JP4243233B2 - 音楽再生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、多数の演奏曲のうちから選択される所定の演奏曲を出力させる音楽再生装置の改良に関する。
多数の演奏曲のうちから選択される所定の演奏曲を出力させる音楽再生装置が知られている。例えば、カラオケボックス等で使用されるカラオケ装置がそれである。斯かるカラオケ装置によれば、予め記憶装置に記憶された多数のカラオケ演奏曲から選択された所定のカラオケ演奏曲の音楽情報を出力させると共に、そのカラオケ演奏曲の歌詞情報を含む映像をその出力に同期して画面に表示させることで、所望の歌のカラオケ演奏を楽しむことができる。
ところで、近年普及しているカラオケ装置としては、上述のような音楽再生装置としての機能のみならず、利用者に感興を催させるための娯楽的な機能を備えたものが提案されている。例えば、特許文献1に記載されたカラオケ言葉遊びシステムがそれである。この技術によれば、複数の単語を含む課題単語集を記憶する記憶手段と、選曲された演奏曲の曲名、アーティスト名、或いは歌詞等から選択された対象に含まれている単語の集合を楽曲起因単語集として抽出する抽出手段と、その楽曲起因単語集と前記記憶手段に記憶された課題単語集とを比較して両単語集にて一致する単語を検出する比較手段と、その比較手段により検出された両単語集にて一致する単語を逐次集積処理することで課題達成過程を表現する画面情報を逐次生成して表示させる課題達成過程表現手段とを、含むことから、通常のカラオケ演奏の中で言葉遊びのゲーム的な要素を伴った付加サービスを提供することができるとされている。
特開2003−195877号公報
しかし、前記従来の技術により実現されるクロスワードパズルは、前記両単語集にて一致する単語により空欄を埋めてゆくという単純で娯楽性に欠けるものであった。また、しりとり遊びや連想言葉遊びをはじめとする種々の言葉遊びのゲームを実行し得るとされているが、それらの具体的な内容については一切開示されておらず、利用者に感興を催させるゲーム的な要素を伴った付加サービスを提供することは困難であった。そこで、本発明者は、娯楽性に富み利用者に感興を催させる新たな機能を備えた音楽再生装置を開発すべく、鋭意研究を継続してきた。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、娯楽性に富み利用者に感興を催させる新たな機能を備えた音楽再生装置を提供することにある。
斯かる目的を達成するために、本発明の要旨とするところは、多数の演奏曲のうちから選択される所定の演奏曲を出力させる音楽再生装置であって、第1の演奏曲に含まれる所定のフレーズに対応する歌詞の最後の1文字を、歌詞の最初の1文字とするフレーズを有する複数の演奏曲を前記多数の演奏曲のうちから抽出する抽出手段と、その抽出手段により抽出された複数の演奏曲のうちから所定の入力操作によって選択される1つの演奏曲を第2の演奏曲として決定する次曲決定手段と、前記第1の演奏曲に含まれる該当フレーズとその次曲決定手段により決定される第2の演奏曲に含まれる該当フレーズとを連結する処理を繰り返すことにより、所定数の候補曲それぞれに含まれる該当フレーズが連結されたメドレー曲を作成するメドレー曲作成手段と、そのメドレー曲作成手段により作成されたメドレー曲を出力させる演奏手段とを、含むことを特徴とするものである。
このようにすれば、第1の演奏曲に含まれる所定のフレーズに対応する歌詞の最後の1文字を、歌詞の最初の1文字とするフレーズを有する複数の演奏曲を前記多数の演奏曲のうちから抽出する抽出手段と、その抽出手段により抽出された複数の演奏曲のうちから所定の入力操作によって選択される1つの演奏曲を第2の演奏曲として決定する次曲決定手段と、前記第1の演奏曲に含まれる該当フレーズとその次曲決定手段により決定される第2の演奏曲に含まれる該当フレーズとを連結する処理を繰り返すことにより、所定数の候補曲それぞれに含まれる該当フレーズが連結されたメドレー曲を作成するメドレー曲作成手段と、そのメドレー曲作成手段により作成されたメドレー曲を出力させる演奏手段とを、含むことから、複数の演奏曲における該当フレーズがあたかもしりとり遊びのように連結された途切れないメドレー曲によりスピード感ある前記しりとり演奏ゲームを実現できる。また、複数の候補曲の中からメドレー演奏に係る演奏曲を利用者により選曲させることで、前記しりとり演奏ゲームにインタラクティブな要素を付加でき、娯楽性を更に高めることができる。すなわち、娯楽性に富み利用者に感興を催させる新たな機能を備えた音楽再生装置を提供することができる。
ここで、好適には、前記演奏手段により出力されるフレーズに対応する演奏情報と外部から入力される音声情報とに基づいて演奏評価を行う評価手段を含み、前記演奏手段は、その評価手段による評価が所定値未満である場合には、前記フレーズの出力を中止するものである。このようにすれば、前記しりとり演奏ゲームの娯楽性を更に高めることができるという利点がある。
また、好適には、前記第1の演奏曲は、前記多数の演奏曲のうちから所定の入力操作によって選択されるものである。このようにすれば、前記しりとり演奏ゲームにおける最初の1曲を利用者により選曲させることで、1曲も歌えずにゲームが終了することを防止できるという利点がある。
また、好適には、前記抽出手段は、所定の入力操作によって入力される抽出キーに応じて前記多数の演奏曲のうちから前記第1の演奏曲及び第2の演奏曲とされる所定数の演奏曲を抽出するものである。このようにすれば、互いに関連を有する所定数の演奏曲を予め抽出し、それらを適宜前記第1の演奏曲及び第2の演奏曲とすることで、前記しりとり演奏ゲームの遊び方の幅を広げることができるという利点がある。
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の音楽再生装置の一実施例であるカラオケ装置10の構成を例示するブロック線図である。この図1に示すように、上記カラオケ装置10は、CRT等の映像表示装置12と、ディスクプレーヤ14と、ビデオミキサ16と、アンプミキサ18と、スピーカ20と、音声入力装置であるマイクロフォン22と、操作パネル24と、中央演算処理装置であるCPU26と、ROM28と、RAM30と、記憶装置であるハードディスク32と、モデム34と、CRTコントローラ36と、上記操作パネル24等からの入力信号を処理する入出力インターフェイス38と、音源であるシンセサイザ40と、リモコン装置48や電子早見本装置50等の入力装置からのリモコン信号を受信するためのリモコン受信部42と、その電子早見本装置50等との間で無線LAN通信を行うための無線LAN通信部44と、A/Dコンバータ46とを、備えて構成されている。
上記CPU26は、上記RAM30の一時記憶機能を利用しつつ上記ROM28に予め記憶された所定のプログラムに基づいて電子情報を処理・制御する所謂コンピュータであり、上記リモコン装置48や電子早見本装置50等により所定のカラオケ演奏曲が選曲された場合、その選曲されたカラオケ演奏曲を上記RAM30に設けられた予約曲リストに登録したり、その予約曲リストの演奏順に従って上記ハードディスク32から上記RAM30に選曲されたカラオケ演奏曲の演奏情報及び歌詞情報等を読み出したり、カラオケ演奏曲の演奏が進行するのに応じてそのRAM30から上記シンセサイザ40へ演奏情報を送信したり、歌詞情報に基づいて歌詞文字映像を生成して上記CRTコントローラ36へ送ったり、選曲時には曲名文字映像を生成して上記CRTコントローラ36へ送ったり、上記ディスクプレーヤ14を制御して所定の背景映像を再生させる等の基本的な制御に加えて、後述するしりとり演奏制御を実行する。
前記操作パネル24は、前記カラオケ装置10の利用者が歌いたいカラオケ演奏曲を選択したり、演奏曲の音程を調整したり、演奏と歌との音量バランスを調整したり、その他、エコー、音量、トーン等の各種調整を行うための操作ボタン(スイッチ)或いはつまみを備えた入力装置である。また、前記カラオケ装置10には、前記操作パネル24の一部機能を遠隔で実行するための入力装置として機能するリモコン装置48及び電子早見本装置50が備えられており、前記リモコン受信部42は、それら入力装置から送信されるリモコン信号を受信して前記CPU26へ供給する。また、前記無線LAN通信部44は、前記電子早見本装置50との間で無線LAN通信を行うことによりその電子早見本装置50からの選曲入力を受け付けたり、前記カラオケ装置10から電子早見本装置50へ所定の処理を実行させるための指令を送信したりというように、電波を介して前記カラオケ装置10と電子早見本装置50との間における相互の情報のやりとりを行う。
前記ディスクプレーヤ14は、利用者が歌詞を参照しながら歌を歌う際に前記映像表示装置12に表示される背景映像を記憶したCDやDVDを再生する背景映像再生装置である。また、前記CRTコントローラ36は、前記CPU26において生成された歌詞文字映像等の文字映像(テロップ)を出力する文字映像出力装置であり、前記ビデオミキサ16は、前記CPU26において生成され且つ前記CRTコントローラ36から出力される文字映像と、前記ディスクプレーヤ14により再生される背景映像とを合成して前記映像表示装置12に表示させる映像合成装置である。
前記シンセサイザ40は、前記ハードディスク32から読み出されて送られて来るカラオケ演奏曲の演奏情報に基づいて楽器の演奏信号等の音楽信号を生成する音源である。この演奏情報は、例えば、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)形式の音楽データであり、そのMIDIデータに応じて前記シンセサイザ40により生成された音楽信号は、アナログ信号に変換されて前記アンプミキサ18へ送られる。そのアンプミキサ18では、送られてきた音楽信号と前記マイクロフォン22を介して入力される利用者の歌声とがミキシングされ、それらの信号が電気的に増幅されて前記スピーカ20から出力される。また、前記A/Dコンバータ46は、後述するカラオケ演奏評価処理のために、前記マイクロフォン22から入力される音声をディジタル信号に変換して前記CPU26に供給する。
前記ハードディスク32には、多数のカラオケ情報を記憶するカラオケデータベース54が設けられている。前記モデム34は、前記カラオケ装置10を公衆電話回線等による通信回線52に接続するための装置である。カラオケボックス等の店舗にそれぞれ備えられた複数のカラオケ装置10は、上記通信回線52を介して図示しないカラオケサービス提供会社のセンタ装置に接続されており、それら複数のカラオケ装置10によって常に新しい曲が演奏可能とされるように、随時新曲のカラオケ情報が上記センタ装置から上記通信回線52を介してダウンロードされ、前記ハードディスク32のカラオケデータベースに記憶されるようになっている。すなわち、前記カラオケ装置10は、電気通信回線を通じて各種情報の送受信を実行し得る通信カラオケ装置である。
図2は、前記ハードディスク32のカラオケデータベース54に記憶されるカラオケ情報の内容を説明する図である。本実施例のカラオケ装置10により演奏される多数の演奏曲は、予め定められた複数(例えば、64種類)のジャンルのうち少なくとも1つのジャンルにそれぞれ属するものであり、上記カラオケデータベース54に記憶されるカラオケ情報は、図2に示すように、タイトル情報、MIDI形式の演奏情報、及び歌詞情報等を含み、演奏曲のIDである選曲番号により識別されるようになっている。また、上記タイトル情報には、演奏曲の曲名、アーティスト名、ジャンル、及び発表年等が定められている。
図3は、前記カラオケ装置10により演奏される演奏曲に含まれるフレーズについて説明する図である。ここで、フレーズとは、楽句等とも称されるものであり、前記演奏曲において歌詞の意味や旋律の上で自然な区切りで区切られるまとまりを言う。通常の演奏曲は、それぞれ意味のある歌詞を有する複数のフレーズから成るものであり、例えば、図3に示すように、歌詞「大きなのっぽの古時計」を有するフレーズ1、歌詞「おじいさんの時計」を有するフレーズ2、歌詞「百年いつも動いていた」を有するフレーズ3、・・・、歌詞「今はもう動かないその時計」を有するフレーズnから構成される。本実施例において、好適には、前記カラオケ情報の歌詞情報にこのフレーズの区切りが定められており、それぞれのフレーズがどの文字に始まりどの文字に終わるか確認できるようになっている。
図4は、前記カラオケ装置10のCPU26に備えられた制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。この図4に示す抽出手段56は、所定の第1の演奏曲に含まれる所定のフレーズに対応する歌詞の最後の1文字を、歌詞の最初の1文字とするフレーズを有する第2の演奏曲を前記カラオケデータベース54に記憶された多数の演奏曲のうちから抽出する。このフレーズは、前記カラオケ情報の歌詞情報に定められた区切りには限られず、幾つかの区切りから成る所定長のフレーズを意味し、好適には、各演奏曲のサビに対応する部分である。例えば、第1の演奏曲に含まれる所定のフレーズが、上述した図3に示すフレーズ3で終わる場合には、「百年いつも動いていた」の最後の1文字である「た」を歌詞の最初の1文字とするフレーズを有する第2の演奏曲を抽出する。なお、図3では仮名及び漢字を含めて歌詞を説明しているが、本実施例での1文字とは、五十音仮名のような音節文字における1文字を言うものとする。また、上記第1の演奏曲は、好適には、前記カラオケデータベース54に記憶された多数の演奏曲のうちから所定の入力操作により入力されるものである。
上記抽出手段56は、好適には、前記第1の演奏曲に含まれる所定のフレーズに対応する歌詞の最後の1文字を、歌詞の最初の1文字とするフレーズを有する複数(例えば、5曲)の演奏曲を前記カラオケデータベース54に記憶された多数の演奏曲のうちから抽出する。また、好適には、所定の入力操作によって入力される抽出キーに応じて前記多数の演奏曲のうちから前記第2の演奏曲とされる所定数の演奏曲を抽出する。この抽出キーとは、例えば、前記演奏曲のアーティスト名、ジャンル、或いは発表年等であり、前記リモコン装置48等により入力される抽出キーに応じた(例えば、所定のジャンルに属する)複数の演奏曲を前記カラオケデータベース54に記憶された多数の演奏曲のうちから抽出する。
抽出曲表示手段58は、前記抽出手段56により抽出された複数の演奏曲すなわち第2の演奏曲の候補曲を表示させる。好適には、それら複数の演奏曲それぞれの曲名を前記映像表示装置12に前記リモコン装置48等により選択可能に表示させる。また、好適には、上記複数の演奏曲それぞれの曲名を前記電子早見本装置50のディスプレイにタッチ選択可能に表示させる。次曲決定手段60は、上記抽出曲表示手段58により表示された上記複数の演奏曲のうちから所定の入力操作によって選択される1つの演奏曲を前記第2の演奏曲として決定する。
演奏手段62は、前記第1の演奏曲に含まれる前記フレーズを出力させ、続いて前記第2の演奏曲に含まれる前記フレーズを出力させる。すなわち、前記抽出手段56により抽出される演奏曲それぞれに含まれる所定のフレーズを断続的乃至は連続的に演奏する。具体的には、前記カラオケデータベース54に記憶されたカラオケ情報を読み出し、そのカラオケ情報に含まれる演奏情報における前記フレーズに対応する部分を前記シンセサイザ40等を介して出力する。ここで、前記抽出手段56及び演奏手段62による処理が繰り返されることで、所定の演奏曲に含まれる所定のフレーズに対応する歌詞の最後の1文字を、歌詞の最初の1文字とするフレーズを有する演奏曲が随時抽出されるため、この演奏手段62により演奏されるフレーズは、あたかもしりとり遊びのように、先に演奏されたフレーズの語尾の一音を、次に演奏されるフレーズが頭字として用いて継続してゆく。
評価手段64は、前記演奏手段62により出力されるフレーズに対応する演奏情報と前記マイクロフォン22から入力される音声情報すなわち利用者の歌唱とに基づいて演奏評価を行う。例えば、前記マイクロフォン22により入力されて前記A/Dコンバータ46によりディジタル信号に変換された音声情報と、前記シンセサイザ40により出力される音楽情報とを比較し、メロディなどの基本音程と入力される音声から抽出される音程との相対的なずれやその音声の絶対的な声量などを基準として採点を行う。また、簡単には、前記マイクロフォン22からの音声入力があるか否かを基準として演奏評価を行う。
前記演奏手段62は、好適には、上記評価手段64による評価が所定値未満である場合には、前記フレーズの出力を中止する。好適には、上記評価手段64による評価が所定時間継続して所定値未満である(例えば、15秒間継続して前記マイクロフォン22からの音声入力がない)場合には、前記フレーズの出力を中止する。
図5は、前記カラオケ装置10のCPU26によるしりとり演奏制御(しりとり歌合戦制御)を説明するフローチャートであり、所定の周期で繰り返し実行されるものである。
先ず、ステップ(以下、ステップを省略する)S1において、前記カラオケデータベース54に記憶された多数の演奏曲のうちから所定の入力操作により第1の演奏曲が選曲入力される。次に、S2において、S1の選曲入力に応じて前記カラオケ装置10における選曲番号受信アプリが起動させられる。次に、S3において、前記映像表示装置12に所定のジャンル選択画面が表示され、前記リモコン装置48等により2曲目以降の演奏曲のジャンルが選択入力される。次に、S4において、S1にて入力された第1の演奏曲に含まれる該当フレーズの演奏が開始させられる。次に、前記評価手段64の動作に対応するS5において、前記マイクロフォン22から15秒間継続して音声の入力がないか否かが判断される。このS5の判断が肯定される場合には、S12において、前記カラオケ装置10における選曲番号受信アプリのアプリマネージャが終了させられてしりとり演奏制御が中断された後、本ルーチンが終了させられるが、S5の判断が否定される場合には、S6において、先に演奏されたフレーズに対応する歌詞の最後の1文字を、歌詞の最初の1文字とするフレーズを有する複数の演奏曲(第2の演奏曲候補)が前記カラオケデータベース54に記憶された多数の演奏曲のうちから抽出される。次に、S7において、S6にて抽出された候補曲からランダムに5曲の演奏曲が抽出される。次に、S8において、演奏されているフレーズが演奏終了であるか否かが判断される。このS8の判断が否定されるうちは、S8の判断が繰り返されることにより待機させられるが、S8の判断が肯定される場合には、S9において、S7にて抽出された5曲の演奏曲の曲名が前記映像表示装置12に表示され、前記リモコン装置48等による選択入力待ち状態となる。次に、S10において、前記リモコン装置48等による選択入力が15秒間ないか否かが判断される。このS10の判断が否定される場合、すなわち15秒以内に第2の演奏曲の選択入力が行われた場合には、S11において、前記リモコン装置48等により選択入力された第2の演奏曲に含まれる該当するフレーズの演奏が開始された後、S5以下の処理が再び実行されるが、S10の判断が肯定される場合には、S12以下の処理が実行される。以上の制御において、S6及びS7が前記抽出手段56の動作に、S9乃至S11が前記次曲決定手段60の動作に、S4、S8、及びS11が前記演奏手段62の動作にそれぞれ対応する。
このように、本実施例によれば、第1の演奏曲に含まれる所定のフレーズに対応する歌詞の最後の1文字を、歌詞の最初の1文字とするフレーズを有する第2の演奏曲を前記多数の演奏曲のうちから抽出する抽出手段56(S6及びS7)と、前記第1の演奏曲に含まれる前記フレーズを出力させ、続いて前記第2の演奏曲に含まれる前記フレーズを出力させる演奏手段62(S4、S8、及びS11)とを、含むことから、前記抽出手段56及び演奏手段62による処理を繰り返すことで、娯楽性あるしりとり演奏ゲームを実現することができる。すなわち、娯楽性に富み利用者に感興を催させる新たな機能を備えたカラオケ装置10を提供することができる。
また、前記演奏手段62により出力されるフレーズに対応する演奏情報と外部から入力される音声情報とに基づいて演奏評価を行う評価手段64(S5)を含み、前記演奏手段62は、その評価手段64による評価が所定値未満である場合には、前記フレーズの出力を中止するものであるため、前記しりとり演奏ゲームの娯楽性を更に高めることができるという利点がある。
また、前記第1の演奏曲は、前記多数の演奏曲のうちから所定の入力操作によって選択されるものであるため、前記しりとり演奏ゲームにおける最初の1曲を利用者により選曲させることで、1曲も歌えずにゲームが終了することを防止できるという利点がある。
また、前記抽出手段56は、前記第1の演奏曲に含まれる所定のフレーズに対応する歌詞の最後の1文字を、歌詞の最初の1文字とするフレーズを有する複数の演奏曲を前記多数の演奏曲のうちから抽出するものであり、その抽出手段56により抽出された複数の演奏曲のうちから所定の入力操作によって選択される1つの演奏曲を前記第2の演奏曲として決定する次曲決定手段60(S9乃至S11)を含むものであるため、複数の候補曲の中から次曲を利用者により選曲させることで、前記しりとり演奏ゲームにインタラクティブな要素を付加でき、娯楽性を更に高めることができるという利点がある。
また、前記抽出手段56は、所定の入力操作によって入力される抽出キーに応じて前記多数の演奏曲のうちから前記第2の演奏曲とされる所定数の演奏曲を抽出するものであるため、互いに関連を有する所定数の演奏曲を予め抽出し、それらを適宜前記第2の演奏曲とすることで、前記しりとり演奏ゲームの遊び方の幅を広げることができるという利点がある。
続いて、本発明の他の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明に用いる図面に関して、前述した第1実施例と共通する部分については共通の符号を付してその説明を省略する。
図6は、前記カラオケ装置10のCPU26に備えられた制御機能の他の一例の要部を説明する機能ブロック線図である。この図4に示す抽出手段66は、所定の入力操作によって入力される抽出キーに応じて前記多数の演奏曲のうちから前記第1の演奏曲及び第2の演奏曲とされる所定数の演奏曲を抽出する。この抽出キーとは、例えば、前記演奏曲のアーティスト名、ジャンル、或いは発表年等であり、前記リモコン装置48等により入力される抽出キーに応じた(例えば、所定のジャンルに属する)複数の演奏曲を前記カラオケデータベース54に記憶された多数の演奏曲のうちから抽出する。すなわち、前記第1の演奏曲及び第2の演奏曲の区別なく、所定の抽出キーで括られる所定数の演奏曲をそれらの候補として抽出する。
メドレー曲作成手段68は、上記抽出手段66により抽出される所定数の演奏曲それぞれに含まれる前記フレーズを連結して所定のメドレー曲を作成する。例えば、上記抽出手段66により抽出される所定数の候補曲のうちから第1の演奏曲をランダムに選出し、その第1の演奏曲に含まれる所定のフレーズに対応する歌詞の最後の1文字を、歌詞の最初の1文字とするフレーズを有する第2の演奏曲を残りの候補曲のうちから抽出する。そして、上記第1の演奏曲に含まれる該当フレーズと第2の演奏曲に含まれる該当フレーズとを連結する。斯かる処理を繰り返すことにより、上記所定数の候補曲それぞれに含まれる該当フレーズが連結され、しりとり演奏用メドレー曲として作成される。
演奏手段70は、上記メドレー曲作成手段68により作成されたメドレー曲を出力させる。好適には、前記評価手段64による評価が所定値未満である場合には、斯かるメドレー曲の出力を中止する。例えば、15秒間継続して前記マイクロフォン22からの音声入力がない場合には、歌い続けられなかったものとして上記メドレー曲の出力を中止する。
図7は、前記カラオケ装置10のCPU26によるしりとり演奏制御を説明するフローチャートであり、所定の周期で繰り返し実行されるものである。この図7の制御は、前述した図5の制御に対応するものであり、共通するステップについては同一の符号を付してその説明を省略する。
図7の制御では、前述したS3の処理に続いて、前記抽出手段66の動作に対応するS13において、前記カラオケデータベース54に記憶された多数の演奏曲のうちからS3にて選択入力されたジャンルに応じて前記第1の演奏曲及び第2の演奏曲とされる所定数の演奏曲が抽出され、それら演奏曲の該当フレーズテーブルが作成される。次に、前記メドレー曲作成手段68の動作に対応するS14において、S13にて作成された該当フレーズテーブルに記憶されたフレーズが連結されて所定のメドレー曲が作成される。次に、S15において、S14にて作成されたメドレー曲の演奏が開始される。次に、前述したS5において、前記マイクロフォン22から15秒間継続して音声の入力がないか否かが判断される。このS5の判断が肯定される場合には、S12において、前記カラオケ装置10における選曲番号受信アプリのアプリマネージャが終了させられてしりとり演奏制御が中断された後、本ルーチンが終了させられるが、S5の判断が否定される場合には、S16において、メドレー曲の演奏終了であるか否かが判断される。このS16の判断が否定されるうちは、S16の判断が繰り返されることにより待機させられるが、S16の判断が肯定される場合には、S12において、前記カラオケ装置10における選曲番号受信アプリのアプリマネージャが終了させられてしりとり演奏制御が中断された後、本ルーチンが終了させられる。以上の制御において、S15及びS16が前記演奏手段70の動作に対応する。
このように、本実施例において、前記抽出手段66(S13)は、所定の入力操作によって入力される抽出キーに応じて前記多数の演奏曲のうちから前記第1の演奏曲及び第2の演奏曲とされる所定数の演奏曲を抽出するものであるため、互いに関連を有する所定数の演奏曲を予め抽出し、それらを適宜前記第1の演奏曲及び第2の演奏曲とすることで、前記しりとり演奏ゲームの遊び方の幅を広げることができるという利点がある。
また、前記抽出手段66により抽出される所定数の演奏曲それぞれに含まれる前記フレーズを連結して所定のメドレー曲を作成するメドレー曲作成手段68(S14)を含み、前記演奏手段70(S15及びS16)は、そのメドレー曲作成手段68により作成されたメドレー曲を出力させるものであるため、途切れないメドレー曲によりスピード感ある前記しりとり演奏ゲームを実現できるという利点がある。
以上、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、更に別の態様においても実施される。
例えば、前述の実施例において、前記抽出手段56、66は、前記第1の演奏曲に含まれる所定のフレーズに対応する歌詞の最後の1文字を、歌詞の最初の1文字とするフレーズを有する第2の演奏曲を前記カラオケデータベース54に記憶された多数の演奏曲のうちから抽出するものであったが、例えば、前記第1の演奏曲における歌詞の最後の1文字を、歌詞の最初の1文字とする第2の演奏曲を前記カラオケデータベース54に記憶された多数の演奏曲のうちから抽出するものであってもよい。すなわち、対象となる演奏曲を最後まで(全フレーズ)出力させ、その最後の1文字を最初の1文字とする演奏曲を次曲として出力させる、フル演奏形式のしりとり演奏制御を行うものであっても構わない。
また、前述の実施例において、前記評価手段64は、前記マイクロフォン22から音声入力があるか否かを基準として前記フレーズの演奏評価を行うものであったが、例えば、前記マイクロフォン22により入力されて前記A/Dコンバータ46によりディジタル信号に変換された音声情報と、前記シンセサイザ40により出力される音楽情報とを比較し、メロディなどの基本音程と入力される音声から抽出される音程との相対的なずれやその音声の絶対的な声量などを基準として0点乃至100点の点数をつける等、より詳細な演奏評価を行うものであってもよい。この場合、前記演奏手段62、70は、その評価手段64による評価が所定点数例えば70点未満である場合には、前記フレーズ乃至はメドレー曲の出力を中止する。
その他、一々例示はしないが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が加えられて実施されるものである。
本発明の音楽再生装置の一実施例であるカラオケ装置の構成を例示するブロック線図である。 図1のカラオケ装置に備えられたハードディスクのカラオケデータベースに記憶されるカラオケ情報の内容を説明する図である。 図1のカラオケ装置により演奏される演奏曲に含まれるフレーズについて説明する図である。 図1のカラオケ装置のCPUに備えられた制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。 図1のカラオケ装置のCPUによるしりとり演奏制御を説明するフローチャートであり、図4の制御機能に対応する図である。 図1のカラオケ装置のCPUに備えられた制御機能の他の一例の要部を説明する機能ブロック線図である。 図1のカラオケ装置のCPUによるしりとり演奏制御を説明するフローチャートであり、図6の制御機能に対応する図である。
符号の説明
10:カラオケ装置(音楽再生装置)
56、66:抽出手段
60:次曲決定手段
62、70:演奏手段
64:評価手段
68:メドレー曲作成手段

Claims (4)

  1. 多数の演奏曲のうちから選択される所定の演奏曲を出力させる音楽再生装置であって、
    第1の演奏曲に含まれる所定のフレーズに対応する歌詞の最後の1文字を、歌詞の最初の1文字とするフレーズを有する複数の演奏曲を前記多数の演奏曲のうちから抽出する抽出手段と、
    該抽出手段により抽出された複数の演奏曲のうちから所定の入力操作によって選択される1つの演奏曲を第2の演奏曲として決定する次曲決定手段と、
    前記第1の演奏曲に含まれる該当フレーズと該次曲決定手段により決定される第2の演奏曲に含まれる該当フレーズとを連結する処理を繰り返すことにより、所定数の候補曲それぞれに含まれる該当フレーズが連結されたメドレー曲を作成するメドレー曲作成手段と、
    該メドレー曲作成手段により作成されたメドレー曲を出力させる演奏手段と
    を、含むことを特徴とする音楽再生装置。
  2. 前記演奏手段により出力されるフレーズに対応する演奏情報と外部から入力される音声情報とに基づいて演奏評価を行う評価手段を含み、前記演奏手段は、該評価手段による評価が所定値未満である場合には、前記フレーズの出力を中止するものである請求項1の音楽再生装置。
  3. 前記第1の演奏曲は、前記多数の演奏曲のうちから所定の入力操作によって選択されるものである請求項1又は2の音楽再生装置。
  4. 前記抽出手段は、所定の入力操作によって入力される抽出キーに応じて前記多数の演奏曲のうちから前記第1の演奏曲及び第2の演奏曲とされる所定数の演奏曲を抽出するものである請求項1からの何れかの音楽再生装置。
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