JP4230587B2 - 親水性ポリオレフィン微多孔膜及びその製造方法 - Google Patents

親水性ポリオレフィン微多孔膜及びその製造方法 Download PDF

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Description

【発明の属する技術分野】
本発明は親水性ポリオレフィン微多孔膜およびその製造方法、またアルカリ電池用セパレータへの応用に関する。
【従来の技術】
親水性ポリオレフィン微多孔膜は、おむつなどの吸水材、水濾過用フィルター、水系電解液電池用セパレータ等に使用されている。特にアルカリ電池用セパレーター用途では、耐酸化性、耐アルカリ性能が優れているため親水性ポリオレフィン製微多孔膜が有用であるが、そもそもポリオレフィン微多孔膜は疎水性であり、電解液との親和性を高めるため何らかの手法で親水性を付与することが必要である。そこで、今までに、この親水性が付与されたポリオレフィン微多孔膜について、多数の形態、技術が開示されているが、いずれも何らかの問題点を有していた。
まず、親水性モノマーをグラフトした形態(登録特許1832056号等)がよく知られているが、この場合、グラフト重合を行う過程で電離放射線などを微多孔膜基材に照射する必要があるため、その際に基材の機械的強度劣化が起こる問題があった。また、グラフト重合を行うためのプロセスも複雑で、制御が難しい問題点もある。
次いで、界面活性剤を微多孔膜表面に付与し、膜に親水性を持たせる方法もよく知られているが、この場合は比較的簡便に親水性を付与できるものの、界面活性剤はポリオレフィン微多孔膜基材に固定化されていないため、徐々に基材上よりはがれ落ち、長期間使用すると親水性が喪失してしまい、長期にわたって吸水と乾燥を繰り返すような用途には使用できなかったり、アルカリ電池用セパレータの場合では、セパレータから電解液の液枯れが起こる問題があった。
さらに、親水性高分子、中でも親水性の強い水溶性高分子を微多孔膜の表面および孔空間内に固定する方法(特開昭56−63771号公報等)も開示されているが、この技術では十分な親水性を付与するためには、孔空間内をすべて水溶性高分子で埋め尽くすような形態が必要となり、微多孔膜の基本性能である気体や液体の透過性能が失われるという欠点があった。そのため、アルカリ電池用セパレータ用途では、電池内部で起こる副反応で生じるガスを透過できなくなったり、電極の膨張収縮による電解液の移動を妨げるため問題である。
ここにおいて、もし、水溶性高分子層を均一に微多孔膜の膜表面及び孔表面に、微多孔膜の孔が埋まらない程度にコーティングしそのまま固定化できれば、膜にその透過性能を失うことなく長期に渡り親水性を付与できると思われるが、従来、ポリオレフィン微多孔膜の膜表面及び孔表面に直接水溶性高分子層をコーティングする技術はなかった。というのは、疎水性の強いポリオレフィンと親水性の強い水溶性高分子は相互作用が非常に少ないため、水溶性高分子はコーティングの過程で、膜表面上に偏在してしまい、膜表面及び孔表面に均一な皮膜を作ることができないためである。
この問題に対して、例えば、特公平5−67330号公報、特開平5−96139号公報等に開示されている手法では、ポリオレフィン微多孔膜表面及び孔表面と水溶性高分子層の間に、中間層としてポリビニルアルコール−酢酸ビニル共重合体やスチレン−無水マレイン酸共重合体などの親水性の弱い高分子の層を設けているが、何れの場合も、結果的に二重のコーティングが必要であるため付着その製法も複雑である。
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、親水性が長時間持続し、かつ気体、液体透過性に優れた親水性ポリオレフィン微多孔膜およびその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本発明者は前記課題について鋭意研究を重ねた結果、ポリオレフィン微多孔膜の膜表面及び孔表面に界面活性剤を用いて直接水溶性ポリマーをコーティングした後、これを水に不溶化したポリオレフィン微多孔膜が、成型加工中の強度劣化が無く、また、親水性のみならず、気体、液体透過性をも長時間保持することを見出し、本発明をなすに至った。
すなわち、本発明は、
(1)ポリオレフィン微多孔膜の膜表面及び孔表面に水溶性高分子をコーティングした後、これを水に不溶化したことを特徴とする親水性ポリオレフィン微多孔膜、
(2)水溶性高分子がポリビニルピロリドンであることを特徴とする(1)に記載の親水性ポリオレフィン微多孔膜、
(3)水溶性高分子、水溶性高分子に対して1〜60重量%の界面活性剤、及び溶剤からなる溶液をポリオレフィン微多孔膜に塗布し乾燥後、水溶性高分子の水不溶化処理を行うことを特徴とする(1)ないし(2)の親水性微多孔膜の製造方法、
(4)(1)ないし(2)に記載の親水性微多孔膜を使用したアルカリ電池用セパレータ、に関する。
以下、本発明を詳細に説明する。
水溶性高分子としては、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリスチレンスルホン酸、セルロース類等が好ましく、さらに好ましくはポリビニルピロリドンである。
水溶性高分子が好ましいのは、親水性高分子の中でも水との親和性が非常に強いため、少量の付着量でも高度な親水性が付与されるためである。またさらにその中でもポリビニルピロリドンが好ましいのは、アリカリ電池、特にニッケル水素二次電池用セパレータとして用いた場合、高温保存時の自己放電を抑制する機能があるためである。尚、これに関しては特開平9−161842号公報に詳しく記載されている。
コーティングとは、前記ポリオレフィン微多孔膜の膜表面及び孔表面をを均一に水溶性高分子の皮膜で覆い尽くすことであり、この状態では、膜本来の機能である透過性を保持しつつ、親水性が付与されている。
微多孔膜が親水性であるとは、差圧等の外力を与えなくても水が微多孔内にしみ込むことであり、含水率として評価することができる。本発明の微多孔膜の含水率は50%以上であることが好ましい。
また、微多孔膜の透過性とは透気度、透水量で表される値で、透気度は2000秒/100cc以下、透水量は100リットル/m2 ・hr・atm以上であることが好ましい。
さらに、ここでいう不溶化とは、例えば、アルカリ電池セパレータとして膜を使用した場合、膜にコーティングした水溶性高分子が、実質的に電解液に溶出しないことであり、不溶化が不十分であると、膜の使用中に徐々にコーティングが失われ、膜の含水率が次第に低下してしまう。 次に本発明の親水性ポリオレフィン微多孔膜の製造法について説明する。
基材となるポリオレフィン微多孔膜には、延伸開孔法や熱誘起相分離法などで製造されたものを使用することができる。特に、電池用セパレータとして用いる場合、厚み10〜200μm、空孔率30〜80%、平均孔径0.001〜2μmのものが良好な電池性能を得る上で好ましい。
また、ポリオレフィンには、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンまたはプロピレンと各種ビニルモノマーとの共重合体を用いることができる。
このような基材に、水溶性高分子をコーティングする方法としては、以下の手法が一般的である。
すなわち、水溶性高分子及び水溶性高分子に対して1〜60重量%の界面活性剤を溶剤に溶解した溶液をポリオレフィン微多孔膜に塗布し乾燥後、水溶性高分子の水不溶化処理を行う方法である。
さらに、必要に応じて界面活性剤の除去を行ってもかまわない。本発明の親水性微多孔膜は、界面活性剤を除去しても、高度な親水性を維持している。
ここでいう界面活性剤は特に限定されないが、例えばカルボン酸塩、スルホン酸塩、硫酸エステル塩、りん酸エステル塩などの陰イオン活性剤、第四級アンモニウム塩、アミン塩、ピリジニウム塩などの陽イオン活性剤、または両性活性剤や非イオン活性剤を用いることができる。
界面活性剤の添加量は、水溶性高分子に対して1〜60重量%であることが好ましい。1%未満では界面活性剤の効果が不十分で、均一なコーティングが難しく、60%を超えると後で界面活性剤の除去が必要になった場合にそれが困難になるので好ましくない。
溶剤としては水溶性高分子および界面活性剤をを溶解するものであれば、何れでもかまわないが、例えば、水のほか、エタノール、プロパノール等のアルコール類、アセトン、エチルメチルケトン等のケトン類を代表とする水系溶剤、または、トルエン、ベンゼン等の芳香族系、ヘキサン、ヘプタン、酢酸エチル等の脂肪族系などの非水系溶剤を一種または二種以上を混合して使用でき、何れの場合も好ましくは沸点150℃以下である。
溶液中の水溶性高分子の濃度は、好ましくは1〜25重量%である。1%未満では親水性が十分に付与されず、25%を超えると微多孔膜への付着量が多くなりすぎ、透過性が損なわれる。
このような溶液の塗布の方法は、含浸、吹き付け、印刷法などが好ましい。また、必要に応じて印刷法などにより、親水性を付与しない部分を設けてもかまわない。
水不溶化処理は、熱、アルカリ等による架橋が好ましい。その際必要に応じ、架橋剤を使用してもかまわない。
界面活性剤の除去には、通常の洗浄方法を用いることができるが、水による洗浄が好ましい。
水溶性高分子と界面活性剤を併用することにより、従来製造が困難であった、ポリオレフィン微多孔膜へ水溶性高分子を直接コーティングすることが可能になったのは、理由は定かではないが、ポリオレフィン、水溶性高分子、界面活性剤の各々の相互作用が影響し合っているためと考えられる。
このようにして得られる親水性ポリオレフィン微多孔膜は、高度な親水性を有しているばかりでなく、透過性、長期安定性にも優れ、吸水材、水濾過用フィルター、特にアルカリ電池用セパレータに適している。また、製法も簡便で生産性に優れ、必要とする水溶性高分子も少量でよい。
【発明の実施の形態】
次に実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。
実施例において示される試験方法は次の通りである。
(1)膜厚
ダイヤルゲージ(尾崎製作所:PEACOCK No.25)にて測定した。
(2)空孔率
10cm四方のサンプルをとり、その体積と重量から次式を用いて計算した。
空孔率(%)=(体積(cm3 )−重量(g)/ポリオレフィンの密度)/体積(cm3 )×100
(3)透過性(透気度)
JIS P−8117準拠のガーレー式透気度計にて測定した。
(4)透過性(透水量)
直径42mmのステンレス製の透液セルに、あらかじめ空孔内すべてを含水させた親水性ポリオレフィン微多孔膜をセットし、0.5atmの差圧で水を濾過させ、120秒間経過した際の透水量(cm3 )から、単位時間、単位圧力、単位面積当たりの透水量を計算し、透水量(リットル/m2・hr・atm)とした。
(5)親水性(含水率)
室温23℃、湿度50%で十分水分平衡に達している微多孔膜を10cmX10cmに切り出しあらかじめ重量A(g)を測定する、室温で精製水中に5分間浸漬した後、ピンセットで一ヶ所の角を持ち微多孔膜を水から取り出して、1分間水切りを行う。その後さらにティッシュペーパーを膜表裏に押しつけ、膜表面の水分を除去し、水切り終了後1分の時間で重量B(g)を測定する。含水率は次式より算出した。
含水率(%)=100X(B−A)/A
(6)水溶性高分子の付着重量率
親水化処理前のポリオレフィン微多孔膜の目付量N(g/m2 )と、親水化処理後の微多孔膜の目付量M(g/m2 )を測定し、次式より算出した。
付着重量率(%)=100X(M−N)/N
(7)親水性の持続性評価(透水後の含水率)
ポリオレフィン微多孔膜に親水性を付与後、該膜に10リットル/m2 の精製水を透過させ乾燥後に、上記(5)と同様の手法で含水率を測定した。
【実施例1】
分子量66000のポリビニルピロリドン15重量%のイソプロパノール/水溶液に、界面活性剤としてドデシルベンゼンスルホン酸ソーダをポリビニルピロリドンに対して10重量%を溶解した。この溶液に旭化成工業(株)製ポリエチレン微多孔膜ハイポアH2100(厚み100μm、気孔率70%、平均孔径0.2μm、透気度100秒)を5分間浸漬し、室温で風乾した。これをアルカリ水溶液(90℃、20%NaOH水溶液)に10分間浸漬しポリビニルピロリドンの架橋不溶化処理を行った後、流水で1時間洗浄した。得られた親水化膜の特性を表1に記載した。
【実施例2】
界面活性剤として、ポリエチレングリコールドデシルエーテルをポリビニルピロリドンに対して30重量%使用した以外は実施例1と同様に作成した。得られた親水化膜の特性を表1に記載した。
【比較例1】
界面活性剤を使用しない点を除いては、実施例1と同様に微多孔膜を作成した。得られた膜は親水性に乏しかった。特性は表1に記載した。
【比較例2】
ハイポアH2100に、分子量66000のポリビニルピロリドン50重量%のイソプロパノール溶液を塗り込み、溶媒が十分蒸発するまで乾燥した。得られた膜は親水性は付与されたものの、透過性に乏しかった。特性を表1に記載した。
【表1】
Figure 0004230587
【発明の効果】
本発明の親水性ポリオレフィン微多孔膜は、高度な親水性が長時間持続し、かつ透過性に優れ、その製造方法も簡便であり、吸水材、水濾過用フィルター、特にアルカリ電池用セパレータに有用である。

Claims (4)

  1. ポリオレフィン微多孔膜の膜表面及び孔表面に、水溶性高分子と界面活性剤とをコーティングした後、前記水溶性高分子を水に不溶化したことを特徴とする親水性ポリオレフィン微多孔膜。
  2. 水溶性高分子がポリビニルピロリドンであることを特徴とする請求項1に記載の親水性ポリオレフィン微多孔膜。
  3. 水溶性高分子、水溶性高分子に対して1〜60重量%の界面活性剤、及び溶剤からなる溶液をポリオレフィン微多孔膜に塗布し乾燥後、水溶性高分子を水不溶化処理することを特徴とする請求項1又は2に記載の親水性ポリオレフィン微多孔膜の製造方法。
  4. 請求項1又は2に記載の親水性ポリオレフィン微多孔膜を使用したアルカリ電池用セパレータ。
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