JP4248392B2 - 2,4−ジデオキシヘキソース及び2,4,6−トリデオキシヘキソースの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、アルドラーゼ及び水の存在下、少なくとも2の炭素原子及び少なくとも1のα―水素原子を有する置換又は無置換のカルボニル化合物と置換又は無置換アルデヒドとから2,4−ジデオキシヘキソース又は2,4,6−トリデオキシヘキソースを製造する方法に関する。
そのような方法は米国特許出願公開第5,795,749号から公知であり、これは4‐置換3‐ヒドロキシブタナール中間体を経る2,4,6−トリデオキシヘキソースの合成について記載する。反応物としてアセトアルデヒド及び2−置換アルデヒドが、そして触媒としてアルドラーゼが使用される。
そのような酵素により触媒されるアルドール縮合の知られた欠点は、生産力が低いことである。これは特にそのようなアルドール縮合が一般的に低いアルデヒド濃度において行われるためである、なぜなら使用されるアルドラーゼは、より高いアルデヒド濃度においては高い程度まで不活性であるだろうと一般的に考えられているからである。使用される低濃度のもう一つの欠点は、反応の終わりに、反応混合物中の2,4,6−トリデオキシヘキソースの濃度が低く、このことは例えば精製の費用に強く影響する。結果として、そのような技術に基づいて2,4−ジデオキシヘキソース及び2,4,6−トリデオキシヘキソースを製造するための工業的に魅力的な方法を開発することが可能であろうとは期待され得なかった。
本発明は、酵素により触媒されるアルドール縮合により、2,4−ジデオキシヘキソース又は2,4,6−トリデオキシヘキソースの工業的に魅力的な製造方法を提供する。
これは、2,4−ジデオキシヘキソース又は2,4,6−トリデオキシヘキソースの最終濃度が反応混合物の少なくとも2質量%であるように、少なくとも2の炭素原子及び少なくとも1のα―水素原子を有する置換又は無置換のカルボニル化合物と置換又は無置換アルデヒドとの反応を、高くても6モル/lの反応混合物のカルボニル濃度において行うことにより、本発明に従って達成される。
2,4−ジデオキシヘキソース及び2,4,6−トリデオキシヘキソースの公知の合成方法においては、高くても0.4モル/反応混合物リットルのカルボニル濃度が使用される。高くても反応混合物のおよそ1質量%である、2,4−ジデオキシヘキソース又は2,4,6−トリデオキシヘキソースの最終濃度が得られる。驚いたことに、6モル/lまでのカルボニル濃度が適切に使用され得、酵素の失活の程度は高いカルボニル濃度にもかかわらず制限されていることを、出願人は見出した。その結果、2,4−ジデオキシヘキソースまたは2,4,6−トリデオキシヘキソースのより高い最終濃度が得られ得、その結果、生産力が上がり、費用、特に生成物の精製が抑えられる。その結果、工業的に魅力的な方法を開発することが可能であることがわかった。
本発明の枠内において、カルボニルの濃度とは、少なくとも2の炭素原子及び少なくとも1のα―水素原子を有する置換または無置換のカルボニル化合物、置換又は無置換アルデヒド、及び少なくとも2の炭素原子及び少なくとも1のα―水素原子を有する置換又は無置換のカルボニル化合物と置換または無置換のアルデヒドとの反応において形成されるところの中間生成物の濃度の合計であると理解される。
カルボニルの濃度は、本質的に、合成工程の間、6モル/l未満の値に保たれる。(非常に)短い間の少しだけより高い濃度はほとんど悪影響を有さず、従って本発明の枠内においてやはり容認されることは当業者にとっては明らかであるだろう。好ましくは、カルボニル濃度は反応混合物リットル当たり0.1〜5モル、より好ましくは反応混合物リットル当たり0.6〜4モルの間である。
2,4−ジデオキシヘキソース又は2,4,6−トリデオキシヘキソースの最終濃度は、反応の終わりにおける反応混合物に対して計算されて、実際には、一般的に5〜50質量%、例えば8〜40質量%、特に10〜35質量%の間である。
少なくとも2の炭素原子及び少なくとも1のα―水素原子を有する置換又は無置換のカルボニル化合物、置換又は無置換アルデヒド、及びアルドラーゼの添加の順序は、非常に重大というわけではない。好ましくは、少なくとも2の炭素原子及び少なくとも1のα―水素原子を有する置換又は無置換のカルボニル化合物の添加の前にアルドラーゼは反応混合物に添加される。特に、選択された条件下、使用される置換又は無置換アルデヒドが、使用される少なくとも2の炭素原子及び少なくとも1のα―水素原子を有する置換又は無置換のカルボニル化合物より少ない程度に自己と反応するとき、少なくとも2の炭素原子及び少なくとも1のα―水素原子を有する置換又は無置換のカルボニル化合物が添加される前に、アルドラーゼが置換又は無置換アルデヒドの少なくとも一部の溶液と混合されることがより好ましい。好ましくは、反応混合物の0.1モル/lより多い置換又は無置換アルデヒドが供給され、より好ましくは反応混合物の0.3モル/lより多く,特に0.6モル/lより多くが供給される。置換又は無置換アルデヒドの初期の濃度のこの選択は、酵素工程の初期反応速度に有利な影響を与える。アルドラーゼは反応の間、幾つかの部分において添加または計量供給され得る。
本発明の1の実施態様において、少なくとも2の炭素原子及び少なくとも1のα―水素原子を有する置換又は無置換のカルボニル化合物及び置換又は無置換アルデヒドの両方及びアルドラーゼはそれぞれ反応混合物に一回で添加される。そうすることにおいて、少なくとも2の炭素原子及び少なくとも1のα―水素原子を有する置換又は無置換のカルボニル化合物、置換又は無置換アルデヒド及びアルドラーゼは同時にそして続けて添加されることができる。この実施態様に従うと、少なくとも2の炭素原子及び少なくとも1のα―水素原子を有する置換又は無置換のカルボニル化合物及び置換又は無置換アルデヒドの添加された量の合計は一般的に反応混合物のリットル当たり6モルにのぼり、実際に、7〜15質量%、特に反応混合物の5〜20質量%の最終生成物の濃度が通常達成される。
本発明のもう1つの実施態様において、少なくとも2の炭素原子及び少なくとも1のα―水素原子を有する置換又は無置換のカルボニル化合物、及び/又は置換又は無置換アルデヒドの添加は、少なくとも2回に分けて行われ、それぞれ次の添加は、前の添加からの反応物の少なくとも一部が転化された後に行われる。これは、反応の過程において添加された少なくとも2の炭素原子及び少なくとも1のα―水素原子を有する置換又は無置換のカルボニル化合物及び置換又は無置換アルデヒドの量の合計を反応混合物の1リットル当たり6モルより多くする一方で、同時に、反応の間の任意の時点において反応混合物中のカルボニル濃度が、酵素の失活化を制限するために、6モル/lより低いことを可能にする。アルドラーゼは、所望されるならば、一回で添加されるか又は少なくとも2回に分けて添加されることができる。
さらに別の実施態様において、少なくとも2の炭素原子及び少なくとも1のα―水素原子を有する置換又は無置換のカルボニル化合物及び/又は置換又は無置換アルデヒドは反応の間に適宜反応混合物に計量して供給される。好ましくはこの実施態様において、置換又は無置換アルデヒドの少なくとも一部はアルドラーゼと共に供給される。アルドラーゼはもし所望されるならば、一回に添加されることができ、あるいは複数の部分において添加されるか又は適宜計量供給されてもよい。
最後の2つの実施態様は、40質量%より高い2,4−ジデオキシヘキソース又は2,4,6−トリデオキシヘキソースの最終濃度に導くことができる。さらに、少なくとも2の炭素原子及び少なくとも1のα―水素原子を有する置換又は無置換のカルボニル化合物、置換又は無置換アルデヒド、及び/又はアルドラーゼの反応混合物への計量供給は、酵素コストのかなりの節約をもたらすことができることが見出された。
上の実施態様の組合せもまた可能である。
反応温度及びpHは非常に重要というわけではなく、両者とも基質の関数として選択される。好ましくは反応は液相において行われる。反応は、例えば−5〜45℃、好ましくは0〜10℃の反応温度において、そして5.5〜9の、好ましくは6〜8のpHにおいて行われることができる。
反応は、好ましくは多かれ少なかれ一定のpHにおいて行われ、例えばバッファ又は自動滴定が利用される。バッファとして、例えば炭酸ナトリウム及びカリウム、リン酸ナトリウム及びカリウム、トリエタノールアミン/HCl、ビス―トリス―プロパン/HCl及びHEPES/KOHが使用され得る。好ましくは炭酸カリウム又はナトリウムバッファーが、例えば20〜400ミリモル/反応混合物リットルの濃度において使用される。
少なくとも2の炭素原子及び少なくとも1のα―水素原子を有する置換又は無置換のカルボニル化合物の添加された合計量:添加された置換又は無置換アルデヒドのモル比は、非常に重大というわけではなく、1.5:1〜4:1、特に1.8:1〜2.2:1の範囲である。他の比もまた使用され得るが有利性はなにも提供しない。
本発明に従う方法における触媒として、2つのアルデヒド、又はアルデヒドとケトンとの間のアルドール縮合を触媒するアルドラーゼが使用される。好ましくは使用される該アルドラーゼは2−デオキシリボース―5−ホスフェートアルドラーゼ(DERA, EC 4.1.2.4)またはこの突然変異体、より好ましくは大腸菌(Escherichia coli)またはその突然変異種のからのDERAである。使用されるべきDERAの量は非常に重大というわけではないが、例えば使用される反応物、反応物の濃度、所望される反応速度、反応の所望される継続期間及び他の経済的因子の関数として選択される。使用されるべきDERAの量は、50〜5000U/置換又は無置換アルデヒドミリモルの範囲である。1U(単位)は酵素活性の尺度であり、37℃において1分当たり2−デオキシリボース‐5‐ホスフェートの1μmoleの転化に対応する。
少なくとも2の炭素原子及び少なくとも1のα―水素原子を有する置換又は無置換のカルボニル化合物は好ましくは2〜6の炭素原子、より好ましくは2〜4の炭素原子を有する。例えばアルデヒド例えばアセトアルデヒド及びプロパナール、及びケトン例えばアセトン及びフロロアセトンが使用され得る。少なくとも2の炭素原子及び少なくとも1のα―水素原子を有する置換又は無置換のカルボニル化合物としてアルデヒドが使用されるとき、もちろん、その(ヘミ)アセタールの形、例えばアルコール、特にメタノール、エタノール、又はグリコールのアセタールとして使用されてもよい。
置換または無置換アルデヒドとして、2〜20の炭素原子を有するアルデヒド例えばアセトアルデヒド、プロパナール、ブタナール、アセタールで保護されたジアルデヒドまたは置換アルデヒド、特に式HC(O)CH2Xを有する置換アセトアルデヒドが使用され得、ここでXは最終生成物において必要とされる置換基と同じであるか又は転化され得る基を表し、例えばCN基、または次の反応において脱離基として分裂し得る置換基、例えばハロゲン、特にCl,Br又はI;トシレート基;メシレート基;アシロキシ基特にアセトキシ基;フェナセチル基;アルコキシ基又はアリロキシ基、クロロアセトアルデヒドが特に適切である。
置換又は無置換アセトアルデヒドはそのまま、又はその(ヘミ)アセタール、例えばアルコール例えばメタノール、エタノール、又はグリコールのアセタールの形において使用されてもよい。
式1を有する2,4−ジデオキシヘキソース又は2,4,6−トリデオキシヘキソースは、
Figure 0004248392
例えば様々な医薬品の製造、特にHMG−CoAレダクターゼ阻害剤の合成、より詳細にはスタチン類、例えばロバスタチン、セリバスタチン、ロスバスタチン、シンバスタチン、プラバスタチン,及びフルバスタチン、特にワタナベらにより “Drugs of the future”, (1999年), 第24巻 第5号, 511〜513頁、 Bioorg. & Med. Chem. (1997年), 第5巻 第2号,437〜444頁に記載されるZD‐4522の合成の望ましい中間体である。本発明は、従って医薬品、特にスタチン類の合成のための望ましい中間体である、例えば2−(6−ヒドロキシメチル―1,3−ジオキサン―4−イル)酢酸の合成に使用されることができる2,4−ジデオキシヘキソース又は2,4,6−トリデオキシヘキソースへの新しい、経済的で魅力的なルートを提供する。
式1を有する2,4−ジデオキシヘキソース又は2,4,6−トリデオキシヘキソースは、本発明の方法を用いて、アセトアルデヒド及びHC(O)CH2X、ここでXは上で定義された通りである、から製造され、次に例えば公知の方法により、対応する式2、
Figure 0004248392
を有する4−ヒドロキシ―テトラヒドロピラン―2―オンに転化され得る、ここでXは上のように定義される。この転化のために適する試薬は、例えば塩基としての炭酸カルシウムと一緒に用いるBr2(Tetrahedron Lett.第30巻 第47号, 1989年、6503頁)、重クロム酸ピリジニウムの塩化メチレン溶液(Carbohydrate Res.第300巻1997年301頁)及びテトラ―N―プロピルアンモニウムテトラ―オキソルテネート(J. Chem. Soc, Chem. Commun. 1987年、1625頁)である。
得られた4−ヒドロキシ―テトラヒドロピラン―2―オンは次にもし所望であれば式3を有する2−(1,3−ジオキサン―4−イル)酢酸誘導体に転化されることができる。
Figure 0004248392
ここでXは上で定義した通りであり、R1,R2,及びR3はそれぞれ独立して1〜3の炭素原子を有するアルキル基を表す。この転化は例えば、適切なアセタール化試薬及び酸触媒の存在下行われ得る。
次に、2−(1,3−ジオキサン―4―イル)酢酸誘導体は塩基及び水の存在下、加水分解されて式4の塩を生成する。
Figure 0004248392
ここでYは、アルカリ金属、アルカリ土類金属、又は置換若しくは無置換アンモニウム基、好ましくはNa,Ca,又はテトラアルキルアンモニウム化合物を表し、かつここでX,R1及びR2は上で定義された通りである。加水分解に続いて、Y=Hである式4に従う対応する2−(1,3−ジオキサン−4−イル)酢酸に転化されることができる。
式4に従う対応する2−(1,3−ジオキサン−4−イル)酢酸の塩は、式3に従う2−(1,3−ジオキサン−4−イル)酢酸の対応するエステルに、自体公知である方法で転化されることができ、ここでX,R1,及びR2は上で定義された通りであり、R3は1〜12の炭素原子を有するアルキル基、6〜12の炭素原子を有するアリール基、または7〜12の炭素原子を有するアラルキル基を表す。好ましくは2−(1,3−ジオキサン−4−イル)酢酸の塩は2−(1,3−ジオキサン−4−イル)酢酸の対応するt−ブチルエステルに転化される。
式3を有する2−(1,3−ジオキサン−4−イル)酢酸誘導体、ここでR3は1〜12の炭素原子を有するアルキル基、6〜12の炭素原子を有するアリール基または7〜12の炭素原子を有するアラルキル基を表す、は、例えば米国特許出願公開第5594153号において記載されるように、式5を有する対応する2−(6−ヒドロキシメチル―1,3−ジオキサン−4−イル)酢酸、ここでR1、R2,及びR3は上で定義した通りである、に転化される得るか
Figure 0004248392
又は国際特許出願公開第200008011号におけるように、転化により式3に従う化合物、但しX=アシロキシ例えばアセトキシ基、かつR1、R2、及びR3は上で定義された通りである、に転化され得、続いて一般的に公知である方法において水酸基によるアシロキシ基の置換が行われ得る。
式2を有する4−ヒドロキシ―テトラヒドロピラン―2−オン
Figure 0004248392
ここでXは上で定義した通りである、もまた酸又は塩基の助けで、式6を有するジヒドロキシヘキサン酸に転化され得る。
Figure 0004248392
式6を有するジヒドロキシヘキサン酸は、次に式3の2−(1,3−ジオキサン―4−イル)酢酸誘導体に、例えば適切なアセタール化試薬及び酸触媒の存在下、転化されることができ、ここでX、R1、R2は上で定義された通りであり、R3は1〜12の炭素原子を有するアルキル基、6〜12の炭素原子を有するアリール基、または7〜12の炭素原子を有するアラルキル基を表す。
本発明は実施例に基づいて説明されるが、それにより制限されない。
1.GC分析のための対照物質としての多量の6−クロロ―2,4,6−トリデオキシヘキソースの製造
76mL(0.60モル)の50%クロロアセトアルデヒド溶液及び84mL(1.47モル)のアセトアルデヒドが、10℃において0.62Lの100mMNaHCO3溶液に添加され、その後pHは4NのNaOHによってpH7.0に調節された。酵素反応が220gの酵素溶液(2050U/g)の添加により開始された。約18時間の攪拌後、6−クロロ―2,4、6−トリデオキシヘキソースへの最大の転化がGCにより測定された。反応は1.7Lのアセトンの転化により停止された。4gのジカライトがこの混合物に添加され、約30分の攪拌後、該混合物は濾過された。濾液は5時間、40℃において真空下、気化された。得られたオイルは、シリカゲルカラム(400mL)上でカラムクロマトグラフィーにより精製され、石油エーテル(沸点:40〜70℃)と酢酸エチルとの体積比1:2の混合物からなる溶出液で溶出された。0.33のRf値を有する画分の気化の後、合計で26gの6−クロロー2,4、6−トリデオキシヘキソースが単離された。用語、画分のRf値は当業者にとって公知であり、カラムにおいてある画分が進んだ距離を、カラムにおいて移動溶媒が進んだ距離で割った値として定義されるか又はカラムにおいて、ある画分がある距離を進むのに必要とする時間を、カラムにおいて移動溶媒が同じ距離を進むのに必要とする時間で割った値として定義される。
6−クロロ―2,4、6−トリデオキシヘキソースの純度はP. P. LankhorstによりPharmacopeial Forum, 第22巻, 第3号, 2414〜2422頁において記載される方法に従って1HNMRの手段により決定された。
2.GC分析
酵素反応の間の6−クロロ―2,4,6−トリデオキシヘキソースの濃度は、ガスクロマトグラフィー分析により測定された。Hewlet Packard社の水素炎イオン化検出器付GC、クロムパックCP−Sil5CBカラム(25m*0.25mm、dr1.2μm)を装備された型式HP5890シリーズIIが使用された。アセトン中の既知の化学的純度(1)を用いて6−クロロ―2,4,6−トリデオキシヘキソースの較正曲線に基づいて濃度が測定された。
3.DERA溶液の調整
組換えEscherichia coli細胞中のDERA酵素を過剰発現させるための標準の技術が適用された。そのような技術はSambrookらのMolecular Cloning : A Laboratory Manual", Cold Spring Harbor, ニューヨーク、1989年に記載されている。この場合、Escherichia coli W3110のdeoC遺伝子が市販入手可能な発現ベクターpBADMyc-HisB(インビトロジュエン社、グロニンゲン、オランダ)中でクローン化された。遺伝子(終止コドンを含む)がポリメラーゼ連鎖反応により増幅され、deoCのATG開始コドンがベクターのNcolサイト上のATGコドンと同一になるようにベクター中のNcol及びEcoRIサイトに導入された(翻訳融合)。deoCの終止コドンもまたクローン化されたので、Hisタグを有する融合たんぱく、これもまたベクター上にコードされている、の生成が妨げられた。得られるプラスミドpBADDERA2.2を有するEscherichia coli DH10B細胞(ライフテクノロジーズ、ブレダ、オランダ)が10Lの曝気されかつ攪拌されたタンク反応器において、100μg/mLのカルベニシリンを有する複合Luria Bertani培地の上で培養され、アラビノースの添加により0.01%まで誘導された。細胞密度を増加させるため、2つの追加的な水性溶液、純粋なグリセロールを含む水性溶液(フィード1)及び13%のイースト抽出物及び1.3%のトリプトン(Difco社、ミシガン州、US)を含む水性溶液(フィード2)が、細胞がLB培地を消費した後、添加された。このようにして、約350gの湿った細胞が10Lの培養液から得られ、該培養液は遠心分離により回収され、続いてpH7.2のリン酸カリウムバッファ中に再懸濁され、再び遠心分離された。ペレットが−20℃において貯蔵された後、上澄みが除去された。
文献、例えばChenらのJ. Am. Chem. Soc.第114巻,1992年, 741〜748頁 及びWongらの J. Am. Chem. Soc. 第117巻,1995年, 3333〜3339頁において、組換えE.Coli細胞からのDERAの精製について様々な方法が記載されている。しかし、精製はアルドール反応におけるDERAの有効な使用のための条件ではない、例えばWongらの J. Am. Chem. Soc. 第117巻,1995年, 3333〜3339頁を参照されたい。DERAの部分精製のために、標準的な技術が使用された。冷凍されたペレットが100mMのリン酸カリウムバッファ中にpH7.2において懸濁され(1重量部の湿った細胞及び2重量部のバッファ)、その後細胞壁が連続超音波処理で破壊された。透明な粗抽出物が遠心分離により得られ、直接使用されるか又は−20℃において貯蔵された。溶液はもし所望であるならば、超音波処理で、例えば10,000ドルトンのカットオフ値を有するミリポアの超音波膜(ミリポア社、ベドフォード、アメリカ合衆国)を使用して超音波によりさらに濃縮されることができる。この方法により得られた典型的な比活性は、溶液1g当たり1400〜5300ユニットの間である。
4.DERAの活性の測定
DERAを合成する組換えE.Coliは、50mMのリン酸カリウムバッファ中で音波処理に付され、遠心分離されて(18,500rpm、30分)、細胞物質を除去した。得られる遊離の細胞抽出物は希釈され、リンクされた分光学的試験で使用された。この試験において、2−デオキシリボース−5−ホスフェートはD−グリセルアルデヒド―3−ホスフェートとアセトアルデヒドとに転化され、その後、トリオースホスフェートイソメエラーゼ(TIM、EC5.3.1.1)の存在下、D−グリセルアルデヒド―3−ホスフェートはジヒドロキシアセトンホスフェートに転化された。最後の段階において、ニコチンアミンアデニンジヌクレオチドが還元型(NADH)において消費され、それは340nmにおける吸収の減少の測定を通して分光学的に追跡された。典型的にはpH7.2の50mMのトリエタノールアミンバッファを2878.5μM、NADHの12mMの水溶液を30μl、30ユニットのGDH及び500ユニットのTIMを3.2Mの水性リン酸アンモニウム塩溶液中に含む酵素懸濁物を11.5μL、及び2−デオキシリボース―5−ホスフェートの50mM水溶液を30μLを含む3mlの合計体積が使用された。反応は50μlの遊離の細胞抽出物を添加することにより開始された。温度は37℃であった。活性は、U(ユニット)で表され、ここで1ユニットは37℃において1分あたり1μモルの2−デオキシリボース―5−ホスフェートの転化に対応する酵素活性に等しく、340nmにおける吸収の線形減少から計算された。
実施例I
バッチ実験における6−クロロ―2,4,6−トリデオキシヘキソースの合成
45%クロロアセトアルデヒド溶液4.3mL(0.03モル)及びアセトアルデヒド3.4mL(0.06モル)が100mMのNaHCO3のバッファ溶液37mLに4℃の温度において添加された。この混合物のpHは7.3であった。酵素反応は6.3mL(5270U/g)の酵素溶液の添加により開始された。反応は7.5の一定のpHにおいて行われた。定期的に混合物はGCで分析された。反応は、6−クロロ―2,4,6−トリデオキシヘキソースの濃度が約80g/L(8質量%)に達した後、10mLのアセトンの添加により停止された。
実施例II
反復バッチ実験における6−クロロ―2,4,6−トリデオキシヘキソースの製造
実施例Iの実験が繰り返された。しかし、6−クロロ―2,4,6−トリデオキシヘキソースの濃度が約80g/Lに達した後、クロロアセトアルデヒドの45%溶液がさらに4.3mL(0.03モル)、アセトアルデヒド3.4mL(0.06モル)及び6.3mLの酵素溶液(5270U/g)が再び添加された。転化が一定の値に達しさらに増加しなくなるごとに、これはもう3回繰り返された。このようにして、合計でクロロアセトアルデヒドの45%溶液が0.15モル及び0.30モルのアセトアルデヒドが添加された。反応は7.5の一定のpHにおいて行われた。反応混合物からの試料はGCを用いて分析された。最終的な6−クロロ―2,4,6−トリデオキシヘキソースの濃度は約240g/L(24質量%)であった。
実施例III
反応成分の計量供給による6−クロロ―2,4,6−トリデオキシヘキソースの合成
84g(1.0モル)のNaHCO3が6.2Lの脱ミネラル化水に添加され、その後、該溶液は約2℃まで冷却された。続いて、72.3mL(0.4モル)のクロロアセトアルデヒドの45%溶液がこれに添加され、その後、溶液のpHは32%HClで7.3に調節された。酵素溶液(6.8×106U)がこの混合物に添加され、その後、体積が7.5Lに合わせられた。2時間の間に、合計で1.3L(9.5モル)の45%クロロアセトアルデヒド溶液及び0.9L(9.9モル)の50%アセトアルデヒド溶液がこの混合物に計量供給された。この後、5時間の間に、0.86L(9.5モル)の50%アセトアルデヒド溶液が添加された。反応混合物は2℃及び7.5の一定のpHにおいて一晩攪拌された。反応混合物の合計重量は10.9kgにのぼった。6−クロロ―2,4,6−トリデオキシヘキソース含有量はガスクロマトグラフィーにより測定され、126g/L(12.6質量%)であることが見出された。
実施例IV
反応成分の計量供給による6−クロロ―2,4,6−トリデオキシヘキソースの製造
11.8g(0.14モル)のNaHCO3が0.44Lの脱ミネラル化水に添加され、その後、該溶液は約2℃まで冷却された。続いて10.0mL(0.07モル)のクロロアセトアルデヒドの45%溶液がこれに添加され、その後溶液のpHは32%のHClで7.3のpHに調節された。酵素溶液(1.03×106ユニット)がこの混合物に添加された。2時間の間に、0.193L(1.35モル)のクロロアセトアルデヒドの45%溶液及び0.127L(1.40モル)のアセトアルデヒドの50%溶液がこの混合物に計量供給された。この後5時間の間に、アセトアルデヒドの50%溶液、0.134L(1.46モル)が添加された。反応混合物は2℃及び7.5の一定のpHにおいて一晩攪拌された。6−クロロ―2,4,6−トリデオキシヘキソース含有量はガスクロマトグラフィーにより測定され、180g/L(18.0質量%)であることが見出された。

Claims (17)

  1. アルドラーゼ及び水の存在下、少なくとも2の炭素原子及び少なくとも1のα―水素原子を有する置換又は無置換のカルボニル化合物及び置換又は無置換アルデヒドから2,4−ジデオキシヘキソース又は2,4,6−トリデオキシヘキソースを製造する方法において、少なくとも2の炭素原子及び少なくとも1のα―水素原子を有する置換又は無置換のカルボニル化合物と置換又は無置換アルデヒドとの反応が、高くても6モル/反応混合物リットルのカルボニル濃度において行なわれ、かつ2,4−ジデオキシヘキソース又は2,4,6−トリデオキシヘキソースの最終濃度が反応混合物の少なくとも2質量%であることを特徴とする方法。
  2. 2,4−ジデオキシヘキソース又は2,4,6−トリデオキシヘキソースの最終濃度が、反応混合物の5〜50質量%であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 2,4−ジデオキシヘキソース又は2,4,6−トリデオキシヘキソースの最終濃度が、反応混合物の10〜35質量%であることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. 合成工程の間の反応混合物中のカルボニル濃度が、0.6〜4モル/反応混合物リットルであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 少なくとも0.1モル/lの置換又は無置換アルデヒドが供給されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 少なくとも2の炭素原子及び少なくとも1のα―水素原子を有する置換又は無置換のカルボニル化合物及び/又は置換又は無置換アルデヒドが、少なくとも2回に分けて反応混合物に添加されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 少なくとも2の炭素原子及び少なくとも1のα―水素原子を有する置換又は無置換のカルボニル化合物及び/又は置換又は無置換アルデヒドが、反応混合物に時間をかけて計量供給されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  8. 添加された、少なくとも2の炭素原子及び少なくとも1のα―水素原子を有する置換又は無置換のカルボニル化合物の合計量:添加された、置換又は無置換アルデヒドのモル比が、1.5:1〜4:1であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 2−デオキシリボース―5−ホスフェートアルドラーゼがアルドラーゼとして使用されることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 2−デオキシリボース―5−ホスフェートアルドラーゼが大腸菌( Escherichia coli から由来することを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  11. 置換又は無置換アルデヒドとして、式HC(O)CHX(XはCN,ハロゲン、トシレート基、メシレート基、アシロキシ基、フェナセチルオキシ基、アルキルオキシ基、又はアリールオキシ基を表す)を有する置換アセトアルデヒドが使用されることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  12. Xが脱離基であることを特徴とする、請求項11に記載の方法。
  13. アセトアルデヒドが置換又は無置換カルボニル化合物として使用されることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 得られた2,4−ジデオキシヘキソース又は得られた2,4,6−トリデオキシヘキソースが、続いて対応する4−ヒドロキシ―テトラヒドロピラン―2−オンに転化されることを特徴とする、請求項12又は13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 4−ヒドロキシ―テトラヒドロピラン―2−オンが、続いて2−(1,3−ジオキサン―4−イル)酢酸誘導体に転化される、請求項14に記載の方法。
  16. 2−(1,3−ジオキサン―4−イル)酢酸誘導体が、続いて対応する2−(6−ヒドロキシメチル―1,3−ジオキサン―4−イル)酢酸誘導体に転化される、請求項15に記載の方法。
  17. 2−(1,3−ジオキサン―4−イル)酢酸誘導体が2−(1,3−ジオキサン―4−イル)酢酸のt−ブチルエステルである、請求項15又は16のいずれか1項に記載の方法。
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