JPH1026992A - カラオケ装置 - Google Patents

カラオケ装置

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JPH1026992A
JPH1026992A JP8199761A JP19976196A JPH1026992A JP H1026992 A JPH1026992 A JP H1026992A JP 8199761 A JP8199761 A JP 8199761A JP 19976196 A JP19976196 A JP 19976196A JP H1026992 A JPH1026992 A JP H1026992A
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JP
Japan
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pitch
scoring
mode
score
vocal
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JP8199761A
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English (en)
Inventor
Tsuneo Kosugi
恒夫 小杉
Sueharu Taniguchi
末晴 谷口
Masayoshi Shimizu
雅義 清水
Hideo Koide
英生 小出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 採点基準を種々変更することができるカラオ
ケ装置を提供する。 【解決手段】 MIDIデータによる伴奏音楽情報を再
生しつつ歌詞文字を表示させて、マイクロフォン13か
ら入力される音声信号を併せて出力するカラオケ装置に
おいて、前記マイクロフォンから入力される音声信号を
採点するために、相互に異なった採点基準になされた複
数のモードを有するカラオケ採点装置60と、前記複数
のモードの内の所望のモードを選択するモード切換手段
17と、前記モード名及び前記MIDIデータの再生終
了時に前記カラオケ採点装置の採点結果を表示する表示
手段16とを備えるように構成する。モード切換手段に
よりカラオケ採点装置のモードを切り換えることにより
採点基準を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラオケ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、飲食店や家庭等に設置されるカ
ラオケ演奏装置等の音楽再生装置においては、所望する
楽曲の伴奏音楽情報、背景映像情報、歌詞文字情報がレ
ーザディスク等の記憶媒体に予め記憶されている。そし
て、利用者が所望する楽曲を選曲すると、再生伴奏音に
合わせて背景映像が写しだされると同時にこの映像に歌
詞文字が表示され、利用者が歌唱し易いように歌詞文字
の色が伴奏に合わせて変化していくようになされたもの
が広く知られている。このようなカラオケ演奏装置にあ
っては、レーザディスクに記憶されている以外の楽曲に
ついては、利用することができないし、また、利用頻度
が高い楽曲のみならず、利用頻度が低い楽曲も全部揃え
るとなるとそれに伴う費用も膨大なものとなり、現実的
ではない。
【0003】更には、新曲が登場して、その曲をカラオ
ケ演奏装置の伴奏で歌いたい場合にあっても、その新曲
が、カラオケ演奏装置用のレーザディスクとしてカッテ
ィングされ、市販されるまでは歌うことはできず、利用
できるまでに例えば数ヵ月も待たなければならない。そ
こで、これらの問題点を一気に解決するための手段とし
て、通信カラオケ装置が最近開発されるに至った。この
通信カラオケ装置は、既発売の楽曲はもとより逐次発表
される多種類の楽曲に関する情報を情報センタがデータ
ベースとして持ち、これから選択したものを必要に応じ
て電話回線を介して個々の利用者に配信し、この配信さ
れた楽曲の中から利用者が選択して利用するものであ
る。この通信カラオケ装置には、利用者が選曲を行なう
毎に、選曲された楽曲に関する情報をセンタ側から配信
するようにした非蓄積型の装置や利用者が容量の大きな
記憶媒体、例えばハードディスクを備えておき、これに
使用頻度の高い楽曲に関する情報を蓄積しておき、この
蓄積データから所望の楽曲を選択して利用するようにし
た蓄積型の装置がある。この蓄積型の装置は、通信回線
の費用が非蓄積型の装置と比較して少なくて済むことか
ら、広く利用される傾向にある。
【0004】この蓄積型装置の記憶媒体のデータは、夜
間等の電話回線の利用率が低い時に、毎日或いは必要に
応じてアップデートされ、早期に配信することができ
る。ところで、シンセサイザや電子ピアノ等の電子楽器
は、技術進歩により音質などの性能が格段に向上してお
り、これを駆動する情報は、音楽情報の伝達用に規定さ
れたMIDI(Musical Instrument
DigitalInterface)規格に則って伝
送される。ここで、MIDIとは、シンセサイザや電子
ピアノ等の楽器等の音源と連結して情報の交換を可能と
すべく定められたハードウエアとソフトウエアの規格を
いう。
【0005】このMIDI規格を用いることにより、電
子楽器制御信号を効率的に伝送することが可能となっ
た。また、このMIDI規格に属さない他の情報、例え
ば歌詞文字情報と静止画情報は可逆算術圧縮法による信
号で送信され、コーラス情報はPCM(Pulse C
ode Modulation)信号やMPEG(Mo
ving Picture Image Cordin
g Experts Group)信号により送信され
ることになる。カラオケ演奏装置の記憶装置へ蓄積され
た情報は、利用者の選曲に応じて読み出されて、再生さ
れ、利用者は再生される伴奏音楽に合わせて且つディス
プレイに表示された歌詞文字を参照しつつ歌唱すること
になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近にあっ
ては、カラオケ装置の娯楽性を増すために利用者の歌唱
力を採点する機能を備えたものが種々提案され、実用化
されている。例えば、特開昭60−87397号公報、
特開昭60−87398号公報、特開平4−70690
号公報、特開平4−362696号公報等に採点機能付
きのカラオケ装置が開示されている。しかしながら、こ
れらのカラオケ装置は、単一の採点基準でしか評価でき
ず、歌唱能力の高低に応じた評価を行なうことができな
い。例えば評価基準が甘い場合には、ある程度の歌唱力
さえあれば、常に満点に近い得点となり、面白味に欠け
る場合があった。更には、これらの採点評価は、利用者
の歌唱力を必ずしも正確に評価できるものではなく、実
際に、客観的に判断した聴感と評価点との間に大きな差
が生ずることもあった。例えば特開平4−70690号
公報を例にとれば、利用者の発するボーカルからピッチ
を抽出し、これと基準となる再生ピッチとの差から歌唱
力を評価するものであるが、ピッチを基にした採点で
は、採点結果と聴感による評価とが一致しない場合が多
かった。
【0007】またその他に、基準となるメロディーライ
ンのエンベロープ変化をマイクロフォンから入力された
ボーカル(音声信号)のエンベロープと比較して歌唱力
を採点する方法(特開昭58−132297号公報)も
知られているが、いずれも十分なものではなかった。本
発明は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解
決すべく創案されたものであり、その目的は採点基準を
種々変更することができ、しかも採点結果を聴感による
評価により近づけてより適正な評価を行なうことができ
るカラオケ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、ボーカルの
採点パラメータとしてピッチだけではなく、リズムを加
えることにより、更に実際の聴感による評価に近い採点
結果を得ることができ、しかもこの評価時の基準を可変
にすることにより、歌唱能力と合わせて適切な採点基準
を選択することができる、という知見を得ることによ
り、本発明に至ったものである。
【0009】すなわち、本発明は、MIDIデータによ
る伴奏音楽情報を再生しつつ歌詞文字を表示させて、マ
イクロフォンから入力される音声信号を併せて再生する
カラオケ装置において、前記マイクロフォンから入力さ
れる音声信号を採点するために、相互に異なった採点基
準になされた複数のモードを有するカラオケ採点装置
と、前記複数のモードの内の所望のモードを選択するモ
ード切換手段と、前記モード名及び前記MIDIデータ
の再生終了時に前記カラオケ採点装置の採点結果を表示
する表示手段とを備えるように構成したものである。こ
のように構成することにより、マイクロフォンから入力
された音声信号は、カラオケ採点装置によって採点され
ることになる。この採点に関しては、モード切換手段に
より選択されたモードの採点基準を参照して採点操作が
行なわれることになる。そして、採点結果は、MIDI
データの再生が終了した時に表示手段に表示され、利用
者に知らせる。
【0010】モード切換手段は、例えば採点ボタンとモ
ード確定ボタンを有しており、採点ボタンを押す毎に、
各モードを循環的に表示でき、そして、モード確定ボタ
ンを押すことによりモードを確定することができる。ま
た、採点基準としては、利用者の音程を評価するピッチ
評価と、音符に対して遅れや進みが生じていないかをチ
ェックするリズム評価と、全ての音符に対してボーカル
を発したか否かをチェックするスタミナ評価を用いてお
り、歌唱能力をより正確に評価できるようになってい
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るカラオケ装
置の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。図1は本
発明のカラオケ装置の概略構成図を示し、図2はカラオ
ケ装置の再生手段を主体とする部分のブロック図を示
し、図3はモード切換手段の平面図を示す。まず、図1
に基づいてカラオケ装置の全体構成について説明する。
蓄積型のカラオケ装置1にて必要とされる情報を提供す
る情報センタ2は、多数の楽曲についての伴奏音楽情
報、歌詞文字情報、コーラスを付加する場合にはコーラ
ス情報等を蓄積した大容量の記憶媒体3を有し、各楽曲
はデータベース化されている。上記伴奏音楽情報は、電
子楽器を駆動するための情報であり、MIDI規格によ
りフォーマット化されている。
【0012】センタ制御部4は、この情報センタ2の全
体の動作を管理するものであり、このデータベースは、
必要に応じて、インターフェース5から公衆の電話回線
6を介して所定のカラオケ装置1に対して配信される。
情報センタ2は複数のカラオケ装置を管理下におき、図
示例ではその内の1つを示している。情報センタ2から
配信された情報は、カラオケ装置1側のインターフェー
ス7を介して装置内へ取り込まれる。制御手段8は、例
えばマイクロコンピュータ等よりなり、このカラオケ装
置全体の動作を制御するものである。
【0013】主記憶手段9は、情報センタ2から配信さ
れた多数の楽曲に関する情報、すなわちMIDI情報、
歌詞文字情報、コーラス情報、静止画情報等を記憶する
ための記憶媒体であり、多量のデータを記憶することか
ら、安価で且つ記憶容量の大きな記憶媒体、例えばハー
ドディスク等により構成される。動画情報蓄積手段10
は、例えば多数のレーザディスク等よりなり、この中に
多数の動画が予め記憶されており、各動画は演歌、フォ
ーク、ポップス等の曲種に対応して、必要に応じて読み
出される。キーボード及びリモコン装置よりなる入力手
段11は、利用者が選曲を行なったり、曲のテンポ(速
さ)を設定する情報を入力するものであり、そのための
操作ボタン11A等を有している。
【0014】再生手段12は、入力手段11からの選曲
情報に基づいて、制御手段8を介して主記憶手段9から
読み出してきたMIDI情報、コーラス情報、歌詞文字
情報等を再生するものであり、再生された伴奏音楽、コ
ーラスは、マイクロフォン13より入力された歌声と共
にミキサ手段14にてミキシングされ、スピーカ15に
て音響として出力することになる。また、このミキサ手
段14は、入力信号を増幅するアンプを内蔵している。
また、選曲された楽曲の再生と同時に、その曲種に応じ
て選択された動画情報が制御手段8を介して動画情報蓄
積手段10から読み出され、表示手段としてのディスプ
レイ16にこれを表示しつつ上記再生手段12にて再生
した歌詞文字情報をスーパーインポーズしてこれを重ね
合わせて表示するようになっている。モード切換手段1
7は、モードを切り換えて後述する採点時の基準を切り
換えるものであり、ここでは図3に示すように採点ボタ
ン17A,モード確定ボタン17B,リセットボタン1
7Cを有している。
【0015】次に、図2に基づいて、図1中の再生手段
12を主体とした具体的な構成について説明する。ま
ず、再生手段12は、制御手段8に接続されるバス18
を有し、このバス18には、書き込み・読み出し動作が
早い高速のアクセス用記憶手段として、例えば再生用D
RAM(Dynamic Random Access
Memory)19が接続されている。この再生用D
RAM19は、主記憶手段9から読み出した、選択され
た楽曲に関する情報を静止画情報を除いて一時的に蓄積
するものであり、従って、この内部には、歌詞文字情報
を記憶する歌詞文字エリア、MIDI情報(伴奏音楽情
報)を記憶するMIDIエリア、コーラス情報を記憶す
るコーラスエリアや処理に必要な情報を一時的に記憶す
るエリア等が確保されている。
【0016】主フォント記憶手段20は、主たる言語或
いは文字数の少ない言語のフォント情報を固定的に記憶
する媒体であり、例えばROMよりなり、フォント情報
がこの中に予め記憶される。そして、表示すべき歌詞文
字に対応するフォント情報が引き出されることになる。
フォント展開部21は、先の主フォント記憶手段20か
ら引き出された情報を展開してドット情報に変換するも
のであり、例えばOFG(Outline Font
Generator)により構成される。歌詞文字再生
手段としての歌詞文字ビデオ信号形成部22は上記フォ
ント展開部21にて展開して形成されたドット情報に基
づいて実際のビデオ信号を形成する部分であり、このビ
デオ信号形成部22は歌詞文字用VDP(Video
Display Processor)23と、ここで
形成されたビデオ信号を一時的に記憶する歌詞文字ビデ
オRAM24を有している。
【0017】静止画ビデオ信号形成部25は、静止画用
のビデオ信号を形成する部分であり、このビデオ信号形
成部25は、前記主記憶手段9から読み出された静止画
情報を直接取り込んでビデオ信号を形成する静止画用V
DP(Video Display Processo
r)26と、ここで形成されたビデオ信号を一時的に記
憶する静止画ビデオRAM27を有している。スイッチ
手段29は、上記歌詞文字ビデオ信号形成部22から送
られてきたビデオ信号と上記静止画ビデオ信号形成部2
5から送られたビデオ信号或いは前記動画情報蓄積手段
10から送られたビデオ信号を選択して重畳して出力す
るものであり、これによりディスプレイ16上には、静
止画或いは動画と歌詞文字が重ね合わせて表示されるこ
とになる。
【0018】MIDI再生部30は、シンセサイザ等の
音源を有しており、MIDIエリアから読み出されたM
IDI情報に基づいて順次、電子音を合成して再生し、
伴奏音楽を形成するものである。コーラス再生部31
は、コーラスエリアから引き出されたコーラス情報に基
づいてコーラス音を再生するものである。そして、この
MIDI再生部30及びコーラス再生部31にて再生さ
れたオーディオ信号は、ミキサ手段14にてマイクロフ
ォン13からの音声信号と更に混合・増幅されて、スピ
ーカ15から音響として再生するようになっている。
【0019】次に、このようなカラオケ装置に設けられ
るカラオケ採点装置について説明する。この採点装置の
機能は、例えば、マイクロコンピュータよりなる制御手
段8にプログラムとして組み込まれている。ここでは、
歌唱力の評価項目として、従来行なわれていたピッチ評
価に加え、リズム評価及びスタミナ評価を行なう。ピッ
チ評価は正しい音程で各音符を唄った度合を示し、リズ
ム評価は正しい時間で各音符を唄った度合を示し、スタ
ミナ評価は唄うべき音符を唄った度合を示している。
【0020】MIDI情報においては、1つの楽器の演
奏情報は1つのチャンネルで送られ、演奏楽器数が増え
ればそれだけ使用チャンネル数も増加するが、通常のカ
ラオケ装置においては、その内の1つの楽器について唄
うべき主旋律に沿った演奏を行なわしめて利用者にとっ
て唄い易くしている。この主旋律に沿った演奏を行なう
楽器は、通常、人間の音声に似た音を出力する、例えば
オーボエ等が選ばれる。この主旋律に沿った演奏をガイ
ドメロディーと称するが、MIDI情報で、このガイド
メロディーの音符が変わるところでノートオンデータが
含まれている。例えば図4はガイドメロディーの流れの
一例を示しており、ドレミファ…と演奏する場合、音符
の変わり目にノートオンデータが間欠的に、或いは離散
的に出力される。すなわち、ノートオンは音符に対応し
たものと捉えることができる。尚、[ミ],[ミ]のよ
うな音が2つ続いた場合には、それぞれに対応してノー
トオンデータが出力される。
【0021】図5は本発明のピッチとリズムの採点を行
なう時の平均ピッチと基準タイミングの採り方を示す説
明図である。図中、太線はMIDIデータのメロディー
ラインを示し、黒丸●はサンプリングされたボーカルピ
ッチデータを示し、クロス×はボーカルピッチの平均ピ
ッチデータを示す。また、ノートオンの音符として例え
ば[ド]、[レ]が発音されているものとする。ここで
は、ボーカルピッチデータは25msec毎にサンプリ
ングされ、このボーカルピッチデータが増加から減少に
転じた時、或いは逆に減少から増加に転じた時に、それ
までの増加時の或いは減少時の間の平均ピッチデータが
算出される。図中においては、それぞれのボーカルピッ
チデータ群の平均ピッチデータが円弧状の矢印で示され
ている。
【0022】ここでピッチ点、リズム点及びスタミナ点
についてそれぞれ説明する。 〈ピッチ点の説明〉ボーカルを唄う場合、音程の不安定
性やビブラート等によりどんなに上手に一定の音程を唄
っている時にも、必ず上下にある程度変位する。そこ
で、検出ピッチの局所的なピーク或いはボトムを認識
し、ピークとボトム間の検出ピッチ(ボーカルピッチ)
の平均値を平均ピッチとした。尚、平均ピッチは、ピー
ク或いはボトム検出後、次のサンプリングタイムの時、
すなわち25msec後に求められる。
【0023】〈リズム点の説明〉リズム点もピッチ点と
同様にピーク−ボトム間の平均ピッチを利用するが、逆
に唄い手が意識して異なる音程の音符を唄い始めた時間
を抽出するために、連続したピーク−ボトム間の平均ピ
ッチが一定の周波数以上変動した時間を認識し、ガイド
メロディーのノートオンデータの発音時間との時間差を
リズム点の評価対象とした。すなわち、ノートオンデー
タの発音時に最も近い平均ピッチをとった時と、ノート
オンデータの発音時との時間的差分を評価対象とした。
【0024】〈スタミナ点の説明〉ボーカルは、不安定
性やビブラート等により前述のように周波数が変動しな
いことはない。従って、ガイドメロディーの音符の発音
(ノートオン時)の後より次のノートオン時までの間に
検出した平均ピッチが変動した場合にスタミナ点を加算
することとした。また、最終結果は、演奏終了後の加算
結果とガイドメロディーの総音符数(ノートオン総数)
との比(割合)とした。尚、このスタミナ点の評価は、
各音符に対して音声を発すれば、必ず満点の得点が得ら
れるので、いわば付属的な評価であり、従って、必ずし
も必要な評価ではない。これに対して、ピッチ点の評価
とリズム点の評価は、歌唱力を本質的に問う評価であ
り、必ず必要とする。さて、このような評価を行なうた
めに図6に示すようにカラオケ採点装置60のブロック
が構成される。尚、前述したように各ブックの機能は、
プログラム上のソフトウエアで処理される。
【0025】図6において、32は音声信号のピッチを
採点して評価するピッチ採点部であり、33は音声信号
のリズムを採点して評価するリズム採点部であり、34
はスタミナを採点して評価するスタミナ採点部である。
また、35は上記ピッチ採点部32、リズム採点部33
及びスタミナ採点部34の各採点結果を総合する加算手
段、すなわち総合点加算手段であり、個々の採点結果及
びこれらの総合点を表示手段16に表示し得るようにな
っている。尚、ここでは表示手段16は、歌詞文字や背
景画を表示するディスプレイと兼用されている。まず、
ピッチ採点部32について説明すると、36はタイミン
グ発生手段であり、ここからはボーカルサンプリング用
に25msecのタイミングクロックを発生している。
37はボーカルピッチ抽出手段であり、マイクロフォン
13から入力されたボーカルの音声信号を上記25ms
ec毎のタイミングでボーカルピッチデータ(図5参
照)を抽出する。通常、ボーカルのビブラート周期は、
0.1〜0.3秒であり、1周期あたり2点以上でサン
プリングするためにはサンプリング周期は50msec
以下、好ましくは25msec程度が良く、あまりにも
周期が短いとデータ数が多くなり過ぎて処理できなくな
るので、下限は10msec程度とする。
【0026】38は平均ピッチ算出手段であり、上記ボ
ーカルピッチが増加している期間、または減少している
期間の平均ピッチデータを算出する。図5においては、
×点で平均ピッチが示されているが、黒丸印のボーカル
ピッチが増加から減少に転じた時、或いは増加から減少
に転じた時に、初めてその旨を認識できるので、ボーカ
ルピッチのピーク時、或いはボトム時の25msec後
に平均ピッチが算出されている。39は比較用平均ピッ
チ抽出手段であり、2つのノートオンの発音間、例えば
図5中では[ド]と[レ]の間に得られた複数の平均ピ
ッチから比較用平均ピッチを求める。図5中では音符
[ド]、[レ]のノートオン間の2つの平均ピッチは偶
然にも一致しているが、ガイドメロディにより表される
基準ピッチに最も近い方の平均ピッチを比較用平均ピッ
チとして求める。尚、比較用平均ピッチの求め方として
は上記した方法に限定されず、例えば2つのノートオン
発音間の全ての平均ピッチの平均値を求めて、これを比
較用平均ピッチとしてもよい。また、得られた平均ピッ
チ等は例えば再生用DRAM19等の高速アクセス可能
なメモリに記憶されるのは勿論である。
【0027】40は基準ピッチ抽出手段であり、MID
Iデータ中に含まれるガイドメロディのノートオンデー
タから基準ピッチを抽出する。この基準ピッチは、当然
のこととしてメロディラインの高さに一致する(図5参
照)。41はピッチ得点抽出手段であり、上記基準ピッ
チと上記比較用平均ピッチとのピッチの差分が、予め定
められているピッチ基準差分に達したか否かを判定し、
これに応じてピッチ得点を抽出する。このピッチ得点
は、ノートオンデータを受ける毎に行なわれ、従って、
これで1つの音符(ノートオン)に対するピッチ得点が
求められている。
【0028】図7は採点基準の表を示している。ここで
は採点基準が異なった5つのモード、すなわちイケイケ
モード、ビギナーモード、チャレンジモード、セミプロ
モード及びチャンピオンモードを有しており、イケイケ
モードとチャンピオンモードに関しては他のモードと得
点配分を変えている。また、ビギナーモードからチャン
ピオンモードに順次移行するのに従って、ピッチ基準差
分は128から48へ移行し、後述するリズム基準差分
は10から4へ移行してともに小さくすることによって
基準を厳しく設定している。例えばビギナーモードを例
にとれば、上記ピッチ差分が128よりも小さい時に
は、ピッチ得点は+1となり、128以上の時にはピッ
チ得点は0(零)である。ここでピッチ評価に関してズ
レの値128は、半音のズレに対応する。このモードの
切り換えは、前述したモード切換手段17のボタンを操
作することにより行なう。
【0029】42は総合ピッチ得点算出手段であり、M
IDIデータの送出が終了するまでの間に得られた上記
各ピッチ得点を総和して所定の処理を施すことによって
総合ピッチ得点を求めるものである。ここで所定の処理
とは、ピッチ評価に対する配点を加味した得点を求める
ことをいう。例えば全評価が満点の時のトータルを10
0点とし、ピッチ評価に対しては30点の得点配分がな
されているものとすると、ピッチの評価に対する総合ピ
ッチ得点は次の式で与えられる。総合ピッチ得点=ピッ
チの得点配分(例えば30)×ピッチ得点の総数/検出
ノートオンの総数
【0030】次に、リズム採点部33について説明す
る。43は基準タイミング検出手段であり、ガイドメロ
ディーのノートオンを受けた時からのタイミング発生手
段のカウント値を基準タイミングとして検出する。すな
わち、最初のノートオンからのカウンタのカウント値で
あり、25msec毎に増加する。44はボーカルタイ
ミング検出手段であり、ノートオンを受けた時(基準タ
イミング)に最も近接しており、且つ上記ボーカルピッ
チが増加から減少、或いは減少から増加に変化した時の
ボーカルタイミングを検出するものである。すなわち、
ボーカルタイミングは、ノートオンの発音時に最も近い
平均ピッチを検出した時に対応しており、従って、ボー
カルタイミング検出手段44は、上記平均ピッチ算出手
段38からの出力である平均ピッチデータを受けてい
る。このリズムの評価は、音程の変化に対応してボーカ
ルの音程が如何に対応して変化したかを評価するもので
あり、中にはノートオンの発音に先立って、次の音符を
唄う人もいることから、ノートオン発音時の前後におい
て最も近い平均ピッチ検出時をボーカルタイミングとし
て抽出している。
【0031】45はリズム得点抽出手段であり、上記基
準タイミングと上記ボーカルタイミングとの間の時間的
差分が、予め定められているリズム基準差分に達したか
否かを判断し、これに応じてリズム得点を抽出するもの
である。このピッチ得点は、結果的にノートオンデータ
を受ける毎に行なわれることになる。この時に、リズム
基準差分は、図7に示す表のように予め定められてお
り、モードに応じて基準値を変えてある。例えばビギナ
ーモードからチャンピオンモードへ移行するに従って、
リズム基準差分は10から4へ順次移行し、基準を厳し
く設定してある。例えばビギナーモードを例にとれば、
タイミングの時間的差分が10よりも小さい時には、リ
ズム得点は+1となり、10以上の時には0(零)とな
る。ここでリズム評価に関して、ズレの値1は、25m
secのズレに対応させている。
【0032】46は総合リズム得点算出手段であり、M
IDIデータの送出が終了するまでの間に得られた上記
リズム得点を総和して所定の処理を施すことによって総
合リズムを算出する。ここで所定の処理とは、リズム評
価に対する配点を加味した得点を求めることをいう。例
えば全評価が満点の時のトータルを100点とし、リズ
ム評価に対しては30点の得点配分がなされているもの
とすると、総合リズム得点は次の式で与えられる。 総合リズム得点=リズムの得点配分(例えば30)×リ
ズム得点の総数/検出ノートオンの総数
【0033】次に、スタミナ採点部34について説明す
る。47はボーカル変動判断手段であり、ボーカルピッ
チ抽出手段37にて検出されたボーカルピッチが変動し
ているか否かを常時判断するものである。尚、ボーカル
ピッチ抽出手段37は、その特性上、音声信号が入力さ
れていない間には、最後に検出したボーカルピッチを2
5msecの間隔で間欠的に出力するようになってい
る。従って、この検出されたボーカルピッチが一定の値
を示しているという事は、その間はボーカルを唄ってい
ないことを意味する。48はスタミナ得点抽出手段であ
り、ノートオンを受ける毎に、ボーカル変動判断手段4
7からの出力に基づいてスタミナ得点を抽出する。すな
わち、ボーカルピッチが変動している限り、ボーカルが
唄われていることを意味するので、ノートオンが発音さ
れる毎にスタミナ得点は+1となる。
【0034】49は総合スタミナ得点算出手段であり、
MIDIデータの送出が終了するまでの間に得られた上
記各スタミナ得点を総和して所定の処理を施すことによ
って総合スタミナ得点を求めるものである。ここで所定
の処理とは、スタミナ評価に対する配点を加味した得点
を求めることをいう。例えば全評価が満点の時のトータ
ルを100点とし、スタミナ評価に対しては40点の得
点配分がなされているものとすると、スタミナの評価に
対する総合スタミナ得点は、次の式で与えられる。 総合スタミナ得点=スタミナの得点配分(例えば40)
×スタミナ得点の総数/選択曲のノートオン総数 ここで注意されたいのは、上記式の分母は選択曲のノー
トオン総数であり、従って1曲の途中で唄うことを中断
すれば、スタミナ評価は満点になることはない。これに
対して、先のピッチ評価やリズム評価に関しては、1曲
の途中で唄うことを中断しても、途中経過が満点になっ
ておれば、最終結果においてその評価に対しては満点と
なる。
【0035】50は図7に示す採点基準をテーブル化し
て記憶するメモリであり、ピッチ基準テーブルやリズム
基準テーブルの他にモード毎の各評価の得点配分等も記
憶されている。そして、このモードは、前述のようにモ
ード切換手段17(図1参照)により切り換え可能にな
されている。このメモリ50としては、例えば主記憶手
段9が用いられ、配信によりアップデート可能になされ
ている。
【0036】次に、以上のように構成された本発明装置
の動作について説明する。まず、図2に基づいてカラオ
ケ装置全体の動作について説明すると、利用者が入力手
段11からテンキーを押すなどして選曲を行なうと、そ
の選択された楽曲に対応する音楽情報が主記憶手段9か
ら高速アクセス用の再生用DRAM19に転送され、次
にこの音楽情報が順次読み出されて演奏が開始される。
例えばMIDI情報は、MIDI再生部30にてデコー
ドされて、ミキサ手段14にてマイクロフォン13から
入力されるボーカルの音声信号と共にミキシングされ、
スピーカ15から音声として再生される。また、コーラ
スが存在する場合には、コーラス情報はコーラス再生部
31にてデコードされ、そして、スピーカ15から音と
して再生される。一方、これと同時に歌詞文字情報は、
フォント展開部21にて映像用に展開された後、歌詞文
字ビデオ信号形成部22を介して映像信号に変換され、
静止画ビデオ信号形成部25より作成された静止画と共
に或いは動画情報蓄積手段10により作成された動画と
共にディスプレイ16上に表示されることになる。そし
て、利用者は、このディスプレイ16上に表示された歌
詞文字を見ながら唄うことになる。
【0037】次に、このMIDIデータの再生と同時に
行なわれるカラオケ採点装置の動作について図5及び図
6も参照しつつ説明する。まず、利用者は、演算の開始
に先立って、モード切換手段17を用いて所望のモード
を選択することにより、採点基準を確定する。MIDI
データの再生が開始されると、このガイドメロディのノ
ートオンを基にして基準ピッチ抽出手段40は基準ピッ
チ(図5参照)を抽出する。一方、これと同時にマイク
ロフォンから入力されたボーカルの音声信号は、25m
secのタイミングでボーカルピッチ抽出手段37にて
連続的に抽出されてボーカルピッチが求められている。
そして、平均ピッチ算出手段38は、この前後のボーカ
ルピッチを比較してボーカルピッチが増加から減少に転
じた時、或いは逆に減少から増加に転じた時に応答して
先の増加時の或いは先の減少時の平均ピッチを求める。
平均ピッチは図5中にてクロス×で示されている。尚、
求めたボーカルピッチや平均ピッチは、不要になるまで
再生用DRAM19等に記憶されているのは勿論であ
る。
【0038】次に、比較用平均ピッチ抽出手段39にお
いては、ノートオンを受ける毎に、先のノートオンを受
けた時から今までに得られた複数の平均ピッチから比較
用平均ピッチを求める。図5においては、ノートオン
[ド]の発音とノートオン[レ]の発音との間に得られ
た2つの平均ピッチは同一値となっているが、実際に
は、複数の平均ピッチの内、基準ピッチに最も近い値を
比較用平均ピッチとしてとればよい。次に、ピッチ得点
抽出手段41にてこの比較用平均ピッチと先の基準ピッ
チとの差分(ピッチ差分)を求め、このピッチ差分がピ
ッチ基準差分テーブル(図7参照)上の所定値に達して
いるか否かを判断し、達していなければピッチのずれが
小さいものとして+1を与え、達していればピッチのズ
レが大きいものとして0(零点)を与えてピッチ得点を
求める。例えば、ビギナーモードが選択されているもの
と仮定すると、ピッチ差分が128より小さい時は、+
1点を与え、128に達している時には、0点を与える
ことになる。このような判断は、ノートオンを発音する
毎に行なわれる。そして、総合ピッチ算出手段42では
MIDIデータの送出が終了するまでに得られた各ピッ
チ得点を総和し、得点配分に応じた総合ピッチ得点を求
める。例えば、ビギナーモードの場合には、ピッチ評価
に30点配分されているので、満点の場合には30点と
なる。尚、途中で唄を中断した場合には、中断するまで
の間の評価が求められることになる。
【0039】一方、上記操作と同時に、基準タイミング
検出手段43はガイドメロディのノートオン発音に対応
して基準タイミング(図5参照)を求めており、そし
て、ボーカルタイミング検出手段44はこの基準タイミ
ングに最も近い平均ピッチ取得時をボーカルタイミング
として求めている。リズム得点抽出手段45は、得られ
たボーカルタイミングと基準タイミングとを比較して両
者の時間的差分を求め、このリズム時間的差分がリズム
基準差分(図7参照)中の所定値に達しているか否かを
判断し、達していなければリズムのズレが小さいものと
して+1を与え、達していればピッチのズレが大きいも
のとして0(零点)を与える。例えばビギナーモードが
選択されているものと仮定すれば、リズム基準差分が1
0より小さい時には+1点を与え、10に達している時
には、0点を与えてリズム得点を求める。このような判
断は、当然のこととしてノートオンが発音される毎に行
なわれる。そし、総合リズム得点算出手段46では、M
IDIデータの送出が終了するまでに得られた各リズム
得点を総和し、得点配分に応じた総合リズム得点を求め
る。例えばビギナーモードが選択されているものと仮定
すれば、リズム評価に30点配分されているので、満点
の場合には、30点となる。尚、途中で唄を中断した場
合には、中断するまでの間の評価が求められることにな
る。
【0040】更に、上記操作と同時に、ボーカル変動判
断手段47では、サンプリングされているボーカルピッ
チが変動しているか否かを常時検出しており、この検出
結果を基にしてスタミナ得点抽出手段48はスタミナ得
点を求めている。このスタミナ得点の抽出はノートオン
が発音される毎に行なう。すなわち、ボーカルを唄って
いる限り、ビブラート等により必ずボーカルピッチは変
動するものであり、このボーカルピッチが変動している
ことを条件に、ノートオンが発音される毎に+1が与え
られ、ボーカルを唄っておらずにボーカルピッチが変動
していない時には0(零点)が与えられる。そして、総
合スタミナ得点算出手段49では、MIDIデータの送
出が終了するまでに得られた各スタミナ得点を総和し、
得点配分に応じた総合スタミナ得点を求める。例えば、
ビギナーモードが選択されているものと仮定すれば、ス
タミナ評価に40点配分されているので、満点の場合に
は40点となる。尚、途中で唄を中断した場合には、中
断するまでの間の評価が求められ。この場合には満点に
なることはない。前述のようにこのスタミナ評価は、音
程等が狂っていてもメロディに合わせて声さえ出してお
れば得点が加算されるので、その意味で補助的な評価と
いうことができ、必ずしも、必要なものではない。
【0041】以上のようにして得られた総合ピッチ得
点、総合リズム得点及び総合スタミナ得点は総合点加算
手段35にて単純に加算されて総合評価が求められ、そ
して、MIDIデータの送出終了時に、歌詞文字ビデオ
信号形成部22や静止画ビデオ形成部25(図2参照)
を介してディスプレイ16に総合評価点と共に各評価の
総合得点も同時に表示されることになる。図8はディス
プレイ上に得点が表示された時の一例を示しており、ピ
ッチ評価は20点、リズム評価は15点、スタミナ評価
は40点、総合評価は75点となっている。また、各評
価の隣には、括弧に囲まれて得点配分が表示されてい
る。
【0042】次に、以上の動作を含めたメイン処理の流
れについて図9を参照して説明する。まず、制御系の各
種パラメータの初期化を行い(S1)、次に、曲がスタ
ートしたか否かが判断され(S2)、YESの場合に
は、曲スタートフラグに1が立っているか否かを判断す
る(S3)。ここで、NOの場合には、サンプリングさ
れるピッチデータの入力の割り込みを可能とするために
割り込みイネーブルとし(S4)、タイミングカウンタ
をリセットし(S5)、更に、曲スタートフラグをセッ
トする(S6)。これにより、MIDIデータの再生が
開始されると、25msec毎のタイミングで音声信号
がサンプリングされてボーカルピッチが検出されて記憶
される。この25msec毎のサンプリングが、演奏の
開始と同時に、内蔵のカウンタによりカウントされる。
次に、演奏が完了したか否かが常時判断され(S7)、
演奏が継続している間は(NO)、ガイドメロディーの
ノートオンが発音されたか否か常にチェックされており
(S8)、NOの場合には、そのまま各種処理、例えば
MIDIデータや歌詞文字等の再生、すなわち演奏を続
行して行く(S9)。
【0043】S8において、YESの場合、すなわちノ
ートオンが発音された時には、ノートオンフラグをセッ
トし(S10)、サンプリングにより順次入力されてく
るボーカルピッチ等に基づいて前述したような方法でピ
ッチ得点やリズム得点をノートオンが発音される毎に順
次求めて行く(S11)。ここで、S7において、YE
Sの場合、すなわち曲の演奏が完了した場合には(再生
途中での中断も含む)、割り込みディセーブルとして2
5msec毎のサンプリングデータの入力を不可とし
(S12)、今まで得られていたピッチ得点、リズム得
点、後述する割り込み処理により求めたスタミナ得点を
総計してそれぞれの得点配分の重み付けをし、総合ピッ
チ得点、総合リズム得点、総合スタミナ得点を求める
(S13)。
【0044】そして、求めた各総合得点を合計して総合
評価得点(総合評価)を求め、これを図7に示すように
各総合得点と共に表示し(S14)、曲スタートフラグ
をリセットする(S15)。そして、各種処理へと移行
することになる(S9)。また、S2において、曲がス
タートしていない場合には(NOの場合には)、直接S
9へと移行する。尚、歌唱能力を適性に評価する上で重
要な、リズム評価とピッチ評価に対する得点の合計も表
示するようにしてもよい。
【0045】次に、S4において受け付け可能とした割
り込み処理について図10を参照して説明する。まず、
サンプルクロックで25msec毎にサンプリングされ
たボーカルピッチデータが直前のものに対して変化して
いるか否かをチェックし(S21)、YESの場合、す
なわちボーカルピッチデータが直前のものと比較して変
化している場合には、ボーカルを唄っていることを意味
しているので、まず、ガイドメロディーノートオンフラ
グに1が立っているか否かを判断し(S22)、YES
の場合には、スタミナ得点として+1を付与し(S2
3)、次に、ノートオンフラグをクリアする(S2
4)。このフラグをクリアした後、或いはS22におい
て、NOの場合、すなわちノートオンフラグが0(零)
の時には1つのノートオンに対してすでに+1を付与し
ていることからここでは+1を付与することなく、ボー
カルピッチデータがピークか、或いはボトムかを判断す
る(S25)。ここでYESの場合、すなわちピーク或
いはボトムの場合には、ボーカルピッチの増加期間、或
いは減少期間のボーカルの平均ピッチを計算し(S2
6)、そして、タイミングカウンタ値を保存する(S2
7)。
【0046】次に、この値を保存したならば、この値を
+1だけインクリメントする(S28)。また、S21
においてNOの場合、すなわちボーカルピッチデータが
変化していない場合には、ボーカルを唄っていないこと
を意味するので、スタミナ得点を付与することなく、単
にタイミングカウンタ値を+1だけインクリメントする
(S28)。以上のようにして得られた総合ピッチ得
点、総合リズム得点及び総合スタミナ得点は加算されて
総合評価点が求められ、これは各総合得点と共に例えば
図8に示すようにディスプレイ上に表示されることにな
る。尚、歌唱能力を適性に評価する上で重要な、リズム
評価とピッチ評価に対する得点の合計も表示するように
してもよい。
【0047】次に、図11に示すフローも参照してカラ
オケ装置の再生動作の全体について説明する。まず、利
用者は、モード切換手段17により採点を行なうべきか
否か、或いは採点を行なう場合にはどのモードで採点を
行なうべきかを選択する。カラオケ装置の立ち上げ時
は、常に、採点を行なわない通常モードとなっており、
図3に示す採点ボタン17Aを押す毎に、通常モードか
ら、ビギナーモード、チャレンジモード、セミプロモー
ド、チャンピオンモード、イケイケモードへと順次サイ
クリックにディスプレイ上の表示が変わって行き、通常
モードに戻るようになっている。当然のこととして図7
の採点基準に示されているようにビギナーモードからチ
ャンピオンモードへ移行するに従って、採点基準は厳し
くなっている。採点ボタン17Aが一度押圧されたか否
かを判断し(S41)、ここで押圧された場合、すなわ
ちYESの場合にはディスプレイ16上にはビギナーを
示す文字が点滅し、次に、モード確認ボタン17Bが押
圧されたか否かを判断する(S42)。
【0048】ここでYESの場合、すなわちモード確認
ボタン17Bが押圧された場合には、採点基準としてビ
ギナーモードが確定する(S43)。次に、利用者は入
力手段11(図2参照)を用いて通常の操作で選曲を行
なう(S44)。この選曲操作では当然のこととして複
数の楽曲を連続して選択することができる。そして、選
曲が完了すると、MIDI情報の再生を行なうと同時に
利用者は伴奏音楽に合わせてボーカルを唄うこととな
り、これと同時に、カラオケ採点装置は先に選択された
モードの採点基準に従ってボーカルの評価を行なう(S
45)。1曲分の再生が完了すると、その評価結果を図
8に示すようにディスプレイ16上に表示して、利用者
に知らせる(S46)。この時、選択されているモード
名も併せて表示する。
【0049】次に、次の楽曲を再生する前に所定の時間
だけモード変更を受け付ける(S47)。モード変更を
行なう場合には、後述するように採点ボタン17Aを所
定の回数だけ押して所望のコード名を点滅表示させ、モ
ード確定ボタン17Bを押せばよい。また、モード変更
をしない場合には、モード確認ボタン17Bを押すか、
或いは所定の時間が経過すれば先のモード状態が維持さ
れる。そして、全曲の再生が完了するまで上記S45〜
S47の各ステップを繰り返し実行することになる(S
48)。また、先のS41において、採点ボタン17A
が1回も押されないで所定の時間が経過した場合、或い
はモード確認ボタン17Bが押された場合には(N0の
場合)、通常モードが確定し(S49)、S44へ移行
することになる。この場合には採点操作は行なわれな
い。
【0050】また、先のS42において、NOの場合、
すなわち、モード確認ボタン17Bが押圧されていない
場合には、採点ボタン17Aが押圧されたか否かを判断
し(S50)、所定の時間、採点ボタン17Aが押圧さ
れていない時には(NOの場合)、先のビギナーモード
が確定する(S43)。S51で採点ボタン17Aが押
圧されると、すなわちYESの場合には、図12に示す
ようにディスプレイ上に[ビギナー]の文字が点滅して
いる状態から次のモードであるチャレンジの文字が点滅
している状態へと移行する。そして、モード確認ボタン
が押圧されたか否かを判断する(S51)。ここでYE
Sの場合、すなわちモード確認ボタン17Bが押圧され
た場合には、チャレンジモードが確定し(S52)、先
のS44へ移行することになる。また、ここでNOの場
合には、次に採点ボタン17Aが押圧されたか否か判断
し(S53)、所定の時間、採点ボタンが押圧されてい
ない時には(NOの場合)、先のチャレンジモードが確
定する(S52)。
【0051】S53で採点ボタン17Aが押圧される
と、すなわちYESの場合には次にディスプレイ上でセ
ミプロの文字が点滅する状態へと移行する。そして、モ
ード確認ボタン17Bが押圧されたか否かを判断する
(S54)。ここでYESの場合、すなわちモード確認
ボタン17Bが押圧された場合には、セミプロモードが
確定し(S55)、先のS44へ移行することになる。
また、ここでNOの場合には、次に採点ボタン17Aが
押圧されたか否かを判断し(S56)、所定の時間、採
点ボタンが押圧されていない時には(NOの場合)、先
のセミプロモードが確定する(S55)。S56で採点
ボタン17Aが押圧されると、すなわちYESの場合に
は、次にディスプレイ上でチャンピオンの文字が点滅す
る状態へと移行する。そして、モード確認ボタン17B
が押圧されたか否かを判断する(S57)。ここでYE
Sの場合、すなわちモード確認ボタン17Bが押圧され
た場合には、チャンピオンモードが確定し(S58)、
先のS44へ移行することになる。
【0052】また、ここでNOの場合には、次に採点ボ
タン17Aが押圧されたか否かを判断し(S59)、所
定の時間、採点ボタンが押圧されていない時には(NO
の場合)、先のチャンピオンモードが確定する(S5
8)。S59で採点ボタン17Aが押圧されると、すな
わちYESの場合には、次にディスプレイ上で[イケイ
ケ]の文字が点滅する状態へと移行する。そして、モー
ド確認ボタン17Bが押圧されたか否かを判断る(S6
0)。ここでYESの場合、すなわち、モード確認ボタ
ン17Bが押圧された場合には、イケイケモードが確定
し(S61)、先のS44へ移行することになる。ま
た、ここでNOの場合には、次に採点ボタン17Aが押
圧されたか否かを判断し(S62)、所定の時間、採点
ボタンが押圧されていない時には(NOの場合)、先の
イケイケモードが確定する(S61)。S62で採点ボ
タン17Aが押圧されると、すなわちYESの場合に
は、次にディスプレイ上で元に戻って[通常]の文字が
点滅する状態へと移行する。そして、モード確認ボタン
17Bが押圧されたか否かを判断する(S63)。ここ
でYESの場合、すなわちモード確認ボタン17Bが押
圧された場合には、S49へ移行して通常モードが確定
する。また、NOの場合には、S41に戻って採点ボタ
ン17Aの押圧を待つことになる。尚、演奏途中におい
て、中断した場合には、リセットボタン17Cを押圧す
ればよい。
【0053】このように採点ボタン17Aとモード確認
ボタン17Bを適宜操作することにより、所望するモー
ド、すなわち所望の採点基準を選択することが可能とな
り、利用勝手が良くなって面白味を増すことができる。
また、利用者も自分の歌唱力に適合した採点基準を選択
することが可能となる。ここで各モードに付したモード
名は単に一例を示したに過ぎず、これに限定されず、ま
た、モードの種類も更に増減できるのは勿論である。更
に、モード切換手段17と選曲を行なう入力手段11を
別体で設けたが、これらを一体として構成してもよい。
【0054】また、評価に関しては、ピッチに対する評
価のみならず、リズムに対する評価も行なって、これら
を総合的に評価するようにしたので、歌唱能力をより適
性に評価することができ、聴感による評価に近づけるこ
とが可能となる。また、スタミナに対する評価も併せて
加えることにより、選択された楽曲のメロディラインに
沿って最後まで唄えたか否かも判断に加えることができ
るので、歌唱能力の評価をより適正に行なうことが可能
となる。
【0055】尚、図7中におけるピッチ基準差分やリズ
ム基準差分の大きさ、これに対する得点の大きさは単に
一例を示したに過ぎず、これに限定されない。例えば、
同一モード内でピッチ及びリズムの基準差分を複数段階
の範囲に設定しておき、これに対応して得点に重み付け
を行なうようにしてもよい。また、得点に関しては零点
及びプラスの得点のみならず、ズレが過度に大きい場合
には、マイナスの得点を加えるように設定してもよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカラオケ
装置によれば、次のように優れた作用効果を発揮はする
ことができる。ボーカルの歌唱力を採点するに際して、
採点基準を種々変更することができ、自分の歌唱力に合
った採点基準を選択することができる。従って、使い勝
手が良くなり、面白味も増すことができる。更に、採点
する項目として、ピッチ評価のみならず、リズム評価や
スタミナ評価も行なうこととしたので、採点結果を聴感
による評価に近づけてより適正な評価を行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラオケ装置の概略構成図を示す。
【図2】カラオケ装置の再生手段を主体とする部分のブ
ロック図を示す。
【図3】モード切換手段の平面図を示す。
【図4】ガイドメロディーの流れの一例を示す図であ
る。
【図5】ピッチとリズムの採点を行なう時の平均ピッチ
と基準タイミングの採り方を示す説明図である。
【図6】カラオケ採点装置を示すブロック図である。
【図7】テーブル化された採点基準を示す図である。
【図8】ディスプレイ上に得点が表示された時の一例を
示す図である。
【図9】ピッチの採点及びリズムの採点を含めたメイン
処理を示すフローチャートである。
【図10】スタミナの採点を示すフローチャートであ
る。
【図11】カラオケ装置の再生動作を示すフローチャー
トである。
【図12】表示手段の画面における表示の移り変わりの
一例を示す図である。
【符号の説明】
1…カラオケ装置、3…記憶媒体、8…制御手段、9…
主記憶手段、11…入力手段、12…再生手段、13…
マイクロフォン、16…ディスプレイ(表示手段)、1
7…モード切換手段、17A…採点ボタン、17B…モ
ード確立ボタン、17C…リセットボタン、32…ピッ
チ採点部、33…リズム採点部、34…スタミナ採点
部、35…総合点加算手段(加算手段)、36…タイミ
ング発生手段、37…ボーカルピッチ抽出手段、38…
平均ピッチ算出手段、39…比較用ピッチ抽出手段、4
0…基準ピッチ抽出手段、41…ピッチ得点抽出手段、
42…総合ピッチ得点算出手段、43…基準タイミング
算出手段、44…ボーカルタイミング検出手段、45…
リズム得点抽出手段、46…総合リズム得点算出手段、
47…ボーカル変動判断手段、48…スタミナ得点抽出
手段、49…総合スタミナ得点算出手段、60…カラオ
ケ採点装置。
フロントページの続き (72)発明者 清水 雅義 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 (72)発明者 小出 英生 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MIDIデータによる伴奏音楽情報を再
    生しつつ歌詞文字を表示させて、マイクロフォンから入
    力される音声信号を併せて出力するカラオケ装置におい
    て、前記マイクロフォンから入力される音声信号を採点
    するために、相互に異なった採点基準になされた複数の
    モードを有するカラオケ採点装置と、前記複数のモード
    の内の所望のモードを選択するモード切換手段と、前記
    モード名及び前記MIDIデータの再生終了時に前記カ
    ラオケ採点装置の採点結果を表示する表示手段とを備え
    たことを特徴とするカラオケ装置。
  2. 【請求項2】 前記モード切換手段は、押圧されたこと
    に応答して前記各モード名を循環時に表示させる採点ボ
    タンと、表示されている前記モード名を確定するモード
    確定ボタンを有することを特徴とする請求項1記載のカ
    ラオケ装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のモードの採点基準は、MID
    Iデータのガイドメロディのノートオンデータから得ら
    れる基準ピッチと音声信号から得られるボーカルピッチ
    とに基づいて求められるピッチ評価と、前記ノートオン
    データから得られる基準タイミングと音声信号から得ら
    れるボーカルタイミングとに基づいて求められるリズム
    評価と、前記ノートオンデータを受ける毎に、前記音声
    信号から得られるボーカルピッチが変動しているか否か
    に応じて求められるスタミナ評価の内、少なくとも2つ
    の評価を有していることを特徴とする請求項1または2
    記載のカラオケ装置。
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