JP4223031B2 - 可変入賞装置 - Google Patents
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Description
そう頻繁に起こる現象ではないし、第1種パチンコ機の場合には、払出される賞球数も少なく、その入った遊技球により大当たりが発生する可能性も低いため、ほとんど問題にはならない。しかし、一般電役型パチンコ機のように、変動入球口に遊技球が入球することで別の変動入球口がほとんどの確率で開放される連動式の構成であると、その稀に入った遊技球をきっかけにして多くの賞球が排出されることになるから大きな問題になる。
当然、不正を行う者は、不正に開放させる時間が少ない方が発見され難いので、一般電動役物型パチンコ機での不正を望む。
特許文献1の可変入賞装置は、開閉部材を開閉させるためのクランク部材と駆動源となるソレノイドのプランジャとの間にソレノイドクランクを介在させて、ソレノイドが励磁しソレノイドクランクが所定の長さ後退するまではクランク部材に駆動力が伝わらない構造にし、また、ソレノイドが消磁されているときはクランク部材の上側に位置してその上向回動を阻止し、ソレノイドが励磁されてソレノイドクランクが所定の長さ後退するまでの間に前記阻止を解除する抑え片を設けて、ピアノ線による不正な開放に対する耐性を高めている。
遊技盤面に固定される台板に交差する回動の軸心を中心にして、入賞口を狭める起立位置と入賞口を広げる倒伏位置とに回動変位する一対の開閉部材であり、それぞれが前記回動の軸心を外れた位置に設けられた駆動突起を備える開閉部材と、
プランジャ式のソレノイドと、
前記プランジャに後端部を連結され、前記ソレノイドによって駆動されて先端部を昇降変位し、前記ソレノイドが励磁されると前記駆動突起を介して前記開閉部材に作用して該開閉部材を前記倒伏位置にさせるクランクと
を備える可変入賞装置において、
前記開閉部材が前記起立位置から前記倒伏位置へと変位し始める際の前記駆動突起の軌道は、双方の前記駆動突起同士の距離を縮小する方向であり、
前記クランクには、
前記下降変位するときに前記駆動突起を押し下げ、前記開閉部材が前記起立位置に達すると前記駆動突起が側方に外れる底面部と、
前記開閉部材が前記起立位置に達して前記底面部から外れた前記駆動突起に接触して、前記距離を縮小する方向への前記駆動突起の移動を阻む側面部と
を設けた
ことを特徴とする。
クランクは、ソレノイドによって駆動されて先端部を昇降変位し、ソレノイドが励磁されると駆動突起を介して開閉部材に作用して開閉部材を倒伏位置にさせる。
開閉部材が回動の軸を中心にして起立位置と倒伏位置とに回動変位するので、回動の軸心を外れて各開閉部材に設けられた駆動突起の軌道は、回動の軸を中心にした円弧になるが、本発明では、開閉部材が起立位置から倒伏位置へと変位し始める際の駆動突起の軌道は、双方の駆動突起同士の距離を縮小する方向になる。具体的には、開閉部材が起立位置にあるときには、駆動突起は回動の軸よりも下方に位置する。
底面部は、先端部が下降変位するときには駆動突起を押し下げて、開閉部材を起立位置へと変位させるが、開閉部材が起立位置に達すると駆動突起が底面部から側方に外れる。
なお、クランクは、先端部が下降変位するときには底面部で駆動突起を押し下げ、その後は側面部を駆動突起間に割り込ませるだけで、駆動突起(開閉部材)を拘束してはいない。従って、クランクの先端部が上昇変位して側面部が駆動突起間から外れれば、開閉部材は起立位置から倒伏位置へと変位可能になる。
[実施例1]
図1及び図2に示すように、可変入賞装置1は、台板部材2、一対の開閉部材4、前飾り6、クランク8、ソレノイド10等にて構成されている。
図1、図2に示すように、開閉部材4の向かい合う端45の間が入賞口となるが、開閉部材4が図1に示す起立位置になっているときは端45同士の間隔は遊技球の直径よりも小さくて入賞不可能である。一方、開閉部材4が図2に示す倒伏位置になっているときは端45同士の間隔は遊技球の直径を大幅に上回り(本実施例では約49mm)、入賞が容易である。
装飾板61の背面下部には、装飾板61の外周に沿ってスペーサ62が設けられており、スペーサ62の最下部には、球樋中継部63が膨出状に形成されている。スペーサ62の後端面には位置決め用の突起64が立設されている。
前飾り6は、図1、図2に示すように、回動支持軸65を開閉部材4の軸穴41に貫通させ、スペーサ62の後端面を台板21の前面に接触させて、台板21に取り付けられている。この状態では、回動支持軸65の先端は軸受け穴26に嵌合し、突起64は嵌着穴27に嵌合しており、また図示しないビスが台板21の背面側からビス穴22bを貫通してスペーサ62の後端部に螺着している。
押上爪86は楔状であり、押下突起85の底面部87との間隔は先端側で広がっている。押上爪86は左右に分かれているが、一連にしてもよい。
ソレノイド10に通電されていないときは、図7〜9の(a)に示すとおり、プランジャ11が突き出されていて(前進)、クランク8は先端部を下降変位させた状態にあり、押下突起85が開閉部材4の駆動軸44間に割り込んでいて、駆動軸44は側面部88に接触している。
クランク8の先端部がわずかに上昇変位したところで押下突起85が駆動軸44間から上向きに退去する。すると、上記の回転モーメントによる開閉部材4の変位が可能になるので、開閉部材4は起立位置から倒伏位置側に変位し駆動軸44が底面部87の下側に入り込む。
このように開閉部材4が変位する際には、駆動軸44は回動支持軸65を中心とする円弧に沿って移動するが、その軌道は台板21のスライド軸穴23によって規定される。駆動軸44がスライド軸穴23の上端に達すれば、開閉部材4は図2に示される倒伏位置になり、この変位は停止する。そして、ソレノイド10に通電されている間は倒伏位置が維持される。
すると、押下突起85が底面部87で駆動軸44を押し下げて開閉部材4を倒伏位置から起立位置へと変位させる。
また、押上爪86の間隔は、開閉部材4が倒伏位置にあるときの駆動軸44同士の間隔、つまり駆動軸44の最小間隔よりも狭くなっている。
[使用例]
実施例1の可変入賞装置1の具体的な使用例を示す。
センターケース104の向かって左横には、実施例1の可変入賞装置1が第1可変入賞口110として配されている。
また、第2可変入賞口120の下方には、アタッカー式の第3可変入賞口130が配置されている。
[実施例2]
実施例1ではクランク8の先端部に押上爪86を設けて、これによって駆動軸44を押し上げて開閉部材4を倒伏位置側へ変位させる構成を採用しているが、
開閉部材4の重心が軸穴41(回動支持軸65)よりも外側(倒伏位置側)にあるので、回動支持軸65を中心とする回転モーメントにより開閉部材4を倒伏位置側へ変位させる構成、すなわち押上爪86を設けない構成も可能である。
図11に示すように、本実施例で採用したクランク8aは、腕部81、連結ピン82、クランク軸83及び押下突起85を備えるが、実施例1の押上爪86に相当する部材は存在しない。
この可変入賞装置1aの開閉動作の内、ソレノイド10に通電されていない状態のときは、図14〜16の(a)に示すとおりで、実施例1と同様に、プランジャ11が突き出されていて(前進)、クランク8aは先端部を下降変位させた状態にあり、押下突起85が開閉部材4の駆動軸44間に割り込んでいて、駆動軸44は側面部88に接触している。
クランク8aの先端部がわずかに上昇変位したところで押下突起85が駆動軸44間から上向きに退去する。すると、上述の回転モーメントによる開閉部材4の変位が可能になるので、開閉部材4は起立位置から倒伏位置側に変位し駆動軸44が底面部87の下側に入り込む。
このとき駆動軸44が回動支持軸65を中心とする円弧に沿って移動し、その軌道が台板21のスライド軸穴23によって規定されるのは実施例1と同じである。
駆動軸44がスライド軸穴23の下端に達すると開閉部材4は図12に示される起立位置になり、押下突起85がストッパ36に当接するので変位は停止する。そして、図14〜16の(a)に示すとおり、押下突起85が開閉部材4の駆動軸44間に割り込んでいて、駆動軸44は側面部88に接触する。
2・・・台板部材、
4・・・開閉部材、
8、8a・・・クランク、
10・・・ソレノイド、
11・・・プランジャ、
21・・・台板、
23・・・スライド軸穴、
26・・・軸受け穴、
31・・・球検出センサ、
33・・・軸受穴、
36・・・ストッパ、
65・・・回動支持軸、
81・・・腕部、
82・・・連結ピン、
83・・・クランク軸、
85・・・押下突起、
86・・・押上爪、
87・・・底面部、
88・・・側面部。
Claims (2)
- 遊技盤面に固定される台板に交差する回動の軸心を中心にして、入賞口を狭める起立位置と入賞口を広げる倒伏位置とに回動変位する一対の開閉部材であり、それぞれが前記回動の軸心を外れた位置に設けられた駆動突起を備える開閉部材と、
プランジャ式のソレノイドと、
前記プランジャに後端部を連結され、前記ソレノイドによって駆動されて先端部を昇降変位し、前記ソレノイドが励磁されると前記駆動突起を介して前記開閉部材に作用して該開閉部材を前記倒伏位置にさせるクランクと
を備える可変入賞装置において、
前記開閉部材が前記起立位置から前記倒伏位置へと変位し始める際の前記駆動突起の軌道は、双方の前記駆動突起同士の距離を縮小する方向であり、
前記クランクには、
前記下降変位するときに前記駆動突起を押し下げ、前記開閉部材が前記起立位置に達すると前記駆動突起が側方に外れる底面部と、
前記開閉部材が前記起立位置に達して前記底面部から外れた前記駆動突起に接触して、前記距離を縮小する方向への前記駆動突起の移動を阻む側面部と
を設けた
ことを特徴とする可変入賞装置。 - 請求項1記載の可変入賞装置において、
前記クランクには、前記底面部と対面状に配されて、前記クランクが上昇変位するときに前記駆動突起を押し上げる押上部が設けられている
ことを特徴とする可変入賞装置。
Priority Applications (1)
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005251851A JP4223031B2 (ja) | 2005-08-31 | 2005-08-31 | 可変入賞装置 |
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