JP4244408B2 - 三次元免震装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、上下の免震機構に皿ばねを用いた三次元免震装置に係わり、特に、上下の減衰力の増大化を図った三次元免震装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、建物の上部構造物と下部構造物との間に介設されて上部構造物の水平及び上下震動を吸収可能な三次元免震装置として、多数の皿ばねを積層してなる上下免震機構としての皿ばね組と水平免震機構としての積層ゴムアイソレータとを上下に直列に組み合わせるようにしたものが、例えば特開平8−218678号公報等に開示されている。
【0003】
この種の皿ばね組を用いた上下免震機構は、上下震動を各皿ばねのたわみ変形によって吸収する免震機能と、その変形時における皿ばね同士の接触面の摺動により震動エネルギーを摩擦エネルギーに変換して消耗させる震動減衰機能とを有している。即ち、笠状をなす皿ばねを同一方向に面接触させて多数積み重ねて並列配置すれば、その重ね合わせる皿ばね同士の総接触面積に応じて震動減衰力が得られる。ただしこの場合には、変位ストロークは単一の皿ばねの最大圧縮変形量に等しくなる。一方、笠状をなす皿ばねの小径側の頂部同士および大径側の底部同士をそれぞれ突き合わせて、交互に逆向きに積み重ねて直列配置すれば、各々の皿ばねのたわみ変形能力が合算されて上下方向の変位ストロークを大きくできる。ただしこの場合には、各皿ばね同士の接触面による摩擦減衰力は得られなくなる。一般に上下方向の減衰力が小さい場合が多く、より多くの減衰力が得られるようなシステムが望まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来の皿ばねを用いた上下免震機構では、減衰力が十分でなく、より多くの減衰力が望まれる。特に、変位ストロークが得られるように皿ばねを直列配置した場合、減衰力が得られなくなるので、これを解決する必要がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本発明の請求項1に示す三次元免震装置にあっては、上部構造物をその下方の下部構造物に、積層ゴムアイソレータと水平方向の摩擦ダンパとを並設して免震支持し、該摩擦ダンパは、上記上部あるいは下部のいずれか一方の構造物に固設された滑り板と、積層した複数の皿ばねを介して他方の構造物に取り付けられて該皿ばねの弾発力により該滑り板に圧接される滑り材とから構成した免震装置において、前記積層ゴムアイソレータが上下の震動を吸収可能に形成すると共に該摩擦ダンパの皿ばね間には適宜箇所に摩擦板を介在させて、該摩擦板の上下の皿ばねを直列配置とし、
上下震動に対して、前記皿ばねの大径側周縁部が前記摩擦板と摺動する際に発生する摩擦力により震動エネルギーを吸収して減衰するように構成されていることを特徴とする。
【0006】
以上の構成によれば、水平震動は、積層ゴムの水平方向の変位と摩擦ダンパの横滑りとにより吸収され、上下震動は、摩擦ダンパの皿バネと積層ゴムとの上下方向の撓みで吸収される。
【0007】
即ち、水平震動に対しては、摩擦ダンパを構成する滑り板と滑り材との摩擦力以上の水平力が、地震等で発生した場合に、滑り板と滑り材との間で滑りが生じ、この滑り摩擦力が減衰力となって地震の伝達を低減する。つまり、滑り板と滑り材とは上部構造体の重量で押圧され、発生した滑り摩擦により震動エネルギーを消費する摩擦ダンパとしての機能有し、摩擦ダンパと並設した積層ゴムアイソレータによって、その滑りによって生じた上部構造物と下部構造物との相対位置のずれを基準位置に補正することによって、水平方向の免震作用を奏する。
【0008】
また、上下震動に対しては、直列配置構成の場合、重ね合わせる皿ばね間の適宜箇所に摩擦板を介在させたので、摩擦板に当接する皿ばねはその変形時において大径側周縁部が当該摩擦板と摺動することになるので、その際に発生する摩擦力により震動エネルギーを吸収して減衰することができるようになる。従って、変位ストロークの増大化を図りつつも減衰力が得られるようになる。
【0009】
ここで、請求項2に示すように、前記摩擦板の外径寸法は、前記皿ばねの最大圧縮変位時、つまり平板状態まで変形されたときの外径寸法よりも大きくしておき、皿ばねが最大に圧縮変形されたときにも、皿ばねの大径側の外周縁部が摩擦板から脱落しないようにしておくことが望ましい。
【0010】
また、請求項3に示すように、前記皿ばね組で、同一の向きに並列配置される皿ばね同士の接触面は粗面にして摩擦係数を高く設定することが望ましく、これにより、上下震動の減衰力の増大化が図れる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態にかかる三次元免震装置の概略構成を示す断面図である。
【0012】
この三次元免震装置は、上部構造物としての建物1と下部構造物としての基礎部材2との対向面間に、積層ゴムアイソレータ20と上下免震機構を有する摩擦ダンパ8とを並設し介在した構成となっている。
【0013】
前記積層ゴムアイソレータ20は、上下の端板20a,20bと薄いゴムシートと鋼板とを交互に積み重ねた積層ゴムとで構成され、建物1の下面に積層ゴムアイソレータ20の上端部の端板20bを、建物1の下面と対向する基礎部材2の上面に積層ゴムアイソレータ20の下端部の端板20aをそれぞれ固定している。
【0014】
また、前記摩擦ダンパ8は、建物1の下面に取り付けられた支持部材22と、その支持部材22に対向する基礎部材2の上面に取り付けられた滑り板24と、滑り板24を押圧するスライド部材26と、スライド部材26の押圧手段としての皿ばね組18と、皿ばね組18を構成する皿ばね12の位置を規制するガイド14とで構成されている。
【0015】
また、前記スライド部材26は円盤状をなし、その下面には滑り材28が取り付けられている。ここで、前記滑り材28は、フェノール樹脂,メラミン樹脂,フラン樹脂,ポリイミド樹脂,DFK樹脂,グアナミン樹脂,エポキシ樹脂,キシレン樹脂,シリコーン樹脂,ジアリルフタレーン樹脂,不飽和ポリエステル樹脂などの熱硬化型樹脂を結合材として、アラミド繊維,ガラス繊維,ビニロン繊維,カーボンファイバー,アスベストなどの繊維材料と、カシューダスト,鉛などの摩擦調整材と、硫酸バリュームなどの充填剤とからなる複合摩擦材料で形成されている。
【0016】
さらに、スライド部材26の上面中央に上下方向に延びる円柱形状のガイド14が一体的に立設され、スライド部材26上面には前記ガイド14の直径より僅かに大きな貫通孔を有する平坦な円盤状の摩擦板10をガイド14を挿通して固定配置し、更にその上側には、中央部に前記ガイド14の直径より僅かに大きな貫通孔を有する笠状の皿ばね12と上記摩擦板10とを交互に上記ガイド14に挿通して積層配置し、皿ばね組18を形成する。ここで、摩擦板10の外径寸法は、皿ばね12の最大圧縮変位時の外径寸法、つまり平板状態まで圧縮変形されたときの外径寸法よりも大きく設定されている。
【0017】
なお、上記各皿ばね12の上下の向きはどちらに向いていてもかまわず、個々にバラバラであっても良いのであるが、図示例にあっては摩擦板10を挟む2枚の皿ばね12、12の上下の向きは、全て逆になるように重ね合わせている。即ち、皿ばね12の配置は、スライド部材26上に摩擦板10、その上に下方向に開いた皿ばね12、その上に摩擦板10その上に上方向に開いた皿ばね12、さらに、摩擦板10、その上に下方向に開いた皿ばね12、というように摩擦板10と皿ばね12が交互に積み重なり、皿ばね12の上下の向きも交互に入れ替わるように積み重ねて直列配置している。ここで、従来の積層ゴムアイソレータは、上部構造物の支承としても機能していたため、剛性の高いゴムが使用されていたが、本実施形態に示す上記積層ゴムアイソレータ20は、上下方向の剛性が低く柔らかい免震ゴムを採用し、上下動の吸収を可能にしている。
【0018】
一方、前記ガイド14の上端面と対向する建物1の下面に取り付けられた支持部材22には、ガイド14の直径より大きな円形状の凹部16が形成され、その凹部16にはガイド14の上部先端が入り込んでいる。また、前記建物1下面に設けられた円形状の凹部16の周りにも摩擦板10が固定され、前記積層された複数の皿ばね12,12,……の最上部の皿ばね12が当接している。
【0019】
以上の構成により本発明の三次元免震装置にあっては、水平震動については、建物1の下面と対向する基礎部材2の上面間に並設した摩擦ダンパ8と積層ゴムアイソレータ20とが免震機能を発揮する。即ち、摩擦ダンパ8を構成する滑り板24と滑り材28との摩擦力以上の水平力が、地震等で発生した場合に、滑り板24と滑り材28との間で滑りが生じ、この滑り摩擦力が減衰力となって地震の伝達を低減する。つまり、滑り板24と滑り材28とは上部構造体の重量で押圧され、発生した滑り摩擦により震動エネルギーを消費する摩擦ダンパ8としての機能有し、摩擦ダンパ8と並設した積層ゴムアイソレータ20によって、その滑りによって生じた建物1と基礎部材2との相対位置のずれを基準位置に補正することによって、水平方向の免震作用を奏する。
【0020】
また、上下震動に対しては、摩擦ダンパの皿ばねと積層ゴムとの上下方向の撓みで吸収される。即ち、摩擦ダンパ8の押圧手段として重ね合わせる皿ばね12,12,……間に摩擦板10を介在させたので、それぞれの皿ばね12,12,……が摩擦板10で仕切られることによって、笠状の上下方向の向きをたとえ同一の方向に向けて重ね合わせてあったとしても、直列配列の皿ばね組18として機能することになる。即ち、圧縮力に対して各々が独立して変形した際、積み重ねた皿ばね組18の全体の変形量は個々の皿ばね12の変形量の総和となり、大きな変形量を得ることができる。従って、地震等の上下方向の震動は皿ばね組全体としての変形量で吸収されるから、その免震ストロークが大きく確保されることになり、上下の震動を吸収して建物1に伝わる震動を小さくすることができる。
【0021】
また、そればかりか各皿ばね12がたわみ変形する際には、皿ばね12は外周部が広がる方向に変形し、逆に押圧力が弱まると閉じる方向に変形する。このため、摩擦板10に接している皿ばね12の外周部が、摩擦板10表面を摺動することによって摩擦力を生じる。この摩擦力が、震動による皿ばね12の圧縮および反発を抑制するとともに、震動の減衰力として働き、地震等の震動エネルギーを吸収して震動を小さく抑えることができる。また、この摩擦力は、皿ばね12外周部が摩擦板10表面を摺動ことによって発生するものであるため、摩擦板10の材質や表面粗さを変更することによって、自由に設定することができる。即ち、摩擦板10の材質や表面粗さを変更することで、建物1の大きさや設置箇所、設置条件等に合わせた所望の減衰力を得ることができる。
【0022】
図2は、本発明の第2実施形態にかかる三次元免震装置の概略構成を示す断面図である。
この第2実施形態の三次元免震装置は、その全体的な構成は前述の図1のものとほぼ同様であり、よって以下には同一の部材には同一の符号を付してその説明を省略し、相違する点について説明する。
【0023】
即ち、図1では摩擦ダンパ8の摩擦板10間に介在させる皿ばね12の数は各1枚ずつとしたが、当該図2の実施形態の三次元免震装置では、摩擦板10間に設ける皿ばね12を同一方向に複数枚ずつ重ねて並列配置する構成としてあり、ここでは3枚ずつ同一方向に重ねている。
【0024】
このように、同一方向に皿ばね12を複数重ね合わせると、上下震動に伴う皿ばね12のたわみ変形時に、上下に接触し合う各皿ばね10同士の接触面間にずれが生じて摺動するから、当該接触面間に摩擦力が発生し、前記皿ばねの外周部と摩擦板10表面との間で発生する摩擦力と合わせて、さらに大きな震動減衰力を得ることができる。ここで、上下に接触して重ね合わされる皿ばね12の接触面を粗面に形成して摩擦係数を高く設定しておけば、より大きな摩擦力を発生させて、震動減衰力の増大化を図ることができる。また、当然のことながら、重ね合わせる皿ばねの枚数を調節することによって、皿ばねの接触面を増減させ所望の減衰力に設定できることは勿論である。
【0025】
さらに、皿ばね12の重ね合わせ枚数や個々の皿ばね12のばね剛性を違えるなどして、皿ばね組18全体としての剛性を幅広く調節し得るから、建物震動の固有周期を予想される外部震動に対して共振しない領域に設定することが容易に行えるようになる。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の請求項1に示す三次元免震装置にあっては、水平震動に対しては、建物の下面と対向する基礎部材の上面間に並設した摩擦ダンパと積層ゴムアイソレータとが免震機能を有する。これは、摩擦ダンパを構成する滑り板と滑り材との摩擦力以上の水平力が、地震等で発生した場合に、滑り板と滑り材との間で滑りが生じ、この滑り摩擦力が減衰力となって地震の伝達を低減するものである。つまり、滑り板と滑り材とは上部構造体の重量で押圧され、発生した滑り摩擦により震動エネルギーを消費する摩擦ダンパとしての機能有し、摩擦ダンパと並設した積層ゴムアイソレータによって、その滑りによって生じた建物と基礎部材との相対位置のずれを基準位置に補正することによって、水平方向の免震作用を奏する。
【0027】
また、上下震動に対しては、摩擦ダンパの皿ばねと積層ゴムとの上下方向の撓みで吸収される。即ち、摩擦ダンパの押圧手段として重ね合わせる皿ばね間の適宜箇所に摩擦板を介在させ、皿ばねのストロークを増大させるための直列配置では、減衰力が少なくなるのを補う。摩擦板に当接する皿ばねはその変形時において大径側周縁部が当該摩擦板と摺動することになるので、その際に発生する摩擦力により震動エネルギーを吸収して減衰することができるようになる。従って、ストロークの増大化を図りつつも減衰力が得られるようになる。また、積層ゴムアイソレータと上下方向の免震機能を備えた摩擦ダンパとを並設したので直列に組み合わせる場合に比べ上部構造物と下部構造物間のクリアランスを小さくし、工費が抑えられるため三次元免震装置を備えた建物を極めて安価で供給することができる。
【0028】
さらに、この摩擦力は、皿ばね外周部と摩擦板表面との摺動によって発生するものであるため、摩擦板の材質や表面粗さを変更することによって、自由に設定することができる。即ち、摩擦板の材質や表面粗さを変更することによって建物の大きさや設置箇所、設置条件等に合わせた所望の減衰力得ることができる。
【0029】
また、請求項2に示すように、前記摩擦板の外径寸法を前記皿ばねの最大圧縮変位時、つまり平板状態まで変形されたときの外径寸法よりも大きくしておくことで、皿ばねが最大に圧縮変形されたときにもその大径側の外周縁部が摩擦板から脱落することを防止でき、円滑な作動を行わすことができる。
【0030】
また、請求項3に示すように、前記皿ばね組で、同一の向きに並列配置される皿ばね同士の接触面は粗面にして摩擦係数を高く設定しておくことで、より大きな摩擦力を発生させて、震動減衰力の一層の増大化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる上下免震装置が組み込まれた三次元免震装置の概略構成を示す断面図である。
【図2】本発明の第2実施形態にかかる上下免震装置が組み込まれた三次元免震装置の概略構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 建物(上部構造物)
2 基礎部材(下部構造物)
8 摩擦ダンパ
10 摩擦板
12 皿ばね
14 ガイド
16 凹部
18 皿ばね組
20 積層ゴムアイソレータ
22 支持部材
24 滑り板
26 スライド部材
28 滑り材
Claims (3)
- 上部構造物をその下方の下部構造物に、積層ゴムアイソレータと水平方向の摩擦ダンパとを並設して免震支持し、該摩擦ダンパは、上記上部あるいは下部のいずれか一方の構造物に固設された滑り板と、積層した複数の皿ばねを介して他方の構造物に取り付けられて該皿ばねの弾発力により該滑り板に圧接される滑り材とから構成した免震装置において、前記積層ゴムアイソレータが上下の震動を吸収可能に形成すると共に該摩擦ダンパの皿ばね間には適宜箇所に摩擦板を介在させて、該摩擦板の上下の皿ばねを直列配置とし、
上下震動に対して、前記皿ばねの大径側周縁部が前記摩擦板と摺動する際に発生する摩擦力により震動エネルギーを吸収して減衰するように構成されていることを特徴とする三次元免震装置。 - 前記摩擦板の外径寸法は、前記皿ばねの最大圧縮変位時の外径寸法よりも大きいことを特徴する請求項1記載の三次元免震装置。
- 前記皿ばね組で、同一の向きに並列配置される皿ばね同士の接触面を粗面にして摩擦係数を高く設定したことを特徴とする請求項1記載の三次元免震装置。
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