JP6415136B2 - カラオケ歌唱採点システム - Google Patents

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Description

本発明はカラオケ歌唱採点システムに関するものであり、詳しくは、幼児から小学校低学年までのキッズ世代や高齢のエルダー世代の利用者においても、各利用者の個性を生かして、得意とする評価項目に関して歌唱評価を行うことが可能なシステムに関するものである。
現在普及しているカラオケ演奏装置には、歌唱採点機能を有しているものがある。歌唱採点機能は、採点基準となるガイドメロディデータと、歌唱者の歌唱音声データとを比較して、当該比較結果に基づいて歌唱採点値を算出する機能であり、さらに高度な歌唱採点機能(精密採点機能)として、しゃくり、ビブラート、抑揚、こぶし、フォール、ロングトーン等の歌唱技法についても歌唱採点の対象とすることができるようになっている。
また、上述した歌唱採点機能を用いて、他の利用者と歌唱採点値のランキングを競ったり、複数の利用者で同一の楽曲を歌唱して、その巧拙を競ったりする対戦型のコンテンツも存在し、歌唱採点の楽しさを高めることができるようになっている。
また、歌唱採点で用いる基準データにバリエーションを持たせ、複数の歌唱採点基準の中から利用者が選択した歌唱採点基準を用いて歌唱採点値を算出する技術も開示されている。例えば、特許文献1には、ポップス系、ロック系等にジャンル分けされた複数の採点アルゴリズムを並列的に処理し、採点結果の全部又は利用者が選択した採点アルゴリズムによる採点結果を表示する技術が開示されている。また、特許文献2には、採点ゲームの採点基準値をビギナーモードからチャンピオンモードに変更することにより、利用者の歌唱力に見合った採点基準値を採用することができる技術が開示されている。また、特許文献3には、カラオケ楽曲のジャンルや発表年等の属性情報に基づく歌唱採点基準を複数種類用意し、利用者が選択した歌唱採点基準に基づいて歌唱採点値を算出する技術が開示されている。
特開平11−305786号公報 特開平10−26992号公報 特許第4218066号公報
ところで、カラオケを楽しむ世代として、カラオケボックスを利用する10代から20代の若者だけではなく、幼児から小学校低学年までのキッズ世代や高齢のエルダー世代等、幅広い年代の利用者が存在する。上述したように、現在普及しているカラオケ演奏装置の歌唱採点機能は高度化してきており、キッズ世代やエルダー世代では、高得点を得ることは難しく、歌唱採点機能を楽しむことができない場合がある。特に、エルダー世代が利用するカラオケ喫茶やカラオケ道場のように、歌うことを純粋に楽しむ場所において低い歌唱採点値が算出されると、歌唱者が気分を害したり、その場の雰囲気が悪くなったりして、カラオケの楽しさを十分に味わうことができなくなるおそれがある。
本発明は、上述した事情に鑑み提案されたもので、歌唱採点を行う評価項目を複数用意して、利用者が選択した評価項目により歌唱採点を行うことにより、歌唱者の個性を生かした歌唱採点を行うことが可能なカラオケ歌唱採点システムを提供することを目的とする。
本発明のカラオケ歌唱採点システムは、上述した目的を達成するため、以下の特徴点を有している。すなわち、本発明のカラオケ歌唱採点システムは、歌唱採点を行う評価項目を複数用意して、利用者が選択した評価項目により歌唱採点を行うことが可能なカラオケ歌唱採点システムであって、評価項目表示手段と、評価項目選択手段と、歌唱採点手段と、歌唱採点結果表示手段とを備えたことを特徴とするものである。
評価項目表示手段は、それぞれ評価対象が異なる複数の評価項目を、利用者が選択可能に表示させるための手段である。評価項目選択手段は、表示された複数の評価項目の中から、利用者が指定した少なくとも一つの評価項目を選択するための手段である。歌唱採点手段は、選択された各評価項目について、それぞれ歌唱採点を行うための手段である。歌唱採点結果表示手段は、歌唱採点手段における歌唱採点結果を表示させるための手段である。そして、歌唱採点結果表示手段による歌唱採点結果の表示は、選択された評価項目毎に行い、選択された評価項目すべての歌唱採点結果に基づく総合判定結果を表示しない。
さらに、歌唱採点結果表示手段による歌唱採点結果の表示は、評価値を、選択された評価項目間での相対的評価とする。
また、上述した構成からなるカラオケ歌唱採点システムにおいて、歌唱採点結果表示手段による歌唱採点結果の表示は、評価値を数値以外のデータとすることが可能である。
本発明のカラオケ歌唱採点システムでは、一律な歌唱採点を行うのではなく、複数の評価項目の中から利用者が指定した評価項目について、歌唱採点を行うようになっている。したがって、他の利用者と比較した総合的な歌唱採点を行うのではなく、利用者が得意とする評価項目について歌唱採点を行うことができるので、歌唱者の個性を生かした歌唱採点を行うことが可能となり、特に、キッズ世代やエルダー世代に対して、カラオケ歌唱の楽しさを十分に堪能させることができる。
また、歌唱採点結果を評価項目毎に表示することにより、各評価項目について評価値を知ることができるので、高い評価を得た評価項目では利用者の満足度を高めることができ、期待していたよりも低い評価を得た評価項目では、次回には高い評価を得ようとする意欲がわき、利用者の向上心を高めることができる。
また、歌唱採点結果を表示する際に、歌唱採点値ではなく、評価値を数値以外のデータとして表示することにより、直截的な表現ではなく婉曲的な表現を行うことができ、たとえ評価値が低い場合であっても利用者が気分を損ねることがない。
本発明の実施形態に係るカラオケ歌唱採点システムの概略構成を示すブロック図。 評価項目の選択画面を示す模式図。 歌唱採点結果の表示画面を示す模式図。
図面を参照して、本発明のカラオケ歌唱採点システムの実施形態について説明する。図1〜図3は本発明の実施形態に係るカラオケ歌唱採点システムを説明するもので、図1はカラオケ歌唱採点システムの概略構成を示すブロック図、図2は評価項目の選択画面を示す模式図、図3は歌唱採点結果の表示画面を示す模式図である。
<カラオケ歌唱採点システムの概要>
本発明の実施形態に係るカラオケ歌唱採点システム100は、図1に示すように、カラオケ演奏装置10に組み込まれて機能するシステムであって、評価項目表示手段12bと、評価項目選択手段27と、歌唱採点手段28と、歌唱採点結果表示手段29とを備えている。本実施形態において、各手段は、カラオケ演奏装置10の機能として実現するが、カラオケ演奏装置10と連携させて携帯情報端末等を用いている場合には、カラオケ演奏装置10以外の装置の機能として実現してもよい。
以下の説明において、プログラムとは、RAM等に記憶され、CPU等のハードウェアで実行されることにより、その機能を発揮するソフトウェアだけではなく、同等の機能を発揮することが可能な論理回路も含む概念である。
<カラオケ演奏装置>
本発明の実施形態に係るカラオケ歌唱採点システム100を適用するカラオケ演奏装置10は、図1に示すように、カラオケ本体11、カラオケリモコン装置12、マイクロホン13、スピーカ14、表示装置15、ミキシングアンプ16を備えている。
<カラオケリモコン装置>
カラオケリモコン装置12は、ユーザインタフェース機能を備えており、ルータ50及びデータ通信回線60を介して、カラオケ本体11との間でデータの送受信を行うようになっている。このカラオケリモコン装置12は、楽曲検索手段12aとして機能するプログラム、評価項目表示手段12bとして機能するプログラム、楽曲索引データベース12c、種々のデータを記憶するためのデータ記憶部12d、データの入出力を行うための入出力表示部12e、利用者IDを取得するためのカードリーダ12f等を備えている。このカラオケリモコン装置12に付帯するスイッチ類や、入出力表示部12eに表示される各種のアイコン等を操作することにより、選曲操作等が行われる。
<楽曲検索手段/楽曲索引データベース>
楽曲検索手段12aは、利用者の指示に基づき、楽曲索引データベース12cを参照して楽曲を検索するためのプログラムからなる。楽曲索引データベース12cは、カラオケ演奏装置10で演奏に供されるカラオケ楽曲について、その属性情報を記述したデータベースであり、例えば、楽曲番号・曲名・アーティスト名・歌い出し部分の歌詞・流行時期・音楽ジャンル・デュエット曲か否かなど、種々の属性情報がこれに含まれている。
<評価項目表示手段>
評価項目表示手段12bは、それぞれ評価対象が異なる複数の評価項目を、利用者が選択可能に表示させるためのプログラムからなる。本実施形態では、通常の歌唱採点基準と比較して簡易な歌唱採点基準として、キッズ世代やエルダー世代向けの歌唱採点基準(評価項目)を用意している。この評価項目は、総合的な歌唱採点を行うためではなく、元気度(音量)、発音の明瞭さ、リズム感、全体的な音程、低音領域の音程、高音領域の音程、表現力(歌唱技法)等の独立した項目からなり、これらの項目の中から、利用者の指示に基づいて少なくとも一つの項目を選択することができるようになっている。
本実施形態では、カラオケリモコン装置12の入出力表示部12eに評価項目の選択画面を表示する。なお、評価項目の選択画面は、表示装置15の表示画面や、カラオケリモコン装置12と連携させた携帯情報端末の表示画面に表示してもよい。
評価項目の表示画面の一例を図2に示す。図2に示す例では、元気度(音量)、発音の明瞭さ、リズム感、全体的な音程、低音領域の音程、高音領域の音程、表現力(歌唱技法)の各評価項目に対応して、「元気に歌う」、「はっきり歌う」、「正確なリズムで歌う」、「正確な音程で歌う」、「低音を正確な音程で歌う」、「高音を正確な音程で歌う」、「テクニックを使って歌う」という表示がなされており、「元気に歌う」、「正確なリズムで歌う」、「テクニックを使って歌う」という評価項目が選択されている。なお、このような表示は、大人(エルダー世代等)を対象としたもので、キッズ世代を対象とする場合には、漢字を使わずに、キッズ世代が理解できる表現で表示を行うことが好ましく、文字表示とともにアイコン表示を行ってもよい。すなわち、評価項目の表示は、図2に示したものに限られず、適宜変更して実施することができる。
また、歌唱採点方法の選択表示は、利用者の指示に基づいて行ってもよいが、利用者属性情報テーブルを用意しておき、利用者がシステムログインした際の利用者IDに基づいて利用者属性情報を取得し、当該利用者属性情報に応じて、通常の歌唱採点方法の選択表示を行うか、上述した評価項目の表示を行うかを自動的に決定してもよい。
<評価項目>
本実施形態で利用者が選択可能な評価項目は、上述したように、元気度(音量)、発音の明瞭さ、リズム感、全体的な音程、低音領域の音程、高音領域の音程、表現力(歌唱技法)である。なお、これらの評価項目のうちの一部だけを選択可能としてもよいし、さらに他の評価項目を追加してもよい。本実施形態の各評価項目は、例えば、人見知りをするキッズ世代や、周囲の評価や自尊心を傷つけられることを気にするエルダー世代に対して設定されている。
元気度(音量)とは、マイクロホン13から入力された歌唱音声の音量のことであり、リファレンス音量データと歌唱音量データとを比較し、その差分に基づいて評価を行う。すなわち、歌唱音量データの値がリファレンス音量データの値を上回っていれば、元気度があるものと評価するが、この際、歌唱音量データの値がリファレンス音量データの値を上回っている差分値が大きいほど、元気度に対する評価値が高くなる。
発音の明瞭さとは、歌唱した歌詞がはっきり発音されているか否かのことであり、マイクロホン13から入力された歌唱音声について音声認識を行い、音声認識した発音データと歌詞テロップデータとを比較し、その差分に基づいて評価を行う。すなわち、音声認識した発音データと歌詞テロップデータとが近似しているほど、発音の明瞭さに対する評価値が高くなる。音声認識を行うための手法は種々存在するが、例えば、マイクロホン13から入力された歌唱音声から発音データを抽出して波形特徴データを生成し、当該波形特徴データを音声信号波形辞書の登録データと照合することにより、歌唱者が発音した文字を特定することができる。
リズム感とは、マイクロホン13から入力された歌唱音声の発音タイミングが正確であるか否かのことであり、リファレンスデータの発音タイミングと歌唱音量データの立ち上がりタイミングとの時間差を比較し、その差分に基づいて評価を行う。すなわち、リファレンスデータの発音タイミングと歌唱音量データの立ち上がりタイミングとの時間差が小さいほど、リズム感に対する評価値が高くなる。
全体的な音程とは、マイクロホン13から入力された歌唱音声の音程のことであり、リファレンスピッチデータと歌唱ピッチデータとを比較し、その差分に基づいて評価を行う。すなわち、リファレンスピッチデータと歌唱ピッチデータとの差分が少ないほど、全体的な音程に対する評価値が高くなる。
低音領域の音程とは、基準とする音域に対して低音側の音程が正確であるか否かのことである。一方、高音領域の音程とは、基準とする音域に対して高音側の音程が正確であるか否かのことである。音程の評価については、上述したとおりである。
表現力(歌唱技法)とは、こぶし、ビブラート、しゃくり等の歌唱技法を駆使しているか否かのことであり、マイクロホン13から入力された歌唱音声を分析して、各歌唱技法の出現回数が多いほど、表現力(歌唱技法)に対する評価値が高くなる。
<カードリーダ>
カードリーダ12fは、利用者IDを取得するための電子機器及びプログラムからなり、各利用者がシステムログインした際に、各利用者の利用者IDを取得する。すなわち、IDカード40に記憶された利用者IDをカードリーダ12fにより読み取ることにより、利用者IDを取得することができる。また、カラオケリモコン装置12の入出力表示部12eを用いて入力された利用者ID及びパスワードに基づいて、利用者IDを取得してもよい。また、利用者が利用者IDを所有していない場合には、カラオケ演奏装置10を使用する際に、利用者に対して一時的に利用者IDを付与してもよい。
<マイクロホン>
マイクロホン13は、歌唱音声の入力を行うための装置である。マイクロホン13から入力された歌唱音声信号は、ミキシングアンプ16により、音楽再生制御手段30から送出される演奏音声信号とミキシングされると共に増幅され、スピーカ14へ出力される。また、マイクロホン13からの音声入力信号は、A/Dコンバータ32によりデジタル変換されて、歌唱採点手段28における歌唱採点等に使用される。
<表示装置>
表示装置15は、カラオケ楽曲に関連した背景映像や歌詞テロップ、歌唱採点評価等を表示するための装置で、例えば、液晶ディスプレイ等により構成される。
<カラオケ本体>
カラオケ本体11は、中央制御手段21、ROM22、RAM23、HDD24、送受信手段25、予約楽曲管理手段26、評価項目選択手段27、歌唱採点手段28、歌唱採点結果表示手段29、音楽再生制御手段30、映像再生制御手段31、A/Dコンバータ32を備えている。
<中央制御手段>
中央制御手段21は、カラオケ本体11を総合的に制御するための手段であり、例えばCPU及びその周辺機器により構成されており、CPU等がROM22等に記憶されたプログラムに従って動作することにより、制御機能を発揮することができるようになっている。
<ROM/RAM>
ROM22は、カラオケ本体11を構成する各機器を制御するためのプログラムデータや数値データを記憶するための機器で、例えば半導体メモリ等で構成される。また、RAM23は、プログラムや各種データを一時的に記憶する一時記憶領域として機能するもので、例えば半導体メモリ等で構成される。本実施形態では、RAM23に、予約楽曲管理テーブル23aが記憶されている。
<HDD>
HDD24は、大容量記憶装置として機能するもので、楽曲データベース24a、映像データベース24bが格納されている。なお、HDD24に替えて、あるいはHDD24と共に、データを書き替え可能なDVD等の大容量記憶手段を用いてもよい。
<楽曲データベース/映像データベース>
楽曲データベース24aは、演奏制御データ(MIDI規格のデータ)及び歌詞描出データが同期されて構成される演奏データについて、楽曲IDと対応付けてそれぞれ構成されたデータベースである。演奏制御データは、各楽曲の演奏を制御するためのデジタルデータであり、歌詞描出データは演奏に同期した歌詞文字の表示タイミングデータ及び色変わりデータを含んでいる。映像データベース24bは、演奏されるカラオケ楽曲に対応した背景映像を、当該カラオケ楽曲の楽曲IDに対応させた映像ファイルとして所定数格納したデータベースである。
<送受信手段>
送受信手段25は、カラオケ本体11とルータ50との間におけるデータの送受信を行うための電子機器及びプログラムからなる。
<予約楽曲管理手段/予約楽曲管理テーブル>
予約楽曲管理手段26は、任意の利用者がカラオケ楽曲の予約を行う際に、当該利用者の利用者IDと予約楽曲の楽曲IDとを紐付けして、予約楽曲管理テーブル23aにて管理するためのプログラムからなる。すなわち、予約楽曲管理手段26は予約楽曲管理テーブル23aを作成し、この予約楽曲管理テーブル23aをRAM23に格納して管理する。予約楽曲管理テーブル23aは、利用者により楽曲検索手段12aの機能を用いて選曲された楽曲IDを演奏順に並べて作成したテーブルである。
<評価項目選択手段>
評価項目選択手段27は、表示された複数の評価項目の中から、利用者が指定した少なくとも一つの評価項目を選択するためのプログラムからなる。すなわち、評価項目表示手段12bの機能により、カラオケリモコン装置12の入出力表示部12eに表示された評価項目の中から、利用者(選曲者)が所望の評価項目の選択を指示すると、評価項目選択手段27の機能により、当該選択を指示された評価項目を歌唱採点の対象として選択する。例えば、図2に示すように、利用者(選曲者)が所望の評価項目を選択するには、入出力表示部12eに表示された評価項目のアイコンをタッチペン等でタッチして選択状態とし、選択確定アイコン(決定ボタン)を操作して、評価項目の選択を確定させればよい。
<歌唱採点手段>
歌唱採点手段28は、選択された各評価項目について、それぞれ歌唱採点を行うためのプログラムからなり、従来の歌唱採点のように総合点による評価を行わない。各評価項目に対する歌唱採点値の算出基準は、上述したとおりである。なお、本実施形態の歌唱採点手段28は、選択された各評価項目に対する歌唱採点を行うだけではなく、通常の歌唱採点を行うこともできる。通常の歌唱採点とは、基本的には、採点基準となるガイドメロディデータと、歌唱者の歌唱音声データとを比較して、当該比較結果に基づいて歌唱採点値を算出する機能であり、さらに高度な歌唱採点機能(精密採点機能)として、しゃくり、ビブラート、抑揚、こぶし、フォール、ロングトーン等の歌唱技法についても歌唱採点の対象とすることができる。このような通常の歌唱採点は、総合的な歌唱採点を行って、歌唱採点値を数値(点数)として表示する。
<歌唱採点結果表示手段>
歌唱採点結果表示手段29は、歌唱採点手段28における歌唱採点結果を表示させるためのプログラムからなる。すなわち、歌唱採点結果表示手段29の機能により、歌唱採点手段28における歌唱採点結果を、表示装置15の表示画面、カラオケリモコン装置12の入出力表示部12e、カラオケリモコン装置12と連携した携帯情報端末の表示画面等に表示する。この際、歌唱採点手段28は選択された各評価項目の採点結果に基づく総合判定は行わない。すなわち、歌唱採点結果の表示は、選択された評価項目毎に行い、従来の歌唱採点のような総合判定表示はされない。さらに、評価値を数値以外のデータとして表示することが好ましい。
歌唱採点結果の表示は、例えば、図3に示すように、選択された評価項目に対して、星印の数で評価値を示している。また、評価値の表示方法として、金メダル、銀メダル、銅メダルの画像を表示したり、レベルメーター(レベルバー)を表示したりすることにより、歌唱の励みになるような褒め言葉を表示してもよい。例えば、一番評価の高かった項目を星印3つ(金メダル)、一番評価の低かった項目を星印1つ(銅メダル)、それ以外の項目を(銀メダル)とすることで、より一層、キッズ世代やエルダー世代の利用者に配慮し、利用者のモチベーションを高める表示とすることができる。本実施形態においては、各評価項目のうち一番評価の高かった「元気に歌う」を星印3つ、一番評価の低かった「正確なリズムで歌う」を星印1つ、それ以外の「テクニックを使って歌う」を星印2つとしている。
<音楽再生制御手段>
音楽再生制御手段30は、楽曲IDに基づいて演奏データから抽出された演奏制御データに基づいて、音源データをデジタル再生するとともにアナログ変換してミキシングアンプ16に出力するための電子回路である。また、ミキシングアンプ16は、マイクロホン13から入力された歌唱者の歌唱音声信号と、音楽再生制御手段30から送出される演奏音声信号とをミキシングすると共に、アンプ機能により増幅してスピーカ14より出力するための装置である。
<映像再生制御手段>
映像再生制御手段31は、カラオケ楽曲の演奏中に、映像データベース24bから抽出した背景映像データと、演奏データに含まれる歌詞描出データに基づいて作成される歌詞文字とを、当該カラオケ楽曲の演奏データに同期させて表示装置15に出力するための電子回路である。
<他の実施形態>
本発明のシステム及びその周辺装置を構成する機器や手段は上述したものに限定されず、その利用目的に応じて、必要な機器や手段のみの構成としたり、適宜他の機器や手段を付加したりすることができる。また、各手段をそれぞれ別個のものとして構成するのではなく、複数の機能を統合した手段として構成してもよい。
100 カラオケ歌唱採点システム
10 カラオケ演奏装置
11 カラオケ本体
12 カラオケリモコン装置
12a 楽曲検索手段
12b 評価項目表示手段
12c 楽曲索引データベース
12d データ記憶部
12e 入出力表示部
12f カードリーダ
13 マイクロホン
14 スピーカ
15 表示装置
16 ミキシングアンプ
21 中央制御手段
22 ROM
23 RAM
23a 予約楽曲管理テーブル
24 HDD
24a 楽曲データベース
24b 映像データベース
25 送受信手段
26 予約楽曲管理手段
27 評価項目選択手段
28 歌唱採点手段
29 歌唱採点結果表示手段
30 音楽再生制御手段
31 映像再生制御手段
32 A/Dコンバータ
40 IDカード
50 ルータ
60 データ通信回線

Claims (2)

  1. 歌唱採点を行う評価項目を複数用意して、利用者が選択した評価項目により歌唱採点を行うことが可能なカラオケ歌唱採点システムであって、
    それぞれ評価対象が異なる複数の評価項目を、利用者が選択可能に表示させる評価項目表示手段と、
    前記表示された複数の評価項目の中から、利用者が指定した少なくとも一つの評価項目を選択する評価項目選択手段と、
    前記選択された各評価項目について、それぞれ歌唱採点を行う歌唱採点手段と、
    前記歌唱採点手段における歌唱採点結果を表示させる歌唱採点結果表示手段と、
    を備え、
    前記歌唱採点結果表示手段による歌唱採点結果の表示は、前記選択された評価項目毎に行い、前記選択された評価項目すべての歌唱採点結果に基づく総合判定結果を表示しないとともに、評価値を、選択された評価項目間での相対的評価としたものであることを特徴とするカラオケ歌唱採点システム。
  2. 前記歌唱採点結果表示手段による歌唱採点結果の表示は、評価値を数値以外のデータとしたものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載のカラオケ歌唱採点システム。
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