JP4235366B2 - 自動車のウインドシールド用のワイパブレードとワイパアームとを枢着結合する装置 - Google Patents

自動車のウインドシールド用のワイパブレードとワイパアームとを枢着結合する装置 Download PDF

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Description

【0001】
従来技術
請求項1の上位概念部に記載された形式の公知の結合装置は、そのワイパブレード側の連結エレメントが支持エレメントの上側帯面の上に位置しており、この支持エレメントはワイパブレードの、ウインドシールドとは反対側の終端部を形成している(ドイツ連邦共和国特許出願公開第19729865.6号明細書)。
【0002】
しかしながらワイパブレードが、高速走行時におけるウインドシールドからのワイパブレードの上昇傾向を回避するために、風受け条片を備えることが望ましい場合には、この風受け条片は、結合装置のために設けられていて長手方向中央区分に位置する取付け領域において適当に切り欠かれることが必要であり、これによってワイパブレード側の連結エレメントを適正に固定することが可能になる。プレス工法によって製造されるワイパ条片では、このことは高価なプレス型を用いることによって実現しなくてはならず、またワイパ条片を押出し成形する場合には、そのために付加的な作業工程が必要である。さらにまた風受け条片の経過が中断していることは、ウインドシールドへのワイパ条片の接触力分布に対して不都合に作用する。しかも、風受け条片における走行風に対する空気流案内面が中断していることによって、走行風ノイズが不都合に増大する。
【0003】
発明の利点
請求項1の特徴部に記載された本発明による結合装置では、空気流案内面が結合装置にわたって連続的に延びているので、小さな間隙しか存在しておらず、このような小さな間隙は、接触力分布やノイズ形成に関してほとんど無視することができる。
【0004】
本発明による結合装置の簡単な構成では、連結部材の空気流案内面が、連結部材に配置された条片状の突出部に形成されており、該突出部が少なくともほぼ風受け条片と整合している。
【0005】
また、条片状の突出部が連結部材の、結合装置のヒンジ軸線とは反対側の端部から、ヒンジ軸線に向かって延びていると、風受け条片の空気流案内面を結合装置の空気流案内面に連続的に移行させることができ、しかもこの場合、ヒンジ軸線の領域には、ワイパアームへのワイパブレードの接続のために必要な小さな間隔を残すことができる。
【0006】
本発明の別の構成におけるように、連結部材がU字形横断面を有しており、支承切欠きが、連結エレメントの側壁を覆うU字の脚における一方の長手方向端部区分に配置されており、条片状の突出部がU字の底部の、U字の脚とは反対の側に配置されており、条片状の突出部が空気流案内面を備えていて、支承切欠きの共通のヒンジ軸線から間隔をおいて終わっていると、ワイパアーム側の連結部材の特に有利な組み立てしやすい構成を得ることができる。
【0007】
本発明の別の構成では、U字の底部がヒンジ軸線の領域に、突出部にまで達する切欠きを備えており、連結エレメントが連結部材のU字の底部に向けられた側に、切欠きを貫通する突出部を有していて、該突出部に、連結部材の突出部における空気流案内面と整合する補足空気流案内面が形成されている。このように構成すると、ワイパアームへのワイパブレードの接続時に必要な作業ステップを妨げることなく、ワイパブレードの全長にわたって中断部なしに空気流案内面を連続させることができる。
【0008】
また、突出部及び付加部の互いに隣り合う端部が、各1つの半径に追従するように湾曲されて延びており、曲率半径の中心がヒンジ軸線に位置していると、結合装置の組立て可能性がさらに改善される。
【0009】
さらにまた、突出部及び付加部が連結部材もしくは連結エレメントと一体的に結合されていると、結合装置を安価に製造することができる。
【0010】
本発明の別の構成では、連結部材の条片状の突出部が取付けポジションと運転ポジションとの間において長手方向摺動可能及び固定可能であり、運転ポジションにおいて突出部の、ヒンジ軸線に向けられた端部が、ワイパブレードの風受け条片に隣接している。このように構成されていると、風受け条片と突出部との間における、組立てもしくは取付けのために必要な間隔を、著しく減じることもしくは完全に消滅させることができる。
【0011】
本発明の別の有利な構成では、条片状の突出部がヒンジ軸線とは反対側の端部及びその空気流案内面とは反対側の背面に、切欠きを有しており、該切欠きが長手方向で測定して、突出部の最大長手方向シフト運動距離とほぼ同じ大きさである。このように構成されていると、突出部を風受け条片の経過内にほとんど組み込むことができる。
【0012】
また、連結部材及び連結エレメントが、プラスチックから製造されていると有利である。
【0013】
実施例の記載
次に図面を参照しながら本発明による結合装置の実施例を説明する。
【0014】
図1に示されたワイパブレード10は、帯状に長く延びたばね弾性的な支持エレメント12を有している。支持エレメント12の、払拭すべきウインドシールドとは反対側の上側帯面14には、結合装置16の一部を成すプラスチック製の連結エレメント18が配置されており、この連結エレメント18を用いてワイパブレード10は、自動車のボディーにおいて案内されていて反転位置の間で可動のワイパアーム20と解離可能に結合されることができる。そのためにワイパアームはその自由端部に、同様に結合装置16の一部を成すプラスチック製の連結部材21を備えている。支持エレメント12の、ウインドシールドに向けられた下側帯面22には、長く延びたゴム弾性的なワイパ条片24が、支持エレメント12に対して長手方向軸線平行に配置されている。ワイパ条片24の条片状の付加部26は、支持エレメント12の上側面14を越えて突出しており、この付加部26は支持エレメント12の上側に、空気流案内面又は空気流案内スロート(Anstroemkehle)28を備えた風受け条片(Windabweisleiste)を形成している。連結部材21及び連結エレメント18は一緒に結合装置16を形成しており、この結合装置16については後で詳しく述べる。ワイパアーム20ひいてはワイパブレード10は、払拭すべきウインドシールドに向かって矢印23の方向で負荷されており、ウインドシールドの払拭すべき表面は図1に一点鎖線30で示されている。一点鎖線30はウインドシールド表面の最も強い湾曲を示しているので、両端部でウインドシールドに接触しているワイパブレード10の曲率は、ウインドシールドの最大の曲率よりも大きいことは明らかである。圧着圧(矢印23)を受けて、ワイパブレード10のワイパリップ32はその全長にわたってウインドシールド表面28に接触する。この際に、ばね弾性的な支持エレメント12は緊張し、この緊張は、ワイパ条片24もしくはワイパリップ32がその全長にわたって自動車ウインドシールドに適正に接触するために役立つ。
【0015】
以下においては結合装置16の特別な構成について詳しく述べる。図2〜図4に示された本発明による結合装置16の第1実施例は、その基本構造において図5〜図7及び図8、図9に示された別の実施例の構造と同じである。特に図4から分かるように、ワイパブレード側の連結エレメント18は風受け条片26の長手方向切欠き34内に位置しており、風受け条片26は、ワイパブレード10の長手方向中心区分に配置された長手方向切欠き34によって、いまや2つの部分を有している。有利にはプラスチック製である連結エレメント18は、支持エレメント12の上側面14に位置していて、支持エレメント12の長手方向縁部35をその下側面22まで取り囲んで掴んでいる(図4)。図3に示されているように、支持エレメント12は、互いに間隔をおいて配置された2つの長手方向レール38を有している。ワイパ条片24はそのウェブ条片40で支持エレメント12の平面を横切っていて、かつ支持エレメント12の上側面14の上に、空気流案内スロート28を備えた付加部26を形成しており(図3)、この空気流案内スロート28は、払拭すべきウインドシールド表面30に対するワイパリップ32の圧着圧を改善するために働く。連結エレメント18は互いに反対側に位置する両長辺に、各1つのヒンジピン41を有しており、このヒンジピン41はそれそれワイパブレード10の長辺から突出している。両ヒンジピン41は共通の長手方向軸線42を有しており、この長手方向軸線42は、ワイパブレード長手方向に対して横方向に、ウインドシールドに対して間隔をおいた平面において延びている(図1及び図4)。両ヒンジピン41はワイパブレード側のジョイント手段を形成しており、これらのジョイント手段はそれぞれ、ワイパアーム側の連結部材21の支承切欠き44内において案内されている。ヒンジピン41及び支承切欠き44の長手方向軸線42はヒンジ軸線を形成しており、このヒンジ軸線を中心にして、連結エレメント18と連結部材21との間もしくはワイパブレード10とワイパアーム20との間の相対運動が可能である。このことは記載された本発明のすべての実施例に対して言えることである。連結部材21はほぼU字形の横断面を有している。この連結部材21のU字の脚46には、ヒンジピン41のための支承切欠き44が配置されている。支承切欠き44は、横断面が非円形のヒンジピン41のための導入開口50によって縁部が開放している。
【0016】
図4には、両ヒンジピン41のうちの一方と両支承切欠き44のうちの一方だけが示されている。結合装置16の他方の側は図4において見える一方の長辺に相応して形成されているので、かつ図2において一点鎖線42で両ヒンジピン41と両支承切欠き44との共通の長手方向軸線が示されているので、他方の長辺に関する記載は省く。
【0017】
ワイパ運転のために必要な長手方向切欠き34の閉鎖を実行するために、連結部材21はU字の底部48の、連結エレメント18とは反対の側に、条片状の突出部52を有しており、この突出部52はワイパブレード10の長手方向ひいては風受け条片26の長手方向に延在している。突出部52は、この突出部52の全長にわたって延びている空気流案内スロート54を備えている。突出部52の空気流案内スロート54は図示の実施例では、風受け条片26の空気流案内スロート28のわずかに前に位置している。これによって突出部52は、空気流案内スロート54とは反対側の背面55においてヒンジ軸線42とは反対側の端部に、切欠き56を有することができ、この切欠き56は、突出部が長手方向において値58(図2)だけシフト可能であるような大きさを有している。図2及び図4において突出部は、ワイパアーム20へのワイパブレード10の取付けが難なく可能である位置で示されている。突出部52の運転ポジションは図2及び図4に一点鎖線で示されている。取付け動作については後で図8及び図9を参照しながら詳しく述べる。結合装置16が組み立てられ後(図4)で、連結部材21のU字の脚46が連結エレメント18の側壁を覆うと、突出部52は矢印60の方向で値58だけシフトされることができ、その結果これによって得られた運転ポジションにおいて突出部の、ヒンジ軸線に向けられた端部は、ワイパブレード10の風受け条片26の直ぐ近くに隣接することになる。
【0018】
切欠き56が突出部52の、ヒンジ軸線42に向けられた端部に配置されると、突出部52は連結部材21と堅固に結合されることができ、この場合ワイパアーム20へのワイパブレード10の取付けが損なわれることはない。
【0019】
次に本発明による結合装置の別の実施例116について図5〜図7を参照しながら述べる。図5からは特に、ほぼU字形横断面を有するワイパアーム側の連結部材121の構造が分かる。さらに図5から分かるように、後方の一方のU字の脚146は、ワイパアーム20のための受容開口145を備えている。この実施例においても同様にU字の底部148外側には、この底部148と一体的に結合された条片状の突出部152が設けられており、この突出部152はワイパブレードの長手方向に延びていて、空気流案内スロート154を備えている。突出部152の空気流案内スロート154は、連結部材121のU字形のベース体と堅固に有利には一体的に結合された補足風受け条片(Ergaenzungs-Windabweisleiste)の1部分を形成しており、この補足風受け条片は連結部材121の、ヒンジ軸線42とは反対側の端部から、切欠き150のところまで延びており、この切欠き150はU字の底部148に配置されていて、条片状の突出部152からU字の底部148のヒンジ軸線側の端部にまで達していて、そこで縁部が開放されている。突出部152はヒンジ軸線42の前で間隔をおいて終わっている。図6に示されているように、ワイパブレード側の連結エレメント118の、U字の底部148に向けられた上側面156には、突出部157の1つが設けられている。この突出部152は条片状の突出部152の延長部を形成していて、プラスチック製の連結エレメント118と堅固に有利には一体的に結合されている。この補足突出部157は連結エレメント118のヒンジ軸側の端部から延びていて、条片状の突出部152まで達する長さを有する切欠き150の長さに合わせられている。条片状の突出部152の延長部157は、突出部152の横断面とほぼ同一の横断面を有しており、したがって同様に空気流案内スロート155を有している。条片状の突出部152及び連結エレメント側の延長部157は、結合装置の組み立てられた状態においてワイパブレード10の風受け条片26と整合している。さらに図7から分かるように、突出部152及びその延長部157の互いに隣接し合う端部158,159は各1つの半径に追従するように湾曲されて延びており、曲率半径160;161の中心はヒンジ軸線42に位置している。このような配置形式によって、ワイパアーム20とワイパブレード10との間もしくは連結部材121と連結エレメント118との間の相対的な旋回が難なく可能になり、しかもこの場合突出部152及びその延長部157の領域において大きな間隙が生じることもない。連結エレメント118の基本的な構成及び支持エレメント12と連結エレメント118との固定形式は、既に図2〜図4に示された実施例において述べた配置形式及び構成に相当している。
【0020】
図8及び図9には、本発明による結合装置のさらに別の特に簡単な実施例216が示されている。この実施例においてワイパブレード側の連結エレメント218は図4に示された連結エレメント18に相当している。ワイパアーム側の連結部材221はこの連結部材221と一体的に結合された突出部222を有しており、この突出部222は連結部材221の、ヒンジ軸線から離れている端部から、ヒンジ軸線42に向かって延びている。しかしながらこの突出部222はヒンジ軸線42の前で間隔219をおいて終わっている(図9)。この間隔219は、ワイパブレード10をワイパアーム20と結合させるために必要である。なぜならばそのために、ワイパブレードはワイパアームの延在方向に対して横方向のポジションにもたらされねばならないからである(図8)。つまりワイパブレードは図示のこの取付け位置においてワイパアームと結合されねばならず、この場合ワイパアームのヒンジピン41は矢印223の方向で、ワイパアーム側の連結部材221の支承切欠き44に達し、その後でワイパアームは図9に示された運転ポジションへと回動させられる。図8に示されているように、ヒンジ軸線42を越えて風受け条片26が突出している(符号224参照)ことに基づいて、空間又は間隔219を維持することは必要である。もちろんこの空間又は空間219は運転ポジションにおいても存在しているが、しかしながら突出部222によって長手方向切欠き34の大部分は閉鎖される。この実施例においても突出部222には空気流案内スロート254が設けられており、この空気流案内スロート254は風受け条片26の空気流案内スロート28に直ぐに続いている。
【0021】
すべての実施例において次のことは共通である。すなわちすべての実施例において、ワイパブレード10は支持エレメント12の上側帯面14の側に、連結エレメント18;118;218の両側においてワイパブレード長手方向に延びていて空気流案内面28を有する風受け条片26を備えており、かつ結合装置16;116;216の少なくともワイパアーム側の連結部材21;121;221に、風受け条片26の長手方向に延びている空気流案内面54;154,156;254が形成されている。これらの空気流案内面は有利にはスロートとして形成されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 結合装置を用いてワイパアームに接続されたワイパブレードを示す側面図である。
【図2】 図1のIIで示された結合装置領域を拡大して示す平面図である。
【図3】 図2に示された結合装置をIII−III線で断面して90°回動させて示す断面図である。
【図4】 図2に示された結合装置領域を示す斜視図である。
【図5】 連結部材の別の構成を示す斜視図である。
【図6】 図5に示された連結部材に対応する、ワイパブレードの中央区分に配置された連結エレメントを示す図である。
【図7】 図5及び図6に示された部材にから組み立てられた結合装置を示す側面図である。
【図8】 さらに別の構成による結合装置を示す側面図であって、ワイパアーム側の連結部材が取付け位置を占めている様子を示す図である。
【図9】 図8に示された結合装置のワイパアーム側の連結部材が運転位置を占めている様子を示す図である。
【符号の説明】
10 ワイパブレード
12 支持エレメント
14 上側帯面
16,116,216 結合装置
18,118,218 連結エレメント
20 ワイパアーム
21,121,221 連結部材
22 下側帯面
24 ワイパ条片
26 付加部(風受け条片)
32 ワイパリップ
34 長手方向切欠き
35 長手方向縁部
38 長手方向レール
41 ヒンジピン
42 長手方向軸線
44 支承切欠き
46,146 脚
48,148 底部
50 導入開口
52,152 突出部
54,154,254 空気流案内スロート
55 背面
56 切欠き
145 受容開口
150 切欠き
155 空気流案内スロート
157 突出部(延長部)
158,159 端部
219 間隔
222 突出部

Claims (10)

  1. 自動車のウインドシールド用のワイパブレード(10)と、自動車に案内されていて反転位置の間においてワイパ駆動装置によって可動のワイパアーム(20)とを枢着結合する結合装置(16)であって、ワイパアーム(20)が、結合装置(16)の一部であるワイパアーム側の連結部材(21)を備えており、さらに結合装置(16)の一部でありかつ連結部材(21)と枢着結合可能なワイパブレード側の連結エレメント(18)が設けられており、該連結エレメント(18)が、帯状に長く延びるばね弾性的な支持エレメント(12)の中央区分において、該支持エレメント(12)の、ウインドシールドとは反対側の上側帯面(14)に配置されており、支持エレメント(12)の、ウインドシールド(30)に向けられた下側帯面(22)に、ウインドシールドに接触可能で支持エレメントに対して長手方向軸線平行に方向付けられたワイパ条片(24)が設けられており、ワイパブレード(10)の各長辺から、連結エレメント(18)に配置されたヒンジピン(41)が突出しており、該ヒンジピンの共通の長手方向軸線(42)が、ワイパブレード長手方向に対して横方向にかつウインドシールドに対して間隔をおいて位置する平面において延びており、ワイパブレード側のジョイント手段を形成する各ヒンジピン(41)が、該ヒンジピンに対応配置されていてワイパアーム側のジョイント手段を形成する、連結部材(21)の支承切欠き(44)に係合している形式のものにおいて、ワイパブレード(10)が支持エレメント(12)の上側帯面(14)の側に、連結エレメント(18)の両側においてワイパブレード長手方向に延びていて空気流案内面(28)を有する風受け条片(26)を備えており、結合装置(16)の少なくともワイパアーム側の連結部材(21)に、風受け条片(26)の長手方向に延びている空気流案内面(54;154;254)が形成されていることを特徴とする、自動車のウインドシールド用のワイパブレードとワイパアームとを枢着結合する装置。
  2. 連結部材(21;121;221)の空気流案内面(54;154;254)が、連結部材(21;121;221)に配置された条片状の突出部(52;152;222)に形成されており、該突出部(52;152;222)が少なくともほぼ風受け条片(26)と整合している、請求項1記載の装置。
  3. 条片状の突出部(52;152;222)が連結部材(21)の、結合装置(16)のヒンジ軸線(42)とは反対側の端部から、ヒンジ軸線(42)に向かって延びている、請求項2記載の装置。
  4. 連結部材(121)がU字形横断面を有しており、支承切欠き(144)が、連結エレメント(118)の側壁を覆うU字の脚(146)における一方の長手方向端部区分に配置されており、条片状の突出部(152)がU字の底部(148)の、U字の脚(146)とは反対の側に配置されており、条片状の突出部(152)が空気流案内面(154)を備えていて、支承切欠き(144)の共通のヒンジ軸線(42)から間隔をおいて終わっている、請求項3記載の装置。
  5. U字の底部(148)がヒンジ軸線(42)の領域に、突出部(152)にまで達する切欠き(150)を備えており、連結エレメント(118)が連結部材(121)のU字の底部(148)に向けられた側に、切欠き(150)を貫通する突出部(157)を有していて、該突出部(157)に、突出部(152)の空気流案内面(154)と整合する補足空気流案内面(160)が形成されている、請求項4記載の装置。
  6. 突出部(152)及び補足突出部(157)の互いに隣り合う端部(158,159)が、各1つの半径(160;161)に追従するように湾曲されて延びており、曲率半径の中心がヒンジ軸線(42)に位置している、請求項5記載の装置。
  7. 突出部(152;157)が連結部材(121)もしくは連結エレメント(118)と一体的に結合されている、請求項5又は6記載の装置。
  8. 連結部材(21)の条片状の突出部(52)が取付けポジションと運転ポジションとの間において長手方向摺動可能及び固定可能であり、運転ポジションにおいて突出部(52)の、ヒンジ軸線(42)に向けられた端部が、ワイパブレード(10)の風受け条片(26)に隣接している、請求項2記載の装置。
  9. 条片状の突出部(52)がヒンジ軸線(42)とは反対側の端部及びその空気流案内面(54)とは反対側の背面(55)に、切欠き(56)を有しており、該切欠き(56)が長手方向で測定して、突出部(52)の最大長手方向シフト運動距離(58)とほぼ同じ大きさである、請求項7記載の装置。
  10. 連結部材(21;121;221)及び連結エレメント(18;118;218)が、プラスチックから製造されている、請求項1から9までのいずれか1項記載の装置。
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