JP4226595B2 - バルク貯槽保護フェンス等の構築物のパネル取付構造 - Google Patents

バルク貯槽保護フェンス等の構築物のパネル取付構造 Download PDF

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発明の属する技術分野
本発明は、屋外の地上に設置される液化石油ガス(LPG)のバルク貯槽やバルク容器等のような危険物の保護フェンス等の構築物において、隔壁として多数用いるパネルの取付構造に関する。
従来の技術
LPGの一般需要家の貯蔵設備として、設置した容器にガスを充填する、容器を500kg程度の可搬式の大型としたバルク容器や、比較的大型の容器を固定設置したバルク貯槽が増加してきている。可搬式のバルク容器は地上に据え置かれ、固定設置されるバルク貯槽は地下埋設される地下型と地上設置される地上型があり、バルク容器と地上型バルク貯槽は一般の人の目に触れることになる。本発明では、これら一般需要家の貯蔵設備としてのLPGの容器をバルク貯槽と称する。
このような一般の人の目に触れるLPGバルク貯槽では、自動車進入による引火の危険やいたずら防止のため保護フェンスを設置することは知られている。この保護フェンスを多数の小孔の開いたパネルで構成し、通風性と視認性を考慮したものが特願2000−341315として知られている。
この保護フェンスは安価に提供するため、薄い鋼板製として軽量化を計り、組立式として運搬や保管が容易なようにし、LPGバルク貯槽が設置される現地で組み立てるようにしている。その組立式の保護フェンスは、四本の柱とその柱間に渡る複数枚のパネルと扉で構成される。
組立式の保護フェンスのパネルは、枚数が少ない方が組み立ても容易であり、製造コストも安くなるため、比較的大きな略長方形に形成される。その大きな、特に長さの長いパネルを一人の作業者が組み立てるには、一般的なボルトとナットのみによる方法では、長いパネルの中央付近を持ったままパネル両端のボルト孔に手が届かずボルトを通すことができない。
そこで、パネルの左右端の中央部に係合孔を設け、柱にはパネルの係合孔に対応する位置に係合フックを設け、パネルの係合切欠きを柱の係合フックに係合してパネルを柱に保持させた後、パネルの左右端の上下に設けた取付孔により柱に螺着するようにしていた。なお、屋外設置の構造物のパネルであるから、風にあおられて飛散する危険性もあり、螺着により確実に固定することは欠かせない。
上記従来のパネル取付構造では、パネルの左右端の上下の四箇所を螺着しなければ柱に固定されず、多数枚のパネルを取り付け組み立てるのは煩わしい。
また、パネルを柱に保持させた後では、ボルトとナットのみによる方法では反対側に手が届かない箇所が発生し、一人の作業者で組み立てることができない。
なお一人の作業者で組み立てられるようにするため、ナットを柱に溶接したり、柱にバーリングをしてタップをたててネジを形成することも考えられるが、保護フェンスが塀や保安物件(火気や家屋等)からの距離規制を緩和するための構造壁に接近して建てられる場合には外側から螺子を回すことができない。
そこで本発明は、パネルの柱への固定のための螺着箇所を極限まで減らして組み立てを容易にし、反対側に手が届かない箇所でも外側から螺子を回せば一人の作業者で組み立てることができ、外側から螺子を回すことができない場合には内側から螺子を回して組み立てることができる、バルク貯槽保護フェンス等の構築物のパネル取付構造を提供することを目的とする。
請求項1の発明のバルク貯槽保護フェンス等の構築物のパネル取付構造は、柱2の取付孔2aへのパネル3取付構造において、柱2のパネル3を取り付ける反対側にスパナ型金具10を設け、スパナ型金具10の上部には六角ボルト12または六角ナット11の六角部の少なくとも対向する二面に係合する六角係合部10aを設け、スパナ型金具10の下部には一対の係合フック10bを設け、柱2の取付孔2aの下方に一対の金具係合孔2bを設け、六角ボルト12または六角ナット11の六角部を六角係合部10aで保持したスパナ型金具10の係合フック10bを柱2の金具係合孔2bに差し込んで保持し、パネル3の取付孔3aを通してパネル3側からナット11またはボルト12を回すようにしたものである。
請求項2の発明のバルク貯槽保護フェンス等の構築物のパネル取付構造は、複数の柱2と、その柱2間に渡る複数枚のパネル3からなる構築物1において、略長方形のパネル3の左右端の上下に係合切欠き3b,3cを設け、柱2にはパネル3の係合切欠き3b,3cに対応する位置に係合フック2c,2dを設け、パネル3の係合切欠き3b,3cの間に一対の取付孔3aを設け、柱2にはパネル3の取付孔3aに対応する位置に取付孔2aを設け、パネル3の係合切欠き3b,3cを柱2の係合フック2c,2dに係合した後パネル3の取付孔3aと柱2の取付孔2aを螺着し、柱2のパネル3を取り付ける反対側にスパナ型金具10を設け、スパナ型金具10の上部にはフランジ付六角ナット11の六角部の少なくとも対向する二面に係合する六角係合部10aを設け、スパナ型金具10の下部には一対の係合フック10bを設け、柱2の取付孔2aの下方に一対の金具係合孔2bを設け、フランジ付六角ナット11のフランジを柱2側として六角部を六角係合部10aで保持したスパナ型金具10の係合フック10bを柱2の金具係合孔2bに差し込んで保持し、パネル3の取付孔3aを通してパネル3側からボルト12を回すようにしたものである。
請求項1発明によれば、柱のパネルを取り付ける反対側にスパナ型金具を設け、スパナ型金具の上部には六角ボルトまたは六角ナットの六角部の少なくとも対向する二面に係合する六角係合部を設け、スパナ型金具の下部には一対の係合フックを設け、柱の取付孔の下方に一対の金具係合孔を設け、六角ボルトまたは六角ナットの六角部を六角係合部で保持したスパナ型金具の係合フックを柱の金具係合孔に差し込んで保持し、パネルの取付孔を通してパネル側からナットまたはボルトを回すようにし、スパナ型金具側の六角ボルトまたは六角ナットは回らないように保持され、パネル側からナットまたはボルトを回すことにより締め付けられるから、反対側に手が届かない箇所でも片側から螺子を回せば一人の作業者で組み立てることができる。
また、パネル側からナットまたはボルトを回すことができない場合には、スパナ型金具を使用しないで柱側から六角ボルトまたは六角ナットを回すことにより締め付けられるから、別な部品を必要とすることなく、柱側から螺子を回して組み立てることができる。
請求項2の発明によれば、略長方形のパネルの左右端の上下に係合切欠きを設け、柱にはパネルの係合切欠きに対応する位置に係合フックを設け、パネルの係合切欠きの間に一対の取付孔を設け、柱にはパネルの取付孔に対応する位置に取付孔を設け、パネルの係合切欠きを柱の係合フックに係合した後パネルの取付孔と柱の取付孔を螺着し、パネルは左右端の上下の係合切欠きにより保持され、一対の取付孔を柱に螺着するだけで確実に固定されるから、煩わしい螺着箇所を極限まで減らして組み立てが容易となる。
また、フランジ付六角ナットのフランジを柱側として六角部を六角係合部で保持したスパナ型金具の係合フックを柱の金具係合孔に差し込んで保持し、フランジ付六角ナットのフランジが柱とスパナ型金具の間に位置し、フランジ付六角ナットが確実に保持されるから、スパナ型金具の形状も簡単で安価に提供でき、組み立てが容易となる。
発明の実施の形態
請求項1の発明では、柱2のパネル3を取り付ける反対側にスパナ型金具10を設け、スパナ型金具10の上部には六角ボルト12または六角ナット11の六角部の少なくとも対向する二面に係合する六角係合部10aを設け、スパナ型金具10の下部には一対の係合フック10bを設け、柱2の取付孔2aの下方に一対の金具係合孔2bを設け、六角ボルト12または六角ナット11の六角部を六角係合部10aで保持したスパナ型金具10の係合フック10bを柱2の金具係合孔2bに差し込んで保持し、パネル3の取付孔3aを通してパネル3側からナット11またはボルト12を回すようにしたから、スパナ型金具10側の六角ボルト12または六角ナット11は回らないように保持され、パネル3側からナット11またはボルト12を回すことにより締め付けられる。
また、パネル3側からナット11またはボルト12を回すことができない場合には、スパナ型金具10を使用しないで柱2側から六角ボルト12または六角ナット11を回すことにより締め付けられる。
請求項2の発明では、略長方形のパネル3の左右端の上下に係合切欠き3b,3cを設け、柱2にはパネル3の係合切欠き3b,3cに対応する位置に係合フック2c,2dを設け、パネル3の係合切欠き3b,3cの間に一対の取付孔3aを設け、柱2にはパネル3の取付孔3aに対応する位置に取付孔2aを設け、パネル3の係合切欠き3b,3cを柱2の係合フック2c,2dに係合した後パネル3の取付孔3aと柱2の取付孔2aを螺着するから、パネル3は左右端の上下の係合切欠き3b,3cにより保持され、一対の取付孔3aを柱2に螺着するだけで確実に固定される。
また、フランジ付六角ナット11のフランジを柱2側として六角部を六角係合部10aで保持したスパナ型金具10の係合フック10bを柱2の金具係合孔2bに差し込んで保持したから、フランジ付六角ナット11のフランジが柱2とスパナ型金具10の間に位置し、フランジ付六角ナット11が確実に保持される。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
図1に示すのは地上設置のLPGバルク貯槽21の保護フェンス1としての構築物であって、20はコンクリートで方形に形成され地面E下に半ば埋め込まれた基礎で、基礎20上に略円筒形のLPGバルク貯槽21を固定設置する。
LPGバルク貯槽21の設置空間の全周囲を四面で囲み、上方を解放した保護フェンス1を設ける。
保護フェンス1は平面視で方形に設けられ、その四隅に垂直方向に長い柱2が設けられ、柱2の下端はアンカーボルトで基礎20上に固定される。保護フェンス1の前面の柱2間に一対の観音開きの扉4が設けられ、左右と後面の柱2間にその外側からパネル3を取り付け固定する。
パネル3は略長方形の水平方向に長い板で、強度保持のためその断面形状が一様な凹凸に形成され、上下に3段に分けて取り付けられる。パネル3には規則正しく配列された多数の小孔が開けられ、通風の確保と視認性を悪くしている。
パネル3の上下端は裏面側に略Uの字状に折り曲げられ、その裏面の左右端の上下に下向きに開口の係合切欠き3b,3cを設ける。また、パネル3の上下方向中間部には凹状に連続した窪みを設け、その窪みの底に位置しパネル3の左右端の係合切欠き3b,3cの間に一対の取付孔3aを設ける。
柱2にはパネル3の係合切欠き3b,3cに対応する位置に略Jの字状に上向きの係合フック2c,2dを設ける。また、柱2にはパネル3の取付孔3aに対応する位置に取付孔2aを設ける。
組み立てに際しては、パネル3の係合切欠き3b,3cを柱2の係合フック2c,2dに係合した後、パネル3の取付孔3aと柱2の取付孔2aを螺着する。
柱2の取付孔2aへパネル3を取り付け、パネル3側からのみボルト12を回して締め付ける場合には、パネル3を柱2の係合フック2c,2dに係合する前に、柱2のパネル3を取り付ける反対側にスパナ型金具10とそれに保持されるフランジ付六角ナット11を設ける。
スパナ型金具10の上部には凹状に切り欠いた六角係合部10aを設け、六角係合部10aはフランジ付六角ナット11の六角部の左右の対向する二面と下側の二面に係合する、五角形状の切り欠きとする。なお、六角係合部10aはフランジ付六角ナット11が回らないように保持するため、少なくともフランジ付六角ナット11の対向する二面に係合する必要がある。
スパナ型金具10の下部の左右には一対の係合フック10bを設け、係合フック10bは平面視で柱2側にUの字状に折り曲げた部分を下向き開口に切り欠いたもので、その切り欠きの幅は柱2の板厚よりやや広いものとして柱2に確実に保持されるようにする。
柱2の取付孔2aの下方に一対の金具係合孔2bを設け、金具係合孔2bは上下に細長い角孔で、その間隔はスパナ型金具10の係合フック10bの間隔に対応させている。
フランジ付六角ナット11は、その六角部より大径な丸い座を有するよう一体に形成されたもので、量産され市販されている。
フランジ付六角ナット11をスパナ型金具10に保持させるには、フランジ付六角ナット11のフランジを柱2側として六角部を六角係合部10aで保持し、スパナ型金具10の係合フック10bを柱2の金具係合孔2bに差し込む。このとき、スパナ型金具10に保持されたフランジ付六角ナット11と柱2の取付孔2aが一致するよう、柱2の金具係合孔2bを設ける。
フランジ付六角ナット11をスパナ型金具10で保持した後、パネル3を柱2に取り付け、パネル3の取付孔3aを通して座金付のボルト12をフランジ付六角ナット11に螺着し、パネル3側からボルト12を回して固定する。
図15に示すのは、スパナ型金具10の別な実施例を示すもので、フランジ付でない六角ナット11や六角ボルト12が脱落しないよう、六角係合部10aの柱2と反対側に押え片10cを設け、押え片10cが六角ナット11や六角ボルト12の頭部を保持できるようにしたものである。
次に保護フェンス1の組み立て設置方法をその効果とともに説明する。
基礎20上の所定位置に4本の柱2を立設固定し、扉4と複数枚のパネル3を柱2に固定する。
パネル3は柱2の外側に取り付けるが、作業者がパネル3の外側から作業できない塀や構造壁がある場合には、その面から先にパネル3を取り付ける。パネル3の係合切欠き3b,3cを柱2の係合フック2c,2dに係合した後、パネル3側からボルト12をその取付孔3aに通し、スパナ型金具10を使用しないで柱2側から六角ナット11を回して締め付け固定する。なお、パネル3の係合切欠き3b,3cを柱2の係合フック2c,2dに上から係合する関係上、下段のパネル3から順に上段に向かって取り付ける。
このとき、略長方形のパネル3の左右端の上下に係合切欠き3b,3cを設け、柱2にはパネル3の係合切欠き3b,3cに対応する位置に係合フック2c,2dを設け、パネル3の係合切欠き3b,3cの間に一対の取付孔3aを設け、柱2にはパネル3の取付孔3aに対応する位置に取付孔2aを設け、パネル3の係合切欠き3b,3cを柱2の係合フック2c,2dに係合した後パネル3の取付孔3aと柱2の取付孔2aを螺着し、パネル3は左右端の上下の係合切欠き3b,3cにより保持され、一対の取付孔3aを柱2に螺着するだけで確実に固定されるから、煩わしい螺着箇所を極限まで減らして組み立てが容易となる。
また、外側のパネル3側からボルト12を回すことができない場合には、スパナ型金具10を使用しないで柱2側からフランジ付六角ナット11を回すことにより締め付けられるから、別な部品を必要とすることなく、内側の柱2側から螺子を回して組み立てることができる。
作業者がパネル3の外側から作業できる場合には、まずフランジ付六角ナット11を保持したスパナ型金具10を柱2の内側から金具係合孔2bに差し込んで保持し、パネル3の係合切欠き3b,3cを柱2の係合フック2c,2dに係合した後、パネル3側からボルト12をその取付孔3aに通し、外側のパネル3側からボルト12を回して締め付け固定する。なお、パネル3の係合切欠き3b,3cを柱2の係合フック2c,2dに上から係合する関係上、下段のパネル3から順に上段に向かって取り付ける。
このとき、略長方形のパネル3の左右端の上下に係合切欠き3b,3cを設け、柱2にはパネル3の係合切欠き3b,3cに対応する位置に係合フック2c,2dを設け、パネル3の係合切欠き3b,3cの間に一対の取付孔3aを設け、柱2にはパネル3の取付孔3aに対応する位置に取付孔2aを設け、パネル3の係合切欠き3b,3cを柱2の係合フック2c,2dに係合した後パネル3の取付孔3aと柱2の取付孔2aを螺着し、パネル3は左右端の上下の係合切欠き3b,3cにより保持され、一対の取付孔3aを柱2に螺着するだけで確実に固定されるから、煩わしい螺着箇所を極限まで減らして組み立てが容易となる。
また、柱2のパネル3を取り付ける反対側にスパナ型金具10を設け、スパナ型金具10の上部にはフランジ付六角ナット11の六角部の少なくとも対向する二面に係合する六角係合部10aを設け、スパナ型金具10の下部には一対の係合フック10bを設け、柱2の取付孔2aの下方に一対の金具係合孔2bを設け、フランジ付六角ナット11の六角部を六角係合部10aで保持したスパナ型金具10の係合フック10bを柱2の金具係合孔2bに差し込んで保持し、パネル3の取付孔3aを通してパネル3側からボルト12を回すようにし、スパナ型金具10側のフランジ付六角ナット11は回らないように保持され、パネル3側からボルト12を回すことにより締め付けられるから、反対側に手が届かない箇所でも片側から螺子を回せば一人の作業者で組み立てることができる。
また、フランジ付六角ナット11のフランジを柱2側として六角部を六角係合部10aで保持したスパナ型金具10の係合フック10bを柱2の金具係合孔2bに差し込んで保持し、フランジ付六角ナット11のフランジが柱2とスパナ型金具10の間に位置し、フランジ付六角ナット11が確実に保持されるから、スパナ型金具10の形状も簡単で安価に提供でき、組み立てが容易となる。
以上の実施例では、パネル3を柱2の外側に取り付ける例を示したが、パネル3を柱2の内側に取り付けるようにしても良い。
また、パネル3が垂直方向の柱2間に水平に渡る例を示したが、パネル3が水平方向の上下の柱2間に垂直に渡るようにしても良いし、パネル3が水平方向の同じ高さの柱2間に床板のように水平に渡るようにしても良い。
また、パネル3の左右端の上下に係合切欠き3b,3cを設け柱2に係合フック2c,2dを設けた例を示したが、パネル3に係合フックを設け柱2に係合切欠きを設けるようにしても良い。
また、パネル3の左右端の中間部に一対の取付孔3aを設けた例を示したが、水平方向の柱2間に渡る場合は、パネル3の上下端の中間部に一対の取付孔3aを設けると良い。
また、スパナ型金具10の上部にフランジ付六角ナット11を六角係合部10aで保持する例を示したが、スパナ型金具10で保持するのはフランジ付でない六角ナット11や六角ボルト12でも良い。
また、パネル3側から座金付の六角ボルト12をその取付孔3aに通す例を示したが、パネル3側の螺子はボルトまたはナットのいずれでも良く、頭部形状も十字穴付など種々の形状のものでも回して締め付けることができるものであれば良い。
バルク貯槽保護フェンス等の構築物のパネル取付構造の一実施例を示す正面図である。 その側面図である。 その平面図である。 パネルの背面である。 パネルの側面図である。 図2の一部を切り欠いた要部を示す部分拡大図である。 図6の正面図である。 図6の平面図である。 図3のA矢視図である。 図9の要部を示す部分拡大図である。 図9の要部を示す部分拡大図である。 図9の要部を示す部分拡大図である。 図9の要部を示す部分拡大図である。 スパナ型金具の斜視図である。 (A)(B)はスパナ型金具の別な実施例を示す正面図と側面図である。 スパナ型金具の組み立て方法を示す斜視図である。 パネルの組み立て方法を示す斜視図である。 パネルの組み立て方法を示す斜視図である。
符号の説明
1 構築物としての保護フェンス
2 柱
2a 取付孔
2b 金具係合孔
2c 係合フック
2d 係合フック
3 パネル
3a 取付孔
3b 係合切欠き
3c 係合切欠き
10 スパナ型金具
10a 六角係合部
10b 係合フック
11 ナットとしてのフランジ付六角ナット
12 ボルトとしての六角ボルト

Claims (2)

  1. 柱の取付孔へのパネル取付構造において、柱のパネルを取り付ける反対側にスパナ型金具を設け、スパナ型金具の上部には六角ボルトまたは六角ナットの六角部の少なくとも対向する二面に係合する六角係合部を設け、スパナ型金具の下部には一対の係合フックを設け、柱の取付孔の下方に一対の金具係合孔を設け、六角ボルトまたは六角ナットの六角部を六角係合部で保持したスパナ型金具の係合フックを柱の金具係合孔に差し込んで保持し、パネルの取付孔を通してパネル側からナットまたはボルトを回すようにしたバルク貯槽保護フェンス等の構築物のパネル取付構造。
  2. 複数の柱と、その柱間に渡る複数枚のパネルからなる構築物において、略長方形のパネルの左右端の上下に係合切欠きを設け、柱にはパネルの係合切欠きに対応する位置に係合フックを設け、パネルの係合切欠きの間に一対の取付孔を設け、柱にはパネルの取付孔に対応する位置に取付孔を設け、パネルの係合切欠きを柱の係合フックに係合した後パネルの取付孔と柱の取付孔を螺着し、柱のパネルを取り付ける反対側にスパナ型金具を設け、スパナ型金具の上部にはフランジ付六角ナットの六角部の少なくとも対向する二面に係合する六角係合部を設け、スパナ型金具の下部には一対の係合フックを設け、柱の取付孔の下方に一対の金具係合孔を設け、フランジ付六角ナットのフランジを柱側として六角部を六角係合部で保持したスパナ型金具の係合フックを柱の金具係合孔に差し込んで保持し、パネルの取付孔を通してパネル側からボルトを回すようにしたバルク貯槽保護フェンス等の構築物のパネル取付構造。
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