JP4244258B2 - 車両用ドアミラー装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に設けられる車両用ドアミラー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両用ドアミラー装置では、例えば、図8に示す車両用ドアミラー装置80の如く、車両後方を視認するために、車両右側(例えば運転席側)に設けられた右側用ドアミラー82と、車両左側(例えば助手席側)に設けられた左側用ドアミラー84と、を備えている。右側用ドアミラー82内には右側用電動格納機構部86が設けられており、右側用電動格納機構部86は右側用モータ(図示省略)を備えている。一方、左側用ドアミラー84内には左側用電動格納機構部88が設けられており、左側用電動格納機構部88は左側用モータ(図示省略)を備えている。車室内には電動格納制御スイッチ90が設けられており、電動格納制御スイッチ90をON操作またはOFF操作すると、右側用モータ及び左側用モータに電流が供給されて駆動されることで、右側用ドアミラー82が格納または展開されると共に、左側用ドアミラー84が格納または展開される。
【0003】
さらに、右側用モータには右側用制御回路92が接続されており、右側用制御回路92は、右側用ドアミラー82が格納完了位置または展開完了位置に到達した時点で右側用モータに生じる増加電流(ロック電流)を検出することで右側用モータへの電流の供給を停止させる。同様に、左側用モータには左側用制御回路94が接続されており、左側用制御回路94は、左側用ドアミラー84が格納完了位置または展開完了位置に到達した時点で左側用モータに生じる増加電流(ロック電流)を検出することで左側用モータへの電流の供給を停止させる。これにより、右側用ドアミラー82及び左側用ドアミラー84の格納動作または展開動作が完了される。
【0004】
ここで、一般に、右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーが展開された際(通常状態)における車両後方向に対する右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーの角度は右側用ドアミラーと左側用ドアミラーとで異なっている。したがって、格納または展開するために要する時間は右側用ドアミラーと左側用ドアミラーとで異なっている。このため、上述の如く車両用ドアミラー装置80では右側用モータに右側用制御回路92を接続すると共に左側用モータに左側用制御回路94を接続しており、これにより、右側用ドアミラー82と左側用ドアミラー84とで独立した別々の格納制御または展開制御が可能となり、右側用ドアミラー82及び左側用ドアミラー84を共に格納または展開させることができる。
【0005】
しかしながら、このような車両用ドアミラー装置80では、右側用制御回路92が右側用ドアミラー82内に設けられると共に左側用制御回路94が左側用ドアミラー84内に設けられており、右側用制御回路92及び左側用制御回路94が共に車室外に設置されて劣悪な環境にある。このため、右側用制御回路92及び左側用制御回路94に防水等の対策措置が必要であり、高コストとなるという問題があった。
【0006】
さらに、右側用制御回路92と左側用制御回路94とが別々の位置(右側用ドアミラー82内と左側用ドアミラー84内)に設けられて、右側用制御回路92と左側用制御回路94とが別部品とされている。このため、右側用制御回路92及び左側用制御回路94のための配線基板がそれぞれ必要となって部品点数が多くなると共に、右側用制御回路92及び左側用制御回路94に使用する面積が大きくなり、高コストとなるという問題もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実を考慮し、右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーの格納または展開を制御する制御手段への防水等の対策措置を不要としてコストを低減できる車両用ドアミラー装置を得ることが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の車両用ドアミラー装置は、車両右側に設けられ、車両後方を視認するための右側用ドアミラーと、車両左側に設けられ、車両後方を視認するための左側用ドアミラーと、前記右側用ドアミラーに設けられ、電流が供給されて駆動されることで前記右側用ドアミラーを格納または展開させる右側用駆動手段と、前記左側用ドアミラーに設けられ、電流が供給されて駆動されることで前記左側用ドアミラーを格納または展開させる左側用駆動手段と、前記右側用駆動手段及び左側用駆動手段に接続されて車室内に設けられ、前記右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーが格納完了位置または展開完了位置に到達した際に前記右側用駆動手段及び左側用駆動手段への電流の供給を停止させる制御手段と、を備え、前記右側用ドアミラーと前記左側用ドアミラーの格納または展開するために要する時間を同一に設定した際には、前記制御手段は、前記右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーの何れか一方が格納完了位置または展開完了位置に到達した時点で前記右側用駆動手段及び左側用駆動手段の何れか一方に生じる増加電流を検出することで前記右側用駆動手段及び左側用駆動手段への電流の供給を停止させ、前記右側用ドアミラーと前記左側用ドアミラーの格納または展開するために要する時間を互いに異ならせて設定した際には、前記制御手段は、格納または展開するために要する時間が長い前記右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーの何れか一方が格納完了位置または展開完了位置に到達した時点で前記右側用駆動手段及び左側用駆動手段の何れか一方に生じる増加電流を検出することで前記右側用駆動手段及び左側用駆動手段への電流の供給を停止させる。
【0009】
請求項1に記載の車両用ドアミラー装置では、右側用駆動手段に電流が供給されて右側用駆動手段が駆動されることで右側用ドアミラーが格納または展開されると共に左側用駆動手段に電流が供給されて左側用駆動手段が駆動されることで左側用ドアミラーが格納または展開される構成とされており、右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーが格納完了位置または展開完了位置に到達した際に制御手段によって右側用駆動手段及び左側用駆動手段への電流の供給を停止させることで、右側用駆動手段及び左側用駆動手段が停止されて右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーの格納動作または展開動作が完了する。
【0010】
ここで、制御手段は車室内に設けられており、制御手段は良好な環境にある。このため、制御手段への防水等の対策措置が不要となり、コストを低減できる。
【0015】
また、例えば右側用ドアミラーと左側用ドアミラーとで格納または展開するために要する時間を同一に設定した場合には、制御手段は、右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーの何れか一方が格納完了位置または展開完了位置に到達した時点で右側用駆動手段及び左側用駆動手段の何れか一方に生じる増加電流を検出することで、右側用駆動手段及び左側用駆動手段への電流の供給を停止させている。
【0016】
ここで、右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーの何れか一方が格納完了位置または展開完了位置に到達するのと同時に、右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーの何れか他方は格納完了位置または展開完了位置に当然に到達している。このため、右側用駆動手段及び左側用駆動手段の何れか一方の増加電流を検出することで右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーを共に格納または展開させることができる。
【0017】
一方、例えば右側用ドアミラーと左側用ドアミラーとで格納または展開するために要する時間を互いに異ならせて設定した場合には、制御手段は、右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーの何れか一方(格納または展開するために要する時間が長い方)が格納完了位置または展開完了位置に到達した時点で右側用駆動手段及び左側用駆動手段の何れか一方に生じる増加電流を検出することで、右側用駆動手段及び左側用駆動手段への電流の供給を停止させている。
【0018】
ここで、右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーの何れか一方(格納または展開するために要する時間が長い方)が格納完了位置または展開完了位置に到達する以前には、右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーの何れか他方(格納または展開するために要する時間が短い方)は既に格納完了位置または展開完了位置に当然に到達している。このため、右側用駆動手段及び左側用駆動手段の何れか一方の増加電流を検出することで右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーを共に格納または展開させることができる。
【0019】
このように、右側用ドアミラーと左側用ドアミラーとで格納または展開するために要する時間を同一に設定した場合及び互いに異ならせて設定した場合の何れの場合も、右側用駆動手段及び左側用駆動手段の何れか一方の増加電流を検出することで右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーを共に格納または展開させることができるため、制御手段を右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーにそれぞれ別々に設けなくてもよく、制御手段を1つにしてコストを大幅に低減できる。
【0020】
請求項2に記載の車両用ドアミラー装置は、車両右側に設けられ、車両後方を視認するための右側用ドアミラーと、車両左側に設けられ、車両後方を視認するための左側用ドアミラーと、前記右側用ドアミラーに設けられ、電流が供給されて駆動されることで前記右側用ドアミラーを格納または展開させる右側用駆動手段と、前記左側用ドアミラーに設けられ、電流が供給されて駆動されることで前記左側用ドアミラーを格納または展開させる左側用駆動手段と、前記右側用駆動手段及び左側用駆動手段に接続されて車室内に設けられ、前記右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーが格納完了位置または展開完了位置に到達した際に前記右側用駆動手段及び左側用駆動手段への電流の供給を停止させる制御手段と、を備え、前記右側用ドアミラーと前記左側用ドアミラーの格納または展開するために要する時間を同一に設定した際には、前記制御手段は、前記右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーの何れか一方が格納または展開を開始してから格納完了位置または展開完了位置に到達するために要する前記時間が経過した時点で前記右側用駆動手段及び左側用駆動手段への電流の供給を停止させ、前記右側用ドアミラーと前記左側用ドアミラーの格納または展開するために要する時間を互いに異ならせて設定した際には、前記制御手段は、格納または展開するために要する時間が長い前記右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーの何れか一方が格納または展開を開始してから格納完了位置または展開完了位置に到達するために要する前記時間が経過した時点で前記右側用駆動手段及び左側用駆動手段への電流の供給を停止させる
【0021】
請求項2に記載の車両用ドアミラー装置では、右側用駆動手段に電流が供給されて右側用駆動手段が駆動されることで右側用ドアミラーが格納または展開されると共に左側用駆動手段に電流が供給されて左側用駆動手段が駆動されることで左側用ドアミラーが格納または展開される構成とされており、右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーが格納完了位置または展開完了位置に到達した際に制御手段によって右側用駆動手段及び左側用駆動手段への電流の供給を停止させることで、右側用駆動手段及び左側用駆動手段が停止されて右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーの格納動作または展開動作が完了する。
ここで、制御手段は車室内に設けられており、制御手段は良好な環境にある。このため、制御手段への防水等の対策措置が不要となり、コストを低減できる。
また、例えば右側用ドアミラーと左側用ドアミラーとで格納または展開するために要する時間を同一に設定した場合には、制御手段は、右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーの何れか一方が格納または展開を開始してから格納完了位置または展開完了位置に到達するために要する時間が経過した時点で、右側用駆動手段及び左側用駆動手段への電流の供給を停止させている。
【0022】
ここで、右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーの何れか一方が格納完了位置または展開完了位置に到達するのと同時に、右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーの何れか他方は格納完了位置または展開完了位置に当然に到達している。このため、右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーの何れか一方を格納または展開するために要する時間が経過するまで右側用駆動手段及び左側用駆動手段に電流を供給することで右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーを共に格納または展開させることができる。
【0023】
一方、例えば右側用ドアミラーと左側用ドアミラーとで格納または展開するために要する時間を互いに異ならせて設定した場合には、制御手段は、右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーの何れか一方(格納または展開するために要する時間が長い方)が格納または展開を開始してから格納完了位置または展開完了位置に到達するために要する時間が経過した時点で、右側用駆動手段及び左側用駆動手段への電流の供給を停止させている。
【0024】
ここで、右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーの何れか一方(格納または展開するために要する時間が長い方)が格納完了位置または展開完了位置に到達する以前には、右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーの何れか他方(格納または展開するために要する時間が短い方)は既に格納完了位置または展開完了位置に当然に到達している。このため、右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーの何れか一方を格納または展開するために要する時間が経過するまで右側用駆動手段及び左側用駆動手段に電流を供給することで右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーを共に格納または展開させることができる。
【0025】
このように、右側用ドアミラーと左側用ドアミラーとで格納または展開するために要する時間を同一に設定した場合及び互いに異ならせて設定した場合の何れの場合も、右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーの何れか一方を格納または展開するために要する時間が経過するまで右側用駆動手段及び左側用駆動手段に電流を供給することで右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーを共に格納または展開させることができるため、制御手段を右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーにそれぞれ別々に設けなくてもよく、制御手段を1つにしてコストを大幅に低減できる。
【0026】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]
図1には、本発明の第1の実施の形態に係る車両用ドアミラー装置10の主要部が示されており、図2には、車両用ドアミラー装置10の回路図が示されている。
【0027】
本発明の実施の形態に係る車両用ドアミラー装置10は、車両後方を視認するために、車両右側(例えば運転席側)に設けられた右側用ドアミラー12と、車両左側(例えば助手席側)に設けられた左側用ドアミラー14と、を備えている。右側用ドアミラー12内には右側用電動格納機構部16が設けられており、右側用電動格納機構部16は右側用駆動手段としての右側用モータ18及び右側用ギヤ機構(図示省略)を備えている。同様に、左側用ドアミラー14内には左側用電動格納機構部20が設けられており、左側用電動格納機構部20は左側用駆動手段としての左側用モータ22及び左側用ギヤ機構(図示省略)を備えている。
【0028】
図2に示す如く、右側用モータ18及び左側用モータ22は、それぞれスイッチ24、26及び後述する電流検出制御回路44、46を介して、電源28に並列に接続可能とされている。スイッチ24、26がそれぞれ接点24A、26A側に接続されると、電源28によって右側用モータ18及び左側用モータ22に電流が供給可能とされて、右側用モータ18及び左側用モータ22が正転方向へ駆動可能とされる。一方、スイッチ24、26がそれぞれ接点24B、26B側に接続されると、電源28によって右側用モータ18及び左側用モータ22に電流が供給可能とされて、右側用モータ18及び左側用モータ22が逆転方向へ駆動可能とされる。
【0029】
車室内には、ドアミラー制御スイッチ30(図3(A)及び図3(B)参照)が設けられている。ドアミラー制御スイッチ30内にはスイッチ機構部32が設けられており、スイッチ機構部32の裏面側(反乗員側)にはスイッチ接点部32Aが設けられている。また、ドアミラー制御スイッチ30の裏面側(反乗員側)には、プリント配線基板34が設けられている。プリント配線基板34の表面側(乗員側)にはプリント配線34A(金属箔パターン)が設けられており、プリント配線34Aはスイッチ接点部32Aに接続されている。プリント配線基板34の裏面側(反乗員側)にはコネクタ36が設けられており、コネクタ36はプリント配線34Aに接続されている。これにより、スイッチ機構部32は、スイッチ接点部32A、プリント配線34A及びコネクタ36等を介して、右側用ドアミラー12の右側用電動格納機構部16等や左側用ドアミラー14の左側用電動格納機構部20等に接続されている。
【0030】
ドアミラー制御スイッチ30の表面側(乗員側)には、電動格納制御スイッチ38が設けられている。電動格納制御スイッチ38をON操作(押圧操作)すると、スイッチ24、26がそれぞれ接点24A、26A側に接続されると共に、後述の如く電流検出制御回路44、46によってそれぞれ右側用モータ18と接点26A、左側用モータ22と接点26Aが接続される。これにより、電源28によって右側用モータ18及び左側用モータ22に電流が供給されて右側用モータ18及び左側用モータ22が正転方向へ駆動されることで、右側用ギヤ機構(図示省略)を介して右側用ドアミラー12が格納されると共に、左側用ギヤ機構(図示省略)を介して左側用ドアミラー14が格納される。
【0031】
また、電動格納制御スイッチ38をON操作(押圧操作)すると、電動格納制御スイッチ38が押圧された状態が維持される構成とされており、この状態で電動格納制御スイッチ38を再度押圧操作すると、電動格納制御スイッチ38が押圧された状態が解除される。すなわち、この電動格納制御スイッチ38の再度の押圧操作が電動格納制御スイッチ38のOFF操作となり、電動格納制御スイッチ38をOFF操作すると、スイッチ24、26がそれぞれ接点24B、26B側に接続されると共に、後述の如く電流検出制御回路44、46によってそれぞれ右側用モータ18と接点24B、左側用モータ22と接点24Bが接続される。これにより、電源28によって右側用モータ18及び左側用モータ22に電流が供給されて右側用モータ18及び左側用モータ22が逆転方向へ駆動されることで、右側用ギヤ機構(図示省略)を介して右側用ドアミラー12が展開されると共に、左側用ギヤ機構(図示省略)を介して左側用ドアミラー14が展開される。
【0032】
なお、電動格納制御スイッチ38がON操作された状態(電動格納制御スイッチ38が押圧された状態)では、スイッチ24、26の接点24A、26A側への接続が維持される。一方、電動格納制御スイッチ38がOFF操作された状態(電動格納制御スイッチ38の押圧が解除された状態)では、スイッチ24、26の接点24B、26B側への接続が維持される構成である。
【0033】
さらに、ドアミラー制御スイッチ30の表面側(乗員側)には、鏡面角度制御スイッチ40及び切替スイッチ42が設けられており、切替スイッチ42を左右に(左側用ドアミラー14側または右側用ドアミラー12側に)切り替えた状態で鏡面角度制御スイッチ40を操作することにより、左側用ドアミラー14または右側用ドアミラー12の鏡面角度が調整される。
【0034】
プリント配線基板34の裏面側(反乗員側)には、右側用制御回路として制御手段を構成する電流検出制御回路44と、左側用制御回路として制御手段を構成する電流検出制御回路46と、が一体に設けられている。
【0035】
図2に示す如く、電流検出制御回路44は右側用モータ18に直列に接続されており、電流検出制御回路44は、電動格納制御スイッチ38がON操作またはOFF操作されて右側用モータ18に付与される電圧の方向が反転したことを検出することで、接点26Aまたは接点24Bと右側用モータ18とを接続させる。また、電流検出制御回路44は、右側用ドアミラー12が格納完了位置または展開完了位置に到達した時点で右側用モータ18に生じる増加電流(ロック電流)を検出することで、電流検出制御回路44内で電源28(接点26Aまたは接点24B)と右側用モータ18との接続を切断して右側用モータ18への電流の供給を停止させる。これにより、右側用ドアミラー12の格納動作または展開動作が完了される。
【0036】
同様に、電流検出制御回路46は左側用モータ22に直列に接続されており、電流検出制御回路46は、電動格納制御スイッチ38がON操作またはOFF操作されて左側用モータ22に付与される電圧の方向が反転したことを検出することで、接点26Aまたは接点24Bと左側用モータ22とを接続させる。また、電流検出制御回路46は、左側用ドアミラー14が格納完了位置または展開完了位置に到達した時点で左側用モータ22に生じる増加電流(ロック電流)を検出することで、電流検出制御回路46内で電源28(接点26Aまたは接点24B)と左側用モータ22との接続を切断して左側用モータ22への電流の供給を停止させる。これにより、左側用ドアミラー14の格納動作または展開動作が完了される構成である。
【0037】
次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0038】
以上の構成の車両用ドアミラー装置10では、電動格納制御スイッチ38がOFF操作された通常状態(電動格納制御スイッチ38の押圧が解除されて右側用ドアミラー12及び左側用ドアミラー14が展開された状態)にて、スイッチ24、26の接点24B、26B側への接続が維持されると共に、電流検出制御回路44、46内でそれぞれ右側用モータ18と接点24Bとの接続及び左側用モータ22と接点24Bとの接続が切断されている。
【0039】
この状態で電動格納制御スイッチ38をON操作(押圧操作)すると、スイッチ24、26がそれぞれ接点24A、26A側に接続されると共に、電流検出制御回路44、46がそれぞれ右側用モータ18及び左側用モータ22に付与される電圧の方向が反転したことを検出することで電流検出制御回路44、46によってそれぞれ右側用モータ18と接点26A、左側用モータ22と接点26Aが接続される。これにより、電源28によって右側用モータ18及び左側用モータ22に電流が供給されて右側用モータ18及び左側用モータ22が正転方向へ駆動されることで、右側用ギヤ機構(図示省略)を介して右側用ドアミラー12が格納されると共に、左側用ギヤ機構(図示省略)を介して左側用ドアミラー14が格納される。
【0040】
右側用ドアミラー12が格納される際には、右側用ドアミラー12が格納完了位置に到達した時点で右側用モータ18に生じる増加電流(ロック電流)を電流検出制御回路44が検出することで、電流検出制御回路44内で電源28(接点26A)と右側用モータ18との接続を切断して右側用モータ18への電流の供給を停止させる。これにより、右側用ドアミラー12の格納動作が完了される。同様に、左側用ドアミラー14が格納される際には、左側用ドアミラー14が格納完了位置に到達した時点で左側用モータ22に生じる増加電流(ロック電流)を電流検出制御回路46が検出することで、電流検出制御回路46内で電源28(接点26A)と左側用モータ22との接続を切断して左側用モータ22への電流の供給を停止させる。これにより、左側用ドアミラー14の格納動作が完了される。なお、電動格納制御スイッチ38がON操作された状態(電動格納制御スイッチ38が押圧された状態)では、スイッチ24、26の接点24A、26A側への接続が維持される。
【0041】
一方、電動格納制御スイッチ38をOFF操作(再度押圧操作)すると、スイッチ24、26がそれぞれ接点24B、26B側に接続されると共に、電流検出制御回路44、46がそれぞれ右側用モータ18及び左側用モータ22に付与される電圧の方向が反転したことを検出することで電流検出制御回路44、46によってそれぞれ右側用モータ18と接点24B、左側用モータ22と接点24Bが接続される。これにより、電源28によって右側用モータ18及び左側用モータ22に電流が供給されて右側用モータ18及び左側用モータ22が逆転方向へ駆動されることで、右側用ギヤ機構(図示省略)を介して右側用ドアミラー12が展開されると共に、左側用ギヤ機構(図示省略)を介して左側用ドアミラー14が展開される。
【0042】
右側用ドアミラー12が展開される際には、右側用ドアミラー12が展開完了位置に到達した時点で右側用モータ18に生じる増加電流(ロック電流)を電流検出制御回路44が検出することで、電流検出制御回路44内で電源28(接点24B)と右側用モータ18との接続を切断して右側用モータ18への電流の供給を停止させる。これにより、右側用ドアミラー12の展開動作が完了される。同様に、左側用ドアミラー14が展開される際には、左側用ドアミラー14が展開完了位置に到達した時点で左側用モータ22に生じる増加電流(ロック電流)を電流検出制御回路46が検出することで、電流検出制御回路46内で電源28(接点24B)と左側用モータ22との接続を切断して左側用モータ22への電流の供給を停止させる。これにより、左側用ドアミラー14の展開動作が完了される。
【0043】
ところで、一般に、右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーが展開された際(通常状態)における車両後方向に対する右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーの角度は右側用ドアミラーと左側用ドアミラーとで異なっており、したがって、右側用ドアミラーと左側用ドアミラーとで格納または展開するために要する時間が異なっている。このため、本実施の形態に係る車両用ドアミラー装置10では、右側用モータ18に電流検出制御回路44を接続すると共に左側用モータ22に電流検出制御回路46を接続しており、これにより、右側用ドアミラー12と左側用ドアミラー14とで独立した別々の格納制御または展開制御が可能となり、電流検出制御回路44及び電流検出制御回路46によって右側用ドアミラー12及び左側用ドアミラー14を共に格納または展開させることができる。
【0044】
ここで、電流検出制御回路44及び電流検出制御回路46は共に車室内に設けられており、電流検出制御回路44及び電流検出制御回路46は共に良好な環境にある。このため、電流検出制御回路44及び電流検出制御回路46への防水等の対策措置が不要となり、コストを低減できる。
【0045】
また、電流検出制御回路44及び電流検出制御回路46を一体部品としたため、電流検出制御回路44及び電流検出制御回路46のための配線基板(例えばプリント配線基板)が1枚で済んで部品点数が減少すると共に、電流検出制御回路44及び電流検出制御回路46に使用する面積が小さくなる。これにより、コストを低減できる。
【0046】
さらに、電流検出制御回路44及び電流検出制御回路46は、ドアミラー制御スイッチ30のプリント配線基板34の裏面側(反乗員側)に設けられてプリント配線基板34と一体部品とされているため、部品点数を一層減少させてコストを一層低減できる。
【0047】
さらに、上述の如く、電流検出制御回路44は右側用ドアミラー12が格納完了位置または展開完了位置に到達した時点で右側用モータ18に生じる増加電流を検出すると共に、電流検出制御回路46は左側用ドアミラー14が格納完了位置または展開完了位置に到達した時点で左側用モータ22に生じる増加電流を検出する。このため、電流検出制御回路44または電流検出制御回路46によって右側用ドアミラー12または左側用ドアミラー14の格納完了または展開完了を正確に検出することができる。
【0048】
次に、本発明の他の実施の形態(第2の実施の形態及び第3の実施の形態)を説明する。なお、第2の実施の形態及び第3の実施の形態においては、基本的に第1の実施の形態と同一構成の部品については、同一符号を付しその構成の説明を省略する。
[第2の実施の形態]
図4には、本発明の第2の実施の形態に係る車両用ドアミラー装置50の主要部が示されており、図5には、車両用ドアミラー装置50の回路図が示されている。
【0049】
本発明の実施の形態に係る車両用ドアミラー装置50では、右側用ドアミラー12及び左側用ドアミラー14が展開された際(通常状態)における車両後方向に対する右側用ドアミラー12及び左側用ドアミラー14の角度は、右側用ドアミラー12の方が左側用ドアミラー14よりも大きくされている。
【0050】
図5に示す如く、右側用モータ18及び左側用モータ22は、それぞれスイッチ52、54及び制御手段を構成するリレー56を介して、電源58に並列に接続可能とされている。スイッチ52、54がそれぞれ接点52A、54A側に接続されると、電源58によって右側用モータ18及び左側用モータ22に電流が供給可能とされて、右側用モータ18及び左側用モータ22が正転方向へ駆動可能とされる。一方、スイッチ52、54がそれぞれ接点52B、54B側に接続されると、電源58によって右側用モータ18及び左側用モータ22に電流が供給可能とされて、右側用モータ18及び左側用モータ22が逆転方向へ駆動可能とされる。また、右側用モータ18には、制御手段を構成する抵抗60が直列に接続されている。
【0051】
ドアミラー制御スイッチ30に設けられた電動格納制御スイッチ38をON操作(押圧操作)すると、スイッチ52、54がそれぞれ接点52A、54A側に接続されると共に、後述の如くリレー56によって右側用モータ18及び左側用モータ22と接点52Aとが接続される。これにより、電源58によって右側用モータ18及び左側用モータ22に電流が供給されて右側用モータ18及び左側用モータ22が正転方向へ駆動されることで、右側用ギヤ機構(図示省略)を介して右側用ドアミラー12が格納されると共に、左側用ギヤ機構(図示省略)を介して左側用ドアミラー14が格納される。
【0052】
一方、電動格納制御スイッチ38をOFF操作(再度押圧操作)すると、スイッチ52、54がそれぞれ接点52B、54B側に接続されると共に、後述の如くリレー56によって右側用モータ18及び左側用モータ22と接点54Bとが接続される。これにより、電源58によって右側用モータ18及び左側用モータ22に電流が供給されて右側用モータ18及び左側用モータ22が逆転方向へ駆動されることで、右側用ギヤ機構(図示省略)を介して右側用ドアミラー12が展開されると共に、左側用ギヤ機構(図示省略)を介して左側用ドアミラー14が展開される。
【0053】
なお、電動格納制御スイッチ38がON操作された状態(電動格納制御スイッチ38が押圧された状態)では、スイッチ52、54の接点52A、54A側への接続が維持される。一方、電動格納制御スイッチ38がOFF操作された状態(電動格納制御スイッチ38の押圧が解除された状態)では、スイッチ52、54の接点52B、54B側への接続が維持される構成である。
【0054】
ドアミラー制御スイッチ30の裏面側(反乗員側)に設けられたプリント配線基板34の裏面側(反乗員側)には、制御手段を構成する電流検出制御回路62が設けられている。図5に示す如く、電流検出制御回路62は抵抗60に並列に接続されており、電流検出制御回路62は、電動格納制御スイッチ38がON操作またはOFF操作されて抵抗60(右側用モータ18及び左側用モータ22)に付与される電圧の方向が反転したことを検出することで、リレー56によって右側用モータ18及び左側用モータ22と接点52Aまたは接点54Bとを接続させる。また、電流検出制御回路62は、右側用ドアミラー12が格納完了位置または展開完了位置に到達した時点で抵抗60(右側用モータ18)に生じる増加電流(ロック電流)を検出することで、リレー56によって右側用モータ18及び左側用モータ22と電源58(接点52Aまたは接点54B)との接続を切断して右側用モータ18及び左側用モータ22への電流の供給を停止させる構成である。
【0055】
次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0056】
以上の構成の車両用ドアミラー装置50では、電動格納制御スイッチ38がOFF操作された通常状態(電動格納制御スイッチ38の押圧が解除されて右側用ドアミラー12及び左側用ドアミラー14が展開された状態)にて、スイッチ52、54の接点52B、54B側への接続が維持されると共に、リレー56によって右側用モータ18及び左側用モータ22と接点54Bとの接続が切断されている。
【0057】
この状態で電動格納制御スイッチ38をON操作(押圧操作)すると、スイッチ52、54がそれぞれ接点52A、54A側に接続されると共に、電流検出制御回路62が抵抗60(右側用モータ18及び左側用モータ22)に付与される電圧の方向が反転したことを検出することでリレー56によってそれぞれ右側用モータ18及び左側用モータ22と接点52Aが接続される。これにより、電源58によって右側用モータ18及び左側用モータ22に電流が供給されて右側用モータ18及び左側用モータ22が正転方向へ駆動されることで、右側用ギヤ機構(図示省略)を介して右側用ドアミラー12が格納されると共に、左側用ギヤ機構(図示省略)を介して左側用ドアミラー14が格納される。
【0058】
右側用ドアミラー12及び左側用ドアミラー14が格納される際には、右側用ドアミラー12が格納完了位置に到達した時点で抵抗60(右側用モータ18)に生じる増加電流(ロック電流)を電流検出制御回路62が検出することで、リレー56によって電源58(接点52A)と右側用モータ18及び左側用モータ22との接続を切断して右側用モータ18及び左側用モータ22への電流の供給を停止させる。なお、電動格納制御スイッチ38がON操作された状態(電動格納制御スイッチ38が押圧された状態)では、スイッチ52、54の接点52A、54A側への接続が維持される。
【0059】
一方、電動格納制御スイッチ38をOFF操作(再度押圧操作)すると、スイッチ52、54がそれぞれ接点52B、54B側に接続されると共に、電流検出制御回路62が抵抗60(右側用モータ18及び左側用モータ22)に付与される電圧の方向が反転したことを検出することでリレー56によって右側用モータ18及び左側用モータ22と接点54Bとが接続される。これにより、電源58によって右側用モータ18及び左側用モータ22に電流が供給されて右側用モータ18及び左側用モータ22が逆転方向へ駆動されることで、右側用ギヤ機構(図示省略)を介して右側用ドアミラー12が展開されると共に、左側用ギヤ機構(図示省略)を介して左側用ドアミラー14が展開される。
【0060】
右側用ドアミラー12及び左側用ドアミラー14が展開される際には、右側用ドアミラー12が展開完了位置に到達した時点で抵抗60(右側用モータ18)に生じる増加電流(ロック電流)を電流検出制御回路62が検出することで、リレー56によって電源58(接点54B)と右側用モータ18及び左側用モータ22との接続を切断して右側用モータ18及び左側用モータ22への電流の供給を停止させる。
【0061】
ところで、本実施の形態に係る車両用ドアミラー装置50では、右側用ドアミラー12及び左側用ドアミラー14が展開された際(通常状態)における車両後方向に対する右側用ドアミラー12及び左側用ドアミラー14の角度は右側用ドアミラー12の方が左側用ドアミラー14よりも大きくされており、このため、右側用ドアミラー12の方が左側用ドアミラー14より格納または展開するために要する時間が長い設定とされている。したがって、右側用ドアミラー12が格納完了位置または展開完了位置に到達する以前には、左側用ドアミラー14は既に格納完了位置または展開完了位置に当然に到達している。すなわち、上述の如く右側用モータ18の増加電流を検出することで右側用ドアミラー12及び左側用ドアミラー14を共に格納または展開させるため、電流検出制御回路を右側用ドアミラー12及び左側用ドアミラー14にそれぞれ別々に設けなくてもよく、電流検出制御回路62を1つにすることができる。これにより、電流検出制御回路62のための配線基板(例えばプリント配線基板)が1枚で済んで部品点数が減少すると共に、電流検出制御回路62に使用する面積が大幅に小さくなり、コストを大幅に低減できる。
【0062】
さらに、電流検出制御回路62は、ドアミラー制御スイッチ30のプリント配線基板34の裏面側(反乗員側)に設けられてプリント配線基板34と一体部品とされているため、部品点数を一層減少させてコストを一層大幅に低減できる。
【0063】
またここで、電流検出制御回路62は車室内に設けられており、電流検出制御回路62は良好な環境にある。このため、電流検出制御回路62への防水等の対策措置が不要となり、コストを低減できる。
【0064】
さらに、上述の如く、電流検出制御回路62は右側用ドアミラー12が格納完了位置または展開完了位置に到達した時点で右側用モータ18に生じる増加電流を検出する。このため、電流検出制御回路62によって右側用ドアミラー12の格納完了または展開完了を正確に検出することができる。
【0065】
なお、本実施の形態において、例えば所謂PTC素子のような抵抗素子を左側用モータ22に直列に接続した構成としてもよい。このような構成とすることで、左側用ドアミラー14が格納完了位置または展開完了位置に到達した時点から右側用ドアミラー12が格納完了位置または展開完了位置に到達する時点までの間に、左側用モータ22に増加電流(ロック電流)が流れても、増加電流(ロック電流)によって抵抗素子が発熱して抵抗素子の電気抵抗が増大することで、左側用モータ22に流れる増加電流(ロック電流)を抑制することができ、これにより、左側用モータ22を増加電流(ロック電流)から保護することができる。
【0066】
また、本実施の形態では、右側用モータ18に抵抗60を直列に接続しかつこの抵抗60に電流検出制御回路62を並列に接続した構成としたが、車両後方向に対する角度が右側用ドアミラーよりも左側用ドアミラーの方が大きい場合(格納または展開するために要するの時間が右側用ドアミラーよりも左側用ドアミラーの方が長い場合)には、左側用ドアミラーが格納完了位置または展開完了位置に到達する以前に右側用ドアミラーは既に格納完了位置または展開完了位置に当然に到達しているため、左側用モータに抵抗を直列に接続しかつこの抵抗に電流検出制御回路を並列に接続した構成とすることで、左側用ドアミラーが格納完了位置または展開完了位置に到達した時点で右側用モータ及び左側用モータを停止させることにより、右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーを共に格納または展開させることができる。さらに、車両後方向に対する角度が右側用ドアミラーと左側用ドアミラーとで同じ場合(格納または展開するために要する時間が右側用ドアミラーと左側用ドアミラーとで同じ場合)には、右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーが同時に格納完了位置または展開完了位置に到達するため、右側用モータ及び左側用モータの何れか一方に抵抗を直列に接続しかつこの抵抗に電流検出制御回路を並列に接続した構成とすることで、右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーの何れか一方が格納完了位置または展開完了位置に到達した時点で右側用モータ及び左側用モータを停止させることにより、右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーを共に格納または展開させることができる。
[第3の実施の形態]
図6には、本発明の第3の実施の形態に係る車両用ドアミラー装置70の主要部が示されており、図7には、車両用ドアミラー装置70の回路図が示されている。
【0067】
本発明の実施の形態に係る車両用ドアミラー装置70では、右側用ドアミラー12及び左側用ドアミラー14が展開された際(通常状態)における車両後方向に対する右側用ドアミラー12及び左側用ドアミラー14の角度は、右側用ドアミラー12の方が左側用ドアミラー14よりも大きくされている。
【0068】
図7に示す如く、右側用モータ18及び左側用モータ22は、それぞれスイッチ72、74及び後述のタイマ制御回路78を介して、電源76に並列に接続可能とされている。スイッチ72、74がそれぞれ接点72A、74A側に接続されると、電源76によって右側用モータ18及び左側用モータ22に電流が供給可能とされて、右側用モータ18及び左側用モータ22が正転方向へ駆動可能とされる。一方、スイッチ72、74がそれぞれ接点72B、74B側に接続されると、電源76によって右側用モータ18及び左側用モータ22に電流が供給可能とされて、右側用モータ18及び左側用モータ22が逆転方向へ駆動可能とされる。
【0069】
ドアミラー制御スイッチ30に設けられた電動格納制御スイッチ38をON操作(押圧操作)すると、スイッチ72、74がそれぞれ接点72A、74A側に接続されると共に、後述の如くタイマ制御回路78によって右側用モータ18及び左側用モータ22と接点74Aとが接続される。これにより、電源76によって右側用モータ18及び左側用モータ22に電流が供給されて右側用モータ18及び左側用モータ22が正転方向へ駆動されることで、右側用ギヤ機構(図示省略)を介して右側用ドアミラー12が格納されると共に、左側用ギヤ機構(図示省略)を介して左側用ドアミラー14が格納される。
【0070】
一方、電動格納制御スイッチ38をOFF操作(再度押圧操作)すると、スイッチ72、74がそれぞれ接点72B、74B側に接続されると共に、後述の如くタイマ制御回路78によって右側用モータ18及び左側用モータ22と接点72Bとが接続される。これにより、電源76によって右側用モータ18及び左側用モータ22に電流が供給されて右側用モータ18及び左側用モータ22が逆転方向へ駆動されることで、右側用ギヤ機構(図示省略)を介して右側用ドアミラー12が展開されると共に、左側用ギヤ機構(図示省略)を介して左側用ドアミラー14が展開される。
【0071】
なお、電動格納制御スイッチ38がON操作された状態(電動格納制御スイッチ38が押圧された状態)では、スイッチ72、74の接点72A、74A側への接続が維持される。一方、電動格納制御スイッチ38がOFF操作された状態(電動格納制御スイッチ38の押圧が解除された状態)では、スイッチ72、74の接点72B、74B側への接続が維持される構成である。
【0072】
ドアミラー制御スイッチ30の裏面側(反乗員側)に設けられたプリント配線基板34の裏面側(反乗員側)には、制御手段としてのタイマ制御回路78が設けられている。図5に示す如く、タイマ制御回路78は、並列に接続された右側用モータ18及び左側用モータ22に対し直列に接続されており、タイマ制御回路78は、電動格納制御スイッチ38がON操作またはOFF操作されて右側用モータ18及び左側用モータ22に付与される電圧の方向が反転したことを検出することで、右側用モータ18及び左側用モータ22と接点74Aまたは接点72Bとを接続させる。また、右側用ドアミラー12が格納または展開を開始してから(電動格納制御スイッチ38をON操作またはOFF操作してから)右側用ドアミラー12が格納完了位置または展開完了位置に到達するために要する時間(あらかじめ設定されている時間)が経過した時点で、タイマ制御回路78内で右側用モータ18及び左側用モータ22と電源76(接点74Aまたは接点72B)との接続が切断されて右側用モータ18及び左側用モータ22への電流の供給を停止させる構成である。
【0073】
次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0074】
以上の構成の車両用ドアミラー装置70では、電動格納制御スイッチ38がOFF操作された通常状態(電動格納制御スイッチ38の押圧が解除されて右側用ドアミラー12及び左側用ドアミラー14が展開された状態)にて、スイッチ72、74の接点72B、74B側への接続が維持されると共に、タイマ制御回路78内で右側用モータ18及び左側用モータ22と接点72Bとの接続が切断されている。
【0075】
この状態で電動格納制御スイッチ38をON操作(押圧操作)すると、スイッチ72、74がそれぞれ接点72A、74A側に接続されると共に、タイマ制御回路78が右側用モータ18及び左側用モータ22に付与される電圧の方向が反転したことを検出することでタイマ制御回路78によってそれぞれ右側用モータ18及び左側用モータ22と接点74Aが接続される。これにより、電源76によって右側用モータ18及び左側用モータ22に電流が供給されて右側用モータ18及び左側用モータ22が正転方向へ駆動されることで、右側用ギヤ機構(図示省略)を介して右側用ドアミラー12が格納されると共に、左側用ギヤ機構(図示省略)を介して左側用ドアミラー14が格納される。
【0076】
右側用ドアミラー12及び左側用ドアミラー14が格納される際には、右側用ドアミラー12が格納を開始してから(電動格納制御スイッチ38をON操作してから)右側用ドアミラー12が格納完了位置に到達するまでの時間(設定時間)が経過した時点で、タイマ制御回路78内で右側用モータ18及び左側用モータ22と電源76(接点74A)との接続が切断されて右側用モータ18及び左側用モータ22への電流の供給を停止させる。なお、電動格納制御スイッチ38がON操作された状態(電動格納制御スイッチ38が押圧された状態)では、スイッチ72、74の接点72A、74A側への接続が維持される。
【0077】
一方、電動格納制御スイッチ38をOFF操作(再度押圧操作)すると、スイッチ72、74がそれぞれ接点72B、74B側に接続されると共に、タイマ制御回路78が右側用モータ18及び左側用モータ22に付与される電圧の方向が反転したことを検出することでタイマ制御回路78によって右側用モータ18及び左側用モータ22と接点72Bとが接続される。これにより、電源76によって右側用モータ18及び左側用モータ22に電流が供給されて右側用モータ18及び左側用モータ22が逆転方向へ駆動されることで、右側用ギヤ機構(図示省略)を介して右側用ドアミラー12が展開されると共に、左側用ギヤ機構(図示省略)を介して左側用ドアミラー14が展開される。
【0078】
右側用ドアミラー12及び左側用ドアミラー14が展開される際には、右側用ドアミラー12が展開を開始してから(電動格納制御スイッチ38をOFF操作してから)右側用ドアミラー12が展開完了位置に到達するまでの時間(設定時間)が経過した時点で、タイマ制御回路78内で右側用モータ18及び左側用モータ22と電源76(接点72B)との接続が切断されて右側用モータ18及び左側用モータ22への電流の供給を停止させる。
【0079】
ところで、本実施の形態に係る車両用ドアミラー装置70では、右側用ドアミラー12及び左側用ドアミラー14が展開された際(通常状態)における車両後方向に対する右側用ドアミラー12及び左側用ドアミラー14の角度は右側用ドアミラー12の方が左側用ドアミラー14よりも大きくされており、このため、右側用ドアミラー12の方が左側用ドアミラー14より格納または展開するために要する時間が長い設定とされている。したがって、右側用ドアミラー12が格納完了位置または展開完了位置に到達する以前には、左側用ドアミラー14は既に格納完了位置または展開完了位置に当然に到達している。すなわち、右側用ドアミラー12を格納または展開するために要する時間が経過するまで右側用モータ18及び左側用モータ22に電流を供給することで右側用ドアミラー12及び左側用ドアミラー14を共に格納または展開させるため、タイマ制御回路を右側用ドアミラー12及び左側用ドアミラー14にそれぞれ別々に設けなくてもよく、タイマ制御回路78を1つにすることができる。これにより、タイマ制御回路78のための配線基板(例えばプリント配線基板)が1枚で済んで部品点数が減少すると共に、タイマ制御回路78に使用する面積が大幅に小さくなり、コストを大幅に低減できる。
【0080】
さらに、タイマ制御回路78は、ドアミラー制御スイッチ30のプリント配線基板34の裏面側(反乗員側)に設けられてプリント配線基板34と一体部品とされているため、部品点数を一層減少させてコストを一層大幅に低減できる。
【0081】
またここで、タイマ制御回路78は車室内に設けられており、タイマ制御回路78は良好な環境にある。このため、タイマ制御回路78への防水等の対策措置が不要となり、コストを低減できる。
【0082】
なお、本実施の形態では、右側用ドアミラー12が格納または展開を開始してから右側用ドアミラー12が格納完了位置または展開完了位置に到達するために要する時間を設定時間とし、この設定時間が経過した時点でタイマ制御回路78内で右側用モータ18及び左側用モータ22と電源76との接続を切断して右側用モータ18及び左側用モータ22への電流の供給を停止させる構成としたが、右側用ドアミラーが格納または展開を開始してから右側用ドアミラーが格納完了位置または展開完了位置に到達するために要する時間よりも若干長い時間を設定時間とし、この設定時間が経過した時点でタイマ制御回路内で右側用モータ及び左側用モータと電源との接続を切断して右側用モータ及び左側用モータへの電流の供給を停止させる構成としてもよい。
【0083】
さらに、本実施の形態において、例えば所謂PTC素子のような抵抗素子を左側用モータ22に直列に接続した構成としてもよい。このような構成とすることで、左側用ドアミラー14が格納完了位置または展開完了位置に到達した時点から右側用ドアミラー12が格納完了位置または展開完了位置に到達する時点までの間に、左側用モータ22に増加電流(ロック電流)が流れても、増加電流(ロック電流)によって抵抗素子が発熱して抵抗素子の電気抵抗が増大することで、左側用モータ22に流れる増加電流(ロック電流)を抑制することができ、これにより、左側用モータ22を増加電流(ロック電流)から保護することができる。
【0084】
また、本実施の形態では、右側用ドアミラー12が格納または展開を開始してから格納完了位置または展開完了位置に到達するために要する時間(設定時間)が経過した時点で、タイマ制御回路78内で右側用モータ18及び左側用モータ22と電源76との接続を切断して右側用モータ18及び左側用モータ22への電流の供給を停止させる構成としたが、車両後方向に対する角度が右側用ドアミラーよりも左側用ドアミラーの方が大きい場合(格納または展開するために要する時間が右側用ドアミラーよりも左側用ドアミラーの方が長い場合)には、左側用ドアミラーが格納完了位置または展開完了位置に到達する以前に右側用ドアミラーは既に格納完了位置または展開完了位置に当然に到達しているため、左側用ドアミラーが格納または展開を開始してから格納完了位置または展開完了位置に到達するために要する時間あるいはこの時間よりも若干長い時間(設定時間)が経過した時点で、タイマ制御回路内で右側用モータ及び左側用モータと電源との接続を切断して右側用モータ及び左側用モータへの電流の供給を停止させる構成とすることで、右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーを共に格納または展開させることができる。さらに、車両後方向に対する角度が右側用ドアミラーと左側用ドアミラーとで同じ場合(格納または展開するために要する時間が右側用ドアミラーと左側用ドアミラーとで同じ場合)には、右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーが同時に格納完了位置または展開完了位置に到達するため、右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーの何れか一方が格納または展開を開始してから格納完了位置または展開完了位置に到達するために要する時間あるいはこの時間よりも若干長い時間(設定時間)が経過した時点で、タイマ制御回路内で右側用モータ及び左側用モータと電源との接続を切断して右側用モータ及び左側用モータへの電流の供給を停止させる構成とすることで、右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーを共に格納または展開させることができる。
【0085】
【発明の効果】
請求項1に記載の車両用ドアミラー装置では、制御手段は車室内に設けられているため、制御手段への防水等の対策措置が不要となり、コストを低減できる。
【0087】
また、右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーの何れか一方が格納完了位置または展開完了位置に到達した時点で制御手段によって右側用駆動手段及び左側用駆動手段を停止させることで、右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーを共に格納または展開させることができる。これにより、制御手段を1つにしてコストを大幅に低減できる。
【0088】
請求項2に記載の車両用ドアミラー装置では、制御手段は車室内に設けられているため、制御手段への防水等の対策措置が不要となり、コストを低減できる。
また、右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーの何れか一方が格納または展開を開始してから格納完了位置または展開完了位置に到達するために要する時間が経過した時点で制御手段によって右側用駆動手段及び左側用駆動手段を停止させることで、右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーを共に格納または展開させることができる。これにより、制御手段を1つにしてコストを大幅に低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る車両用ドアミラー装置の主要部を示す概略図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る車両用ドアミラー装置の回路図である。
【図3】(A)は、本発明の第1の実施の形態に係る車両用ドアミラー装置のドアミラー制御スイッチを示す正面図であり、(B)は、このドアミラー制御スイッチを示す側面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る車両用ドアミラー装置の主要部を示す概略図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る車両用ドアミラー装置の回路図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る車両用ドアミラー装置の主要部を示す概略図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る車両用ドアミラー装置の回路図である。
【図8】従来の車両用ドアミラー装置の主要部を示す概略図である。
【符号の説明】
10 車両用ドアミラー装置
12 右側用ドアミラー
14 左側用ドアミラー
18 右側用モータ(右側用駆動手段)
22 左側用モータ(左側用駆動手段)
44 電流検出制御回路(右側用制御回路)
46 電流検出制御回路(左側用制御回路)
50 車両用ドアミラー装置
56 リレー(制御手段)
60 抵抗(制御手段)
62 電流検出制御回路(制御手段)
70 車両用ドアミラー装置
78 タイマ制御回路(制御手段)

Claims (2)

  1. 車両右側に設けられ、車両後方を視認するための右側用ドアミラーと、
    車両左側に設けられ、車両後方を視認するための左側用ドアミラーと、
    前記右側用ドアミラーに設けられ、電流が供給されて駆動されることで前記右側用ドアミラーを格納または展開させる右側用駆動手段と、
    前記左側用ドアミラーに設けられ、電流が供給されて駆動されることで前記左側用ドアミラーを格納または展開させる左側用駆動手段と、
    前記右側用駆動手段及び左側用駆動手段に接続されて車室内に設けられ、前記右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーが格納完了位置または展開完了位置に到達した際に前記右側用駆動手段及び左側用駆動手段への電流の供給を停止させる制御手段と、
    を備え
    前記右側用ドアミラーと前記左側用ドアミラーの格納または展開するために要する時間を同一に設定した際には、前記制御手段は、前記右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーの何れか一方が格納完了位置または展開完了位置に到達した時点で前記右側用駆動手段及び左側用駆動手段の何れか一方に生じる増加電流を検出することで前記右側用駆動手段及び左側用駆動手段への電流の供給を停止させ、
    前記右側用ドアミラーと前記左側用ドアミラーの格納または展開するために要する時間を互いに異ならせて設定した際には、前記制御手段は、格納または展開するために要する時間が長い前記右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーの何れか一方が格納完了位置または展開完了位置に到達した時点で前記右側用駆動手段及び左側用駆動手段の何れか一方に生じる増加電流を検出することで前記右側用駆動手段及び左側用駆動手段への電流の供給を停止させる
    車両用ドアミラー装置。
  2. 車両右側に設けられ、車両後方を視認するための右側用ドアミラーと、
    車両左側に設けられ、車両後方を視認するための左側用ドアミラーと、
    前記右側用ドアミラーに設けられ、電流が供給されて駆動されることで前記右側用ドアミラーを格納または展開させる右側用駆動手段と、
    前記左側用ドアミラーに設けられ、電流が供給されて駆動されることで前記左側用ドアミラーを格納または展開させる左側用駆動手段と、
    前記右側用駆動手段及び左側用駆動手段に接続されて車室内に設けられ、前記右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーが格納完了位置または展開完了位置に到達した際に前記右側用駆動手段及び左側用駆動手段への電流の供給を停止させる制御手段と、
    を備え、
    前記右側用ドアミラーと前記左側用ドアミラーの格納または展開するために要する時間を同一に設定した際には、前記制御手段は、前記右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーの何れか一方が格納または展開を開始してから格納完了位置または展開完了位置に到達するために要する前記時間が経過した時点で前記右側用駆動手段及び左側用駆動手段への電流の供給を停止させ、
    前記右側用ドアミラーと前記左側用ドアミラーの格納または展開するために要する時間を互いに異ならせて設定した際には、前記制御手段は、格納または展開するために要する時間が長い前記右側用ドアミラー及び左側用ドアミラーの何れか一方が格納または展開を開始してから格納完了位置または展開完了位置に到達するために要する前記時間が経過した時点で前記右側用駆動手段及び左側用駆動手段への電流の供給を停止させる
    車両用ドアミラー装置。
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