JP5207111B2 - 車両用表示装置 - Google Patents

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本発明は、液晶表示器などのフラットパネルディスプレイと呼ばれる表示器と、前記表示器の前方に配設される実体メータとを備えた車両用表示装置に関する。
従来の車両用表示装置は、車両情報を表示する指針を備えた実体メータと、前記実体メータの背後に配設され、車両情報を表示するフラットパネルである表示器とを備え、前記実体メータは、前記表示器の前方で移動可能に設けられたものである。前記表示器で、広い表示面積を必要とする表示を行う場合には、前記表示器を移動し、前記表示器の表示面積を確保するものであった(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−201140号公報
しかしながら、従来の車両用表示装置においては、前記実体メータは、不透過の文字板を備えているために、前記実体メータ越しに前記表示器の表示を視認することができなかった。
また、不透過の文字板は、印刷などによって形成されたものであるために、前記実体メータの見栄えは変化のないものであった。
そこで、本発明は、実体メータの背後に表示器を備えた車両用表示装置において、前記実体メータ越しに前記表示器の表示を視認することが可能な車両用表示装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、車両情報を表示する指針と計器本体とを備えた実体メータと、前記実体メータを支持する支持体と、前記実体メータと前記支持体との背後に配設され所定情報を表示する表示器と、を備えた車両用表示装置において、前記支持体は、その前面に前記計器本体が固定されるとともに前記表示器を視認可能とし、前記表示器は前記指針が指示する意匠を表示し、前記指針は前記支持体を透過した前記意匠を指示し、前記実体メータの計器本体への通電ラインと前記通電ラインを隠蔽し、かつ前記実体メータの表示範囲を定める見返し部材を前記支持体の前面に設けたものである。
また、本発明は、前記見返し部材は、前記計器本体を覆うケースと、前記ケースの周囲を囲むリング状部と、前記ケースと前記リング状部とを接続する連結部とを備えたものである。
また、本発明は、前記支持体を移動させる移動機構を備えたものである。
本発明によれば、所期の目的を達成でき、実体メータの背後に表示器を備えた車両用表示装置において、前記実体メータ越しに前記表示器の表示を視認することが可能な車両用表示装置を提供することができる。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
車両用表示装置Dは、図1の左から燃料計FU、エンジン回転計TA、速度計SP及びエンジン冷却水温計TEの4つの指針式計器を備えている。
この4つの指針式計器の中で、燃料計FUとエンジン冷却水温計TEとは従来周知の構造であるので説明は省略する。本発明の特徴を、エンジン回転計TAと速度計SPのうち、速度計SPを用いて説明する。
車両用表示装置Dは、表示器1と、実体メータ2と、支持体3および移動機構4とから主に構成されている。なお、5はバイザーであり、6は前面パネルである。
表示器1はフラットパネルディスプレイと呼ばれるものであり、本実施形態においては、液晶表示器である。液晶表示器を構成する液晶表示素子は自ら発光しないので、この液晶表示器には、図示しない光源が内蔵されている。この表示器1の液晶表示素子はドットマトリックス状に形成されており、実体メータ2の後述する指針が指示する目盛や文字などの意匠1aや車両に関する車両情報1bなどを表示するものである。車両情報1bとしては、車両速度、エンジン回転数、車両に関する警報、車両の外気温度、ナビゲーション用の地図や案内表示および車両の外界の映像などである。例えば、図3に示すものは、前方の車両との車間距離に関する情報と車両速度である。
実体メータ2は表示器1の前方に配設されており、本実施形態では、指針2aと計器本体2bとで構成されている。なお、計器本体2bは後述する見返し部材の一部を構成するケース2cによって覆われている。また、ケース2c内には指針2aを照明する光源2dを備えている。光源2dは発光ダイオードなどが小型で好適である。指針2aは指示部2a1と指針キャップ2a2とで構成されている。計器本体2bはステッピングモータや交差コイル式の電動機であり、指針2aを回転駆動するものである。
支持体3は、背後に設けた表示器1が視認できるように、無色透明な合成樹脂からなる透光性基板である。この支持体3は、図1、2で示すように、第1の位置では表示器1の前方に位置しており、表示器1の表示像である意匠1aを透過するものであり、支持体3全体が可視部を構成している。また、支持体3は、その前面に実体メータ2が固定されている。また、支持体3の前面には実体メータ2の他に、見返し部材7を備えている。この見返し部材7は遮光性の合成樹脂からなり、見返し部材7は、前述したケース2cと、計器本体2b(ケース2c)の周囲を囲むリング状部7aと、ケース2cとリング状部7aとを接続する連結部7bと、支持体3の左右両端に設けられる枠状部7cとを備えている。リング状部7aは実体メータ2の指針2aの先端が描く回転軌跡より大きく形成されている。また、連結部7bは、指針2の回動範囲を表している。
また、見返し部材7のリング状部7a、連結部7及び枠状部7cは、計器本体2bと図示しない外部回路とを電気的に接続する通電ラインである配線部材9を覆い隠すものでもある。なお、本実施形態では、光源2dと前記外部回路と電気的に接続する配線部材9も設けられている。
配線部材9は、可撓性を有する回路基板10と電気的に接続し、この回路基板10を介して、前記外部回路と電気的に接続する。この回路基板10は、枠状部7c内で配線部材9と接続し、回路基板10の一部が支持体3の上側に沿い、前記外部回路と接続するように、図1、4中の上側に伸びている。この回路基板10は、可撓性を有しているので、実体メータ2と支持体3との位置の変化にともない、変位可能である。
支持体3の両側面の上下には、ガイドピン3a、3bが設けられている。このガイドピン3a、3bは支持体3の移動を案内するものである。
移動機構4は支持体3を移動させることで実体メータ2を移動させるもので、実体メータ2を図1、2に示す第1の位置と、図3、4で示す第2の位置とに移動させるものである。移動機構4は、支持体3のガイドピン3a、3bをそれぞれ案内するガイドレール4a、4bと、支持体3を移動させる駆動源であるモータ4cと、支持体3とモータ4cとを連結する連結部材であるワイヤ4dとで、主に構成されている。なお、4eはローラーであり、ワイヤ4dを案内するものである。
ガイドレール4aは金属からなり、適宜手段によって車両用表示装置Dに固定されている。ガイドレール4aはガイドピン3aが貫通する貫通孔4a1を備えている。ガイドレール4aは表示器1の板面方向に対して、ほぼ垂直方向に設けられている。
ガイドレール4bは合成樹脂からなり、車両用表示装置Dの燃料計FUやエンジン冷却水温計TEを設けた合成樹脂からなる見返しに一体に形成されている。ガイドレール4bはガイドピン3bが移動する溝4b1を備えている。ガイドレール4bは表示器1の板面方向に対して、水平方向に設けられている。
モータ4cは、ワイヤ4dを巻き取るためのローラー4c1を備えている。このローラー4c1には、ワイヤ4dの一端が固定されている。モータ4cが回転することによって、ワイヤ4dを巻き上げて支持体3を移動させるものである。
ワイヤ4dは金属製であり、一端はモータ4cのローラー4c1に固定されており、他端は支持体3のガイドピン3aに固定されている。
以上の構成によって、移動機構4のモータ4cを駆動することによって、ワイヤ4dを巻き上げて支持体3を移動させるものである。ワイヤ4dを巻き上げる前では、支持体3は表示器1の板面方向と平行であり、ワイヤ4dを巻き上げた後は、支持体3は表示器1の板面方向に対して垂直方向となり、支持体3はおよそ直角に回転する。また、本実施例では、支持体3は移動機構4によって上側に移動される。
バイザー5は合成樹脂からなり、燃料計FU、エンジン回転計TA、速度計SP、エンジン冷却水温計TE及び表示器1を囲むように設けられたものであり、バイザー5は車両用表示装置Dの表示範囲を定めるものである(図1、3を参照)。なお、後述するバイザー5の収納部を設けた部分の表示範囲に関しては、運転者の視認可能な範囲を表示範囲とし、視認不可能な範囲を表示範囲外とすればよい。また、車両用表示装置Dの表示範囲を定めるものとして、本実施形態ではバイザー5を用いたが、車両用表示装置Dの表示範囲を定めるものがバイザーに限定されるものではない。例えば、前面パネル6から表示器1側に延長形成した壁でもよい。
バイザー5は、表示器1の前方上側に収納部5aを備えている。この収納部5aは凹部からなり、移動した実体メータ2と支持体3とを収納するものである。この収納部5aに実体メータ2が収納されることによって、実体メータ2は前記表示範囲外へと移動する。なお、本実施形態では、実体メータ2は、表示器1の板面方向に対して垂直方向から見た場合に、収納部5aに完全に収納され、車両用表示装置の表示範囲内には実体メータ2が全く視認できなくなる。なお、本実施形態のように、実体メータ2を全て視認できなくする必要はなく、表示器1の表示に影響を与えない範囲で、一部が表示範囲内に視認されていてもよい。
前面パネル6は光透過性の合成樹脂からなり、本実施形態では黒色である。なお、前面パネル6は黒色に限定されるものではなく、暗色系統の色であれば濃紺などの色であってもよい。
8は、前面パネル6の前方側に設けられる車両のダッシュボードである。
車両用表示装置Dは、実体メータ2の位置が、図1、2に示すように、実体メータ2が表示器1の前方に位置する第1の位置と、図3、4に示すように、実体メータ2が収納部5aに収納された第2の位置とに移動可能である。
車両用表示装置Dは、通常使用時は、実体メータ2を第1の位置とし、表示器1で表示すべき情報が存在する時は、実体メータ2を第2の位置とする。表示器1で表示すべき情報とは、本実施形態においては、例えば、図示しない車間距離センサからの計測値が所定の値となったときに、図示しない制御手段が警告を行うと判断し、実体メータ2を第1の位置から第2の位置へと移動させ、表示器1に前方車両との車間距離が短いことを知らせる。
以上のように構成したことによって、実体メータ2の背後に表示器1を備えた車両用表示装置Dにおいて、実体メータ2越しに表示器1の表示を視認することが可能な車両用表示装置Dを提供することができる。
また、実体メータ2の背後に設けた表示器1の表示を変化させることで、実体メータ2の見栄えに変化を与えることができる。
また、配線部材9を覆う見返し部材7が実体メータ2の表示範囲を定めるものであるため、車両用表示装置Dのデザイン性を向上させることができる。
また、移動機構4を設けたことによって、表示器1の前方から実体メータ2と支持体3とを移動させることができ、表示器1の全面を有効に使った表示を行うことができ、より商品性の高い車両用表示装置Dを提供することができる。
なお、本実施形態では、支持体3が、背後に設けた表示器1を視認可能とするために透光性基板であったが、実体メータ2越しに表示器1を視認することができるのであれば、支持体3は透光性基板である必要はない。この場合、支持体を見返し部材7とほぼ同一形状のフレームとしてもよい。
本発明の第1実施形態の車両用表示装置の通常時の正面図。 図1中X−X線の断面図。 同実施形態の車両用表示装置の収納時の断面図。 図3中Y−Y線の断面図。
符号の説明
1 表示器(フラットパネルディスプレイ)
1a 意匠
2 実体メータ
2a 指針
2b 計器本体
2c ケース
3 支持体(透光性基板)
4 移動機構
7 見返し部材
7a リング状部
7b 連結部
9 通電ライン(配線部材)
D 車両用表示装置

Claims (3)

  1. 車両情報を表示する指針と計器本体とを備えた実体メータと、前記実体メータを支持する支持体と、前記実体メータと前記支持体との背後に配設され所定情報を表示する表示器と、を備えた車両用表示装置において、前記支持体は、その前面に前記計器本体が固定されるとともに前記表示器を視認可能とし、前記表示器は前記指針が指示する意匠を表示し、前記指針は前記支持体を透過した前記意匠を指示し、前記実体メータの計器本体への通電ラインと前記通電ラインを隠蔽し、かつ前記実体メータの表示範囲を定める見返し部材を前記支持体の前面に設けたことを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記見返し部材は、前記計器本体を覆うケースと、前記ケースの周囲を囲むリング状部と、前記ケースと前記リング状部とを接続する連結部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記支持体を移動させる移動機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
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