JP4222912B2 - 自動車用計器の文字盤 - Google Patents

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本発明は自動車に使用される計器の文字盤、特に、視認性を向上せしめた文字盤に関する。
図2は自動車用計器の文字盤を示すもので、一般に、自動車の計器は、ベース部材Bに、スピードメーターM1やタコメーターM2およびフューエルメーターM3等がひとまとめに設けられている。各メーターM1,M2,M3は、略半円形の文字盤2の外周に円弧状の目盛表示部20と、該目盛表示部20の内周に文字表示部21が設けられており、目盛表示部20および文字表示部21を、文字盤2の裏面側からの透過光により発光表示させるようにしている。
図3は従来の自動車用計器の文字盤2の縦断面図を示す。ところで、自動車用計器は車両走行中に運転者が素早くかつ正確に確認できるように表示を見易くする必要がある。そこで従来、図2、図3に示すように、各メーターM1,M2,M3の文字盤2の目盛表示部20の外周縁に沿って、表面がメッキ処理された細幅の円弧状の枠部材3Aを付設し、文字盤2外周の輪郭を明確にするようにしたものがある。図中、4は指針を示す。
また表示の見易さを向上する従来の他の自動車用計器として、文字盤に、通常の大きさの目盛および文字を表示する通常表示部と、拡大した目盛および文字を表示する拡大表示部とを設けるととも、通常表示部および拡大表示部を個別に透過発光せしめる光源を設けて、任意に通常表示から拡大表示へと切り換え可能としたものがある(特許文献1参照。)これによれば夜間などに拡大表示に切り換えることにより表示を見易くすることができる。
特開平7−159201号公報
しかしながら、上記枠部材3Aで輪郭を明確にした従来構造では、枠部材3Aにより見栄えを向上する効果は大きいが、枠部材3Aにより表示が拡大されるものではないので、見易さを向上する効果は十分とはいえない。また拡大表示へ切り換え可能な従来構造では、通常表示部を透過発光させる光源と、拡大表示部を透過発光させる光源とが個別に必要で、構造が複雑となってコストがかかる。そこで本発明は、構造簡素かつ低コストな構造で、文字盤の輪郭を明確にするとともに、表示を拡大することができ、視認性の良好な自動車用計器の文字盤を実現することを課題としてなされたものである。
本発明は、略半円形状で、その外周側に目盛表示部が設けられ、該目盛表示部の内側に文字表示部が設けられた自動車用計器の文字盤の外周に、該文字盤を囲むように円弧状に延び、上記文字盤の表面から突出する細幅の枠部材を設け、上記枠部材はこれを断面略山形状に形成して表面にメッキ処理を施し、上記枠部材はその内周側の傾斜面により文字盤を写す鏡面部を形成し、該鏡面部はこれを上記目盛表示部の外周に沿って設けるとともに上記文字盤に対する傾斜角度を、運転者が上記計器を見たときに上記目盛表示部のみを写す角度に形成し、上記枠部材の頂部はこれを上記文字盤と平行面に形成して外来光を反射する頂面部を形成し、上記枠部材の外周側の傾斜面にはその表面に、周辺の他の計器類等が写らない乱反射面部を形成する(請求項1)。
枠部材により文字盤の外周の輪郭を明確にでき、枠部材の鏡面部により文字盤を写すようにしたので、運転者に表示を大きく見せることができ、視認性を向上することができる。
また鏡面部には目盛表示のみが写り他のものが写らないので見易い。
枠部材の外周部を乱反射面部としたので、他の隣接する計器等が写らないので見易い。
本発明の文字盤によれば、文字盤の外周縁に鏡面部、頂面部および乱反射面部を備えた枠部材を設ける構造簡素かつ低コストな構造で、文字盤の輪郭を明確にするとともに、表示を拡大することができ、視認性を向上することができる。また外来光の反射する外枠部の頂面部により文字盤の外周輪郭が一層明瞭に現れる。
図2に示すように、本発明を適用した自動車用の計器は、従来構造と同様に、スピードメーターM1、タコメーターM2、フューエルメーターM3等が共通の板状のベース部材Bにひとまめに設けられている。これらの他にベース部材Bの表面には、トリップ、オドメーター90や、ミッションのレンジ表示部91、他に図は省略したが注意や警告表示部等が設けてある。
以下、図1に基づいて、スピードメーターM1を中心に本実施形態の詳細を説明する。図1(A)に示すように、スピードメーターM1はほぼ半円形状をなす文字盤2を備えている。文字盤2はブラックフェイス調で、その外周部に目盛表示部20が設けてあり、目盛表示部20の内側に文字表示部21が設けてある。
目盛表示部20は、円弧を描く帯状に設けてあり、表示部内には、表示部内周縁から表示部外周縁にかけて幅方向の全幅にわたる長さで太めの第1の目盛25と、該目盛25と同一長で目盛25よりも細めの第2の目盛26、および目盛表示部20の内周縁から表示部幅方向の中間位置まで延びる短めの第3の目盛27とが所定の間隔をおいて規則的に配列してある。図例では、第1の目盛25は時速20km毎の等間隔に配列してあり、第2の目盛26は第1の目盛25間を二等分する位置に設けてあり、第3の目盛27は時速2km毎の等間隔に配列してある。
文字表示部21は、目盛表示部20の第1の目盛25に対応する時速の数値を示す。
目盛表示部20の第1、第2および第3の目盛25,26,27と文字表示部21の数値はそれぞれ、文字盤2の裏面側に設けられた光源の光を透過して発光表示するようにしてある。
図1(A),(B)に示すように、文字盤2にはその外周円弧の中心点に、文字盤2を貫通する支軸40が設けてあり、支軸40により指針4が支持せしめてある。支軸40はその基端が文字盤2の裏面側に設置された指針駆動機構41に連結され、指針駆動機構41の作用により指針4は支軸40を中心に回動作動する。また指針4は、指針駆動機構41に設けた光源の光を針先へ向けて透過して指針全体が発光するようにしてある。図中、CはメーターM1を囲むケース部材を示す。
文字盤2の外周には、目盛表示部20の外周縁に沿って円弧状の枠部材3が設けてある。枠部材3は全長にわたって断面ほぼ山形状をなす細幅の合成樹脂の枠材からなり、文字盤2の表面に盤面上へ突出するように接着してある。枠部材3の表面にはメッキ処理が施してある。
枠部材3の内周には、目盛表示部20の外周縁から外方向へ向けて所定の傾斜角(文字盤2の盤面と直交する軸に対して約21.6°)で文字盤2の盤面から立ち上がり、運転席からメーターM1を見たときに目盛表示部20が反射して写る傾斜面の鏡面部30が形成してある。鏡面部30には、目盛表示部20の外周側の位置、即ち、第1および第2の目盛25,26の外周端のみを写すようにしてあり、鏡面部30には目盛表示部20の第3の目盛27、文字表示部21および指針4の針先が写らないようにしてある。
枠部材3の頂部には文字盤2の盤面とほぼ平行面をなし、外来光を反射する頂面部31が形成してある。枠部材3の外周部32は、頂面部31から下って文字盤2の端面へ至る傾斜面をなし、外周部32の表面には光を乱反射するツヤ消し塗装が施してある。
このように構成したメーターM1は、文字盤2の外周縁にこれを取り囲むように枠部材3を設けたので、文字盤2の外周輪郭が明確で、目盛表示部20の位置確認がし易い。特に、枠部材3の頂部に外来光を反射する頂面部31を設けたので目立つ。また見栄えが良い。
更に、枠部材3の内周に鏡面部30を設けたので、運転者がメーターM1を見たとき、鏡面部30に、目盛表示部20の各第1および第2の目盛25,26の虚像25a,26aが写り、虚像25a,26aにより、各目盛25,26がこれらの外側端から外側へ向けて延長したように見える。従って、運転者からは、各第1および第2の目盛25,26が長く見え、かつ相互の間隔が広く見え、文字盤2が実際の大きさよりも拡大されて表示が見易くなる。
また、鏡面部30に写った各第1および第2の目盛25,26の虚像25a,26aのうち、目盛表示部20の左右中央位置の例えば時速100,110,120km等を示す各目盛25,26の虚像25a,26aは、各目盛25,26を直線状に延長するように見えるが、目盛表示部20の左右両側位置の虚像25a,26aは、左右両側位置の各目盛25,26をL字形に屈折延長するように見えるので、文字盤2が立体的に見え、見栄えが更に向上する。
枠部材3は外周部33にツヤ消し塗装を施したので、外周部33は光を乱反射し、外周部33にはメーターM1周辺の他の表示や他のメーター類が写らない。尚、ツヤ消し塗装に代えて、シボ加工を施して乱反射面としてもよい。
このように本発明を適用したメーターM1は、文字盤2の外周輪郭が明確で、目盛表示部20が目立つうえ、文字盤2の外観が大きく拡大表示されるので運転者の視認性が良好である。また、文字盤2には鏡面部30を備えた枠部材3を設けたのみで、構造簡素かつ低コストである。
尚、図2に示す、タコメーターM2やフューエルメーターM3にも、スピードメーターM1と同様に、各メーターM2,M3の文字盤2の目盛表示部20の外周縁に、鏡面部30を設けた枠部材3を設け、各メーターM2,M3の文字盤2の外周輪郭を明確にするとともに、文字盤2の外観を大きく見せて運転者の視認性をよくしてある。
本発明を適用した自動車用計器(スピードメーター)の文字盤を示すもので、図1(A)は文字盤の平面図、図1(B)は図1(A)のIB−IB線に沿う断面図である。 自動車用計器の文字盤を示す平面図である。 図1(B)に対応する従来の自動車用計器の文字盤の縦断面図である。
符号の説明
M1 自動車用計器(スピードメーター)
M2 自動車用計器(タコメーター)
M3 自動車用計器(フューエルメーター)
2 文字盤
20 目盛表示部
21 文字表示部
3 枠部材
30 鏡面部
33 外周部

Claims (1)

  1. 略半円形状で、その外周側に目盛表示部が設けられ、該目盛表示部の内側に文字表示部が設けられた自動車用計器の文字盤の外周に、該文字盤を囲むように円弧状に延び、上記文字盤の表面から突出する細幅の枠部材を設け、
    上記枠部材はこれを断面略山形状に形成して表面にメッキ処理を施し、
    上記枠部材はその内周側の傾斜面により文字盤を写す鏡面部を形成し、該鏡面部はこれを上記目盛表示部の外周に沿って設けるとともに上記文字盤に対する傾斜角度を、運転者が上記計器を見たときに上記目盛表示部のみを写す角度に形成し、
    上記枠部材の頂部はこれを上記文字盤と平行面に形成して外来光を反射する頂面部を形成し、
    上記枠部材の外周側の傾斜面にはその表面に、周辺の他の計器類等が写らない乱反射面部を形成したことを特徴とする自動車用計器の文字盤。
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