JP4230104B2 - 帯状材料上に物質を塗布するための装置 - Google Patents

帯状材料上に物質を塗布するための装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、その周面に貯蔵容器から取出された物質層を帯同している回転する塗布ローラ、帯状材料が塗布ローラと物質移行作用を行う接触が行われ塗布帯域および帯状材料を塗布帯域内において塗布ローラに押圧する押圧手段とを備えている様式の、移動する帯状材料上に液状の物質を塗布する、特に紙から成る帯状品上に糊を塗布するための装置に関する。
この様式の装置は、ドイツ連邦共和国特許公開第43 09 951号から公知である。この装置は特にフイルタシガレットを造るためのフイルタ装着機において糊塗布装置として使用される。この装置により、液状の糊が連続的に貯蔵容器から取出されて被覆紙テープ上に塗布され、この被覆紙テープは引続きたばこストックとフイルタプラグとを結合するための被覆紙小片に裁断される。このような装置により、色々な種類の液状の物質を色々な様式の帯状材料上に塗布することができることはもちろんである。
【0002】
【従来の技術】
米国特許第3,335,026号は、写真用エマルジョンにより移動する帯状材料を静電気的に積層するための装置に関する。この装置は槽を備えており、この槽の中に塗布ローラが浸漬される。この塗布ローラには積層される帯状材料を案内するための転向ローラが所属している。帯状材料はこの転向ローラにより押圧ローラに押圧されず、幾らかの間隔をもってこの押圧ローラの傍らを案内される。槽と転向ローラの間には、静電気的な場が発生され、この静電気的な場がエマルジョンの間隔を越えた帯状材料への移行を行う。ここでは、積層される帯状材料と塗布ローラ間の直接的な接触は行われない。米国特許第4,252,527号にあっては、チャコール−フイルタ連続体の各々の第二のフイルタプラグを紙テープ上に固定する働きを行う、移動するフイルタ紙帯状材料上に比較的短い不連続な糊帯域を塗布することを課題としている。この目的のため、帯状材料は、これが塗布ローラの周面に接触しないように案内される。所望の糊帯域への移行を行うためにのみ、帯状材料は回転する羽根車により規則的な間隔で短時間塗布ローラに押圧される。即ち、この羽根車は、周期的な糊帯域の刻印を帯状材料上に行う回転するスタンピング部材として働く。帯状材料の平坦な積層はこの装置によっては不可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の根底をなす課題は、連続してくる帯状材料上への綺麗なかつ塗布むらがない物質塗布を行うことであり、この際塗布装置および案内装置の汚化を可能な限り十分に回避することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この課題は、本発明により、冒頭に記載した様式の装置にあって、特許請求の範囲の請求項1に記載の特徴によって解決される。
【0005】
本発明の他の特徴および構成は、特許請求の範囲の請求項2から6に記載した。
【0006】
本発明は、移動する帯状材料上に均一かつ平坦な物質塗布が行われ、この場合縁部の汚化が回避されると言う利点をもたらす。幅狭に形成された押圧手段により、液状物質の部分が帯状材料の下方で側へと押出され、帯状材料の縁部領域が汚化されることが阻止される。本発明により提案された装置をフイルタシガレットを造るためのフイルタ装着機の糊塗布装置において使用するのが有利である。何故なら、そこにおいて被覆紙テープの下方において側方に圧潰されて出る糊が後に、被覆紙の仕上げられた製品において、目につく縁部領域において差し障りのある汚点となるからである。他の重要な利点は、凹部を有している押圧手段の形状により、糊を備えていない帯域が考慮されると言うこと、従って塗布されるべき物質が押圧手段により物質により積層が行われるべきでない領域においては押圧は行われないと言うことである。フイルタ装着機において被覆紙テープに糊付けする場合、このような糊を有していない帯域、即ち幅狭に形成された条片状部は、被覆紙テープに両側で形成されたパーフオレーション軌跡である。即ち、本発明により、被覆紙のパーフオレーションが糊を含まないことが保証される。被覆紙テープの均一なかつきれいな糊付けに関して、特にフイルタ装着機にあって、本発明により、糊付け装置の領域内にあては被覆紙の案内部において、そして被覆紙テープから一枚一枚の被覆紙片を裁断するナイフ装置において汚物が生じると言うことが少ないと言うこと、およびシガレットの被覆紙片による巻回をローラハンド(Rollhand)の僅かな押圧力で行うこうとができ、これによりシガレット硬さの損失が僅かとなり、またより円形なシガレット得られること、即ち製品品質が改善されると言う利点が得られる。シガレットの通気度が本発明により変動が僅かになる言うことはより高い品質が約束される。
【0007】
液状の物質を移動する帯状材料上に塗布するための本発明による装置は、図1に断面図により概略図示されている。この実施例による装置は、フイルタシガレットを製造するためのフイルタ装着機において使用されているような糊塗布装置である。このようなフイルタ装着機は、例えば米国特許第4,249,547号(ドイツ連邦共和国特許公開第30 13 979号に相当)の第1図に図示され、かつ説明されている。
【0008】
貯蔵容器1内には、積層物質2、図示した実施例にあっては糊、が準備されている。この物質内に、矢印3の方向で回転する取出しローラ4が浸漬し、公知の様式でその周面に糊層を帯出する。この糊層は、取出しローラの周面に接触し、矢印6の方向で反対方向に回転する塗布ローラ7によって収受され、積層として、矢印8の方向で移動しかつ塗布帯域9内で塗布ローラ7と接触する帯状材料11とに移行される。この帯状材料11はローラ12を経て案内される。塗布帯域9の領域内において、対抗押圧ローラ13の様式の押圧手段が移動する帯状材料11を回転する塗布ローラ7の周面に対して押付ける。
【0009】
図2は、対抗押圧ローラ13と塗布ローラ7の押圧帯域9内における図1の矢印IIの方向での配設の平面図である。図2に示されているように、塗布ローラ7は機械ハウジング16内に支承されている軸14上に取付けられている。対抗押圧ローラ13はハウジング16に旋回可能に支承されている旋回レバー17に支承されている。旋回レバー17の旋回軸は参照符号18で示した。軸−この軸上で対抗押圧ローラ13が独自の駆動機構なしに回転する−には参照符号19が付されている。塗布ローラ7と対抗押圧ローラ13の間を帯状材料11が矢印方向8で通過する。
【0010】
図2に示されているように、対抗押圧ローラは帯状材料11よりも幅狭に形成されていることが認められる。これにより、塗布ローラ7から帯状材料上に移行される糊層が、対抗押圧ローラ13が帯状材料に当接する領域内において、全く偏平にかつ一様に配分されること、しかし糊が帯状材料11の縁部において側方へと押出されないと言うことが達せられる。これに伴い、糊塗布装置の領域内において、および作業下流における帯状材料の案内と更なる処理を行う案内部と機器において、汚化が生じることがない。
【0011】
図示した実施例にあっては被覆紙テープである帯状材料11は、二つの平行な孔列から成る二つのパーフオレーション軌跡21を有している。これらのパーフオレーションは、公知のように、被覆紙が巻回されるフイルタシガレットのフイルタに所望の空気透過性を与える。塗布ローラ7は公知の様式により、パーフオレーション軌跡21の領域内において糊が帯状材料11上に移行されないように構成されている。このようなローラ形状の原理は、例えば上記の米国特許第4,249,547号に記載されている。対抗押圧ローラ13の作用により、糊がパーフオレーション軌跡21の領域内に押込まれ、パーフオレーションが塞がってしまうのを回避するために、この対抗押圧ローラはその周面に半径方向の凹部或いは切込み22を有しており、これによりパーフオレーション軌跡の領域内において圧力が帯状材料に及ぼさない。これにより、仕上がりシガレットの通気の度合いの変動が阻止されるか、或いは少なくとも著しく低減される。
【0012】
対抗押圧ローラ13の表面は弾性的に形成されている。この表面はゴム或いはシリコンから成る。対抗押圧ローラ13の最適な作用には、約0.5バールの大きさの僅かな圧接力が必要であるに過ぎない。この対抗押圧ローラは独自の駆動機構を備えておらず、従ってこの対抗押圧ローラは移動する帯状材料11によって回転させられる。この対抗押圧ローラは迅速に交換を行い得るように、迅速閉鎖機構をもって旋回レバー17に固定されている。
【0013】
回転する対抗押圧ローラ13の代わりに、図3に概略示したように、押圧手段として定置されている押圧部材23が設けられていてもよい。この押圧部材23は例えば弾性的な板或いは合成物質から成り、図1と図2における対抗押圧ローラと同様に機械ハウジング16に支承されている旋回レバー24に設けられている。図3の他の点は図1と同様である。
【0014】
【発明の効果】
本発明により、連続してくる帯状材料上への綺麗なかつ塗布むらがない物質塗布が行われ、塗布装置および案内装置の汚化を可能な限り十分に回避される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による一実施例の概略断面図である。
【図2】 図1に概略図示した装置のローラ配設の平面図である。
【図3】 図1に図示した実施例の変形実施例の図である。
【符号の説明】
1 貯蔵容器
2 積層物質
3,6,8 矢印
4 取出しローラ
7 塗布ローラ
9 塗布帯域
11 帯状材料
12 ローラ
13 対抗押圧ローラ
14 軸
16 ハウジング
17 旋回レバー
18 旋回軸
19 軸
21 パーフオレーション軌跡
22 凹部
23 押圧部材
24 旋回レバー

Claims (6)

  1. その周面に貯蔵容器(1)取出された物質層を帯同している回転する塗布ローラ(7)、帯状材料(11)が塗布ローラと物質移行作用を行う接触が行われる塗布帯域(9)および帯状材料(11)を塗布帯域(9)内において塗布ローラ(7)に押圧する押圧手段(13,23)とを備えている様式の、移動する帯状材料上に液状の物質(2)を塗布する、紙から成る帯状材料(11)上に糊を塗布するための装置において、
    押圧手段(13,23)が帯状材料(11)より幅狭であり、ケーシング(16)に旋回可能に支承されている旋回レバー(17,24)に支承されており、従って押圧手段(13,23)が帯状材料(11)を絶えず塗布ローラ(7)に押圧するように構成されていること、
    押圧手段(13,23)が、これが帯状材料(11)と接触せずかつその形状と配設とが、帯状材料(11)に移行される塗布物質の積層模様と一致するように構成されている収容部(22)を備えている押圧面を有していること、
    を特徴とする装置。
  2. 押圧手段(13,23)が約0.5バールの圧接力で帯状材料(11)および塗布ローラ(7)に圧接するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 押圧手段として対抗押圧ローラ(13)が設けられていることを特徴とする請求項1或いは2に記載の装置。
  4. 対抗押圧ローラ(13)の周面が半径方向で溝状の凹部(22)を有していることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 対抗押圧ローラ(13)が弾性的な周面を有していることを特徴とする請求項3或いは4に記載の装置。
  6. 押圧手段として弾性的な板或いは弾性的な合成物質から成る押圧部材(23)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
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