JP4238868B2 - 通信端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通信端末装置に関し、特に、指定した相手先を確認して通信できる通信端末装置に関する。
近年、ファクシミリ装置や複合機などの通信端末装置もネットワークに接続されるようになってきた。テンキー操作などによって入力されたファックス番号などをネットワーク上のデータベースを参照して照合し、ファックス番号に一致した宛先の名称情報などを取得し、通信端末装置の操作パネル上に表示させて、名称を確認する装置も登場してきている。
また、従来のファクシミリ装置において、受信した相手先情報が電話帳に登録されているかどうかを照合し、受信した相手先の情報が登録されていない時、未登録であることをレポート出力するものがある(特許文献1)。
特開平10−313374号公報
ところで、データベースに宛先やその名称が登録されていない場合、通信端末装置の不正使用を防ぐ目的や入力ミスによる誤送信を防ぐ目的で、未登録である宛先への通信を禁止する通信端末装置がある。このような通信端末装置では、新規の宛先や臨時に使用する宛先などへ通信することができずに不便であった。また、臨時に使用する宛先の使用を強制的に許可して送信した場合に、記録を残すことが管理上からも望まれる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、未登録である宛先に通信を行う場合の通信管理の効率を向上する通信端末装置を提供することにある。
本発明によれば、ユーザが指定した宛先を受け付ける宛先受付部と、
前記宛先受付部が受け付けた前記宛先を検索キーとして、前記宛先およびその宛先を確定できる名称を宛先情報として登録可能な所定の宛先情報記憶装置内の前記宛先情報を検索する検索部と、
前記検索部による検索結果に基づき前記宛先に一致した宛先情報があるか否かを判定する判定部と、
前記判定部により前記宛先情報があると判定されたとき、前記検索部による前記検索結果に基づき前記宛先情報に前記名称が登録済みか否かを判定する第2の判定部と、
前記第2の判定部により前記名称が未登録と判定された場合、前記宛先への送信を行う前に、前記名称が未登録である旨をユーザに報知する報知部と、
前記名称が未登録である前記宛先への前記ユーザからの送信指示を受け付ける送信指示受付部と、
前記第2の判定部により前記名称が未登録と判定された場合、前記送信指示受付部が前記送信指示を受け付けた後に、前記宛先への送信処理を行う送信処理部と、
前記判定部により前記宛先情報がないと判定されたとき、所定の処理を行う処理部と、
を備えることを特徴とする通信端末装置が提供される。
本発明の通信端末装置は、たとえば、インターネットファクシミリ装置、複合機、PSTN(Public Switched Telephone Network:公衆交換電話網)に接続されるG3またはG4ファクシミリ装置、電話機、およびIP電話機、Eメール端末、携帯電話機やPDAなどの携帯端末、パーソナルコンピュータなどのコンピュータを含むことができる。
ユーザが指定する宛先とは、通信端末装置が通信を行う相手先を示す情報であり、たとえば、電話番号、ファクシミリ番号、インターネットファクシミリ番号、電子メールアドレス、およびIPアドレスを含む。宛先は、たとえば、操作キーを使用してユーザが入力して指定する、あるいは、電子メールやウェブページに記載された情報を使用して指定することもできる。
所定の宛先情報記憶装置とは、たとえば、通信端末装置内の電子アドレス帳、外部の記憶装置、およびネットワークを介して接続されたディレクトリサービスなどによって提供されるデータベースとすることができる。宛先情報記憶装置は、複数の登録者について複数の属性を有するアドレス情報、たとえば、名称、会社名、所属部署、電話番号、ファックス番号、IPファックス番号、メールアドレスなどが登録されている。また、検索対象となる宛先情報記憶装置は少なくとも一つを予め指定することができ、随時選択または変更することもできる。
この発明によれば、ユーザが指定した宛先をデータベースなどと照合し、宛先が存在する場合に送信を許可するので、指定以外の宛先への不正な送信を防止することが可能となり、通信管理の効率が向上する。また、宛先の入力ミスなどによる誤送信を防ぐこともでき、信頼性が向上する。宛先が存在しない場合は、所定の処理を行うことができる。
なお、報知部は、たとえば、名称が存在しないことを通知するメッセージを表示する表示部や音声出力する音声出力部などである。この構成によれば、データベースに名称が存在しないために宛先が確定できない場合に、その旨をユーザに通知し、確認を促すことができる。
上記通信端末装置において、前記処理部は、前記判定部により前記宛先情報がないと判定された前記宛先への送信を禁止する禁止部を含むことができる。この構成によれば、宛先が存在しない場合に送信を禁止するので、指定以外の宛先への不正な送信を防止したり、宛先の入力ミスによる誤送信を防いだりすることができる。
上記通信端末装置において、前記処理部は、前記判定部により前記宛先情報がないと判定された前記宛先を提示する提示部と、前記提示部に提示された前記宛先への送信を許可する指示をユーザから受け付ける送信指示受付部と、前記送信指示受付部が受け付けた前記送信指示に呼応して前記宛先への送信を許可する許可部と、前記許可部が送信を許可した前記宛先への送信情報を記録する記録部と、を含むことができる。
上記通信端末装置において、前記処理部は、ユーザが入力した識別情報およびパスワードを受け付ける認証情報受付部と、前記識別情報および前記パスワードにより前記ユーザの認証を行う認証部と、を含むことができ、前記許可部は、前記認証部が前記ユーザを認証した場合に前記宛先への送信を許可し、前記記録部は、前記送信情報に前記ユーザの前記識別情報を含めることができる。
この構成によれば、データベースに登録されていない宛先に送信を許可する場合に、送信者を記録して管理することが可能となる。
上記通信端末装置において、前記第2の判定部により前記名称が未登録と判定された場合に通知を行う通知先を登録する通知先登録部と、前記第2の判定部により前記名称が未登録と判定された場合、前記通知先に、前記宛先の前記名称が未登録である旨を通知する通知部と、をさらに備えることができる。
この構成によれば、管理者など所定の通知先に名称が未登録である宛先を通知することができるので、管理者が宛先の名称を登録するなどの処置を施すことが可能となる。
本発明によれば、ユーザが指定した宛先を受け付ける宛先受付部と、
前記宛先受付部が受け付けた前記宛先を検索キーとして所定の宛先情報記憶装置内の宛先情報を検索する検索部と、
前記検索部による検索結果に基づき前記宛先に一致した宛先情報があるか否かまたは前記宛先情報があるときに前記宛先を確定できる名称が登録済みか否かを判定する判定部と、
前記判定部により前記宛先情報がない、または前記名称が未登録と判定されたとき、前記宛先に送信処理を行う前に、前記宛先または前記名称を前記宛先情報として前記宛先情報記憶装置に登録する指示を受け付ける登録受付部と、
前記登録受付部が受け付けた前記宛先または前記名称を前記宛先情報として前記宛先情報記憶装置に登録する登録部と、
前記登録部により前記宛先情報として前記宛先または前記名称が登録された後、前記宛先に送信処理を行う送信処理部と、
を備えることを特徴とする通信端末装置が提供される。
この発明によれば、データベースに登録されていない宛先には送信を許可せず、登録処理を行ってから送信処理を行うことができるので、指定以外の宛先への不正な送信を防止することが可能となり、通信管理効率が向上する。また、登録後はその宛先への送信が可能となるので使い勝手が向上する。以後の宛先の入力ミスなどによる誤送信を防ぐこともでき、信頼性が向上する。
上記通信端末装置において、前記ユーザに識別情報およびパスワードの入力を促し、前記入力を受け付ける認証情報受付部と、前記認証情報受付部が受け付けた前記識別情報および前記パスワードにより前記ユーザの認証を行う認証部と、を含むことができ、前記認証部が前記ユーザを認証した場合にのみ前記登録部による登録を許可することができる。
この構成によれば、認証されたユーザのみが登録処理を行うことができるので、不正な登録を防ぐことができ、信頼性が向上する。
上記通信端末装置において、前記宛先情報記憶装置は、ディレクトリサーバのデータベースとすることができる。
上記通信端末装置において、前記登録部により前記宛先情報として前記宛先または前記名称が登録された後、登録された前記宛先情報を所定の通知先に通知する登録通知部をさらに備えることができる。
また、上記通信端末装置において、前記ユーザ毎に前記登録部による登録を許可するか否かを前記ユーザ毎に設定して条件として記憶する条件記憶部をさらに含むことができ、前記条件に従って、前記認証部が認証した前記ユーザが前記登録部による登録を許可されている場合に前記登録部による登録を許可することができる。
さらに、上記通信端末装置において、前記ユーザによる同報指定を受け付ける同報指示受付部と、前記同報指定を受け付けたとき、前記宛先受付部で受け付けた複数の前記宛先を順次記憶する宛先記憶部と、を備えることができ、前記禁止部は、前記判定部により前記宛先情報がないと判定された前記宛先を前記宛先記憶部から削除し、前記送信処理部は、前記宛先記憶部に記憶された前記宛先への送信処理を行うことができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、未登録である宛先に通信を行う場合の通信管理の効率を向上する通信端末装置が提供される。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、本発明の実施の形態に係る通信端末装置のネットワーク構成を示すブロック図である。本実施形態の通信端末装置10は、ネットワーク40を介して複数のディレクトリサーバ(図中、「サーバ」と示す)42に接続される。各ディレクトリサーバ42は、様々な情報が蓄積されたデータベース(不図示)を有する。通信端末装置10は、ディレクトリサーバ42に検索条件を送信して検索を実行させ、ディレクトリサーバ42から検索結果を取得する。通信端末装置10は、たとえば、LDAPに基づくディレクトリサービスを利用して、LDAPに基づく検索をディレクトリサーバ42に実行させる。
本実施の形態において、ディレクトリサーバ42のデータベースには、複数の登録者について複数の属性を有するアドレス情報、たとえば、名前、会社名、所属部署、電話番号、ファックス番号、IPファクス番号、メールアドレスなどが格納されている。本実施の形態において、通信端末装置10は、相手先のアドレス情報を得るために、ディレクトリサーバ42に問い合わせを行うことができる。
また、通信端末装置10は、他の通信端末装置と複数の通信経路を介して通信が可能である。通信端末装置10は、たとえば、PSTN24を通じて、他の電話機30および他のファックス端末31(FAX端末)と通話および通信する。また、通信端末装置10は、たとえば、インターネットやLANなどのネットワーク26を通じて、他のEメール端末(E−mail端末)33、他のIP電話機34、他のインターネットファックス端末(I−FAX端末)35、および他の携帯端末36との通話および通信する。
電話機30は、無線基地局(不図示)および無線中継局(不図示)をさらに介して接続される他の携帯電話端末(不図示)であってもよい。ファックス端末31は、PSTN24を通じて通信する他のG3またはG4ファックス端末である。Eメール端末33、IP電話機34、インターネットファックス端末35、および携帯端末36は、インターネットやLANなどのネットワークを介して通信する他のコンピュータなどの通信端末装置、他のIP電話機および他のインターネットファックス端末である。
本実施形態において、通信端末装置10は、たとえば、ネットワークファクシミリ装置、複合機、インターネットファックスなどである。他の実施形態において、通信端末装置10は、PSTNに接続されるG3またはG4ファクシミリ装置、電話機、IP電話機、Eメール端末、携帯電話機やPDAなどの携帯端末、パーソナルコンピュータなどのコンピュータなどであってもよい。なお、図1において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してあり、たとえば、ファクシミリ装置や電話装置の構成であるスキャナ部、画像処理部、記録部、モデム、NCU(Network Control Unit)、音声出力部、集音部および音声処理部などは図示されていない。
たとえば、本実施形態の通信端末装置10で電子アドレス帳などに登録されていない宛先にファクシミリ送信を行う場合、ユーザは通信端末装置10の操作パネルのダイヤルキーを操作してファックス番号の入力を行い、送信を行うことができる。通信端末装置10は、手入力されたファックス番号をディレクトリサーバ42のデータベースと照合し、宛先が存在する場合にのみ送信を許可し、存在しない場合は所定の処理を行ってから送信を許可する。
本実施形態の通信端末装置10は、通信部12と、操作部14と、表示部16と、制御部18と、記憶装置20と、インタフェース部(I/F)22と、を含む。
通信端末装置10の各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。以下説明する各図は、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
通信部12は、PSTN24を介した電話機30、ファックス端末31などとの通信と、ネットワーク26を介したEメール端末33、IP電話機34、インターネットファックス端末35および携帯端末36などとの通信を行うためのインタフェース機能をそれぞれ有する。
操作部14は、通信端末装置10のユーザから各種設定および入力等の指示を受け付ける。操作部14は、たとえば、操作ボタン、スイッチ、レバー、キーボード、タッチパネルなどである。本実施形態において、操作部14は、操作パネル(不図示)に設けられたダイヤルキー(テンキー)、ファクシミリ通信指示キー、同報指定キー、送信開始指示キー、編集指示キーなどを含む。表示部16は、各種情報表示、操作画面表示、通信端末装置10の動作や状態表示などを行う。表示部16は、たとえば、ランプ、LED、CRTモニタ、液晶ディスプレイなどである。
制御部18は、通信端末装置10の各種要素とともに装置全体を制御する。記憶装置20は、通信端末装置10の動作を制御するプログラムを記憶するプログラム領域と、プログラムが制御部18によって実行されるとき作業領域として使用される作業領域と、を含むことができる。また、記憶装置20は、後述するキー入力バッファ、検索結果記憶部、宛先記憶部、処理条件記憶部、送信データ記憶部、および送信履歴記憶部を含む。また、記憶装置20は、電子アドレス帳などの情報を記憶する記憶領域を含んでもよい。
インタフェース部22は、ネットワーク40を介して接続された複数のディレクトリサーバ42との通信を行う。なお、図1ではネットワーク40およびネットワーク26を介した通信を、通信部12およびインタフェース部22によってそれぞれ行っているが、これに限定されるものではなく、同じインタフェース部で行ってもよい。
図2は、本実施の形態の通信端末装置10の概略機能ブロック図である。本発明の実施の形態の通信端末装置10は、ユーザが指定した宛先を受け付ける宛先受付部(入力受付部102)と、宛先受付部(入力受付部102)が受け付けた宛先を検索キーとして所定の宛先情報記憶装置(図1のディレクトリサーバ42)内の宛先情報を検索する検索部112と、検索部112による検索結果に基づき宛先に一致した宛先情報があるか否かを判定する判定部116と、判定部116により宛先情報があると判定されたとき、宛先に送信処理を行う送信処理部130と、判定部116により宛先情報がないと判定されたとき、所定の処理を行う処理部(処理条件記憶部120、処理決定部122、送信処理部130、送信制御部134、通知部136、登録処理部138、記録部140)と、を備える。
また、通信端末装置10において、処理部(処理決定部122)は、判定部116により宛先情報がないと判定された宛先への送信を禁止する禁止部(送信制御部134)を含むことができる。さらに、通信端末装置10において、処理部(処理決定部122)は、判定部116により宛先情報がないと判定された宛先を提示する提示部(通知部136、表示部16)と、提示部(通知部136、表示部16)に提示された宛先への送信を許可する指示をユーザから受け付ける送信指示受付部(操作部14)と、送信指示受付部(操作部14)が受け付けた送信指示に呼応して宛先への送信を許可する許可部(送信制御部134)と、許可部(送信制御部134)が送信を許可した宛先への送信情報を記録する記録部140と、を含むことができる。
また、通信端末装置10において、処理部(処理決定部122)は、ユーザが入力した識別情報およびパスワードを受け付ける認証情報受付部(不図示)と、識別情報およびパスワードによりユーザの認証を行う認証部(不図示)と、を含むことができ、許可部(送信制御部134)は、認証部がユーザを認証した場合に宛先への送信を許可し、記録部140は、送信情報にユーザの識別情報を含めることができる。
また、通信端末装置において、宛先情報記憶装置(図1のディレクトリサーバ42)は、宛先およびその宛先を確定できる名称を宛先情報に登録可能であり、判定部116により宛先情報があると判定されたとき、検索部112による検索結果に基づき宛先情報に名称が登録済みか否かを判定する第2の判定部(判定部116)と、第2の判定部(判定部116)により名称が未登録と判定された場合、宛先への送信を行う前に、名称が未登録である旨をユーザに報知する報知部(通知部136)と、名称が未登録である宛先へのユーザからの送信指示を受け付ける送信開始受付部108と、を備え、送信処理部130は、第2の判定部(判定部116)により名称が未登録と判定された場合、送信開始受付部108が送信指示を受け付けた後に、宛先への送信処理を行うことができる。
また、通信端末装置10において、第2の判定部(判定部116)により名称が未登録と判定された場合に通知を行う通知先を登録する通知先登録部(通知部136)と、第2の判定部(判定部116)により名称が未登録と判定された場合、通知先に、宛先の名称が未登録である旨を通知する通知部(通知部136)と、をさらに備えることができる。
また、通信端末装置10は、ユーザが指定した宛先を受け付ける宛先受付部(入力受付部102)と、宛先受付部(入力受付部102)が受け付けた宛先を検索キーとして所定の宛先情報記憶装置(図1のディレクトリサーバ42)内の宛先情報を検索する検索部112と、検索部112による検索結果に基づき宛先に一致した宛先情報があるか否かまたは宛先情報があるときに宛先を確定できる名称が登録済みか否かを判定する判定部116と、判定部116により宛先情報がない、または名称が未登録と判定されたとき、宛先に送信処理を行う前に、宛先または名称を宛先情報として宛先情報記憶装置(図1のディレクトリサーバ42)に登録する指示を受け付ける登録受付部(登録処理部138)と、登録受付部(登録処理部138)が受け付けた宛先または名称を宛先情報として宛先情報記憶装置(図1のディレクトリサーバ42)に登録する登録部(登録処理部138)と、登録部(登録処理部138)により宛先情報として宛先または名称が登録された後、宛先に送信処理を行う送信処理部130と、を備える。
さらに、通信端末装置において、ユーザに識別情報およびパスワードの入力を促し、入力を受け付ける認証情報受付部(不図示)と、認証情報受付部が受け付けた識別情報およびパスワードによりユーザの認証を行う認証部(不図示)と、を含み、認証部がユーザを認証した場合にのみ登録部(登録処理部138)による登録を許可することができる。
また、本実施形態において、上述の通信端末装置10の動作を制御するプログラムは、ユーザが指定した宛先を受け付ける宛先受付部(入力受付部102)と、宛先受付部(入力受付部102)が受け付けた宛先を検索キーとして所定の宛先情報記憶装置(図1のディレクトリサーバ42)内の宛先情報を検索する手段(検索部112)、検索する手段(検索部112)による検索結果に基づき宛先に一致した宛先情報があるか否かを判定する手段(判定部116)、判定する手段(判定部116)により宛先情報があると判定されたとき、宛先に送信処理を行う手段(送信処理部130)、判定する手段(判定部116)により宛先情報がないと判定されたとき、所定の処理を行う手段(処理条件記憶部120、処理決定部122、送信処理部130、送信制御部134、通知部136、登録処理部138、記録部140)、として機能させるためのものである。
詳細には、通信端末装置10は、入力受付部102と、キー入力バッファ104と、同報受付部106と、送信開始受付部108と、検索キー決定部110と、検索部112と、検索結果記憶部114と、判定部116と、宛先記憶部118と、処理条件記憶部120と、処理決定部122と、送信処理部130と、送信データ記憶部132と、送信制御部134と、通知部136と、登録処理部138と、記録部140と、送信履歴記憶部142と、を備えている。以下、図1および図2を用いて説明する。
入力受付部102は、宛先情報として操作部14のテンキーなどを用いてユーザが入力した英数字または文字などの文字列を受け付ける。宛先情報とは、通信端末装置が通信を行う相手先を示す情報であり、たとえば、電話番号、ファクシミリ番号、インターネットファクシミリ番号、電子メールアドレス、およびIPアドレスを含む。なお、入力受付部102は、電子メールやウェブページに記載されたメールアドレスなどの文字列を受け付けることもできる。キー入力バッファ104は、入力受付部102が受け付けた文字列を一時的に記憶する。
同報受付部106は、ユーザによる操作部14の同報指定キーの操作を受け付ける。送信開始受付部108は、ユーザによる操作部14の送信開始指示キーの操作を受け付ける。検索キー決定部110は、同報受付部106または送信開始受付部108が各キー操作を受け付けたとき、キー入力バッファ104に一時的に記憶されていた文字列を検索キーとして決定し、検索部112に受け渡す。また、検索キー決定部110は、検索キーとして決定した文字列で示される宛先情報を宛先記憶部118に記憶する。
検索部112は、検索キー決定部110が決定した文字列を検索キーとしてインタフェース部22を介してディレクトリサーバ42のデータベースを検索する。ディレクトリサーバ42のデータベースには、たとえば、複数の登録者の名称、ファックス番号、IPファックス番号、メールアドレス、電話番号、IP電話番号などのアドレス情報が格納されている。たとえば、検索部112は、入力受付部102でテンキーを用いて入力されたファックス番号を検索キーとしてディレクトリサーバ42のデータベースを検索し、検索キーと一致するファックス番号および名称などのアドレス情報を取得する。検索結果は検索結果記憶部114に記憶される。
検索結果記憶部114は、検索部112が取得した宛先と一致するファックス番号および名称を記憶する。判定部116は、検索部112による検索結果に基づき宛先に一致するファックス番号またはファックス番号に対応する名称がディレクトリサーバ42のデータベースに登録済みか否かを判定する。宛先記憶部118は、検索キー決定部110で宛先として決定されたファックス番号を記憶する。同報受付部106によって同報指定された場合、順次複数のファックス番号を記憶することができる。
処理条件記憶部120は、処理決定部122による処理を分岐する条件を予め記憶する。たとえば、データベースに未登録である宛先または名称のユーザによる登録許可するか否かの登録許可設定を記憶する。登録許可は装置全体で設定してもよいし、ユーザ毎に設定することもできる。また、データベースに未登録である宛先または名称のユーザによる登録を行う場合、上記認証により登録処理にプロテクトをかけるか否かのプロテクト設定を記憶する。
処理決定部122は、判定部116における判定結果および処理条件記憶部120の設定に基づき入力受付部102で受け付けた宛先への送信処理を決定する。送信処理部130は、処理決定部122からの指示に従って、送信処理を開始する。送信データ記憶部132は、図示されないスキャナなどから読み込まれた原稿の画像データが記憶されている。送信データ記憶部132は、図示されないメール作成部によって作成されたメール本文や、指定された添付ファイルなどを記憶することもできる。送信処理部130は、送信データ記憶部132に記憶された送信データを宛先記憶部118に記憶されている宛先に送信するように通信部12に指示する。同報指定されている場合は、複数の相手先に同報通信を指示する。
ファクシミリ送信の場合は、たとえば、通信部12は、メモリ送信なら入力されたファックス番号でメモリ蓄積を開始する。スキャナ送信なら入力されたファックス番号でダイヤルを開始する。通信部12はPSTN24を介して他のファックス端末31に回線を接続し、原稿の画像データのファクシミリ送信を行う。
送信制御部134は、処理決定部122からの指示に従い、送信を禁止すると決定された宛先を宛先記憶部118から削除し、送信処理部130における当該宛先への送信処理を禁止する。また、送信制御部134は、処理決定部122からの指示に従い、送信を許可すると決定された宛先への送信処理の許可を送信処理部130に指示する。さらに、送信制御部134は、処理決定部122からの指示に従い、送信を一旦保留と決定された宛先への送信処理を一旦中止するよう送信処理部130に指示する。
通知部136は、処理決定部122からの指示に従い、表示部16にメッセージを表示したり、スピーカ(不図示)から音声出力やアラーム音などを出力したりする。あるいは、通知部136は、処理決定部122からの指示に従い、通知を行う通知先として予め記憶装置20に登録されている管理者などの通知先に通知を行う。通知部136は、たとえば、電子メールやインスタントメッセージなどによりインタフェース部22を介してネットワーク(不図示)上の他の管理者などのコンピュータ(不図示)に通知を行うことができる。通知先は、たとえば、電子メールアドレス、IPアドレスなどを含むことができる。
登録処理部138は、処理決定部122からの指示に従い、宛先や名称を含む宛先情報の登録をユーザに促し、指示を受け付ける登録受付部(不図示)と、登録受付部が受け付けた宛先または名称を宛先情報としてディレクトリサーバ42のデータベースにインタフェース部22を介して登録する登録部(不図示)と、を含む。登録後、登録処理部138は処理決定部122を介して送信処理部130に登録された宛先への送信許可を指示する。
なお、登録処理部138は、処理条件記憶部120に設定されているデータベースに未登録である宛先または名称のユーザによる登録を可能にするか否かの登録許可設定に従い、登録許可設定がオンの場合に上記登録処理を行う。
また、登録処理部138は、ユーザが操作部14を介して入力した識別情報およびパスワードを受け付ける認証情報受付部(不図示)と、識別情報およびパスワードによりユーザの認証を行う認証部(不図示)と、を含むことができる。送信制御部134は、認証部がユーザを認証した場合に当該宛先への送信を許可する。
なお、登録処理部138は、処理条件記憶部120に設定されているプロテクト設定に従い、必要に応じて認証処理を行い、プロテクトを解除する処理を行う。
記録部140は、処理決定部122からの指示に従い、送信履歴を記録する。記録部140は、送信処理部130が送信処理を行った宛先の名称、送信時刻、送信時間、送信枚数、および送信結果を記録する。さらに、記録部140は、送信処理を行った宛先(ファックス番号やメールアドレス)がデータベースにあるか否かを示す情報を記録する。また、データベースに宛先がなかったときに、強制的に送信を行ったか否かを示す情報を記録する。また、認証されたユーザによって強制的に送信を行った場合、そのユーザを示すユーザIDやユーザ名などを記録する。
図3は、図2の通信端末装置10の記録部140が記録する送信履歴の一例を示す図である。送信履歴150は、通信端末装置10が送信した宛先の名称と、データベース(DB)に宛先に一致するファックス番号があったか否かを示す情報(図3の「DB」に「有」または「無」と記録)と、ファックス番号がなかった場合(図3のDBの「無」)に、強制的に送信を行ったことを示す情報(「無/強制」と記録)と、を記録する。さらに、送信時刻(Time)、送信時間(Minutes)、送信枚数(Page)、送信結果(Result)、および認証されたユーザによって強制的に送信されたとき、ユーザIDを記録する。
図2に戻り、送信履歴記憶部142は、送信履歴150を記憶する。記録部140は、ユーザからの履歴出力指示または自動的に、送信履歴記憶部142に記憶された送信履歴150を印字出力部(不図示)からプリントアウトまたは表示部16に画面表示することができる。
処理決定部122の処理について、以下に詳細に説明する。処理決定部122は、処理条件記憶部120に記憶されている所定の条件に従って送信処理部130、送信制御部134、通知部136、登録処理部138、および記録部140への指示を行う。
処理決定部122は、入力受付部102で受け付けた宛先(ファックス番号)に一致する宛先情報がデータベースにあると判定部116により判定されたとき、当該宛先への送信処理の許可を送信制御部134に指示する。送信制御部134は、処理決定部122からの指示に従い、送信処理部130に送信処理の開始を指示する。
処理決定部122は、入力受付部102で受け付けた宛先(ファックス番号)に一致する宛先情報がデータベースにないと判定部116により判定されたとき、当該宛先への送信処理の保留を送信制御部134に指示する。送信制御部134は、処理決定部122からの指示に従い、送信処理部130に送信処理を一旦保留するよう指示する。
処理決定部122は、判定部116により宛先情報がデータベースにないと判定された宛先を提示する指示を通知部136に行う。通知部136は、処理決定部122からの指示に従い、表示部16上にデータベースに宛先が存在しない旨を通知し、ユーザに確認するメッセージを表示する。処理決定部122は、通知部136がユーザに通知した宛先への送信を許可する指示をユーザから操作部14を介して受け付ける。受け付けた送信指示に呼応して当該宛先への送信を許可する指示を送信制御部134に指示する。そして送信制御部134が処理決定部122からの指示に従い、送信処理部130に送信指示を行う。送信処理が終了した後、処理決定部122は、上記送信を許可した宛先への送信処理部130における送信情報を送信履歴150に記録する指示を記録部140に指示する。
処理決定部122は、判定部116により宛先情報がデータベースにないと判定された宛先をデータベースに登録するか否かをユーザに問い合わせるメッセージを表示するよう通知部136に指示する。通知部136は、処理決定部122からの指示に従い、表示部16に宛先の登録を行うかを問い合わせる画面を表示する。
処理決定部122は、宛先の登録を行う指示をユーザから操作部14を介して受け付け、登録処理部138に通知する。登録処理部138は、登録情報として宛先および名称を含む宛先情報をユーザから操作部14を介して受け付ける。登録処理部138は、受け付けた登録情報をインタフェース部22を介してディレクトリサーバ42のデータベースに登録する。
処理決定部122は、判定部116によりデータベースに宛先情報があり、かつその宛先の名称が未登録と判定された場合、当該宛先への送信を一旦保留するよう送信制御部134に指示し、名称が未登録である旨をユーザへの報知を通知部136に指示する。通知部136は、処理決定部122からの指示に従い、メッセージを表示部16に表示したり、スピーカから音声出力したりする。さらに、処理決定部122は操作部14を介してユーザからの送信指示を受け付け、送信制御部134に当該宛先への送信を許可する指示を行う。そして、記録部140に送信情報を記録する指示を行う。
また、処理決定部122は、判定部116によりデータベースに宛先情報があり、かつその宛先の名称が未登録と判定された場合、当該宛先への送信を一旦保留するよう送信制御部134に指示する。そして処理決定部122は、名称が未登録である旨を所定の通知先に通知するよう通知部136に指示する。通知部136は処理決定部122からの指示に従い、所定の通知者にインタフェース部22を介してメールやインスタントメッセージで通知する。
処理決定部122は、判定部116によりデータベースに宛先または名称が未登録であると判定されたとき、当該宛先への送信処理を一旦保留するよう送信制御部134に指示する。さらに、処理決定部122は、登録処理部138に未登録の宛先または名称の登録要求を指示する。登録処理部138は、上述したように処理決定部122からの指示に従い、当該宛先または名称の登録処理を行う。登録後、処理決定部122は、送信制御部134に当該宛先への送信の許可を指示する。
また、処理決定部122は、データベースへの登録許可設定がオフの場合と、データベースへの登録要求をユーザがしなかった場合に、入力されたファックス番号を編集可能な編集モードに移行するよう編集部(不図示)に指示する。編集部は、キー入力バッファ104に記憶されているファックス番号の編集操作を入力受付部102から受け付け、編集を行う。このとき、処理決定部122は、送信制御部134に当該宛先への送信を一旦保留にするよう指示する。
このように構成された本実施形態の通信端末装置10の動作について、以下に説明する。図4は、本実施形態の通信端末装置10の動作の一例を示すフローチャートである。ここでは、通信端末装置10において、ファクシミリ送信が指示された場合を例として説明するが、これに限定されない。メール送信や他の通信処理時も同様である。以下、図1乃至図4を用いて説明する。
ファックス送信モードにおいて(S11のYES)、本処理が開始する。通信端末装置10において、入力受付部102がファックス番号のダイヤル入力を受け付け(S13のYES)、キー入力バッファ104に入力された番号を記憶する(S15)。送信開始受付部108が送信開始指示キーの押下を受け付けたとき(S17のYES)、あるいは、同報受付部106が同報指定キーの押下を受け付けたとき(S17のNOかつS19のYES)、検索キー決定部110はキー入力バッファ104に記憶されている入力番号を検索キーとして決定する。そして検索部112が検索キー決定部110で決定された検索キーでインタフェース部22を介してディレクトリサーバ42のデータベースを検索する(S21)。検索部112で検索された結果は検索結果記憶部114に記憶される。
そして、判定部116は、検索結果に基づき入力番号に一致する宛先情報があるか否かを判定する(S23)。入力番号に一致する宛先情報がある場合(S23のYES)、処理決定部122は、データベースに登録されているファックス番号に相当する名称を表示するよう通知部136に指示する。通知部136は、処理決定部122からの指示に従い、ファックス番号に相当する名称を表示部16に表示する(S25)。
そして、処理決定部122は、送信制御部134に当該ファックス番号への送信の許可を指示する。送信制御部134は、送信処理部130に当該ファックス番号への送信を指示する。送信処理部130は、送信データ記憶部132に記憶されている送信データを当該ファックス番号宛に送信を開始する(S27)。たとえば、メモリ送信時には、当該ファックス番号でメモリ蓄積を開始する。また、スキャナ送信時には、当該ファックス番号でダイヤルを開始する。そして、送信処理部130は通信部12を介して当該ファックス番号への送信データの送信を行う(S29)。そして、本処理を終了する。
また、ステップS23において、入力番号に一致する宛先情報がない場合(S23のNO)、処理決定部122は、入力されたファックス番号がデータベースに未登録である旨を示すメッセージを表示するよう通知部136に指示する。処理決定部122からの指示に従い、通知部136は、表示部16にメッセージを表示する(S31)。そして、処理条件記憶部120を参照し、データベースへの登録許可設定がオンか否かを判別する(S33)。
登録許可設定時(S33のYES)、処理決定部122は登録処理部138に登録処理を指示する。登録処理部138は処理決定部122からの指示従い、ユーザに登録を行うか否かを問い合わせる(S37)。
登録する場合(S37のYES)、さらに処理条件記憶部120を参照し、登録用プロテクト設定に基づき、登録用プロテクト設定がオンの場合、プロテクト解除を行うためにユーザの認証処理を行うよう登録処理部138に指示する。登録処理部138は、処理決定部122からの指示に従い、認証用ユーザIDおよびパスワードの入力を要求し、受け付けたユーザIDおよびパスワードでユーザ認証処理を行う(S39)。登録用プロテクト設定がオフの場合はそのまま次の登録処理に進む。
ユーザが認証されプロテクトが解除された後、登録処理部138はデータベースへのエントリに必要なファックス番号以外のパラメータの入力をユーザに促し、入力を受け付ける。そして、受け付けた名称を含むパラメータ(宛先情報)をインタフェース部22を介してディレクトリサーバ42のデータベースに登録する(S41)。
処理決定部122は、登録処理部138により宛先情報が登録された後、登録されたエントリを通知するように通知部136に指示する。通知部136は処理決定部122からの指示に従い、所定の管理者の通知先にインタフェース部22を介してメールにて登録された宛先情報を通知する(S43)。そしてステップS13に戻る。
なお、ステップS33でデータベースへの登録許可設定がオフの場合(S33のNO)またはデータベースへの登録の要求をユーザがしなかった場合(S37のNO)、入力されたファックス番号の編集モードに移行する(S35)。このとき、処理決定部122は、送信制御部134に当該宛先への送信を禁止するよう指示する。そして、ステップS13に戻る。
以上説明したように、本発明の実施の形態の通信端末装置10によれば、ユーザが指定した宛先をデータベースなどと照合し、宛先が存在する場合に送信を許可するので、指定以外の宛先への不正な送信を防止することが可能となり、通信管理の効率が向上する。また、宛先の入力ミスなどによる誤送信を防ぐこともでき、信頼性が向上する。宛先が存在しない場合は、所定の処理を行うことができる。
また、宛先が存在しない場合に送信を禁止することができるので、指定以外の宛先への不正な送信を防止したり、宛先の入力ミスによる誤送信を防いだりすることができる。さらに、データベースに登録されていない宛先に送信を許可する場合に、送信者を記録して管理することが可能となる。また、データベースに名称が存在しないために宛先が確定できない場合に、その旨をユーザに通知し、確認を促すことができる。さらに、管理者など所定の通知先に名称が未登録である宛先を通知することができるので、管理者が宛先の名称を登録するなどの処置を施すことが可能となる。
さらに、上記実施形態によれば、データベースに登録されていない宛先には送信を許可せず、登録処理を行ってから送信処理を行うことができるので、指定以外の宛先への不正な送信を防止することが可能となり、通信管理効率が向上する。また、登録後はその宛先への送信が可能となるので使い勝手が向上する。以後の宛先の入力ミスなどによる誤送信を防ぐこともでき、信頼性が向上する。また、認証されたユーザのみが登録処理を行うことができるので、不正な登録を防ぐことができ、信頼性が向上する。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
たとえば、上記実施形態において、入力受付部102は、ファックス番号の入力を受け付ける場合を例として説明しているがこれに限定されない。たとえば、メールアドレス、IPファックス番号、および電話番号などを含むことができる。そして、検索部112は受け付けたメールアドレス、IPファックス番号、および電話番号を検索キーとしてディレクトリサーバ42のデータベースを検索し、名称を取得することができる。そして、送信処理部130は、通信部12を介して該当する宛先にメール送信、IPファックス、および発呼することができる。
本発明の実施の形態に係る通信端末装置のネットワーク構成を示すブロック図である。 図1の通信端末装置の概略機能ブロック図である。 図1の通信端末装置において記録される送信履歴の一例を示す図である。 図1の通信端末装置の動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 通信端末装置
12 通信部
14 操作部
16 表示部
18 制御部
20 記憶装置
22 インタフェース部
26 ネットワーク
30 電話機
31 ファックス端末
33 Eメール端末
34 IP電話機
35 インターネットファックス端末
36 携帯端末
40 ネットワーク
42 ディレクトリサーバ
102 入力受付部
104 キー入力バッファ
106 同報受付部
108 送信開始受付部
110 検索キー決定部
112 検索部
114 検索結果記憶部
116 判定部
118 宛先記憶部
120 処理条件記憶部
122 処理決定部
130 送信処理部
132 送信データ記憶部
134 送信制御部
136 通知部
138 登録処理部
140 記録部
142 送信履歴記憶部
150 送信履歴

Claims (11)

  1. ユーザが指定した宛先を受け付ける宛先受付部と、
    前記宛先受付部が受け付けた前記宛先を検索キーとして、前記宛先およびその宛先を確定できる名称を宛先情報として登録可能な所定の宛先情報記憶装置内の前記宛先情報を検索する検索部と、
    前記検索部による検索結果に基づき前記宛先に一致した宛先情報があるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により前記宛先情報があると判定されたとき、前記検索部による前記検索結果に基づき前記宛先情報に前記名称が登録済みか否かを判定する第2の判定部と、
    前記第2の判定部により前記名称が未登録と判定された場合、前記宛先への送信を行う前に、前記名称が未登録である旨をユーザに報知する報知部と、
    前記名称が未登録である前記宛先への前記ユーザからの送信指示を受け付ける送信指示受付部と、
    前記第2の判定部により前記名称が未登録と判定された場合、前記送信指示受付部が前記送信指示を受け付けた後に、前記宛先への送信処理を行う送信処理部と、
    前記判定部により前記宛先情報がないと判定されたとき、所定の処理を行う処理部と、
    を備えることを特徴とする通信端末装置。
  2. 請求項1に記載の通信端末装置において、
    前記処理部は、前記判定部により前記宛先情報がないと判定された前記宛先への送信を禁止する禁止部を含むことを特徴とする通信端末装置。
  3. 請求項1に記載の通信端末装置において、
    前記処理部は、
    前記判定部により前記宛先情報がないと判定された前記宛先を提示する提示部と、
    前記提示部に提示された前記宛先への送信を許可する指示をユーザから受け付ける送信指示受付部と、
    前記送信指示受付部が受け付けた前記送信指示に呼応して前記宛先への送信を許可する許可部と、
    前記許可部が送信を許可した前記宛先への送信情報を記録する記録部と、を含むことを特徴とする通信端末装置。
  4. 請求項3に記載の通信端末装置において、
    前記処理部は、
    ユーザが入力した識別情報およびパスワードを受け付ける認証情報受付部と、
    前記識別情報および前記パスワードにより前記ユーザの認証を行う認証部と、を含み、
    前記許可部は、前記認証部が前記ユーザを認証した場合に前記宛先への送信を許可し、
    前記記録部は、前記送信情報に前記ユーザの前記識別情報を含めることを特徴とする通信端末装置。
  5. 請求項に記載の通信端末装置において、
    前記第2の判定部により前記名称が未登録と判定された場合に通知を行う通知先を登録する通知先登録部と、
    前記第2の判定部により前記名称が未登録と判定された場合、前記通知先に、前記宛先の前記名称が未登録である旨を通知する通知部と、
    をさらに備えることを特徴とする通信端末装置。
  6. ユーザが指定した宛先を受け付ける宛先受付部と、
    前記宛先受付部が受け付けた前記宛先を検索キーとして所定の宛先情報記憶装置内の宛先情報を検索する検索部と、
    前記検索部による検索結果に基づき前記宛先に一致した宛先情報があるか否かまたは前記宛先情報があるときに前記宛先を確定できる名称が登録済みか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により前記宛先情報がない、または前記名称が未登録と判定されたとき、前記宛先に送信処理を行う前に、前記宛先または前記名称を前記宛先情報として前記宛先情報記憶装置に登録する指示を受け付ける登録受付部と、
    前記登録受付部が受け付けた前記宛先または前記名称を前記宛先情報として前記宛先情報記憶装置に登録する登録部と、
    前記登録部により前記宛先情報として前記宛先または前記名称が登録された後、前記宛先に送信処理を行う送信処理部と、
    を備えることを特徴とする通信端末装置。
  7. 請求項に記載の通信端末装置において、
    前記ユーザに識別情報およびパスワードの入力を促し、前記入力を受け付ける認証情報受付部と、
    前記認証情報受付部が受け付けた前記識別情報および前記パスワードにより前記ユーザの認証を行う認証部と、を含み、
    前記認証部が前記ユーザを認証した場合にのみ前記登録部による登録を許可することを特徴とする通信端末装置。
  8. 請求項1乃至いずれかに記載の通信端末装置において、
    前記宛先情報記憶装置は、ディレクトリサーバのデータベースであることを特徴とする通信端末装置。
  9. 請求項6または7に記載の通信端末装置において、
    前記登録部により前記宛先情報として前記宛先または前記名称が登録された後、登録された前記宛先情報を所定の通知先に通知する登録通知部をさらに備えることを特徴とする通信端末装置。
  10. 請求項7に記載の通信端末装置において、
    前記ユーザ毎に前記登録部による登録を許可するか否かを前記ユーザ毎に設定して条件として記憶する条件記憶部をさらに含み、
    前記条件に従って、前記認証部が認証した前記ユーザが前記登録部による登録を許可されている場合に前記登録部による登録を許可することを特徴とする通信端末装置。
  11. 請求項2に記載された通信端末装置において、
    前記ユーザによる同報指定を受け付ける同報指示受付部と、
    前記同報指定を受け付けたとき、前記宛先受付部で受け付けた複数の前記宛先を順次記憶する宛先記憶部と、を備え、
    前記禁止部は、前記判定部により前記宛先情報がないと判定された前記宛先を前記宛先記憶部から削除し、
    前記送信処理部は、前記宛先記憶部に記憶された前記宛先への送信処理を行うことを特徴とする通信端末装置。
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