JP4245037B2 - 間欠駆動機構、給紙装置及び画像形成装置 - Google Patents

間欠駆動機構、給紙装置及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は間欠駆動機構、給紙装置及び画像形成装置に関する。
特許文献1に従来の間欠駆動機構が開示されている。この間欠駆動機構は、例えば、画像形成装置に具備される給紙装置に備えられるものである。
より詳しくは、この間欠駆動機構は、駆動ギヤと、欠け歯ギヤと、欠け歯ギヤと一体に回転する第1カムとを備えている。欠け歯ギヤは、円周上の所定の範囲に歯が配列されることにより駆動ギヤと噛み合う噛合部及び円周上の他の範囲に歯が配列されないことにより駆動ギヤと噛み合わない非噛合部からなっている。
また、この間欠駆動機構は、付勢ばねと、動作アームと、ソレノイドに通電することで、動作アームを駆動する動作アーム駆動機構とを備えている。付勢ばねは、非噛合部が駆動ギヤと対向する状態である非噛合状態における任意の初期位置から、噛合部が駆動ギヤと噛み合う状態である噛合状態になるように、第1カムと接触して欠け歯ギヤを回転させるものである。動作アームは、欠け歯ギヤが初期位置にあるときだけ、欠け歯ギヤと係合して、欠け歯ギヤの回転を制限するものである。
このような構成である従来の間欠駆動機構は、下記のようにして、欠け歯ギヤを間欠駆動することが可能となっている。
まず、欠け歯ギヤが初期位置で停止している状態では、動作アーム駆動機構はソレノイドに通電しておらず、動作アームが欠け歯ギヤと係合して、欠け歯ギヤの回転を制限している。この際、付勢ばねは、付勢力を蓄えたまま第1カムと接触している。
次に、欠け歯ギヤの間欠駆動を開始すると、動作アーム駆動機構は、ソレノイドに通電することで動作アームを駆動する。このため、動作アームは欠け歯ギヤと係合しなくなり、欠け歯ギヤの回転が制限されなくなる。このため、付勢ばねが第1カムを付勢することにより欠け歯ギヤが回転し、欠け歯ギヤは噛合状態となる。その結果、駆動ギヤの駆動力が欠け歯ギヤに伝達され、欠け歯ギヤが回転する。
さらに、欠け歯ギヤが回転して再び非噛合状態になると、駆動ギヤの駆動力が欠け歯ギヤに伝達されなくなる。このため、欠け歯ギヤは、惰性や付勢ばねによる第1カムへの付勢により、初期位置まで回転する。ここで、動作アーム駆動機構は、間欠駆動の開始時以外は、ソレノイドに通電しないので、動作アームが欠け歯ギヤと再び係合する。その結果、動作アームが欠け歯ギヤの回転を制限し、欠け歯ギヤが初期位置で止まる。
こうして、従来の間欠駆動機構は、欠け歯ギヤを間欠駆動することが可能となっている。そして、この間欠駆動機構は、例えば、給紙装置に備えられて、給紙ギヤを直接的に又は間接的に駆動し、給紙ギヤに駆動される用紙ピックアップローラを間欠的に回転させることができる。このため、このような給紙装置を具備する画像形成装置は、用紙ピックアップローラ等により1枚ずつ給紙される用紙に画像を形成することが可能となっている。
特開平9−236163号公報
ところで、画像形成装置や給紙装置に対しては、使用者の不快感を低減するため、給紙騒音を低減することが要求されており、上記従来の間欠駆動機構についても、騒音を低減することが求められていた。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、騒音を低減可能な間欠駆動機構を提供することを解決すべき課題としている。
発明者らは、上記課題を解決するため、騒音の発生要因を調査し、特に使用者に不安感を抱かせるおそれのある下記の発生要因に着目した。
すなわち、上記従来の間欠駆動機構では、欠け歯ギヤの間欠駆動を開始する際、動作アーム駆動機構がソレノイドに通電することで動作アームを駆動する。そして、動作アームが欠け歯ギヤと係合しなくなると無負荷となるため、動作アームは急速に動作し、ストッパに衝突して当て止まる。このような衝突のときに、この間欠駆動機構では大きな衝撃音を生じ易いのである。また、間欠駆動の開始時に動作アームが欠け歯ギヤと係合しなくなるとき、及び間欠駆動の終了時に動作アームが欠け歯ギヤと係合するときにも、「パチン」という衝撃音が生じ易い。このような衝撃音は、使用者に、「騒音が大きい」という不快感を抱かせるおそれはあるが、正常な動作状態において必ず発生するものであるから、故障等の不具合が生じているわけではない。しかしながら、このような衝撃音は、樹脂部品が割れたり、ギヤが歯飛びしたりするときの音に似ているため、使用者に、「どこか壊れたのではないか」という不安感をも抱かせるおそれがあり、低減することが好ましいのである。
発明者らは、上述の騒音の発生要因を解消すべく鋭意研究し、本発明をするに至った。
本発明の間欠駆動機構は、駆動ギヤと、
円周上の所定の範囲に歯が配列されることにより該駆動ギヤと噛み合う噛合部及び該円周上の他の範囲に該歯が配列されないことにより該駆動ギヤと噛み合わない非噛合部からなる欠け歯ギヤと、
該欠け歯ギヤと一体に回転する第1カムと、
該非噛合部が該駆動ギヤと対向する状態である非噛合状態における任意の初期位置から、該噛合部が該駆動ギヤと噛み合う状態である噛合状態になるように、該第1カムと接触して該欠け歯ギヤを回転させる動作アームと、
ソレノイドに通電することで、該動作アームを駆動する動作アーム駆動機構と、
少なくとも該欠け歯ギヤが該初期位置にあるときに該欠け歯ギヤの回転を制限するブレーキ機構とを備え
前記ブレーキ機構は、前記欠け歯ギヤと一体に回転する第2カムと、
該第2カムに接触するカムホロワと、
該カムホロワを該第2カムに押圧する弾性部材とからなることを特徴とする(請求項1)。
このような構成である本発明の間欠駆動機構は、下記のようにして、欠け歯ギヤを間欠駆動することができる。
まず、欠け歯ギヤが初期位置で停止している状態では、ブレーキ機構が欠け歯ギヤの回転を制限している。このとき、動作アーム駆動機構はソレノイドに通電しておらず、動作アームを駆動していないので、動作アームは、第1カムと接触しているか、わずかに離れているだけである。
次に、間欠駆動が開始されると、動作アーム駆動機構は、ソレノイドに通電することで動作アームを駆動する。このため、動作アームは、第1カムと接触して欠け歯ギヤを回転させる。このため、欠け歯ギヤは、非噛合状態における任意の初期位置から噛合状態となる。その結果、駆動ギヤの駆動力が欠け歯ギヤに伝達され、欠け歯ギヤが回転する。
さらに、欠け歯ギヤが回転して再び非噛合状態になると、駆動ギヤの駆動力が欠け歯ギヤに伝達されなくなる。このため、欠け歯ギヤは、惰性により初期位置まで回転する。ここで、ブレーキ機構は、少なくとも欠け歯ギヤが初期位置にあるときに欠け歯ギヤの回転を制限するので、欠け歯ギヤが初期位置で止まる。こうして、本発明の間欠駆動機構は、欠け歯ギヤを間欠駆動することができる。
ここで、本発明の間欠駆動機構において、動作アーム駆動機構は、欠け歯ギヤを初期位置から回転させるときに、動作アームを介して、欠け歯ギヤを回転させる押圧力の反力を受けながら低速で動作する。このため、この間欠駆動機構は、従来の間欠駆動機構と異なり、動作アームが急速に動作し、ストッパに衝突して当て止まることがないので、衝撃音が発生し難い。また、この間欠駆動機構は、従来の間欠駆動機構と異なり、動作アームが欠け歯ギヤの回転を制限するために欠け歯ギヤと係合する構成ではないので、間欠駆動の開始時及び終了時に動作アームと欠け歯ギヤとの間で「パチン」という衝撃音が生じ難い。
したがって、本発明の間欠駆動機構は、騒音を低減可能である。そして、この間欠駆動機構は、給紙装置及び画像形成装置に搭載された場合、給紙騒音を低減でき、使用者に「どこか壊れたのではないか」という不安感を抱かせるおそれをもなくすることができる。また、この間欠駆動機構は、動作アーム駆動機構としてソレノイドを利用するので、部品費が安価で、かつ制御が容易であり、製造コストを低廉化することができる。
また、この間欠駆動機構において、ブレーキ機構は、欠け歯ギヤと一体に回転する第2カムと、第2カムに接触するカムホロワと、カムホロワを第2カムに押圧する弾性部材とからなる。
このため、この間欠駆動機構は、第2カムとカムホロワとの摩擦力により、欠け歯ギヤの回転を制限することができ、簡易な構成で本発明の作用効果を奏することができる。また、この間欠駆動機構は、ブレーキ機構を構成するカム及びカムホロワを他の機構の駆動にも利用できる。例えば、用紙ピックアップローラを用紙に押し付ける押圧機構の駆動にカムホロワの揺動を利用できる。こうすることで、この間欠駆動機構は、製造コストを一層低廉化することができる。
本発明の間欠駆動機構において、欠け歯ギヤが噛合状態にあるとき、動作アーム駆動機構がソレノイドへの通電を止めることが好ましい(請求項2)。
本発明の間欠駆動機構において、欠け歯ギヤは、噛合状態にあるときには駆動ギヤに駆動されるので、動作アーム駆動機構及び動作アームにより駆動される必要性が低い。このため、このような構成により、この間欠駆動機構は、動作の確実性を損なうことなく、省電力化を図ることができる。
本発明の間欠駆動機構において、ブレーキ機構は、少なくとも欠け歯ギヤが非噛合状態にあるとき、欠け歯ギヤの回転を制限することが好ましい(請求項3)。
この場合、この間欠駆動機構では、欠け歯ギヤが初期位置にあるときだけでなく、少なくとも非噛合状態にあるときに、欠け歯ギヤの回転が制限される。このため、動作アーム駆動機構は、ブレーキ機構からも一定の負荷を受けながら低速で動作する。このため、動作アーム駆動機構がよりスムーズに動作することができるので、この間欠駆動機構は、衝撃音が一層発生し難い。なお、欠け歯ギヤが噛合状態にあるときにブレーキ機構が欠け歯ギヤの回転を制限することは、駆動ギヤの回転を阻害することになり易いので、必要性が低い。
本発明の給紙装置は、本発明の間欠駆動機構と、欠け歯ギヤに直接的に又は間接的に駆動される給紙ギヤと、給紙ギヤに駆動される用紙ピックアップローラとを備えることを特徴とする(請求項)。
このような構成である給紙装置は、欠け歯ギヤの回転により、給紙ギヤを介して用紙ピックアップローラを間欠的に回転させることができる。そして、この給紙装置は、上述の間欠駆動機構が奏する作用効果により、用紙ピックアップローラが間欠的に回転する際の騒音を低減でき、給紙騒音を小さくすることができる。
なお、給紙ギヤと用紙ピックアップローラとは、駆動軸により連結されて一体に回転するものであってもよいし、両者の間に駆動力を伝達するギヤ等の機械要素を介在させるものであってもよい。
本発明の給紙装置において、弾性部材は、用紙ピックアップローラを用紙に押し付ける押圧機構を構成するものであり得る(請求項)。この場合、この給紙装置は、弾性部材をブレーキ機構及び押圧機構に共用するので、部品点数を削減でき、装置の小型化及び製造コストの低廉化を実現できる。
本発明の給紙装置において、弾性部材がばねであることが好ましい(請求項)。この場合、この給紙装置は、簡単な構成により、本発明の作用効果を実現できる。
本発明の画像形成装置は、本発明の給紙装置を具備することを特徴とする(請求項)。このような構成である本発明の画像装置は、本発明の給紙装置が奏する作用効果により、給紙騒音を小さくすることができる。
以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照しつつ説明する。
図2〜図6に詳細を示す実施例の間欠駆動機構1は、図1に示す画像形成装置としてのプリンタ9に適用されるものである。プリンタ9は、略直方体形状の筐体90と、筐体90内の上方に設置される画像形成部7と、筐体90内の下方に設置される給紙装置8とを具備している。
画像形成部7は、詳細は図示しないが、電子写真方式、サーマル方式、インクジェット方式その他の一般な画像形成方式により、用紙99に画像を形成するものである。
給紙装置8は、画像形成部7に用紙99を1枚ずつ給紙するものであり、給紙カセット80と、用紙ピックアップローラ60と、分離ローラ61と、分離パット62と、給紙補助部6と、間欠駆動機構1(図1には図示しない)とを備えている。
給紙カセット80は、筐体90の前面側から後方に向けて凹設されるカセット収納部91に対して、装着又は取り外しが可能な形状とされており、上方が開放されて用紙99を収納可能な収納室80aと、押圧板81と、レバー82とを有している。
押圧板81は、収納室80aの底部に設けられた略矩形の薄板であり、水平状態から前方に向かって上り傾斜状態となるように、左右方向(図1において、紙面の奥側から手前側に向かう方向。図2〜図5に記載する方向)と平行な第1枢軸81a回りで揺動可能とされている。
レバー82は、押圧板81の前端側下方に設けられており、水平状態から前方に向かって上り傾斜状態となるように、第1枢軸81aと平行な第2枢軸82a回りで揺動可能とされている。そして、レバー駆動手段(図示しない)がレバー82を駆動することにより、レバー82の前端が上方に揺動して押圧板81の前端側を押し上げ、押圧板81を前方に向かって上り傾斜状態とすることが可能となっている。
用紙ピックアップローラ60は収納室80aの前端側上方に設けられ、分離ローラ61は用紙ピックアップローラ60の前方に設けられ、分離パット62は分離ローラ61の下方に設けられている。
より詳しくは、図2〜図5に示すように、用紙ピックアップローラ60及び分離ローラ61は、左右方向に延在する支持アーム68の右側端部に保持された軸支部材69に支承されて、左右方向と平行な軸回りで回転可能とされている。他方、分離パット62は、用紙ピックアップローラ60及び分離ローラ61とは独立して、筐体90側に配置されている。
支持アーム68は、中央が揺動軸68aに軸支されて水平面内で揺動可能とされ、左側端部に装着された弾性部材としてのばね16により、軸支部材69を後方に移動させるように付勢されている。そして、支持アーム68は、給紙装置8が給紙動作をする際、詳細を後述する第2カム13及びカムホロワ15により左側端部が後方に押されて揺動し、右側端部に保持された軸支部材69を前方に移動させるようになっている。これら支持アーム68、ばね16、第2カム13及びカムホロワ15により、押圧機構70が構成されている。そして、軸支部材69が前方に移動すれば、図1に示すように、傾斜状態の押圧板81に押し上げられた用紙99の前端側最上部に用紙ピックアップローラ60が押し付けられ、分離ローラ61が分離パット62に押し付けられるようになっている。なお、ばね16、第2カム13及びカムホロワ15は、間欠駆動機構1を構成するものでもある。
分離ローラ61には、図2〜図5に示すように、左右方向に延在する給紙用駆動軸66の右側端部が固定され、給紙用駆動軸66の左側端部には、給紙ギヤ65が固定されている。用紙ピックアップローラ60は、ギヤ63を介して、分離ローラ61と噛み合っている。このため、給紙ギヤ65がS3方向に回転すれば、用紙ピックアップローラ60及び分離ローラ61も給紙ギヤ65に駆動されて、S3方向に回転するようになっている。
給紙補助部6は、図1に示すように、分離ローラ61及び分離パット62の前方及び上方に配置されており、詳細は図示しないが、用紙99に付着する紙粉を除去する紙粉取りローラ機構、及び用紙99を後方に向けて折り返すように案内して画像形成部7に導く案内機構等を有している。
間欠駆動機構1は、図2〜図6に示すように、筐体90内において、用紙ピックアップローラ60、分離ローラ61及び分離パッド62に対して左側(図1において、紙面より奥側)に配置されている。
間欠駆動機構1は、駆動ギヤ40と、セクタギヤ10と、動作アーム50と、動作アーム駆動機構20と、ブレーキ機構30とを備えている。
駆動ギヤ40は、ナイロン樹脂、POM樹脂その他の熱可塑製樹脂が射出成形されてなる一体成形品であり、筐体90内の左側下方に配置されて、左右方向と平行な軸回りに回転可能とされている。そして、駆動ギヤ40は、給紙装置8が用紙99を1枚ずつ画像形成部7に給紙する際に、制御手段(図示しない)からの指令によりS1方向に回転を開始し、画像形成部7が用紙99に画像形成して、用紙99がプリンタ9から排出されるまで、継続的に回転するものである。
セクタギヤ10は、ナイロン樹脂、POM樹脂その他の熱可塑製樹脂が射出成形されてなる一体成形品であり、駆動ギヤ40の後側上方及び給紙ギヤ65の前側上方に配置されて、左右方向と平行な軸回りに回転可能とされている。また、セクタギヤ10は、図12及び図13に詳しく示すように、左側から右側に向けて順に、第1カム12と、給紙ギヤ用欠け歯ギヤ14と、欠け歯ギヤ11と、第2カム13とを有している。
欠け歯ギヤ11は、円周上の所定の範囲に歯が配列されることにより駆動ギヤ40と噛み合う噛合部11a及び円周上の他の範囲に歯が配列されないことにより駆動ギヤ40と噛み合わない非噛合部11bからなっている。
図6に示すように、非噛合部11bが駆動ギヤ40と対向する状態が非噛合状態であり、図7〜図11に示すように、噛合部11aが駆動ギヤ40と噛み合う状態が噛合状態である。そして、図6に示すように、非噛合状態において、間欠駆動機構1が停止しているときの欠け歯ギヤ11の位置である初期位置P1が定められている。また、図7〜図11に示す噛合状態においては、駆動ギヤ40がS1方向に回転すると、欠け歯ギヤ11はS2方向に回転し、第1カム12、第2カム13及び給紙ギヤ用欠け歯ギヤ14も一体に回転する(つまり、セクタギヤ10全体がS2方向に回転する)ようになっている。
第1カム12は、図12に示すように、大径部12aと、小径部12bと、S2方向に凹設される凹部12cとからなる曲線状の輪郭を有している。第1カム12には、図6〜図11に示すように、後述する動作アーム50の出力部50bが接触する。
第2カム13は、図14に示すように、大径部13aと、小径部13bとからなる略扇形の輪郭を有している。第2カム13には、後述するカムホロワ15の摩擦部15aが当接する。
給紙ギヤ用欠け歯ギヤ14は、図12に示すように、円周上の所定の範囲に歯が配列されることにより給紙ギヤ65と噛み合う噛合部14a及び円周上の他の範囲に歯が配列されないことにより給紙ギヤ65と噛み合わない非噛合部14bからなっている。そして、図6〜図11に示すように、給紙ギヤ用欠け歯ギヤ14がS2方向に回転して、噛合部14aが給紙ギヤ65と噛み合うことにより、給紙ギヤ65をS3方向に回転駆動することが可能となっている。
動作アーム駆動機構20は、図2〜図6に示すように、第1カム12の後方に配置されており、内蔵されたソレノイド(図示しない)に通電することで、ロッド21を強制的に下降させる力を生じさせ、通電を止めることで、ロッド21を強制的に下降させる力を生じなくするものである。そして、動作アーム駆動機構20は、間欠駆動が開始されるときに、ソレノイドに通電し、欠け歯ギヤが噛合状態になると、ソレノイドへの通電を止めるようになっている。また、動作アーム駆動機構20は、ロッド21を上昇させるための復帰スプリングを備えていないので、通電を止めた状態ではロッド21が自重により下降しようとする状態にある。
動作アーム50は、後端側の入力部50aと前端側の出力部50bとを有し、中央が揺動軸50cに軸支されて、出力部50bが垂直面内で上下方向に揺動可能とされている。入力部50aは、動作アーム駆動機構20の上方に位置し、ロッド21の上端に連結されている。他方、出力部50bは、第1カム12の前側下方に位置している。
動作アーム駆動機構20がソレノイドに通電していないときには、ロッド21の自重により、ロッド21及び入力部50aが下降しようとする状態にある(出力部50は、逆に小さな力で上昇しようとする状態にある)。このため、図7及び図8に示すように、出力部50bが小径部12bと対向するときには、出力部50bが第1カム12に接触せず、入力部50aの下方に形成された当て止め部50dがストッパ20aに当接した状態となる。また、図6及び図9〜図11に示すように、出力部50bが大径部12a及び凹部12cと対向するときには、出力部50bが第1カム12に接触して上下動し、当て止め部50dがストッパ20aから離れた状態となる。
他方、動作アーム駆動機構20がソレノイドに通電するときには、ロッド21を強制的に下降させる強い力が生じるので、ロッド21及び入力部50aが下降し、出力部50bは、大きな力で上昇することとなる。
ブレーキ機構30は、図2〜図5及び図14に示すように、上述の第2カム13と、カムホロワ15と、弾性部材としてのばね16とからなっている。
カムホロワ15は、第2カム13の下方に位置する下端側が揺動軸15bに軸支され、上端側の摩擦部15aが垂直面内で前後方向に揺動可能とされている。
ばね16は、支持アーム68の左側端部を介して、カムホロワ15の摩擦部15aを第2カム13に押圧している。
摩擦部15aが大径部13aと対向するときには、摩擦部15aが後方に揺動し、ばね16が大きく引き伸ばされるので、大きな反力により摩擦部15aが大径部13aを強く押圧して、大きな摩擦力が生じる。その結果、ブレーキ機構30は、欠け歯ギヤ11の回転を制限する。
他方、摩擦部15aが小径部13bと対向するときには、摩擦部15aが前方に揺動し、ばね16がそれほど引き伸ばされないので、小さな反力により摩擦部15aが小径部13bを弱く押圧するだけであり、あまり摩擦力が生じない。その結果、ブレーキ機構30は、欠け歯ギヤ11の回転を制限しない。
また、大径部13aの円弧は、少なくとも欠け歯ギヤ11が非噛合状態にあるとき、欠け歯ギヤ11の回転を制限する範囲をカバーする長さとされている。このため、ブレーキ機構30は、少なくとも欠け歯ギヤ11が非噛合状態にあるとき、欠け歯ギヤ11の回転を制限することが可能となっている。
このような構成である実施例の間欠駆動機構1は、下記のようにして、欠け歯ギヤ11を間欠駆動することが可能となっている。
まず、図6に示すように、間欠駆動機構1が停止しており、欠け歯ギヤ11が初期位置P1にある状態では、動作アーム駆動機構20はソレノイドに通電しておらず、動作アーム50を駆動していないので、出力部50bが第1カム12と接触しているだけである。このとき、図14に示すように、ブレーキ機構30において、摩擦部15aが第2カム13を強く押圧して欠け歯ギヤ11の回転を制限しているので、欠け歯ギヤ11は止まっている。
次に、間欠駆動機構1が間欠駆動を開始すると、図7に示すように、動作アーム駆動機構20は、ソレノイドに通電することで動作アーム50を駆動する。このため、出力部50bは強い力で上昇し、第1カム12の凹部12cと接触して欠け歯ギヤ11をS2方向に回転させる。この際、動作アーム駆動機構20は、動作アーム50を介して、欠け歯ギヤ11を回転させる押圧力の反力及びブレーキ機構30の摩擦力を受けるので、スムーズに低速で動作する。その結果、当て止め部50dは、衝突音を生じることなくストッパ20aに当接する。こうして、欠け歯ギヤ11は、非噛合状態における初期位置P1から噛合状態に移行する。それに伴い、動作アーム駆動機構20は、ソレノイドへの通電を止める。
次に、図8〜図10に示すように、駆動ギヤ40の駆動力が欠け歯ギヤ11に伝達され、欠け歯ギヤ11が回転する。その途中で、図9及び図10に示すように、出力部50bは、小径部12bから大径部12aに接触するようになり、再び下方に揺動する。
そして、図11に示すように、欠け歯ギヤ11がさらに回転して、噛合状態から非噛合状態になると、駆動ギヤ40の駆動力が欠け歯ギヤ11に伝達されなくなる。ここで、ブレーキ機構30は、欠け歯ギヤ11が初期位置P1にあるときだけでなく、少なくとも非噛合状態にあるときに欠け歯ギヤ11の回転を制限するので、欠け歯ギヤ11は、惰性により低速で回転して、図6に示す初期位置P1で止まる。こうして、実施例の間欠駆動機構1は、欠け歯ギヤ11を間欠駆動することが可能となっている。
このような間欠駆動機構1を備える給紙装置8は、下記のように給紙動作を行う。
まず、図1に示すように、収納室80a内の用紙99の枚数に合わせて、レバー82が揺動し、押圧板81の傾斜角度を増大させる。これにより、用紙99の前端側最上部が押し上げられて、用紙ピックアップローラ60に接近する。
次に、間欠駆動機構1が間欠駆動を開始し、給紙ギヤ65及び給紙用駆動軸66を介して、用紙ピックアップローラ60及び分離ローラ61を回転させる。この際、第2カム13及びカムホロワ15の動作により、支持アーム68が揺動して軸支部材69を前方に移動させ、用紙99の前端側最上部に用紙ピックアップローラ60を押し付け、分離ローラ61を分離パット62に押し付ける。その結果、用紙99が用紙ピックアップローラ60により前方に送り出されて、給紙補助部6へと移送される。この際、用紙99が2枚以上送り出された場合には、分離ローラ61と分離パット62との間を通過する段階で、最上部の1枚のみが分離ローラ61によりそのまま送り出され、残りは分離パット62から受ける摩擦力によりその場に留まるようになっている。
そして用紙99は給紙補助部6の案内機構等によって、後方に折り返すように案内され、画像形成部7に導かれる。この段階で、用紙ピックアップローラ60及び分離ローラ61は、用紙99を送り出す役目を終えるので、第2カム13及びカムホロワ15の動作により、支持アーム68が逆方向に揺動して軸支部材69を後方に移動させ、用紙99の前端側最上部から用紙ピックアップローラ60を離し、分離ローラ61を分離パット62から離す。同時に、間欠駆動機構1が間欠駆動を停止し、用紙ピックアップローラ60及び分離ローラ61が回転しなくなる。
そして、用紙99は、画像形成部7において画像形成され、プリンタ9の外部に排出される。こうして、給紙装置8は、プリンタ9に用紙99を1枚ずつ給紙することが可能となっている。
ここで、実施例の間欠駆動機構1において、動作アーム駆動機構20は、欠け歯ギヤ11を初期位置P1から回転させるときに、動作アーム50を介して、欠け歯ギヤ11を回転させる押圧力の反力を受けながら低速で動作する。このため、この間欠駆動機構1は、従来の間欠駆動機構と異なり、動作アーム50が急速に動作し、当て止め部50dがストッパ20aに衝突して当て止まることがないので、衝撃音が発生し難くなっている。また、この間欠駆動機構1は、従来の間欠駆動機構と異なり、動作アーム50が欠け歯ギヤ11の回転を制限するために欠け歯ギヤ11と係合する構成ではないので、間欠駆動の開始時及び終了時に動作アーム50と欠け歯ギヤ11との間で「パチン」という衝撃音が生じ難い。
したがって、実施例の間欠駆動機構1は、騒音を低減可能となっている。そして、この間欠駆動機構1は、給紙装置8及び画像形成装置としてのプリンタ9に搭載された場合、給紙騒音を低減でき、使用者に「どこか壊れたのではないか」という不安感を抱かせるおそれをもなくすることができている。また、この間欠駆動機構1は、動作アーム駆動機構20としてソレノイドを利用しているので、部品費が安価で、かつ制御が容易であり、製造コストを低廉化することが可能となっている。
また、この間欠駆動機構1において、欠け歯ギヤ11は、噛合状態にあるときには駆動ギヤ40に駆動されるので、動作アーム駆動機構20及び動作アーム50により駆動される必要性が低い。このため、この間欠駆動機構1は、欠け歯ギヤ11が噛合状態にあるとき、動作アーム駆動機構20がソレノイドへの通電を止めることにより、動作の確実性を損なうことなく、省電力化を図ることができている。
さらに、この間欠駆動機構1において、ブレーキ機構30は、少なくとも欠け歯ギヤ11が非噛合状態にあるとき、欠け歯ギヤ11の回転を制限するものであるので、上述の通り、動作アーム駆動機構20がブレーキ機構30からも一定の負荷を受けながら低速で動作する。このため、動作アーム駆動機構20がよりスムーズに動作することができるので、この間欠駆動機構1は、衝撃音が一層発生し難くなっている。
また、この間欠駆動機構1において、ブレーキ機構30は、欠け歯ギヤ11と一体に回転する第2カム13と、第2カム13に接触するカムホロワ1と、カムホロワ1を第2カム13に押圧する弾性部材としてのばね16とからなっている。このため、この間欠駆動機構1は、第2カム13とカムホロワ1との摩擦力により、欠け歯ギヤ11の回転を制限することができており、簡易な構成で本発明の作用効果を奏することができている。また、この間欠駆動機構1は、ブレーキ機構30を構成する第2カム13及びカムホロワ1を押圧機構70の駆動に利用できている。すなわち、カムホロワ1が揺動するのにあわせて、支持アーム68が揺動し、用紙ピックアップローラ60を用紙99の前端側最上部に押し付けることができている。このため、この間欠駆動機構1は、製造コストを一層低廉化することが可能となっている。
さらに、給紙装置8は、実施例の間欠駆動機構1と、欠け歯ギヤ11に間接的に駆動される給紙ギヤ65と、給紙ギヤ65に駆動される用紙ピックアップローラ60とを備えている。このため、この給紙装置8は、間欠駆動機構1が奏する作用効果により、用紙ピックアップローラ60が間欠的に回転する際の騒音を低減でき、給紙騒音を小さくすることができている。
また、給紙装置8において、弾性部材としてのばね16は、ブレーキ機構30及び押圧機構70に共用されているので、部品点数を削減できており、装置の小型化及び製造コストの低廉化を実現できている。
さらに、この給紙装置8において、弾性部材としてばね16を採用していることから、簡単な構成により、本発明の作用効果を実現できている。
また、画像形成装置としてのプリンタ9は、給紙装置8が奏する作用効果により、給紙騒音を小さくすることが可能となっている。
以上において、本発明を実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
本発明は間欠駆動機構、給紙装置及び画像形成装置に利用可能である。
実施例の間欠駆動機構に係り、給紙装置及び画像形成装置を示す概略断面図である。 実施例の間欠駆動機構の斜視図である。 実施例の間欠駆動機構に係り、図2の矢視III方向から見た斜視図(欠け歯ギヤが初期位置にある状態)である。 実施例の間欠駆動機構に係り、図2の矢視IV方向から見た斜視図(欠け歯ギヤが初期位置にある状態)である。 実施例の間欠駆動機構に係り、図3の矢視V方向から見た斜視図(欠け歯ギヤが初期位置にある状態)である。 実施例の間欠駆動機構に係り、欠け歯ギヤが初期位置にある状態を示す左側面図である。 実施例の間欠駆動機構に係り、非噛合状態から噛合状態になった直後の状態を示す左側面図である。 実施例の間欠駆動機構に係り、噛合状態の途中の状態を示す左側面図である。 実施例の間欠駆動機構に係り、噛合状態の途中の状態を示す左側面図である。 実施例の間欠駆動機構に係り、噛合状態の途中の状態を示す左側面図である。 実施例の間欠駆動機構に係り、噛合状態から非噛合状態になる直前の状態を示す左側面図である。 実施例の間欠駆動機構に係り、セクタギヤの左側面図である。 実施例の間欠駆動機構に係り、図12の矢視XIII方向からみたセクタギヤの前面図である。 実施例の間欠駆動機構に係り、ブレーキ機構を示す右側面図(欠け歯ギヤが初期位置にある状態)である。
符号の説明
1…間欠駆動機構
8…給紙装置
9…画像形成装置(プリンタ)
11…欠け歯ギヤ
11a…噛合部
11b…非噛合部
12…第1カム
13…第2カム
15…カムホロワ
16…弾性部材(ばね)
20…動作アーム駆動機構
30…ブレーキ機構
40…駆動ギヤ
50…動作アーム
60…用紙ピックアップローラ
65…給紙ギヤ
70…押圧機構
P1…初期位置

Claims (7)

  1. 駆動ギヤと、
    円周上の所定の範囲に歯が配列されることにより該駆動ギヤと噛み合う噛合部及び該円周上の他の範囲に該歯が配列されないことにより該駆動ギヤと噛み合わない非噛合部からなる欠け歯ギヤと、
    該欠け歯ギヤと一体に回転する第1カムと、
    該非噛合部が該駆動ギヤと対向する状態である非噛合状態における任意の初期位置から、該噛合部が該駆動ギヤと噛み合う状態である噛合状態になるように、該第1カムと接触して該欠け歯ギヤを回転させる動作アームと、
    ソレノイドに通電することで、該動作アームを駆動する動作アーム駆動機構と、
    少なくとも該欠け歯ギヤが該初期位置にあるときに該欠け歯ギヤの回転を制限するブレーキ機構とを備え
    前記ブレーキ機構は、前記欠け歯ギヤと一体に回転する第2カムと、
    該第2カムに接触するカムホロワと、
    該カムホロワを該第2カムに押圧する弾性部材とからなることを特徴とする間欠駆動機構。
  2. 前記欠け歯ギヤが前記噛合状態にあるとき、前記動作アーム駆動機構が前記ソレノイドへの通電を止める請求項1記載の間欠駆動機構。
  3. 前記ブレーキ機構は、少なくとも前記欠け歯ギヤが前記非噛合状態にあるとき、前記欠け歯ギヤの回転を制限する請求項1又は2記載の間欠駆動機構。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項記載の間欠駆動機構と、前記欠け歯ギヤに直接的に又は間接的に駆動される給紙ギヤと、該給紙ギヤに駆動される用紙ピックアップローラとを備えることを特徴とする給紙装置。
  5. 前記弾性部材は、前記用紙ピックアップローラを用紙に押し付ける押圧機構を構成するものである請求項記載の給紙装置。
  6. 前記弾性部材がばねである請求項記載の給紙装置。
  7. 請求項乃至のいずれか1項記載の給紙装置を具備することを特徴とする画像形成装置。
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