JP2013183404A - 通話録音システム、携帯電話端末、通話録音サーバー、通話録音方法及び通話録音プログラム - Google Patents

通話録音システム、携帯電話端末、通話録音サーバー、通話録音方法及び通話録音プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】携帯電話端末などを利用した無線通信による通話の録音を、簡便なシステムによって確実なものとし、コンプライアンスの確保や証拠保全の充実を図る。
【解決手段】
通信ネットワーク上に設置された通話録音サーバー3において、電話番号及びその電話番号に関連する連絡先情報を蓄積するとともに、電話帳データの電話番号及び連絡先情報を参照し、スマートフォン1上における着信処理を規制する。そして、スマートフォン1上において、通話の発信元の電話番号を検出すると、その電話番号に基づいて、通話録音サーバー3からの許可を取得し、当該発信元との通話を開始し、確立した通話の音声データと、発信元の電話番号とを、関連づけてスマートフォン1において蓄積し、スマートフォン1に蓄積された音声データを、当該音声データに関連づけられた通話履歴とともに、スマートフォン1から、通話録音サーバー3へ転送する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、携帯電話端末における通話音声を録音する通話録音システム、携帯電話端末、通話録音サーバー、通話録音方法及び通話録音プログラムに関する。
近年、商品取引分野等における営業活動の場でも、営業担当者による携帯電話の利用が急速に普及しており、このような営業活動の場では、コンプライアンスの確保や証拠保全のために通話録音機能が求められている。従来、例えば、社内の固定電話や内線電話など私的な敷地や領域に設置された電話機については、特許文献1や2に開示されているように、通話経路上に通話録音装置を設置することによって通話録音を行うことができた。
特開2007−104304公報 特許第4099515号公報
しかしながら、携帯電話の場合は無線通信であるため、私的な装置を通信経路上に設置することができない。また、無線基地局や局舎などに通話録音装置を設置する方法も考えられるが、携帯電話事業者による有線接続区間の通話経路に通話録音装置を設置することは、通信の秘密に該当するため禁じられている。
なお、無線通信を通信経路上で録音する方法としては、携帯電話の利用を、通話経路に設置した通話録音装置を経由するようなルーティングに限定するものがある。この方法では、通話録音装置を経由するルーティング番号を付与した発信や、新番号を割り当てた発着信に制限し、通話録音装置を経由する通話を録音するが、携帯電話端末に割り当てられた番号を利用した発着信通話の録音ができないという不都合がある。このように録音を確実に行えない通信環境では、上述したコンプライアンスの確保や証拠保全が不十分となる。
そこで、本発明は、上記のような問題を解決するものであり、携帯電話端末などを利用した無線通信による通話の録音を、簡便なシステムによって確実なものとし、コンプライアンスの確保や証拠保全の充実を図ることができる通話録音システム、携帯電話端末、通話録音サーバー、通話録音方法及び通話録音プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、携帯電話端末における通話音声を録音するために、
前記通信ネットワーク上に設置された電話帳管理部において、電話番号及びその電話番号に関連する連絡先情報を蓄積する電話帳管理ステップと、
前記通信ネットワーク上に設置された通話規制部において、前記電話帳管理部に蓄積された電話番号及び前記連絡先情報を参照し、前記携帯電話端末上における着信処理を規制する通話規制ステップと、
前記携帯電話端末上において、前記通話の発信元に関する発信元情報を検出する発信元検出ステップと、
前記発信元情報に基づいて、前記通話規制部からの許可を取得し、当該発信元との通話を開始する通話確立ステップと、
前記通話確立ステップにおいて確立した通話の音声データと、前記発信元検出ステップにおいて検出した前記発信元情報とを、関連づけて前記携帯電話端末において蓄積する端末側音声蓄積ステップと、
前記携帯電話端末に蓄積された音声データを、当該音声データに関連づけられた前記発信元情報とともに、前記携帯電話端末から、前記通信ネットワーク上に設置されたネット側音声蓄積部へ転送する転送ステップと
を備えることを特徴とする。
また、本発明は、携帯電話端末における通話音声を録音するために、
前記通信ネットワーク上に設置された電話帳管理部において、電話番号及びその電話番号に関連する連絡先情報を蓄積する電話帳管理ステップと、
前記通信ネットワーク上に設置された通話規制部において、前記電話帳管理部に蓄積された電話番号及び前記連絡先情報を参照し、前記携帯電話端末上における発信処理を規制する通話規制ステップと、
前記携帯電話端末上において、発信先に関する発信先情報を前記電話帳管理部から取得する発信先取得ステップと、
前記発信先情報に基づいて、前記通話規制部からの許可を取得し、当該発信先との通話を開始する通話確立ステップと、
前記通話確立ステップにおいて確立した通話の音声データと、前記発信先取得ステップにおいて検出した前記発信先情報とを、関連づけて前記携帯電話端末において蓄積する端末側音声蓄積ステップと、
前記携帯電話端末に蓄積された音声データを、当該音声データに関連づけられた前記発信先情報とともに、前記携帯電話端末から、前記通信ネットワーク上に設置されたネット側音声蓄積部へ転送する転送ステップと
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、例えば、携帯電話端末における発信及び着信による通話を自動的に携帯電話上に一時的に録音し、録音した音声データを通話録音サーバーへ転送する。通話録音サーバーでは、電話番号及びその電話番号に関連する連絡先情報が記録された電話帳が管理されており、この電話帳に記録された電話番号毎の設定に基づいて、携帯電話端末における通話確立及び通話録音が制御される。これにより、携帯電話端末側において、録音領域の不足などにより通話録音ができない状態や、録音プロセスが良好に動かない・動かない可能性がある場合は携帯電話による発信・着信を規制することができる。
上記発明において、前記通信ネットワーク上に設置され、前記電話帳管理部に蓄積された電話番号及び前記連絡先情報に関し、前記携帯電話端末上における閲覧可能な範囲を設定する閲覧規制ステップと、
前記携帯電話端末において、前記閲覧規制部の設定を参照し、その設定に応じて、前記電話番号又は前記連絡先情報を表示する情報表示ステップと
をさらに備えることが好ましい。
この場合には、電話帳の情報を通話録音サーバーでのみ管理し、携帯電話端末側で閲覧できる電話帳内の情報を規制することができる。これにより、携帯電話端末を使用するユーザーが、アドレス帳の電話番号にアクセスし、別の携帯電話で不正に利用することを制限するなど、所定の条件下(特定のエリア・WiFi等の電波状態・VPNなど)で、セキュリティ配下のみで利用できるように制御することができる。
上記発明において、前記通信ネットワーク上において、前記通話確立部が確立した通話記録を蓄積する通話履歴管理ステップをさらに備えることが好ましい。この場合には、ユーザーによる通話を通話録音サーバー側で管理することができ、不正な通話の発見など、ユーザー管理を容易に行うことができる。
上記発明では、前記端末側音声蓄積部における蓄積可能な容量を検出する残量検出ステップをさらに備え、前記通話規制ステップでは、前記残量検出ステップで検出した残量が所定の容量以下となっている場合に、前記通話確立ステップにおける通話の確立を禁止することが好ましい。
上記発明では、前記通話確立部の動作状態を判定する通話動作判定ステップをさらに備え、前記通話規制ステップでは、前記通話動作判定ステップにおいて、前記通話確立部の動作状態が正常でないと判定した場合に、アラート信号を送出することが好ましい。
ここで、アラート信号とは、例えば、管理サーバーに対する通知であったり、携帯電話端末の画面上にメッセージを表示したり、携帯電話のOS等の強制終了させる処理等の制御信号が含まれる。したがって、この場合には、本発明の通話録音機能を停止したり、削除するなどをアラート信号で検知できるので、不正な通話が実行されるのを防止できる。なお、携帯電話制御プログラムは、携帯電話制御中央装置と連携し通話を録音しないアプリケーションの利用や新規導入などをできないように制限し、その試みがあった場合は携帯電話制御中央装置を介しその企業管理者へ連絡が行く仕組みを有する。
上記発明では、前記情報表示部の動作状態を判定する表示動作判定部をさらに備え、前記通話規制部は、前記表示動作判定部が、前記情報表示部の動作状態が正常でないと判定した場合に、アラート信号を送出する
ことが好ましい。
この場合には、携帯電話端末側における電話帳の閲覧規制機能を停止したり、削除するなどをアラート信号で検知できるので、不正な閲覧が実行されるのを防止できる。
以上述べたように、この発明によれば、携帯電話端末などを利用した無線通信による通話の録音を、簡便なシステムによって確実なものとし、コンプライアンスの確保や証拠保全の充実を図ることができる。
詳述すると、本発明によれば、新たに携帯電話の通話経路に設備を導入する必要がないため、安価に携帯電話による通話を録音することができ、ユーザーによる特別な操作も必要がない。また、携帯電話事業者の設備・ネットワーク機能に関わらず携帯電話端末に割振られた番号をそのまま利用し、該当携帯電話端末を利用した発信、着信をすべて録音ができる。さらには、携帯電話制御プログラムなどを導入することで、録音データの取り漏れを防ぎ、ユーザーによる録音回避も制御できるという利点が得られる。なお、本発明によれば、携帯電話の通話録音データを従来の通話録音システムに統合することで、固定電話・携帯電話すべての通話録音情報を一元管理することもできる。
実施形態に係る通話録音システムの概要を示す構成図である。 実施形態に係るスマートフォン1の通話録音機能に関する内部構成を示すブロック図である。 実施形態に係る通話録音サーバー3のIP通話録音機能に関する内部構成を示すブロック図である。 実施形態に係るデータベースのデータ構造を模式的に示す説明図である。 実施形態に係る通話録音システムの発信時の動作を示すフローチャート図である。 実施形態に係る通話録音システムの着信時の動作を示すフローチャート図である。 実施形態に係る通話録音システムの通話内容の解析、監視処理の動作を示すフローチャート図である。 実施形態に係る通話録音システムの通話内容の解析、監視処理の動作を示すフローチャート図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る通話録音システムの実施形態を詳細に説明する。
(通話録音システム)
図1は、本実施形態に係る通話録音システムの概要を示す構成図である。なお、説明中で用いられる「モジュール」とは、装置や機器等のハードウェア、或いはその機能を持ったソフトウェア、又はこれらの組み合わせなどによって構成され、所定の動作を達成するための機能単位を示す。
本実施形態において通信網は、主としてIP網5とPSTN(Public Switched Telephone Networks:公衆交換電話網)4a及びPLMN(public land mobile network:地上波公共移動通信ネットワーク)4bとから構成され、これらIP網5とPSTN4a,PLMN4bとはゲートウェイ等の中継装置によって相互に接続されている。このゲートウェイは、各ネットワーク上で、媒体やプロトコルが異なるデータを相互に変換して通信を可能にする機器であり、通信媒体や伝送方式の相異を吸収して異機種間の接続を可能としている。なお、通信網としては、例えば、有線通信・移動体通信を組み合わせたNGN(Next Generation Network:次世代ネットワーク)など種々の通信を用いてもよい。
IP網5は、通信プロトコルTCP/IPを用いて種々の通信回線(電話回線やISDN回線、ADSL回線などの公衆回線、専用回線、無線通信網)を相互に接続して構築される分散型の通信ネットワークであり、このIP網には、10BASE−Tや100BASE−TX等によるイントラネット(企業内ネットワーク)や家庭内ネットワークなどのLANなども含まれるPSTN5は、一般の加入電話回線及び移動体通信網を含む通信ネットワークであり、電話機から線交換方式で相手の電話機に接続し、例えば固定電話や携帯電話などにより音声通話が可能となっている。また、このPSTN5には、ゲートウェイ装置などを介して無線基地局6a,6bが接続されており、携帯端末との通信も可能となっている。
そして、本実施形態では、ユーザーXがスマートフォン1を用い、他のユーザーYa、Ybが利用する電話機(固定電話2a又は携帯電話2b等)との間で通話を行う場合を例に説明する。なお、スマートフォン1には、本発明に係る通話録音プログラムであるアプリケーションがインストールされているものとする。このスマートフォン1は、無線通信を利用した、携帯可能な電話機であり、基地局6a、6b等の中継点と携帯電話機が無線で通信し、通話やデータ通信等の通信サービスを移動しつつ受けることができる。この携帯電話機の通信方式としては、例えば、3G通信方式及び無線LAN通信の他、FDMA方式、TDMA方式、CDMA方式、W-CDMAの他、PHS(Personal Handyphone System)方式等が挙げられる。また、この携帯電話機は、デジタルカメラ機能、アプリケーションソフトの実行機能、あるいはGPS機能等の機能が搭載されている。なお、本実施形態では、ユーザーXが利用する移動電話端末としてスマートフォンを例示するが、本発明はこれに限定されるものではなく、一般的な無線通信端末にも本発明の機能を追加することができる。
また、IP網5上には、通話録音サーバー3が設置されている。この通話録音サーバー3は、IP網5を通じて、スマートフォン1とデータ通信が可能となっており、スマートフォン1上で実行されている通話録音アプリケーションと連携できるようになっている。この通話録音サーバー3は、各種のデータベース32〜35を備えており、このユーザー情報部35に格納されている電話帳データを参照し、ユーザーを特定する情報(氏名、ユーザーネーム、ニックネーム、ユーザーIDなど)から、ユーザーの電話番号を検索し、ユーザー毎に、アドレス帳データの管理や発信・着呼の通話確立、通話録音の管理・制御ができるようになっている。
前記通話録音サーバー3は、音声蓄積部34を備えており、ユーザーの設定に応じて、通話録音サーバー3において通話を録音し、再生することができるようになっている。この音声蓄積部34に蓄積される通話は、例えば音声ファイルなどにより、ユーザー毎に蓄積され、管理者からの要求に応じて、ファイルを選択して再生が可能となっている。
(1)スマートフォン1の構成
次に、上記スマートフォン1の内部構成について説明する。図2は、スマートフォン1の通話録音機能に関する内部構成を示すブロック図である。
具体的にスマートフォン1は、図2に示すように、制御部15と、無線インターフェース11と、各種データを蓄積するためのメモリ14と、出力インターフェース12、及び入力インターフェース13とを備えている。なお、出力インターフェース12には、ヘッドホン等の通話デバイスや、ディスプレイモニター等の表示部12aとが接続され、入力インターフェース13には、タッチパネルや、操作ボタン等の操作デバイス、マイク等のオーディオデバイス等が接続されている。
無線インターフェース11は、通話やデータ通信が可能な無線通信インターフェースであり、無線データ通信によるパケットデータの送受信を行うことができる。これらは各種の通信インターフェースは、独立して複数同時に実行することができ、通話をしながらデータ通信によるパケットデータの送受信を行うことができる。
制御部15は、アプリケーション実行部としての機能を果たし、通話録音に関し、この制御部15において、本発明の通話録音プログラムであるアプリケーションを実行することにより、各種モジュールが仮想的に構築される。制御部15は、メモリやハードディスク等の記憶装置(図示せず)に格納されたプログラム(通話録音アプリケーション)を、CPU等の演算処理装置によって実行することにより、通話録音や電話帳閲覧規制を実現するモジュールである。詳述すると、制御部15には、表示情報設定部151と、発信先取得部152と、通話確立部153と、発信元検出部154と、転送部155と、監視部16が仮想的に構築される。
表示情報設定部151は、通話録音サーバー3による設定を参照し、その設定に応じて、電話番号又は連絡先情報を表示するモジュールであり、通話録音サーバー3側での規制に基づいて、電話番号を表示することなく、電話番号以外の連絡先情報(氏名、連絡先ID、ニックネーム等)を表示する。この表示情報設定部151での設定に基づいて、電話帳の文字列や画像が、出力インターフェース12を通じて表示部12aに出力される。また、表示情報設定部151には入力インターフェース13が接続されており、タッチパネルやキーボード、ダイヤルボタン等からの操作信号が入力され、表示部12aに表示された情報に応じた選択操作が入力され、発信先の連絡先情報が発信先取得部152に入力される。
発信先取得部152は、通話録音サーバー3から、発信先情報を取得するモジュールである。具体的には、表示情報設定部151を介して、ユーザーの選択操作により入力された連絡先情報に基づいて、電話帳を参照し、発信すべき電話番号を発信先情報として取得する。このようにして発信先取得部152で取得された発信先の電話番号は通話確立部153に入力される。この電話帳の参照は、発信操作の度に通話録音サーバー3に問い合わせてもよく、予め電話帳データをダウンロードし、ローカルにおいて行ってもよい。このローカルにおける電話帳データの参照に際しては、参照後、周期的に電話帳データを削除してもよい。この際、電話帳データの削除のタイミングとしては、スマートフォン1の電源OFF操作がされた際、電源が切断される直前に行う等が考えられる。
発信元検出部154は、通話の発信元情報を検出するモジュールである。具体的には、着信があった場合に、発信者番号通知により発信元の電話番号が受信されると、表示情報設定部151は、受信された発信元の電話番号を表示することなく、発信元検出部154により取得された発信元情報(電話番号以外の情報)を表示する。このとき発信元検出部154は、受信された発信元の電話番号に基づいて電話帳データを参照し、発信元の電話番号に関連づけられた連絡先情報の氏名などを取得し、表示情報設定部151に送出し、これを受けて表示情報設定部151は、発信元の発信元情報として表示部12aに表示させる。
この電話帳の参照は、着信処理の度に通話録音サーバー3に問い合わせてもよく、予め電話帳データをダウンロードし、ローカルにおいて行ってもよい。このローカルにおける電話帳データの参照に際しては、参照後、周期的に電話帳データを削除してもよい。なお、電話帳データについては、例えば、所定時間入力がないなど、長時間使用されていない場合や、GPS等による現在位置が所定範囲外になるなど、当該スマートフォン1が盗難に遭ったり、紛失されたりなどしたと推定される場合に、自動的に削除するようにしてもよい。
なお、ローカルにダウンロードされた電話帳データや、音声蓄積部14aに蓄積された音声データは、蓄積時に暗号化を行っており、この暗号化されたデータの復号鍵は、通話録音サーバー3において管理されており、この復号鍵は、当該通話録音アプリケーションが正常に動作していることを条件として、通話録音サーバー3から送信され、当該通話録音アプリケーションが正常に動作している場合にのみ、電話帳データの閲覧が可能となっている。
通話確立部153は、発信元情報又は発信先情報に基づいて、監視部16からの許可、又は通信ネットワーク上に設置された通話録音サーバーからの許可を取得し、当該発信元又は発信先との通話を実行するモジュールである。この通話確立部153は、確立した通話記録を蓄積し、通話録音サーバー3に転送する通話履歴管理部153aを有する。具体的に通話確立部153は、無線インターフェース11を通じて確立した通話の音声信号を、音声ファイルとしてメモリ14内の音声蓄積部14aに蓄積する。
また、通話確立部は、端末側の音声蓄積部14aにおける蓄積可能な容量(メモリ残量)を検出する通話残量検出部153bをさらに備え、この通話残量検出部153bで検出されたメモリ残量は、通話確立部153に報告され、通話確立部153では、通話残量検出部153bが検出した残量が所定の容量以下となっている場合に、通話の確立を制限する。この通話確立の制限としては、発信処理や着信処理の実行を禁止したり、音声蓄積部14a中の音声データのアップロードを早期に実行し、メモリ容量の確保を行う間、発信処理や着信処理の開始を待機させるなどが挙げられる。
また、通話確立部153には、通話条件判定部153cを備えている。この通話条件判定部153cは、通話録音アプリケーションが正常に動作している状態において、通話確立(発信又は着信)を許可するか否かを判断するモジュールである。
具体的に、発信時においては、例えば、発信可能な時刻情報又は位置情報を予めメモリ14内に記憶させ、現在時刻が発信可能な時刻内か否かや、現在位置が発信可能な位置か否かを判断することで、発信処理を規制する。さらに、通話条件判定部153cは、特定の発信先に対する発信処理を許可するホワイトリスト、又は特定の発信先に対する発信処理を禁止するブラックリストを用いて、選択された発信先情報に応じて発信処理を規制する。
一方、着信時における通話確立を禁止する方法としては、例えば、着信可能な時刻情報又は位置情報を予めメモリ14内に記憶させ、現在時刻が着信可能な時刻内か否かや、現在位置が着信可能な位置か否かを判断することで、着信処理を規制する。また、例えば、特定の発信元に対する着信を許可するホワイトリスト、又は特定の発信元に対する着信を禁止するブラックリストをメモリ14内に記憶させ、このホワイトリスト、又はブラックリストを用いて、発信元側からの着信処理を規制する機能も備えている。これらの判断条件のデータは、通話録音サーバー3のデータベース32〜35から予め取得する。
さらに、通話確立部153は、確立した通話記録をメモリ14に蓄積し、通話録音サーバー3に報告する通話履歴管理部153aをさらに備えている。この通話履歴管理部153aには、時刻を測定する時計機能、現在位置を測定するGPS機能、通信が確立された基地局情報などを取得する機能などが接続されており、通話履歴としては、通話相手を特定する発信元情報、発信先情報や、その通話の発信・着信時刻、終話時刻、位置情報・基地局情報などが記録される。この通話履歴は、周期的に、或いは通話録音サーバー3からの要求に応じて、通話録音サーバー3に転送される。
前記転送部155は、音声蓄積部14aに蓄積された音声データを、当該音声データに関連づけられた発信元情報又は発信先情報を含む通話履歴とともに、通話録音サーバー3へ転送するモジュールである。本実施形態において、この転送部155における音声データの転送のタイミングは、例えば、無線LAN通信が確立した時点としたり、通話開始時や通話終了時とすることができる。また、通話開始直後からストリーミング送信してもよい。
監視部16は、複数のアプリケーションソフトにおいて共通して利用される基本的な機能を提供し、コンピュータシステム全体を管理するOSであり、スマートフォン1などの携帯端末機を管理するモバイルデバイス管理(Mobile Device Management:MDM)の機能を有する。この監視部16が機能することで、例えば、各端末の一元管理、紛失・盗難時の情報漏えい対策、又は不正利用の防止等が実現される。特に、本実施形態において、通話録音プログラムであるアプリケーションを管理する。
この監視部16には、前記通話確立部153の動作状態を判定する通話動作判定部16aと、表示部12aの動作状態を判定する表示動作判定部16bとをさらに備え、監視部16では、通話確立部153又は表示部12aの動作状態が正常でないと判定した場合に、通話の確立を禁止する。具体的には、通話録音アプリケーションが停止されたり、削除された場合に、アラート信号を送出する。この動作状態の判定方法としては、通話動作判定部16aは、通話確立部153の動作を監視して動作確認を取得し、その動作確認を無線インターフェース11を通じて通話録音サーバー3に送信する。動作確認が取得できない場合に、当該通話録音アプリケーションが正常に動作していないと判定する。
この動作確認は、通話動作判定部16aから周期的に通話録音サーバー3に対して発信するようにしてもよく、通話録音サーバー3側から確認要求信号を発信し、通話動作判定部16aから応答がない場合に、当該通話録音アプリケーションが正常に動作していないと通話録音サーバー3側で判断してもよい。アラーム信号を送出する方法としては、通話録音サーバー3に発信する他、例えば、表示部12a上にエラーメッセージを表示させる構成であってもよいし、OS上の機能を強制的に終了させ、他のアプリケーションを使用させないような構成であってもよい。
この際、ローカルにダウンロードされた電話帳データは暗号化して保存しており、電話帳データを復号しない限り、閲覧及び発信できないようにしている。すなわち、この暗号化されたデータの復号鍵は、通話録音サーバー3において管理され、この復号鍵は、当該通話録音アプリケーションが正常に動作していることを条件として、通話録音サーバー3から送信され、当該通話録音アプリケーションが正常に動作している場合にのみ、電話帳データの閲覧が可能となっている。
(2)通話録音サーバー
図3は、通話録音サーバー3のIP通話録音機能に関する内部構成を示すブロック図である。
この通話録音サーバー3は、記憶領域を提供するストレージサーバーとしての機能と、電話帳データの配信や管理を行うコンテンツサーバーとしての機能を併せ持っており、単一のサーバー装置、或いは複数のサーバー群で構成することができ、これらサーバー装置上で実行されるサーバー管理アプリケーションにより、各種の機能モジュールが構築される。具体的には、図3に示すように、通話録音サーバー3は、通話録音機能に関するモジュールとして、制御部300と、各種の記憶装置32〜35と、通信部31とを備えている。
記憶装置としては、電話番号及びその電話番号に関連する連絡先情報を含む連絡先毎の電話帳データをデータベース化して蓄積する電話帳管理部32と、各ユーザーの通話履歴をデータベース化して蓄積する通話履歴管理部33と、各携帯電話端末側で録音された音声データを蓄積する音声蓄積部34と、各ユーザーに関する情報を蓄積するユーザー情報部35とが含まれている。これらは図4に示すように、各データベースに蓄積されたユーザー情報、電話帳データ、通話履歴、音声ファイルが相互に関連づけられて、ユーザー毎に管理が可能となっている。
具体的には、ユーザー情報部35のユーザー情報は、各ユーザーに関するテーブルデータであり、このテーブルデータには、ユーザー固有のユーザーIDが付与され、このユーザーIDをインデックスとして、使用する携帯電話番号、氏名(端末上の表示名)等が記録されている。
電話帳管理部32の電話帳データは、顧客である連絡先に関するデーブルデータであり、このテーブルデータは、連絡先固有の連絡先IDが付与され、この連絡先IDをインデックスとして、使用する携帯電話番号、氏名(端末上の表示名)の他、閲覧規制情報及び通話規制情報が含まれている。具体的には、表1に示すように、閲覧規制情報として、閲覧可能な時間帯を定めた閲覧可能時刻情報、閲覧可能な位置情報を定めた閲覧可能位置情報、及び特定ユーザーに対する閲覧の可否を定めた閲覧可否情報(ブラックリスト、ホワイトリスト)等が含まれている。また、電話帳データには、通話規制情報として、通話(発信及び着信)可能な時間帯を定めた通話可能時刻情報、通話(発信及び着信)可能な位置情報を定めた通話可能位置情報、及び特定ユーザーに対する通話の可否を定めた通話可否情報(ブラックリスト、ホワイトリスト)が含まれている。
また、通話履歴管理部33の通話履歴は、各ユーザーの通話履歴を示すテーブルデータであり、このテーブルデータには、通話毎の通話IDが付与され、この通話IDをインデックスとして、通話をしたユーザー側のID、連絡先ID、各電話番号、通話時刻、現在位置等の情報が記録されている。音声蓄積部34には、各通話毎の音声データが蓄積されており、各音声データには、通話IDがタグとして付加されている。
そして、本実施形態では、ユーザー情報の連絡先IDと、電話帳データの連絡先IDが紐付けされ、さらに、ユーザー情報のユーザーIDと、通話履歴のユーザーIDとが紐付けされ、通話履歴の通話IDと音声ファイルの通話IDとが紐付けされている。
また、電話帳管理部32の電話帳データ、及びユーザー情報部35のユーザー情報等は、各スマートフォン1に送信可能であり、スマートフォン1側の初期設定時、更新時、又は周期的に、通話録音サーバー3主導でスマートフォン1側へ送信する。
通信部31は、IP網5を通じて各携帯電話端末との間でデータの送受信を行うモジュールである。この通信部31を通じて、通話規制部302や閲覧規制部301による制御信号を各ユーザーのスマートフォン1に送信するとともに、各スマートフォン1からアップロードされる音声データや、電話帳データを受信する。
そして、制御部300は、アプリケーション実行部としての機能を果たし、通話録音に関し、この制御部300において、本発明の通話録音プログラムであるアプリケーションを実行することにより、各種モジュールが仮想的に構築される。制御部300は、メモリやハードディスク等の記憶装置に格納されたプログラム(通話録音アプリケーション)を、CPU等の演算処理装置によって実行することにより、通話録音や電話帳閲覧規制を実現する。詳述すると、制御部300には、閲覧規制部301と、通話規制部302と、判定部305と、通信確立情報取得部303と、端末情報取得部304とが仮想的に構築される。
閲覧規制部301は、電話帳管理部に蓄積された電話番号及び連絡先情報に関し、携帯電話端末上における閲覧可能な範囲を設定するモジュールである。表示情報設定部151は、この閲覧規制部301による設定を参照し、その設定に応じて、電話番号又は連絡先情報を表示し、通話録音サーバー3側での規制に基づいて、電話番号を表示することなく、電話番号以外の連絡先情報(氏名、ユーザーID、ニックネーム等)を表示する。この閲覧規制部301による設定は、管理者により行われ、各スマートフォン1における閲覧規制を一元的に管理することができる。
通話規制部302は、電話帳管理部に蓄積された電話番号及び連絡先情報を参照し、携帯電話端末上における発信及び着信処理を規制するモジュールである。この通話規制部302は、スマートフォン1側の監視部16を通じて、スマートフォン1上で検出された通話の発信元又は発信先に関する連絡先情報(発信元情報又は発信先情報)に基づいて、電話帳管理部32及びユーザー情報部35を参照し、その参照結果に応じて、当該通話の許可を携帯電話端末に付与する。
通話確立部153は、発信元情報又は発信先情報に基づいて、通信ネットワーク上に設置された通話録音サーバーからの許可を取得し、当該発信元又は発信先との通話を実行する。スマートフォン1側の通話確立部153では、確立した通話記録を蓄積するとともに、通話の音声信号を、音声ファイルとしてメモリ14内の音声蓄積部14aに蓄積する。また、通話規制部302は、判定部305の判定結果に応じて、通話規制を行う機能も備えている。
端末情報取得部304は、通話の許可に基づいて確立された通話の音声データ及び通話履歴の転送を、スマートフォン1から受け付けるモジュールである。この端末情報取得部304で受信された音声データ及び通話履歴は、ユーザー毎に通話履歴と関連づけられて音声蓄積部34に蓄積される。
判定部305は、通話規制部302による通話規制の規制レベルや規制方法を決定するモジュールであり、この決定は、通話動作判定部305a、表示動作判定部305b、通話残量管理部305cによる判定結果に基づいてなされる。
通話動作判定部305aは、スマートフォン1側の通話確立部153の動作状態を判定するモジュールであり、表示動作判定部305bは、表示部12aの動作状態を判定するモジュールであり、通話規制部302では、通話確立部153又は表示部12aの動作状態が正常でないと判定した場合に、通話の確立を禁止する。具体的には、スマートフォン1側の通話録音アプリケーションが停止されたり、削除された場合に、通話の実行を禁止する。この動作状態の判定方法としては、判定部305と通話動作判定部16aとの間で確認通信を行い、確認通信が成立しない場合に、当該通話録音アプリケーションが正常に動作していないと判定する。
この確認通信は、通話動作判定部16aから周期的に通話録音サーバー3に対して発信するようにしてもよく、通話録音サーバー3側から確認要求信号を発信し、通話動作判定部16aから応答がない場合に、当該通話録音アプリケーションが正常に動作していないと通話録音サーバー3側で判断してもよい。通話実行を禁止する方法として、発信時にあっては、ローカルにダウンロードされた電話帳データを暗号化して保存しており、電話帳データを復号しない限り、発信できないようにしている。すなわち、この暗号化されたデータの復号鍵は、通話録音サーバー3において管理され、この復号鍵は、当該通話録音アプリケーションが正常に動作していることを条件として、通話録音サーバー3から送信され、当該通話録音アプリケーションが正常に動作している場合にのみ、電話帳データの閲覧が可能となっている。
通話残量管理部305cは、スマートフォン1側の音声蓄積部14aにおける蓄積可能な容量(メモリ残量)を、スマートフォン1側の通話残量検出部153bを通じて検出するモジュールであり、通話規制部302は、スマートフォン1側の通話残量検出部153bで検出されたメモリ残量が所定の容量(例えば、5分程度の音声データ容量)以下となっている場合に、通話の確立を制限する。
本実施形態において、この通話残量管理部305cにおける音声データの受信タイミングは、例えば、無線LAN通信が確立した時点としたり、通話開始時や通話終了時とすることができる。また、通話開始直後からストリーミング受信してもよい。また、この通話確立の制限としては、発信処理や着信処理の実行を禁止したり、音声蓄積部14a中の音声データのアップロードを早期に実行し、メモリ容量の確保を行う間、発信処理や着信処理の開始を待機させるなどが挙げられる。
監視部307は、判定部305、閲覧規制部301、及び通話規制部302を監視し、スマートフォン1を管理するモバイルデバイス管理(Mobile Device Management:MDM)の機能を有するモジュールである。本実施形態においては、監視部307は、ディスプレイなどの表示部36に接続されており、各スマートフォン1の動作状況を表示させる。これにより、通話録音アプリケーションが停止されたり、削除された場合には、表示部36を介して、管理者等に通知する。また、管理者からの設定操作を受け付け、サーバ3内における各モジュールの動作を制御する機能も備えている。
なお、通話録音サーバー3での通話規制処理、及び閲覧規制処理と、スマートフォン1側での通話規制処理、及び閲覧規制処理は、いずれか一方のみが実行されていればよく、監視部307の制御により、各モジュールの切り替えが設定可能となっている。
通信確立情報取得部303は、スマートフォン1側からの問い合わせに対して、通信相手の電話番号や連絡先情報を回答するモジュールである。詳述すると、発信時にあっては、スマートフォン1側の発信先取得部152からユーザーの選択操作により入力された連絡先情報を取得して電話帳管理部32を参照し、発信すべき電話番号を発信先情報として回答する。
一方、着信時にあっては、スマートフォン1側の発信元検出部154において着信があった場合に、スマートフォン1側で発信者番号通知により発信元の電話番号が受信されると、表示情報設定部151は、受信された発信元の電話番号を表示することなく、発信元検出部154により取得された発信元情報(電話番号以外の情報)を表示する。このとき発信元検出部154は、受信された発信元の電話番号に基づいて通信確立情報取得部303に問い合わせを行い、通信確立情報取得部303は、電話帳管理部32を参照し、発信元の電話番号に関連づけられた連絡先情報の氏名などを取得し、表示情報設定部151に送出し、これを受けて表示情報設定部151は、発信元情報として表示部12aに表示させる。
端末情報取得部304は、スマートフォン1側の転送部155から、スマートフォン1側で蓄積された音声データを、当該音声データに関連づけられた発信元情報又は発信先情報を含む通話履歴とともに受信し、音声蓄積部34に蓄積するモジュールである。
通話履歴管理部33は、スマートフォン1の通話履歴管理部153aで記録された通話履歴を受信し、蓄積するモジュールである。この通話履歴としては、通話相手を特定する連絡先情報や、その通話の発信・着信時刻、終話時刻、位置情報・基地局情報などが記録され、スマートフォン1側からアップロードされた通話履歴は、リレーショナルデータベース機能により、音声蓄積部34に蓄積された音声データと関連づけられる。なお、この通話履歴は、周期的に、或いは通話録音サーバー3からの要求に応じて、通話録音サーバー3に転送される。
音声データ送信部310は、スマートフォン1側に対して、記憶された音声データを送信するモジュールである。この際、制御部300は、スマートフォン1側の通話履歴や使用状況等の情報に基づいて、音声データをスマートフォン1側に対して送信するか否かの判断も行っている。
(通話録音方法)
以上の構成を有する通話録音システムを動作させることによって、本発明の通話録音方法を実施することができる。図5は、本実施形態に係る通話録音システムの発信時の動作を示すフローチャート図であり、図6は、着信時の動作を示すフローチャート図である。
(1)発信時の動作
先ず、電話帳データとして、電話番号やその電話番号に関連する連絡先情報が、電話帳管理部32に蓄積される(S101)。このとき、通話録音サーバー3において、電話番号毎にその通話規制のレベルや、閲覧範囲が設定される(S102)。
そして、スマートフォン1側において、ユーザーが発信操作を行う場合には、その発信操作の際、又は発信操作に先行させて、連絡先情報の要求信号が通話録音サーバー3側に送信され、この要求信号に応じて連絡先情報である電話帳データが取得される(S201、S103及びS202)。この電話帳データの送信は、初期設定時、情報更新時、又は周期的において、通話録音サーバー3からプッシュ型でスマートフォン1側へ送信する。なお、電話帳データが既にスマートフォン1側に配信されている場合には、これらS201、S103及びS202のステップは省略される。
ここで、連絡先情報である電話帳データには、通話録音サーバー3側で表示規制が設定されており、電話番号を表示することなく、電話番号以外の連絡先情報(氏名、連絡先ID、ニックネーム等)のみを表示するようになっている(S203)。
次に、スマートフォン1側では、通話残量検出部153bにおいて、端末側の音声蓄積部14aにおける蓄積可能な容量(メモリ残量)を検出し、通話確立部153では、通話残量検出部153bが検出した残量が所定の容量以下となっているか否かを判断する(S204)。メモリ残量が所定の容量以下となっている場合には(S204における“Y”)、メモリ残量が少ない旨を表示部12aにポップアップ表示させるとともに、発信処理の実行を禁止する(S205)。一方、メモリ残量が所定の容量以下となっていない場合には(S204における“N”)、電話番号が閲覧されない状態のまま、発信処理が可能状態とする。
その後、ユーザーは、スマートフォン1側にダウンロードされた電話帳データを閲覧し、連絡先情報から発信先である発信先情報(電話番号以外の氏名、ユーザーID等)を選択する(S206)。この選択操作によって選択された発信先情報は、例えば、通話録音サーバー3に送信され、通話録音サーバー3では、電話帳管理部32を参照して、ユーザーの認証を行うとともに、通話の許可をスマートフォン1側に付与する(S104、S105及びS207)。スマートフォン1側では、通話の許可に関する信号を受信して、この通話の許可を実行するか否かを判断する(S208)。
なお、電話帳データがスマートフォン1側に既にダウンロードされ、その電話帳データ内に通話の許可が設定されている場合には、これらS104、S105及びS207のステップは省略される。この場合、スマートフォン1側では、表示部12aに表示された連絡先情報に対する選択操作に基づいて、ダウンロードされた電話帳を参照し、発信すべき電話番号を発信先情報として取得する。このようにして取得された発信先の電話番号は通話確立部153に入力され、通話を許可するか否かが判定される(S208)。
このスマートフォン1側又は通話録音サーバー3側で行われる通話を許可するか否かの判定は、例えば、通話条件判定部153cにおいて、予め設定された利用可能時刻内であるか否かや、発信先がホワイトリストに含まれているか否かによって判定される。
スマートフォン1側又は通話録音サーバー3側において、通話を許可しないと判定した場合には(S208における“N”)、通話が不可である旨が表示部12aにポップアップ表示され、発信処理の実行が禁止される(S209)。この際、ポップアップ表示には、判定結果に応じて、例えば、利用時間外である旨や、通話が許可された相手でない旨が表示される。一方、通話を許可すると判定した場合には(S208における“Y”)、スマートフォン1側では、この通信の許可及び取得された発信先の電話番号に基づいて通話を確立し、通話を確立する(S210及びS301)。
これと同時に、通話録音サーバー3側で通話記録が通話履歴として蓄積される(S106)。なお、この通話記録の蓄積は、スマートフォン1側で行ってもよく、その場合には、後に通話録音サーバー3側にアップロードする。通話が開始されると、スマートフォン1側にて通話音声が録音されるとともに、通話に関する発信元の情報(通話開始時刻や現在地情報、発信先情報)が記録される(S211)。さらに、通話中においては、通話録音サーバー3側において、通話内容の解析、監視処理が行われてもよい(S700)。この場合には、通話開始直後にストリーミング送信等で音声データが通話録音サーバー3に送信されるようになっている。
その後、通話が終了すると(S212及びS302)、録音された音声データ、及びこの音声データに関連する発信元情報が、通話録音サーバー3に転送される(S213及びS107)。この音声データの送信は、通話終了をトリガーとして、スマートフォン1側が主導で通話録音サーバー3へ送信される。なお、ここでは、この音声データ等の転送のタイミングを、終話直後としたが、通話開始直後にストリーミング送信等で通話録音サーバー3に送信を開始してもよく、無線LAN通信が可能となった時点に、纏めてアップロードするようにしてもよい。
また、本実施形態において、通話規制の判定は、スマートフォン1側の通話確立部153において実行したが、これに限定するものではなく、通話録音サーバー3の通話規制部302及び判定部305において実行し、その判定結果に応じてスマートフォン1を制御してもよい。
(2)着信時の動作
次いで、着信時の動作について説明する。ここでも、電話帳データとして、電話番号やその電話番号の連絡先情報が、電話帳管理部32に蓄積される(S401)。このとき、通話録音サーバー3において、電話番号毎にその通話規制のレベルや、閲覧範囲が設定される(S402)。
そして、スマートフォン1側において、着信が検出された時、或いは着信前に予め、発信元情報である電話帳データの要求信号が通話録音サーバー3側に送信され、この要求信号に応じて発信元情報が取得される(S501、S403及びS502)。なお、電話帳データが既にスマートフォン1側に配信されている場合には、これらS501、S403及びS502のステップは省略される。
スマートフォン1側では、着信処理の開始によって、発信者番号通知から検出された電話番号(発信元情報)に基づいて、電話帳データが参照され、発信元情報(電話番号以外の氏名、ユーザーID等)が検出され、発信元を確認することができる(S601及びS503)。このとき電話帳データには、通話録音サーバー3側で表示規制が設定されており、スマートフォン1側では、電話番号は表示されない(S504)。これと併せて、スマートフォン1側から通話確立要求が発信元情報とともに通話録音サーバー3に送信され(S505)、通話録音サーバー3では、電話帳管理部32を参照して、ユーザーの認証を行うとともに、通話の許可をスマートフォン1側に付与する(S404、S405、及びS506)。スマートフォン1側では、この通話の許可に関する信号を受信して、通話の許可を実行するか否かを判定する(S507)。
なお、電話帳データがスマートフォン1側に既にダウンロードされ、その電話帳データ内に通話の許可が設定されている場合には、これらS404、S405、及びS506のステップは省略される。この場合、スマートフォン1側では、確認した発信元情報を通話確立部153に入力するとともに、その他の情報についても通話確立部153にして、通話を許可するか否かを判定する(S507)。
このスマートフォン1側又は通話録音サーバー3側で行われる通話を許可するか否かの判定は、例えば、予め設定された利用可能時刻内であるか否かや、発信元がホワイトリストに含まれているか否かに基づいて判定される。
スマートフォン1側又は通話録音サーバー3側において、通話を許可しないと判定した場合には(S507おける“N”)、スマートフォン1側では、通話が不可である旨が表示部12aにポップアップ表示され、着信処理の実行が禁止される(S508)。この際、ポップアップ表示には、判定結果に応じて、例えば、利用時刻外である旨や、通話が許可された相手でない旨が表示される。また、スマートフォン1側は、相手側端末2a,2bに対して、例えば、営業時間外であるなど、電話に出ることができない旨のガイダンスを通知し(S509)、相手側端末2a,2bでは、そのガイダンスがスピーカー等から出力され(S602)、通話は終了する。
一方、通話を許可すると判定した場合には(S507における“Y”)、スマートフォン1側では、この通信の許可及び取得された発信元の電話番号に基づいて通話を確立し、通話を確立する(S510及びS603)。これと同時に、通話録音サーバー3側で通話記録が通話履歴として蓄積される(S406)。なお、この通話記録の蓄積は、スマートフォン1側で行ってもよく、その場合には、後に通話録音サーバー3側にアップロードする。通話が開始されると、スマートフォン1側にて通話音声が録音されるとともに、通話に関する発信元情報(通話開始時刻や現在地情報、発信先の連絡先情報)が記録される(S511)。さらに、通話中においては、通話録音サーバー3側において、通話内容の解析、監視処理が行われてもよい(S700)。この場合には、通話開始直後にストリーミング送信等で音声データが通話録音サーバー3に送信されるようになっている。
その後、通話が終了すると(S512及びS604)、録音された音声データ、及びこの音声データに関連する発信元情報が、通話録音サーバー3に転送される(S513及びS407)。この音声データの送信は、通話終了をトリガーとして、スマートフォン1側が主導で通話録音サーバー3へ送信される。なお、ここでは、この音声データ等の転送のタイミングを、終話直後としたが、通話開始直後にストリーミング送信等で通話録音サーバー3に送信を開始してもよく、無線LAN通信が可能となった時点に、纏めてアップロードするようにしてもよい。
また、本実施形態において、通話規制の判定は、スマートフォン1側の通話確立部153において実行したが、これに限定するものではなく、通話録音サーバー3の通話規制部302及び判定部305において実行し、その判定結果に応じてスマートフォン1を制御してもよい。
(3)通話内容の解析、監視処理の動作
次いで、上述したステップS700における通話内容の解析、監視処理の動作について説明する。図7は、本実施形態に係る通話録音システムの通話内容の解析、監視処理の動作を示すフローチャート図である。
先ず、相手側と通話中においては(S701)、通話開始直後からストリーミング送信等で通話録音サーバー3に音声データが送信される(S702)。通話録音サーバー3では、受信した音声データを順次解析して音声認識処理を行う(S703及びS704)。そして、音声認識処理されたデータ中に、予め設定された使用禁止用語が含まれているか否かを判定する(S705)。
使用禁止用語が含まれていない場合には(S705における“N”)、そのまま、次に音声認識処理されたデータ中に使用禁止用語が含まれているか否かを判定する(S705)。一方、使用禁止用が含まれている場合には(S705における“Y”)、通話規制部302によって通話規制信号を生成し、スマートフォン1側に送信する(S706)。
スマートフォン1側では、通話規制信号を受信すると(S707)、制御部15において、その通話規制信号に基づいて、通話規制処理が実行される(S708)。この通話規制処理とは、例えば、使用禁止用語が発せられていることを通知するためのアラート音や振動を発生や、通話の強制終了などの処理が含まれる。その後、スマートフォン1側では、通話が終了したか否かが判定され(S709)、通話が終了していない場合には(S709における“N”)、ステップS702からステップS708までの処理が繰り返される。一方、通話が終了した場合には(S709における“Y”)、処理を終了する。
なお、本実施形態において、使用禁止用語が含まれているか否かの判断を通話録音サーバー3側で行ったが、スマートフォン1側の制御部15において判断してもよい。この場合には、図8に示すように、予めメモリ14内に使用禁止用語のデータを蓄積させ、通話中の音声データを取得するとともに(S801及びS802)、即時にその音声データに対して音声認識処理を行って(S803)、使用禁止用語の有無を判断する(S804)。
そして、使用禁止用語が含まれていない場合には(S804における“N”)、そのまま、次に音声認識処理されたデータ中に使用禁止用語が含まれているか否かを判定する。一方、使用禁止用が含まれている場合には(S804における“Y”)、通話確立部153の処理により、通話規制処理が実行される(S805)。この通話規制処理とは、例えば、使用禁止用語が発せられていることを通知するためのアラート音や振動を発生や、通話の強制終了などの処理が含まれる。
その後、スマートフォン1側では、通話が終了したか否かが判定され(S806)、通話が終了していない場合には(S806における“N”)、ステップS802からステップS805までの処理が繰り返される。一方、通話が終了した場合には(S806における“Y”)、処理を終了する。
(作用・効果)
このような本実施形態によれば、例えば、スマートフォン1における発信及び着信による通話を自動的に携帯電話端末上に一時的に録音し、録音した音声データを通話録音サーバー3へ転送する。通話録音サーバー3では、電話番号及びその電話番号に関連する連絡先情報が記録された電話帳データが管理されており、この電話帳データに記録された電話番号毎の設定に基づいて、スマートフォン1における通話確立及び通話録音が制御される。これにより、スマートフォン1側において、録音領域の不足などにより通話録音ができない状態や、録音プロセスが良好に動かない・動かない可能性がある場合は携帯電話による発信・着信を規制することができる。
特に、携帯電話制御プログラムは、携帯電話制御中央装置と連携し録音データを送信する通話録音サーバー、録音データの暗号化、録音データの端末保有者であるユーザーからの聴取可否、端末へのデータ記録量、録音の実行などを制御する仕組みを有するため、携帯電話端末などを利用した無線通信による通話の録音を、簡便なシステムによって確実なものとし、コンプライアンスの確保や証拠保全の充実を図ることができる。また、通話録音サーバー3側で、音声データを蓄積するため、従来の通話録音サーバーで有している音声キーワード検索・アラート機能等を利用できる。
そして、スマートフォン1側において通話録音アプリケーションが正常に動作しているかを監視するため、通話を録音しないアプリケーションの利用や新規導入などをできないように制限することができ、その試みがあった場合は、その企業管理者へ連絡が行く仕組みを構築することができる。特に、録音領域の不足など端末による録音ができない状態や、録音プロセスが良好に動かない・動かない可能性がある場合は携帯電話による発信・着信を規制することができる。さらには、本実施形態によれば、ユーザーがアドレス帳の電話番号にアクセスし、別の携帯電話で不正に利用することを防ぐことができ、特定のエリア・WiFi等の電波状態・VPNなどのセキュリティ配下のみで利用できるように制御でき、その利用状態も管理することができる。
1…スマートフォン
2a…固定電話(通話相手)
2b…携帯電話(通話相手)
3…通話録音サーバー
5…IP網
4…PSTN(一般公衆回線網・移動体通信網)
6a,6b…ゲートウェイ
11…無線インターフェース
12…出力インターフェース
12a…表示部
13…入力インターフェース
14…メモリ
14a…音声蓄積部
14b…通話履歴蓄積部
15…制御部
16…監視部(端末側)
16a…通話動作判定部(端末側)
16b…表示動作判定部(端末側)
31…通信部
32…電話帳管理データベース
33…通話履歴管理部
34…音声蓄積部
35…ユーザー情報部
36…表示部
151…表示情報設定部
152…発信先取得部
153…通話確立部
153a…通話履歴管理部(端末側)
153b…通話残量検出部(端末側)
153c…通話条件判定部
154…発信元検出部
155…転送部
300…制御部
301…閲覧規制部
302…通話規制部
303…通信確立情報取得部
304…端末情報取得部
305…判定部
305a…通話動作判定部(サーバー側)
305b…表示動作判定部(サーバー側)
305c…通話残量管理部(サーバー側)
307…監視部(サーバー側)
310…音声データ送信部

Claims (42)

  1. 携帯電話端末における通話音声を録音する通話録音システムであって、
    通信ネットワーク上に設置され、音声データを蓄積するネット側音声蓄積部と、
    前記通信ネットワーク上に設置され、電話番号及びその電話番号に関連する連絡先情報を蓄積する電話帳管理部と、
    前記通信ネットワーク上に設置され、前記電話帳管理部に蓄積された電話番号及び前記連絡先情報を参照し、前記携帯電話端末上における着信処理を規制する通話規制部と、
    前記携帯電話端末上において、前記通話の発信元に関する発信元情報を検出する発信元検出部と、
    前記発信元情報に基づいて、前記通話規制部からの許可を取得し、当該発信元との通話を開始する通話確立部と、
    前記通話確立部が確立した通話の音声データと、前記発信元検出部が検出した前記発信元情報とを、関連づけて前記携帯電話端末において蓄積する端末側音声蓄積部と、
    前記音声蓄積部に蓄積された音声データを、当該音声データに関連づけられた前記発信元情報とともに、前記端末側音声蓄積部から前記ネット側音声蓄積部へ転送する転送部と
    を備えることを特徴とする通話録音システム。
  2. 携帯電話端末における通話音声を録音する通話録音システムであって、
    通信ネットワーク上に設置され、音声データを蓄積するネット側音声蓄積部と、
    前記通信ネットワーク上に設置され、電話番号及びその電話番号に関連する連絡先情報を蓄積する電話帳管理部と、
    前記通信ネットワーク上に設置され、前記電話帳管理部に蓄積された電話番号及び前記連絡先情報を参照し、前記携帯電話端末上における発信処理を規制する通話規制部と、
    前記携帯電話端末上において、発信先に関する発信先情報を前記電話帳管理部から取得する発信先取得部と、
    前記発信先情報に基づいて、前記通話規制部からの許可を取得し、当該発信先との通話を開始する通話確立部と、
    前記通話確立部が確立した通話の音声データと、前記発信先取得部が検出した前記発信先情報とを、関連づけて前記携帯電話端末において蓄積する端末側音声蓄積部と、
    前記音声蓄積部に蓄積された音声データを、当該音声データに関連づけられた前記発信先情報とともに、前記端末側音声蓄積部から前記ネット側音声蓄積部へ転送する転送部と
    を備えることを特徴とする通話録音システム。
  3. 前記通信ネットワーク上に設置され、前記電話帳管理部に蓄積された電話番号及び前記連絡先情報に関し、前記携帯電話端末上における閲覧可能な範囲を設定する閲覧規制部と、
    前記携帯電話端末において、前記閲覧規制部の設定を参照し、その設定に応じて、前記電話番号又は前記連絡先情報を表示する情報表示部と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の通話録音システム。
  4. 前記通信ネットワーク上において、前記通話確立部が確立した通話記録を蓄積する通話履歴管理部をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の通話録音システム。
  5. 前記端末側音声蓄積部における蓄積可能な容量を検出する残量検出部をさらに備え、
    前記通話規制部は、前記残量検出部が検出した残量が所定の容量以下となっている場合に、前記通話確立部における通話の確立を禁止する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の通話録音システム。
  6. 前記通話確立部の動作状態を判定する通話動作判定部をさらに備え、
    前記通話規制部では、前記通話動作判定部が、前記通話確立部の動作状態が正常でないと判定した場合に、アラート信号を送出する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の通話録音システム。
  7. 前記情報表示部の動作状態を判定する表示動作判定部をさらに備え、
    前記通話規制部では、前記表示動作判定部が、前記情報表示部の動作状態が正常でないと判定した場合に、アラート信号を送出する
    ことを特徴とする請求項3乃至6のいずれかに記載の通話録音システム。
  8. 通話音声を録音する機能を備えた携帯電話端末であって、
    前記通話の発信元に関する発信元情報を検出する発信元検出部と、
    前記発信元情報に基づいて、通信ネットワーク上に設置された通話録音サーバーからの許可を取得し、当該発信元との通話を開始する通話確立部と、
    前記通話確立部が確立した通話の音声データと、前記発信元検出部が検出した前記発信元情報とを、関連づけて前記携帯電話端末において蓄積する端末側音声蓄積部と、
    前記音声蓄積部に蓄積された音声データを、当該音声データに関連づけられた前記発信元情報とともに、前記端末側音声蓄積部から前記通話録音サーバーへ転送する転送部と
    を備えることを特徴とする携帯電話端末。
  9. 通話音声を録音する機能を備えた携帯電話端末であって、
    前記通信ネットワーク上に設置され、電話番号及びその電話番号に関連する連絡先情報を蓄積する通話録音サーバーから、発信先に関する発信先情報を、取得する発信先取得部と、
    前記通話録音サーバーからの許可を取得し、当該発信先との通話を開始する通話確立部と、
    確立した通話の音声データと、前記発信先取得部が検出した前記発信先情報とを、関連づけて前記携帯電話端末において蓄積する端末側音声蓄積部と、
    前記音声蓄積部に蓄積された音声データを、当該音声データに関連づけられた前記発信先情報とともに、前記端末側音声蓄積部から通話録音サーバーへ転送する転送部と
    を備えることを特徴とする携帯電話端末。
  10. 前記通話録音サーバーによる設定を参照し、その設定に応じて、前記電話番号又は前記連絡先情報を表示する情報表示部を
    さらに備えることを特徴とする請求項8又は9に記載の携帯電話端末。
  11. 前記通話確立部が確立した通話記録を蓄積し、前記通話録音サーバーに転送する通話履歴管理部をさらに備えることを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載の携帯電話端末。
  12. 前記端末側音声蓄積部における蓄積可能な容量を検出する残量検出部をさらに備え、
    前記通話確立部では、前記残量検出部が検出した残量が所定の容量以下となっている場合に、前記通話の確立を制限する
    ことを特徴とする請求項8乃至11のいずれかに記載の携帯電話端末。
  13. 前記通話確立部の動作状態を判定する通話動作判定部をさらに備え、
    前記通話確立部では、前記通話動作判定部が、前記通話確立部の動作状態が正常でないと判定した場合に、アラート信号を送出する
    ことを特徴とする請求項8乃至12のいずれかに記載の携帯電話端末。
  14. 前記情報表示部の動作状態を判定する表示動作判定部をさらに備え、
    前記通話規制部では、前記表示動作判定部が、前記情報表示部の動作状態が正常でないと判定した場合に、アラート信号を送出する
    ことを特徴とする請求項10乃至13のいずれかに記載の携帯電話端末。
  15. 携帯電話端末における通話音声を、通信ネットワーク上において録音するための通話録音サーバーであって、
    音声データを蓄積するネット側音声蓄積部と、
    電話番号及びその電話番号に関連する連絡先情報を蓄積する電話帳管理部と、
    前記電話帳管理部に蓄積された電話番号及び前記連絡先情報を参照し、前記携帯電話端末上における着信処理を規制する通話規制部と、
    を備え、
    前記通話規制部は、前記携帯電話端末上で検出された前記通話の発信元に関する発信元情報に基づいて、前記電話帳管理部を参照し、その参照結果に応じて、当該通話の許可を前記携帯電話端末に付与し、
    前記ネット側音声蓄積部は、前記通話の許可に基づいて確立された通話の音声データの転送を、前記携帯電話端末から受け付ける
    ことを特徴とする通話録音サーバー。
  16. 携帯電話端末における通話音声を、通信ネットワーク上において録音するための通話録音サーバーであって、
    音声データを蓄積するネット側音声蓄積部と、
    電話番号及びその電話番号に関連する連絡先情報を蓄積する電話帳管理部と、
    前記電話帳管理部に蓄積された電話番号及び前記連絡先情報を参照し、前記携帯電話端末上における発信処理を規制する通話規制部と、
    を備え、
    前記通話規制部は、前記携帯電話端末上で入力された前記通話の発信先に関する発信先情報に基づいて、前記電話帳管理部を参照し、その参照結果に応じて、当該通話の許可を前記携帯電話端末に付与し、
    前記ネット側音声蓄積部は、前記通話の許可に基づいて確立された通話の音声データの転送を、前記携帯電話端末から受け付ける
    を備えることを特徴とする通話録音サーバー。
  17. 前記電話帳管理部に蓄積された電話番号及び前記連絡先情報に関し、前記携帯電話端末上における閲覧可能な範囲を設定する閲覧規制部をさらに備えることを特徴とする請求項15又は16に記載の通話録音サーバー。
  18. 前記通信ネットワーク上において、前記携帯電話端末が確立した通話記録を蓄積する通話履歴管理部をさらに備えることを特徴とする請求項15乃至17のいずれかに記載の通話録音サーバー。
  19. 前記端末側音声蓄積部における蓄積可能な容量を検出する残量検出部をさらに備え、
    前記通話規制部は、前記残量検出部が検出した残量が所定の容量以下となっている場合に、前記通話確立部における通話の確立を禁止する
    ことを特徴とする請求項15乃至18のいずれかに記載の通話録音サーバー。
  20. 前記通話確立部の動作状態を判定する通話動作判定部をさらに備え、
    前記通話規制部では、前記通話動作判定部が、前記通話確立部の動作状態が正常でないと判定した場合に、アラート信号を送出する
    ことを特徴とする請求項15乃至19のいずれかに記載の通話録音サーバー。
  21. 前記情報表示部の動作状態を判定する表示動作判定部をさらに備え、
    前記通話規制部では、前記表示動作判定部が、前記情報表示部の動作状態が正常でないと判定した場合に、アラート信号を送出する
    ことを特徴とする請求項17乃至20のいずれかに記載の通話録音サーバー。
  22. 携帯電話端末における通話音声を録音する通話録音方法であって、
    前記通信ネットワーク上に設置された電話帳管理部において、電話番号及びその電話番号に関連する連絡先情報を蓄積する電話帳管理ステップと、
    前記通信ネットワーク上に設置された通話規制部において、前記電話帳管理部に蓄積された電話番号及び前記連絡先情報を参照し、前記携帯電話端末上における着信処理を規制する通話規制ステップと、
    前記携帯電話端末上において、前記通話の発信元に関する発信元情報を検出する発信元検出ステップと、
    前記発信元情報に基づいて、前記通話規制部からの許可を取得し、当該発信元との通話を開始する通話確立ステップと、
    前記通話確立ステップにおいて確立した通話の音声データと、前記発信元検出ステップにおいて検出した前記発信元情報とを、関連づけて前記携帯電話端末において蓄積する端末側音声蓄積ステップと、
    前記携帯電話端末に蓄積された音声データを、当該音声データに関連づけられた前記発信元情報とともに、前記携帯電話端末から、前記通信ネットワーク上に設置されたネット側音声蓄積部へ転送する転送ステップと
    を備えることを特徴とする通話録音方法。
  23. 携帯電話端末における通話音声を録音する通話録音方法であって、
    前記通信ネットワーク上に設置された電話帳管理部において、電話番号及びその電話番号に関連する連絡先情報を蓄積する電話帳管理ステップと、
    前記通信ネットワーク上に設置された通話規制部において、前記電話帳管理部に蓄積された電話番号及び前記連絡先情報を参照し、前記携帯電話端末上における発信処理を規制する通話規制ステップと、
    前記携帯電話端末上において、発信先に関する発信先情報を前記電話帳管理部から取得する発信先取得ステップと、
    前記発信先情報に基づいて、前記通話規制部からの許可を取得し、当該発信先との通話を開始する通話確立ステップと、
    前記通話確立ステップにおいて確立した通話の音声データと、前記発信先取得ステップにおいて検出した前記発信先情報とを、関連づけて前記携帯電話端末において蓄積する端末側音声蓄積ステップと、
    前記携帯電話端末に蓄積された音声データを、当該音声データに関連づけられた前記発信先情報とともに、前記携帯電話端末から、前記通信ネットワーク上に設置されたネット側音声蓄積部へ転送する転送ステップと
    を備えることを特徴とする通話録音方法。
  24. 前記通信ネットワーク上に設置され、前記電話帳管理部に蓄積された電話番号及び前記連絡先情報に関し、前記携帯電話端末上における閲覧可能な範囲を設定する閲覧規制ステップと、
    前記携帯電話端末において、前記閲覧規制部の設定を参照し、その設定に応じて、前記電話番号又は前記連絡先情報を表示する情報表示ステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項22又は23に記載の通話録音方法。
  25. 前記通信ネットワーク上において、前記通話確立部が確立した通話記録を蓄積する通話履歴管理ステップをさらに備えることを特徴とする請求項22乃至24のいずれかに記載の通話録音方法。
  26. 前記端末側音声蓄積部における蓄積可能な容量を検出する残量検出ステップをさらに備え、
    前記通話規制ステップでは、前記残量検出ステップで検出した残量が所定の容量以下となっている場合に、前記通話確立ステップにおける通話の確立を禁止する
    ことを特徴とする請求項22乃至25のいずれかに記載の通話録音方法。
  27. 前記通話確立部の動作状態を判定する通話動作判定ステップをさらに備え、
    前記通話規制ステップでは、前記通話動作判定ステップにおいて、前記通話確立部の動作状態が正常でないと判定した場合に、アラート信号を送出する
    ことを特徴とする請求項22乃至26のいずれかに記載の通話録音方法。
  28. 前記情報表示部の動作状態を判定する表示動作判定部をさらに備え、
    前記通話規制部は、前記表示動作判定部が、前記情報表示部の動作状態が正常でないと判定した場合に、アラート信号を送出する
    ことを特徴とする請求項24乃至27のいずれかに記載の通話録音方法。
  29. 携帯電話端末における通話音声を録音する通話録音プログラムであって、前記携帯電話端末に、
    前記通話の発信元に関する発信元情報を検出する発信元検出ステップと、
    前記発信元情報に基づいて、通信ネットワーク上に設置された通話録音サーバーからの許可を取得し、当該発信元との通話を開始する通話確立ステップと、
    前記通話確立ステップにおいて確立した通話の音声データと、前記発信元検出ステップにおいて検出した前記発信元情報とを、関連づけて前記携帯電話端末において蓄積する端末側音声蓄積ステップと、
    前記携帯電話端末に蓄積された音声データを、当該音声データに関連づけられた前記発信元情報とともに、前記携帯電話端末から、前記通信ネットワーク上に設置されたネット側音声蓄積部へ転送する転送ステップと
    を備える処理を実行させることを特徴とする通話録音プログラム。
  30. 携帯電話端末における通話音声を録音する通話録音プログラムであって、前記携帯電話端末に、
    前記通信ネットワーク上に設置され、電話番号及びその電話番号に関連する連絡先情報を蓄積する通話録音サーバーから、発信先に関する発信先情報を、取得する発信先取得部と、
    前記通話規制部からの許可を取得し、当該発信先との通話を開始する通話確立部と、
    前記通話確立部が確立した通話の音声データと、前記発信先取得部が検出した前記発信先情報とを、関連づけて前記携帯電話端末において蓄積する端末側音声蓄積部と、
    前記音声蓄積部に蓄積された音声データを、当該音声データに関連づけられた前記発信先情報とともに、前記端末側音声蓄積部から通話録音サーバーへ転送する転送部と
    を備える処理を実行させることを特徴とする通話録音プログラム。
  31. 前記通話録音サーバーによる設定を参照し、その設定に応じて、前記電話番号又は前記連絡先情報を表示する情報表示ステップをさらに備えることを特徴とする請求項29又は30に記載の通話録音プログラム。
  32. 前記通話確立部が確立した通話記録を蓄積し、前記通話録音サーバーに転送する通話履歴管理ステップをさらに備えることを特徴とする請求項29乃至31のいずれかに記載の通話録音プログラム。
  33. 前記端末側音声蓄積部における蓄積可能な容量を検出する残量検出ステップをさらに備え、
    前記通話確立ステップでは、前記残量検出ステップで検出した残量が所定の容量以下となっている場合に、前記通話の確立を制限する
    ことを特徴とする請求項29乃至32のいずれかに記載の通話録音プログラム。
  34. 前記通話確立部の動作状態を判定する通話動作判定ステップをさらに備え、
    前記通話確立ステップでは、前記表示動作判定ステップで、前記情報表示部の動作状態が正常でないと判定した場合に、前記通話確立ステップにおける通話の確立を禁止する
    ことを特徴とする請求項29乃至33のいずれかに記載の通話録音プログラム。
  35. 前記情報表示部の動作状態を判定する表示動作判定ステップをさらに備え、
    前記通話確立ステップでは、前記通話動作判定ステップで、前記通話確立部の動作状態が正常でないと判定した場合に、前記通話確立ステップにおける通話の確立を禁止する
    ことを特徴とする請求項31乃至34のいずれかに記載の通話録音プログラム。
  36. 携帯電話端末における通話音声を録音する通話録音プログラムであって、前記通信ネットワーク上に設置された通話録音サーバーに、
    電話番号及びその電話番号に関連する連絡先情報を蓄積する電話帳管理ステップと、
    前記電話帳管理部に蓄積された電話番号及び前記連絡先情報を参照し、その参照結果に応じて、当該通話の許可を前記携帯電話端末に付与する通話規制ステップと、
    前記通話の許可に基づいて確立された通話の音声データの転送を、前記携帯電話端末から受け付けるネット側音声蓄積ステップと、
    を備える処理を実行させることを特徴とする通話録音プログラム。
  37. 携帯電話端末における通話音声を録音する通話録音プログラムであって、前記通信ネットワーク上に設置された通話録音サーバーに、
    電話番号及びその電話番号に関連する連絡先情報を蓄積する電話帳管理ステップと、
    前記携帯電話端末上で入力された前記通話の発信先に関する発信先情報に基づいて、前記電話帳管理部を参照し、その参照結果に応じて、当該通話の許可を前記携帯電話端末に付与する通話規制ステップと、
    前記通話の許可に基づいて確立された通話の音声データの転送を、前記携帯電話端末から受け付けるネット側音声蓄積ステップと、
    を備える処理を実行させることを特徴とする通話録音プログラム。
  38. 前記電話帳管理部に蓄積された電話番号及び前記連絡先情報に関し、前記携帯電話端末上における閲覧可能な範囲を設定する閲覧規制ステップをさらに備えることを特徴とする請求項36又は37に記載の通話録音プログラム。
  39. 前記通話確立ステップにより確立した通話記録を蓄積する通話履歴管理ステップをさらに備えることを特徴とする請求項36乃至38のいずれかに記載の通話録音プログラム。
  40. 前記端末側音声蓄積部における蓄積可能な容量を検出する残量検出ステップをさらに備え、
    前記通話規制ステップでは、前記残量検出ステップにおいて検出した残量が所定の容量以下となっている場合に、前記通話確立ステップにおける通話の確立を禁止する
    ことを特徴とする請求項36乃至39のいずれかに記載の通話録音プログラム。
  41. 前記通話確立部の動作状態を判定する通話動作判定ステップをさらに備え、
    前記通話規制ステップでは、前記通話動作判定ステップにおいて、前記通話確立部の動作状態が正常でないと判定した場合に、前記通話確立ステップにおける通話の確立を禁止する
    ことを特徴とする請求項36乃至40のいずれかに記載の通話録音プログラム。
  42. 前記情報表示部の動作状態を判定する表示動作判定ステップをさらに備え、
    前記通話規制ステップでは、前記表示動作判定ステップにおいて、前記情報表示部の動作状態が正常でないと判定された場合に、前記通話確立ステップにおける通話の確立を禁止する
    ことを特徴とする請求項38乃至41のいずれかに記載の通話録音プログラム。
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