JP4236494B2 - 吊具装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クレーン等の昇降搬送装置を介して、自動車のエンジン等の吊荷を吊り上げ搬送する吊具装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車のエンジン等を吊り上げ搬送する場合、図6に示すように、ペンダントスイッチ21付きクレーン22に、フック23にチャック部24が開閉する吊具を取付けたものや、図7に示すように、シリンダ式スイッチ25付きのクレーン26に、図6と同様にフック23にチャック部24が開閉する吊具を取付けた吊具装置が用いられてきた。
【0003】
しかし、ペンダントスイッチ付きクレーン23を使用した場合は、片手にペンダントスイッチ21を持って操作するため、一方の手だけで吊荷を押さえて、吊荷の位置決めを行わなければならなかった。また、吊荷の荷振れが大きい場合は、吊荷の振れにより、隣接する荷との間に手が挟まれる危険性があった。
【0004】
また、シリンダ式スイッチ付きクレーン26を使用した場合は、片手で吊荷の回転方向に位置調整をするため、ペンダントスイッチ付きクレーン22と同様に、一方の手で吊荷を押さえ、吊荷の位置決めを行わなければならず、吊具の開閉部と吊荷の吊耳の間に手が挟まれる危険性があった。
【0005】
また、ペンダントスイッチは押しボタンの数が多いため、離れた位置のスイッチを押す場合には、ペンダントスイッチを持ち換えて操作を行う必要があり,一方の手は吊荷を押さえなければならないので、操作が煩雑であり、熟練を要した。なお、上記した従来技術は周知技術であり、先行文献は示さない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記した通り、ペンダントスイッチ付きクレーンまたはシリンダ式スイッチ付きクレーンを使用した従来の吊具装置では、一方の手だけで吊荷を押さえて、吊荷の位置決めを行うため、荷振れが大きい場合には、隣接する荷との間に手が挟まる危険性があり、また、吊具の開閉部と吊荷の吊耳の間に手が挟まる危険性もあり、また、一方の手だけで吊荷を押さえるため、操作が煩雑で、操作に熟練を要するという課題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するもので、上端が昇降搬送装置に係着され、下部に吊荷と係着する一対の吊りカナグを有するフレームと、昇降搬送装置及び吊りカナグを操作する操作手段を備えた吊具装置であって、吊りカナグは、固定カナグと可動カナグを有し、操作手段は、フレームから水平方向に延出したアームの両端に設けられ、昇降搬送装置及び可動カナグの作動を操作する操作スイッチを備えたグリップであることを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、フレームに対して直角方向に延出したアームの両端に操作スイッチを備えたグリップを設け、操作スイッチを操作することで、直接吊荷に触れることなく、昇降搬送装置の昇降、横行操作及び可動カナグの開閉操作を行うことができるため、安全かつ容易に吊荷の搬送操作を行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1記載の発明は、上端が昇降搬送装置に係着され、下部に吊荷と係着する一対の吊りカナグを有するフレームと、昇降搬送装置及び吊りカナグを操作する操作手段を備えた吊具装置であって、吊りカナグは、フレームの下部一端に垂下固着された固定カナグとフレームの下部他端に垂下され、フレームに回転可能に軸支された可動カナグを有し、操作手段は、フレームから水平方向に延出する軸受部でフレームに対し回転可能に軸支されたアームの両端に設けられ、昇降搬送装置及び可動カナグの作動を操作する操作スイッチを備えたグリップであることを特徴とするもので、フレームから水平方向に延出したアームの両端に操作スイッチを備えたグリップを設け、操作スイッチを操作することで、直接吊荷に触れることなく、昇降搬送装置の昇降、横行操作及び可動カナグの開閉操作を行うことができるため、安全かつ容易に吊荷の搬送操作を行うことができる作用を有する。
【0010】
また、アームを回転可能とすることで、吊荷の搬送動作時に、操作者の手首に加わる負担を軽減して、操作が可能で、また、吊荷の移載位置と操作位置に高低差がある場合においても、アームを回転することで、手首に負担を加えることなく、安全に搬送操作をすることができる作用を有する。
【0011】
請求項に記載の発明は、可動カナグは、フレームに設けた回転軸に回転可能に軸支され、操作スイッチにより操作される駆動手段により開及び閉方向に回動することを特徴とするもので、可動カナグをアームに設けた操作スイッチを操作し開閉動作することで、吊荷に手を触れることなく、吊荷の係着操作をすることができる作用を有する。
【0012】
請求項に記載の発明は、固定カナグ及び可動カナグは、吊荷に設けた係合部と係着する開口を有することを特徴とするもので、固定カナグ及び可動カナグと吊荷に設けた係合部を確実に係着することができる作用を有する。
【0013】
請求項4に記載の発明は、上端が昇降搬送装置に係着され、下部に吊荷と係着する一対の吊りカナグを有するフレームと、昇降搬送装置及び吊りカナグを操作する操作手段を備えた吊具装置であって、吊りカナグは、フレームの下部一端に垂下固着された固定カナグとフレームの下部他端に垂下され、フレームに回転可能に軸支された可動カナグと、フレームから水平方向に延出する軸受部でフレームに対し回転可能に軸支されたアームの両端に設けられ、昇降搬送装置及び可動カナグの作動を操作する操作スイッチを備えたグリップと、フレーム下方に、フレームに対して上下動可能に設けられた位置検出ロッドと、前記位置検出ロッドが吊荷に当接した後の下降動作で固定及び可動カナグが吊荷と係着可能位置に下降したことを検知し、下降動作を停止する第1リミットスイッチと、第1リミットスイッチの上部に設けられ、吊荷の下降動作時、低速で、固定カナグ及び可動カナグが吊荷から離脱可能位置に下降したことを検知し、下降動作を停止する第2リミットスイッチと、可動カナグの開閉状態を検知するリミットスイッチを有し、該リミットスイッチが可動カナグの閉状態検知時に、第2リミットスイッチが動作可能であることを特徴とするもので、吊荷の昇降搬送、移載動作をスムースに行うことができる作用を有する。
【0014】
【実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図5を用いて説明する。
【0015】
図1は、本発明の吊具装置を示す正面図、図2は左側面図、図3は右側面図、図4はアーム部の平面図、図5は図2の底面図である。
【0016】
図において、1は板状のフレームで、上端にクレーン等のフック係着用の吊カナグ2を備え、下部には吊荷19と係着する固定カナグ3と可動カナグ4とを備える。2はフレーム1の上端に固着され、クレーン等のフックを係着する吊カナグ、3はフレーム1の下部の一端に垂下固着され、吊荷19に設けられたフック等の係合部20と係合する開口部3aを備えた固定カナグ、4はフレーム下部で、固定カナグ側の他側に垂下され、回転軸4bを中心に回転可能に軸支された可動カナグで、吊荷19に設けられた係合部20と係合する開口部4aと、基部に固着されたアーム4cを備える。可動カナグ4は、固定カナグ3の開口部3aを吊荷19の係合部20に挿入した後、後述する操作レバー12を操作し、ソレノイド7、8を作動することによって、開位置から閉位置に回動され、該カナグ4の開口部4aが吊荷19の係合部20に挿入される。5はフレーム下部で、フレーム1により水平方向に延出し、フレーム1の可動カナグ側端部に設けた軸受部1aにより回転可能に軸支されるアームで、両端部に操作グリップ6a、6bを備える。6aはクレーンを走行、横行操作する操作レバー11を近傍に備える操作グリップ、6bはクレーンの上下動、可動カナグ4の開閉動作の操作をする操作レバー12を近傍に備える操作グリップで、操作グリップ6a、6bは、アーム5によりフレーム1に対して回転自在である。7はアーム4cに連係する駆動軸7aを備え、駆動軸7aを往復駆動させ、可動カナグ4を開閉動作させるソレノイド、8は可動カナグ4に連係する駆動軸8aを備え、駆動軸8aを往復駆動させ、前記ソレノイド7と協働して可動カナグ4を開閉動作させるソレノイドである。なお、ソレノイド7、8は可動カナグ4をガタが無く回動可能とするため、可動カナグ4との連係位置を回転軸4bを中心として上下位置4dと4eに配設される。9はフレーム1下方で固定カナグ3と可動カナグ4のほぼ中央に垂下され、フレーム1に上下動可能に備えられている位置検出ロッド、9aは位置検出ロッド9の上端に固着され、位置検出ロッド9の上下動の位置を検出する被検出体、10は位置検出ロッド9の下端に設けられ、吊荷19と当接するパッド、11、12はグリップ6a、6bの上部に設けられた操作スイッチ手段である操作レバーで、操作レバー11は、クレーンの走行、横行操作を行い、操作レバー12は、クレーンの上下動及び可動カナグ4の開閉操作を行い、各操作レバー11、12は、操作時において、操作者が手のひらでグリップ6a、6bを握り、親指で操作可能なように、グリップの上面位置に設けられている。13は可動カナグ4の開閉を検知するリミットスイッチ、14は位置検出ロッド9の被検出体9aの下降動作を検出する第1リミットスイッチで、第1リミットスイッチ14は、吊荷と係着していない荷無し状態で、かつ、前記可動カナグ4が開の状態で、吊具装置が定格速度で下降し、位置検出ロッド9のパッド10が吊荷19に当接した後もさらに下降動作を続け、固定カナグ3の開口部3aが吊荷19に設けた係合部20に挿入可能な位置に達する僅か前に作動するように配置されている。また、吊具装置は、第1リミットスイッチ14の作動後、定格速度での制動距離分下降した後に下降を停止し、停止位置で固定カナグ3の開口部3aは吊荷19の係合部20に挿入可能となる。15は前記リミットスイッチ14よりも僅か高い位置に設けられ、吊具装置が吊荷と係着している荷有り状態でのクレーンのインチング下げ動作時における下降動作を検出する第2リミットスイッチである。16はフレームに固設され、位置検出ロッド9を上下可能に支持する軸受部、17バランスウエイト、18はクレーン等のフック、19は吊荷、20は吊荷19に設けたフック等の係合部である。
【0017】
次に、上記した構成を備えた本実施の形態の吊具装置における吊荷の昇降搬送動作について説明する。
【0018】
まず、リミットスイッチ13が可動カナグ4の開状態を検知している状態、つまり吊荷と吊具装置が係着していない荷無し状態で、操作レバー12を操作し、クレーン(図示せず)を下降動作し、下降動作により、吊具装置が定格速度で下降すると、位置検出ロッド9のパッド10が吊荷19に当接する。吊具装置はさらに下降動作を継続し、固定カナグ3の開口部3aが吊荷19の係合部20に挿入可能位置に到達する僅か前に第1リミットスイッチ14が作動し、昇降駆動用モータ(図示せず)を停止する。吊具装置は該モータの停止後、定格速度での下降動作時における一定の制動距離分下降し、固定カナグ3の開口部3aが吊荷19の係合部20に挿入位置に達すると、下降動作を停止する。
【0019】
次に、グリップ6a、6bを握りながら、吊具装置を吊荷19の係合部20側に移動させ、固定カナグの3の開口部3aを吊荷19の係合部20に挿入する。
【0020】
次に、操作レバー12を操作し、ソレノイド7、8を作動させて、可動カナグ4を開位置から閉位置に回動させ、可動カナグ4の開口部4aを吊荷19の係合部20に挿入する。
【0021】
次に、操作レバー12を操作して、クレーンを上昇させると、固定カナグ3、可動カナグ4の開口部3a、4aと吊荷19の係合部20が係着し、操作レバー11を操作して、吊具装置は吊荷19を所定位置に搬送する。
【0022】
次に、操作レバー12を操作し、吊具装置を下降させ、吊荷19が載置位置に接近すると、操作レバー12にて短時間でON―OFF操作を繰り返すインチング動作により、吊荷19を低速で下降させ吊荷の載置位置に降下定置させる。
【0023】
次に、さらにインチング下降動作を継続すると、吊具装置は固定カナグ3及び可動カナグ4の開口部3a、4aと吊荷19の係合部20との係着が解除され、さらにインチング下降動作を継続し、固定カナグ3及び可動カナグ4の開口部3a、4aが吊荷19の係合部20から水平方向に外せる離脱可能位置に到達する僅か前に第2リミットスイッチ15が作動し、クレーンの昇降駆動用モータ(図示せず)を停止する。吊具装置はモータ停止後、インチング下降動作における一定の制動距離分下降し、可動カナグ4の開口部4aが吊荷19の係合部20から外せる位置に達し、下降動作を停止する。
【0024】
次に、操作レバー12を操作して、可動カナグ4を閉位置から開位置に回動し、可動カナグ4を吊荷19の係合部20から離し、グリップを握りながら、吊具装置を吊荷19の係合部20から離れる方向に移動させ、固定カナグ3の開口部3aを吊荷19の係合部20から離し、吊荷19の移載動作を終了する。
【0025】
上記の説明において、リミットスイッチ13が可動カナグ4の閉状態を検知している状態、つまり吊荷と吊具装置が係着している荷有り状態で、吊荷19を載置位置に降下させるインチング動作時においては、吊具装置は低速で降下するので、リミットスイッチ作動後の制動距離は定格速度下降時の距離に対して短いので、第2リミットスイッチは、第1リミットスイッチよりも該制動距離の差の距離分だけ高い位置に配置される。
【0026】
前述したように、第2リミットスイッチを第1リミットスイッチよりも高い位置に配置したので、吊具装置を荷無し状態において定格速度で下降し、吊荷を係着する場合と、吊荷を載置位置に定置する、荷有り状態でのインチング下降動作時においても、吊具装置の位置決めが確実かつ容易となり、スムースな吊荷との着脱動作が可能となる。
【0027】
なお、前記したように、吊具装置の下降動作における吊荷の有無の検知は、リミットスイッチ13で行われ、可動カナグ4が開位置の状態においては荷無し、可動カナグ4が閉位置の状態においては荷有りとそれぞれ判断し、定格速度で下降動作可能な荷無し状態においては、定格速度下での制動距離を有するため、リミットスイッチ13が可動カナグ4の開位置を検知している場合にのみ、第1リミットスイッチ14の検知が可能に設定され、インチング操作で低速下降動作をする荷有り状態においては、低速での制動距離を有するため、リミットスイッチ13が可動カナ4の閉位置を検知している場合にのみ、第2リミットスイッチ15の検知が可能に設定されている。つまり、前述したリミットスイッチ13が可動カナグ4の閉位置を検知している場合に、被検出体9aが第1リミットスイッチ14を作動させても下降動作は停止されないように設定されている。
【0028】
次に、前記した操作レバー11、12の操作方法について説明する。操作レバー11は、前記した通り、クレーンの走行、横行操作を行うもので、例えば操作レバー11を図4の前後(図で南北)に倒すことにより走行し、左右(図で東西)に倒すことにより横行する。操作レバー12は、クレーンの上下動及び可動カナグ4の開閉操作を行うもので、図4の上方向に倒すことにより、クレーンは上昇し、下方向に倒すことにより下降し、左方向に倒すことにより、可動カナグ4は閉じ方向に回動し、右方向に倒すことにより、開方向に回動する。
【0029】
以上説明した通り、本実施の形態の吊具装置は、フレーム1に設けられ、水平方向に延出する軸受部1aに軸支され、フレーム1に対し回転可能なアーム5の両端部に操作グリップ6a、6bを設け、操作グリップの近傍に操作レバー11、12を設けたことで、吊荷19の搬送動作時に、操作者の手首に加わる負担を軽減でき、また、吊荷に触れることなく操作を行うことが可能となり、従来の吊具における操作スイッチの持ち換え動作も不要となるため、熟練を要しないで安全かつ容易に吊荷19の搬送操作を行うことができる。
【0030】
また、操作グリップ6a、6bは、アーム5と軸受部1aにより回転自在であるため、吊荷の移載位置と操作位置に高低差がある場合においても、アーム5を回転することで、手首に加わる負担を軽減でき、安全に搬送操作を行うことができる。
【0031】
上記した実施の形態において、操作スイッチとして操作レバー11,12を用いて説明したが、上記した機能を有するものであれば、操作レバーに限定されず、例えば操作ボタン等を適用することができる。
【0032】
【発明の効果】
本発明は、フレームから水平方向に延出したアームの両端に操作レバーを備えたグリップを設け、操作レバーを操作することにより、昇降搬送装置の昇降、横行操作及び可動カナグの開閉操作を行うことができるため、吊荷に手を触れることなく安全かつ容易に吊荷の搬送操作を行うことができ、さらに、アームを回転自在とすることで、吊荷の搬送動作時に、操作者の手首に加わる負担を軽減し、さらに、吊荷の移載位置と操作位置に高低差がある場合においても、アームを回転することで、操作者の手首に負担をかけることなく安全に搬送操作をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吊具装置を示す正面図である。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】図1の右側面図である。
【図4】アーム部の平面図である。
【図5】図2の底面図である。
【図6】従来のペンダントスイッチ付きクレーンに装着した吊具を示す正面図である。
【図7】従来のシリンダ式スイッチ付きクレーンに装着した吊具を示す正面図である。
【符号の説明】
1 フレーム
1a 軸受部
2 吊カナグ
3 固定カナグ
3a 開口部
4 可動カナグ
4a 開口部
4b 回転軸
4c アーム
5 アーム
6a、6b 操作グリップ
7、8 ソレノイド
9 位置検出ロッド
9a 被検出体
10 パッド
11、12 操作レバー
13 リミットスイッチ
14 第1リミットスイッチ
15 第2リミットスイッチ
16 軸受部
17 バランスウエイト
18 フック
19 吊荷
20 係合部

Claims (4)

  1. 上端が昇降搬送装置に係着され、下部に吊荷と係着する一対の吊りカナグを有するフレームと、昇降搬送装置及び吊りカナグを操作する操作手段を備えた吊具装置であって、吊りカナグは、フレームの下部一端に垂下固着された固定カナグとフレームの下部他端に垂下され、フレームに回転可能に軸支された可動カナグを有し、操作手段は、フレームから水平方向に延出する軸受部でフレームに対し回転可能に軸支されたアームの両端に設けられ、昇降搬送装置及び可動カナグの作動を操作する操作スイッチを備えたグリップであることを特徴とする吊具装置。
  2. 可動カナグは、フレームに設けた回転軸に回転可能に軸支され、操作スイッチにより操作される駆動手段により開及び閉方向に回動することを特徴とする請求項1記載の吊具装置。
  3. 固定カナグ及び可動カナグは、吊荷に設けた係合部と係着する開口を有することを特徴とする請求項1または2いずれかに記載の吊具装置。
  4. 上端が昇降搬送装置に係着され、下部に吊荷と係着する一対の吊りカナグを有するフレームと、昇降搬送装置及び吊りカナグを操作する操作手段を備えた吊具装置であって、吊りカナグは、フレームの下部一端に垂下固着された固定カナグとフレームの下部他端に垂下され、フレームに回転可能に軸支された可動カナグと、フレームから水平方向に延出する軸受部でフレームに対し回転可能に軸支されたアームの両端に設けられ、昇降搬送装置及び可動カナグの作動を操作する操作スイッチを備えたグリップと、フレーム下方に、フレームに対して上下動可能に設けられた位置検出ロッドと、前記位置検出ロッドが吊荷に当接した後の下降動作で固定及び可動カナグが吊荷と係着可能位置に下降したことを検知し、下降動作を停止する第1リミットスイッチと、第1リミットスイッチの上部に設けられ、吊荷の下降動作時、低速で、固定カナグ及び可動カナグが吊荷から離脱可能位置に下降したことを検知し、下降動作を停止する第2リミットスイッチと、可動カナグの開閉状態を検知するリミットスイッチを有し、該リミットスイッチが可動カナグの閉状態検知時に、第2リミットスイッチが動作可能であることを特徴とする吊具装置。
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