JP4244045B2 - 記録装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、記録装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、記録装置内での時間情報の管理を容易にする記録装置および方法、並びにプログラムに関する。
映像信号は、例えば、解像度によって、従来から使用されているSD(Standard Definition)信号と、SD信号より高解像度のHD(High Definition)信号とに分類することができる。また、映像信号を編集する編集システムには、SD信号をHD信号にアップコンバートしたり、HD信号をSD信号にダウンコンバートする装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−299039号公報
ところで、入力された映像信号をHD信号として記録する記録装置では、入力された映像信号がSD信号である場合、入力されたHD信号をそのまま記録する場合に比べて、SD信号をアップコンバートする処理に時間が多少なりともかかるので、記録装置内で管理するタイムコードなどの時間情報を、SD信号が入力された場合とHD信号が入力された場合とでオフセットを持たせるなど、区別して管理する必要があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、記録装置内での時間情報の管理を容易にするものである。
本発明の一側面の記録装置は、第1の解像度の第1の信号、または、前記第1の解像度より解像度の低い第2の解像度の第2の信号を受信する映像信号受信手段と、前記映像信号受信手段において前記第1の信号または第2の信号のいずれが受信されるかを表す制御信号を受信する制御信号受信手段と、前記映像信号受信手段において前記第1の信号または第2の信号のいずれが受信されるかにかかわらず一定周波数の基準同期信号を受信する基準同期信号受信手段と、前記基準同期信号に基づいて、所定の同期信号を生成する同期信号生成手段と、受信された信号が前記第2の信号である場合に、前記第2の信号を前記1の解像度の第3の信号に変換する解像度変換手段と、受信された信号が前記第1の信号である場合に、前記第2の信号を前記第1の解像度の前記第3の信号に変換するのに必要な所定時間だけ、受信された前記第1の信号を遅延させる遅延手段と、前記遅延手段により遅延された前記第1の解像度の前記第1の信号か、または、前記解像度変換手段により前記第1の解像度に変換された前記第2の信号である前記第3の信号を、前記同期信号に基づいて記録媒体に記録する記録手段とを備え、前記映像信号受信手段は、前記第1の信号および第2の信号を連続して受信し、前記記録手段は、前記第1の信号および第3の信号を、1つのファイルとして前記記録媒体に記録する
前記記録手段には、前記第3の信号を前記記録媒体に記録する場合、解像度が変換された信号であることを表す情報も、前記記録媒体に記録させることができる。
前記記録手段には、前記第1の信号から前記第3の信号に変化した変化点、または、前記第3の信号から前記第1の信号に変化した変化点についての情報も、前記記録媒体に記録させることができる。
本発明の一側面の記録方法は、第1の解像度の第1の信号、または、前記第1の解像度より解像度の低い第2の解像度の第2の信号を受信し、前記第1の信号または第2の信号のいずれが受信されるかを表す制御信号を受信し、前記第1の信号または第2の信号のいずれが受信されるかにかかわらず一定周波数の基準同期信号を受信し、前記基準同期信号に基づいて、所定の同期信号を生成し、受信された信号が前記第2の信号である場合に、前記第2の信号を前記1の解像度の第3の信号に変換し、受信された信号が前記第1の信号である場合に、前記第2の信号を前記第1の解像度の前記第3の信号に変換するのに必要な所定時間だけ、受信された前記第1の信号を遅延させ、遅延された前記第1の解像度の前記第1の信号か、または、前記第1の解像度に変換された前記第2の信号である前記第3の信号を、前記同期信号に基づいて記録媒体に記録するステップを含み、前記第1の信号および第2の信号は連続して受信され、前記第1の信号および第3の信号が、1つのファイルとして前記記録媒体に記録される
本発明の一側面のプログラムは、第1の解像度の第1の信号、または、前記第1の解像度より解像度の低い第2の解像度の第2の信号を受信し、前記第1の信号または第2の信号のいずれが受信されるかを表す制御信号を受信し、前記第1の信号または第2の信号のいずれが受信されるかにかかわらず一定周波数の基準同期信号を受信し、前記基準同期信号に基づいて、所定の同期信号を生成し、受信された信号が前記第2の信号である場合に、前記第2の信号を前記1の解像度の第3の信号に変換し、受信された信号が前記第1の信号である場合に、前記第2の信号を前記第1の解像度の前記第3の信号に変換するのに必要な所定時間だけ、受信された前記第1の信号を遅延させ、遅延された前記第1の解像度の前記第1の信号か、または、前記第1の解像度に変換された前記第2の信号である前記第3の信号を、前記同期信号に基づいて記録媒体に記録するステップを含み、前記第1の信号および第2の信号は連続して受信され、前記第1の信号および第3の信号が、1つのファイルとして前記記録媒体に記録される処理をコンピュータに実行させる。
本発明の一側面においては、第1の解像度の第1の信号、または、前記第1の解像度より解像度の低い第2の解像度の第2の信号が受信され、前記第1の信号または第2の信号のいずれが受信されるかを表す制御信号が受信され、前記第1の信号または第2の信号のいずれが受信されるかにかかわらず一定周波数の基準同期信号が受信され、前記基準同期信号に基づいて、所定の同期信号が生成され、受信された信号が前記第2の信号である場合に、前記第2の信号が前記1の解像度の第3の信号に変換され、受信された信号が前記第1の信号である場合に、前記第2の信号を前記第1の解像度の前記第3の信号に変換するのに必要な所定時間だけ、受信された前記第1の信号が遅延され、遅延された前記第1の解像度の前記第1の信号か、または、前記第1の解像度に変換された前記第2の信号である前記第3の信号が、前記同期信号に基づいて記録媒体に記録される。ここで、前記第1の信号および第2の信号は連続して受信され、前記第1の信号および第3の信号が、1つのファイルとして前記記録媒体に記録される
記録装置は、独立した装置であっても良いし、記録再生装置の記録処理を行うブロックであっても良い。
本発明の一側面によれば、記録装置内での時間情報の管理を容易にすることができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、発明の詳細な説明に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、発明の詳細な説明に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の詳細な説明中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の記録装置(例えば、図1の記録装置1)は
第1の解像度の第1の信号、または、前記第1の解像度より解像度の低い第2の解像度の第2の信号を受信する映像信号受信手段(例えば、図9の外部入力端子100)と、
前記映像信号受信手段において前記第1の信号または第2の信号のいずれが受信されるかを表す制御信号を受信する制御信号受信手段(例えば、図9の外部入力端子101)と、
前記映像信号受信手段において前記第1の信号または第2の信号のいずれが受信されるかにかかわらず一定周波数の基準同期信号を受信する基準同期信号受信手段(例えば、図9の外部入力端子102)と、
前記基準同期信号に基づいて、所定の同期信号を生成する同期信号生成手段(例えば、図1の動作クロック信号生成部20)と、
受信された信号が前記第2の信号である場合に、前記第2の信号を前記1の解像度の第3の信号に変換する解像度変換手段(例えば、図1の解像度変換部41)と、
受信された信号が前記第1の信号である場合に、前記第2の信号を前記第1の解像度の前記第3の信号に変換するのに必要な所定時間だけ、受信された前記第1の信号を遅延させる遅延手段(例えば、図1の遅延部42)と、
前記遅延手段により遅延された前記第1の解像度の前記第1の信号か、または、前記解像度変換手段により前記第1の解像度に変換された前記第2の信号である前記第3の信号を、前記同期信号に基づいて記録媒体に記録する記録手段(例えば、図1のディスク記録部19)と
を備え、
前記映像信号受信手段は、前記第1の信号および第2の信号を連続して受信し、
前記記録手段は、前記第1の信号および第3の信号を、1つのファイルとして前記記録媒体に記録する
本発明の一側面の記録方法またはプログラムは、
第1の解像度の第1の信号、または、前記第1の解像度より解像度の低い第2の解像度の第2の信号を受信し、
前記第1の信号または第2の信号のいずれが受信されるかを表す制御信号を受信し、
前記第1の信号または第2の信号のいずれが受信されるかにかかわらず一定周波数の基準同期信号を受信し、
前記基準同期信号に基づいて、所定の同期信号を生成し(例えば、図4のステップS15)、
受信された信号が前記第2の信号である場合に、前記第2の信号を前記1の解像度の第3の信号に変換し(例えば、図5のステップS31)、
受信された信号が前記第1の信号である場合に、前記第2の信号を前記第1の解像度の前記第3の信号に変換するのに必要な所定時間だけ、受信された前記第1の信号を遅延させ(例えば、図6のステップS51)、
遅延された前記第1の解像度の前記第1の信号か、または、前記第1の解像度に変換された前記第2の信号である前記第3の信号を、前記同期信号に基づいて記録媒体に記録する(例えば、図6のステップS53)
ステップを含み、
前記第1の信号および第2の信号は連続して受信され、前記第1の信号および第3の信号が、1つのファイルとして前記記録媒体に記録される
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用した記録装置の第1実施の形態の構成例を示している。
図1において、記録装置1は、カメラ2および3それぞれと、SDI(Serial Digital Interface)ケーブル(図示せず)などで接続されている。
記録装置1は、カメラ2から出力されるSD(Standard Definition)信号を、HD信号にアップコンバートし、青紫色レーザによる高密度記録が可能なプロフェッショナルディスク、DVD(Digital Versatile Disc )などの光ディスク、またはハードディスクなどのディスク記録媒体(図示せず)に記録する。また、記録装置1は、カメラ3から出力されるHD(High Definition)信号を、ディスク記録媒体に記録する。なお、記録装置1は、入力されたSD信号をアップコンバートした信号と、入力されたHD信号とを同時にディスク記録媒体に記録することはできず、ユーザは、いずれか一方を選択して記録装置1に入力させる。
ここで、SD信号は、走査線(有効走査線)の縦×横の本数(画素数)が720×486(NTSC(National Television System Committee)規格)または720×576(PAL(Phase Alternation by Line)規格)の映像信号であり、HD信号は、走査線の縦×横の本数(画素数)が、1920×1080,1440×1080、または1280×720などの、SD信号より高解像度の映像信号である。なお、映像信号には、音声のデータも含まれる。
カメラ2は、記録装置1の外部入力端子11と接続され、撮像して得られるSD信号を記録装置1に出力する。カメラ3は、記録装置1の外部入力端子12と接続され、撮像して得られるHD信号を記録装置1に出力する。
外部入力端子11は、カメラ2からのSD信号を受信し、スイッチ13の端子部13aに出力する。外部入力端子12は、カメラ3からのHD信号を受信し、スイッチ13の端子部13bに出力する。
スイッチ13は、制御部22の制御により、信号分離部14に出力する映像信号を、端子部13aに入力されたSD信号とするか、または、端子部13bに入力されたHD信号とするかを切り替える。即ち、制御部22によって端子部13aが設定された場合、信号分離部14には、カメラ2からのSD信号が供給される。一方、制御部22によって端子部13bが設定された場合、信号分離部14には、カメラ3からのHD信号が供給される。
信号分離部14は、入力された映像信号(SD信号またはHD信号)を、ビデオ信号、オーディオ信号、および、タイムコードなどが含まれるANC信号に分離し、それぞれをスイッチ15の端子部15aに出力する。また、信号分離部14は、判別回路31およびPLL回路32を内蔵している。
判別回路31は、スイッチ13から供給された映像信号がHD信号であるか、またはSD信号であるかを判別し、入力されている映像信号がHD信号であるか、またはSD信号であるかを表す信号(制御信号)を制御部22に供給する。なお、判別回路31は、スイッチ13から映像信号が入力されている間、連続してHD信号またはSD信号を表す信号を制御部22に供給しても良いし、映像信号がHD信号とSD信号とで切り替わった時のみ、換言すれば、これまでと異なる解像度の映像信号が入力された最初の時のみ、その映像信号の解像度を表す信号を制御部22に供給するようにしてもよい。
PLL (Phase Locked Loop)回路32は、制御部22からの初期化の指令(制御信号)に従い、入力された映像信号に含まれる同期信号(映像信号から抽出された同期信号)に同期させた基準同期信号を生成し、動作クロック信号生成部20に供給する。具体的には、映像信号がHD信号である場合、その映像信号から抽出される基準同期信号は74MHzであり、映像信号がSD信号である場合、その映像信号から抽出される基準同期信号は27MHzである。なお、図1のブロック図で示される点線は同期信号を表し、実線は映像信号または制御信号を表している。
スイッチ15は、制御部22の制御により、信号分離部14から端子部15aに供給された(ビデオ信号、オーディオ信号、ANC信号に分離された)映像信号を、端子部15bから出力するか、または、端子部15cから出力するかを切り替える。ここで、制御部22は、記録装置1にSD信号が入力されている場合、端子部15bが選択されるように、スイッチ15を制御する。一方、記録装置1にHD信号が入力されている場合、制御部22は、端子部15cが選択されるように、スイッチ15を制御する。
従って、信号分離部14からスイッチ15にSD信号が供給された場合、そのSD信号は、変換部16の解像度変換部41に出力される。一方、信号分離部14からスイッチ15にHD信号が供給された場合、そのHD信号は、変換部16の遅延部42に出力される。
変換部16は、解像度変換部41および遅延部42を有している。解像度変換部41には、スイッチ15の端子部15bから出力されたSD信号が入力される。解像度変換部41は、入力されるSD信号をHD信号にアップコンバート(解像度変換)して、スイッチ17の端子部17aに出力する。遅延部42には、スイッチ15の端子部15cからHD信号が供給される。遅延部42は、入力されたHD信号を、解像度変換部41がSD信号をHD信号にアップコンバートするのに必要な所定時間(例えば、HD信号の画像を処理する時間で0.5フレームから1フレーム分程度の処理時間)だけ遅延させ、スイッチ17の端子部17bに出力する。なお、以下において、SD信号をアップコンバートして得られたHD信号を、最初からHD信号として入力された映像信号と区別して、コンバートHD信号と称する。
スイッチ17は、制御部22の制御により、信号処理部18に出力する映像信号を、端子部17aに入力された映像信号とするか、または、端子部17bに入力された映像信号とするかを切り替える。ここで、制御部22は、記録装置1にSD信号が入力されている場合、端子部17aが選択されるように、スイッチ17を制御する。一方、記録装置1にHD信号が入力されている場合、制御部22は、端子部17bが選択されるように、スイッチ17を制御する。
信号処理部18は、スイッチ17から供給される映像信号(HD信号、または、コンバートHD信号)を、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式によりエンコードして、ディスク記録部19に出力する。また、信号処理部18は、ミュート回路51を有しており、HD信号とSD信号との切り替え中に発生する乱れた映像など、記録させたくない映像や音声を、制御部22からの指令に従ってミュート(消去)することができる。ミュート回路51によるミュート機能がオンされた状態でディスク記録媒体への映像信号の記録が実行されると、再生されたときの画像は、例えば、全画素において黒色の画像(黒画)となり、音声は、無音となる。
ディスク記録部19は、信号処理部18から供給される(エンコードされた)映像信号(HD信号またはコンバートHD信号)を、クリップ(ファイル)としてのディスク記録媒体に記録する。ここで、クリップとは、1つの映像信号のディスク記録媒体への記録開始から終了までの1回の記録処理を示す単位である。
動作クロック信号生成部20は、図2を参照して後述するように、PLL回路を有しており、信号分離部14のPLL回路32から供給される基準同期信号の位相に同期した同期信号を生成し、変換部16やディスク記録部19に供給する。記録装置1内の各ブロックは、動作クロック信号生成部20が出力する同期信号に基づいて動作する。以下、動作クロック信号生成部20が出力する同期信号を動作クロック信号と称する。また、動作クロック信号生成部20は、動作クロック信号が安定しているか否か、即ち、動作クロック信号のロック、アンロックのステータスを制御部22に出力する。
操作入力部21は、液晶表示画面や操作パネルなどを備え、ユーザからの操作を受け付け、その操作に対応する操作信号を制御部22に供給する。
制御部22は、操作入力部21からの操作信号などに応じて、各ブロックを制御する。例えば、制御部22は、入力された映像信号がSD信号であるか、またはHD信号であるかを表す信号に応じてスイッチ13、15および17を制御する。また、制御部22は、入力される映像信号がSD信号とHD信号との間で切り替わったタイミングで信号処理部18に制御信号を供給し、ミュート回路51にミュートの機能をオンまたはオフさせる。なお、図1では、制御部22と各ブロックとの間の制御信号を表す実線の図示が一部省略されているが、各ブロックは、必要に応じて相互に信号(制御信号またはデータ)を授受することが可能となされている。
以上のように構成される記録装置1では、カメラ2からSD信号が供給された場合、そのSD信号をアップコンバートして得られるコンバートHD信号が、エンコードされた後、ディスク記録媒体に記録される。また、カメラ3からHD信号が供給された場合、そのHD信号が、エンコードされた後、ディスク記録媒体に記録される。
図2は、図1の動作クロック信号生成部20の詳細な構成例を示している。
動作クロック信号生成部20は、位相比較器71、LPF(Low Pass Filter)72、水晶発振器73、1/N分周器74、およびタイミングジェネレータ75により構成されている。
位相比較器71は、信号分離部14のPLL回路32(図1)から供給される基準同期信号(基準信号)と1/N分周器74から供給されるフィードバック信号(比較信号)の位相差を比較して位相差信号をLPF72に供給する。
LPF72は、位相差信号の高周波成分を除去して、水晶発振器73に供給する。水晶発振器73は、LPF72から供給される信号(高周波成分が除去された位相差信号)に基づいて、所定の周波数(発振周波数)の同期信号を出力する。水晶発振器73から出力された同期信号は、1/N分周器74およびタイミングジェネレータ75に供給される。
1/N分周器74は、水晶発振器73から供給される発振周波数の同期信号を1/Nの周波数に分周して得られる、PLL回路32から供給される基準同期信号と同一周波数のフィードバック信号を位相比較器71に供給する。
従って、位相比較器71、LPF72、水晶発振器73、および1/N分周器74は、PLL回路を構成しており、PLL回路32から供給される基準同期信号に同期した同期信号をタイミングジェネレータ75に出力する。
タイミングジェネレータ75は、水晶発振器73から供給される同期信号を用いて、垂直成分用のクロック信号、水平成分用のクロック信号、フレーム処理用のクロック信号などの各種の動作クロック信号を生成し、記録装置1内の各ブロックに供給する。
以上のように構成される動作クロック信号生成部20では、信号分離部14のPLL回路32から供給される基準同期信号に同期した動作クロック信号を出力する。
従って、信号分離部14のPLL回路32から供給される基準同期信号が安定していないと、動作クロック信号生成部20も安定した動作クロック信号を出力することができない。そして、PLL回路32が出力する基準同期信号は、入力された映像信号から抽出された同期信号に基づいて生成されるため、基準同期信号が安定するためには、映像信号が安定している必要がある。
逆に言うと、記録装置1に入力される映像信号が、カメラ2が出力するSD信号からカメラ3が出力するHD信号に切り替わった直後は、PLL回路32は、安定した基準同期信号を動作クロック信号生成部20に出力することができず、動作クロック信号生成部20も同様に、安定した基準同期信号が得られないので、安定した動作クロック信号を出力することができない。そのため、入力される映像信号の解像度が切り替わった直後は、安定した動作クロック信号が記録装置1の各ブロックに供給されるまで、ディスク記録媒体への映像信号の記録を中断(終了)する必要がある。
図3を参照して、図1の記録再生装置1に入力される映像信号の解像度が切り替わった場合に記録装置1が行う処理(映像信号切り替え処理)について説明する。
図3は、図1の記録装置1内の各ブロックの処理を説明するタイムチャートである。
時刻t11より以前は、図3に示すように、HD信号が記録装置1に入力され、“クリップ1”としてディスク記録媒体に記録されている。時刻t11において、入力される映像信号がHD信号からSD信号に切り替わったとすると、信号分離部14(の判別回路31)は、時刻t11から時刻t13前までの間に、入力される映像信号がHD信号からSD信号に切り替わったことを検出し、SD信号が入力された旨を制御部22に供給する。
なお、時刻t11以降、即ち、入力される映像信号がHD信号からSD信号に切り替わった時点で、そこから抽出される基準同期信号が一時的に不安定となるので、動作クロック信号生成部20もアンロック状態となる。制御部22は、動作クロック信号生成部20から供給されるアンロックのステータスに基づいて、ディスク記録部19を制御し、映像信号のディスク記録媒体への記録を終了する。即ち、“クリップ1”としてのHD信号のディスク記録媒体への記録が終了される。
そして、SD信号が入力された旨の信号が信号分離部14から制御部22に供給されると、制御部22は、時刻t13において、信号処理部18を制御して、ミュート回路51のミュート機能をオンさせる。次に、時刻t14において、制御部22は、スイッチ13、15および17の端子部を、SD信号に対応する側に設定させる。即ち、制御部22は、スイッチ13に端子部13aを選択させ、スイッチ15および17に端子部15bおよび17aをそれぞれ選択させる。
時刻t15において、制御部22は、信号分離部14に対して、入力されているSD信号に対して基準同期信号を同期させるように指令する。これにより、信号分離部14のPLL回路32は、出力する基準同期信号を、入力されたSD信号に含まれる同期信号に同期させる処理を開始する。
時刻t16において、制御部22は、動作クロック信号生成部20にも、信号分離部14のPLL回路32から供給される基準同期信号に動作クロック信号を同期させるように指令する。これにより、動作クロック信号生成部20の(位相比較器71、LPF72、水晶発振器73、および1/N分周器74で構成される)PLL回路は、出力する動作クロック信号を、基準同期信号に同期させる処理を開始する。
時刻t17において、制御部22は、初期化の指令を変換部16に供給する。変換部16は、その指令を受けて、時刻t17から初期化を開始し、時刻t22に終了する。
また、時刻t21から時刻t22の間に、信号分離部14のPLL回路32がロックし、動作クロック信号生成部20に安定した基準同期信号が供給されるようになる。動作クロック信号生成部20は、この時点から、実質的に基準同期信号に同期させる処理が開始され、時刻t32に、動作クロック信号が安定し、動作クロック信号生成部20がロック状態となる。そして、動作クロック信号生成部20から制御部22にロックのステータスが供給され、時刻t33において、制御部22は、信号処理部18のミュート機能をオフさせる。そして、ディスク記録媒体への映像信号の記録が再開され、SD信号がアップコンバートされたコンバートHD信号が、新たな“クリップ2”としてディスク記録媒体に記録される。
以上のように、記録再生装置1は、入力される映像信号の解像度が切り替わり、動作クロック信号生成部20がアンロック状態となると、一旦クリップを終了し、動作クロック信号生成部20がロック状態となったときにディスク記録媒体への記録を開始する(再開する)。
ここで、それまでに記録していたクリップ(“クリップ1”)を終了してから、次のクリップ(“クリップ2”)として記録を開始するまでの時間は、図3に示すように、5秒以内である。
なお、図3では、説明を分かり易くするため、制御部22が、図中点線で示されるように、一定間隔(例えば、1フレームを処理する時間)で指令を出力しているが、制御部22は、各ブロックからの応答に応じて適宜必要な指令をその都度出力することができる。
図4は、図1の記録装置1の映像信号切り替え処理のフローチャートを示している。
初めに、ステップS11において、外部入力端子11または12は、カメラ2または3から受信した映像信号を、スイッチ13を介して信号分離部14に供給する。なお、スイッチ13は、いま入力されている映像信号(SD信号かまたはHD信号か)に応じて端子部13aかまたは13bのいずれかに設定されている。
ステップS12において、信号分離部14の判別回路31は、入力されてくる映像信号がSD信号であるか、またはHD信号であるかを判別し、映像信号の解像度が切り替わったか否か、即ち、入力されている映像信号がSD信号からHD信号に替わったか、または、HD信号からSD信号に替わったかどうかを判定する。
そして、ステップS12で、映像信号の解像度が切り替わっていないと判定された場合、ステップS11に戻り、ステップS11およびS12の処理が繰り返される。一方、ステップS12で、映像信号の解像度が切り替わったと判定された場合、ステップS13に進む。
ステップS13において、判別回路31は、切り替わった後の映像信号の解像度を表す制御信号を制御部22に供給する。即ち、判別回路31は、入力されてくる映像信号がSD信号からHD信号に切り替わった場合、HD信号が入力された旨の制御信号を制御部22に供給し、入力されてくる映像信号がHD信号からSD信号に切り替わった場合、SD信号が入力された旨の制御信号を制御部22に供給する。
ステップS14において、制御部22は、動作クロック信号生成部20から供給されるアンロックのステータスに基づいて、映像信号のディスク記録媒体への記録を中止する(クリップの記録を終了する)。また、ステップS14では、制御部22は、ミュート回路51のミュート機能をオンさせたり、変換部16を初期化させる。さらに、制御部22は、切り替わった映像信号の解像度に対応して、スイッチ13、15および17の端子部の設定なども行う。
ステップS15において、制御部22は、信号分離部14に対して、入力されている映像信号に対して基準同期信号を同期させるように指令する。PLL回路32は、出力する基準同期信号を、入力された映像信号に含まれる同期信号に同期させる処理を開始する。
ステップS16において、動作クロック信号生成部20は、出力する動作クロック信号を、基準同期信号に同期させる処理を開始する。
ステップS17において、制御部22は、動作クロック信号がロックしたか(安定したか)、即ち、動作クロック信号生成部20からロックのステータスが供給されたか否かを判定し、動作クロック信号がロックしたと判定されるまで待機する。
ステップS17において、動作クロック信号がロックしたと判定された場合、ステップS18に進み、制御部22は、入力されている映像信号の記録処理を開始させる。即ち、ステップS18において、制御部22は、信号処理部18のミュート機能をオフさせ、映像信号をディスク記録部19に供給させるとともに、記録処理をディスク記録部19に開始させて、処理を終了する。
図4のステップS18により開始された記録処理は、図5に示すフローチャートに従って実行される。なお、図5に示す処理は、記録装置1に供給される映像信号がSD信号である場合の記録処理である。
初めに、ステップS31において、解像度変換部41は、スイッチ15を介して信号分離部14から供給されるSD信号をHD信号にアップコンバートして、ステップS32に進む。
ステップS32において、信号処理部18は、解像度変換部41から供給される、SD信号がアップコンバートされたHD信号(コンバートHD信号)をMPEG方式などによりエンコードして、ステップS33に進む。
ステップS33において、ディスク記録部19は、信号処理部18から供給されるコンバートHD信号を、ディスク記録媒体に記録して、ステップS34に進む。
ステップS34では、記録終了か否かが判定される。ここで、記録終了と判定される場合としては、動作クロック信号生成部20がアンロック状態となった場合(即ち、カメラ2からSD信号が供給されなくなった場合、または信号分離部14に入力される映像信号がSD信号からHD信号に切り替わった場合)やユーザが操作入力部21において記録終了の操作を行った場合などがある。ステップS34で、記録終了ではないと判定された場合、ステップS31に戻り、ステップS31乃至S34の処理が繰り返される。
一方、ステップS34において、記録終了と判定された場合、記録処理が終了される。
次に、図6のフローチャートを参照して、記録装置1に供給される映像信号がHD信号である場合の記録処理について説明する。
初めに、ステップS51において、遅延部42は、スイッチ15を介して信号分離部14から供給されるHD信号を、解像度変換部41がSD信号をHD信号にアップコンバートするのに必要な所定時間だけ遅延させ、ステップS52に進む。
ステップS52において、信号処理部18は、遅延部42から供給されるHD信号をMPEG方式などによりエンコードして、ステップS53に進む。
ステップS53において、ディスク記録部19は、信号処理部18から供給されるHD信号を、ディスク記録媒体に記録して、ステップS54に進む。
ステップS54では、記録終了か否かが判定される。ここで、記録終了と判定される場合としては、動作クロック信号生成部20がアンロック状態となった場合(即ち、カメラ3からHD信号が供給されなくなった場合、または信号分離部14に入力される映像信号がHD信号からSD信号に切り替わった場合)やユーザが操作入力部21において記録終了の操作を行った場合などがある。ステップS54で、記録終了ではないと判定された場合、ステップS51に戻り、ステップS51乃至S54の処理が繰り返される。
一方、ステップS54において、記録終了と判定された場合、記録処理が終了される。
以上のように、HD信号か、またはSD信号がカメラ2またはカメラ3から図1の記録装置1に入力される。信号分離部14(の判別回路31)は、入力された映像信号がSD信号であるか、または、HD信号であるかを判別する。入力された映像信号がSD信号である場合には、解像度変換部41が、SD信号をHD信号にアップコンバートする。入力された映像信号がHD信号である場合には、遅延部42が、入力されたHD信号を、解像度変換部41がSD信号をHD信号にアップコンバートするのに必要な所定時間だけ遅延させる。そして、ディスク記録部19が、エンコード後のHD信号またはコンバートHD信号を、動作クロック信号に基づいてディスク記録媒体に記録する。
従って、入力されたHD信号に対して、遅延部42が、解像度変換部41がSD信号をHD信号にアップコンバートするのに必要な所定時間だけ遅延させるようにしたので、記録装置1に入力されてからディスク記録媒体に記録するまでの時間が、SD信号が入力された場合もHD信号が入力された場合も同一となり、制御部22は、記録装置1内の時間情報(時間軸)を統一することができ、時間情報の管理(制御)が容易になる。
また、HD信号とSD信号とで映像信号が切り替えられた場合、この2つの映像信号は同位相の信号であるので、切り替えに際して、1フレーム(フィールド)も画像が乱れることなく切り替えることが可能である。さらに、切り替えが瞬時に行われる場合には、ミュート処理された映像信号(黒画)も挿入する事無く切り替えることが可能である。
なお、上述した第1実施の形態では、記録装置1自身が、入力されてくる映像信号がSD信号であるか、HD信号であるかを、入力された映像信号そのものから判別するとともに、入力された映像信号に含まれる同期信号から、記録処理を行うための動作クロック信号を生成(同期)していた。このことは、入力される映像信号だけから、必要な判断、処理を全て自分(記録装置1内)で行って、映像信号をディスク記録媒体に記録することができるというメリットがある反面、入力されてくる映像信号の判別の処理に時間を要する、および、基準同期信号がHD信号かSD信号かで異なるので、映像信号が切り替わってから、安定した動作クロック信号が得られるまでに、それなりの時間を要するというデメリットもある。
そこで、入力される映像信号が切り替わっても、瞬時に映像信号の記録を再開することができるようにした、換言すれば、クリップのディスク記録媒体への記録の中断(時間)をなくすことを可能にした記録装置1の構成例について、図7を参照して説明する。
即ち、図7は、本発明を適用した記録装置の第2実施の形態の構成例を示している。なお、図7の記録装置1において、図1と対応する部分については、同一の符号を付してあり、その説明を適宜省略する。
図7の記録装置1においては、信号分離部14に代えて信号分離部82が設けられている点と、基準同期信号抽出部91が新たに設けられている点を除いては、図1の記録装置1と共通する。
信号分離部82は、判別回路31およびPLL回路32を有していない点を除いて、図1の信号分離部14と同様の処理を行う。即ち、信号分離部82は、入力された映像信号を、ビデオ信号、オーディオ信号、およびANC信号に分離し、それぞれをスイッチ15の端子部15aに出力する。
基準同期信号抽出部91は、一定の周波数の基準同期信号を入力される映像信号から抽出し、動作クロック信号生成部20に出力する。図7では、外部入力端子12に入力されたHD信号が、基準同期信号抽出部91に常に供給されるので、基準同期信号抽出部91が出力する基準同期信号の周波数は、上述したPLL回路32が、HD信号から抽出する基準同期信号と同一の74MHzである。なお、外部入力端子11に入力されるSD信号を基準同期信号抽出部91に常に供給するようにしてもよく、その場合、基準同期信号抽出部91が出力する基準同期信号の周波数は、27MHzとなる。
また、図7の記録装置1では、記録装置1に入力される映像信号がHD信号であるか、またはSD信号であるかを、ユーザが操作入力部21で設定する。操作入力部21は、ユーザの操作に応じて、HD信号か、またはSD信号かを表す操作信号を制御部22に供給する。
従って、図7の記録装置1では、入力されてくる映像信号の判別にかかる時間はゼロに近く、動作クロック信号生成部20には、常に一定の周波数の基準同期信号が供給されるので、動作クロック信号生成部20が入力されてくる映像信号の切り替わりでアンロック状態となることがなく、映像信号が切り替わってもディスク記録媒体への記録を中断することがない。即ち、HD信号とSD信号との切り替わりで中断せずにディスク記録媒体に映像信号を記録することができる。
図8または図9それぞれは、本発明を適用した記録装置の第3または第4実施の形態の構成例を示している。なお、図8および図9では、図7と対応する部分については、同一の符号を付してあり、その説明を省略する。
図8の記録装置1は、基準同期信号抽出部91に代えて基準同期信号生成部92が設けられている点、基準同期信号生成部92が生成した基準同期信号を出力する外部出力端子93が新たに設けられている点、SD信号またはHD信号をそれぞれ入力させる外部入力端子11および12と、外部入力端子11または12からの信号を選択するスイッチ13とに代えて、SD信号およびHD信号のいずれも入力可能な外部入力端子100が設けられている点、並びに、記録装置1に入力される映像信号が、SD信号であるか、または、HD信号であるのかを表す信号を入力する外部入力端子101が新たに設けられている点を除いては、図7の記録装置1と同様に構成されている。なお、外部入力端子101は、例えば、RS-232Cインタフェースなどを採用することができる。
また、図8では、図7のカメラ2および3に代えて、カメラ4が映像信号(HD信号またはSD信号)を記録装置1に出力する。カメラ4は、例えば、内視鏡カメラなどとすることができ、内部にセットするレンズを交換することにより、HD信号とSD信号のいずれの映像信号も出力することができる。また、カメラ4は、外部出力端子93を介して基準同期信号生成部92から供給される基準同期信号に同期してHD信号またはSD信号を出力する。さらに、カメラは、内部にセットされたレンズの種別をセンサなどにより検知し、カメラが出力する映像信号がHD信号であるか、またはSD信号であるかを表す信号を外部入力端子101に出力する。
基準同期信号生成部92は、カメラから記録装置1に入力される映像信号がHD信号であるか、またはSD信号であるかにかかわらず、一定の周波数の基準同期信号を生成し、動作クロック信号生成部20および外部出力端子93に供給する。外部出力端子93は、供給される基準同期信号を(カメラ4に)出力する。
外部入力端子100は、カメラ4から供給されるSD信号またはHD信号を受信し、信号分離部14に供給する。外部入力端子101には、外部入力端子100に入力される映像信号がSD信号であるか、またはHD信号であるかを表す信号が、カメラ4から供給される。外部入力端子101は、その信号を受信し、制御部22に供給する。
従って、図8の記録装置1においても、入力されてくる映像信号の判別にかかる時間はゼロに近く、動作クロック信号生成部20には、常に一定の周波数の基準同期信号が供給されるので、動作クロック信号生成部20が入力されてくる映像信号の切り替わりでアンロック状態となることがなく、映像信号が切り替わってもディスク記録媒体への記録を中断することがない。即ち、HD信号とSD信号との切り替わりで中断せずにディスク記録媒体に記録することができる。
次に、図9に示す記録装置1では、基準同期信号生成部92と外部出力端子93が省略され、代わりに、カメラ4から供給される基準同期信号を受信する外部入力端子102が新たに設けられている点が、図8の記録装置1と異なる。
図9の記録装置1では、基準同期信号が、カメラ4から外部入力端子102に供給され、外部入力端子102は、それを受信し、動作クロック信号生成部20に供給する。この基準同期信号は、上述した基準同期信号生成部92が生成する基準同期信号と同様に、記録装置1に入力される映像信号がHD信号であるか、またはSD信号であるかにかかわらず、一定の周波数の信号である。
従って、図9の記録装置1においても、入力されてくる映像信号の判別にかかる時間はゼロに近く、動作クロック信号生成部20には、常に一定の周波数の基準同期信号が供給されるので、動作クロック信号生成部20が入力されてくる映像信号の切り替わりでアンロック状態となることがなく、映像信号が切り替わってもディスク記録媒体への記録を中断することがない。即ち、HD信号とSD信号との切り替わりで中断せずにディスク記録媒体に記録することができる。
なお、図7乃至図9にそれぞれ示した記録装置1では、図1に示した記録装置1と同様に、遅延部42が、解像度変換部41がSD信号をHD信号にアップコンバートするのに必要な所定時間だけ遅延させるようにしたので、制御部22は、記録装置1内の時間情報(時間軸)を統一することができ、時間情報の管理(制御)が容易になる。また、HD信号とSD信号とで映像信号が切り替えられた場合、この2つの映像信号は同位相の信号であるので、切り替えに際して、1フレーム(フィールド)も画像が乱れることなく切り替えることが可能である。
次に、映像信号が切り替わってもディスク記録媒体への記録を中断せずに記録する処理の一例として、図10を参照して、図9に示した記録装置1における場合の映像信号切り替え処理について説明する。
図10は、図3のタイムチャートに対応する、図9の記録装置1内の各ブロックの処理を説明するタイムチャートである。
図9では、時刻t83に、“クリップ1”としてディスク記録媒体に記録されているHD信号が、SD信号に切り替わるとする。この場合、その所定時間前、例えば、その2フレーム分の処理にかかる時間前の時刻t81において、SD信号が入力される旨の信号(SD信号を表す信号)が、カメラ4から、外部入力端子101を介して制御部22に供給される。
時刻t81において、SD信号が入力される旨の信号を受けた制御部22は、時刻t82において、信号処理部18を制御して、ミュート回路51のミュート機能をオンさせる。次に、時刻t83において、制御部22は、スイッチ15および17の端子部を、SD信号に対応する側に設定させる。即ち、制御部22は、スイッチ15に端子部15bを選択させ、スイッチ17に端子部17aを選択させる。
時刻t84において、制御部22は、初期化の指令を変換部16に供給する。変換部16は、その指令を受けて、時刻t84から初期化を開始し、時刻t102に終了する。
変換部16の初期化終了後、時刻t103において、制御部22は、信号処理部18のミュート機能をオフさせる。これにより、SD信号がアップコンバートされたコンバートHD信号が、時刻t81まで入力されていたHD信号と同一の“クリップ1”としてディスク記録媒体に記録される。
即ち、図1に示した記録装置1では、図3を参照して説明したように、入力される映像信号がHD信号からSD信号に切り替わった時点で、そこから抽出される基準同期信号が不安定となり、2次的に、動作クロック信号生成部20が生成する動作クロック信号も不安定となるため、制御部22は、動作クロック信号生成部20から供給されるアンロックのステータスに基づいて、“クリップ1”としてのディスク記録媒体への記録を中断(終了)した(入力される映像信号がSD信号からHD信号に切り替わった場合も同様)。
これに対して、図9の記録装置1では、動作クロック信号生成部20は、外部入力端子102を介して、カメラ4から供給される基準同期信号に基づいて動作クロック信号を生成する。この基準同期信号の周波数は、上述したように、映像信号がHD信号であるか、またはSD信号であるかにかかわらず一定であるので、動作クロック信号生成部20が映像信号の切り替わりでアンロック状態となることはない。
従って、制御部22には、アンロックのステータスが供給されないので、“クリップ1”としてのディスク記録媒体への記録は終了されず、ミュートのみが行われる。これにより、ミュート機能がオフされた後は、ディスク記録媒体にSD信号がアップコンバートされたコンバートHD信号を、同一の“クリップ1”として記録させることができる。
図1に示した記録装置1では、図3に示したしたように、映像信号の切り替わり時に、出力する基準同期信号および動作クロック信号を安定させる(ロックさせる)ための時間が、記録を再開するためのボトルネックとなっていた。図9の記録装置1では、この時間がない分、“クリップ1”のディスク記録媒体への記録を迅速に再開することができる。例えば、 “クリップ1”のミュート時間は、図10に示すように、1秒以内とすることができる。
次に、図11のフローチャートを参照して、図9の記録装置1の映像信号切り替え処理について説明する。
初めに、ステップS71において、外部入力端子100は、カメラ4から供給された映像信号を受信し、信号分離部14に供給する。
ステップS72において、制御部22は、外部入力端子101を介してカメラ4から供給される信号に基づいて、入力されてくる映像信号の解像度が切り替わったか否かを判定する。
そして、ステップS72で、映像信号の解像度が切り替わっていないと判定された場合、ステップS71に戻り、ステップS71およびS72の処理が繰り返される。一方、ステップS72で、映像信号の解像度が切り替わったと判定された場合、ステップS73に進む。
ステップS73において、制御部22は、ミュート回路51のミュート機能をオンさせたり、変換部16を初期化させる。そして、ステップS74において、制御部22は、切り替わった映像信号の解像度に対応して、スイッチ15および17を設定し、ステップS75に進む。
ステップS75において、制御部22は、入力されている映像信号の記録処理を開始させる。即ち、ステップS75において、制御部22は、信号処理部18のミュート機能をオフさせ、映像信号をディスク記録部19に供給させるとともに、記録処理をディスク記録部19に開始させて、処理を終了する。
以上のように、図9の記録装置1によれば、入力される映像信号の解像度が切り替わった場合でも、映像信号の記録が中断される時間を短く、または、ゼロにすることができ、さらに、HD信号の1つのクリップ(ファイル)としてディスク記録媒体に記録することができる(図7および図8の記録装置1でも同様である)。
従って、映像信号の解像度を切り替えるごとにクリップが独立(分離)することがないので、カメラ4で撮影した画像を記録するユーザにとって、クリップの管理が容易になる。
また、図7の記録装置1と同様に、HD信号が入力された場合には、変換部16において、アップコンバートにかかる処理と同一の時間だけ遅延させるようにしたので、SD信号とHD信号の切り替えが行われているにも関わらず、1クリップのHD信号を、同一の時間軸(タイムコード)でディスク記録媒体に記録することができる。
さらに、図8および図9の記録装置1では、映像信号を受信する(入力させる)外部入力端子が1つで済むので、省スペース(装置の小型化)および部品点数削減による製造原価の低減を実現することができる。また、HD信号とSD信号を1本のケーブルで記録装置1に接続することができるので、記録装置1から遠い位置に設置されたカメラ4などと長いケーブルで接続する場合など特に使い易さが向上する。
なお、制御部22は、信号処理部18からディスク記録部19に供給されている映像信号が、入力されたときからHD信号となっていた映像信号(HD信号)であるのか、または、入力されたときはSD信号であって、記録装置1によってHD信号にアップコンバートされた映像信号(コンバートHD信号)であるのかが、ディスク記録媒体から読み出したときに認識することができるための情報(メタデータ)を、ディスク記録部19に供給し、映像信号とともに記録させることができる。
その実現方法としては、例えば、フレームの画像データなどリアルタイムにディスク記録媒体から読み出される映像信号とは別に独立して読み出されるデータが記録されるメタデータ領域(ノンリアルタイム領域)に、HD信号からコンバートHD信号に変化した変化点(変化位置)、または、コンバートHD信号からHD信号に変化した変化点(変化位置)についての情報を記録する方法がある。この場合、例えば、映像信号の解像度の切り替わりポイントをサーチすることができ、例えば、カメラ4が内視鏡カメラなどである場合、レンズを交換したポイントの頭出し操作などが可能となる。
また、その他の実現方法として、例えば、フレームの画像データとともにリアルタイムにディスク記録媒体から読み出されるメタデータ領域(リアルタイムメタデータ領域)に、そのフレームの画像が、解像度が変換された画像であるのか否かを表す情報を記録する方法がある。この場合、例えば、解像度変換されて記録された画像であるのか否かを、読み出した画像を表示させる表示装置の画面上に常に表示させておくことなどができる。
上述した例では、記録装置1が記録する記録媒体は、ディスク型の記録媒体(ディスク記録媒体)としたが、それに限らず、半導体メモリなどでもよい。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるし、ソフトウエアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
図11は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するパーソナルコンピュータの構成の例を示すブロック図である。CPU(Central Processing Unit)301は、ROM(Read Only Memory)302、または記憶部308に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM(Random Access Memory)303には、CPU301が実行するプログラムやデータなどが適宜記憶される。これらのCPU301、ROM302、およびRAM303は、バス304により相互に接続されている。
CPU301にはまた、バス304を介して入出力インタフェース305が接続されている。入出力インタフェース305には、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部306、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal display)などよりなるディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部307が接続されている。CPU301は、入力部306から入力される指令に対応して各種の処理を実行する。そして、CPU301は、処理の結果を出力部307に出力する。
入出力インタフェース305に接続されている記憶部308は、例えばハードディスクからなり、CPU301が実行するプログラムや各種のデータを記憶する。通信部309は、インターネットやローカルエリアネットワークなどのネットワークを介して、または直接に接続された外部の装置と通信する。
なお、通信部309は、無線または有線による通信を行うものでもよいし、無線と有線の両方の通信が可能なものでもよい。さらに、その通信方式も特に限定されず、例えば、無線の場合、IEEE(The Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11a,802.11b、および802.11gなどの無線LAN(Local Area Network)、またはBluetooth等様々な無線通信方式が利用可能である。同様に、有線の場合も、IEEE1394,Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)等様々な有線通信方式が利用可能である。
入出力インタフェース305に接続されているドライブ310は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア321が装着されたとき、それらを駆動し、そこに記録されているプログラムやデータなどを取得する。取得されたプログラムやデータは、必要に応じて記憶部308に転送され、記憶される。また、プログラムやデータは、通信部309を介して取得され、記憶部308に記憶されてもよい。
なお、本明細書において、フローチャートに記述されたステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
本発明を適用した記録装置の第1実施の形態の構成例を示すブロック図である。 図1の動作クロック信号生成部20の詳細な構成例を示すブロック図である。 図1の記録装置1内の各ブロックの処理を説明するタイムチャートである。 図1の記録装置1の映像信号切り替え処理を説明するフローチャートである。 SD信号が入力された場合の記録処理を説明するフローチャートである。 HD信号が入力された場合の記録処理を説明するフローチャートである。 本発明を適用した記録装置の第2実施の形態の構成例を示すブロック図である。 本発明を適用した記録装置の第3実施の形態の構成例を示すブロック図である。 本発明を適用した記録装置の第4実施の形態の構成例を示すブロック図である。 図9の記録装置1内の各ブロックの処理を説明するタイムチャートである。 図9の記録装置1の映像信号切り替え処理を説明するフローチャートである。 本発明を適用したコンピュータの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 記録装置, 11,12 外部入力端子, 14 信号分離部, 16 変換部, 18 信号処理部, 19 ディスク記録部, 20 動作クロック信号生成部, 21 操作入力部, 22 制御部, 31 判別回路, 32 PLL回路, 41 解像度変換部, 42 遅延部, 51 ミュート回路, 82 信号分離部, 91 基準同期信号抽出部, 92 基準同期信号生成部, 93 外部出力端子, 100乃至102 外部入力端子

Claims (5)

  1. 第1の解像度の第1の信号、または、前記第1の解像度より解像度の低い第2の解像度の第2の信号を受信する映像信号受信手段と、
    前記映像信号受信手段において前記第1の信号または第2の信号のいずれが受信されるかを表す制御信号を受信する制御信号受信手段と、
    前記映像信号受信手段において前記第1の信号または第2の信号のいずれが受信されるかにかかわらず一定周波数の基準同期信号を受信する基準同期信号受信手段と、
    前記基準同期信号に基づいて、所定の同期信号を生成する同期信号生成手段と、
    受信された信号が前記第2の信号である場合に、前記第2の信号を前記1の解像度の第3の信号に変換する解像度変換手段と、
    受信された信号が前記第1の信号である場合に、前記第2の信号を前記第1の解像度の前記第3の信号に変換するのに必要な所定時間だけ、受信された前記第1の信号を遅延させる遅延手段と、
    前記遅延手段により遅延された前記第1の解像度の前記第1の信号か、または、前記解像度変換手段により前記第1の解像度に変換された前記第2の信号である前記第3の信号を、前記同期信号に基づいて記録媒体に記録する記録手段と
    を備え、
    前記映像信号受信手段は、前記第1の信号および第2の信号を連続して受信し、
    前記記録手段は、前記第1の信号および第3の信号を、1つのファイルとして前記記録媒体に記録する
    記録装置。
  2. 前記記録手段は、前記第3の信号を前記記録媒体に記録する場合、解像度が変換された信号であることを表す情報も、前記記録媒体に記録する
    請求項に記載の記録装置。
  3. 前記記録手段は、前記第1の信号から前記第3の信号に変化した変化点、または、前記第3の信号から前記第1の信号に変化した変化点についての情報も、前記記録媒体に記録する
    請求項に記載の記録装置。
  4. 第1の解像度の第1の信号、または、前記第1の解像度より解像度の低い第2の解像度の第2の信号を受信し、
    前記第1の信号または第2の信号のいずれが受信されるかを表す制御信号を受信し、
    前記第1の信号または第2の信号のいずれが受信されるかにかかわらず一定周波数の基準同期信号を受信し、
    前記基準同期信号に基づいて、所定の同期信号を生成し、
    受信された信号が前記第2の信号である場合に、前記第2の信号を前記1の解像度の第3の信号に変換し、
    受信された信号が前記第1の信号である場合に、前記第2の信号を前記第1の解像度の前記第3の信号に変換するのに必要な所定時間だけ、受信された前記第1の信号を遅延させ、
    遅延された前記第1の解像度の前記第1の信号か、または、前記第1の解像度に変換された前記第2の信号である前記第3の信号を、前記同期信号に基づいて記録媒体に記録する
    ステップを含み、
    前記第1の信号および第2の信号は連続して受信され、前記第1の信号および第3の信号が、1つのファイルとして前記記録媒体に記録される
    記録方法。
  5. 第1の解像度の第1の信号、または、前記第1の解像度より解像度の低い第2の解像度の第2の信号を受信し、
    前記第1の信号または第2の信号のいずれが受信されるかを表す制御信号を受信し、
    前記第1の信号または第2の信号のいずれが受信されるかにかかわらず一定周波数の基準同期信号を受信し、
    前記基準同期信号に基づいて、所定の同期信号を生成し、
    受信された信号が前記第2の信号である場合に、前記第2の信号を前記1の解像度の第3の信号に変換し、
    受信された信号が前記第1の信号である場合に、前記第2の信号を前記第1の解像度の前記第3の信号に変換するのに必要な所定時間だけ、受信された前記第1の信号を遅延させ、
    遅延された前記第1の解像度の前記第1の信号か、または、前記第1の解像度に変換された前記第2の信号である前記第3の信号を、前記同期信号に基づいて記録媒体に記録する
    ステップを含み、
    前記第1の信号および第2の信号は連続して受信され、前記第1の信号および第3の信号が、1つのファイルとして前記記録媒体に記録される
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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