JP4978299B2 - カラーフィルタ基板の製造方法及びカラーフィルタ基板製造装置 - Google Patents

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本発明は、カラーフィルタ基板の製造方法及び製造装置に関し、特に、透明基板上に、複数の着色フィルターと、積層スペーサーとフォトスペーサー(以下、PSと称す)とからなる柱状スペーサーが形成されたカラーフィルタ基板において、仕上がりスペーサーである柱状スペーサーの膜厚(高さ)を精度良く形成し、且つPS製造装置の稼働率を落とすことなくPSを作製できるカラーフィルタ基板の製造方法及びカラーフィルタ基板製造装置に関する。
近年、大型カラーテレビ、ノートパソコン、携帯用電子機器の増加に伴い、液晶ディスプレイ、特にカラー液晶ディスプレイの需要の増加はめざましいものがある。
一般に、液晶表示ディスプレイパネルにおいて、現在最も広く使用されている液晶セル駆動方式は、TN(ねじれネマティック)方式とSTN(超ねじれネマティック)方式による縦電界駆動型であり、近年、横電界駆動型(IPS)による液晶セル駆動方式の開発も進んでいる。
カラー液晶ディスプレイ及び有機ELカラー表示装置等に用いられるカラーフィルタ基板は、透明基板上に、ブラックマトリックス、赤色フィルター、緑色フィルター、青色フィルターからなる着色フィルター、透明電極及びスペーサー等が形成されたものである。
以下カラーフィルタ基板の製造方法について説明する。
図5(a)〜(g)に一般的なカラーフィルタの製造方法の一例を工程順に示す。
まず、透明基板11上にアクリル系樹脂にカーボンブラック等の黒色顔料を分散した黒色感光性樹脂をスピンナー等にて塗布し、予備乾燥して黒色感光性樹脂層21を形成し(図5(a)参照)、パターン露光、現像等のパターニング処理を行って、ブラックマトリクス21bを形成する(図5(b)参照)。
次に、アクリル系の感光性樹脂に赤色顔料を分散した赤色感光性樹脂溶液をスピンナー等にてブラックマトリクス21bが形成された透明基板11上に塗布し、予備乾燥して赤色感光性樹脂層を形成し、所定の露光マスクを使ってパターン露光、現像等の一連のパターニング処理を行って、赤色フィルター31R及び所定のブラックマトリクス21b上に赤色スペーサー31Sを形成する(図5(c)参照)。
次に、アクリル系の感光性樹脂に緑色顔料を分散した緑色感光性樹脂溶液をスピンナー等にてブラックマトリクス21b及び赤色フィルター31Rが形成された透明基板11上に塗布し、予備乾燥して緑色感光性樹脂層を形成し、所定の露光マスクを使ってパターン露光、現像等の一連のパターニング処理を行って、緑色フィルター32G及び赤色スペーサー31S上に緑色スペーサー32Sを形成する(図5(d)参照)。
次に、アクリル系の感光性樹脂に青色顔料を分散した青色感光性樹脂溶液をスピンナー等にてブラックマトリクス21b、赤色フィルター31R及び緑色フィルター32Gが形成された透明基板11上に塗布し、予備乾燥して青色感光性樹脂層を形成し、所定の露光マスクを使ってパターン露光、現像等の一連のパターニング処理を行って、青色フィルター33B及び緑色スペーサー32S上に青色スペーサー33Sを形成し、ブラックマトリクス21bが形成された透明基板上に赤色フィルター31R、緑色フィルター32G及び青色フィルター33Bからなる着色フィルター30と所定のブラックマトリクス21b上に赤色スペーサー31Sと緑色スペーサー32Sと青色スペーサー33Sとからなる積層スペーサー41を形成する(図5(e)参照)。
次に、スパッタリング等により酸化インジウム錫膜等からなる透明電極51を形成する(図5(f)参照)。
さらに、アクリル系樹脂を主成分とする感光性樹脂溶液をスピンナー等で塗布し、予備乾燥して透明樹脂感光層を形成し、パターン露光、現像等の一連のパターニング処理を行って、加熱硬化して、積層スペーサー41上にPS61が形成されたカラーフィルタ基板300を得ることができる(図5(g)参照)。
上記カラーフィルタ基板300を用いて液晶パネルを作製する際、液晶材の注入量は液晶パネル部材であるカラーフィルタ基板300のPSの膜厚値(高さ値)に依存しており、上記カラーフィルタ基板の製造工程においては、PSの膜厚(高さ)管理が重要な位置付けとなっている。
カラーフィルタ基板の製造には、上記したように、ブラックマトリクス形成工程と、赤色フィルター、緑色フィルター、青色フィルターからなる着色フィルター及び積層スペーサーの形成工程と、透明電極の形成工程と、PS形成工程とがあり、PS形成工程までに製造ロット内の各基板の積層スペーサーの膜厚には仕上がり差が発生してしまう。
しかし、現在のカラーフィルタ基板の製造全体及びPS形成工程において、積層スペーサーの仕上がりを決定する処理条件の各パラメーターはカラーフィルタ基板の品種毎に統一管理されており、PS形成工程前のカラーフィルタ基板の仕上がり状況に応じたPS形成処理を施すことができない。
従来の技術として、積層スペーサーを精度良く形成する方法として、最終層のスペーサーを形成する前のスペーサー膜厚を測定し、その測定結果に基づいて、最終層のスペーサーの形成条件を設定して、精度の良い積層スペーサーを形成するカラーフィルタ基板の製造方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記の積層スペーサーの形成方法では、最終層のスペーサーを形成する前のスペーサー膜厚が変動すると、最終層のスペーサーの形成条件をその都度変更しなければならない。
その結果、スペーサー製造装置の動作が不安定になる。また、スペーサー製造装置によっては、所望の処理条件がきちんと出ているかを変更毎に確認する必要がある。
このため、生産効率が低下したり、スペーサー製造装置の不安定化が品質に悪影響を及ぼすという問題がある。
特開2005−292497号公報
積層スペーサーの仕上がり精度を上げるために、最終層のスペーサーを形成する前のスペーサー膜厚の仕上がり状況に合わせてスペーサー形成条件を変更する機構はカラーフィルタ基板の製造プロセスにおいて実現されていない。
もし、最終層のスペーサーを形成する前のスペーサー膜厚の仕上がり状況に合わせてスペーサー形成条件を変更しようとすると、以下の問題がある。
スペーサー製造装置の処理条件を煩雑に変更しなければならず、装置稼動が不安定になる。また、スペーサー製造装置によっては、処理条件変更後にテスト搬送を要するものも
あり、装置稼働率が著しく低下する。
本発明は、上記問題点に鑑み考案されたもので、透明基板上に、複数の着色フィルターと、積層スペーサーとフォトスペーサー(以下、PSと称す)とからなる柱状スペーサーとが形成されてなるカラーフィルタ基板において、仕上げスペーサーである柱状スペーサーの膜厚(高さ)を精度良く形成し、且つPS製造装置の稼働率を落とすことなくPSを作製できるカラーフィルタ基板の製造方法及びカラーフィルタ基板製造装置を提供することを目的とする。
本発明に於いて上記課題を達成するために、まず請求項1においては、透明基板上に、ブラックマトリクスと、複数の着色フィルターと、透明電極と、積層スペーサーとフォトスペーサー(以下、PSと称す)とからなる柱状スペーサーとが形成されたカラーフィルタ基板において、
(a)透明基板上に、ブラックマトリクスと、複数の着色フィルターと、所定のブラックマトリクス上に積層スペーサーとを形成する工程と、
(b)透明電極を形成する工程と、
(c)前記積層スペーサーの膜厚を測定する工程と、
(d)測定された積層スペーサー膜厚を、前記柱状スペーサーの膜厚精度の程度及び前記積層スペーサーの膜厚バラツキの程度に応じて設定した膜厚レンジ分類に分類し、当該カラーフィルタ基板をバッファーカセットに収納する工程と、
(e)積層スペーサー膜厚の前記膜厚レンジ分類の単位毎にPSの製造条件を設定して、カラーフィルタ基板を前記バッファーカセットより順次取り出してPS製造手段により積層スペーサー上にPSを形成する工程と、を有することを特徴とするカラーフィルタ基板の製造方法としたものである。
また、請求項2においては、少なくとも、
(a)透明基板上に、ブラックマトリクスと、複数の着色フィルターと、積層スペーサーとを形成する着色フィルター形成手段110と、
(b)複数の着色フィルター上に透明電極を形成する透明電極形成手段120と、
(c)積層スペーサーの膜厚を測定する膜厚測定手段130と、
(d)測定された積層スペーサー膜厚を、積層スペーサーとフォトスペーサーとからなる柱状スペーサーの膜厚精度の程度及び前記積層スペーサーの膜厚バラツキの程度に応じて設定した膜厚レンジ分類に分類し、積層スペーサー膜厚の前記膜厚レンジ分類の単位毎にフォトスペーサー製造手段の製造条件を設定する制御手段(160)と、前記透明基板をバッファーカセットに収納する積層スペーサー膜厚層別手段(140)と、を有し、
前記制御手段(160)が、前記膜厚レンジ分類の単位毎にカラーフィルタ基板を前記バッファーカセットより順次取り出しフォトスペーサー製造手段(150)に供給することを特徴とするカラーフィルタ基板製造装置としたものである。
本発明のカラーフィルタ基板製造装置及びカラーフィルタ基板の製造方法にて、カラーフィルタ基板を作製することにより、積層スペーサーの膜厚(高さ)レンジ毎にPSの処理条件を設定して、PSを作製することができるため、PS製造手段の製造条件の変更を極力抑えることができ、PS製造の稼働率を落とすことなく、柱状スペーサーの膜厚(高さ)を精度良く形成することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態につき説明する。
図1は、本発明のカラーフィルタ基板製造装置の一実施例を示す模式構成図である。
本発明のカラーフィルタ基板製造装置200は、透明基板上に、ブラックマトリクスと、複数の着色フィルターと、積層スペーサーとを形成する着色フィルター形成手段110と、複数の着色フィルター上に透明電極を形成する透明電極形成手段120と、積層スペーサーの膜厚を測定する膜厚測定手段130と、積層スペーサーの膜厚をレンジ毎にソーティングする積層スペーサー膜厚層別手段140と、PS製造手段150と、積層スペーサーの膜厚レンジ毎にPS製造手段の製造条件を設定する制御手段160とから構成されている。
以下、本発明のカラーフィルタ基板製造装置200を用いたカラーフィルタ基板の製造方法について説明する。
図2(a)〜(g)は、本発明のカラーフィルタ基板の製造方法の一実施例を示す模式構成断面図である。
まず、着色フィルター形成手段110にて、ガラス基板等からなる透明基板11上にアクリル系樹脂にカーボンブラック等の黒色顔料を分散した黒色感光性樹脂をスピンナー等にて塗布し、予備乾燥して黒色感光性樹脂層21を形成し(図2(a)参照)、パターン露光、現像等のパターニング処理を行って、ブラックマトリクス21bを形成する(図2(b)参照)。
ここで、透明基板11としては、低膨張ガラス、ノンアルカリガラス、石英ガラス等のガラス基板及びプラスチックフィルム等が利用できる。
次に、アクリル系の感光性樹脂に赤色顔料を分散した赤色感光性樹脂溶液をスピンナー等にてブラックマトリクス21bが形成された透明基板11上に塗布し、予備乾燥して赤色感光性樹脂層を形成し、所定の露光マスクを使ってパターン露光、現像等の一連のパターニング処理を行って、赤色フィルター31R及び所定のブラックマトリクス21b上にスペーサー31Sを形成する(図2(c)参照)。
次に、アクリル系の感光性樹脂に緑色顔料を分散した緑色感光性樹脂溶液をスピンナー等にてブラックマトリクス21b及び赤色フィルター31Rが形成された透明基板11上に塗布し、予備乾燥して緑色感光性樹脂層を形成し、所定の露光マスクを使ってパターン露光、現像等の一連のパターニング処理を行って、緑色フィルター32G及び赤色スペーサー31S上にスペーサー32Sを形成する(図2(d)参照)。
次に、アクリル系の感光性樹脂に青色顔料を分散した青色感光性樹脂溶液をスピンナー等にて、ブラックマトリクス21b、赤色フィルター31R及び緑色フィルター32Gが形成された透明基板11上に塗布し、予備乾燥して青色感光性樹脂層を形成し、所定の露光マスクを使ってパターン露光、現像等の一連のパターニング処理を行って、青色フィルター33B及びスペーサー32S上にスペーサー33Sを形成し、ブラックマトリクス21bが形成された透明基板上に赤色フィルター31R、緑色フィルター32G及び青色フィルター33Bからなる着色フィルター30と所定のブラックマトリクス21b上にスペーサー31Sとスペーサー32Sとスペーサー33Sとからなる積層スペーサー41を形成する(図2(e)参照)。
次に、透明電極形成手段120にて、赤色フィルター31R、緑色フィルター32G及び青色フィルター33Bからなる着色フィルター30上に酸化インジウム錫膜等からなる透明電極51を形成して、途中工程のカラーフィルタ基板80を得る(図2(f)参照)。
透明電極形成手段120としては、公知のスパッタリング、真空蒸着、イオンプレーティング等の成膜装置が使用できる。
上記の工程を経ることにより、着色フィルター形成手段110にて、透明基板11上にブラックマトリクス12b、赤色フィルター31R、緑色フィルター32G及び青色フィルター33Bからなる着色フィルター30と所定のブラックマトリクス21b上にスペーサー31Sとスペーサー32Sとスペーサー33Sとからなる積層スペーサー41を形成し、さらに、透明電極形成手段20にて、酸化インジウム錫膜等からなる透明電極51を形成して、途中工程のカラーフィルタ基板80を得ることができる。
次に、膜厚測定手段130にて、途中工程のカラーフィルタ基板80の積層スペーサー41の膜厚(高さ)を測定する。
膜厚測定手段130では、途中工程のカラーフィルタ基板80にはレシピ番号が付与されており、それぞれのレシピ番号に対応した膜厚(高さ)測定結果が保存され、基板に付与されたレジピ番号は、積層スペーサー41の膜厚層別手段140、PS製造手段150まで紐づけ管理される。
図3は、積層スペーサー41の膜厚(高さ)とPSの膜厚(高さ)の関係を示したもので、仕上がりスペーサーである柱状スペーサーの膜厚(高さ)をS、積層スペーサー41の膜厚(
高さ)をS1とした場合、S−S1がPS製造手段150における狙い値と定め製造する必要がある
次に、積層スペーサー膜厚層別手段140では、膜厚測定手段30にて測定された積層スペーサー41の膜厚値とそれに対応したレシピ番号が保存され、途中工程のカラーフィルタ基板80はバッファーカセットに収納される。所定の枚数処理された後積層スペーサー41の膜厚レンジ毎の層別が行われる。
図4は、膜厚測定手段130にて測定された積層スペーサー41の膜厚と度数の関係を示す度数分布曲線の一例を示す。
ここでは、得られた分布曲線から積層スペーサー41の膜厚レンジをA、B、C、Dの4レンジに層別し、途中工程のカラーフィルタ基板50のレシピ番号に対して、膜厚レンジ分類記号が付与される。
膜厚レンジの設定は、仕上がりスペーサーである柱状スペーサーの膜厚(高さ)精度をどの程度に抑えるか、また積層スペーサーの膜厚(高さ)バラツキがどの程度あるかによって、適宜設定される。
次に、制御手段160では、積層スペーサー膜厚層別手段140にて、積層スペーサー41の膜厚層別が行われたレンジ毎に、PSの製造条件が設定される。
制御手段60で積層スペーサー41のレンジ毎に設定されたPSの製造条件に基づいて、層別されたレンジ単位毎にレシピ番号に対応したカラーフィルタ基板50は、例えば、制御手段160と接続された搬送ロボットにてバッファーカセットより順次取り出され、搬送コンベアに載置されて、PS製造手段150に供給される。
PS製造手段150では、アクリル系樹脂を主成分とする感光性樹脂溶液をスピンナー等で塗布し、予備乾燥して透明樹脂感光層を形成し、パターン露光、現像等の一連のパターニング処理を行って、加熱硬化して、積層スペーサー41上にPS61を形成する。
以上の工程で、透明基板11上に、ブラックマトリクス21b、赤色フィルター31R、緑色フィルター32G及び青色フィルター33Bからなる着色フィルター30と、透明電極51と、積層スペーサー41とPS61とからなる柱状スペーサー70とが形成されたカラーフィルタ基板100を得ることができる(図2(g)参照)。
上記したように、本発明のカラーフィルタ基板製造装置及びカラーフィルタ基板の製造方法にて、カラーフィルタ基板を作製することにより、積層スペーサー膜厚(高さ)の層別が行われたレンジ毎にPSの処理条件を設定して、PS形成を行うことができるため、PS製造手段の製造条件の設定変更を極力抑えることができ、装置の稼働率を落とすことなく、柱状スペーサーの膜厚(高さ)を精度良く形成することが可能となる。
本発明のカラーフィルタ基板製造装置の一実施例を示す模式構成図である。 (a)〜(g)は、本発明のカラーフィルタ基板の製造方法の一実施例を示す模式構成断面図である。 カラーフィルタ基板の積層スペーサー膜厚(高さ)S1と仕上がりスペーサーである柱状スペーサーの膜厚(高さ)Sとの関係を示す説明図である。 膜厚測定手段130にて測定された積層スペーサー41の膜厚と度数の関係を示す度数分布曲線の一例を示す説明図である。 (a)〜(g)は、カラーフィルタ基板の製造方法の一例を示す模式構成断面図である。
符号の説明
11……透明基板
21……黒色感光性樹脂層
21b……ブラックマトリクス
30……着色フィルター
31R……赤色フィルター
31G……緑色フィルター
31B……青色フィルター
41……PS
51……透明電極
61……PS
70……柱状スペーサー
80……途中工程のカラーフィルタ基板
100、300……カラーフィルタ基板
110……着色フィルター形成手段
120……透明電極形成手段
130……膜厚測定手段
140……積層スペーサー膜厚層別手段
150……PS製造手段
160……制御手段
200……カラーフィルタ基板製造装置

Claims (2)

  1. 透明基板上に、ブラックマトリクスと、複数の着色フィルターと、透明電極と、積層スペーサーとフォトスペーサー(以下、PSと称す)とからなる柱状スペーサーとが形成されたカラーフィルタ基板において、
    (a)透明基板上に、ブラックマトリクスと、複数の着色フィルターと、所定のブラックマトリクス上に積層スペーサーとを形成する工程と、
    (b)透明電極を形成する工程と、
    (c)前記積層スペーサーの膜厚を測定する工程と、
    (d)測定された積層スペーサー膜厚を、前記柱状スペーサーの膜厚精度の程度及び前記積層スペーサーの膜厚バラツキの程度に応じて設定した膜厚レンジ分類に分類し、当該カラーフィルタ基板をバッファーカセットに収納する工程と、
    (e)積層スペーサー膜厚の前記膜厚レンジ分類の単位毎にPSの製造条件を設定して、カラーフィルタ基板を前記バッファーカセットより順次取り出してPS製造手段により積層スペーサー上にPSを形成する工程と、を有することを特徴とするカラーフィルタ基板の製造方法。
  2. 少なくとも、
    (a)透明基板上に、ブラックマトリクスと、複数の着色フィルターと、積層スペーサーとを形成する着色フィルター形成手段(110)と、
    (b)複数の着色フィルター上に透明電極を形成する透明電極形成手段(120)と、
    (c)積層スペーサーの膜厚を測定する膜厚測定手段(130)と、
    (d)測定された積層スペーサー膜厚を、積層スペーサーとフォトスペーサーとからなる柱状スペーサーの膜厚精度の程度及び前記積層スペーサーの膜厚バラツキの程度に応じて設定した膜厚レンジ分類に分類し、積層スペーサー膜厚の前記膜厚レンジ分類の単位毎にフォトスペーサー製造手段の製造条件を設定する制御手段(160)と、前記透明基板をバッファーカセットに収納する積層スペーサー膜厚層別手段(140)と、を有し、
    前記制御手段(160)が、前記膜厚レンジ分類の単位毎にカラーフィルタ基板を前記バッファーカセットより順次取り出しフォトスペーサー製造手段(150)に供給することを特徴とするカラーフィルタ基板製造装置。
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