JP4224029B2 - 移動ロボット - Google Patents

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Description

この発明は、車輪或いはクローラなどの移動機構が設けられた移動ロボットに係り、特に、移動しながら段差を検知し、乗越え可能なら当該段差を乗越える移動ロボットに関する。
従来、段差を乗越えることができる移動ロボットには、脚車輪型が多く用いられている。この脚車輪型段差乗越えロボットでは、段差を検知してから、一旦停止して高さ或いは奥行きが測定された後、乗越え可否を判断して階段なども連続的に踏破している。
他の移動ロボットとして非特許文献1に開示されるように、本体の左右に移動機構として車輪を備えた移動ロボットが知られている。この移動ロボットでは、車輪による移動に際しては、本体に固定された従動輪キャスターによって移動が補助され、本体の上部に固定されている超音波を発する検出器により非接触で周囲の障害物を検出しながら走行される。
この移動ロボットは、検出部により移動する床面から一定の高さ以上の障害物との距離を測定し、車輪の駆動を制御する駆動制御部により障害物を回避する行動を取っている。床面の障害物または段差に対しては、従動輪キャスターに用いた車輪の半径により障害物乗越え性能が決定される。
一方、更に他の移動ロボットとして特許文献1及び特許文献2に開示されるように、移動ロボット本体の左右に移動機構として車輪を備え、本体の前部に障害物を検出するための2つの接触型のスイッチセンサが配置され、障害物が乗越え可能かを判断する移動ロボットが知られている。乗越えが可能かの判断結果に従って、移動には、車輪が利用され、乗越えにはクローラと移動機構が利用されるように車輪及びクローラが制御されている。
特開2002-366226 特開2004-021895 ApriAlpha(松日楽他:分散オブジェクト技術を用いたサービスロボットの開発,ロボットメカトロニクス講演会'03講演論文集,1A1-3F-C5,(2003))
脚車輪型では、未知の段差に対して、移動ロボットが一時的に停止し、条件が測定された後に、踏破動作が開始されることから、安定に走行されるが、連続的に段差がある場合には、移動が効率的であるとはいえない問題がある。
非特許文献1に開示された移動ロボットでは、移動中に前方の障害物が検知されて衝突しないように回避行動が取られるが、床面上の障害物に関しては、高さ並びに奥行きなどの情報が得られないままに走行されることから、また、従動輪が本体に固定されていることから、従動輪の車輪径で乗越えられる以上の高さの障害物を乗越えることができない問題がある。また、乗越え時にも、移動ロボット本体が大きく傾き、不安定である問題もある。
特許文献1に開示された移動ロボットでは、障害物全般に対して、スイッチセンサが接触してこれを検知することから、障害物の検知が移動制御の外乱となり、障害物を回避することができず安定して移動することができない問題がある。また、スイッチセンサにより、障害物との衝突後に乗越えの可否を判断して移動機構が切り替えられることから、移動が効率的ではない問題がある。
この発明は、上述したような事情に鑑みなされたものであって、その目的は、障害物に衝突せずに非接触で害物が検知され、移動しながら障害物の乗越えの可否並びに乗越えの制御方法が速やかに決定され、安定して、且つ、効率的に障害物を乗越えて移動することができる移動ロボットを提供することにある。
この発明によれば、
本体フレームと、
この本体フレームを走行路上で移動させる為の駆動車輪と、
前記本体フレームの走路方向に対して前方に設けられている第1の従動輪と、
前記本体フレームの走路方向の距離をある俯角で検出する距離センサ部と、
前記俯角を略一定に維持したまま前記第1の従動輪及び距離センサを一体的に前記本体フレーム上で上下動させる第1の上下動機構と、
前記距離センサ部からの距離信号に基づいて走路上の段差を検出して前記本体フレームの移動とともに前記第1の上下動機構を上下動させる制御部と、
から構成される移動ロボットにおいて、
前記制御部は、前記距離センサ部で検出される距離と基準値との比較で段差を検出し、前記距離センサ部の上下動と前記距離センサ部で検出される距離とに従って前記段差の高さを推定し、前記駆動輪による走行距離と前記距離センサ部で検出される距離とに従って前記段差の幅を推定することを特徴とする移動ロボットが提供される。
前記移動ロボットは、
前記本体フレームの走路方向に対して後方に設けられている第2の従動輪と、
前記第2の従動輪を上下動させる第2の上下動機構と、
から構成され、
前記制御部が前記距離センサ部からの距離信号に基づいて検出された前記段差に対応して前記本体フレームの移動とともに前記第2の上下動機構を作動させても良い。
以上説明したように、段差を非接触で自動的に検知し、段差に応じて乗越え方法を選択することができる移動ロボットが提供される。
以下、図面を参照しながら、この発明の一実施の形態に係る移動ロボットについて説明する。
図1及び図2は、この発明の一実施例に係る移動ロボットを概略的に示す側面図及びその背面構造を示す背面図である。図1に示すように略円盤状の本体フレーム10上には、この移動ロボットを制御する制御部8が載置固定されている。この本体フレーム10は、移動機構としての駆動車輪6,12上に載置されている。図2に示すように本体フレーム10には、駆動車輪6,12が配置された切欠部が形成され、駆動車輪6,12の上部がこの切欠部を介して本体フレーム10上に突出されている。本体フレーム10の背面には、そのモータ軸4,14が同一直線状に配置されるようにモータ36,34が固定され、そのモータ軸4,14に駆動車輪6,12がモータ36,34によって回転されるように固定されている。従って、モータ36,34が駆動されると、駆動車輪6,12が回転され、本体フレーム10が矢印Fで示す方向に走行される。ここで、駆動車輪6,12は、夫々モータ36,34によって独立に駆動されることから、一方のモータ34,36の回転数を上げることによって回転数が少ない側に向けて回頭されて走行されることとなる。即ち、右側車輪12に対応するモータ34の回転数が上げられると、本体フレーム10は、左側に向けられるように走行され、左側車輪6に対応するモータ36の回転数が上げられると、本体フレーム10は、右側に向けられるように走行される。
尚、図1においては、車輪12の背面部の構造を明瞭に示す為に車輪12の背後を透視して示していることに注意されたい。
本体フレーム10の背面には、第1及び第2の支持脚20,22を支持固定する為のブラケット16,18が走行面に向かって突出するように固定され、このブラケット16,18に第1及び第2の支持脚20,22の第1及び第2のリンクアーム24−1,24−2,26−1,26−2の一端が回動可能に固定されている。支持脚20の第1及び第2のリンクアーム24−1,24−2の他端は、回動可能にブラケット25に連結され、このブラケット25上には、距離センサ部28が載置されている。このブラケット25には、補助輪としての従動輪30が固定されている。支持脚22の第1及び第2のリンクアーム26−1,26−2の他端は、同様に回動可能にブラケット27に連結され、このリンク27には、同様に補助輪としての従動輪30が固定されている。従動輪30、32は、矢印Fで示される移動方向に回転可能であるともにブラケット25,27の周りに回転可能に軸支されている。この従動輪30、32から本体フレーム10までの距離は、駆動車輪6,12の走行路への接地面から本体フレーム10までの距離に略等しくなるように設定され、本体フレーム10が平坦な走行路を駆動車輪6,12によって走行される限りにおいては、この従動輪30、32によって本体フレーム10は、走行路に対して常に略平行に維持される。
第1及び第2の支持脚20,22を構成する第1のリンクアーム24−1,26−1の一端には、夫々支持回転軸52,54が固定され、この支持回転軸52,54が夫々回転可能に軸支されて歯車44、46に連結されている。この歯車44、46は、回転ベルト48,50を介して本体フレーム10上に固定されているリンク駆動モータ38,40のモータ歯車56,58に連結されている。リンク駆動モータ38,40のモータ歯車56,58が回転されると、この回転が回転ベルト48,50を介して歯車44、46に伝達され、歯車44、46の回転とともに第1のリンクアーム24−1,26−1がスイング(回動)される。この第1のリンクアーム24−1,26−1に対して第2のリンクアーム24−2,26−2が互いに平行となるようにブラケット25,27で連結されていることから、第1のリンクアーム24−1,26−1が回動されるに伴って、ブラケット25,27で連結された第2のリンクアーム24−2,26−2が第1のリンクアーム24−1,26−1に平行にスイング(回動)される。
第1及び第2の支持脚20,22の夫々に対応してリンク駆動モータ38,40が設けられていることから、第1及び第2の支持脚20,22は、独立にスイング可能で、リンク駆動モータ38,40の回転方向が制御されることによって第1及び第2の支持脚20,22の他端が上方或いは下方に向けて移動させられる。即ち、第1及び第2の支持脚20,22を独立して上昇或いは降下させることができる。従って、第1の支持脚20を上昇させて第2の支持脚22をそのままに維持し、或いは、降下させることができる。また、第1の支持脚20を降下させて第2の支持脚22をそのままに維持し、或いは、上昇させることができる。第1及び第2の支持脚20,22の一方が上昇されてこの一方とともに対応する従動輪30,32が上昇されて走行路から離れると、他方の従動輪30、32と駆動車輪6,12で本体フレーム10が支持され、本体フレーム10が走行状態にあれば、他方の従動輪30、32と駆動車輪6,12によって本体フレーム10が移動される。
尚、図2から明らかなように第1及び第2の支持脚20,22が本体フレーム10上にまで上昇可能とする為に、本体フレーム10には、第1及び第2の支持脚20,22が通過することが可能な切り欠が設けられている。また、従動輪30,32は、走行方向Fに沿って回転のみを許し、走行方向Fとは反対の方向に回転しないようにその従動輪30,32内に一方向のみの回転を許す歯車機構或いはクラッチ機構等の逆回転阻止機構が設けられることが好ましい。クラッチ機構等の逆回転阻止機構は、必要な際に逆回転が阻止されるように制御部8によって制御可能な電磁クラッチの類の制御機構が用いられても良い。従動輪30,32内のまた、走行方向に沿って回転する従動輪30,32は、本体フレーム10の回頭に伴いブラケット25,27の周りに回転することができるが、ボールキャスター等の球状で全ての方向に回転可能な回転機構が従動輪30,32として採用される場合には、ブラケット25,27の周りに回転されなくとも良い。
図1に示される制御部8は、図3に示すような回路を備えている。即ち、距離センサ部28からの距離検出信号がインタフェース70に出力され、インタフェース70でA/D変換されてセンサ信号としてCPU72に供給されている。また、モータ34,36の軸出力は、このモータ34,36に設けたエンコーダ62,64で検出され、エンコーダ62,64からの出力がカウンタ信号としてインタフェース70を介してCPU72に供給されている。このカウンタ信号は、CPU72においてカウントされ、そのカウンタ信号をカウントすることによって、車輪駆動モータ34,36の回転に依存する駆動車輪6,12の回転に伴う本体フレーム10の走行距離が検出される。また、車輪駆動モータ34,36の回転の差が求められることによって、本体フレーム10が回頭されて本体フレームの変移方向角度が決定される。従って、移動ロボットの初期位置座標が予め入力されることによって移動ロボットの走行位置をCPUは、把握することができる。同様に、モータ38,40の軸出力は、このモータ38,40に設けたエンコーダ64で検出され、エンコーダ64からの出力がカウンタ信号としてインタフェース70を介してCPU72に供給されている。このカウンタ信号は、CPU72においてカウントされ、リンク駆動モータ38,40の回転に依存して定まる支持脚20,22の上昇或いは降下位置が検出される。
CPU72には、外部の入力部74からの目標値等の入力に応じて駆動信号を発生し、インタフェース70を介してモータドライバ66に供給される。従って、このモータドライバ66によってモータ34,36が附勢されて目標に向けて駆動車輪6,12が回転されて本体フレーム10が移動する。また、CPU72は、センサ信号に従って走行方向における障害物或いは段差を検出して予めプログラムされた駆動信号を発生し、インタフェース70を介してモータドライバ68に供給される。従って、このモータドライバ66によってモータ38,40が附勢されて目標に向けて支持脚20,22が上昇或いは降下されて本体フレーム10が後に述べるように障害物或いは段差を乗り越えて段差上の走行路に乗って走行される。
距離センサ部28は、走行面に向けて光ビームを照射するレーザダイオード或いは発光ダイオード等の発光素子(図示せず)及び走行面から反射された光線を検出する光センサ(図示せず)から構成されている。距離センサ部28は、支持脚20が上下動されてもそのブラケット25に固定された距離センサ部28が走行面に対してその姿勢を変えずに常に一定の俯角で一定観察距離L0だけ離れた走行面を観察することとなる。即ち、図4(a)に示すように支持脚20,22が走行路に対して略平行に配置されている状態では、移動ロボットが平坦な走行路を走行されてその走行路に光ビームが距離センサ部28から所定の俯角θで照射され、その光ビームの走行路から光線が距離センサ部28に反射され、この反射光線が距離センサ部28で受光されてその光強度が検出される。この反射光線の光強度が一定である間は、常に一定観察距離L0を距離センサ部28が観察していることとなる。支持脚20,22が走行路に対して略平行に配置されている状態において、図4(a)に示すように段差に光ビームが向けられると、段差の側面から反射された光線が距離センサ部28で検出される。従って、距離センサ部28では、観察距離L0を観察している場合に比べて大きな光強度を有する反射光線が検出されて距離(L0−ΔL)を検出することとなる。距離センサ部28で検出される反射光線の強度は、段差の側面の高さHに依存して大きくなり、移動ロボットが走行して距離センサ部28と段差の側面との間が閾値距離(L0−ΔL=Lth)以内に近づいて反射光線の強度が予め定められたあるスレショルド値を超えると、リンク駆動モータ38が作動して支持脚20が上昇を開始される。支持脚20が最上昇位置に上昇されるまでに、図4(b)に示されるように距離センサ部28は、段差上の走行路を観察するようになる。従って、再び距離センサ部28は、所定の俯角θで所定の観察距離L0を観察することとなる。
図4(c)に示すように段差の幅Wが短い場合には、距離センサ部28が段差の平坦面を一時的に観察して観察距離L0を検出しても、その後、距離センサ部28は、段差を超えて光ビームを照射し、段差よりも低い平坦な走行路を検出する場合がある。このような場合には、距離センサ部28は、観察距離L0よりも遠くの距離(L0+ΔL)を観察することとなり、移動ロボットは、段差の平坦面を検出している走行距離から段差の幅Wを予め検出することができる。従って、予めプログラムされた段差の乗り上げ動作或いは乗り越え動作によってこの段差を踏破することができる。
図5は、距離センサ部28で検出された検出観察距離Lと移動ロボットの走行距離との関係を示すグラフを示している。また、図6(a)〜図7(g)は、移動ロボットの移動に伴う移動ロボットの姿勢の変化及び支持脚20,22の動作を示している。
移動ロボットが図5に示される距離D1にまで移動される間は、段差がないことから、図6(a)に示されるように、本体フレーム10は、走行路に対して略平行に維持されて走行され、距離センサ部28の観察距離Lは、観察距離L0に維持される。図5に示されるように移動距離D1で段差が検出されると、観察距離Lは、所定観察距離L0より短くなり、距離(L0−ΔL)が検出される。その後、図6(b)に示すように支持脚20が上昇されて、図5に示すように距離センサ部28が一次的に観察距離L0を検出する。図6(c)に示すように、移動距離D2〜D3において、駆動車輪6,12が段差に接してこの段差に乗り上げる動作に移行すると、本体フレーム10自体の姿勢が僅かに乱れることとなる。従って、移動距離D2〜D3において図5に示すように距離センサ部28の観察距離が急激に上昇される。移動距離D3〜D4において、図6(d)に示すように駆動車輪6,12が完全に段差上の平坦部に乗るとともに支持脚20が降下されて従動輪30が段差上の平坦部に乗せられる。この間においては、図5の移動距離D3〜D4に示すように距離センサ部28の観察距離は、急激に減少される。その後、支持脚22を上昇させて後方の従動輪32を段差に接触させない為に、図7(e)及び(f)に示すように本体フレーム10が前傾姿勢の状態に維持された状態で従動輪32が上昇される。即ち、始めに、図7(e)に示すように支持脚20が僅かに上昇され、支持脚22が一次的に降下されて本体フレーム10が前傾される。次に、図7(f)に示すように本体フレーム10が前傾姿勢のままに維持された状態で、支持脚22が上昇されて移動ロボットの移動とともに従動輪32が段差上に移動される。図7(e)及び図7(f)に示される前傾姿勢では、距離センサ部28は、観察距離L0よりも近い位置の観察地点を観察することとなることから、図5の移動距離D3〜D4に示すように観察距離が距離L0よりも小さいくなる。その後、図7(g)に示されるように支持脚22が段差上に降下されるとともに支持脚20が上昇されて本体フレーム10が前傾姿勢から段差上の走行路に略平行となりながら、移動ロボットの走行が継続される。従って、図5に示すように走行距離D5〜D6においては、走行距離0〜D1までと同様に、観察距離L0を検出することとなる。
図8に示されるように移動ロボットが段差を降りる場合には、次のように動作される。距離センサ部28が移動距離D6〜D7で観察距離L0よりも遠い距離(L+ΔL)を検出すると、平坦部が終わり平坦部より低い面が観察されたこととなる。移動ロボットが前進して従動輪30が段差を通過すると、本体フレーム10の支持脚20が降下されて従動輪30が段差下の平坦路に着地される。本体フレーム10が段差面に対して略平行に維持される。ここで、従動輪30の着地に伴い、距離センサ部28は、移動距離D8〜D9において通常の観察距離L0を観察するようになる。図8に示すように駆動輪6,12が段差に至ると、駆動輪6,12が段差を降りるに従い支持脚20が徐々に上昇され、支持脚22も同様に上昇されて本体フレーム10が僅かに後傾されながら段差の上面から下面に向けて移動される。このとき、本体フレーム10が僅かに後傾姿勢となることから、図5に示されるように移動距離D9〜D10においては、観察距離が距離L0よりも僅かに大きくなることとなる。駆動輪6,12が段差を降りて平坦面の移動を開始して従動輪32が段差を通過すると、支持脚22が降下される。従って、本体フレーム10は、走行面に対して略平行に維持された状態で移動ロボットが移動される。従って、距離センサ部28は、移動距離D10以降は略距離L0を検出することとなる。
移動ロボットは、図6、図7及び図8に示されるように駆動輪6,12に比べて十分な移動距離を有する段差のみでなく、図4(c)及び図9に示されるように比較的幅Wの小さな段差をもスムーズに乗り越えることができる。図4(c)及び図9に示されるような段差を乗り越える動作は、段差への接近までの動作は、図6(a)〜図6(c)と同様であって、距離センサ部28からの出力で段差の幅Wが支持脚20,22のアーム長に比べて小さい場合には、駆動車輪6,12が段差に接触した際に従動輪30を段差上に降下させずに、段差の下面に向けて降下させている。駆動輪6,12が段差に接すると、図9に示すように支持脚20,22が降下されて駆動輪6,12が移動とともに従動輪30、32で支えられて段差上に乗り上げられる。駆動輪6,12が段差から降下される際には、次第に支持脚が上昇されて同様に従動輪30、32によって支えられて駆動輪6,12が段差下の面にまで駆動される。駆動輪6,12が降下した後においては、支持脚22が上昇されて従動輪32が段差を超えた時点で支持脚22が降下されて再び図4(a)或いは図6(a)に示す通常の姿勢に復帰される。尚、段差の幅Wは、図4(a)に示すように距離センサ部28が段差の側面を検出してから図4(c)に示すように段差のエッジを検出するまでの距離として求めることができる。
図3及び図10を参照して図1に示される制御部8の動作について説明する。始めに、入力部74からの指示でCPU72は、インタフェース70を介してモータドライバ66に駆動信号を与えてモータ34,36を駆動させる。従って、駆動車輪6,12が駆動を開始して、ステップS10に示すように移動ロボットが予め定められた方向に移動を開始する。この移動開始に際して、同様にCPU72によって距離センサ部28が動作されて走行路の障害物の検出が開始される。移動ロボットの移動距離は、車輪駆動モータ34,36の軸出力がエンコーダ62で検出されてカウンタ信号としてインタフェース70を介してCPUに72に入力される。このカウンタ信号がCPUに72において積算されて移動ロボットの移動距離が図示しない記憶装置に記憶される。ステップS12において、距離センサ部28からのインタフェース70を介するセンサ信号によって移動に伴い移動路上に段差が検出されると、ステップS13に示すアプローチ動作が開始される。即ち、移動ロボットがこの段差に向けて更に近づけられるとともにインタフェース70を介してモータ38に駆動信号が与えられて、図4(b)に示されるように支持脚とともに距離センサ部28が上昇される。距離センサ部28の上昇及び移動に伴い、CPU72は、段差の高さHをセンサ信号から求める。ここで、CPU72は、ステップS14に示すようにこの段差を踏破可能であるかを判断する。段差が駆動車輪6,12の半径より高い場合には、この移動ロボットは、段差を乗越えることはできないと判断される。段差が踏破可能な高さHを有している場合、或いは、段差の複雑な形状で高さHが検出されない場合には、ステップS15に示されるようにこの段差を回避する動作が開始される。回避動作にあって、CPU72によって従動輪30,32がいずれも降下された状態で車輪駆動モータ34,36の回転駆動に差が与えられて駆動輪6,12が異なる回転数で回転されて走行方向が変更される。走行方向が変更されると、再びステップS10に戻されてステップS10からステップS14が同様に繰り返される。
ステップS14において、CPU72が段差を踏破可能であると判断する場合には、図6(c)参照して説明した段差を上る動作であるか、図8を参照して説明した段差を降りる動作であるか、或いは、図9を参照して説明した段差を上がり直ぐに降りる動作であるかを判断する。(ステップS16,S17,S18)この判断の後に、夫々の動作が実行されて段差が踏破される。段差が踏破されると再びステップS10に戻され、次の段差に対処する走行が続けられる。
尚、図1に示す移動ロボットにおいては、その形態が駆動輪6,12の中心を通る垂直軸に関して左右対称であり、また、進行方向を基準に略前後対称であることが好ましい。しかし、移動ロボットが平坦な走行路に載置されている際にその重心位置は、進行方向を基準にする側面の形状の幾何学的な中心に対して進行方向に対し僅かに後方に配置されることが好ましい。即ち、平坦な走行路を移動ロボットが走行している間において、回転する駆動輪6,12の軸を含む略垂直面よりも進行方向後方に重心位置が設けられることによって安定した駆動力が移動ロボットに与えられ、確実に段差を踏破することができる。重心位置を後方に配置するには、制御部8の本体フレーム10への載置位置を後方に僅かにずらしても良く、或いは、必要に応じてカウンタウエートを本体フレームに載置しても良い。段差の踏破に際しては、支持脚20,22が上昇或いは降下されることによって、この重心位置は、下記のように移動される。
図6(a)に示すように移動ロボットが平坦路を走行している間は、この移動ロボットの重心位置は、進行方向に沿う移動ロボットの幾何学的な略中心に対して僅か後方に配置されている。これにより駆動輪6,12の回転力がより確実に走行路に伝達される。図6(b)に示すように前方の従動輪30が上昇されても、後方に重心があるのでロボットが転倒することはない。これにより、後方の従動輪30が確実に走行路に接触される。図6(c)に示すように駆動輪6、12が段差に接触する際には、段差から反力が駆動輪6に与えられて後方に押し戻す外力が後方の従動輪30に働くが、重心が後方に移動していることに伴いこの後方の従動輪30が確実に走行路に密着される。また、駆動輪6、12が段差を上って行くに従って、支持脚22が降下されて後方従動輪30が確実に押し下げられ、後方従動輪30が駆動輪6、12の段差の乗り越えを補助することとなる。既に記述したように、従動輪のすべりによる後方への移動ロボットの移動を防止すべく、従動輪には、一方向のみの回転を許す歯車機構或いはクラッチ機構等の逆回転阻止機構が設けられることが好ましい。これら機構によって移動ロボットが走行方向とは逆に戻されるように滑る動作を阻止することができる。
図6(d)に示されるように駆動輪6が段差上に乗り上げた際にも重心位置が同様に後方に位置される場合には、支持脚22によって押し下げられた後方の従動輪32が確実に走行路に接触し、移動ロボットの姿勢が安定される。図7(e)及び図7(f)に示すように移動ロボットの姿勢が前傾されている間は、重心が進行方向に沿う移動ロボットの幾何学的な略中心に対して僅か前方に移動される。この重心の移動の際には、移動ロボットは、前方の従動輪30及び駆動輪によって安定に支持される。移動ロボットが図7(g)に示すような通常の姿勢に復帰した際には、図6(a)と同様に重心位置が幾何学的中心から僅か後方に配置されて移動される。
上述した実施例では、支持脚20,22で従動輪30、32が上昇或いは降下されているが、支持脚20,22に代えて、図11(a)及び(b)に示されるようにラック・アンド・ピニオン機構のような直動機構で従動輪30,32が上昇或いは降下されても良い。即ち、図11に示されるような直道機構においては、本体フレーム10に交差するように、直道部としてのラック80、82が上下動可能に本体フレーム10に支持され、このラック80、82の下方には、既に説明した従動輪30,32が固定され、このラック80,82が本体フレーム10に固定されたピニオン84,86に歯合されている。また、このピニオン84,86は、モータ38、40のモータ軸に固定された歯車に歯合されている。
このような直道機構においては、移動ロボットが平坦な走行路を移動される際には、図11(a)に示されるように本体フレーム10が走行路に対して略平行を維持するようにラック80、82が本体フレーム10下に延出された状態で移動ロボットが移動される。距離センサ部28によって段差が検出されると、図11(a)に示すようにモータ38が駆動されてピニオン84が回転され、このピニオン84に歯合されているラック80が矢印Vで示すように上昇されて従動輪30が段差よりも高い位置にまで上昇される。移動ロボットが移動されて駆動輪6,12が段差上の平坦路に乗り上げると、モータ38が駆動されてピニオン84が逆回転され、このピニオン84に歯合されているラック80が降下されて従動輪30が段差上の平坦路に接触される。同様に従動輪32が段差に近づくとモータ40が駆動されてピニオン86が回転され、このピニオン86に歯合されているラック82が上昇されて矢印Vで示すように従動輪32が段差よりも高い位置にまで上昇される。その後、従動輪32が降下されて段差上の平坦路に接触される。このように直動機構においても支持脚20,22と同様に従動輪30,32が昇降或いは下降されて段差を乗り越えることができる。この変形例に係る移動ロボットにおいても、制御部8が距離センサ部28で検出される距離と基準値(観察距離L0)との比較で段差を検出し、距離センサ部28の上下動と距離センサ部28で検出される距離とに従って段差の高さHを推定し、駆動輪6,12による走行距離と距離センサ部28で検出される距離とに従って前記段差の幅Wを推定する点に関しては、上述した実施例と同様であり、この検出に基づく動作は、既に述べた実施例に係る移動ロボットと同様であるのでその説明は省略する。
この発明の一実施例に係る移動ロボットの側面機構を概略的に示す側面図である。 図1に示される移動ロボットの本体フレーム下の底部機構を概略的に示す背面図である。 図1に示される本体フレーム上に載置される制御部の回路を示すブロック図である。 (a)から(c)は、図1に示される距離センサ部におけるセンサ動作を説明する為の移動ロボットの動作を概略的に示す側面図である。 図1に示される距離センサ部からの出力信号に基づく検出距離の変化を示すグラフである。 (a)〜(d)は、図1に示される移動ロボットにおける段差を踏破する動作を概略的に示す側面図である。 (e)〜(f)は、図1に示される移動ロボットにおける段差を踏破する動作を概略的に示す側面図である。 図1に示される移動ロボットにおける段差を降りる動作を概略的に示す側面図である。 図1に示される移動ロボットにおける段差を乗り越える動作を概略的に示す側面図である。 図3に示される制御部における制御動作を示すフローチャートである。 図1に示される移動ロボットの変形例を概略的に示す側面図である。
符号の説明
4,14...車輪軸、6、12...駆動輪、8...制御部、10...本体フレーム、16、18...ブラケット、20、22...支持脚、28...距離センサ部、30,32...従動輪、34、36...車輪駆動モータ、38、40...リンク駆動モータ、44、46...歯車、48,50...回転ベルト、52,54...リンク軸、56,58...モータ歯車、60...距離センサ、62,64...エンコーダ、66,68...モータドライバ、70...インタフェース、72...CPU、U、80、82...ラック、84,86...ピニオン

Claims (5)

  1. 本体フレームと、
    この本体フレームを走行路上で移動させる為の駆動車輪と、
    前記本体フレームの走路方向に対して前方に設けられている第1の従動輪と、
    前記本体フレームの走路方向の距離をある俯角で検出する距離センサ部と、
    前記俯角を略一定に維持したまま前記第1の従動輪及び距離センサを一体的に前記本体フレーム上で上下動させる第1の上下動機構と、
    前記距離センサ部からの距離信号に基づいて走路上の段差を検出して前記本体フレームの移動とともに前記第1の上下動機構を上下動させる制御部と、
    から構成される移動ロボットにおいて、
    前記制御部は、前記距離センサ部で検出される距離と基準値との比較で段差を検出し、前記距離センサ部の上下動と前記距離センサ部で検出される距離とに従って前記段差の高さを推定し、前記駆動輪による走行距離と前記距離センサ部で検出される距離とに従って前記段差の幅を推定することを特徴とする移動ロボット。
    ことを特徴とする移動ロボット。
  2. 前記本体フレームの走路方向に対して後方に設けられている第2の従動輪と、
    前記第2の従動輪を上下動させる第2の上下動機構と、
    から構成され、
    前記制御部が前記距離センサ部からの距離信号に基づいて検出された前記段差に対応して前記本体フレームの移動とともに前記第2の上下動機構作動させることを特徴とする請求項1の移動ロボット。
  3. 前記距離センサ部は、光ビームを発する光源部と、前記走路からの反射光線を検出する光検出器とを含み、前記制御部は、前記光検出器からの信号に基づいて距離を測定することを特徴とする請求項1の移動ロボット。
  4. 前記上下動機構は、上下動されるリンク部に前記距離センサ部が設けられる平行リンク機構或いは上下動される直動部に前記距離センサ部が設けられる直動機構から構成されていることを特徴とする請求項1の移動ロボット。
  5. 前記従動輪は、前記走路方向に沿う回転を許し、前記走路方向の回転とは逆の回転を阻止する逆回転阻止機構を含むことを特徴とする請求項1或いは請求項2に記載の移動ロボット。
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