JP2006050420A - オンライン情報管理型携帯端末システム - Google Patents

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Abstract

【課題】バックアップを行うことなく個人情報の管理を安全な形で実現すると共に、故障、紛失または盗難直前までの個人情報をそのまま継続して使用可能なオンライン情報管理型携帯端末システムを提供する。
【解決手段】DBサーバ550は、携帯端末1を使用するために必要な個人情報が蓄積された個人情報DB552を備える。ユーザの通話操作により、携帯端末1のデータ制御部13は、個人情報DB552に蓄積された電話帳の読出要求をDBサーバ550へ送信する。DBサーバ550から電話帳データを受信すると、記憶部16に一時的に記憶する。ユーザが電話番号を選択して通話ボタンを押下すると、携帯端末1のデータ制御部13は、発信履歴書込要求をDBサーバ550へ送信する。DBサーバ550の個人情報管理部551は、発信履歴書込要求を受信すると、発信履歴を個人情報DB552に書き込む。また、携帯端末1の電話制御部14は、携帯端末2へ呼び出しの制御データを送信し、通話を開始する。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯端末を使用するために必要な個人情報の管理技術に関し、特に、個人情報を携帯端末に蓄積することなく電話サービスやインターネットサービスを実現することが可能な情報管理技術に関する。
従来、携帯電話機である携帯端末は、電話や電子メール等の各種機能により、ユーザ間のコミュニケーションを図るための有効なツールとして利用されている。携帯端末を購入するユーザは、電話や電子メール等の各種機能を利用するため、必要な個人情報を携帯端末のメモリに蓄積する必要がある。このような個人情報には、例えば、電話番号等の電話帳(アドレス)データ、送受信されたメールの内容を示すメールデータ、カメラ機能により撮影した写真等の画像データ、動画データ、着信時に鳴動する着信音データ、スケジュールデータ、ゲーム等のアプリケーションデータ等がある。
また、このような個人情報を管理及び保護する手段には、携帯端末にパソコンを接続し、個人情報をバックアップするための専用ソフトウェアを実行するものや、ネットワークを介して個人情報をバックアップする個人情報管理システムもある(例えば、特許文献1を参照。)。
また、個人情報を管理及び保護する手段には、携帯電話通信事業者(キャリア)の有料のオプションサービスとして、携帯電話機に蓄積された個人情報の一部を専用のサーバにバックアップするものもある。さらに、携帯端末にメモリカードを装着し、ユーザがデータを当該カードに保存する方法もある。
特開2004−187228号公報
しかしながら、個人情報を携帯端末に蓄積するのみでは、携帯端末が紛失、盗難または故障した場合に、個人情報であるユーザの大切な資産を喪失することになってしまう。
この場合、個人情報をバックアップする手段を用いることにより、携帯端末が紛失等した場合であっても個人情報を再現することができ、資産の喪失を回避することができる。しかし、ユーザがバックアップの操作を行うための技術、知識または環境を有していない場合、バックアップすることを忘れている場合、または敢えてバックアップを行わない場合には、個人情報が携帯端末にのみ蓄積されている状態となり、大切な資産を喪失する可能性のある危険な状態になってしまうという問題があった。実際、キャリアや携帯端末のメーカは、通信サービスや携帯端末を販売した後に、個人情報の管理及び保護をユーザに委ねているのが現状である。
また、携帯端末が紛失または盗難した場合には、携帯端末に蓄積された個人情報が漏洩する可能性があり、第三者が携帯電話を不正使用する可能性があるという問題もあった。
そこで、本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、全てのユーザに対して、バックアップを行うことなく個人情報の管理を安全な形で委ねることができると共に、個人情報の大切な資産を適切に管理及び保護することが可能なオンライン情報管理型携帯端末システムを提供することにある。また、他の目的は、携帯端末が紛失または盗難した場合であっても、個人情報の漏洩及び第三者による不正使用を回避可能なオンライン情報管理型携帯端末システムを提供することにある。
上記の問題を解決するために、本発明のオンライン情報管理型携帯端末システムは、携帯電話を使用するユーザの個人情報を管理し、電話回線網を介して通話サービスを提供すると共にインターネットを介してインターネットサービスを提供するオンライン情報管理型携帯端末システムであって、電話番号等の電話帳データを含む個人情報が蓄積されたデータベース、及び、当該データベースを管理し、携帯電話との間でインターネットを介して情報の送受信を行う手段を有するデータベースサーバと、ユーザを認証する手段、前記データベースの個人情報を読み出すための要求を、インターネットを介してデータベースサーバへ送信し、当該要求に対する個人情報を受信する手段、当該受信した個人情報を一時的に記憶する手段、及び、個人情報に基づいて他の携帯端末との間で通話を行う手段を有する携帯端末とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、データベースサーバは、携帯端末が使用する個人情報が蓄積されたデータベースを備え、携帯端末は、そのデータベースから必要な個人情報をインターネットを介して読み出すようにしたから、携帯端末に個人情報を蓄積する必要がない。これにより、全てのユーザに対して、バックアップを行うことなく個人情報の管理を安全な形で委ねることができると共に、個人情報の大切な資産を適切に管理及び保護することが可能となる。また、携帯端末が紛失または盗難した場合であっても、個人情報の漏洩及び第三者による不正使用を回避することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
〔システム構成〕
図1は、本発明の実施の形態に係るオンライン情報管理型携帯端末システムの全体構成図である。このオンライン情報管理型携帯端末システムは、電話帳データ等の個人情報を携帯端末に蓄積する代わりにDB(データベース)サーバに蓄積しておき、ユーザがDBサーバに格納された個人情報を、携帯端末を用いて管理すると共に、ユーザの携帯端末への操作に応じてまたは通話の呼び出しに応じて、DBサーバから必要な個人情報を読み出すことにより、携帯端末の機能を実現する。
図1を参照して、このオンライン情報管理型携帯端末システムは、音声電波の送受信を行いユーザ間の通話を実現する携帯端末1,2、個人情報を常に蓄積している従来の携帯端末3、固定電話4、固定電話4の回線交換を行う交換機5、携帯端末1との間で無線通信を行う無線ネットワーク300、携帯端末2及び従来の携帯端末3との間で無線通信を行う無線ネットワーク400、無線ネットワーク300と接続され、携帯端末のIPネットワークサービスを提供する携帯電話IPネットワーク500、無線ネットワーク400と接続され、同様のIPネットワークサービスを提供する携帯電話IPネットワーク600、無線ネットワーク300と接続され、携帯端末の通話サービスを提供するコアネットワーク100、及び、無線ネットワーク400と接続され、同様の通話サービスを提供するコアネットワーク200を備えている。また、携帯電話IPネットワーク500,600は、インターネット6を介して接続され、コアネットワーク100,200及び交換機5は、電話回線網7を介して接続される。尚、無線ネットワーク300,400、コアネットワーク100,200、及び携帯電話IPネットワーク500,600は、キャリアが管理するネットワークインフラである。
無線ネットワーク300は、携帯端末1との間で無線通信を確立するため制御及び無線通信を行う基地局301と、携帯端末1の所在管理等を行う基地局制御装置302とを備えている。同様に、無線ネットワーク400も、無線ネットワーク300と同等の機能を有し、基地局401及び基地局制御装置402を備えている。また、携帯電話IPネットワーク500は、無線ネットワーク300の基地局制御装置302との間で情報の送受信を行い、インターネット6を介してIPパケットによる携帯電話IPネットワークサービスを提供するインターネットワーキングユニット510と、携帯端末1を使用するユーザを認証する認証サーバ520と、携帯端末1からの要求に従って携帯端末1の画面表示やキー入力等を行うための画面制御データを送信し、携帯端末1と他のサーバ520,540,550との間の通信を中継するWebサーバ530と、電子メール機能を実現するメールサーバ540と、携帯端末1を使用するユーザの個人情報が蓄積された個人情報DB552を有するDBサーバ550とを備えている。同様に、携帯電話IPネットワーク600も、携帯電話IPネットワーク500と同等の機能を有し、インターネットワーキングユニット610と、認証サーバ620と、Webサーバ630と、メールサーバ640と、個人情報DB652を有するDBサーバ650とを備えている。
また、コアネットワーク100は、無線ネットワーク300の回線交換を行う携帯電話交換機110と、電話回線網7におけるコアネットワーク200の回線交換を行う関門交換機120と、通話サービスに加入した加入者情報が格納されている加入者情報DB130とを備えている。同様に、コアネットワーク200も、コアネットワーク100と同等の機能を有し、携帯電話交換機210と、関門交換機220と、加入者情報DB230とを備えている。
このようなオンライン情報管理型携帯端末システムの下で、携帯端末1,2が、無線ネットワーク300、コアネットワーク100、電話回線網7、コアネットワーク200及び無線ネットワーク400を介して音声情報の送受信を行うことにより、ユーザは互いに通話を行う。携帯端末1及び従来の携帯端末3も同様である。また、携帯端末2及び従来の携帯端末3は、無線ネットワーク400及びコアネットワーク200を介して音声情報の送受信を行うことにより、ユーザは互いに通話を行う。一方、携帯端末1の各種機能を実現するために必要な個人情報は、携帯電話IPネットワーク500においてDBサーバ550の個人情報DB552に蓄積されている。携帯端末1は、無線ネットワーク300及び携帯電話IPネットワーク500を介して、個人情報DB552から必要な個人情報を読み出す。同様に、携帯端末2の各種機能を実現するために必要な個人情報は、携帯電話IPネットワーク600においてDBサーバ650の個人情報DB652に格納されている。携帯端末2は、無線ネットワーク400及び携帯電話IPネットワーク600を介して、個人情報DB652から必要な個人情報を読み出す。
図2は、図1に示した携帯端末1の機能を説明するためのブロック図である。この携帯端末1は、入力表示処理部11、指紋入力処理部12、データ制御部13、電話制御部14、個人情報編集部15、記憶部16及び使用制御部17を備えている。入力表示処理部11は、ポータルサイトとして常に携帯端末1を使用するユーザによりカスタマイズされた個人情報を、ユーザの目的や用途に応じて表示するブラウザにより、画面表示及びキー入力の各処理を行う。指紋入力処理部12は、携帯端末1を使用するユーザを認証するために必要なユーザの指紋を入力する。データ制御部13は、無線ネットワーク300及び携帯電話IPネットワーク500を介して、個人情報DB552へアクセスするための通信電波を送信する。電話制御部14は、ユーザ間の通話を実現する音声電波を送信する。個人情報編集部15は、個人情報DB552に蓄積された個人情報の修正、削除等の編集、及び新規に登録する個人情報の編集を行う。記憶部16は、個人情報DB552から読み出した個人情報を一時的に記憶する。使用制御部17は、携帯端末1が紛失または盗難された場合に、第三者による携帯端末1の使用を不可能にするためのロック機能を実現する。同様に、携帯端末2も携帯端末1と同等の機能を有する。
図3を参照して、認証サーバ520について説明する。この認証サーバ520は、ID変換/認証部521及び認証IDDB522を備えている。ID変換/認証部521は、携帯端末1から無線ネットワーク300を介して指紋データを受信し、所定の変換ルールに従って指紋データを個人(ユーザ)IDに変換する。また、認証IDDB522を検索して、当該個人IDが格納されているか否かをチェックし、ユーザ認証を行う。認証IDDB522は、ユーザ認証のために必要な個人ID等が格納されている。
図4を参照して、DBサーバ550について説明する。図4(1)は、図1に示した携帯電話IPネットワーク500のDBサーバ550の機能を説明するためのブロック図である。このDBサーバ550は、個人情報管理部551及び個人情報DB552を備えている。個人情報管理部551は、携帯端末1から無線ネットワーク300を介して、個人情報DB552に蓄積された各種の個人情報の読み出し要求を受信し、所定の個人情報を携帯端末1へ送信する。また、個人情報DB552の書き込み要求等を受信した場合は、その要求に従い、書き込み、削除等の処理を行う。
図4(2)は、個人情報DB552の構成を示す図である。個人情報DB552には、携帯端末を使用するユーザ毎に、電話帳データ、着発信履歴データ、着信音データ、メールデータ、画像データ、動画データ、スケジュールデータ、各種設定データ、その他のデータが個人情報として蓄積されている。電話帳データは、通話先のユーザ情報、通話先の携帯電話の電話番号等により構成される。着発信履歴データは、通話先へ通話を要求した日時、通話先から通話が要求された日時、通話相手のユーザ情報等により構成される。着信音データは、通話元から通話要求を着信した場合の呼び出し音データ、メールデータは、電子メールの送受信履歴及び内容等により構成される。各種設定データは、ユーザが携帯端末を使用する場合に必要な設定データや、後述する携帯端末1の使用制御部17によるロック機能を実現するために必要な設定時間等により構成される。
〔動作〕
次に、図5を参照して、図1に示したオンライン情報管理型携帯端末システムの動作について説明する。このフロー図は、携帯端末1のユーザが携帯端末2のユーザと通話を行う場合に、携帯端末1のユーザを認証し、通話を開始してから終了するまでの一連の動作を示している。尚、携帯端末1を使用するユーザの個人情報は、個人情報DB552に蓄積されており、個人情報DB552の電話帳データには、発信先の通話相手のユーザ情報及び携帯端末2の電話番号が登録されているものとする。また、携帯端末2を使用するユーザの個人情報は、個人情報DB652に蓄積されており、個人情報DB652の電話帳データには、発信元の通話相手のユーザ情報及び携帯端末1の電話番号が登録され、着信音データには、携帯端末1を使用するユーザから通話があった場合に、携帯端末2を使用するユーザが携帯端末1に対しその設定した着信音のデータが登録されているものとする。
携帯端末1の指紋入力処理部12がユーザの指紋データを入力すると、データ制御部13は、当該指紋データを、無線ネットワーク300を介して認証サーバ520へ送信する(ステップS501)。認証サーバ520のID変換/認証部521は、指紋データを受信すると、指紋データを個人IDに変換し、認証IDDB122を検索し、当該個人IDが存在するか否かをチェックしてユーザを認証する。そして、ID変換/認証部521は、ユーザ認証が正常である場合は、認証OKを携帯端末1へ送信する(ステップS502)。認証が正常でない場合は、認証NGを携帯端末1へ送信する。携帯端末1のデータ制御部13が認証結果(認証OKまたはNG)を受信すると、入力表示処理部11は、画面に認証結果を表示する。認証結果がOKである場合は、携帯端末1は、DBサーバ550へログインした状態になる。
ユーザの通話操作により、携帯端末1のデータ制御部13は、電話帳読出要求をDBサーバ550へ送信する(ステップS503)。DBサーバ550の個人情報管理部551は、電話帳読出要求を受信すると、個人情報DB552を検索し、携帯端末1の電話帳データを取得し、携帯端末1へ送信する(ステップS504)。携帯端末1のデータ制御部13は、電話帳データを受信すると、当該電話帳データを記憶部16に一時的に記憶する。また、入力表示処理部11は、電話帳データを画面に表示する。
ユーザが、携帯端末1の画面に表示された電話帳データから携帯端末2の電話番号を選択して通話ボタンを押下すると、携帯端末1のデータ制御部13は、発信履歴書込要求をDBサーバ550へ送信する(ステップS505)。尚、携帯端末1の画面に表示された電話帳データに通話したい相手の電話番号が存在しない場合、ユーザは、電話番号をキー操作により入力する。この場合、データ制御部13は、入力表示処理部11を介して電話番号を入力すると、データ制御部13は、発信履歴書込要求をDBサーバ550へ送信する。DBサーバ550の個人情報管理部551は、発信履歴書込要求を受信すると、通話先のユーザ情報や電話番号等を個人情報DB552に書き込む。尚、書き込みに失敗した場合は、その失敗情報を個人情報DB552に書き込む。
また、ステップ505と同時に、携帯端末1の電話制御部14は、電話回線網7を介して携帯端末2へ、携帯端末1の電話番号を含む呼び出しの制御データを送信する(ステップS506)。携帯端末2の電話制御部が、呼び出しの制御データを受信すると、通話元の電話番号を認識し、携帯端末2のデータ制御部は、着信履歴書込要求を携帯電話IPネットワーク600のDBサーバ650へ送信する(ステップS507)。DBサーバ650の個人情報管理部は、着信履歴書込要求を受信すると、個人情報DB652を検索し、携帯端末1の電話番号に対するユーザに関するデータを取得し、電話番号と共にこれらのデータを着信履歴データとして個人情報DB652へ書き込む。尚、書き込みに失敗した場合は、その失敗情報を個人情報DB652に書き込む。
また、携帯端末2のデータ制御部は、発信者データ読出要求をDBサーバ650へ送信する(ステップS508)。DBサーバ650の個人情報管理部は、発信者データ読出要求を受信すると、個人情報DB652を検索し、携帯端末1の電話番号に基づいて発信者データを取得し、当該発信者データを携帯端末2へ送信する(ステップS509)。携帯端末2のデータ制御部は、発信者データを受信すると、当該発信者データを記憶部に一時的に記憶する。また、入力表示処理部は、当該発信者データを画面に表示する。尚、個人情報DB652に携帯端末1の発信者データが蓄積されていない場合は、DBサーバ650は、発信者データ不存在を携帯端末2へ送信し、携帯端末2のデータ制御部を介して入力表示処理部は、発信番号である携帯端末1の電話番号を画面に表示する。
また、携帯端末2のデータ制御部は、着信音データ読出要求をDBサーバ650へ送信する(ステップS510)。DBサーバ650の個人情報管理部は、着信音データ読出要求を受信すると、個人情報DB652を検索し、前記発信者データに基づいて着信音データを取得し、当該着信音データを携帯端末2へ送信する(ステップS511)。携帯端末2のデータ制御部は、着信音データを受信すると、当該着信音データを記憶部に一時的に記憶する。また、電話制御部は、当該着信音データに基づいて着信音を鳴動させる。そして、携帯端末1と携帯端末2との間で通話が開始する(ステップS512)。
携帯端末1と携帯端末2との間の通話が終了すると、後述する携帯端末1の使用制御部17は、所定のタイミングにて記憶部16に一時的に記憶された個人情報を削除する。同様に、携帯端末2の使用制御部も、所定のタイミングにて記憶部に一時的に記憶された個人情報を削除する。
以上、新規な携帯端末1,2間の通話フローを説明したが、携帯端末1と従来の携帯端末3との間においても通話が可能であり、携帯端末1は図5に示した同様の処理を行う。すなわち、図5のステップ501〜506に示した処理を行う。そして、従来の携帯端末3は、携帯端末1から呼び出しの制御データを受信すると、従来の携帯端末3内に蓄積された個人情報に基づいて、発信者データを表示し、所定の着信音を鳴動させ、通話が開始する。
次に、図2に示した携帯端末1に備えた個人情報編集部15の動作について説明する。まず、携帯端末1を使用するユーザが個人情報の編集要求をキー操作により入力し、編集対象の個人情報を選択すると、携帯端末1のデータ制御部13は、個人情報の編集要求をDBサーバ550へ送信する。DBサーバ550の個人情報管理部551は、個人情報の編集要求を受信すると、個人情報DB552を検索して編集対象の個人情報を取得し、携帯端末1へ送信する。携帯端末1のデータ制御部13が編集対象の個人情報を受信すると、個人情報を記憶部16に一時的に記憶し、ユーザは記憶部16に記憶された個人情報に対してデータの削除、追加、修正等の編集を行う。また、新規に個人情報を作成する場合も、記憶部16を用いて行う。そして、編集または新規に作成された個人情報は、データ制御部13によりDBサーバ550の個人情報管理部551へ送信され、個人情報管理部551により個人情報DB552に書き込まれる。尚、個人情報を複写する場合には、データは携帯端末1内で複写されるのではなく、個人情報DB552内において複写されることになる。
また、個人情報編集部15は、ユーザのキー操作等により生成されたメールデータ、画像データ、動画データ、スケジュールデータ等を、一旦記憶部16に記憶する。そして、ユーザがこれらのデータの保存要求をキー操作により入力すると、携帯端末1のデータ制御部13は、記憶部16からデータを読み出して、データ保存要求をDBサーバ550へ送信する。DBサーバ550の個人情報管理部551は、データ保存要求を受信すると、受信したメールデータ等の個人情報を個人情報DB552に書き込み、書込OKを携帯端末1へ送信する。携帯端末1のデータ制御部13が書込OKを受信すると、使用制御部17が、記憶部16に記憶されているデータを削除する。
次に、図6を参照して、図2に示した携帯端末1に備えた使用制御部17の動作について説明する。まず、携帯端末1を使用するユーザが携帯端末1の電源をONすると、使用制御部17は、携帯端末1をロック状態にする(ステップS601)。そして、図5に示したステップ505及び506の指紋認証処理を経て(ステップS602)、認証OKの場合には、携帯端末1のロック状態を解除し、ログインが可能となる(ステップS603,604)。一方、認証NGの場合には、使用制御部17は携帯端末1をロック状態に維持する(ステップS601)。使用制御部17は、携帯端末1へのキー操作がない時点からタイマを起動する(ステップS605)。使用制御部17は、予め設定した設定時間を越えてタイムアウトを検出すると(ステップS606)、携帯端末1をロック状態にする(ステップS601)。この場合、使用制御部17は、記憶部16に一時的に記憶された個人情報を削除する。一方、タイムアウトしない限り、個人情報を使用することができる(ステップS607)。このように、使用制御部17は、携帯端末1へのキー操作が予め設定した設定時間の間なされなかった場合に、携帯端末1をロック状態にし、携帯端末1の使用を禁止すると共に、記憶部16に一時的に記憶された個人情報を削除する。
以上のように、本発明の実施の形態によれば、電話帳データ等の個人情報を携帯端末1,2に蓄積する代わりにDBサーバ550,650の個人情報DB552,652にそれぞれ蓄積しておき、携帯端末1,2は、ユーザ認証を行い、個人情報が必要なタイミングにて、個人情報DB552,652へそれぞれアクセスして読み出し、通話を開始するようにした。これにより、全てのユーザに対して、バックアップを行うことなく個人情報の管理を安全な形で委ねることができると共に、個人情報の大切な資産を適切に管理及び保護することができる。また、携帯端末1,2が紛失または盗難した場合であっても、個人情報が携帯端末1,2に蓄積されていないから、個人情報の漏洩及び第三者による不正使用を回避することができる。
つまり、ユーザは、個人情報の管理についてキャリアとの間で契約することにより、個人情報を携帯電話IPネットワーク500に備えたDBサーバ550の個人情報DB552に蓄積し、それを利用するサービスの提供を受けることができる。これにより、個人情報をバックアップするという煩わしさがなくなり、携帯端末1が故障、紛失または盗難した場合には個人情報を復元する必要もなく、携帯端末を再度購入するだけで、故障直前までの個人情報をそのまま継続して使用することができる。
また、本発明の実施の形態によれば、携帯端末1の指紋入力処理部12は、携帯端末1を使用するユーザを認証するようにし、使用制御部17は、ユーザによるキー操作が一定時間なされなかった場合に、携帯端末1をロック状態にして使用を禁止するようにした。これにより、携帯端末1が紛失または盗難した場合であっても、第三者による携帯端末1の盗用の恐れがなくなる。したがって、このようなオンライン情報管理型携帯端末システムのサービスを利用することにより、個人情報を確実に保護することができ、ユーザは安心して携帯端末1を使用することができる。
また、携帯端末1,2と無線ネットワーク300,400、携帯電話IPネットワーク500,600及びインターネット6との間の通信について、SSL(暗号化通信)を用いることにより、個人情報を確実に保護することができる。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その技術思想を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
尚、携帯端末1,2、認証サーバ520,620、及びDBサーバ550,650は、CPU、RAM等の揮発性の記憶媒体、ROM等の不揮発性の記憶媒体、キーボードやポインティングデバイス等の入力装置、画像やデータを表示する表示装置、及び外部の装置と通信をするためのインタフェースを備えたコンピュータによってそれぞれ構成される。この場合、携帯端末1に備えた入力表示処理部11、指紋入力処理部12、データ制御部13、電話制御部14、個人情報編集部15、記憶部16及び使用制御部17(携帯端末2においても同じ)、認証サーバ520に備えたID変換/認証部521(認証サーバ620においても同じ)、DBサーバ550に備えた個人情報管理部551(DBサーバ650においても同じ)の各処理は、当該処理を記述したプログラムをCPUに実行させることによりそれぞれ実現される。また、これらのプログラムは、磁気ディスク(フロッピィーディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の記憶媒体に格納して頒布することもできる。
本発明の実施の形態に係るオンライン情報管理型携帯端末システムの全体構成図である。 図1の携帯端末の機能を説明するためのブロック図である。 図1の認証サーバの機能を説明するためのブロック図である。 図1のDBサーバの機能を説明するためのブロック図、及び個人情報DBの構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係るオンライン情報管理型携帯端末システムの動作を説明するためのフロー図である。 図2の携帯端末に備えた使用制御部の動作を説明するためのフロー図である。
符号の説明
1,2 携帯端末
3 従来の携帯端末
4 固定電話
5 交換機
6 インターネット
7 電話回線網
11 入力表示処理部
12 指紋入力処理部
13 データ制御部
14 電話制御部
15 個人情報編集部
16 記憶部
17 使用制御部
100,200 コアネットワーク
110,210 携帯電話交換機
120,220 関門交換機
130,230 加入者DB
300,400 無線ネットワーク
301,401 基地局
302,402 基地局制御装置
500,600 携帯電話IPネットワーク
510,610 インターネットワーキングユニット
520,620 認証サーバ
521 ID変換/認証部
522 認証IDDB
530,630 Webサーバ
540,640 メールサーバ
550,650 DBサーバ
551 個人情報管理部
552,652 個人情報DB

Claims (1)

  1. 携帯電話を使用するユーザの個人情報を管理し、電話回線網を介して通話サービスを提供すると共にインターネットを介してインターネットサービスを提供するオンライン情報管理型携帯端末システムであって、
    電話番号等の電話帳データを含む個人情報が蓄積されたデータベース、及び、当該データベースを管理し、携帯電話との間でインターネットを介して情報の送受信を行う手段を有するデータベースサーバと、
    ユーザを認証する手段、前記データベースの個人情報を読み出すための要求を、インターネットを介してデータベースサーバへ送信し、当該要求に対する個人情報を受信する手段、当該受信した個人情報を一時的に記憶する手段、及び、個人情報に基づいて他の携帯端末との間で通話を行う手段を有する携帯端末とを備えたことを特徴とするオンライン情報管理型携帯端末システム。
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