない。したがって断面形状の異なるセグメントリングを容易に形成することができる。
さらに、セグメント64・・・に関しては、セグメントリングの断面形状ごとに大きさの異なる複数種類のセグメントを用意する必要がないので、セグメントリングの個数を少なくすることができる。
【0061】
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、本第2の実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、第1の実施の形態における先端面閉塞部材30及び側面閉塞部材20が複数の閉塞プレートで構成されているのに対し、本第2の実施の形態における先端面閉塞部材及び側面閉塞部材は一枚の閉塞プレートで構成されている点である。
したがって、以下に前記相違点について詳しく説明し、第1の実施の形態と共通構成部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
【0062】
まず、図14に基づいて側面閉塞部材について説明する。
側面閉塞部材は、一枚の閉塞プレート(第3閉塞プレート)28で構成されており、閉塞プレート28の一方の端部が胴体11aに固定され、他方の端部が胴体11bに胴体11bに対して単体シールド機10の進行方向に交差する方向(図14において左右方向)にスライド可能に接続されている。
【0063】
また、閉塞プレート28の部位のうち、単体シールド機10どうしの間の隙間に対向する部位は、他の部位に比して厚く形成されている。
そして、閉塞プレート28の他方の端部と胴体11bとの間の隙間が止水材29で塞がれている。
【0064】
次に、図15に基づいて先端面閉塞部材について説明する。
先端面閉塞部材は、一枚の閉塞プレート(第4閉塞プレート)38で構成されており、閉塞プレート38の一方の端部が胴体11aに固定され、他方の端部が胴体11bに胴体11bに対して単体シールド機10の進行方向に交差する方向(図15において左右方向)にスライド可能に接続されている。
【0065】
また、閉塞プレート38の部位のうち、単体シールド機10どうしの間の隙間に対向する部位は、他の部位に比して厚く形成されている。
そして、閉塞プレート38の他方の端部と胴体11bとの間の隙間が止水材39で塞がれている。
【0066】
したがって、本第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、第1の実施の形態に特有な効果も得ることができる。
すなわち、閉塞プレート28・38及び止水材29・39で胴体どうしの先端面間及び側面間の隙間を閉塞しておくことができる。
また、閉塞プレート28・38の部位のうち、単体シールド機10どうしの間の隙間に対向する部位は、他の部位に比して厚く形成されているので、閉塞プレート28・38に作用する土圧や水圧に確実に耐えることができる。
【0067】
また、単体シールド機10どうしの間隔を変更するに際しては、閉塞プレート28・38を胴体11bに対して単体シールド機10の進行方向と交差する方向に適宜スライドさせることで、胴体11どうしの先端面間及び側面間の隙間を閉塞しておくことができる。
【0068】
なお、以上の実施の形態においては、単体シールド機10を2機備えるものとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、3機以上備えるものとしてもよい。また、補助カッターの個数も任意である。
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、従来のように、複数の単体トンネルを、地山中で隣接する単体トンネルどうしの間隔を変更するようにして構築し、隣接する単体トンネルどうしを接続するという作業が不要となるので、断面形状の異なるトンネルを容易に構築することができる。
さらに、単体シールド機どうしを互いに離しても、カッターどうしが離れることがないので、単体シールド機どうしの間の地山を確実に掘削することができる。
また、MMST工法において複数の単体トンネルのうち少なくとも一つを本請求項のシールド機を用いて構築することで、断面形状の大きさの異なるトンネルを容易に構築することができる。
【0069】
また、請求項1記載の発明によれば、第1閉塞プレート及び止水材で胴体どうしの側面間の隙間を塞いでおくことができる他、地山中で単体シールド機どうしの間隔を変更しても、胴体どうしの側面間の隙間を閉塞しておくことができる。
【0070】
請求項2記載の発明によれば、請求項1と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、第2閉塞プレート及び止水材で胴体どうしの先端面間の隙間を塞いでおくことができる他、地山中で単体シールド機どうしの間隔を変更しても、胴体どうしの先端面間の隙間を閉塞しておくことができる。
【0072】
請求項3記載の発明によれば、請求項1と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、第4閉塞プレート及び止水材で胴体どうしの先端面間の隙間を塞いでおくことができる他、地山中で単体シールド機どうしの間隔を変更しても、胴体どうしの先端面間の隙間を閉塞しておくことができる。
【0073】
請求項4記載の発明によれば、請求項1〜3のいずれかと同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、シールド機前方の地山を確実に掘削することができるので、シールド機を確実に掘進させることができる。請求項5記載の発明によれば、請求項4記載の発明と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、シールド機前方の地山を請求項4記載の発明に比してより確実に掘削することができる。
【0074】
請求項6記載の発明によれば、断面形状の大きさの異なるトンネルを容易に構築することができる。また、本発明を用いてMMST工法における単体トンネルを構築することで、断面形状の大きさの異なるトンネルを容易に構築することができる。
【0075】
また、請求項6記載の発明によれば、他の複数のセグメントに関しては、セグメントリングの断面形状が変化しても同じセグメントを使用することができるので、セグメントリングの断面形状が変化するごとに必要なセグメントを選択するという手間がかからない。したがって断面形状の異なるセグメントリングを容易に形成することができる。また、セグメントリングの個数を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施の形態のシールド機の構成を示す斜視図である。
【図2】同、単体シールド機どうしの間隔を大きくした態様を示す斜視図である。
【図3】同、側面閉塞部材の構成を示す縦断面図である。
【図4】同、先端面閉塞部材の構成を示す平断面図である。
【図5】同、単体シールド機どうしの連結構造を示す平面図である。
【図6】同、単体シールド機どうしの連結構造を示す平面図である。
【図7】同、掘削部の構成を示す正面図である。
【図8】同、単体シールド機の内部構造を示す平断面図である。
【図9】同、補助カッターの駆動機構を示す斜視図である。
【図10】同、セグメントリングの構成の一例を示した縦断面図である。
【図11】同、セグメントリングの構成の一例を示した縦断面図である。
【図12】本発明をMMST工法に適用することで構築されたトンネルの縦断面図である。
【図13】本発明をMMST工法に適用することで構築されたトンネルの縦断面図である。
【図14】本発明を適用した他の実施の形態のシールド機における側面閉塞部材の構成を示す縦断面図である。
【図15】同、先端面閉塞部材の構成を示す平断面図である。
【符号の説明】
1 シールド機
10 単体シールド機
11 胴体
19 バルクヘッド(先端面)
20 側面閉塞部材
21・25 閉塞プレート(第1閉塞プレート)
27 止水材
28 閉塞プレート(第3閉塞プレート)
29 止水材
30 先端面閉塞部材
31・35 閉塞プレート(第2閉塞プレート)
37 止水材
38 閉塞プレート(第4閉塞プレート)
39 止水材
40 カッター
50 補助カッター
60・65 セグメントリング
61・62・63 楔形セグメント
64 セグメント

Claims (6)

  1. 胴体と、該胴体の先端部に配置されたカッターとを備えた単体シールド機を複数備えたシールド機であって、前記単体シールド機は、該単体シールド機の進行方向と交差する方向に複数配置されており、隣接する前記胴体どうしの側面間の隙間を塞ぐ側面閉塞部材と、隣接する前記胴体どうしの先端面間の隙間を塞ぐ先端面閉塞部材とを備え、隣接する前記カッターどうしの一部が、前記単体シールド機の進行方向と交差する方向において重ねられており、隣接する前記単体シールド機どうしが、前記単体シールド機の進行方向と交差する方向に互いに接離可能となっており、前記側面閉塞部材は、複数の第1閉塞プレートを備えており、複数の前記第1閉塞プレートどうしの一部は、単体シールド機の進行方向と交差する方向に互いにスライド可能に重ね合わされており、両端側の前記第1閉塞プレートは、隣接する前記胴体のそれぞれに固定されており、隣接する前記第1閉塞プレート間の隙間が止水材で塞がれていることを特徴とする請求項1記載のシールド機。
  2. 先端面閉塞部材は、複数の第2閉塞プレートを備えており、複数の前記第2閉塞プレートどうしの一部は、単体シールド機の進行方向と交差する方向に互いにスライド可能に重ね合わされており、両端側の前記第2閉塞プレートは、隣接する胴体のそれぞれに固定されており、隣接する前記第2閉塞プレート間の隙間が止水材で塞がれていることを特徴とする請求項1記載のシールド機。
  3. 先端面閉塞部材は、一枚の第4閉塞プレートを備えており、前記第4閉塞プレートの一方の端部が、隣接する胴体のうち一方の胴体に固定されており、前記第4閉塞プレートの他方の端部が、隣接する胴体のうち他方の胴体に該胴体に対して単体シールドの進行方向に交差する方向にスライド可能に接続されており、前記第4閉塞プレートの他方の端部と前記他方の胴体との間の隙間が止水材で塞がれていることを特徴とする請求項1記載のシールド機。
  4. 補助カッターが、複数のカッターどうしの間と、複数の前記カッターのうち両端側のカッターの外側とにそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか記載のシールド機。
  5. 前記補助カッターは、トンネルの切羽面と平行な方向に移動可能となっていることを特徴とする請求項4記載のシールド機。
  6. 請求項1から5のいずれか記載のシールド機を用いたシールド工法であって、隣接する単体シールド機どうしの間隔を所定の大きさに設定して、前記シールド機で地山を掘削して第1の掘削孔を形成しつつ、前記第1の掘削孔の内周に、前記第1の掘削孔の断面形状に合わせたセグメントリングを形成していく工程と、地山中の所定の位置で隣接する単体シールド機どうしの間隔を変更して、前記シールド機でさらに地山を掘削して第2の掘削孔を形成しつつ、前記第2の掘削孔の内周に、該第2の掘削孔の断面形状に合わせたセグメントリングを形成していく工程とを含み、前記セグメントリングは、複数のセグメントどうしの側端面を接続することで形成されるものであり、前記複数のセグメントのうち少なくとも一つは、その両側端面が外周面側から内周面側に向かうに従って漸次内側に傾斜した楔形セグメントであり、両側端面間の長さの異なる複数種類の楔形セグメントを用意しておき、前記複数種類の楔形セグメントの内所定の楔形セグメントを選択し、選択された楔形セグメントと他の複数のセグメントとを接続することで、掘削孔の断面形状に合わせたセグメントリングを形成することを特徴とするシールド工法。
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