JP4221336B2 - 液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

液晶表示装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4221336B2
JP4221336B2 JP2004175584A JP2004175584A JP4221336B2 JP 4221336 B2 JP4221336 B2 JP 4221336B2 JP 2004175584 A JP2004175584 A JP 2004175584A JP 2004175584 A JP2004175584 A JP 2004175584A JP 4221336 B2 JP4221336 B2 JP 4221336B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
substrate
virtual
virtual points
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004175584A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005352385A (ja
Inventor
大輔 井上
英毅 伊藤
大充 田中
貴志 神野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tianma Japan Ltd
Original Assignee
NEC LCD Technologies Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC LCD Technologies Ltd filed Critical NEC LCD Technologies Ltd
Priority to JP2004175584A priority Critical patent/JP4221336B2/ja
Priority to CNB2005100764675A priority patent/CN100405187C/zh
Priority to US11/151,349 priority patent/US7369206B2/en
Publication of JP2005352385A publication Critical patent/JP2005352385A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4221336B2 publication Critical patent/JP4221336B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1341Filling or closing of cells
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1341Filling or closing of cells
    • G02F1/13415Drop filling process

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

本発明は、液晶滴下貼合法を用いた液晶表示装置の製造方法に関し、特に、2枚の基板を、スペーサを介して一定の間隔(ギャップ)で対向させ、両基板間に液晶層を配置した液晶表示装置の製造方法に関する。
従来より、液晶表示装置の製造方法として、液晶滴下貼合法(ODF法:One Drop Fill法)が用いられている(例えば、特許文献1参照。)。以下、特許文献1に開示された液晶滴下貼合法について説明する。図5は、液晶滴下貼合法を用いた従来の液晶表示装置の製造方法を示す平面図である。図5は、製造の途中段階におけるアクティブマトリクス基板を示す。
図5に示すように、先ず、ガラス基板101の表面に走査線、データ線及びTFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)等からなる画素回路(図示せず)を形成してアクティブマトリクス基板110を作製する。そして、アクティブマトリクス基板における画素回路が形成された側の表面に矩形の枠状のシール材102及び103を二重に形成する。シール材102及び103の材料には、例えば紫外線硬化樹脂を使用する。このとき、内側のシール材102を、液晶表示装置の表示領域を囲むように形成する。また、内側のシール材102と外側のシール材103との間には、環状の領域104が区画される。次に、シール材102の内側の領域105に、液晶106を滴下する。
一方、他のガラス基板の表面に、カラーフィルタ(CF:Color Filter)及びブラックマトリクス等を形成して、カラーフィルタ基板(図示せず)を作製する。このとき、カラーフィルタには複数本の柱状のスペーサを立設する。
そして、真空中において、アクティブマトリクス基板の液晶106が滴下された表面にカラーフィルタ基板のカラーフィルタが形成された表面が対向するように、アクティブマトリクス基板にカラーフィルタ基板を重ねる。次に、このアクティブマトリクス基板にカラーフィルタ基板を重ねた構造体を大気中に取り出す。これにより、領域104及び105が気密的に封止され、負圧となる。特に、領域104には液晶106が充填されておらず真空となるため、領域104に印加される大気圧により、アクティブマトリクス基板とカラーフィルタ基板とが相互に近づく方向に押圧される。一方、カラーフィルタ基板に設けられたスペーサにより、アクティブマトリクス基板とカラーフィルタ基板との間の距離(以下、ギャップともいう)が所定の値以下となることが規制される。この結果、アクティブマトリクス基板とカラーフィルタ基板との間に、均一な厚さの液晶層が形成される。
次に、シール材102及び103に紫外線を照射して、硬化させる。これにより、アクティブマトリクス基板とカラーフィルタ基板とが貼り合せられる。次に、領域104においてシール材102に沿って設定された切断線107に沿って、アクティブマトリクス基板及びカラーフィルタ基板を切断する。これにより、シール材103が設けられた領域が切除され、液晶表示装置が作製される。
なお、例えば特許文献2には、カラーフィルタ基板に設けられたスペーサの高さを測定し、このスペーサの高さに基づいて領域105に充填する液晶106の最適量を算出し、これに基づいて、液晶106のディスペンサを制御する技術が開示されている。特許文献2には、滴下量の制御方法として、滴下ショット数を選択する方法、及び1ショット当たりの滴下数が相互に異なる2台のディスペンサを用意しておき、最後の1ショットを滴下するディスペンサを選択する方法が開示されている。
特開平11−326922号公報(図1) 特開2001−281678号公報(図8)
しかしながら、上述の従来の技術には、以下に示すような問題点がある。図5に示す従来の液晶表示装置の製造方法においては、表示領域の周囲にシール材102及び103を2重に形成している。このため、アクティブマトリクス基板及びカラーフィルタ基板のガラス基板には、最終製品よりもかなり大きなガラス基板を使用する必要があり、コストが高くなっている。
しかしながら、シール材103を設けないと、真空中でアクティブマトリクス基板にカラーフィルタ基板を重ねた構造体を大気中に取り出したときに、真空の領域104が形成されないため、液晶106が充填された領域105の負圧のみにより、アクティブマトリクス基板とカラーフィルタ基板とを貼り合せることになる。このため、両基板を内側に向かって押圧する力が不十分となり、両基板間の距離(ギャップ)が不均一となる。特に、領域105の周辺部分のギャップが不均一になりやすい。ギャップが設計値よりも大きくなると、この液晶表示装置に画像を表示させたときに、画像が黄色みを帯びてしまう。また、ギャップが設計値よりも小さくなると、画像が青みを帯びてしまう。このように、ギャップが不均一になると、表示品質が劣化する。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、製造コストが低く、基板間に均一なギャップを形成することができる液晶表示装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る液晶表示装置の製造方法は、第1の基板の表面に表示領域を囲むようにシール材を矩形の枠状に形成する工程と、前記第1の基板の表面又は第2の基板の表面にスペーサを形成する工程と、このスペーサの高さを測定して液晶の充填量を決定する工程と、前記第1の基板の表面における前記シール材に囲まれた領域に前記液晶を充填する工程と、真空中で前記第1の基板における前記液晶が充填された側の表面に第2の基板を重ね合わせる工程と、前記第1の基板に前記第2の基板を重ね合わせた構造体を大気中に取り出す工程と、を有し、前記液晶を充填する工程は、前記シール材に囲まれた領域の大きさ基づいて9個以上の仮想点を(3×3)以上のマトリクス状に配列し、前記液晶の充填量を決定する工程で得た該液晶の充填量を、予め設定した前記液晶の滴下量で除して前記仮想点の数を算出し、算出した前記仮想点の数とマトリクス状に配列した仮想点の数とを同数とするため、前記マトリクス状に配列した仮想点から少なくとも1つの仮想点を消去するか、少なくとも1つの新たな仮想点を追加するか、又は前記マトリクス状に配列した仮想点をそのまま維持することにより前記仮想点の位置を決定する工程と、決した前記仮想点の位置に所定量ずつ前記液晶を滴下する工程と、を有することを特徴とする。
本発明においては、上述の如く仮想点を設定し、この仮想点に所定量ずつ液晶を滴下することにより、シール材に囲まれた領域に液晶を均一に滴下することができる。このため、前記構造体を大気中に取り出したときに、シール材に囲まれた領域のみの負圧により、この領域内に液晶を均一に行き渡らせることができる。また、スペーサの高さに基づいて液晶の充填量を調整することができるため、スペーサの高さがばらついた場合においても、均一なギャップを形成することができる。
本発明に係る他の液晶表示装置の製造方法は、第1の基板の表面にスペーサを形成する工程と、このスペーサの高さを測定して液晶の充填量を決定する工程と、第2の基板の表面に表示領域を囲むようにシール材を矩形の枠状に形成する工程と、前記第2の基板の表面における前記シール材に囲まれた領域に液晶を充填する工程と、真空中で前記第2の基板における前記液晶が充填された側の表面に前記第1の基板における前記スペーサが形成された側の表面を重ね合わせる工程と、前記第1の基板に前記第2の基板を重ね合わせた構造体を大気中に取り出す工程と、を有し、前記液晶を充填する工程は、前記シール材に囲まれた領域の大きさ基づいて9個以上の仮想点を(3×3)以上のマトリクス状に配列し、決定した前記液晶の充填量を、予め設定した前記液晶の滴下量で除して仮想点の数を算出し、算出した仮想点の数と前記マトリクス状に配列した仮想点の数とを同数とするため、前記マトリクス状に配列した仮想点から少なくとも1つの仮想点を消去するか、少なくとも1つの新たな仮想点を追加するか、又は前記マトリクス状に配列した仮想点をそのまま維持することにより前記仮想点の位置を決定する工程と、位置が決定した各仮想点に所定量ずつ前記液晶を滴下する工程と、を有することを特徴とする。
本発明においては、前述の如く仮想点を設定し、この仮想点に所定量ずつ液晶を滴下することにより、シール材に囲まれた領域に液晶を均一に滴下することができる。このため、前記構造体を大気中に取り出したときに、シール材に囲まれた領域のみの負圧により、この領域内に液晶を均一に行き渡らせることができ、均一なギャップを形成することができる。また、スペーサの高さに基づいて液晶の充填量を調整することができるため、スペーサの高さがばらついた場合においても、均一なギャップを形成することができる。
また、本発明において、前記第2の基板には複数の前記表示領域が設定されており、前記液晶の充填量を決定する工程は、前記複数の表示領域毎に前記液晶の充填量を決定する工程であり、前記仮想点の位置を決定する工程は、前記表示領域毎に前記決定された液晶の充填量に基づいて前記仮想点の位置を決定する工程であり、前記構造体を大気中に取り出す工程の後に、この構造体を前記表示領域毎に切り分ける工程を有していてもよい。これにより、1対の第1及び第2の基板から複数の液晶表示装置を作製することができ、液晶表示装置の生産性が向上する。
また、前記仮想点の数の調整は、前記(3×3)以上の予めマトリクス状に配列した仮想点において、最も外側の列に配列された前記仮想点を結び前記仮想点が配列された領域の各辺を構成する第1線を想定し、外側から2列目に配列された前記仮想点を結び各前記第1線に平行でありこの第1線に隣り合う第2線を想定し、前記各第1線と前記第2線とから等距離にある第3線を想定してこの第3線により前記シール材に囲まれた領域を9個の領域に区画したときに、4本の前記第3線に囲まれた中央領域に位置する前記仮想点の数を調節することによって行い、前記仮想点の位置を決定する工程は、前記9個の領域における前記仮想点の平均密度に基づいて決定することを特徴とする。
本発明に係る更に他の液晶表示装置の製造方法は、第1の基板の表面にスペーサを形成する工程と、第2の基板の表面に表示領域を囲むようにシール材を矩形の枠状に形成する工程と、前記第2の基板の表面における前記シール材に囲まれた領域に配列した仮想点に所定量ずつ液晶を滴下する工程と、真空中で前記第2の基板における前記液晶が滴下された側の表面に第1の基板における前記スペーサが形成された側の表面を重ね合わせる工程と、前記第1の基板に前記第2の基板を重ね合わせた構造体を大気中に取り出す工程と、を有し、前記仮想点の配列パターンは、前記スペーサの高さに基づいて決定された前記液晶の充填量を、予め設定した前記液晶の滴下量で除して前記仮想点の数を算出し、算出した前記仮想点の数と、前記シール材に囲まれた領域の大きさに基づいて(3×3)以上のマトリクス状に予め配列した仮想点の数とを比較して、前記マトリクス状に予め配列した仮想点から少なくとも1つの仮想点を消去するか、少なくとも1つの新たな仮想点を追加するか、又は前記マトリクス状に予め配列た仮想点をそのまま維持することにより、決定されたものであることを特徴とする。
本発明によれば、予め上述の方法により仮想点を決定しておき、これに基づいて液晶の滴下位置を決定しているため、一度、スペーサの高さに基づいて仮想点を決定すれば、スペーサの高さが大きく変動しない限り、複数の液晶表示装置を各装置についてスペーサの高さを測定することなく製造することができる。この結果、ギャップが均一な液晶表示装置を効率的に製造することができる。
本発明によれば、シール材を2重に形成することなく、第1の基板と第2の基板との間に均一なギャップを形成することができるため、表示品質が優れた液晶表示装置を低コストで製造することができる。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照して具体的に説明する。先ず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は本実施形態に係る液晶表示装置の製造方法を示すフローチャート図であり、図2及び図3は本実施形態に係る液晶表示装置の製造方法を示す平面図であり、図2は滴下点の増減を行わない場合の製造途中段階におけるアクティブマトリクス基板を示し、図3は滴下点を1点追加した場合の製造途中段階におけるアクティブマトリクス基板を示す。
先ず、図1のステップS1に示すように、透明な絶縁性基板、例えばガラス基板を用意し、このガラス基板の表面に、カラーフィルタ(CF)及びブラックマトリクス等を形成して、カラーフィルタ基板(図示せず)を作製する。このとき、カラーフィルタには複数本の柱状のスペーサを立設する。次に、ステップS2に示すように、このカラーフィルタ基板を洗浄する。次に、ステップS3に示すように、カラーフィルタ基板に形成したスペーサの平均高さを測定する。
一方、図1のステップS4及び図2に示すように、他のガラス基板1の表面に走査線、データ線及びTFT等からなる画素回路(図示せず)を形成してアクティブマトリクス基板10を作製する。次に、ステップS5に示すように、このアクティブマトリクス基板10を洗浄する。次に、ステップS6に示すように、アクティブマトリクス基板10の画素回路が形成された側の表面に、紫外線硬化樹脂からなるシール材2を形成する。シール材2は、アクティブマトリクス基板10の表面における画素回路が形成されている領域、即ち、液晶表示装置の表示領域を囲むように、矩形の枠状に形成する。なお、このとき、図5に示す従来の液晶表示装置の製造方法とは異なり、シール材103(図5参照)は形成せず、シール材は1重に形成する。
次に、図1のステップS7に示すように、アクティブマトリクス基板10の表面におけるシール材2の内側の領域3において、液晶を滴下する滴下点の数及び位置を決定する。以下、この決定方法について詳細に説明する。先ず、シール材2に囲まれた領域3に、9個以上の仮想点4を(3×3)以上のマトリクス状に配列する。即ち、M、Nを夫々3以上の整数とするとき、(M×N)個の仮想点4をM行N列のマトリクス状に配列する。
なお、M及びNの値は、領域3の大きさに基づいて予め決定しておく。例えば、18インチの液晶表示装置の場合、例えば、M=8、N=10とする。本実施形態においては、図2に示すように、例えば、M=7、N=7とする。そして、予め、スペーサの高さの設計値に基づいて、領域3に充填する液晶の充填量を計算し、この充填量を滴下点の数、即ち(M×N)で除すことにより、1ショット当たりの滴下量を算出する。そして、1ショット当たりの滴下量がこの算出値になるように、液晶を吐出するディスペンサを調整しておく。
次に、このマトリクスのうち、最も外側の列又は行(以下、総称して列という)に配列された仮想点4を結ぶ直線5を想定する。このとき、この直線5は合計4本想定され、この4本の直線5は、仮想点4がマトリクス状に配列された矩形領域の各辺を構成する。次に、前記マトリクスのうち、外側から2列目に配列された仮想点4を結ぶ直線6を想定する。このとき、直線6は仮想点の数に応じて2乃至4本想定される。例えば、M、Nが共に4以上であれば、直線6は4本想定される。各直線6は各直線5に対して平行且つ隣り合う位置にある。
次に、相互に隣り合う直線5と直線6とから等距離にある直線7を想定する。直線7は合計4本想定され、この4本の直線7により、領域3が9個の領域に区画される。即ち、領域3は、4本の直線7に囲まれた1個の中央領域11、3本の直線7及び1本のシール材2に囲まれた4個の端辺領域12、及び2本の直線7及び2本のシール材2に囲まれた4個のコーナー領域13に区画される。これにより、中央領域11は{(M−2)×(N−2)}個の仮想点4を含み、2個の端辺領域12は(M−2)個の仮想点4を含み、他の2個の端辺領域12は(N−2)個の仮想点4を含み、各コーナー領域13は各1個の仮想点4を含むことになる。
このとき、4個の端辺領域12における仮想点4の平均密度、即ち、4個の端辺領域12全体における単位面積当たりの仮想点4の個数が、領域3全体における仮想点4の密度の±10%以内、即ち、0.9乃至1.1倍となり、4個のコーナー領域13における仮想点4の平均密度が、領域3全体における仮想点4の密度の±17%以内、即ち、0.83乃至1.17倍となるように、仮想点4の位置を決定する。
一方、ステップS3において測定したスペーサの高さのデータに基づいて、領域3に充填する液晶の最適量を算出する。そして、この最適量を予め調整したディスペンサの1ショット当たりの滴下量で除し、最適な滴下数を算出する。この結果、最適な滴下数が(M×N)である場合は、前述の(M×N)のマトリクス状に配列された仮想点4をそのまま維持する。また、最適な滴下数が(M+N)よりも多い場合、即ち、Lを1以上の整数とするとき、最適な滴下数が(M×N)+Lである場合、前述の(M×N)のマトリクス状に配列された仮想点4に、L個の新たな仮想点4aを追加する。このとき、仮想点4aの追加は、端辺領域12における仮想点4及び4aの平均密度が領域3全体における仮想点4及び4aの密度の0.9乃至1.1倍となり、コーナー領域13における仮想点4及び4aの平均密度が領域3全体における仮想点4及び4aの密度の0.83乃至1.17倍となるように行う。
図3は、図2に示す(7×7)個のマトリクス状に配列された49個の仮想点4に、1個の仮想点4aを新たに追加した例を示している。仮想点4aは中央領域11に追加する。そして、各領域における仮想点の密度が上述の関係を満たすように、必要に応じて、仮想点4の位置を調整する。即ち、仮想点4の位置を調整することにより、直線5及び6の位置を変位させ、これに伴って直線7の位置を変位させ、端辺領域12及びコーナー領域13の面積を変化させ、各領域における仮想点の密度が上述の関係を満たすようにする。
更に、最適な滴下数が(M×N)よりも少ない場合、即ち、最適な滴下数が(M×N)−Lである場合、前述の(M×N)のマトリクス状に配列された仮想点4から、L個の仮想点4を削除する。このとき、仮想点4の削除は、端辺領域12における仮想点4の平均密度が領域3全体における仮想点4の密度の0.9乃至1.1倍となり、コーナー領域13における仮想点4の平均密度が領域3全体における仮想点4の密度の0.83乃至1.17倍となるように行う。即ち、必要に応じて、仮想点4の位置を変化させ、各領域の面積を変化させる。このようにして、スペーサの高さに基づいて、仮想点の数及び位置が決定される。
次に、図1のステップS8及び図2に示すように、ステップS7において決定された各仮想点4(及び4a)に、ディスペンサにより1ショットずつ液晶8を滴下する。即ち、仮想点4(及び4a)が液晶の滴下点となる。次に、ステップS9に示すように、真空中において、アクティブマトリクス基板10の液晶8が滴下された表面にカラーフィルタ基板のカラーフィルタが形成された表面が対向するように、アクティブマトリクス基板にカラーフィルタ基板を重ねる。次に、ステップS10に示すように、このアクティブマトリクス基板にカラーフィルタ基板を重ねた構造体を大気中に取り出す。これにより、領域3が気密的に封止され、負圧となる。一方、カラーフィルタ基板に設けられたスペーサにより、アクティブマトリクス基板とカラーフィルタ基板との間の距離(ギャップ)が所定の値以下となることが規制される。この結果、アクティブマトリクス基板とカラーフィルタ基板との間に、均一な厚さの液晶層が形成される。次に、シール材2に紫外線を照射して、硬化させる。これにより、アクティブマトリクス基板とカラーフィルタ基板とが貼り合せられる。これにより、液晶表示装置が作製される。
以下、本発明の各構成要件における数値限定理由について説明する。
端辺領域及びコーナー領域における仮想点(滴下点)の平均密度:シール材に囲まれた領域全体における仮想点の密度の夫々0.9乃至1.1倍及び0.83乃至1.17倍
図4は、シール材に囲まれた領域全体の仮想点(滴下点)の密度に対する端辺領域及びコーナー領域における仮想点の平均密度の比を横軸にとり、シール材に囲まれた領域における周辺部のギャップの変化量を縦軸にとって、滴下点の分布のばらつきがギャップのばらつきに及ぼす影響を示すグラフ図である。液晶表示装置においては、表示領域内で輝度が2%以上変化すると輝度ムラとして認識される。そして、ギャップの変化が大きいほど輝度の変化も大きくなり、2%の輝度の変化を引き起こすギャップの変化量は1%である。そして、ギャップは液晶層が形成される領域の周辺部において変化しやすい。従って、輝度ムラを防止するためには、周辺部のギャップの変化量を1%以下とする必要がある。なお、周辺部とは図2に示す端辺領域12及びコーナー領域13をいい、周辺ギャップの変化量とは、端辺領域12又はコーナー領域13におけるギャップから中央領域11におけるギャップを減じた値を、中央領域11のギャップで除した値をいう。
そして、図4に示すように、周辺ギャップの変化量が±1%以内、即ち、−1乃至+1%となるためには、端辺領域12における仮想点(滴下点)の平均密度をシール材に囲まれた領域3全体における仮想点の密度の夫々0.9乃至1.1倍とし、且つ、コーナー領域13における仮想点の平均密度を領域3全体における仮想点の密度の0.83乃至1.17倍とすることが必要である。
本実施形態においては、端辺領域12における滴下点の平均密度を領域3全体における滴下点の密度の±10%以内、即ち、0.9乃至1.1倍とし、コーナー領域13における滴下点の平均密度を領域3全体における滴下点の密度の±17%以内、即ち、0.83乃至1.17倍としているため、液晶8を領域3に均一に滴下することができる。この結果、2重にシール材を形成して大きな力でアクティブマトリクス基板とカラーフィルタ基板とを挟圧しなくても、領域3による負圧のみで両基板間のギャップを均一にすることができ、液晶層の厚さを均一にすることができる。このため、表示ムラが発生しない表示品質が優れた液晶表示装置を製造することができる。また、シール材を2重に形成する必要がないため、液晶表示装置の最終製品と比較して大きな基板を用意する必要がなく、また、シール材の材料も節約することができるため、製造コストを低減することができる。
また、本実施形態においては、スペーサの高さを測定し、これに基づいて液晶の最適な充填量を算出し、滴下数を決定している。このため、スペーサの高さが変動しても、滴下数を調整することにより液晶の充填量を調整し、液晶層の厚さを均一にすることができる。なお、ディスペンサの1ショット当たりの滴下量を調節することにより液晶の充填量を調整することも考えられるが、ディスペンサの滴下量を所望の値に調整するためには、多大な時間と手間をかけてディスペンサの諸条件を決めなくてはならないため、液晶表示装置の生産効率が著しく低下する。また、前述の特許文献2に記載されているように、1ショット当たりの滴下量が相互に異なる複数台のディスペンサを用意する方法も考えられるが、この方法では設備コストが増大する。これに対して、本実施形態においては、滴下数を調整することにより液晶の充填量を制御しているため、設備コストが増大することがなく、生産性が低下することもない。また、滴下数を調整するときに、上述の条件を満たすように各滴下点(仮想点)の位置を調整しているため、液晶層の厚さを均一にすることができる。
次に本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態においては、前述の第1の実施形態と比較して、スペーサの高さの測定、及びこの測定結果に基づいた滴下点の数及び位置の決定を、オフラインで行う点が異なっている。スペーサの高さは、カラーフィルタのロット間におけるばらつきが比較的大きく、同一ロットのカラーフィルタを使用した液晶表示装置間におけるばらつきは比較的小さい。このため、カラーフィルタのロット毎にスペーサの高さを測定して液晶の滴下点の数及び位置を決定しておけば、同一ロットのカラーフィルタを使用して製造される例えば数十台の液晶表示装置については、各装置の製造工程においてはスペーサの位置の測定及び液晶の滴下点の決定を省略することができる。
具体的には、カラーフィルタのロットが変わったときに、スペーサの高さを測定する。そして、この測定結果に基づいて、図1のステップS7において説明した方法により、図2又は図3に示すように、仮想点4(及び4a)の数及び位置を決定する。その後、このロットのカラーフィルタを使用して、液晶表示装置を製造するが、このとき、図1に示すステップS3及びS7に示す工程は行わず、ステップS8において、前述の予め決定された仮想点に対して所定量ずつ液晶を滴下する。本実施形態における上記以外の製造方法は、前述の第1の実施形態と同様である。
本実施形態においては、カラーフィルタのロット毎にスペーサの高さを測定して滴下点の数及び位置を決定し、同一ロットのカラーフィルタを使用する各液晶表示装置の製造工程においては、スペーサの高さの測定及び滴下点の決定を省略する。これにより、前述の第1の実施形態と比較して、液晶表示装置の生産性を向上させることができる。本実施形態における上記以外の効果は、前述の第1の実施形態と同様である。
なお、本実施形態においては、カラーフィルタのロット毎に滴下点を決定する例を示したが、本発明はこれに限定されず、スペーサの高さの変動が比較的小さいと推定される一群の液晶表示装置を製造する度に、スペーサの高さの測定及びこれに基づいた滴下点の決定を1回ずつ行ってもよい。
次に、本発明に係る第3の実施形態について説明する。本実施形態は、前述の第1の実施形態を多面取りに適用した例である。多面取りとは、1対のガラス基板から複数の液晶表示装置を作製する方法である。以下、本実施形態に係る液晶表示装置の製造方法について説明する。なお、前述の第1の実施形態と同じ工程については、詳細な説明を省略する。
先ず、図1のステップS1に示す工程において、1枚のガラス基板に、後の工程でカラーフィルタ基板となる予定の領域(以下、CF基板領域という)を複数ヶ所設定し、各CF基板領域に、ブラックマトリクス及びカラーフィルタ等を形成する。カラーフィルタにはスペーサが形成されている。次に、ステップS2に示すように、基板を洗浄する。次に、ステップS3に示す工程において、スペーサの高さを測定し、CF基板領域毎にスペーサの高さの平均値を求める。
一方、ステップS4に示す工程において、1枚のガラス基板に、後の工程でアクティブマトリクス基板となる予定の領域(以下、TFT基板領域という)を複数ヶ所設定し、各TFT基板領域に画素回路等を形成する。このとき、各TFT基板領域は、ステップS9に示す真空張り合わせ工程においてガラス基板同士を張り合わせたときに、夫々各CF基板領域と重なるように設定する。即ち、TFT基板領域の数はCF基板領域の数と等しくし、複数のTFT基板領域の相対的な位置関係は、複数のCF基板領域の相対的な位置関係を反転させたものとする。
次に、ステップS5に示すように基板を洗浄し、ステップS6に示すように各TFT基板領域にシール材を形成する。次に、ステップS7に示す工程において、ステップS3で算出した各CF基板領域のスペーサ高さの平均値に基づいて、各CF基板領域にステップS9において重ね合わされる予定のTFT基板領域に充填する液晶の量を決定する。そして、これに基づいて、TFT基板領域毎に液晶の滴下点の数及び位置を決定する。この滴下点の数及び位置の調整方法は、前述の第1の実施形態において説明した方法と同様である。そして、ステップS8に示すように、ステップS7において決定した滴下点に液晶を滴下する。
次に、ステップS9に示すように、前述のCF基板領域が設定されたガラス基板を、前述のTFT基板領域が設定されたガラス基板に真空中で張り合わせる。このとき、各CF基板領域が、夫々対応するTFT基板領域に整合するように重ね合わせる。次に、ステップS10に示すように大気解放する。そして、この後、前述の1対のガラス基板から夫々複数のカラーフィルタ基板及びアクティブマトリクス基板を切り分けることにより、張り合わされた1対のガラス基板から、複数の液晶表示装置を切り分ける。本実施形態における上記以外の構成は、前述の第1の実施形態と同様である。
本実施形態においては、一度に複数の液晶表示装置を製造することができるため、液晶表示装置の生産性を向上させることができる。また、このとき、液晶表示装置毎にスペーサの高さの平均値を算出し、これに基づいて、液晶表示装置毎に液晶の滴下点の数及び位置を調整するため、各液晶表示装置について夫々液晶の充填量を最適に制御することができる。本実施形態における上記以外の効果は、前述の第1の実施形態と同様である。
本発明は、液晶滴下貼合法(ODF法)による液晶表示装置の製造方法に好適に利用できる。
本発明の第1の実施形態に係る液晶表示装置の製造方法を示すフローチャート図である。 本実施形態に係る液晶表示装置の製造方法を示す平面図であり、滴下点の増減を行わない場合の製造途中段階におけるアクティブマトリクス基板を示す。 本実施形態に係る液晶表示装置の製造方法を示す平面図であり、滴下点を1点追加した場合の製造途中段階におけるアクティブマトリクス基板を示す。 シール材に囲まれた領域全体の仮想点(滴下点)の密度に対する端辺領域及びコーナー領域における仮想点の平均密度の比を横軸にとり、シール材に囲まれた領域における周辺部のギャップの変化量を縦軸にとって、滴下点の分布のばらつきがギャップのばらつきに及ぼす影響を示すグラフ図である。 液晶滴下貼合法を用いた従来の液晶表示装置の製造方法を示す平面図である。
符号の説明
1;ガラス基板
2;シール材
3;領域
4、4a;仮想点
5、6、7;直線
8;液晶
10;アクティブマトリクス基板
11;中央領域
12;端辺領域
13;コーナー領域
101;ガラス基板
102、103;シール材
104、105;領域
106;液晶
107;切断線
110;アクティブマトリクス基板

Claims (6)

  1. 第1の基板の表面に表示領域を囲むようにシール材を矩形の枠状に形成する工程と、前記第1の基板の表面又は第2の基板の表面にスペーサを形成する工程と、このスペーサの高さを測定して液晶の充填量を決定する工程と、前記第1の基板の表面における前記シール材に囲まれた領域に前記液晶を充填する工程と、真空中で前記第1の基板における前記液晶が充填された側の表面に第2の基板を重ね合わせる工程と、前記第1の基板に前記第2の基板を重ね合わせた構造体を大気中に取り出す工程と、を有し、前記液晶を充填する工程は、前記シール材に囲まれた領域の大きさ基づいて9個以上の仮想点を(3×3)以上のマトリクス状に配列し、前記液晶の充填量を決定する工程で得た該液晶の充填量を、予め設定した前記液晶の滴下量で除して前記仮想点の数を算出し、算出した前記仮想点の数とマトリクス状に配列した仮想点の数とを同数とするため、前記マトリクス状に配列した仮想点から少なくとも1つの仮想点を消去するか、少なくとも1つの新たな仮想点を追加するか、又は前記マトリクス状に配列した仮想点をそのまま維持することにより前記仮想点の位置を決定する工程と、決した前記仮想点の位置に所定量ずつ前記液晶を滴下する工程と、を有することを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  2. 第1の基板の表面にスペーサを形成する工程と、このスペーサの高さを測定して液晶の充填量を決定する工程と、第2の基板の表面に表示領域を囲むようにシール材を矩形の枠状に形成する工程と、前記第2の基板の表面における前記シール材に囲まれた領域に液晶を充填する工程と、真空中で前記第2の基板における前記液晶が充填された側の表面に前記第1の基板における前記スペーサが形成された側の表面を重ね合わせる工程と、前記第1の基板に前記第2の基板を重ね合わせた構造体を大気中に取り出す工程と、を有し、前記液晶を充填する工程は、前記シール材に囲まれた領域の大きさ基づいて9個以上の仮想点を(3×3)以上のマトリクス状に配列し、決定した前記液晶の充填量を、予め設定した前記液晶の滴下量で除して仮想点の数を算出し、算出した仮想点の数と前記マトリクス状に配列した仮想点の数とを同数とするため、前記マトリクス状に配列した仮想点から少なくとも1つの仮想点を消去するか、少なくとも1つの新たな仮想点を追加するか、又は前記マトリクス状に配列した仮想点をそのまま維持することにより前記仮想点の位置を決定する工程と、位置が決定した各仮想点に所定量ずつ前記液晶を滴下する工程と、を有することを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  3. 前記第2の基板には複数の前記表示領域が設定されており、前記液晶の充填量を決定する工程は、前記複数の表示領域毎に前記液晶の充填量を決定する工程であり、前記仮想点の位置を決定する工程は、前記表示領域毎に前記決定された液晶の充填量に基づいて前記仮想点の位置を決定する工程であり、前記構造体を大気中に取り出す工程の後に、この構造体を前記表示領域毎に切り分ける工程を有することを特徴とする請求項に記載の液晶表示装置の製造方法。
  4. 前記仮想点の数の調整は、前記(3×3)以上のマトリクス状に配列した仮想点において、最も外側の列に配列された前記仮想点を結び前記仮想点が配列された領域の各辺を構成する第1線を想定し、外側から2列目に配列された前記仮想点を結び各前記第1線に平行でありこの第1線に隣り合う第2線を想定し、前記各第1線と前記第2線とから等距離にある第3線を想定してこの第3線により前記シール材に囲まれた領域を9個の領域に区画したときに、4本の前記第3線に囲まれた中央領域に位置する前記仮想点の数を調節することによって行い、
    前記仮想点の位置を決定する工程は、前記9個の領域における前記仮想点の平均密度に基づいて決定することを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の液晶表示装置の製造方法。
  5. 第1の基板の表面にスペーサを形成する工程と、第2の基板の表面に表示領域を囲むようにシール材を矩形の枠状に形成する工程と、前記第2の基板の表面における前記シール材に囲まれた領域に配列した仮想点に所定量ずつ液晶を滴下する工程と、真空中で前記第2の基板における前記液晶が滴下された側の表面に第1の基板における前記スペーサが形成された側の表面を重ね合わせる工程と、前記第1の基板に前記第2の基板を重ね合わせた構造体を大気中に取り出す工程と、を有し、前記仮想点の配列パターンは、前記スペーサの高さに基づいて決定された前記液晶の充填量を、予め設定した前記液晶の滴下量で除して前記仮想点の数を算出し、算出した前記仮想点の数と、前記シール材に囲まれた領域の大きさに基づいて(3×3)以上のマトリクス状に予め配列した仮想点の数とを比較して、前記マトリクス状に予め配列した仮想点から少なくとも1つの仮想点を消去するか、少なくとも1つの新たな仮想点を追加するか、又は前記マトリクス状に予め配列た仮想点をそのまま維持することにより、決定されたものであることを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  6. 前記仮想点の数の調整は、前記(3×3)以上の予めマトリクス状に配列した仮想点において、最も外側の列に配列された前記仮想点を結び前記仮想点が配列された領域の各辺を構成する第1線を想定し、外側から2列目に配列された前記仮想点を結び各前記第1線に平行でありこの第1線に隣り合う第2線を想定し、前記各第1線と前記第2線とから等距離にある第3線を想定してこの第3線により前記シール材に囲まれた領域を9個の領域に区画したときに、4本の前記第3線に囲まれた中央領域に位置する前記仮想点の数を調節することによって行い、
    前記仮想点の位置を決定する工程は、前記9個の領域における前記仮想点の平均密度に基づいて決定することを特徴とする請求項に記載の液晶表示装置の製造方法。
JP2004175584A 2004-06-14 2004-06-14 液晶表示装置の製造方法 Expired - Fee Related JP4221336B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004175584A JP4221336B2 (ja) 2004-06-14 2004-06-14 液晶表示装置の製造方法
CNB2005100764675A CN100405187C (zh) 2004-06-14 2005-06-14 制造液晶显示设备的方法
US11/151,349 US7369206B2 (en) 2004-06-14 2005-06-14 Method for manufacturing liquid crystal display device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004175584A JP4221336B2 (ja) 2004-06-14 2004-06-14 液晶表示装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005352385A JP2005352385A (ja) 2005-12-22
JP4221336B2 true JP4221336B2 (ja) 2009-02-12

Family

ID=35460139

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004175584A Expired - Fee Related JP4221336B2 (ja) 2004-06-14 2004-06-14 液晶表示装置の製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7369206B2 (ja)
JP (1) JP4221336B2 (ja)
CN (1) CN100405187C (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7027509B2 (ja) 2015-06-09 2022-03-01 ヴァーテラス ホールディングス エルエルシー ジアリールスルホンを製造するための改良された方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4783115B2 (ja) * 2005-10-18 2011-09-28 東芝モバイルディスプレイ株式会社 基板装置
KR101100573B1 (ko) 2006-11-15 2011-12-29 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 액정 표시 소자의 제조 방법
JP4978299B2 (ja) * 2007-04-27 2012-07-18 凸版印刷株式会社 カラーフィルタ基板の製造方法及びカラーフィルタ基板製造装置
JP5244366B2 (ja) * 2007-10-30 2013-07-24 武蔵エンジニアリング株式会社 液体材料の滴下方法およびプログラム並びに装置
CN105044998B (zh) * 2015-09-10 2018-03-27 深圳市华星光电技术有限公司 液晶盒制备方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1090700A (ja) * 1996-07-26 1998-04-10 Canon Inc 液晶素子及びその製造方法
KR100293435B1 (ko) * 1997-10-31 2001-08-07 구본준, 론 위라하디락사 위치검출액정디스플레이장치(pslcd)및이의제조방법
JPH11326922A (ja) * 1998-05-14 1999-11-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶表示パネルの製造方法
JP3678974B2 (ja) * 2000-03-29 2005-08-03 富士通ディスプレイテクノロジーズ株式会社 液晶表示装置の製造方法
US7102726B2 (en) * 2002-03-15 2006-09-05 Lg. Philips Lcd Co., Ltd. System for fabricating liquid crystal display and method of fabricating liquid crystal display using the same
US7295279B2 (en) * 2002-06-28 2007-11-13 Lg.Philips Lcd Co., Ltd. System and method for manufacturing liquid crystal display devices
JP2006084975A (ja) * 2004-09-17 2006-03-30 Fujitsu Display Technologies Corp 液晶表示装置の製造方法及び液晶滴下装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7027509B2 (ja) 2015-06-09 2022-03-01 ヴァーテラス ホールディングス エルエルシー ジアリールスルホンを製造するための改良された方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN1716020A (zh) 2006-01-04
US7369206B2 (en) 2008-05-06
US20050275786A1 (en) 2005-12-15
JP2005352385A (ja) 2005-12-22
CN100405187C (zh) 2008-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102262319B (zh) 液晶显示基板及其制造方法、液晶面板和液晶显示器
EP1788422B1 (en) Color filter substrate and liquid crystal display panel equipped with same
CN104656293B (zh) 液晶显示面板及其制作方法、显示装置
TWI310108B (en) Substrate for liquid crystal display and liquid crystal display having the same
JP2004093760A (ja) 液晶表示装置の製造方法
US20110222013A1 (en) Liquid crystal display device and manufacturing method thereof
CN104345502B (zh) 液晶显示元件及其制造方法
KR20100073356A (ko) 컬러 전기 영동 표시 장치 및 이의 제조 방법
US6867840B2 (en) Method of manufacturing a liquid crystal display panel
US7369206B2 (en) Method for manufacturing liquid crystal display device
JP4854991B2 (ja) 表示装置および表示装置の製造方法
US20150153596A1 (en) Display panel and method for manufacturing same
JP2005128323A (ja) 液晶表示装置およびその製造方法
CN106098966B (zh) 一种薄膜及其修复方法、显示基板及其制作方法
JP4488435B2 (ja) 液晶表示素子の製造方法
KR100764292B1 (ko) 액정표시장치
US20050122464A1 (en) One-drop fill spacerless process for liquid crystal cell on a silicon backplane or microdisplays
JP2007004112A (ja) 液晶表示素子およびその製造方法
KR20040059707A (ko) 다 모델 액정표시장치 배치 구조 및 제조 방법
JP2008170673A (ja) 液晶表示パネルの製造装置及び製造方法
CN107678204B (zh) 一种液晶显示面板、显示器及显示面板的制作方法
WO2014187142A1 (zh) 显示面板及显示装置
JP2002040443A (ja) 液晶表示装置の製造方法
US20080055531A1 (en) Liquid Crystal Display and Method for Fabricating the Same
JP3874286B2 (ja) 液晶表示パネルの製造方法及び液晶表示パネル用部材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060106

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070413

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20070413

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080404

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080722

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080922

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081028

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121121

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131121

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees