JP4226719B2 - 粒状体を収納する包装体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、多量の粒状体を収納する包装体に関する。さらに詳しくは、横に寝かせた状態で複数積層して展示・販売されるのに適した粒状体の包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、猫砂と称されるペットの排泄物処理材が多く使用されている。猫砂とはペットの排泄物を簡便に処理するために、ペットが排泄する場所、例えば図8に示すようにペットの排泄用トイレであるトレイ90内に敷き詰めて使用される粒状体91のことである。これらはゼオライトやベントナイトやパルプから形成されており、使用方法としては、トレイ90内の粒状体91に排泄物を吸収させ、排泄物を吸収した粒状体91は使用済みとして除去・廃棄する一方、未使用の粒状体91はそのままにして再利用し、除去した分だけ粒状体91を補充して使用する。
【0003】
この猫砂は短期間で大量に使用されるため、図9に示すような縦ピロー型包装体100に、例えば3.5リットルや8リットルなどの多量な単位で収納されて販売される。図9(A)は包装体100を表面を上に向けた斜視図、図9(B)は裏面を上に向けた斜視図である。このピロー型包装体100は、少なくとも内面が溶着性樹脂で形成された一枚の軟質シートの両側縁を貼り合わせた縦シール部102と、縦シール部102の両端部において開口が横方向に閉じられた2つの横シール部103、103とが形成されて、長方形または正方形の袋体の粒状体収納部105が形成されている。
【0004】
一方、同様に粒状体形状を持つものとして、米などの穀物、ペットフード、建築用材料などがあるが、これらも猫砂と同様に短期間での使用量が多いため、例えば米やペットフードであれば5Kgや10Kgなどの多量な単位でピロー型包装体100に収納されて販売されている。
【0005】
この種の粒状体を収納したピロー型包装体100は一般的に重く、また嵩も大きいものとなっている。このようなピロー型包装体100が展示・販売される場合、ピロー型包装体100を最も安定した状態で、且つ少ないスペースで展示販売できる方法として、図10に示すように、ピロー型包装体の粒状体収納部105の表面105sが横になるようにして平らな場所に寝かせ、複数のピロー型包装体100を高さ方向に積層して展示・販売される方法が採られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これらのピロー型包装体100では、横に寝かせられた状態で複数の包装体が高さ方向に積み上げられる場合、粒状体収納部に余計な空気が入っていると積み上げたときの安定性が失われるため、従来の粒状体の包装体では通気性の軟質シートを用いたり、粒状体収納部に空気孔を設けて、余計な空気が粒状体収納部から逃げることができるようになっている。しかし、通気性の軟質シートは強度が低く、破れてしまうことがある。一方、空気孔を設けた包装体では、その空気孔から粒状体が脱落してしまったり、その空気孔から破れてしまうことがあった。
【0007】
また、この種のピロー型包装体100では、その具体的中身を示す表示印刷が図9に示すように粒状体収納部の表面105sに施されている。よって、粒状体が収納されたピロー型包装体100を購買者が購入するにあたり、図10に示すように高く積層された状態ではピロー型包装体100はどのような粒状体を収納したものであるかを判別することが容易ではなく、ピロー型包装体100が目的とする商品であるかどうかを確かめるためには、積み上げられた包装体の山から1つ取り出し、その粒状体収納部の表面105sに施されている表示印刷を見て確かめなければならなかった。
【0008】
若しくは、ピロー型包装体100に収納された粒状体がどのようなものであるかを説明するため、販売者側がピロー型包装体100のそばに具体的な収納内容物を示すためのポスター表示などを別に設ける必要があった。
【0009】
本発明は上記課題を解決するものであり、安定した状態で横に寝かせて積層させることができ、且つ包装体が破れたり、収納した粒状体が外に漏れたりすることがない包装体を提供することにある。
【0010】
本発明の更なる目的は、横に寝かせた状態で複数積層して展示・販売されるのに適した多量の粒状体を収納した包装体であって、収納された具体的中身がわかるように横シール部に施された印刷がきれいにあらわれる包装体を提供することにある。
【0011】
【課題を解決する手段】
本発明は、軟質シートにより長方形または正方形の袋体が形成され、前記袋体の内部に粒状体が収納された包装体であって、
前記袋体の少なくとも1辺に所定幅の端部接合領域が設けられ、
前記端部接合領域では、袋体の辺とほぼ平行方向およびほぼ垂直方向に所定間隔を空けて規則的に配列した複数の接合部によって前記軟質シートどうしが接合されて、前記複数の接合部以外の部分が、袋体の内部と外気との連通経路とされており、
前記端部接合領域の表面に、図形、文字、記号のいずれかまたはこれらの組合せの模様が印刷されていることを特徴とする包装体である。
【0012】
本発明の包装体では、横シール部が縦方向及び横方向に所定間隔を開けて並べられた複数の接合部によって形成されており、袋体の内部と外気との連通経路が形成されているので、粒状体収納部は密封されることが無い。よって、従来行われていたように、軟質シートを通気性のものにする必要が無く、また包装体の粒状体収納部に空気孔を設ける必要もなく、安定した状態で積層させることができる。
【0013】
また、本発明の包装体には、横シール部に具体的収納物などを認識できるような印刷が施されているため、横に寝かせられた状態で複数の包装体が高さ方向に積み上げられ、購買者が横シール部のみしか見ることができない場合であっても、その横シール部の印刷により包装体の具体的収納物を認識できる。しかも、横シール部は縦方向及び横方向に所定間隔を開けて並べられた複数の接合部によって形成されるので、シール時に発生する皺やよれが少なく、予め軟質シートに施されている印刷が見えにくくなることがない。したがって、購買者はその横シール部を見るだけで包装体の具体的収納物を確実に把握できる。
【0015】
また、前記接合部は、四角形状であり、その面積は1mm2以上25mm2以下であり、隣り合う接合部と接合部との間隔は2mm以上15mm以下であることが好ましい。
【0016】
また、本発明の包装体は1枚の軟質シートの両側縁が溶着シールされた縦シール部と、前記縦シール部の両端部分で、前記縦シール部と垂直に形成された2箇所の横シール部とを有する縦ピロー型包装体であり、少なくとも一方の横シール部が、前記複数の接合部および連通経路を有することが好ましい。
【0017】
また、端部接合部に印刷される前記模様に含まれる文字の向きは、袋体の中央方向が上、前記端部接合領域の縁辺方向が下となるように印刷されていることが好ましい。
【0018】
前記模様が印刷されている端部接合領域の幅寸法は、粒状体を収納した状態で平らな場所に寝かせたときの袋体の厚みの0.5〜1倍であることが好ましい。または、前記模様が印刷されている端部接合領域の幅寸法は、3〜10cmであることが好ましい。
なお、本発明の包装体には、ペットの排泄用トイレに敷く猫砂などの粒状体を収納することに適している。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の包装体について説明する。図1(A)は本発明の包装体を表面側を上向きで示す斜視図、図1(B)は本発明の包装体を裏面側を上向きで示す斜視図、図2は、図1(A)に示した本発明の包装体の端部接合領域の部分拡大平面図、図3は、図1に示した本発明の包装体の製造方法を説明する斜視図、図4は図1に示す本発明の包装体を複数積層した状態を示す斜視図である。
【0020】
図1(A)(B)に示す本発明の包装体10は、一枚の軟質シートから形成されており、軟質シートの両側縁をY方向に沿って合掌状態に貼り合わせた縦シール部12と、この縦シール部12の両端において、袋体の開口を横方向(X方向)に張り合わせた横シール部とを有して、長方形または正方形の袋体となる粒状体収納部15が形成された縦ピロー型包装体である。前記粒状物収納部15には、例えば図8に示す粒状体91が収納される。なお、収納される粒状体は猫砂に限られず、米などの穀物、ペットフード、建築用材料などであってもよい。
【0021】
この包装体10の一方の横シール部は、Y方向の幅寸法W1が大きい端部接合領域13であり、他方の横シール部14は、前記端部接合領域13よりも幅寸法W2が小さくなっている。この横シール部14では、前記幅寸法W2の範囲内で軟質シートの全面が溶着シールされており、従来のピロー型包装体の横シール部103(図9参照)と同じである。
【0022】
図1および図2に示すように、前記端部接合領域13では、予め軟質シートに印刷された図形、文字、記号のいずれかまたはこれらの組合せの模様50が設けられている。この模様50に商品名や製造者などの文字が含まれている場合、この文字は粒状体収納部15側が上、縁辺10eが下となる向きとなっている。
【0023】
この包装体10は、図4に示すように、包装体10を寝かせた状態で粒状体収納部の表面15sを上に向けて高さ方向に複数積層して展示・販売することができる。このとき、Y方向に長く延びた端部接合領域13が積層された包装体10から垂れ下がり、端部接合領域13に現れている模様を積層された包装体10の山の側面から見ることができる。したがって、購買者はわざわざ商品を手にとって、粒状体収納部の表面15sを見なくても、その包装体10の具体的中身を知ることができる。また、端部接合領域13に現れている模様50に文字が含まれる場合、この文字は粒状体収納部15側が上となって読むことができる向きで印刷されているので、図4の積層状態において、包装体10が積層された山の側面から文字を上向きとして見ることができ、積層されている商品名を確認しやすい。したがって、文字などを含む前記模様50は、積層された山の側面から見えるように、粒状体収納部の表面15sから端部接合領域13にわたって連続して設けられていてもよい。
【0024】
なお、図1(B)に示すように、文字などを含む前記模様50が、端部接合領域13の表面側のみならず裏面側にも印刷されていてもよい。この場合も、模様50に含まれている文字が、粒状体収納部15側が上向きとなるように印刷されていると、図4に示す積層状態で、包装体10が表裏逆向きに重ねられていたとしても、前記端部接合領域13の模様50を、上下が正常な向きで積層されている包装体10と同じように目視することができる。
【0025】
この端部接合領域13では、例えば複数の規則的に並んだ凹凸部を有する熱プレス板で軟質シートをプレスすることにより、図2に示すようなX方向及びY方向に所定間隔を開けて並べられた複数の接合部16が形成されている。端部接合領域13では、主に前記複数の接合部16のみにより軟質シートどうしが溶着接合されており、接合部16以外の部分の例えば接合部16と接合部16との間では軟質シートは接合されず、粒状体収納部15の内部と外気との間で空気が流通できる連通経路(通気経路)が形成されている。図2に示す包装体10においては、空気が更に流通し易くなるように、接合部16が設けられていない非接合領域18、すなわち、X方向に幅の広い連通経路が設けられている。このようにすると、粒状体収納部15の内部と外気との間で空気の流通が確実となる。
【0026】
したがって、従来のように包装体に開孔を設けなくても、積層した状態で、粒状体収納部15内の空気が外部へ抜け出るようになり、安定した状態で積層させることができる。また、複数の接合部16を設けると、シール時に軟質シートに皺が寄りにくく、もし皺が生じたとしても接合部と接合部との間に寄せられることになる。その結果、接合部16を形成する際に、皺は直線状にY方向に沿って形成されやすく、皺が多方向に発生することがない。よって、端部接合領域13に印刷された模様50が常にきれいに見える。
【0027】
なお、図2に示す接合部16は四角形であり、その一辺が縦シール部12に対して垂直になっている。このように、縦シール部12に対して垂直なX方向に延びる辺をもつ接合部16で端部接合領域13を形成すると、縦シール部12の端部における強度が高くなる。
【0028】
また、図2に示されている隣り合う接合部16と接合部16の間隔17は、収納された粒状体が包装体10の外側へ通り抜けることができない大きさであることが好ましい。例えば粒状体が図8に示すような猫砂である場合、粒状体91の大きさは直径が3〜4mm程度のものや、長さが5〜6mm程度のものが一般的であるため、接合部16の面積は1mm2以上25mm2以下であり、隣り合う接合部16と接合部16との間隔17(X方向の間隔とY方向の間隔の双方)が2mm以上15mm以下であることが好ましい。
【0029】
端部接合領域13を形成する接合部16は、図5に示すような丸または楕円形でもよい。その他、接合部16は図6に示すように段違いに並べられていてもよい。ただし、図2および図5に示すように、接合部16がX方向およびY方向に規則的に並んでいると、前記のように端部接合領域13に皺が形成された場合にその皺が斜めに発生しにくいので、端部接合領域13に印刷された模様が常に美しく見える。
【0030】
また、端部接合領域13の縦寸法W1は粒状体を収納した状態で平らな場所に寝かせときの包装体10の厚みh(図4参照)の0.5〜1倍の長さとなることが好ましい。端部接合領域13がこの程度の寸法を持っていれば、図4に示すように複数の包装体10を寝かせた状態で積層したときに上に重ねられた包装体の端部接合領域13が、すぐ下に位置する包装体の端部接合領域13に重なることがなく、端部接合領域13の表面の印刷が他の包装体の端部接合領域13によって隠されることなく見えることになる。
【0031】
例えば、全長(端部接合領域13と横シール部14を含むY方向における寸法)が42cm程度である包装体の場合、端部接合領域13の幅寸法(縦寸法)は3〜10cm程度であることが好ましい。
【0032】
図1(A)(B)に示す本発明の包装体10は、一般に行われている縦ピロー型包装体の製造方法により製造することができるが、例えば図3に示す工程で製造することもできる。
まず、図3に示すように軟質シート1が矢印30の方向(X方向)へ連続的に供給される。軟質シート1は、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリプロピレンテレフタレートなどの熱可塑性樹脂(熱溶着性樹脂)からなるシートである。あるいは、少なくとも内面に熱溶着性樹脂を用いた多層フィルムが用いられる。収納される粒状体が遮光を必要とするものである場合、金属箔を含むバイヤー材であってもよいし、樹脂フィルムに金属薄膜が蒸着されたものであってもよい。または、紙材と樹脂フィルムとの積層材であってもよい。この軟質シートには予め印刷が施されており、包装体10の端部接合領域13となる部分に、図形、文字、記号のいずれかまたはこれらの組合せの模様が印刷されている。なお印刷は端部接合領域13となる部分のみではなく、従来のように包装体の粒状体収納部の表面15sにおいても収納される粒状体が認識できるような印刷も予め施されていてもよい。
【0033】
図3では、供給された軟質シート1の両側縁部2、2が、縦シール装置40、40によって合掌状態に合わせられながら熱シールされ、のちに縦シール部12となる部分22が形成される。縦シール部12となる部分22を形成しながら、引っ張りガイド41、41により、軟質シート1が矢印31a、31bの方向へ引かれる。この工程で、筒状の軟質シート1は開口部3がつぶれて平面化されながら送られる。矢印32a、32bで示す方向から熱プレス板および受け部材を押し当てて開口部3をヒートシールし、後に包装体10の端部接合領域13となる部分を形成する。
【0034】
端部接合領域13が形成された後、袋状になった軟質シート1の粒状体収納部15内に矢印33の方向から粒状体が収納される。このとき、粒状体は、プッシャーヘッドによって、粒状体収納部15の奥へと挿入される。そして、引っ張りガイド41にて矢印31a、31bへ引っ張れられた状態でもう一方の開口部が閉じられ横シール部14となる部分が形成される(図3には図示せず)。その後、横シール部14側より供給側に位置する軟質シート1がカッターなどにより切断されて個々の包装体10を得る。
【0035】
なお、縦シール部12や横シール部14、端部接合領域13を形成する前記熱シールは、熱板によるプレスや、超音波溶着や高周波溶着により行うことができる。また、包装体10の個々の切断は、横シール部を形成する熱シールによる溶断でもよい。さらにまた、上記包装体10では、一方の端部接合領域13のみが縦寸法が長く形成されて印刷が施されているが、もう一方の横シール部14も端部接合領域13と同様に印刷が施されて幅寸法が長いものとしてもよい。
【0036】
図7は、本発明の包装体の他の実施の形態を説明する斜視図である。図7に示す包装体10Bは、前記実施の形態と同様に一枚の軟質シートで形成されている。軟質シートを縦方向に二つ折りにし、端部接合領域13を形成した後、袋体を形成するようにして1辺をシールし、粒状体を収納させた後、開口部をシールして包装体10Bを得る。この包装体10Bの製造方法においては、前記実施の形態のように粒状体を連続充填しながらシールすると、シール場所にずれが生じやすく、印刷位置が一定にならないので、予め別工程で袋加工することが好ましい。
【0037】
その他、軟質シート1を予め筒状に押出成形された継ぎ目を有しない(シームレスの)インフレーションチューブや、軟質シート材の両端を予め接合したスリットチューブとし、それらチューブの両側の開口部を閉じて横シール部および端部接合領域を形成してもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上、詳述したように、本発明の包装体では、端部接合領域が縦方向及び横方向に所定間隔を開けて並べられた複数の接合部によって形成されているので、粒状体収納部は密封されることが無い。よって、従来行われていたように、軟質シートを通気性のものにする必要が無く、また包装体の粒状体収納部に空気孔を設ける必要もない。
【0039】
また、本発明の包装体には、端部接合領域に具体的収納物などを認識できるような印刷が施されているため、横に寝かせられた状態で複数の包装体が高さ方向に積み上げられ、購買者が端部接合領域のみしか見ることができない場合であっても、その端部接合領域の印刷により包装体の具体的収納物を認識できる。しかも、端部接合領域は縦方向及び横方向に所定間隔を開けて並べられた複数の接合部によって形成されるので、シール時に発生する皺やよれが少なく、予め軟質シートに施されている印刷が見えにくくなることがない。したがって、購買者はその端部接合領域を見るだけで包装体の具体的収納物を確実に把握できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の包装体を表面側を上向きにして示す斜視図、(B)は本発明の包装体を裏面側を上向きにして示す斜視図
【図2】図1(A)に示した本発明の包装体の端部接合領域の部分拡大平面図
【図3】図1に示した本発明の包装体の製造方法を説明する斜視図
【図4】図1に示す本発明の包装体を複数積層した状態を示す斜視図
【図5】本発明の包装体の端部接合領域の他の実施の形態を示す部分拡大平面図
【図6】本発明の包装体の端部接合領域の他の実施の形態を示す部分拡大平面図
【図7】本発明の包装体の他の実施の形態を説明する平面図
【図8】ペット用トイレと粒状体を示す斜視図
【図9】(A)は従来の包装体を表面側を上向きで示す斜視図、(B)は従来の包装体を裏面側を上向きで示す斜視図
【図10】図9に示す従来の包装体を複数積層した状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 軟質シート
2 側縁部
10、10B 包装体
10e 縁辺
12 縦シール部
13 端部接合領域
14 横シール部
15 粒状体収納部
15s 粒状体収納部の表面
18 非接合領域
40 シール装置
41 引っ張りガイド
50 模様
90 トレイ
91 粒状体
Claims (7)
- 軟質シートにより長方形または正方形の袋体が形成され、前記袋体の内部に粒状体が収納された包装体であって、
前記袋体の少なくとも1辺に所定幅の端部接合領域が設けられ、
前記端部接合領域では、袋体の辺とほぼ平行方向およびほぼ垂直方向に所定間隔を空けて規則的に配列した複数の接合部によって前記軟質シートどうしが接合されて、前記複数の接合部以外の部分が、袋体の内部と外気との連通経路とされており、
前記端部接合領域の表面に、図形、文字、記号のいずれかまたはこれらの組合せの模様が印刷されていることを特徴とする包装体。 - 前記接合部は、四角形状であり、その面積は1mm2以上25mm2以下であり、隣り合う接合部と接合部との間隔は2mm以上15mm以下である請求項1記載の包装体。
- 1枚の軟質シートの両側縁が溶着シールされた縦シール部と、前記縦シール部の両端部分で、前記縦シール部と垂直に形成された2箇所の横シール部とを有する縦ピロー型包装体であり、少なくとも一方の横シール部が、前記複数の接合部および連通経路を有する前記端部接合領域である請求項1または2に記載の包装体。
- 前記模様に含まれる文字の向きは、袋体の中央方向が上、前記端部接合領域の縁辺方向が下となるように印刷されている請求項1ないし3のいずれかに記載の包装体。
- 前記模様が印刷されている端部接合領域の幅寸法は、粒状体を収納した状態で平らな場所に寝かせたときの袋体の厚みの0.5〜1倍である請求項1ないし4のいずれかに記載の包装体。
- 前記模様が印刷されている端部接合領域の幅寸法は、3〜10cmである請求項1ないし4のいずれかに記載の包装体。
- 粒状体が、ペットの排泄用トイレに敷く猫砂である請求項1ないし6のいずれかに記載の包装体。
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