JP4246765B2 - 往復動式モータの固定子及びその製造方法 - Google Patents

往復動式モータの固定子及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、往復動式モータに関し、特に、複数の積層シートを円筒状に積層するとき、その円筒状積層体の単位体積当たりの積層シートの体積を最大化して、磁束に対する抵抗を最小化することができる往復動式モータの固定子及びその製造方法に関する。
モータは、電気エネルギーを運動エネルギーに変換する。このようなモータは、電気エネルギーを回転運動力に変換する回転モータや、電気エネルギーを直線運動力に変換する往復動式モータなどに分類される。
図1は、前記往復動式モータの一例を示すもので、同図に示すように、前記往復動式モータは、アウターコア100及びそのアウターコア100内に挿入されるインナーコア200で構成される固定子と、前記固定子のアウターコア100とインナーコア200の間に動作自在に挿入される可動子300とを含む。
可動子300は、円筒状に形成され、アウターコア100とインナーコア200との間に挿入される磁石ホルダー310と、前記磁石ホルダー310に結合される永久磁石320とを含む。
アウターコア100の内部には、巻線コイル400及びその巻線コイル400が位置するボビン410が結合される。ボビン410は、環状に形成され、巻線コイル400は、ボビン410にワイヤーが複数回、巻回されて形成される。ボビン410及び巻線コイル400は、インナーコア200に結合してもよい。
アウターコア100は、所定のサイズの内径と幅とを有する円筒状に形成される。アウターコア100の円周方向への断面は、巻線コイル400及びボビン410が位置するように内側に開口した開口溝110と、開口溝110の外側に該当する部分として、磁束が流れるパス部120と、パス部120の内側両端部に該当する部分として、極を形成するポール部130とからなる。
インナーコア200は、所定の幅を有する円筒状に形成される。インナーコア200の円周方向への断面は、所定の幅と長さを有する矩形状である。
なお、図中の符号Rは固定リングを示す。
以下、このような往復動式モータの動作を説明する。
往復動式モータに電源が供給されることによって、巻線コイル400に電流が流れ、巻線コイル400に流れる電流により、巻線コイル400の周辺に磁束が形成される。巻線コイル400の周辺に形成される磁束は、アウターコア100のパス部120とインナーコア200に沿って閉ループを形成する。
巻線コイル400に流れる電流によりアウターコア100のパス部120とインナーコア200に形成された磁束と、可動子300の永久磁石310により形成された磁束との相互作用により、永久磁石310が軸方向に力を受け、永久磁石310に作用する力により、可動子300が軸方向に動く。また、巻線コイル400に供給される電流の方向を交互に変えることによって、可動子300が直線往復運動を行うようになる。
一方、前記固定子Sを構成するアウターコア100及びインナーコア200は、その形態が多様であり、かつその製作方法も多様である。前記固定子のアウターコア100及びインナーコア200は、磁束の損失を最小化するために、通常、所定の形状を有する薄板を複数個、積層して製作する。もし、アウターコア100又はインナーコア200が、それぞれ積層体でなく、1つの本体からなる場合は、銅損により磁束の損失を誘発する。
図2は、前記往復動式モータのインナーコアの一例を示す分解斜視図である。
同図に示すように、前記往復動式モータのインナーコア200は、所定の厚さを有する矩形状の積層シートISが円筒状に積層されて円筒状積層体となる。積層シートISにおいて、相対的に長い辺1が円筒状積層体の内外側に位置するように積層される。また、各積層シートISの短い両側辺2に開口した凹部3が形成され、各積層シートISの凹部3により、円筒状積層体の両側面にリング溝210がそれぞれ形成される。リング溝210に環状の固定リングRがそれぞれ結合されることによって、各積層シートISが固定される。
一方、前記往復動式モータのアウターコア100が積層体の場合も、インナーコア200の積層体と同様の形で構成される。即ち、所定の形状の積層シートが円筒状に積層され、各積層シートは、その円筒状積層体の中心方向に位置する。
しかしながら、前述したような往復動式モータの固定子、即ち、円筒状積層体からなるアウターコア100及びインナーコア200は、単位体積当たりの積層シートが占める比率が低いため、磁束の形成時、磁束の密度が相対的に高くなり、磁束の抵抗を増加させる。より詳しくは、図3に示すように、インナーコア200が所定の厚さを有する積層シートISが円筒状に積層された円筒状積層体で構成されるため、円筒状積層体の内周面側は、積層シートISが隣接した積層シートISと密着した状態となるが、円筒状積層体の外周面側は、各積層シートISの間に間隔hが形成される。このような各積層シート間の間隔hは、円筒状積層体の内周面側から外周面側にいくに従って一定の比率で増加する。また、アウターコア100が円筒状積層体で構成された場合も同様である。
これにより、前記円筒状積層体の内部に形成される空間が多く、円筒状積層体の単位体積当たりの積層シートISにより満たされる体積が少ないため、相対的に磁路が狭くなり、磁束に対する抵抗が増加し、モータの効率を低下させるという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、複数の積層シートを円筒状に積層するとき、その円筒状積層体の単位体積当たりの積層シートの体積を最大化して、磁束に対する抵抗を最小化することができる往復動式モータの固定子及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、このような目的を達成するために、複数の積層シートが円筒状又は円弧状に積層された2つの積層体を含む固定子と、前記2つの積層体がなす空隙の間に挿入されて直線往復運動を行う可動子とを含む往復動式モータにおいて、前記積層体を構成する積層シートの形状は、前記各積層体の外周側に位置する部分の厚さがその内周側に位置する部分の厚さより厚いことを特徴とする往復動式モータの固定子を提供する。
また、所定の厚さを有する母材を所定のサイズに切断する切断段階と、その切断された平面シートの両側の厚さが互いに異なるようにプレス加工して積層シートを製作するプレス段階と、前記積層シートの厚さが相対的に薄い部分が内側に位置し、厚い部分が外側に位置するように、前記積層シートを円筒状に積層する積層段階とを含むことを特徴とする往復動式モータの固定子製造方法を提供する。
本発明に係る、上記の及びその他の目的、特徴、態様及び利点は、添付する図面と共に以下に記載する本発明の詳細な説明を参照することによって、さらに明らかになるであろう。
以下、添付図面に例示される本発明の好適実施例の詳細を参照する。
以下、本発明による往復動式モータの固定子及びその製造方法を添付の図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。
図4及び図5は、本発明による往復動式モータの固定子の一実施形態を備える往復動式モータを示す断面図及び正面図である。従来と同一部分には同一符号を付す。
同図に示すように、本発明による往復動式モータは、アウターコア500及びそのアウターコア500内に挿入されるインナーコア600で構成される固定子と、前記固定子のアウターコア500とインナーコア600との間に動作自在に挿入される可動子300とを含む。
アウターコア500の内部には、ボビン410及びそのボビン410にワイヤーが巻回された巻線コイル400が結合される。ボビン410、巻線コイル400及び可動子300は、従来の構造と同様であるため、以下、それらの説明を省略する。
インナーコア600は、図6及び図7に示すように、複数の積層シートIS1が円筒状に積層された円筒状積層体であり、その積層体を構成する積層シートIS1の形状は、積層体の外周側に位置する部分の厚さがその内周側に位置する部分の厚さより厚く形成される。
積層シートIS1は、矩形状の平面に形成された平面部11と、平面部11の反対側面に階段状の連続する複数の段差面Aが形成された段差部12とを備える。段差面Aは、図上においては3面であるが、段差面Aの数は多いほど効果的である。積層シートIS1の長い両側辺13は、互いに厚さが異なる。また、相対的に短い両側辺14には、凹部15がそれぞれ形成される。凹部15は、一側が開口した四角形状に形成される。
前記円筒状積層体を構成する積層シートIS1は、隣接する積層シートIS1と互いに平面部11と段差部12が接触するように積層される。
前記円筒状積層体の両側面には、その円筒状積層体を構成する各積層シートIS1の凹部15により、環状のリング溝610がそれぞれ形成され、各リング溝610には、環状の固定リングRがそれぞれ圧入される。
一方、前記複数の積層シートIS1で構成される円筒状積層体を固定する他の手段として、円筒状積層体の両側面にそれぞれ溶接を行うことにより、円筒状積層体を固定することもできる。
積層シートの変形された形態として、図8に示すように、その変形された積層シートIS2は、階段状の複数の段差面Aが形成された第1段差部21と、第1段差部21の反対側面に、その第1段差部21と対応するように、階段状の複数の段差面Aが形成された第2段差部22とを備える。即ち、積層シートIS2は、矩形状に形成され、その両側面に第1段差部21及び第2段差部22が形成される。
段差面Aは、図上においては3面であるが、段差面Aの数は多いほど効果的である。積層シートIS2の長い両側辺23は、互いに厚さが異なる。また、相対的に短い両側辺には、凹部25がそれぞれ形成される。凹部25は、一側が開口した四角形状に形成される。
前記円筒状積層体の両側面には、その円筒状積層体を構成する各積層シートIS2の凹部25により、環状のリング溝610がそれぞれ形成され、各リング溝610には、環状の固定リングRがそれぞれ圧入される。
積層シートの他の変形された形態として、図9に示すように、積層シートIS3は、その中心軸に向けて両側面が傾斜した矩形状の傾斜平面部31で形成される。積層シートIS3の長い両側辺32は、互いに厚さが異なり、その横方向の断面形状は台形状である。積層シートIS3の短い両側辺には、凹部35がそれぞれ形成される。凹部35は、一側が開口した四角形状に形成される。
前記円筒状積層体の両側面には、その円筒状積層体を構成する各積層シートIS3の凹部35により、環状のリング溝610がそれぞれ形成され、各リング溝610には、環状の固定リングRがそれぞれ圧入される。
前述したような円筒状積層体からなるインナーコア600は、円筒状積層体を構成する積層シートISの内周側が外周側より薄いため、円筒状積層体の外周側の積層シート間の間隔だけでなく、各積層シート間の間隔が最小化される。これにより、インナーコア600を構成する円筒状積層体の単位体積当たりの積層シートが占める体積が最大化される。
一方、アウターコア500は、所定の形状を有する複数の積層シートIS4が積層された積層体であり、前記積層体を構成する積層シートIS4の形状は、前記積層体の外周側に位置する部分の厚さがその内周側に位置する部分の厚さより厚く形成される。
アウターコア500の積層シートIS4は、矩形状の平面に形成された平面部41と、平面部41の反対側面に階段状の連続する複数の段差面Aが形成された段差部42とを備える。段差面Aは、図上においては3面であるが、段差面Aの数は多いほど効果的である。積層シートIS4の長い両側辺は、互いに厚さが異なる。
また、積層シートIS4の薄い一側辺には、四角形状の開口溝520が形成される。開口溝520は、多様な形態に形成することができる。また、積層シートIS4の相対的に短い両側辺には、凹部45がそれぞれ形成される。凹部45は、一側が開口した四角形状に形成される。
前記円筒状積層体を構成する積層シートIS4は、隣接する積層シートIS4と互いに平面部41と段差部42が接触するように積層される。
前記円筒状積層体の両側面には、その円筒状積層体を構成する各積層シートIS4の凹部45により、環状のリング溝510がそれぞれ形成され、開口溝520により、ボビン410が挿入される環状のボビン挿入溝が形成される。各リング溝510には、環状の固定リングRがそれぞれ圧入される。
アウターコア500を構成する積層シートIS4は、前述のインナーコア600の積層シートと同様に、多様な形態に変形することができる。
前述したような円筒状積層体からなるアウターコア500は、インナーコア600と同様に、円筒状積層体の外周側の積層シート間の間隔だけでなく、各積層シート間の間隔が最小化され、これにより、アウターコア500を構成する円筒状積層体の単位体積当たりの積層シートが占める体積が最大化される。
本発明による往復動式モータの固定子は、前述したように、アウターコア500とその内部に挿入されるインナーコア600を共に積層体で構成することができる。また、アウターコア500を積層体で構成し、アウターコア500の内部に挿入されるインナーコア600を非積層体で形成することもできる。また、アウターコア500を非積層体で形成し、インナーコア600のみを積層体で構成することもできる。
本発明による往復動式モータの固定子製造方法は、図10に示すように、所定の厚さを有する母材を所定のサイズに切断する切断段階と、その切断された平面シートの両側の厚さが互いに異なるようにプレス加工して積層シートを製作するプレス段階とを含む。前記平面シートは、矩形状に複数個切断され、その矩形状の平面シートは、その長手方向の両側、即ち、長さが長い両側の厚さが異なるようにプレス加工する。
また、前記積層シートは円筒状に積層される。このとき、積層シートの相対的に厚さが薄い部分が円筒状積層体の内周側に位置し、厚い部分が外側に位置するように積層される。
前記円筒状積層体を構成する各積層シートは、固定リングRで固定するか、又は溶接により固定結合する。
前記製造過程のうちプレス段階で、前記平面シートは、図11に示すように、一側面のみ階段状かつ段階的にプレス加工をする。即ち、前記平面シートの一側面をプレスで段階的に押圧して、階段のような複数の段差面Aを形成する。このような各積層シートISは、円筒状に積層するとき、その隣接した積層シートの平面と段差面Aが接触するように積層する。
一方、製造過程のうちプレス段階で、前記平面シートは、図12に示すように、両側面とも階段状かつ段階的にプレス加工をすることができる。即ち、前記平面シートは、両側面に階段状の段差面Aがそれぞれ形成される。
積層シートの前記両側面に段差面Aを設けるために、前記平面シートの一側面を先に階段状かつ段階的にプレス加工し、前記平面シートを反転させて他側面を階段状かつ段階的にプレス加工する。
さらに他の方法として、平面シートの両側面を同時に階段状かつ段階的にプレス加工することもできる。
前述したような製造方法で製造された円筒状積層体は、外周側の積層シート間の間隔だけでなく、各積層シート間の間隔が最小化される。
以下、本発明による往復動式モータの固定子及びその製造方法の作用効果を説明する。
まず、本発明による往復動式モータの固定子が備えられた往復動式モータは、従来の往復動式モータの動作と同様に、電源の供給により巻線コイル400に電流が流れ、その巻線コイル400に流れる電流により、固定子のアウターコア500とインナーコア600に磁束が形成される。前記固定子のアウターコア500とインナーコア600に形成される磁束と、可動子の永久磁石320による磁束との相互作用により、永久磁石320が力を受けて可動子300が動く。
前記の過程で、本発明の固定子は、異なる厚さを有する複数の積層シートが積層された円筒状積層体を備えるため、その円筒状積層体の単位体積当たりの積層シートの体積が最大化され、これにより、固定子の円筒状積層体に形成されるフラックスの磁路を最大化して、磁束に対する抵抗を最小化する。
また、円筒状積層体を構成する各積層シート間の接触部分が相対的に多くなるため、往復動式モータの動作中に振動が発生しても、積層シートの揺れや接触騒音などを防止することができる。
上述したように、本発明による往復動式モータの固定子及びその製造方法では、巻線コイルに印加される電流及び永久磁石によって生成される磁束の経路が最大化され、これによって磁束抵抗が最小化される。これによりモータの出力だけでなくモータ効率が向上する。
さらに、積層シートの支持状態が強固になるので、モータ動作時に振動が生じた場合でも、積層シート間で振動及び雑音が発生することが防止され、モータの信頼性が向上される。
本発明は、その精神及び本質的特徴から逸脱することなく様々な形態で具現化することが可能であり、したがって特に明記がない限り上記実施例は、上述の説明の細部のいずれによっても限定されないものと理解されるべきであって、むしろその精神及び添付された特許請求の範囲に定義される範囲内において広く解釈されるべきである。したがって、特許請求の範囲内またはその均等な範囲における全ての変更及び修正は、添付される特許請求の範囲に包含される。
一般的な往復動式モータを示す断面図である。 往復動式モータのインナーコアの一例を示す分解斜視図である。 記往復動式モータのインナーコアの正面図である。 本発明による往復動式モータの固定子の一実施形態を備える往復動式モータの断面図である。 本発明による往復動式モータの固定子の一実施形態を備える往復動式モータの正面図である。 往復動式モータの固定子を構成するインナーコアを示す分解斜視図である。 インナーコアを部分拡大して示す正面図である。 インナーコアの他の変形例を部分拡大して示す斜視図である。 インナーコアのさらに他の変形例を部分拡大して示す斜視図である。 往復動式モータの固定子製造方法を示すフローチャートである。 往復動式モータの固定子製造工程を示す正面図である。 往復動式モータの固定子製造工程を示す正面図である。

Claims (6)

  1. 複数の積層シートが円筒状又は円弧状に積層された2つの積層体を含む固定子と、前記2つの積層体がなす空隙の間に挿入されて直線往復運動を行う可動子とを含む往復動式モータにおいて、
    前記積層体を構成する積層シートは、四角形状の平面部と、前記平面部の反対側面に階段状に複数の段差面が形成された段差部とを備え、前記各積層体の外周側に位置する部分の厚さがその内周側に位置する部分の厚さより厚いことを特徴とする往復動式モータの固定子。
  2. 前記段差部に形成された段差面に対応するように、前記平面部に階段状に段差面が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の往復動式モータの固定子。
  3. 前記各積層シートの両側端に凹部がそれぞれ形成され、前記各積層シートの凹部により形成されたリング溝に環状の固定リングが結合されて、積層体を構成する積層シートが固定されることを特徴とする請求項1に記載の往復動式モータの固定子。
  4. 前記積層体を構成する積層シートは、溶接により固定されることを特徴とする請求項1に記載の往復動式モータの固定子。
  5. 巻線コイルが備えられたアウターコア、及び前記アウターコア内に所定の空隙をおいて挿入されるインナーコアを含む固定子と、前記空隙に挿入されて直線往復運動を行う可動子とを含む往復動式モータにおいて、
    前記アウターコア又はインナーコアは、複数の積層シートが積層された積層体であり、前記積層体を構成する積層シートは、四角形状の平面部と、前記平面部の反対側面に階段状に複数の段差面が形成された段差部とを備え、前記積層体の外周側に位置する部分の厚さがその内周側に位置する部分の厚さより厚いことを特徴とする往復動式モータの固定子。
  6. 所定の厚さを有する母材を四角形状に切断する切断段階と、
    前記四角形状の平面シートを一側面のみ複数の階段状かつ段階的にプレス加工して積層シートを製作するプレス段階と、
    前記積層シートの厚さが相対的に薄い部分が内周側に位置し、厚い部分が外周側に位置するように、前記積層シートを円筒状に積層する積層段階と、
    を含むことを特徴とする往復動式モータの固定子製造方法。
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