JP4241697B2 - フィルム剥離装置 - Google Patents

フィルム剥離装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4241697B2
JP4241697B2 JP2005257974A JP2005257974A JP4241697B2 JP 4241697 B2 JP4241697 B2 JP 4241697B2 JP 2005257974 A JP2005257974 A JP 2005257974A JP 2005257974 A JP2005257974 A JP 2005257974A JP 4241697 B2 JP4241697 B2 JP 4241697B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
substrate
fixing mechanism
blade portion
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005257974A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007072101A (ja
Inventor
尚史 森
宗尚 原田
晃 曽我部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
U Tec Co Ltd
Original Assignee
U Tec Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by U Tec Co Ltd filed Critical U Tec Co Ltd
Priority to JP2005257974A priority Critical patent/JP4241697B2/ja
Publication of JP2007072101A publication Critical patent/JP2007072101A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4241697B2 publication Critical patent/JP4241697B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Polarising Elements (AREA)

Description

本発明は、フィルム剥離装置に関し、特に、基板の表面に貼り付けられた偏光板等のフィルムを、その基板から剥離除去する装置に係るものである。
一般に、電気光学パネルである液晶表示パネルは、2枚の矩形状のガラス基板の間に液晶材料を注入して封止した後に、これらガラス基板と略同じ大きさのフィルムである偏光板を、前記各ガラス基板の外側表面に粘着層を介して貼り付けることによって製造される。ところが、この偏光板の貼り付け工程では、ガラス基板と偏光板との間に異物や気泡等が混入してしまうことがある。このような場合には、通常、偏光板をガラス基板から剥離除去し、新たな偏光板を貼り付けることによって、前記ガラス基板を再利用するようにしている。
そこで、偏光板を剥離ローラーで巻き取ることによって、ガラス基板から剥離させる剥離装置が知られている(例えば、特許文献1等参照)。すなわち、剥離ローラーは断面半円状の固定側ローラー及び可動側ローラーからなり、これら固定側ローラー及び可動側ローラーを互いに重ね合わせることにより、断面円状の剥離ローラーが形成されるようになっている。偏光板を剥離除去する場合には、まず、偏光板の一部を予め治具により手作業で剥がしておく。続いて、その剥がした一部を固定側ローラーと可動側ローラーとにより挟んだ状態で、前記剥離ローラーをガラス基板の表面に沿って転動させる。このことにより、偏光板を巻き取って剥離除去する。
ところで、近年では液晶表示パネルの軽量化や薄型化等を目的として、ガラス基板の厚さが従来の10分の1程度に極めて薄く形成される傾向にある。こうしたガラス基板は強度が小さいため、上記従来のロール巻取り式の剥離装置を適用すると、剥離ローラーから加わる応力によってガラス基板が容易に損傷してしまう。また、手作業により、前記ガラス基板を損傷することなく偏光板の一部を剥離させることは、極めて難しい。さらに近年では、粘着層の粘着力が大きくなる傾向にあるので、偏光板を剥離する際に、従来よりも大きな応力がガラス基板に加わってしまう。その結果、剥離作業に伴って、ガラス基板が変形してセルギャップが不均一になる、もしくはガラス基板自体が損傷するということが問題となる。
これに対し、ガラス基板に加わる応力を低減する目的で、有機溶剤等の流体を噴射しながら剥離作業を行うことにより、粘着層の粘着力を低減することが提案されている(例えば、特許文献2等参照)。すなわち、ガラス基板と偏光板との間に刃(スクレイパー)を挿入することによって偏光板を部分的に剥離する。前記刃には流体を噴射するための噴射口が形成されている。
しかし、剥離する偏光板の幅が噴射口の幅よりも広い場合には、流体が偏光板の全体に均一に噴射されないため、剥離の際にガラス基板の表面に生じる応力の分布にムラが生じ易い。その結果、この場合にも、ガラス基板が変形してセルギャップ不良を生じる、もしくはガラス基板が損傷する虞れがある。
そこで、上記特許文献2には、複数の剥離刃のモジュールを並列にセットすることが示されているが、全てのモジュールの刃先位置をガラス基板上の剥離面に正確に位置合わせしてセットするのは難しく、位置ずれした刃先によりガラス基板が傷ついてしまうという問題もある。さらに、剥離刃のモジュールの数と同数の流体供給モジュールを設けるか、あるいは流体分岐用のマニホールド等を刃とは別に設ける必要があるので、装置コストが高くなってしまうという問題もある。
このように、前記剥離ローラーによる剥離装置や、刃から単に流体を噴射する構成では、薄型化により強度が低下しているガラス基板から、偏光板を適切に剥離除去することは困難である。
そこで、液晶表示パネルが固定されたステージに対し、先端が鋭角な刃を相対移動させる機構によって、前記液晶表示パネルのガラス基板と偏光板との間に前記刃を挿入し、偏光板を剥離除去する剥離装置が知られている(例えば、特許文献3等参照)。
しかし、上述のように、ガラス基板の厚さが偏光板の厚さに対して非常に薄い場合には、機械精度の観点から、偏光板の幅全体に亘って、ガラス基板と偏光板との間の所定位置に刃の先端を正確に挿入させることは難しい。前記所定位置からずれた位置に刃の先端が挿入された場合には、ガラス基板が損傷したり、粘着層がガラス基板表面に残ってしまうという問題が生じる。特に、当該剥離装置の機械精度は、ガラス基板と刃との平行度に依存するため、安価な汎用品のカッター刃を交換しながら使用するユーザーニーズに対応することは難しい。
これに対して、特許文献3には、液晶表示パネルの角部から刃を挿入し、刃を挿入したそのままの方向(つまり、液晶表示パネルの端辺に対して斜め方向)に刃を相対移動させることが示されている。そのことにより、刃の先端をガラス基板と偏光板との間に挿入し易くしている。
特開平10−282463号公報 特開2003−335454号公報 特開2004−191576号公報
ところが、上記特許文献3の剥離装置では、矩形状の偏光板及びガラス基板に対して、その角部から斜め方向に真っ直ぐ刃を相対移動させるようにしているため、刃の先端に接触して剥離される偏光板の幅が、刃の相対移動に伴って連続的に変化してしまう。その結果、刃からガラス基板に加わる応力の分布が不均一になってしまうために、ガラス基板間のセルギャップの乱れや、ガラス基板自体の損傷といった問題が生じる。
本発明は、斯かる諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、刃部の先端が基板とフィルムとの間に容易に挿入されると共に、基板に加わる応力の分布を可及的に一定に維持することにより、電気光学パネルのセルギャップの乱れや、基板自体の損傷を未然に防止しようとすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、基板に対する刃部の先端の傾きを変化させるようにした。
具体的に、本発明に係るフィルム剥離装置は、矩形状の基板と、該基板の表面に貼り付けられたフィルムとを有する電気光学パネルに対し、前記基板の表面から前記フィルムを剥離除去するためのフィルム剥離装置であって、前記電気光学パネルを固定支持するパネル固定機構と、前記フィルムを前記基板から剥離するための刃部と、前記刃部を固定支持する刃部固定機構と、前記刃部固定機構及びパネル固定機構を、該パネル固定機構に固定支持されている前記基板の表面と平行な方向に相対移動させることにより、前記刃部を前記基板と前記フィルムとの間に挿入させる移動機構と、前記パネル固定機構に固定支持されている前記基板の端辺に対する前記刃部の先端の傾きを変化させる傾き変化機構とを備え
前記傾き変化機構は、前記刃部が前記基板と前記フィルムとの間に挿入される当初には、前記刃部の先端と前記基板の端辺との傾きを所定の角度に規定すると共に、前記移動機構による前記刃部固定機構の相対移動に伴って、前記刃部の先端と前記基板の端辺との傾きを、前記所定の角度からゼロに変化させることを特徴とする。
前記傾き変化機構は、カム機構を有していることが好ましい。
前記刃部の高さ位置を調節する調節機構を有していてもよい。
前記刃部固定機構は、前記刃部の先端側へ流体を供給するための流体供給部を有していることが好ましい。
前記流体供給部は、前記刃部の基端側から先端側へ放射状に延びると共に流体が流通する分岐通路を有していてもよい。
前記刃部固定機構は、前記刃部を脱着可能に固定支持することが好ましい。
−作用−
次に、本発明の作用について説明する。
電気光学パネルの基板からフィルムを剥離する場合には、まず、刃部を刃部固定機構に固定支持させると共に、電気光学パネルをパネル固定機構に固定支持させる。続いて、移動機構によって、刃部固定機構とパネル固定機構とを相対移動させる。すなわち、パネル固定機構を固定配置した状態で刃部固定機構を移動させてもよく、その逆に、刃部固定機構を固定配置した状態でパネル固定機構を移動させてもよい。
本発明に係るフィルム剥離装置には傾き変化機構が設けられているので、パネル固定機構に固定支持されている基板の端辺に対する刃部の先端の傾きを変化させることができる。すなわち、刃部が基板とフィルムとの間に挿入される当初には、前記刃部の先端を基板の端辺に対して所定の角度に傾かせることが可能となる。このことにより、矩形状の基板の角部から刃部を挿入することができるため、刃部の先端は基板とフィルムとの間に容易に挿入される。さらに、その後に、刃部の傾きを前記所定の角度からゼロに変化させることが可能となる。つまり、刃部を基板の辺方向に沿って相対移動させることができるため、刃部から基板へ加わる応力は一定に維持される。
また、傾き変化機構による刃部先端の傾きを、移動機構による刃部固定機構の相対移動に伴って変化させることにより、フィルムは基板から連続して好適に剥離除去される。
また、傾き変化機構がカム機構を有していると、刃部は簡単な構成によって相対移動する。さらに、刃部の高さを調節する調節機構を備えることにより、刃部をより正確に基板とフィルムとの間に挿入させることが可能となる。また、刃部固定機構に流体供給部を設けることにより、その流体供給部から刃の先端へ供給された流体によって、フィルムを容易に剥離することが可能となる。また、刃部固定機構を、刃部が脱着可能な構成とすることにより、比較的安価な汎用品の刃を前記刃部として適用することが可能となる。
本発明によれば、まず、刃部を基板の表面と平行な方向に移動させる移動機構を設けるようにしたので、フィルムを基板から適切に剥離させることが可能となる。そのことに加えて、刃部の挿入当初には、傾き変化機構によって刃部の先端を基板の端辺に対して所定の角度で傾けることができるため、刃部を基板の角部から容易に挿入することができる。さらに、一旦、刃部が基板とフィルムとの間に挿入された後には、傾き変化機構によって刃部の傾きをゼロにできるため、刃部を基板の辺方向に相対移動させて、刃部から基板に加わる応力を一定に維持することができる。その結果、フィルムの剥離に伴う電気光学パネルのセルギャップの乱れや、基板自体の損傷を防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
《発明の実施形態1》
図1〜図12は、本発明の実施形態1を示している。図2は本実施形態のフィルム剥離装置Sを示す斜視図であり、図1は、図2における刃部6の保護カバー12を省略して示す斜視図である。以降、理解の容易化のため、保護カバー12の図示を省略した図面を参照して説明する。
ここで、例えば平面図である図12において、上下方向を「前後方向」と称する一方、左右方向を「左右方向」と称する。
フィルム剥離装置Sは、電気光学パネルを構成する基板の表面からフィルムを剥離除去するための装置である。図3に示すように、本実施形態のフィルム剥離装置Sは、電気光学パネルである液晶表示パネル1を構成するガラス基板2からフィルムである偏光板3を剥離除去するように構成されている。
液晶表示パネル1は、図3に示すように、表示媒体層である液晶層(図示省略)を狭持する一対のガラス基板2を備えている。すなわち、各ガラス基板2の間には、図示省略の複数のスペーサが介在されることにより所定のセルギャップが規定され、このセルギャップ内に液晶層が設けられている。
ガラス基板2は、平面視で矩形状に形成されている。ガラス基板2の外側表面には、粘着層16を介して偏光板3が貼り付けられている。偏光板3は、貼り付けられているガラス基板2と略同じ大きさの矩形状に形成されている。一方のガラス基板2には、図1に示すように、フレキシブルプリント基板4が接続されている。そして、偏光板3とガラス基板2との間に塵等が介在して不良が生じている場合には、フィルム剥離装置Sの刃部6によって、偏光板3を粘着層16と共に剥離除去される。
図1に示すように、フィルム剥離装置Sは、液晶表示パネル1を固定支持するパネル固定機構5と、偏光板3をガラス基板2から剥離するための刃部6と、刃部6を固定支持する刃部固定機構7と、パネル固定機構5を刃部6に対して相対移動させる移動機構8と、刃部6の先端の傾きを変化させる傾き変化機構9とを備えている。
前記パネル固定機構5は、足つきの基台10の上に移動機構8を介して装着され、上面に液晶表示パネル1が載置されるステージ21と、液晶表示パネル1の後端を当接支持するストッパ部22とを有している。
ステージ21は、例えば図12に示すように、平面視で、前後方向及び左右方向にそれぞれ辺が延びる略矩形板状に形成されている。ステージ21の前端部及び後端部には、左右方向に延びるブラケット23,24がそれぞれ取付固定されている。これらブラケット23,24は、ステージ21の左右両側端からそれぞれ外側に突出している。ステージ21の左側に突出しているブラケット23,24には、前後方向に延びるガイド軸25が挿通された状態で固定支持されている。また、各ブラケット23,24の左側端部は、前後方向に延びる側壁部27を介して接続固定されている。側壁部27には、ガイド軸25に沿って延びるスリット28が形成されている。一方、ステージ21の右側に突出している各ブラケット23,24に付いても同様に、前後方向に延びるガイド軸26が固定支持されている。
ストッパ部22は、液晶表示パネル1の後端を支持する支持部31と、フレキシブルプリント基板4を保護する保護部32とにより構成されている。
支持部31は、ステージ21の上面に沿って左右方向に延びる板状部分31aと、その板状部分31aの左右両端に設けられたガイド部分31bとにより構成されている。各ガイド部分31bには前後方向に延びる貫通孔33がそれぞれ形成されている。そして、各貫通孔33に前記ガイド軸25,26がそれぞれ挿通されることにより、支持部31は、保護部32と共にガイド軸25,26に沿って前後方向にスライド移動するように構成されている。
保護部32は、支持部31の右側端部において上下に揺動可能に支持されている。そして、保護部32は、図1に示す上方の開放位置から下方の倒伏位置へ揺動して支持部31に重なることによって、フレキシブルプリント基板4を保護部32と支持部31との間に挟んで保護するようになっている。
また、支持部31における左側のガイド部分31bには、調節ねじ34が側壁部27の外側からスリット28を介して螺合して設けられている。このことにより、ストッパ部22をガイド軸25,26に沿って移動させ、その支持部31が、ステージ21上の液晶表示パネル1の後端に当接した位置で、調節ねじ34を締めることにより、位置決めを行うようになっている。
刃部6は、分解斜視図である図7に示すように、汎用されているカッター刃により構成されている。刃部6は、刃部固定機構7により脱着可能に固定支持されている。図6は、刃部6及び刃部固定機構7の外観を示す斜視図である。
刃部固定機構7は、図7に示すように、第1刃押さえ部36と、第2刃押さえ部37と、これら第1及び第2刃押さえ部36,37により、刃部6と共に狭持される位置合わせ板39とを備えている。第1及び第2刃押さえ部36,37は、先端へ向かって断面が小さくなる断面テーパ状の板部材によってそれぞれ形成されている。第1刃押さえ部36の基端側には、後述の支持軸35に取付固定するための2つの取付部38が、所定の間隔をおいて形成されている。そして、当接面である上面36aで刃部6の下面を支持するようになっている。一方、第2刃押さえ部37についても、当接面である下面37aで刃部6の上面を当接支持するように構成されている。
位置合わせ板39は、第1及び第2刃押さえ部36,37に対する刃部6の位置を規定するための板状部材であり、刃部6の外形に合わせた切り欠き40と、第1刃押さえ部36の取付部38の外形に合わせた2つの切り欠き41とがそれぞれ形成されている。そうして、斜視図である図8に示すように、刃部6及び位置合わせ板39の各上面は、第1刃押さえ部36に装着された状態で、同じ平面を構成するようになっている。また、刃部6の先端は、刃部固定機構7に固定支持された状態で、刃部固定機構7の先端から突出している。
そして、刃部固定機構7は、図7に示すように、例えば有機溶剤等の流体を刃部6の先端側へ供給するための流体供給部41を有している。流体供給部41は、第1刃押さえ部36に穿孔された通路42と、通路42に接続されたポート43と、第1刃押さえ部36の上面36aに形成された分岐通路44とを有している。
通路42は、第1刃押さえ部36の上面36aの開口42aと、第1刃押さえ部36の基端側側面36bの開口42bとを繋いでいる。開口42bには、ポート43が設けられている。分岐通路44は、例えば3本の溝44によって構成されており、これらの溝44は、刃部6の基端側に配置されている開口42aから刃部6の先端側へ向かって放射状に延びている。各溝44は、刃部6及び位置合わせ板39の各下面により閉塞されることによって通路を構成する。こうして、ポート43から通路42へ導入された流体は、分岐通路44を流通して、刃部6の先端側へ分散して供給される。
一方、図1に示すように、基台10には、左右方向に向かい合う一対の支持壁46が設けられている。この一対の支持壁46の間には、前記刃部固定機構7を固定支持する支持軸35が架け渡されている。支持軸35の右側端部には、レバー47が取付固定されている。レバー47を上下に揺動させることにより、刃部固定機構7は、支持軸35と一体に上下に揺動する。また、図1で左側の支持壁46には、レバー47によって調節された刃部固定機構7の揺動角度を固定するための固定ねじ48が設けられている。そのことにより、刃部6の高さ位置が調節できるようになっている。すなわち、前記刃部固定機構7、支持軸35、支持壁46、レバー47、及び固定ねじ48は、刃部6の高さ位置を調節する調節機構50を構成している。
また、側面図である図4に示すように、刃部6を新しい刃に交換する場合等には、レバー47によって刃部固定機構7を上方に大きく揺動させる。このことにより、図4で二点鎖線で示す位置において、刃部6を容易に交換することができる。
前記移動機構8は、正面図である図5に示すように、ステージ21の下側に無給油スライドワッシャ52を介して配設されたハンドル部53と、ハンドル部53に一体に固定された台車部54と、基台10の上面に設けられたレール部55とにより構成されている。
レール部55は、前後方向に延びると共に左右外側に傾斜した2つの傾斜面55aを有する凸条部材により形成されている。前記各傾斜面55aには、前後方向に延びるレール溝56が形成されている。レール溝56は、ステージ21の上面に平行な方向に延びている。
台車部54の底部には、前記レール溝56に嵌め込まれるベアリング57が回転自在に設けられている。台車部54の上部にはハンドル部53が一体に固定され、ハンドル部は、底面図である図10に示すように、スライドワッシャ52に一体に固定されている。そうして、スライドワッシャ52、ハンドル部53及び台車部54が一体となってレール溝56上を前後方向に移動することにより、ステージ21は、スライドワッシャ52の上に配設された状態で、レール溝56に沿って前後に移動する。
こうして、移動機構8は、パネル固定機構5をレール溝56に沿って前方へ移動させることにより、刃部固定機構7及びパネル固定機構5を、パネル固定機構5に固定支持されている液晶表示パネル1のガラス基板2の表面と平行な方向に相対移動させる。そのことにより、刃部固定機構7に固定支持されている刃部6を、ガラス基板2と偏光板3との間に挿入させるようになっている。
そして、前記傾き変化機構9は、パネル固定機構5に固定支持されているガラス基板2の端辺に対する刃部の6先端の傾きを変化させるように構成されている。傾き変化機構9は、移動機構8による刃部固定機構7の相対移動に伴って、刃部6の先端の傾きを変化させる。
すなわち、基台10の平面図である図9、及び図5に示すように、基台10には、上方に突出する2つの支持ピン58が前後方向に所定の間隔をおいて設けられている。各支持ピン58の上部には、水平方向に延びるプレート59が支持されている。プレート59には、図9に示すように、カム溝60が形成されている。一方、ステージ21の下面には、下方に突出するピン61が取付固定されている。ピン61の下端部は、カム溝60に係合している。そして、ピン61の下端にねじ62がフランジ状に設けられることにより、ピン61がカム溝60から外れないようになっている。
カム溝60は、図9に示すように、平面視で、左斜め前方へ延びる溝部aと、溝部aの前端から右斜め前方へ延びる溝部bと、溝部bの前端から前方へ直線状に延びる溝部cとの各部分から構成されている。このように、傾き変化機構9は、カム溝60とピン61とからなるカム機構を有している。
一方、ステージ21の下面には、図10に示すように、スライドワッシャ52の側面に接触する例えば4つのベアリング64が回転自在に設けられている。各ベアリング64は、スライドワッシャ52の円周方向に所定の間隔で配置されている。そうして、各ベアリング64がスライドワッシャ52の側面に当接した状態で回転できることから、ステージ21は、スライドワッシャ52に対して回転可能になっている。
そうして、傾き変化機構9は、カム溝60に沿ってピン61が移動することにより、刃部6がガラス基板2と偏光板3との間に挿入される当初には、刃部6の先端とガラス基板2の端辺との傾きを所定の角度θに規定すると共に、刃部6の相対移動に伴って、刃部6の先端とガラス基板2の端辺との傾きを、前記所定の角度θからゼロに変化させるようになっている。
−偏光板の剥離除去方法−
すなわち、前記フィルム剥離装置Sによって液晶表示パネル1のガラス基板2から偏光板3を剥離除去する場合には、まず、パネル固定機構5のステージ21の上に、液晶表示パネル1を載置する。続いて、パネル固定機構5の支持部31をガイド軸25,26に沿って前後に移動させることにより、支持部31を液晶表示パネル1の後端に当接させ、調節ねじ34を締めて位置決めする。さらに、パネル固定機構5の保護部32を下方の倒伏位置へ揺動させることにより、液晶表示パネル1のフレキシブルプリント基板4を、支持部31と保護部32との間に挟んで保護する。
続いて、レバー47を上下動させて、刃部6の高さがガラス基板2と偏光板3との間に一致するように、刃部固定機構7の高さ位置を調節し、固定ねじ48を締めて固定する。その後、移動機構8のハンドル部53を操作して、パネル固定機構5をレール溝56に沿って前方へ移動させる。パネル固定機構5を移動させる前(つまり、パネル固定機構5が最も後側に配置されているとき)には、ステージ21及びガラス基板2の端辺は、刃部6の先端と平行になっている(この向きを、当初の向きと称する)。
移動機構8によるパネル固定機構5の移動に伴って、ステージ21は、パネル固定機構5に固定されている液晶表示パネル1の端辺(つまり、ガラス基板の端辺)に対する角度が変化する。図9に示すように、ピン61がカム溝60の溝部aを移動すると、そのピン61の移動に伴って、ステージ21は、図11に示すように、時計回りに所定の角度θだけ回転する。溝部aの前端にピン61が到達したとき又はその前後のタイミングで、刃部6は、ガラス基板2の角部から、ガラス基板2と偏光板3との間に挿入される。
刃部6の先端側には、剥離開始と同時又はそれ以前から、流体供給部41により有機溶剤等の流体が供給されている。すなわち、図示省略のポンプ等からポート43へ供給された流体は、通路42及び分岐通路44を通って、刃部6の先端側へ流出する。流体には、例えば、エタノール又はアセトンを適用することが好ましい。そのことにより、粘着層16の粘着力を低下させて、偏光板3及び粘着層16の剥離除去を容易に行うことが可能となる。
続いて、ピン61がカム溝60の溝部bを移動すると、そのピン61の移動に伴って、ステージ21は前記所定の角度θだけ反時計回りに回転し、溝部bの前端にピン61が到達したときに、図12に示すように、当初の向きに戻る。
その後、ピン61がカム溝60の溝部cを移動すると、そのピン61の移動に伴って、ステージ21は前記当初の向きを維持した状態で、前方へ移動する。このことにより、偏光板3及び粘着層16は、図3に示すように剥離除去されていく。
−実施形態1の効果−
したがって、本実施形態1によると、まず、刃部6をガラス基板2の表面に対して平行に相対移動させるようにしたので、刃部6からガラス基板2へ加わる応力を低減しながら、偏光板3を粘着層16と共にガラス基板2から剥離除去することができる。さらに、傾き変化機構9を設けるようにしたので、パネル固定機構5に固定支持されているガラス基板2の端辺(言い換えれば、液晶表示パネル1の端辺)に対する刃部6の先端の傾きを変化させることができる。すなわち、刃部6がガラス基板2と偏光板3との間に挿入される当初には、図11に示すように、刃部6の先端をガラス基板2の端辺に対して所定の角度θに傾かせることができる。このことにより、矩形状のガラス基板2の角部から刃部を挿入することができるため、刃部6の先端をガラス基板2と偏光板3との間に容易に挿入することができる。さらに、刃部6を刃部固定機構7から脱着可能に構成したので、汎用品のカッター刃であっても、刃部6として好適に使用することができる。
そのことに加え、その後さらに、傾き変化機構9によって、刃部6の傾きを所定の角度θからゼロに変化させることができる。つまり、ガラス基板2の前側の端辺と刃部6の先端とが平行になるようにして、刃部6をガラス基板2の左右方向の端辺方向に沿って相対移動させることができる。その結果、薄型化されたガラス基板2であっても、刃部6の先端に接触して剥離される偏光板3の幅が、ガラス基板2の左右方向の幅と同じ大きさで、刃部6の相対移動に拘わらず一定に維持されるため、刃部6からガラス基板2へ加わる応力を一定に維持でき、液晶表示パネル1のセルギャップの乱れや、ガラス基板2自体の損傷を防止することができる。
さらに、傾き変化機構9による刃部6先端の傾きを、移動機構8による刃部固定機構7の相対移動に伴って変化させるようにしたので、偏光板3をガラス基板2から連続して好適に剥離除去できる。
また、傾き変化機構9がカム溝60及びピン61からなるカム機構を有しているので、刃部6の傾きを簡単な構成によって連続的に変化させることができる。さらに、刃部6の高さを調節する調節機構50を備えるようにしたので、刃部6をより正確にガラス基板2と偏光板3との間に挿入させることが可能となる。
さらにまた、刃部固定機構7に流体供給部41を設けたので、流体供給部41から刃部6の先端へ供給された流体によって、偏光板3を容易に剥離することができる。さらに、流体供給部41が分岐通路44を有するようにしたので、流体を刃部6の先端側に分散して供給できるため、粘着層16を偏光板3と共に確実に剥離除去することが可能となる。さらに、分岐通路44を刃部6自体ではなく、第1刃押さえ部36に形成したので、刃部6については汎用品のカッター刃を適用することが可能となる。
《発明の実施形態2》
図13及び図14は、本発明の実施形態2を示している。尚、以下の実施形態では、図1〜図12と同じ部分については同じ符号を付して、その詳細な説明を省略する。
本実施形態は、上記実施形態1では第1刃押さえ部36に形成した流体供給部41の分岐通路44を、別途設けた板部材40に形成するようにしたものである。
すなわち、図13に示すように、本実施形態の刃部固定機構7は、第1刃押さえ部36と、第2刃押さえ部37と、板部材40とにより構成されている。第1刃押さえ部36の先端部には段差部分が形成され、この段差部分に刃部6が装着される。刃部6が装着されることにより、第1刃押さえ部36の段差は解消され、刃部6の上面と第1刃押さえ部36の上面とが同一の平面を構成する。また、第1刃押さえ部36には、図13及び断面図である図14に示すように、流体ポンプ(図示省略)に接続されるポート45が設けられている。
板部材40は、例えば3つの分岐通路44がスリット状に形成されている。分岐通路44は、第1刃押さえ部36の基端側から先端側へ向かって放射状に延びている。そして、板部材40は、刃部6及び第1刃押さえ部36の上面に重ね合わされる。さらに、第2刃押さえ部37が、板部材40の上面に重ね合わされてボルト等により締結固定されている。
そのことにより、スリット状の分岐通路44は、第1刃押さえ部36及び刃部6の各上面と、第2刃押さえ部37の下面とにより区画されて通路を構成する。そして、流体ポンプから供給された有機溶剤等の流体が、ポート45から分岐通路44へ導入され、分岐通路44の先端から刃部6の先端側へ供給される。このことによっても、上記実施形態1と同様に、偏光板3を容易に剥離除去することができる。
《その他の実施形態》
本発明は、上記実施形態1について、傾き変化機構9がカム機構を有しない構成としてもよい。すなわち、支持ピン58と、カム溝60が形成されたプレート59と、ピン61及びねじ62とを省略し、ハンドル部53にではなくステージ21自体にハンドルを設けることが可能である。
すなわち、使用者は、ステージ21に設けたハンドルを前後方向に移動させることにより、レール溝56に沿ってステージ21を移動させることができると共に、前記ハンドルを左右方向に移動させることにより、ステージ21をスライドワッシャ52周りに回転させることができる。したがって、刃部6の液晶表示パネル1への挿入当初にはステージ21の前端を刃部6に対して所定の角度θで傾けることができ、その後に、ステージ21の傾きを解消し、真っ直ぐ前方へステージ21を移動させることができる。その結果、上記実施形態1と同様に、セルギャップの乱れや、ガラス基板2自体の損傷を防止することが可能となる。
また、ステージ21に、真空ポンプに接続された複数の吸着口を形成し、液晶表示パネル1をこれらの各吸着口により吸着固定するようにしてもよい。このことにより、液晶表示パネル1を確実に固定支持できる点で好ましい。
さらに、レバー47と支持軸35との間に減速ギアを介在させ、例えば減速比を8:1程度に設定してもよい。そのことにより、刃部6の位置を容易に微調整することができる。
また、上記各実施形態では、刃部固定機構7を固定配置する一方、パネル固定機構5を移動させるようにしたが、本発明はこれに限定されず、パネル固定機構5を固定配置する一方、刃部固定機構7を移動させるような装置構成としてもよい。
以上説明したように、本発明は、基板の表面に貼り付けられた偏光板等のフィルムを、その基板から剥離する装置について有用であり、特に、刃部の先端を基板とフィルムとの間に容易に挿入すると共に、電気光学パネルのセルギャップの乱れや、基板自体の損傷を未然に防止する場合に適している。
保護カバーを取り外した状態のフィルム剥離装置の外観を示す斜視図である。 保護カバーを取り付けた状態のフィルム剥離装置の外観を示す斜視図である。 剥離除去される偏光板及び粘着層を示す断面図である。 フィルム剥離装置の要部を示す側面図である。 フィルム剥離装置の外観を示す正面図である。 刃部及び刃部固定機構を示す斜視図である。 刃部固定機構の構造を示す分解斜視図である。 第1刃押さえ部に装着された刃部6及び位置合わせ板を示す斜視図である。 基台及びプレートのカム溝を示す平面図である。 スライドワッシャ、ベアリング及びステージを示す底面図である。 刃部に対して角度θ傾いたステージを示す平面図である。 刃部に対する傾きがゼロに戻ったステージを示す平面図である。 実施形態2の刃部及び刃部固定機構を示す分解斜視図である。 実施形態2の刃部及び刃部固定機構を示す断面図である。
符号の説明
S フィルム剥離装置
θ 所定の角度
1 液晶表示パネル(電気光学パネル)
2 ガラス基板(基板)
3 偏光板(フィルム)
5 パネル固定機構
6 刃部
7 刃部固定機構
8 移動機構
9 傾き変化機構
16 粘着層
21 ステージ
22 ストッパ部
25,26 ガイド軸
31 支持部
32 保護部
35 支持軸(調節機構)
36 第1刃押さえ部
37 第2刃押さえ部
39 位置合わせ板
41 流体供給部
42 通路
42a,42b 開口
43 ポート
44 分岐通路、溝
47 レバー(調節機構)
50 調節機構
52 スライドワッシャ
53 ハンドル部
54 台車部
55 レール部
58 支持ピン
60 カム溝(カム機構)
61 ピン(カム機構)
64 ベアリング

Claims (6)

  1. 矩形状の基板と、該基板の表面に貼り付けられたフィルムとを有する電気光学パネルに対し、前記基板の表面から前記フィルムを剥離除去するためのフィルム剥離装置であって、
    前記電気光学パネルを固定支持するパネル固定機構と、
    前記フィルムを前記基板から剥離するための刃部と、
    前記刃部を固定支持する刃部固定機構と、
    前記刃部固定機構及びパネル固定機構を、該パネル固定機構に固定支持されている前記基板の表面と平行な方向に相対移動させることにより、前記刃部を前記基板と前記フィルムとの間に挿入させる移動機構と、
    前記パネル固定機構に固定支持されている前記基板の端辺に対する前記刃部の先端の傾きを変化させる傾き変化機構と
    を備え
    前記傾き変化機構は、前記刃部が前記基板と前記フィルムとの間に挿入される当初には、前記刃部の先端と前記基板の端辺との傾きを所定の角度に規定すると共に、前記移動機構による前記刃部固定機構の相対移動に伴って、前記刃部の先端と前記基板の端辺との傾きを、前記所定の角度からゼロに変化させることを特徴とするフィルム剥離装置。
  2. 請求項において、
    前記傾き変化機構は、カム機構を有していることを特徴とするフィルム剥離装置。
  3. 請求項1において、
    前記刃部の高さ位置を調節する調節機構を有していることを特徴とするフィルム剥離装置。
  4. 請求項1において、
    前記刃部固定機構は、前記刃部の先端側へ流体を供給するための流体供給部を有していることを特徴とするフィルム剥離装置。
  5. 請求項において、
    前記流体供給部は、前記刃部の基端側から先端側へ放射状に延びると共に流体が流通する分岐通路を有していることを特徴とするフィルム剥離装置。
  6. 請求項1において、
    前記刃部固定機構は、前記刃部を脱着可能に固定支持することを特徴とするフィルム剥離装置。
JP2005257974A 2005-09-06 2005-09-06 フィルム剥離装置 Expired - Fee Related JP4241697B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005257974A JP4241697B2 (ja) 2005-09-06 2005-09-06 フィルム剥離装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005257974A JP4241697B2 (ja) 2005-09-06 2005-09-06 フィルム剥離装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007072101A JP2007072101A (ja) 2007-03-22
JP4241697B2 true JP4241697B2 (ja) 2009-03-18

Family

ID=37933603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005257974A Expired - Fee Related JP4241697B2 (ja) 2005-09-06 2005-09-06 フィルム剥離装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4241697B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4860553B2 (ja) * 2007-06-11 2012-01-25 富士通株式会社 パネル剥がし治具及びパネル剥がし方法
JP2009186962A (ja) 2007-07-17 2009-08-20 Sony Chemical & Information Device Corp 表示装置の製造方法
JP5291973B2 (ja) 2007-07-17 2013-09-18 デクセリアルズ株式会社 表示装置の製造方法
KR101311652B1 (ko) * 2009-02-06 2013-09-25 아사히 가라스 가부시키가이샤 전자 디바이스의 제조 방법 및 이것에 이용하는 박리 장치
KR20130002124A (ko) * 2011-06-28 2013-01-07 삼성전기주식회사 기판 분리 장치 및 기판 분리 방법
JPWO2015012261A1 (ja) * 2013-07-23 2017-03-02 日本電気硝子株式会社 ガラスフィルムの製造方法およびガラスフィルムの剥離方法
WO2015012268A1 (ja) * 2013-07-23 2015-01-29 日本電気硝子株式会社 ガラスフィルムの製造方法およびガラスフィルムの剥離方法
JP2015145306A (ja) * 2014-02-04 2015-08-13 旭硝子株式会社 積層体の剥離開始部作成方法及び剥離開始部作成装置並びに電子デバイスの製造方法
JP6354945B2 (ja) * 2014-07-11 2018-07-11 旭硝子株式会社 積層体の剥離装置及び剥離方法並びに電子デバイスの製造方法
JP6269954B2 (ja) * 2014-07-11 2018-01-31 旭硝子株式会社 積層体の剥離装置及び剥離方法並びに電子デバイスの製造方法
JP2023091928A (ja) * 2021-12-21 2023-07-03 株式会社デザインネットワーク フィルム剥がし装置及びフィルム剥がし方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007072101A (ja) 2007-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4241697B2 (ja) フィルム剥離装置
KR100921716B1 (ko) 필름부착방법 및 필름 부착 장치
JP2009078902A (ja) 剥離装置および剥離方法
US10199295B2 (en) Display panel and method for forming the same
JP2008116969A (ja) 液晶パネル及び液晶パネル製造装置
JP2006259542A (ja) 液晶表示パネルの製造方法
JP2009029561A (ja) フィルム剥離方法およびフィルム剥離装置
KR100720856B1 (ko) 박리장치
CN104385342A (zh) 拆解装置及背光模组拆解方法
KR20070055216A (ko) 편광판 부착 장치 및 방법
JP2008126400A (ja) 接着フィルムカッティング装置、それを有する接着フィルム付着設備、並びにそれを用いた接着フィルムカッティング及び付着方法
TWI672216B (zh) 光學顯示設備之生產系統及生產方法
JP2008272845A (ja) 刃保持構造およびそれを備える切断装置
JP2008139523A (ja) 光学フィルム貼付け方法、光学フィルム貼付け装置、及び表示用パネルの製造方法
JP2008149423A (ja) 刃物及び剥離装置
JP2007271680A (ja) 光学フィルム剥離装置
JP2008194764A (ja) フィルム切断装置
US20160346948A1 (en) Clamping system and substrate-cutting apparatus employing the same
JP4079716B2 (ja) 偏光板貼付装置の偏光板貼り付け方法
JP2007216511A (ja) スクリーン印刷装置
JP2009040016A (ja) スクリーン印刷方法およびスクリーン印刷機
JP2007210265A (ja) 光学フィルム貼付け装置、光学フィルム貼付け方法、及び表示用パネルの製造方法
JP2004191576A (ja) フィルムの剥離装置、フィルムの剥離方法及び電気光学装置の製造方法
EP2871524B1 (fr) Plateau pour machine d'insolation et machine d'insolation le comprenant
JP6144514B2 (ja) スリットノズル、基板処理装置およびスリットノズルの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080812

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080819

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080922

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20080922

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080922

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081209

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081222

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees