JP4220254B2 - ディスプレイパネル用の電極の作製方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、有機ELディスプレイパネル、LCDディスプレイパネル等のディスプレイパネル用の電極の作製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電流の注入によって発光する有機化合物材料のエレクトロルミネッセンス(以下、有機ELという)を利用して、かかる有機EL材料の薄膜からなる発光層を備えた有機EL素子の複数をマトリクス状に配置した有機ELディスプレイパネルが、携帯端末や車載パネルとして用いられるようになってきた。
今後、パソコンの表示部にも使用される。
有機化合物材料を発光体とする有機EL素子は、液晶素子に比べ視野角が広く、コントラストも良く、視認性に優れており、バックライトが不要なため、薄型、軽量化が実現でき、消費電力の面でも有利で、応答性も速い。
そして、すべて固体であるため振動に強く、使用温度範囲も広いなどの特徴があり、表示素子として注目されている。
【0003】
有機EL素子の構造は、基本的には、陽極と陰極の一対の電極間に有機化合物を含む(EL層)を挟持した構造となっており、Tang等の「アノード電極/ 正孔注入層/ 発光層/ カソード電極」の積層構造が基本になっている。(特許1526026号公報)
そして、有機EL素子は、電極間に電場を印加し、EL層に電流を通じることで、発光する。
有機EL素子をディスプレイ用にパネル化して利用する場合、LCDと同様に、電極構成と駆動方法によりパッシブマトリクス方式とアクティブマトリクス方式に大別されるが、このようなパネルにおいて、有機EL素子を用い、カラー化を達成する方法としては、最も基本的なR、G、Bの3色の有機EL材料を表示装置の画素毎に精密に配置する3色並置方式の他に、白色発光層とR、G、Bのカラーフィルター(CFとも言う)を組み合わせるCF方式や、図2にその概略断面を示すパネル化した有機ELパネル構造のように、青色発光層とR、Gの蛍光変換色素フィルターとを組み合わせえるCCM(Color Changing Medium)方式がある。
例えば、CCM方式の有機ELディスプレイパネルとしては、図2に示す構造のものが挙げられ、透明電極270の下層に、耐湿性、耐溶剤性の低い発光層を保護するためのバリア層260と、絶縁層250、OC層(オーバーコート層)240が設けられている。
【0004】
ところで、有機EL素子をディスプレイ用にパネル化して有機ELパネル構造を作製する場合、通常、予め、透明なガラス基板上にカラーフィルタ層、透明電極を形成した有機EL発光層を配設していない状態のパネルをフォトリソ工程等を用いて形成しておき、このように形成された有機EL発光層を配設していない状態のパネルに対して、蒸着等により発光層等を配設し、更に封止してディスプレイパネルを作製する。
しかしながら、フォトリソ工程等を施し透明電極を形成する際に、通常はポジレジストを用いるため、不要なレジスト残等もしくはレジスト膜上に付着した異物に起因して、透明電極にショート欠陥が生じ、問題となっている。
このような透明電極の加工は、図3に示すように、基板310(図3(a))上に配設された電極用膜320(図3(b))上にレジスト膜330を形成し(図3(c))、露光工程(図3(d))を経て、現像して、所定形状のレジスト膜330のパターンを形成した(図3(e))後、該レジスト膜330のパターンを耐エッチング膜として、レジスト膜330の開口337から露出した電極用膜320をエッチングし、電極320Aを形成し(図3(f))、更にレジスト膜330の除去、更に洗浄等を行うという一連の工程にて行われていた。
尚、通常、このような加工方法を、一般には、フォトエッチング法あるいはフォトエッチング加工法と言う。
【0005】
しかし、このように電極を加工した場合、加工後に、図4に示すような、電極間のショート欠陥475が残存することが多々あり、このようなショート欠陥を修正する必要がある。
尚、図4は、図2に示すデイスプレイパネル用の透明電極470を形成した場合のものである。
このため、加工後、図5(a)に示すように、ショート欠陥部475にレーザ光を照射し、その部分の電極用膜を除去することにより、透明電極470のショート欠陥部の修正が行なわれていた(図5(b))が、この修正方法においては、図5(c)に示すように、レーザ光の照射による飛散物(パーティクルとも言う)490が、透明電極470上に残留することとなり、飛散物が大きい場合、図6に示すように、パネル化された際、有機ELディスプレイパネルの、透明電極570(図5の470に相当)とその対向電極(負極)575間でショートが発生してしまうという問題があった。
また、図5(c)に示すように、レーザ光の照射条件によっては、バリア層460にダメージを与えてしまうことがあり問題となっていた。
尚、図5は、図4のB1−B2断面を示した図で、図4は図5のD1側からみた図で、図5(c)は図5(b)のD2を拡大して示した図である。
【0006】
CF(カラーフィルタ)基板とTFT基板の間を所定のギャップ(セルギャップと言う)を保ち、前記基板間に液晶を注入した構造のLCD(液晶ディスプレイ)パネル用の電極加工においても、近年、セルギャップが小さくなる傾向にあり、上記図3に示すフォトエッチング法により電極形成を行った後、電極のショート欠陥部をレーザ光照射により除去した場合、同様に、前記基板間でショートが発生するという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、有機ELディスプレイパネル用の電極あるいはLCDパネル用の電極の加工においては、基板内の電極間のショート欠陥がなく、且つ、修正のためのレーザ光照射による飛散物(パーティクル)に起因する、ディスプレイパネル化した際の対向する電極間でショートが発生しない、電極の形成方法が求められていた。
本発明は、これに対応するもので、基板内の電極間のショート欠陥がなく、且つ、従来の修正方法におけるディスプレイパネル化した際の対向する電極間ショートの発生原因である、レーザ光照射による飛散物(パーティクル)が残らないような、電極形成方法を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のディスプレイパネル用の電極の作製方法は、基板上に配設された電極用膜上に所定形状のレジスト膜を形成し、該レジスト膜を耐エッチング膜として、レジスト膜の開口から露出した電極用膜をエッチングし、更にレジスト膜の除去、洗浄等を行い、前記所定形状のレジスト膜に対応した形状の電極を形成する、フォトエッチング法によるディスプレイパネル用の電極の作製方法であって、前記所定形状のレジスト膜を形成する工程の後、前記エッチングする工程の前に、電極のショート欠陥の原因となるレジスト膜のパターン欠陥部を除去する除去工程を行うことを特徴とするものである。
そして、上記において、除去工程は、レーザ光照射によりレジスト膜のパターン欠陥部を除去するものであることを特徴とするものであり、該レーザ光がYAGレーザ光であることを特徴とするものである。
そしてまた、上記において、有機ELディスプレイパネル用の電極の作製方法であることを特徴とするものである。
また、上記において、電極用膜がITO膜であることを特徴とするものである。
尚、レーザ光照射による除去は、レジスト膜のパターン欠陥部のみが好ましいが、電極用膜を若干除去しても構わない。
【0009】
【作用】
本発明のディスプレイパネル用の電極の作製方法は、このような構成にすることにより、基板内の電極間のショート欠陥がなく、且つ、従来の修正方法におけるディスプレイパネル化した際の対向する電極間ショートの発生原因である、レーザ光照射による飛散物(パーティクル)が残らないような、電極形成方法の提供を可能としている。
また、図5に示す従来のYAGレーザ等のレーザ光照射による電極の下層(図5のバリア層460等に相当)にダメージを与えることがない電極形成方法の提供を可能としている。
具体的には、基板上に配設された電極用膜上に所定形状のレジスト膜を形成し、該レジスト膜を耐エッチング膜として、レジスト膜の開口から露出した電極用膜をエッチングし、更にレジスト膜の除去、洗浄等を行い、前記所定形状のレジスト膜に対応した形状の電極を形成する、フォトエッチング法によるディスプレイパネル用の電極の作製方法であって、前記所定形状のレジスト膜を形成する工程の後、前記エッチングする工程の前に、電極のショート欠陥の原因となるレジスト膜のパターン欠陥部を除去する除去工程を行うことにより、これを達成している。
除去工程としては、レーザ光照射によりレジスト膜のパターン欠陥部を除去するものが、実用的なものとして挙げられる。
レーザ光照射によりレジスト膜のパターン欠陥部を除去する工程においては、通常、レーザ照射時に飛散物(パーティクルとも言う)が発生するため、レーザ照射後に必要に応じて洗浄を行なう。
レーザ光照射による飛散物としては、異物飛散物、レジスト膜飛散物、電極膜飛散物が挙げられるが、いずれも、レーザ照射後のエッチング工程以降の一連の処理により除去することができる。
レーザ光としては、発振器がコンパクトであり、装置化し易く、扱い易いという面からは、YAGレーザ光が挙げられるが、これに限定はされない。
尚、除去工程としては、上記レーザ光照射に限定されない。
他の簡単な除去方法としては、切削や研磨による除去も挙げられるが、この場合も必要に応じ、切削や研磨後に洗浄を行なう。
【0010】
有機ELディスプレイパネル用の電極の作製方法である場合、従来の修正方法における電極用膜下層のバリア層の損傷の発生を無くすことができ、且つ、従来の修正方法におけるディスプレイパネル化した際の対向する電極間ショートの発生原因である、レーザ光照射による飛散物(パーティクル)が残らないという点で、特に、有効である。
勿論、有機ELディスプレイパネル用の電極の作製方法に限定されない。
CF(カラーフィルタ)基板とTFT基板の間を所定のギャップ(セルギャップと言う)を保ち、前記基板間に液晶を注入した構造のLCDパネル用の電極加工においても、近年、セルギャップが小さくなる傾向にあり、同様に、有効である。
電極用膜としては、透明な電極膜等が挙げられる。
透明な電極膜としてはITO(錫ドープ酸化インジウム)、IZO(亜鉛ドープ酸化インジウム)、ZnO、SnO2 、In2 3 が挙げられるが、通常、ITOが用いられる。
また、レーザ光としては、発振器がコンパクトであり、装置化し易く、扱い易いという面からは、YAGレーザ光が挙げられるが、これに限定はされない。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明のディスプレイパネル用の電極の作製方法の実施の形態の1例を挙げ、図に基づいて説明する。
図1は、本発明のディスプレイパネル用の電極の作製方法の実施の形態の1例の工程断面図である。
図1中、110は基板、120は電極用膜、120Aは電極、130はレジスト膜、135は(レジストの)パターン欠陥部、136は修正箇所、137は開口、140はフォトマスク、150は露光光、160はレーザ光(YAGレーザ光)である。
本例のディスプレイパネル用の電極の作製方法は、図2に示す、CCM方式の有機ELパネル用の、発光層配設前のCCMパネルにおける、ITOからなる透明電極の作製方法である。
そして、基板110上(図2のバリア層260の上に相当)に配設された電極用膜120上に所定形状のレジスト膜130を形成し、該レジスト膜130を耐エッチング膜として、レジスト膜130の開口から露出した電極用膜120をエッチングし、更にレジスト膜130の除去、洗浄等を行い、前記所定形状のレジスト膜130に対応した形状の電極120Aを形成する、フォトエッチング法による作製方法であり、前記所定形状のレジスト膜を形成する工程の後、前記エッチングする工程の前に、電極のショート欠陥の原因となるレジスト膜のパターン欠陥部をYAGレーザ光を照射して除去する除去工程を行うものである。
図1に基づいて更に説明する。
先ず、ガラス基板上に、順にCF層、CCM層、オーバーコート層、絶縁層、バリア層が配設された基板110を用意し(図1(a))、基板110のバリア層(図2の260に相当)上に全面に電極用膜120を配設し(図1(b))、更に、該電極用膜120上全面に感光性のレジストを塗布、乾燥を行う。(図1(c))
感光性のレジストとしては、通常、ポジレジストが用いられ、所望の解像性があり、処理性の良いものが好ましいが、特に、限定はされない。
次いで、形成する電極形状に対応したフォトマスク140を用いて、感光性のレジスト膜130の所定領域を露光し(図1(d))、現像処理を行い、検査にてレジスト膜130のパターンのショート欠陥部135を把握する。(図1(e))
図1(e)は、現像後状態で、ショート欠陥部を含む断面である。
検査方法は、図示していないが、現像後の状態で、残ったレジスト膜130のパターンのショート欠陥部135の抽出を行うもので、これにより、ショート欠陥部135の位置を把握する。
検査方法としては、例えば、反射光による目視検査によるショート欠陥部抽出方法が挙げられ、この場合は、欠陥位置をガラス基板面へマーキングすることにより把握することができる。
別には、X−Yステージ上に現像後の基板をおき、反射光およびまたは透過光により全面走査して欠陥抽出し、その位置を自動検査にて把握する方法もある。
【0012】
次いで、レーザ光照射装置にて、照射サイズ、出力を調整して、レジスト膜130のパターンのショート欠陥部135へレーザ光を照射し(図1(f))、レジスト膜のパターンのショート欠陥部135を除去する修正を行う。(図1(g))
照射するレーザ光としては、レジスト膜130を除去でき、電極用膜120を除去しないものが好ましく、場合によっては、電極用膜120を若干除去するようにしても良いが、ショート欠陥部135の修正に用いるレーザ光の波長、出力条件を予めテスト等により把握しておくとなお良い。
レーザ光としては、YAGレーザの第4高調波(266nm)等が用いられるが、これに限定はされない。
モニターにて修正箇所136を拡大観察してみることにより、レジスト膜130の除去は確認できる。
次いで、レジスト膜130を耐エッチングマスクとして、レジスト膜130の開口137から露出した電極用膜120をエッチングして、電極120Aを形成した(図1(h))後、レジスト膜130を所定の剥離液にて除去して、基板110のバリア層(図2の260に相当)上に電極120Aを形成したものを得る(図1(i))
レーザ光照射による修正において、飛散物(パーティクル)が発生するが、飛散物(パーティクル)は、後続するエッチング、レジスト除去等の工程で除去される。
本例の方法では、レーザ光照射による修正を行い、発生した飛散異物(パーティクル)を後続するエッチング、レジスト除去等の工程で除去されるため、ディスプレイパネルとした際に飛散異物に起因したEL層の破壊や寿命劣化の問題がない品質の高い有機ELパネルを供給可能となる。
【0013】
本例は、CCM方式の有機ELパネル用の、発光層配設前のCCMパネルにおける、ITOからなる透明電極の作製方法であるが、他の方式の電極形成やLCD用の電極形成にも本発明のディスプレイパネル用の電極の作製方法は適用できることは言うまでもない。
勿論、透明電極がITO以外の場合にも適用できる。
【0014】
【発明の効果】
本発明は、上記のように、基板内の電極間のショート欠陥がなく、且つ、従来の修正方法におけるディスプレイパネル化した際の対向する電極間ショートの発生原因である、レーザ光照射による飛散物(パーティクル)が残らないような、電極形成方法の提供を可能とした。
また、従来のYAGレーザ等のレーザ光照射による電極の下層にダメージを与えることがない電極形成方法の提供を可能とした。
特に、レジスト膜のパターンのショート欠陥部に除去をレーザ光照射により行う場合、レジスト膜の修正により発生した飛散異物(パーティクル)を、後続するエッチング、レジスト除去等の工程で除去されるため、ディスプレイパネルとした際に、飛散異物(パーティクル)に起因したEL層の破壊や寿命劣化を抑制した高品質の有機ELパネルを供給可能とした。
勿論、この場合、専用の洗浄装置を必要としないメリットがある。
本発明は、有機EL、LCD以外のディスプレイパネル全般に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスプレイパネル用の電極の作製方法の実施の形態の1例の工程断面図である。
【図2】CCM方式有機ELパネル構造の断面図である。
【図3】従来の透明電極の加工方法の工程断面図である。
【図4】電極間のショート欠陥が残存する電極加工後の状態を示した図である
【図5】従来の電極間のショート欠陥部の修正と問題点を説明するための図である。
【図6】従来のレーザ光照射による修正により発生した飛散異物のディスプレイパネルにおける問題を説明するための図である。
【符号の説明】
110 基板
120 電極用膜
120A 電極
130 レジスト膜
135 (レジストの)パターン欠陥部
136 修正箇所
137 開口
140 フォトマスク
150 露光光
160 レーザ光(YAGレーザ光)
210 ガラス基板
220 CF層(カラーフィルタ層とも言う)
230 CCM層
240 OC層(オーバーコート層とも言う)
250 絶縁層
260 バリア層
270 透明電極(正極)
275 電極(負極)
280 発光層
285 障壁
310 基板
320 電極用膜
320A 電極
330 レジスト膜
337 開口
340 フォトマスク
350 露光光
410 ガラス基板
420 CF層(カラーフィルタ層とも言う)
430 CCM層
440 OC層(オーバーコート層とも言う)
450 絶縁層
460 バリア層
470 透明電極(正極)
475 欠陥部(ショート欠陥部とも言う)
476 欠陥修正箇所
477 ダメージ部
480 YAGレーザ光
490 飛散異物(パーティクルとも言う)

Claims (5)

  1. 基板上に配設された電極用膜上に所定形状のレジスト膜を形成し、該レジスト膜を耐エッチング膜として、レジスト膜の開口から露出した電極用膜をエッチングし、更にレジスト膜の除去、洗浄等を行い、前記所定形状のレジスト膜に対応した形状の電極を形成する、フォトエッチング法によるディスプレイパネル用の電極の作製方法であって、前記所定形状のレジスト膜を形成する工程の後、前記エッチングする工程の前に、電極のショート欠陥の原因となるレジスト膜のパターン欠陥部を除去する除去工程を行うことを特徴とするディスプレイパネル用の電極の作製方法。
  2. 請求項1において、除去工程は、レーザ光照射によりレジスト膜のパターン欠陥部を除去するものであることを特徴とするディスプレイパネル用の電極の作製方法。
  3. 請求項2において、レーザ光がYAGレーザ光であることを特徴とするディスプレイパネル用の電極の作製方法。
  4. 請求項1ないし3において、有機ELディスプレイパネル用の電極の作製方法であることを特徴とするディスプレイパネル用の電極の作製方法。
  5. 請求項1ないし4において、電極用膜がITO膜であることを特徴とするディスプレイパネル用の電極の作製方法。
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