JP4246054B2 - シクロヘキサンジメタノールを用いた防錆用水系ポリウレタン樹脂 - Google Patents

シクロヘキサンジメタノールを用いた防錆用水系ポリウレタン樹脂 Download PDF

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Description

本発明はクロメート処理を施さない耐蝕性に優れた鋼板・鋼材の製造に用いる水系ポリウレタン樹脂に関するものであり、この水系ポリウレタン樹脂は防錆性能や塗膜性能を強化するために、1,4−シクロヘキサンジメタノールを原料として使用することを特徴としたものである。この水系ポリウレタン樹脂は、有機イソシアネート成分としてジイソシアネートを用い、これに対して1,4−シクロヘキサンジメタノールを含むポリオール類を反応させたプレポリマーを、更に鎖延長剤と反応させて得られる。この防錆用水系ポリウレタン樹脂は、鋼板・鋼材との密着性、安全性、耐摩耗性、耐水性、防錆性、強靭性、防錆剤の混和性などに優れ、1,4−シクロヘキサンジメタノールを使用することによりクロメート処理を施さない防錆用鋼板において、特に防錆性において優れた性能を発揮するものである。
家庭用電気製品や建材などに使用する防錆用金属板として、亜鉛メッキ表面処理鋼板が広く用いられている。亜鉛メッキ系表面処理鋼板の防錆性を高める目的でクロメート処理が施されてきた。しかしながら近年の環境に対する意識の高まりより、ノンクロム化が検討されてきた。特に、これまでにも鋼板等の表面処理剤として使用されてきた水系樹脂材料の防錆性を高める研究が進められている。
特にポリウレタン系の水系樹脂については、多くの合成、改良技術が提案されている。例示すると、特許文献1〜5で製造法などが、特許文献6で初期的改質が、特許文献7、8では塗装に使用できる塗膜が、又特許文献9〜12で使用原料又は架橋法などが提案されている。さらに応用例として例えば特許文献13では、アルミニウム及びその合金の表面処理法であって、水溶性樹脂又はエマルション樹脂を含む有機高分子皮膜形成物質と水溶性チタン化合物とを主成分とする処理液への応用、特許文献14で金属への応用などが検討されている。しかしながらクロム系処理を施したものと同程度の防錆性が得られる水系樹脂の開発には至っていない。
特開昭51−139640 特公昭52−40357 特開昭54−3196 特開昭54−127498 特開平2−269723 特公昭54−23679 特開平3−259974 特開平9−241347 特開平6−80754 特開平8−225780 特開平8−302218 特開平8−311144 特開昭51−73938 特開平8−207199
本発明が解決しようとする課題は、鋼板・鋼材表面に環境上問題があるクロメート処理を行うことなく、優れた防錆性を付与することができる水系ポリウレタン樹脂を提供することである。
クロム系処理を行うことなく鋼板・鋼材の防錆処理を可能とすることが出来る本発明によるポリウレタン系の水系樹脂は、有機イソシアネート成分としてトリレンジイソシアネート、ジフェニールメタンジイソシアネート、水添ジフェニールメタンジイソシアネート等のジイソシアネートを用い、ポリオール成分としては1,4−シクロヘキサンジメタノールを必須とし、これにグリコール系ポリエーテルとカルボキシル基を含有するジオールもしくはトリオールとを反応させたプレポリマーを、更に鎖延長剤としてジアミン類を反応させることにより得ることが出来る。さらにこのウレタン構造中、ポリオール成分として1,4−シクロヘキサンジメタノールとグリコール系エーテルの使用比率を変えることにより、防錆性能を目的に応じ調整することが出来る。
本発明のポリウレタン系の水系樹脂は、塗膜の形成性、密着性、防錆性、強靭性、柔軟性、潤滑性、耐溶剤性、耐水性、上塗り塗装性、防錆剤の混和性などに優れた性能を示すが、特に防錆性において優れている。近年耐蝕性の向上にクロメート処理が多用されているが、環境保全を目的に、クロメート処理を施さない表面処理鋼板・鋼材の使用を促進する必要がある。本発明で得られる水系樹脂はクロメート処理を施さない鋼板・鋼材に使用され、前記の効果を発揮することが出来る。
以下、本発明について詳細に説明する。本発明に係わるジイソシアネート成分としては、例えばテトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ドデカンメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、キシレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、ジフェニールメタンジイソシアネート、水添ジフェニールメタンジイソシアネート、ポリイソシアネートが例示できるが、必要に応じ単独または混合使用される。
本発明では性能及び経済面よりトリレンジイソシアネート、ジフェニールメタンジイソシアネート又は水添ジフェニールメタンジイソシアネートを使用することが好ましい。これら以外のイソシアネートとの併用の際は、これらのイソシアネートを重量比で全イソシアネート分の70%以上とすることにより、優れた性能を得ることが出来る。
本発明に係わるポリオール成分として使用されるポリオール類は、水系ウレタン用原料として一般的に使用されるポリオール類に加え、1,4−シクロヘキサンジメタノールを使用することに特徴を有する。すなわちクロム系処理を行うことなく、鋼板・鋼材の防錆処理を可能とするために、一分子中に2個のヒドロキシル基を有するポリオール成分として1,4−シクロヘキサンジメタノールとグリコール系ポリエーテルを併用し、さらに水系化に必要なカルボキシル基を含有するジオールもしくはトリオールを併せて前記のイソシアネートと反応させプレポリマー化反応を行う。ここで挙げたポリオール類以外の他のポリオールを本発明の目的を損なわない範囲で併用することもできるが、前記のポリオール類を70重量%以上とすることが好ましい。又1,4−シクロヘキサンジメタノールとグリコール系ポリエーテルを併用する際の比率はポリオール中の各重量比率が5:95〜50:50の範囲で使用することが防錆性の向上の点から好ましい。
また、グリコール系ポリエーテルの具体例としては、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレンポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコール等を挙げることができるが、特にこれらに限定されるものではない。この中でも特に平均分子量(本発明において平均分子量とは、水酸基価より計算したものを指す)が100〜5000のポリプロピレングリコールまたはポリテトラメチレングリコールが好ましく使用できる。本発明のグリコール系ポリエーテルには、2量体以上の低分子量体を含むものとする。
さらに併用可能なポリオール類を例示すると、公知の多価アルコール類、ポリエステル、ポリエーテルエステル、ポリアセタールなどを挙げることができるが、2個以上のヒドロキシル基を有するポリエーテル、ポリエステル及び低分子量のポリオール化合物が好ましい。
多価アルコール類としては、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエルスリトール、ソルビトール、ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、ヘキサンジオール、ペンタンジオール等が例示できる。これらの多価アルコール類のエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイドなどの一種または二種以上の付加物などが挙げられる。
ポリエステルとしては、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、ジエチレングリコール、ネオペンチルグリコール、グリセリン又はトリメチロールプロパン等のポリオールとコハク酸、グルタール酸、アジピン酸、マレイン酸、フマル酸、フタル酸、等の多価飽和又は不飽和カルボン酸、若しくはこれらの酸無水物との縮合生成物やポリカプロラクトンポリオール等が挙げられる。これらは必要に応じ混合使用される。
本発明に係わるカルボキシル基を含有するジオールもしくはトリオールとして、具体的にジメチロールプロピオン酸、ジメチロールブタン酸等を挙げることができるが、特にこれらに限定されるものではない。
また、本プレポリマー化反応の際、必要に応じてモノブチル錫オキサイト、ジブチル錫オキサイト、テトラオクチル錫、ジオクチル錫オキサイト、ジブチル錫ラウリレート、ジオクチル錫ラウリレート、等の錫系触媒を使用することが出来る。
プレポリマー化反応はイソシアネート基濃度の測定で反応率を確認することが出来る。しかしイソシアネート基は反応性が非常に高いため、プレポリマーを水中に分散する過程で、イソシアネート基が瞬時に高分子化反応を起こし、均一に水系化することが難しい。
従って、本発明ではプレポリマー化時にカルボキシル基を有するポリオールを併用し、さらに必要に応じ溶剤を使用することで粘度を低下させ均一に水系化する。その他、水系化の補助法としては、界面活性剤を使用する方法、ブロック化する方法などが取られるが、プレポリマーの水系化の手法を限定するものではない。
ポリウレタン樹脂の性能向上を目的として使用するプレポリマーの鎖延長剤として使用される化合物としては、一級、又は二級アミノ基を一分子量中に2個以上有するもの、例えばエチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、ピペラジン、ヒドラジン、トリレンジアミン、キシリレンジアミン等のポリアミン化合物を好ましく挙げることができる。
これらのポリアミン化合物は反応性が非常に高いため、プレポリマー化合物を水分散させると同時に鎖延長させる方法を取ることができる。本発明では、求められる性能から鎖延長剤としてエチレンジアミン、ヒドラジンが好ましく用いられる。溶剤などを使用してこれらの反応を行なう場合には、必要に応じて脱溶媒工程を行なうことにより、クロム系処理を施さない鋼板・鋼材に使用される防錆用水系ポリウレタン樹脂を得ることが出来る。この樹脂の酸価は水系化時の安定性と樹脂の防錆性の点より10〜60mgKOH/gの範囲が好ましい。
本発明で目的とする性能の調整のために併用できる酸価が5mgKOH/g以上のカルボキシル基を有する前記のものとは別種の水系樹脂を、本発明の水系ポリウレタン樹脂に対し0〜50重量%配合することができる。例えば、密着性、可とう性などの調整にα、β−エチレン不飽和カルボン酸共重合体(60〜99質量%のエチレンと1〜40質量%のエチレン性不飽和カルボン酸からなる樹脂)を併用することが出来る。該共重合体の態様は、ランダム共重合体、ブロック共重合体、不飽和カルボン酸のグラフト共重合体、更にはターポリマー樹脂などが挙げられるが、いずれであってもよい。さらに上塗り塗料との密着性調整、硬度調整などにアクリル系樹脂、スチレン系樹脂、合成ゴム系、セラックなどの天然樹脂系などが挙げられる。
又潤滑性・防錆性などの改質・調整に使用される水系樹脂には水性ワックス類も有効である。水性ワックスは従来より公知のいずれのワックスでも使用することができるが、酸価を有するワックスが好ましく、単独でも又2種以上の混合でも使用することが出来る。本発明で使用できる水系ワックス類を例示すると天然ワックス、及び合成ワックス等が挙げられる。天然ワックスとしては例えばカルナバワックス、ライスワックス、キャンデリラワックス、モンタン系ワックス及びその誘導体、鉱油系ワックス、マイクロクリスタリンワックス、パラフィンワックスなどに加え、酸価が5mgKOH/g以上となるようカルボキシル基を付与した誘導体が使用できる。
合成ワックスとしてポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックスなどの酸化物、これらにカルボキシル基を付与した誘導体などの変性ワックスも含まれる。更にエチレンとプロピレンの共重合系ワックス、エチレン系共重合ワックスの酸化ワックスが挙げられる。この種のワックスはターポリマー系も含めて多種使用することができる。更にマレイン酸の付加ワックス、脂肪酸エステル系なども例示できる。工業的に好ましいのは、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、変性ワックス、エチレンとプロピレンの共重合系ワックス、エチレン系共重合ワックスであり、これらの酸化物、カルボキシル基を付与した誘導体など、さらに酸価を付与したパラフィン系ワックス、カルナバワックスなどである。
酸価のない、又は相溶性のないワックスについては、エマルションが不安定、又はエマルションを塗布した時の塗装外観が劣り、またワックスのブリードなどの現象がおきる。本発明では乳化等の必要性からカルボキシル基を有するワックス類を使用する。ワックス類の酸価は5mgKOH/g以上が好ましい。これらのワックス類を乳化するために、その使用目的に応じて界面活性剤を使用する方法、自己乳化させる方法、さらには機械的な分散方法などがとられる。界面活性剤として通常はアニオン系界面活性剤、非イオン系界面活性剤が用いられるが、これらを併用することもでき、さらに必要に応じカチオン系界面活性剤、両性界面活性剤、反応性界面活性剤なども使用できる。自己乳化に使用する塩基性化合物を例示すると、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属類、アンモニア、モルホリン、トリエチルアミンなどのアミン類が挙げられる。
水系ポリウレタン樹脂の改質・調整に使用される他の水系樹脂との架橋に用いる化合物としては、主に金属系架橋剤、アジリジン化合物、エポキシ化合物などが挙げられる。金属系架橋剤には、Ba、Fe、Ca、Mg、Cu、Zn及びMnなどの二価金属を基にしたMgCO、CaCO、FeCO、BaCO、ZnCO、CuCOなどの金属炭酸化物類、Mg(OH)、Ca(OH)、Zn(OH)、Fe(OH)、Fe(OH)
、Ba(OH)などの金属水酸化物、ZnO、MgO及びCaOなどの金属酸化物等である。これらは必要に応じ選定し使用されまた混合使用される。又一価の金属類、例えばNa、K、Liなどは中和目的で必要に応じて併用される。この他に、カルシウム化合物で例示すると、乳酸カルシウム、ステアリン酸カルシウム、カルボキシメチルセルロースカルシウム、ステアロイル乳酸カルシウム、プロピオン酸カルシウム、クエン酸カルシウム、グリセロリン酸カルシウム、グルコン酸カルシウム、ピロリン酸二水素カルシウム、リン酸一水素カルシウム、リン酸二水素カルシウム、リン酸三カルシウムなども必要に応じ併用される。他の金属塩も同様に使用できる。
架橋目的で使用できるアジリジン化合物とは、1分子中に平均で1.5〜3.5個の一般式 (1)で表される活性基を有する化合物である。
Figure 0004246054
本発明で使用できるアジリジン化合物の例として、トリアジニジルホスフィンオキサイド、アジリジニルエチルメタクリレート、ヒドロキシエチルアジリジン、ヘキサメチレンビスアジリジンカルボキシアマイド、ジフェニールメタンビスアジリジンカルボキシアマイド、トリメチロールプロパンアジニジルプロピオネート、テトラメチロールプロパンアジニジルプロピオネート、トルエンビスアジリジンカルボキシアマイド、ビスフタロイルメチルアジリジン、トリメチロールプロパンメチルアジニジンプロピオネートなどが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
エポキシ化合物も架橋剤として使用することが出来る。例えばジエポキシ化合物などの一般に市販されているエポキシ化合物を使用することが出来る。
いずれの架橋剤を使用する場合にも、増粘を避けるために樹脂の全カルボキシル基に対して0.01〜1.00倍当量、好ましくは0.05〜0.50倍当量を単独または混合して使用することが好ましい。
その他一般に使用される各種防錆剤、整泡剤、界面活性剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、増粘剤類、フィラー類、色素、顔料、可塑剤、香料、さらには他のポリマー類、微粒子などを添加することも出来る。本発明の実施例においては、防錆剤としてチオ尿素、リン酸アンモン、タンニン酸を混和性の改良を目的として前処理を施し使用したが、これらに限定されることではない。
水系ポリウレタン樹脂及び改質・調整し得られる樹脂エマルションの平均粒子径は5nm以上500nm以下である。500nmを超えると、造膜性、膜物性が劣り、したがって防錆性に劣る結果となる。
本発明で得られるクロム系処理を施さない鋼板・鋼材に使用される防錆用水系ポリウレタン樹脂には通常の手法により無機系材料なども必要に応じて配合することができる。さらに鋼板・鋼材の用途に合わせ改質・調整目的で塗工剤を用いることもできる鋼板・鋼材の用途における要求性能を例示すると、鋼板・鋼材、上塗り塗料等への密着性の改良、潤滑性の調整、その他化学的耐性、経済性などであるが、各種水系樹脂を必要に応じて架橋させ目的とする性能・経済性を得ることが出来る。
合成反応装置に有機イソシアネートを仕込み、ポリオール成分としてシクロヘキサンジメタノールとグリコール系ポリエーテル及びカルボキシル基を含有するジオールもしくはトリオールとを規定量仕込み攪拌し、40〜160℃で反応させプレポリマー化反応を行なう。得られたプレポリマーを溶剤に希釈し、更に水に分散しつつ鎖延長剤としてアミン類と反応させ、樹脂分散溶液を得る。更に減圧など行い溶剤を除去し目的とする防錆用水系ポリウレタン樹脂を得ることが出来る。又、他の樹脂系をポリウレタン樹脂と併用する際に架橋する場合は同様な反応装置で150℃以下の温度条件で通常10時間以内の反応で防錆用水系ポリウレタン樹脂を得る。
以下実施例により本発明を説明する。ただし本発明は、これらの実施例及び比較例によって何ら制限されるものではない。
製造例1:TDI系ウレタン樹脂の水系分散体製造例1
攪拌機、温度計、温度コントローラーを備えた内容量0.8kgの合成装置にポリオール成分としてポリテトラメチレングリコール(保土谷化学工業(株)製PTMG、平均分子量1000)を60g、1,4−シクロヘキサンジメタノール14g、ジメチロールプロピオン酸20gを仕込みさらに反応溶媒としてメチルピロリドン30.0gを加えた。イソシアネート成分としてトリレンジイソシアネート(TDI)を104g仕込み80〜85℃に昇温し5時間反応させた。得られたプレポリマーのNCO%は8.9%、酸価は41.4mgKOH/gであった。さらにトリエチルアミン16g加え中和の後、エチレンジアミン16gと水480gの混合水溶液を加えて、50℃で4時間乳化し、架橋反応させ鎖延長させたウレタン樹脂溶液を、さらに40℃で2時間で乳化しウレタンエマルション樹脂U−1を得た(樹脂分29.1%)。
製造例2:TDI系ウレタン樹脂の水系分散体製造例2
攪拌機、温度計、温度コントローラーを備えた内容量0.8kgの合成設備にポリオール成分としてポリテトラメチレングリコー(保土谷化学工業(株)製PTMG、平均分子量1500)を67g、1,4−シクロヘキサンジメタノール30g、ジメチロールプロピオン酸14gを仕込み、さらに反応溶媒としてメチルピロリドン120gを加えた。イソシアネート成分としてTDIを78g仕込み80〜85℃に昇温し5時間反応させた。得られたプレポリマーのNCO%は2.3%、酸価は29.8mgKOH/gであった。さらにトリエチルアミン11gを加え中和の後、ヒドラジン一水和物6gと水330gの混合水溶液を加え50℃で5時間乳化し、鎖延長させたウレタン樹脂溶液ウレタンエマルション樹脂U−2を得た(樹脂分30.5%)。
製造例3:MDI系ウレタン樹脂の水系分散体製造例
攪拌機、温度計、温度コントローラーを備えた内容量0.8kgの合成設備にポリオール成分としてポリテトラメチレングリコー(保土谷化学工業(株)製PTMG、平均分子量1500)を60g、1,4−シクロヘキサンジメタノール14g、ジメチロールプロピオン酸6gを仕込みさらに反応溶媒としてメチルピロリドン90gを加えた。イソシアネート成分としてジフェニールメタンジイソシアネート(MDI)を100g仕込み80〜85℃に昇温し10時間反応させた。得られたプレポリマーのNCO%は6.0%、酸価は15.2mgKOH/gであった。さらにトリエチルアミン5gを加え中和の後、ヒドラジン一水和物12gと水350gの混合水溶液を加え50℃で5時間乳化と架橋反応させたウレタンエマルション樹脂U−3を得た(樹脂分30.2%)。
製造例4:TDI-MDI混合系ウレタン樹脂の水系分散体製造例
攪拌機、温度計、温度コントローラーを備えた内容量0.8kgの合成設備にポリオール成分としてポリテトラメチレングリコール(保土谷化学工業(株)製PTMG、平均分子量1500)を60g、1,4−シクロヘキサンジメタノール14g、ジメチロールプロピオン酸6gを仕込みさらに反応溶媒としてメチルピロリドン90gを加えた。イソシアネート成分としてTDIを34gMDIを50g仕込み80〜85℃に昇温し9時間反応させた。得られたプレポリマーのNCO%は5.0%、酸価は31.0mgKOH/gであった。さらにトリエチルアミン11gを加え中和の後、ヒドラジン一水和物8gと水325gの混合水溶液を加え50℃で3時間乳化し、鎖架橋反応させ延長させたウレタンエマルション樹脂U−4を得た(樹脂分31.3%)。
製造例5:水添-MDI系ウレタン樹脂の水系分散体製造例1
攪拌機、温度計、温度コントローラーを備えた内容量0.8kgの合成設備にポリオール成分としてポリプロピレングリコール(旭電化製P−1000、平均分子量1000)を50g、1,4−シクロヘキサンジメタノール2.9g、ジメチロールプロピオン酸6gを仕込みさらに反応溶媒としてメチルピロリドン60gを加えた。イソシアネート成分として水添-MDIを79g仕込み、東京ファインケミカル(株)製有機錫系触媒L−101を3滴加えて90〜95℃に昇温し8時間反応させた。得られたプレポリマーのNCO%は7.6%、酸価は18.0mgKOH/gであった。さらにトリエチルアミン5gを加え中和の後、ヒドラジン一水和物13gと水280gの混合水溶液を加え50℃で5時間乳化し、架橋反応させ鎖延長させたウレタンエマルション樹脂U−5を得た(樹脂分29.8%)。
製造例6:水添-MDI系ウレタン樹脂の水系分散体製造例2
攪拌機、温度計、温度コントローラーを備えた内容量0.8kgの合成設備にポリオール成分としてポリプロピレングリコール(三洋化成工業(株)製PP−400、平均分子量400)を40g、1,4−シクロヘキサンジメタノール7.2g、ジメチロールプロピオン酸25gを仕込みさらに反応溶媒としてメチルピロリドン80gを加えた。イソシアネート成分として水添-MDIを105g仕込み、東京ファインケミカル(株)製有機錫系触媒L−101を2滴加えて90〜95℃に昇温し8時間反応させた。得られたプレポリマーのNCO%は2.2%、酸価は58.0mgKOH/gであった。さらにトリエチルアミン21gを加え中和の後、ヒドラジン一水和物4.5gと水330gの混合水溶液を加え50℃で5時間乳化し、架橋反応させ鎖延長させたウレタンエマルション樹脂U−6を得た(樹脂分29.7%)。
製造例7:水添-MDI系ウレタン樹脂の水系分散体製造例3
攪拌機、温度計、温度コントローラーを備えた内容量0.8kgの合成設備にポリオール成分としてポリテトラメチレングリコール(保土谷化学工業(株)製PTMG、平均分子量1000)を50g、1,4−シクロヘキサンジメタノール14g、ジメチロールプロピオン酸6gを仕込み、さらに反応溶媒としてメチルピロリドン90gを加えた。イソシアネート成分として水添-MDIを104g仕込み、東京ファインケミカル(株)製有機錫系触媒L−101を6滴加えて90〜95℃に昇温し9時間反応させた。得られたプレポリマーのNCO%は6.3%、酸価は16.3mgKOH/gであった。さらにトリエチルアミン5gを加え中和の後、ヒドラジン一水和物6gと水325gの混合水溶液を加え50℃で5時間乳化し、架橋反応させ鎖延長させたウレタンエマルション樹脂U−7を得た(樹脂分29.9%)。
製造例8:改質用水系樹脂の製造例1
60〜99重量%のエチレンと1〜40重量%のエチレン性不飽和カルボン酸とからなる共重合体の水系分散体製造例
攪拌機、温度計、温度コントローラーを備えた内容量0.8kgの乳化設備のオートクレイブに酸価160mgKOH/gのエチレンアクリル酸共重合体200g、48%水酸化ナトリウム水溶液4g、25%安水22g及び軟水581gを加えて密封し、150℃、0.4MPaで3時間の高速攪拌を行ない、40℃に冷却してエチレンアクリル酸共重合水系分散体を得た(樹脂分25.0%)。
製造例9:改質用水系樹脂の製造例2(酸化ポリエチレンワックス水系分散体製造例)
攪拌機、温度計、温度コントローラーを備えた内容量0.8kgの乳化設備のオートクレイブに酸価16mgKOH/gを有するハネウエル社製酸化ポリエチレンワックスAC−629を200g、48%水酸化ナトリウム水溶液5g、東邦化学工業(株)製ペグノールL−12、25g*及び軟水420gを加えて密封し、150℃、0.5MPaで3時間の高速攪拌を行ない40℃に冷却して酸化ポリエチレンワックス水系分散体を得た(樹脂分35.1%)。
製造例10:改質用水系樹脂の製造例3(アクリル樹脂エマルションの製造例)
攪拌機、温度計、温度コントローラーを備えた内容量1.0kgの乳化重合設備に水180g、東邦化学工業(株)製ペグノールL−12を5g仕込み85℃に加熱した。別のモノマー混合設備に2−エチルヘキシルアクリレートを160g、メチルメタクリレート200g、メタクリル酸40g、東邦化学工業(株)製ペグノールL−30P15g、水350g均一に混合しを乳化重合設備側の温度を80〜85℃に保ちつつ6時間を要して滴下した。滴下終了後、85〜90℃で30分熟成し冷却しアクリル樹脂エマルションサンプルとした(樹脂分38.8、酸価36mgKOH/g)。
製造例11:改質ウレタン樹脂の製造例1
攪拌機、温度計、温度コントローラーを備えた内容量0.8kgの攪拌釜を用いて製造例1のウレタンエマルション樹脂500gの常温攪拌下、改質用樹脂製造例8のエチレンアクリル酸共中重合樹脂175gを加えてから加熱攪拌を行ない、昇温して70℃まで上げて25%、4,4−ビス(エチレンイミノカルボニルアミノ)ジフェニルメタン水溶液を20gと軟水58gを加えて80℃〜85℃で2時間の加熱攪拌を行ない、40℃に冷却してからこれを150メッシュでろ過した。これを改質水系樹脂エマルションE−1とした。
製造例12:改質ウレタン樹脂の製造例2
攪拌機、温度計、温度コントローラーを備えた内容量0.8kgの攪拌釜を用いて製造例4のウレタンエマルション樹脂500gの常温攪拌下、改質用樹脂製造例9の水系樹脂100gを加え均一に攪拌の後、1.8gのCaCOを加え80℃まで昇温後冷却し架橋させた。改質ウレタン樹脂E−2とした。
製造例13:改質ウレタン樹脂の製造例3
攪拌機、温度計、温度コントローラーを備えた内容量0.8kgの攪拌釜を用いて製造例6のウレタンエマルション樹脂500gの常温攪拌下、改質用樹脂製造例10のアクリル系樹脂エマルション138gを加えて25%、4,4−ビス(エチレンイミノカルボニルアミノ)ジフェニルメタン水溶液を15gとMgCO1.5g及び軟水20gを加えて80℃〜85℃で2時間の架橋反応を攪拌下で行ない、40℃に冷却してからこれを150メッシュでろ過した。これを改質水系樹脂エマルションE―3とした。
製造例14:改質ウレタン樹脂の製造例4
攪拌機、温度計、温度コントローラーを備えた内容量0.8kgの攪拌釜を用いて製造例7のウレタンエマルション樹脂500gの常温攪拌下、改質用樹脂製造例10のアクリル系樹脂エマルション138gを加えて25%、4,4−ビス(エチレンイミノカルボニルアミノ)ジフェニルメタン水溶液を5gとMgCO0.5g及び軟水20gを加えて80℃〜85℃で2時間の架橋反応を攪拌下で行ない、40℃に冷却してからこれを150メッシュでろ過した。これを改質水系樹脂エマルションE−4とした。
比較例1
攪拌機、温度計、温度コントローラーを備えた内容量0.8kgの合成設備にポリオール成分としてポリテトラメチレングリコール(保土谷化学工業(株)製PTMG、平均分子量1000)80g、ジメチロールプロピオン酸20gを仕込み、さらに反応溶媒としてメチルピロリドン30.0gを加えた。イソシアネート成分としてTDIを104g仕込み80〜85℃に昇温し5時間反応させた。得られたプレポリマーのNCO%は8.9%、酸価は41.4mgKOH/gであった。さらにトリエチルアミン16g加え中和の後、エチレンジアミン16gと水500gの混合水溶液を加え50℃で4時間乳化し、架橋反応させた鎖延長させたウレタンエマルション樹脂1を得た(樹脂分30.1%)。
比較例2
攪拌機、温度計、温度コントローラーを備えた内容量0.8kgの合成設備にポリオール成分としてポリテトラメチレングリコール(保土谷化学工業(株)製PTMG、平均分子量400)20g、1,6−ヘキサンジオール12g、ジメチロールプロピオン酸10gを仕込み、さらに反応溶媒としてメチルピロリドン50gを加えた。イソシアネート成分としてMDIを150g仕込み、80〜85℃に昇温し5時間反応させた。得られたプレポリマーのNCO%は13.0%、酸価は22.4mgKOH/gであった。さらにトリエチルアミン8.3g加え中和の後、エチレンジアミン25gと水450g加え、50℃で4時間乳化し、架橋反応させた鎖延長させたウレタンエマルション樹脂2を得た(樹脂分29.6%)。
比較例3
攪拌機、温度計、温度コントローラーを備えた内容量0.8kgの合成設備にポリオール成分としてポリテトラメチレングリコール(保土谷化学工業(株)製PTMG、平均分子量1000)60g、1,4−シクロヘキサンジメタノール14gを仕込みさらに反応溶媒としてメチルピロリドン30.0gを加えた。イソシアネート成分としてTDIを104g仕込み80〜85℃に昇温し5時間反応させた。得られたプレポリマーのNCO%は8.9%、酸価は0mgKOH/gであった。さらにトリエチルアミン16g加え中和の後、エチレンジアミン16gと水480gの混合水溶液を加え50℃で4時間乳化し、架橋反応させ鎖延長させたウレタンエマルション樹脂3を得た(樹脂分29.1%)。
また、表1の試験は以下の様に行った。
樹脂分:熱風循環乾燥機にて105℃、3時間乾燥後揮発残分の重量を測定することにより計算した。
粒子径:ナイコンプ社製 サブミクロン粒度分布測定器 NICOMP380により測定した。にに
強度・伸び:ワイアーバーNO20にて3度塗工し、105℃、10分乾燥の後
1.5cm巾の試験片を作成、テンシロンにて測定した。
Figure 0004246054
表1の試料を使用し、表2の処方で評価を行った。
評価結果も表2に記載する。

試験は以下の方法により行なった。
乾燥させた亜鉛処理をした非クロム処理鋼板*(70×150×0.8mm)にそれぞれドライ1.0μの厚さで25%樹脂濃度に調整した各サンプルをバーコーダーで塗布し、120℃で2分間乾燥させた。半日間常温で放置してから評価を行った。
*(株)エンジニアリングテストサービス「ジンコート」
(1)密着性試験;沸騰水に30分間浸漬の後、セロハンテープを密着させ、強く剥離した。その時の剥離状態を判定した。三段階○△×で結果を標示した。
(2)防錆テスト;浸漬:2cm四方でクロスカットしたものを2%塩水に浸漬し、比較テストした。
塩水噴霧試験(SST):朝日科学(株)製S−120t型塩水噴霧測定器で35℃、5%NaCl、10時間テスト後の白化発生白錆を面積標示した。
Figure 0004246054
本発明による水系ポリウレタン樹脂は構造を限定することにより、現在環境問題視されていて、主に防錆目的で使用されている鋼板のクロメート処理に対し、クロメート処理を施さず防錆処理を目的に応じて調製しつつ行うことを可能にする水系樹脂である。従ってクロメート処理を施さない亜鉛処理鋼板・鋼材に使用することにより環境負荷の軽減、環境保全に役立つ水系樹脂として広く有用な材料を提供することができる。




Claims (6)

  1. 有機イソシアネート成分としてトリレンジイソシアネート、ジフェニールメタンジイソシアネート、水添ジフェニールメタンジイソシアネートから選ばれる一種以上のジイソシアネートを単独又は混合して使用し、ポリオール成分として1,4−シクロヘキサンジメタノールとグリコール系ポリエーテル及びカルボキシル基を含有するジオールもしくはトリオールとを反応させたプレポリマーを、更に鎖延長剤と反応させ、乳化することで得られる水系ポリウレタン樹脂を含有する、クロム系処理を施さない鋼板・鋼材に使用される防錆処理剤
  2. 前記ポリオール成分の内、1,4−シクロヘキサンジメタノールとグリコール系ポリエーテルの使用重量比率が50:50〜5:95の範囲である、請求項1に記載の防錆処理剤
  3. 前記水系ポリウレタン樹脂の酸価が10〜60mgKOH/gの範囲にある請求項1または2に記載の防錆処理剤
  4. 前記グリコール系ポリエーテルが平均分子量が100〜5000のポリプロピレングリコールである請求項1〜3のいずれか1項に記載の防錆処理剤
  5. 前記鎖延長剤としてエチレンジアミン又はヒドラジンを使用する請求項1〜4のいずれか1項に記載の防錆処理剤
  6. 酸価が5mgKOH/g以上のカルボキシル基を有する別種の水系樹脂を、前記水系ポリウレタン樹脂分に対し0〜50重量%、架橋剤として2価金属の炭酸化物、水酸化物、酸化物又はアジリジン化合物、エポキシ化合物から選ばれる1種または2種以上を、使用した樹脂の全カルボキシル基に対し0.01〜1.00倍当量を単独又は混合して使用し得られる請求項1〜5のいずれか1項に記載の防錆処理剤
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