JP4237000B2 - 車両用灯具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、昼間走行時に車両前方へ向けて光照射を行うように構成された車両用灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、二輪車だけでなく四輪車においても、昼間走行時にヘッドランプを点灯させて走行する車両が増えてきている。これは、ヘッドランプの点灯により対向車ドライバや歩行者等に自車の存在を知らせて、走行安全性をより高めることを意図したものである。
【0003】
その際「特許文献1」には、ヘッドランプを昼間点灯用として使用する場合において、その明るさを周囲の明るさに応じて設定するための制御装置が記載されている。
また、昼間走行時に車両前方へ向けて光照射を行うように構成された専用の車両用灯具も市販されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−347880号公報
【発明が解決しようとする課題】
このような昼間点灯用灯具は、自車の被視認性を高めることを目的としているので、その光照射により対向車ドライバや歩行者等に対して注意喚起をできるだけ強く促すことができるように構成することが望まれる。
【0005】
しかしながら、従来の昼間点灯用灯具からの光照射により形成される配光パターンは、通常のヘッドランプの場合と同様、単一の高光度領域を有する配光パターンとなっているので、対向車ドライバや歩行者等に対する注意喚起作用が十分でなく、このため自車の被視認性を効果的に高めることができない、という問題がある。
【0006】
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、昼間走行時に車両前方へ向けて光照射を行うように構成された車両用灯具において、対向車ドライバや歩行者等に対して十分な注意喚起を促すことができる車両用灯具を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、配光パターンの形成方法に工夫を施すことにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
【0008】
すなわち、本願発明に係る車両用灯具は、
昼間走行時に車両前方へ向けて光照射を行うように構成された車両用灯具において、
上記光照射を行うための光源が、上下方向および左右方向にそれぞれ互い違いとなるように配置された複数の半導体発光素子で構成されており、
上記光照射により、車両正面方向に対して左右各20°および上下各10°の角度範囲内に少なくとも2つの高光度領域を有する配光パターンを形成するように構成されている、ことを特徴とするものである。
【0009】
上記「車両用灯具」は、昼間走行時に車両前方へ向けて光照射を行うように構成されたものであれば、その具体的構成や車両への取付位置等は特に限定されるものではない。
【0010】
上記「配光パターン」は、少なくとも2つの高光度領域を有するものであれば、その最高光度やパターン形状等の具体的構成は特に限定されるものではない。
【0011】
【発明の作用効果】
上記構成に示すように、本願発明に係る車両用灯具は、昼間走行時に車両前方へ向けて光照射を行うように構成されているが、その光照射により、車両正面方向に対して左右各20°および上下各10°の角度範囲内に少なくとも2つの高光度領域を有する配光パターンを形成するようになっているので、次のような作用効果を得ることができる。
【0012】
すなわち、本願発明に係る車両用灯具からの光照射により形成される配光パターンは、車両正面方向を中心とする所定角度範囲内に明るさの谷間を有しているので、対向車ドライバや歩行者等の視界に入る光を、自車の移動に伴って一旦暗くなってから再度明るくなるようにすることができる。このため対向車ドライバや歩行者等にいわゆるキラキラ感を与えることができ、これにより十分な注意喚起を促すことができる。
【0013】
このように本願発明によれば、昼間走行時に車両前方へ向けて光照射を行うように構成された車両用灯具において、対向車ドライバや歩行者等に対して十分な注意喚起を促すことができ、これにより自車の被視認性を効果的に高めることができる。
【0014】
上記構成において、2つの高光度領域の最高光度点を結ぶ線分上の最低光度点と両最高光度点のうち光度が低い方の最高光度点との光度差が、この光度が低い方の最高光度点の光度に対して20%以上の値となるように設定すれば、自車の移動に伴って対向車ドライバや歩行者等の視界に入る光の明暗差を大きくすることができるので、キラキラ感を高めることができ、これにより注意喚起作用を一層高めることができる。
【0015】
その際、2つの最高光度点を結ぶ線分の延長線上に、上記光度差の条件を満たす少なくとも1つの最低光度点が存在するように構成すれば、キラキラ感を一層高めることができ、これにより注意喚起作用をより一層高めることができる。
【0016】
また、2つの最高光度点を結ぶ直線と直交する直線上に、上記光度差の条件を満たす少なくとも1つの最低光度点が存在するように構成すれば、対向車ドライバや歩行者等と車両用灯具との位置関係がいずれの方向に変化した場合においても、対向車ドライバや歩行者等の視界に入る光が自車の移動に伴って一旦暗くなってから再度明るくなるようにすることができるので、より確実にキラキラ感を与えることができ、これにより注意喚起作用をさらに高めることができる。
【0017】
上記配光パターンの最高光度の具体的な値は特に限定されるものではないが、これを300cd以下の値に設定すれば、車両用灯具の消費電力を小さく抑えることができ、これによりバッテリ電源等に過度な負担をかけることなく昼間点灯を行うことができる。
【0018】
本願発明においては、上記光照射を行うための光源、複数の半導体発光素子で構成されているので、車両用灯具の消費電力を小さく抑えることができ、これによりバッテリ電源等に過度な負担をかけることなく昼間点灯を行うことができる。
【0019】
その際、これら複数の半導体発光素子の前方に凸レンズを設けるようにすれば、各半導体発光素子からの発散光を平行光またはこれに近いものとすることができ、これにより複数の高光度領域を容易に形成することが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
【0021】
図1は、本願発明の一実施形態に係る車両用灯具を示す正面図であり、図2は、図1のII−II線断面図である。
【0022】
これらの図に示すように、本実施形態に係る車両用灯具10は、昼間走行時に車両前方へ向けて光照射を行うように構成された、いわゆるデイタイムランニングランプであって、車両前後方向に延びる光軸Axを有している。そして、この車両用灯具10は、光源としての15個の半導体発光素子12と、これら半導体発光素子12が取り付けられた基板14と、光軸Ax上に位置するようにして15個の半導体発光素子12の前方近傍に設けられた凸レンズ16と、これら半導体発光素子12と凸レンズ14とを所定の位置関係に保持するためのホルダ18およびスペーサ20と、ホルダ18の後端部に固定された状態で基板14を保持するとともに、後面に放熱フィン22aが形成された固定プレート22とを備えてなっている。
【0023】
15個の半導体発光素子12は、光軸Ax上およびその上下2箇所に各々等間隔をおいて配置された3個の半導体発光素子と、これら3個の半導体発光素子に対して各々等間隔をおいて左右斜め上方に配置された6個の半導体発光素子と、さらにこれら6個の半導体発光素子に対して各々等間隔をおいて左右斜め下方に配置された6個の半導体発光素子とからなっている。
【0024】
これら各半導体発光素子12は、いずれも白色で発光する発光ダイオードであって、発光チップ12aが砲弾型のモールド樹脂12bに埋設されてなり、灯具前方へ向けて配置されている。そして、これら各半導体発光素子12においては、発光チップ12aからの発散光を砲弾型のモールド樹脂12bによりやや前方寄りに収束した発散光として凸レンズ16に入射させるようになっている。
【0025】
凸レンズ16は、前方側表面が凸面で後方側表面が平面の平凸レンズであって、該凸レンズ16に入射した各半導体発光素子12からの光を、光軸Ax寄りに収束する光として前方へ出射させるようになっている。
図3は、車両用灯具10からの照射光を示す図である。
【0026】
同図に示すように、各半導体発光素子12からの光は、ある程度の拡がりをもって前方へ照射されるが、その照射方向は、各半導体発光素子12と光軸Axとの位置関係に応じて異なったものとなっている。
【0027】
すなわち、光軸Ax上に配置された半導体発光素子12からの光は、光軸Axを中心として拡がる照射光となり、光軸Axから少し離れた位置に配置された半導体発光素子12からの光は、光軸Axに対して少し傾斜した方向を中心として拡がる照射光となり、光軸Axから大きく離れた位置に配置された半導体発光素子12からの光は、光軸Axに対して大きく傾斜した方向を中心として拡がる照射光となる。
【0028】
図4は、本実施形態に係る車両用灯具10から前方へ照射される光により灯具前方10mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成される配光パターンPを透視的に示す図である。
【0029】
同図に示すように、この配光パターンPは、左右各20°および上下各10°の角度範囲内に15個の高光度領域HZを有する明暗差に富んだ配光パターンとなっている。これら15個の高光度領域HZは、15個の半導体発光素子12の反転像として、各半導体発光素子12と光軸Axとの位置関係に略対応する位置関係で形成されている。
図5および6は、図4のV-V 線断面内およびVI-VI 線断面内における配光パターンPの光度分布を示す図である。
【0030】
図5に示すように、配光パターンPは、H−H線に沿ったV-V 線断面内に3つの高光度領域HZ1、HZ2、HZ3を有している。高光度領域HZ1は、その最高光度点P1が灯具正面方向の消点であるH−V近傍に位置しており、高光度領域HZ2、HZ3は、その最高光度点P2、P3がH−Vから左右それぞれ15°程度変位したH−15L、H−15R近傍に位置している。その際、これら3つの最高光度点P1、P2、P3の光度I1、I2、I3は、いずれも略同じ値となるが、I1>I2、I1>I3になっているものとして説明する。
【0031】
高光度領域HZ1と高光度領域HZ2との間には明るさの谷間が形成されるが、その最高光度点P1、P2のうち光度が低い方の最高光度点P2と、両最高光度点P1、P2を結ぶ線分上の最低光度点B1との光度差G1は、最高光度点P2の光度I2に対して20%以上の値(すなわちG1≧0.2×I2)となるように設定されている。
【0032】
同様に、高光度領域HZ1と高光度領域HZ3との間にも明るさの谷間が形成されるが、その最高光度点P1、P3のうち光度が低い方の最高光度点P3と、両最高光度点P1、P3を結ぶ線分上の最低光度点B2との光度差G2は、最高光度点P3の光度I3に対して20%以上の値(すなわちG2≧0.2×I3)となるように設定されている。
【0033】
図6に示すように、配光パターンPは、高光度領域HZ2の最高光度点P2を通りH−H線と直交するVI-VI 線断面内に、該高光度領域HZ2以外に2つの高光度領域HZ4、HZ5を有している。これら高光度領域HZ4、HZ5は、その最高光度点P4、P5が高光度領域HZ2の最高光度点P2から上下それぞれ8°程度変位した8U−15L、8D−15L近傍に位置している。その際、これら3つの最高光度点P2、P4、P5の光度I2、I4、I5は、いずれも略同じ値となるが、I2>I4、I2>I5になっているものとして説明する。
【0034】
高光度領域HZ2と高光度領域HZ4との間には明るさの谷間が形成されるが、その最高光度点P2、P4のうち光度が低い方の最高光度点P4と、両最高光度点P2、P4を結ぶ線分上の最低光度点B3との光度差G3は、最高光度点P4の光度I4に対して20%以上の値(すなわちG3≧0.2×I4)となるように設定されている。
【0035】
同様に、高光度領域HZ2と高光度領域HZ5との間にも明るさの谷間が形成されるが、その最高光度点P2、P5のうち光度が低い方の最高光度点P5と、両最高光度点P2、P5を結ぶ線分上の最低光度点B4との光度差G4は、最高光度点P5の光度I5に対して20%以上の値(すなわちG4≧0.2×I5)となるように設定されている。
【0036】
本実施形態においては、上記V-V 線断面内およびVI-VI 線断面内以外の断面内においても、隣接する2つの高光度領域HZ相互間において、その2つの高光度領域の最高光度点を結ぶ線分上の最低光度点と両最高光度点のうち光度が低い方の最高光度点との光度差が、この光度が低い方の最高光度点の光度に対して20%以上の値となるように設定されている。また本実施形態においては、15個の高光度領域HZの最高光度点の光度が30〜50cdの範囲内の値に設定されている。その際、これら各最高光度点の光度は、いずれも略同じ値に設定されている。
【0037】
図7は、本実施形態に係る車両用灯具10と同様の構成を有する試作品からの照射光により、灯具前方1mの位置に配置された鉛直スクリーン上に実際に形成される配光パターンを、等照度曲線で示す図である。
【0038】
同図に示すように、この配光パターンは、左右各20°および上下各10°の角度範囲内に複数の高光度領域を有する明暗差に富んだ配光パターンとなっている。なお、この配光パターンは、図4に示す配光パターンPのように15個の高光度領域HZが等間隔で明瞭に現れたものとはなっていないが、これは測定距離が1mと非常に短いことや15個の半導体発光素子12の精度等に起因するものである。
【0039】
以上詳述したように、本実施形態に係る車両用灯具10は、昼間走行時に車両前方へ向けて光照射を行うように構成されているが、その光照射により、車両正面方向に対して左右各20°および上下各10°の角度範囲内に15個の高光度領域HZを有する配光パターンPを形成するようになっているので、次のような作用効果を得ることができる。
【0040】
すなわち、本実施形態に係る車両用灯具10からの光照射により形成される配光パターンPは、車両正面方向を中心とする所定角度範囲内に明るさの谷間を有しているので、対向車ドライバや歩行者等の視界に入る光を、自車の移動に伴って一旦暗くなってから再度明るくなるようにすることができる。このため対向車ドライバや歩行者等にキラキラ感を与えて十分な注意喚起を促すことができ、これにより自車の被視認性を効果的に高めることができる。
【0041】
特に本実施形態においては、互いに隣接する2つの高光度領域HZ相互間すべてにおいて、その2つの高光度領域HZの最高光度点を結ぶ線分上の最低光度点と両最高光度点のうち光度が低い方の最高光度点との光度差が、この光度が低い方の最高光度点の光度に対して20%以上の値となるように設定されているので、自車の移動に伴って対向車ドライバや歩行者等の視界に入る光の明暗差を大きくすることができ、また、対向車ドライバや歩行者等と車両用灯具との位置関係がいずれの方向に変化した場合においても、対向車ドライバや歩行者等の視界に入る光を、自車の移動に伴って一旦暗くなってから再度明るくなるようにすることができる。そしてこれにより、キラキラ感を高めるとともに、より確実にキラキラ感を与えることができるので、注意喚起作用をさらに高めることができる。
【0042】
本実施形態に係る車両用灯具10は、上記光照射を行うための光源が15個の半導体発光素子12で構成されており、また、該車両用灯具10からの光照射により形成される配光パターンPの最高光度が30〜50cdの値に設定されているので、車両用灯具10の消費電力を小さく抑えることができ、これによりバッテリ電源等に過度な負担をかけることなく昼間点灯を行うことができる。
【0043】
また、本実施形態においては、これら半導体発光素子12の前方に凸レンズ16が設けられているので、各半導体発光素子12からの発散光を平行光またはこれに近いものとすることができ、これにより複数の高光度領域HZを容易に形成することが可能となる。
【0044】
上記実施形態においては、互いに隣接する2つの高光度領域HZ相互間すべてにおいて、光度が低い方の最高光度点と最低光度点との光度差が20%以上の値となるように設定されているものとして説明したが、その一部が上記光度差の条件を満たさない場合であっても、対向車ドライバや歩行者等に対して十分な注意喚起を促すことが可能である。
【0045】
また上記実施形態においては、配光パターンPの最高光度が30〜50cdの値に設定されているものとして説明したが、その最高光度が50cdを超える場合であっても300cd以下の値に設定されていれば、車両用灯具10の消費電力を十分小さく抑えることが可能である。
【0046】
なお上記実施形態においては、車両用灯具10が15個の半導体発光素子12を備えているものとして説明したが、これ以外の個数に設定することももちろん可能である。
【0047】
また上記実施形態においては、各半導体発光素子12が、いずれも白色で発光する発光ダイオードであるものとして説明したが、これ以外の発光色のものを採用することも可能である。
【0048】
さらに、上記実施形態のように複数の半導体発光素子12の前方に凸レンズ16が設けられた構成とする代わりに、複数の半導体発光素子12の向きを互いに少しずつずらすこと等によっても、複数個の高光度領域HZを形成することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係る車両用灯具を示す正面図
【図2】図1のII−II線断面図
【図3】上記車両用灯具からの照射光を示す図
【図4】上記車両用灯具から前方へ照射される光により灯具前方10mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成される配光パターンを透視的に示す図
【図5】図4のV-V 線断面内における上記配光パターンの光度分布を示す図
【図6】図4のVI-VI 線断面内における上記配光パターンの光度分布を示す図
【図7】上記車両用灯具と同様の構成を有する試作品からの照射光により灯具前方1mの位置に配置された鉛直スクリーン上に実際に形成される配光パターンを等照度曲線で示す図
【符号の説明】
10 車両用灯具
12 半導体発光素子
12a 発光チップ
12b モールド樹脂
14 基板
16 凸レンズ
18 ホルダ
20 スペーサ
22 固定プレート
22a 放熱フィン
Ax 光軸
B1、B2、B3、B4 最低光度点
G1、G2、G3、G4 光度差
HZ、HZ1、HZ2、HZ3、HZ4、HZ5 高光度領域
P 配光パターン
P1、P2、P3、P4、P5 最高光度点
I1、I2、I3、I4、I5 光度

Claims (7)

  1. 昼間走行時に車両前方へ向けて光照射を行うように構成された車両用灯具において、
    上記光照射を行うための光源が、上下方向および左右方向にそれぞれ互い違いとなるように配置された複数の半導体発光素子で構成されており、
    上記光照射により、車両正面方向に対して左右各20°および上下各10°の角度範囲内に少なくとも2つの高光度領域を有する配光パターンを形成するように構成されている、ことを特徴とする車両用灯具。
  2. 上記複数の半導体発光素子が、上下方向に各々等間隔をおいて配置された複数の半導体発光素子と、これら複数の半導体発光素子に対して各々等間隔をおいて左右斜め上方に配置された複数の半導体発光素子と、さらにこれら複数の半導体発光素子に対して各々等間隔をおいて左右斜め下方に配置された複数の半導体発光素子とからなっている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
  3. 上記2つの高光度領域の最高光度点を結ぶ線分上の最低光度点と上記両最高光度点のうち光度が低い方の最高光度点との光度差が、この光度が低い方の最高光度点の光度に対して20%以上の値となるように設定されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
  4. 上記2つの最高光度点を結ぶ線分の延長線上に、上記光度差の条件を満たす少なくとも1つの最低光度点が存在する、ことを特徴とする請求項記載の車両用灯具。
  5. 上記2つの最高光度点を結ぶ直線と直交する直線上に、上記光度差の条件を満たす少なくとも1つの最低光度点が存在する、ことを特徴とする請求項3または4記載の車両用灯具。
  6. 上記配光パターンの最高光度が、300cd以下の値に設定されている、ことを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の車両用灯具。
  7. 上記複数の半導体発光素子の前方に、凸レンズが設けられている、ことを特徴とする請求項1〜6いずれか記載の車両用灯具。
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