JP4219999B2 - 包装菓子類 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、包装菓子類に関し、更に詳しくは、印刷模様層、接着剤層等を水性インキ組成物、あるいは、水性接着剤等を使用して形成した積層材を使用した包装用袋内に菓子を充填包装し、積層材中に残留する有機溶剤等による菓子への影響を皆無にした包装菓子類に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、種々の菓子を充填包装するために、紙基材、プラスチック基材、あるいは金属箔等を使用し、これらを任意に組み合わせて積層して、各種の包装材料を製造し、更に、該包装材料を製袋して、種々の包装用袋が開発され、提案されている。
而して、これらの包装用袋を構成する包装材料は、通常、有機溶剤を多用するグラビアインキ、あるいは、フレキソインキ等を使用し、グラビア印刷、あるいは、フレキソ印刷等によって所望の印刷模様等が形成されているものである。
そして、これらの包装材料は、その機能性の向上と共に表面装飾の美麗さ等と相俟って、紙製容器、プラスチック製軟包装用袋、その他等の包装用容器として、種々の菓子類の充填包装に多用されているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような包装材料においては、所望の印刷模様等を形成する際に、有機溶剤を多用するグラビアインキ等を使用することから、種々の問題点を有しているものである。
例えば、印刷後、乾燥放出される溶剤による大気汚染等の公害問題、引火性溶剤を扱うための防災上の問題、溶剤を扱う作業環境の問題、省資源化の問題、内容物への影響、特に、菓子類等の食品包装に用いる場合には、菓子類等の食品に、包装材料中に残留する有機溶剤が移行し、食品衛生の観点から好ましくなく、その他、コスト高等の経済性の問題等、種々の問題点があるものである。
このために、種々の技術的対応策が検討され、例えば、溶剤回収、ハイソリッド化、無溶剤化、水性化、その他等の種々の技術的改良、改善が開発され、提案されている。
それらの中で、特に、現状の技術的水準、設備等の観点から、比較的に、現実的な対応として、グラビアインキ、フレキソインキ等の水性化に関する種々の技術的対応策が検討され、実施に移されている。
しかしながら、グラビアインキ、フレキソインキ等を水性化したとしても、包装材料を構成するプラスチックフィルム等は、非吸収体であることから、例えば、紙基材等と異なり、浸透乾燥が望めず、更には、インキの濡れの問題、その他等の種々の問題点があり、現状では十分に満足し得る状態ではないというのが実態である。
そこで本発明は、水性グラビアインキ、水性接着剤等を使用し、その機能性を損なわず、更に、表面装飾の美麗さ等を有し、特に、包装材料に残留する有機溶剤の影響を皆無した包装用袋内に菓子を充填包装してなる包装菓子類を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記のような問題点について種々研究の結果、包装材料を構成する印刷模様層、接着剤層等を水性インキ組成物、あるいは、水性接着剤等を使用して形成することに着目し、まず、少なくとも、基材フィルムと、該基材フィルムの表面、裏面またはその両面に設けた水性インキ組成物による印刷模様層と、水性接着剤による水性接着剤層、水性アンカ−コ−ト剤層または無溶剤型接着剤による無溶剤型接着剤層と、バリア−性基材層と、水性接着剤による水性接着剤層、水性アンカ−コ−ト剤による水性アンカ−コ−ト剤層または無溶剤型接着剤による無溶剤型接着剤層と、ヒ−トシ−ル性樹脂層とを順次に積層してなる積層材を製造し、更に、該積層材を使用して、そのヒ−トシ−ル性樹脂層の面を対向させて重ね合わせ、その周辺端部をヒ−トシ−ルしてシ−ル部を形成して包装用袋を製造し、而して、該包装用袋内に菓子を充填包装して包装菓子類を製造したところ、上記の有機溶剤系のインキ組成物等を使用する種々の問題点を改善、改良すると共に、特に、積層材中に残留する有機溶剤等による菓子への影響を皆無にした包装用袋を製造し、かつ、該包装用袋内に菓子を充填包装しても有機溶剤等の影響のない包装菓子類を製造し得ることを見出して本発明を完成したものである。
【0005】
すなわち、本発明は、少なくとも、基材フィルムと、該基材フィルムの表面、裏面またはその両面に設けた水性インキ組成物による印刷模様層と、水性接着剤による水性接着剤層、水性アンカ−コ−ト剤による水性アンカ−コ−ト剤層または無溶剤型接着剤による無溶剤型接着剤層と、バリア−性基材層と、水性接着剤による水性接着剤層、水性アンカ−コ−ト剤による水性アンカ−コ−ト剤層または無溶剤型接着剤による無溶剤型接着剤層と、ヒ−トシ−ル性樹脂層とを順次に積層してなる積層材を使用し、該積層材のヒ−トシ−ル性樹脂層の面を対向して重ね合わせ、その周辺端部に外周シ−ル部を設けた包装用袋内に、菓子を充填包装してなることを特徴とする包装菓子類に関するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
上記の本発明について以下に更に詳しく説明する。
まず、本発明にかかる包装菓子類の構成について具体例を例示して図面を用いて説明すると、図1、図2、図3、図4、図5および図6は、本発明にかかる包装菓子類において、包装用袋を構成する積層材についてその二三例の層構成を示す概略的断面図であり、図7は、図1に示す積層材を使用して、製袋してなる包装用袋の一例についてその構成を示す概略的斜視図であり、図8は、図7に示す包装用袋内に菓子を充填包装した本発明にかかる包装菓子類の一例についてその構成を示す概略的平面図である。
【0007】
まず、本発明にかかる包装菓子類において、包装用袋を構成する積層材としては、例えば、図1に示すように、基材フィルム1、該基材フィルム1の裏面に設けた水性インキ組成物による印刷模様層2、水性接着剤による水性接着剤層3、水性アンカ−コ−ト剤による水性アンカ−コ−ト剤層3aまたは無溶剤型接着剤による無溶剤型接着剤層3bと、バリア−性基材層4、水性接着剤による水性接着剤層3、水性アンカ−コ−ト剤による水性アンカ−コ−ト剤層3aまたは無溶剤型接着剤による無溶剤型接着剤層3bと、ヒ−トシ−ル性樹脂層5とを順次に積層した構成からなる積層材Aを挙げることができる。
【0008】
また、本発明において、上記の積層材としては、例えば、図2に示すように、基材フィルム1、該基材フィルム1の表面に設けた水性インキ組成物による印刷模様層2a、水性接着剤による水性接着剤層3、水性アンカ−コ−ト剤による水性アンカ−コ−ト剤層3aまたは無溶剤型接着剤による無溶剤型接着剤層3b、バリア−性基材層4、水性接着剤による水性接着剤層3、水性アンカ−コ−ト剤による水性アンカ−コ−ト剤層3aまたは無溶剤型接着剤による無溶剤型接着剤層3b、およびヒ−トシ−ル性樹脂層5を順次に積層した構成からなる積層材Bを使用することができる。
【0009】
更にまた、本発明において、上記の積層材としては、例えば、図3に示すように、上記の図2に示す積層材Bにおいて、更に、印刷模様層2a含む基材フィルム1の全面に、樹脂をビヒクルの主成分とする水性樹脂組成物によるオ−バ−コ−ト層6を設けた構成からなる積層材Cを挙げることができる。
なお、図中、3、3a、3b、4、5等は、前述の図2に示す意味と同じ意味である。
【0010】
次にまた、本発明において、上記の積層材としては、例えば、図4に示すように、上記の図2に示す積層材Bにおいて、更に、印刷模様層2a含む基材フィルム1の全面に、水性接着剤による水性接着剤層3、水性アンカ−コ−ト剤による水性アンカ−コ−ト剤層3aまたは無溶剤型接着剤による無溶剤型接着剤層3bを介して、オ−バ−コ−ト層6としての樹脂のフィルム6aを積層した構成からなる積層材Dを挙げることができる。
なお、図中、4、5等は、前述の図2に示す意味と同じ意味である。
【0011】
また、本発明において、上記の積層材としては、例えば、図5に示すように、基材フィルム1、該基材フィルム1の表面と裏面の両面に設けた水性インキ組成物による印刷模様層2、2a、水性接着剤による水性接着剤層3、水性アンカ−コ−ト剤による水性アンカ−コ−ト剤層3aまたは無溶剤型接着剤による無溶剤型接着剤層3b、バリア−性基材層4、水性接着剤による水性接着剤層3、水性アンカ−コ−ト剤による水性アンカ−コ−ト剤層3aまたは無溶剤型接着剤による無溶剤型接着剤層3b、およびヒ−トシ−ル性樹脂層5を順次に積層した構成からなる積層材Eを挙げることができる。
上記において、図示しないが、上記の図3および図4に示したように、印刷模様層2a含む基材フィルム1の全面に、樹脂をビヒクルの主成分とする水性樹脂組成物によるオ−バ−コ−ト層6を設けること、あるいは、オ−バ−コ−ト層6としての樹脂のフィルム6aを積層すること等は可能なことである。
【0012】
更に、本発明において、上記の積層材としては、上記の図1〜5に示した積層材において、バリア−性基材層4、および、ヒ−トシ−ル性樹脂層5を、バリア−性蒸着膜4aを有するヒ−トシ−ル性樹脂層5aで代替えすることができ、具体的に例示すれば、例えば、図6に示すように、上記の図1に示す積層材Aにおいて、基材フィルム1、該基材フィルム1の裏面に設けた水性インキ組成物による印刷模様層2、水性接着剤による水性接着剤層3、水性アンカ−コ−ト剤による水性アンカ−コ−ト剤層3aまたは無溶剤型接着剤による無溶剤型接着剤層3b、バリア−性蒸着膜4aを有するヒ−トシ−ル性樹脂層5aを順次に積層した構成からなる積層材Fを挙げることができる。
勿論、本発明においては、上記の図2〜5に示した積層材B〜Eにおいても、バリア−性基材層4、および、ヒ−トシ−ル性樹脂層5を、バリア−性蒸着膜4aを有するヒ−トシ−ル性樹脂層5aで代替えして、各積層材を製造することができることは言うまでもないことである。
【0013】
次に、本発明において、上記のような積層材を使用し、製袋してなる本発明にかかる包装用袋について、その一例を例示すると、例えば、図7に示すように、上記の図1に示す積層材Aを使用した例で説明すると、上記の積層材A、Aを使用し、そのヒ−トシ−ル性樹脂層5、5の面を対向させて重ね合わせ、しかる後、例えば、その三方の周辺端部をヒ−トシ−ルして外周シ−ル部7、7、7を形成して、本発明にかかる包装用袋Gを製造することができる。
【0014】
更に、本発明において、本発明にかかる包装菓子類についてその一例を例示すると、上記の図7に示す包装用袋Gを使用した例で説明すると、図8に示すように、上記で製造した包装用袋Gについて、その上方の開口部から菓子8を充填し、しかる後、その開口部をヒ−トシ−ルして上端シ−ル部9を形成して、本発明にかかる包装用袋Gを使用してなる本発明にかかる包装菓子類Hを製造することができる。
而して、上記の包装菓子類Hにおいては、包装用袋を構成する積層材において、印刷模様層、接着剤層等を、水性インキ組成物、水性接着剤、水性アンカ−コ−ト剤、あるいは、無溶剤型接着剤等を使用して形成していることから、包装用袋を構成する積層材中に有機溶剤等が残留することなく、従って、包装菓子類Gにおいて、内容物である菓子に溶剤等が移り、菓子が溶剤臭を起こす等の食品衛生上の問題点を解消し得るものである。
【0015】
上記の例示は、本発明における積層材、それを使用した包装用袋、および、該包装用袋を使用した包装菓子類の一例を例示するものであり、これによって本発明は、限定されるものではなく、例えば、上記の図2〜図6に示した積層材を使用し、上記と同様にして、本発明における包装用袋、それを使用した包装菓子類等を製造することができるものである。
また、本発明において、包装用袋の形態としては、自立性袋(スタンディングパウチ)、ガゼットシ−ル形包装用袋、ピロ−包装形包装用袋、その他等の種々の形態からなる包装用袋を製造することができるものである。
【0016】
次に、本発明において、上記のような積層材、包装用袋、および、包装菓子類等を構成する材料、その製造法等について説明すると、まず、本発明において、基材フィルムとしては、これが包装用袋を構成する基本素材となることから、機械的、物理的、化学的、その他等において優れた性質を有する樹脂のフィルムないしシ−トを使用することができ、具体的には、例えば、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアラミド系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、ポリアセタ−ル系樹脂、フッ素系樹脂、その他等の強靱な樹脂のフィルムないしシ−トを使用することができる。
而して、上記の樹脂のフィルムないしシ−トとしては、未延伸フィルム、あるいは一軸方向または二軸方向に延伸した延伸フィルム等のいずれのものでも使用することができる。
また、本発明において、その樹脂のフィルムないしシ−トの厚さとしては、強度、剛性等について必要最低限に保持され得る厚さであればよく、厚すぎると、コストを上昇するとい欠点もあり、逆に、薄すぎると、強度、剛性等が低下して好ましくないものである。
本発明においては、上記のような理由から、約10μmないし100μm位、好ましくは、約12μmないし50μm位が最も望ましい。
【0017】
次に、本発明において、印刷模様層を構成する水性インキ組成物について説明すると、かかる水性インキ組成物としては、例えば、水性インキ用樹脂をべヒクルの主成分とし、これに,顔料等の色素を加え、更に、ワックス類、分散剤、消泡剤、レベリング剤、安定剤、充填剤、潤滑剤、滑剤、その他等の添加剤を任意に添加し、水、あるいは、水とアルコ−ル等からなる溶剤を使用し、ミキサ−等で十分に混練してなる水性インキ組成物を使用することができる。
【0018】
上記において、水性インキ用樹脂としては、溶解型、ハイドロゾル型、エマルジョン型の天然樹脂、あるいは、合成樹脂、更には、それらの変性樹脂等の一種ないしそれ以上の混合物を使用することができる。
具体的には、水性インキ用樹脂としては、例えば、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、ヒドロキシルエチルアクリレ−ト、ヒドロキシルエチルメタクリレ−ト等の(メタ)アクリル系モノマ−、アクリロニトリル、メタクリルニトリル等のニトリル系モノマ−、アクリルアミド、メタクリルアミド等のアミド系モノマ−、該アミド系モノマ−のN−アルコキシ置換体、同N−メチロ−ル置換体、スチレン、ビニルトルエン、α−メチルスチレン、ジビニルベンゼン等のスチレン系モノマ−、ジアリルフタレ−ト、アリルグリジジルエ−テル、トリアリルイソシアヌレ−ト等のアリル系モノマ−、酢酸ビニル、N−ビニルピロリドン等の重合性二重結合を有するモノマ−等の一種ないしそれ以上と、カルボキシル基を有するアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマ−ル酸、イタコン酸、その他等の不飽和カルボン酸の一種ないしそれ以上との共重合体からなるアルカリ溶液可溶性(メタ)アクリル系共重合体を使用することができる。
更にまた、本発明において、水性インキ用樹脂としては、例えば、ポリアルリルアミド系樹脂、ポリ(メタ)アクリル酸系樹脂、ポリエチレンオキシド系樹脂、ポリN−ビニルピロリドン系樹脂、水溶性ポリウレタン系樹脂(2液硬化型ポリウレタン系樹脂)、水溶性ポリエステル系樹脂、水溶性ポリアミド系樹脂、水溶性アミノ系樹脂、水溶性フェノ−ル系樹脂、その他等の水溶性合成樹脂、ポリヌクレオチド、ポリペプチド、多糖類、等の水溶性天然高分子、その他等も使用することができる。
また、本発明において、水性インキ用樹脂としては、例えば、天然ゴム、合成ゴム、ポリ酢酸ビニル系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリウレタン−ポリアクリル系樹脂変性ないし混合樹脂、その他の樹脂を使用することができる。
而して、本発明においては、上記のような樹脂の一種ないしそれ以上を使用し、当該樹脂に適する溶解型、ハイドロゾル型、または、エマルジョン型等の形態で使用することができる。
【0019】
次にまた、上記において、水としては、通常の工業用水等を使用することができ、また、水とアルコ−ル等からなる溶剤としては、水のほかにエタノ−ル、イソプロピルアルコ−ル、N−プロピルアルコ−ル等の低級アルコ−ル、グリコ−ル類およびそのエステル類等を使用して調整することができ、而して、その低級アルコ−ル、グリコ−ル類およびそのエステル類等は、5〜20重量%位の割合で含有していることが望ましい。
なお、上記のような水性インキにおいて、上記のような低級アルコ−ル、グリコ−ル類およびそのエステル類等の溶剤は、インキの流動性改良、被印刷体への濡れの向上、乾燥性の調整等の目的で使用されるものであり、その目的に応じてその種類、使用量等が決定されるものである。
【0020】
本発明においては、上記のような水性インキ組成物を使用し、例えば、グラビア印刷方式、あるいは、フレキソ印刷方式等により、基材フィルムの表面、裏面、あるいは、その両者の面に、例えば、文字、図形、記号、絵柄、その他等の所望の印刷模様層を形成することができる。
【0021】
次に、本発明において、水性接着剤層を構成する水性接着剤としては、例えば、水性接着剤用樹脂をべヒクルの主成分とし、これに,ワックス類、分散剤、消泡剤、レベリング剤、安定剤、充填剤、潤滑剤、滑剤、その他等の添加剤を任意に添加し、水等からなる溶剤を使用してミキサ−等を使用して十分に混練してなる水溶液型、あるいは、エマルジョン型の水性接着剤を使用することができる。
上記において、水性接着剤用樹脂としては、例えば、ポリアルリルアミド系樹脂、ポリ(メタ)アクリル酸系樹脂、ポリエチレンオキシド系樹脂、ポリN−ビニルピロリドン系樹脂、水溶性ポリウレタン系樹脂(水溶性2液硬化型ポリウレタン系樹脂)、水溶性ポリエステル系樹脂、水溶性ポリアミド系樹脂、水溶性アミノ系樹脂、水溶性フェノ−ル系樹脂、その他等の水溶性合成樹脂、ポリヌクレオチド、ポリペプチド、多糖類、等の水溶性天然高分子、その他等の溶解型の樹脂を使用することができる。
また、本発明において、水性接着剤用樹脂としては、例えば、天然ゴム、合成ゴム、ポリ酢酸ビニル系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリウレタン系樹脂(2液硬化型ポリウレタン系樹脂)、ポリウレタン−ポリアクリル系樹脂変性ないし混合樹脂、その他の樹脂のエマルジョン型の樹脂を使用することができる。
更には、前述のアルカリ溶液可溶性(メタ)アクリル系共重合体を使用することができる。
更にには、水性ドライラミネ−ト用接着剤として、2液硬化型水性接着剤(東洋モ−トン株式会社製、商品名、ADW−615/CAT−EP5)等も使用することができる。
上記の水性接着剤の塗布法としては、例えば、グラビアコ−ト法、リバ−スロ−ルコ−ト法、ナイフコ−ト法、キスコ−ト法、その他等の方法で塗布することができ、その塗布量としては、乾燥状態で、1〜5g/m2 位、好ましくは、2〜3g/m2 位が望ましい。
【0022】
次に、本発明において、水性アンカ−コ−ト剤層を構成する水性アンカ−コ−ト剤としては、例えば、水系のエチレンイミン系アンカ−コ−ト剤、水系のポリブタジエン系アンカ−コ−ト剤、水分散可能なポリウレタン系アンカ−コ−ト剤(武田薬品工業株式会社製、商品名、タケラックAW−605/タケネ−トAW−725)等の溶剤を含まないアンカ−コ−ト剤を使用することができる。
上記のアンカ−コ−ト剤の塗布法としては、例えば、グラビアコ−ト法、リバ−スロ−ルコ−ト法、ナイフコ−ト法、キスコ−ト法、その他等の方法で塗布することができ、その塗布量としては、乾燥状態で、0.1〜5g/m2 位、好ましくは、0.5〜1g/m2 位が望ましい。
【0023】
次に、本発明において、無溶剤型接着剤層を構成する無溶剤型接着剤としては、例えば、熱硬化型、紫外線硬化型、あるいは、電子線硬化型の接着剤を使用することができ、そのビヒクルの主成分を構成する素材としては、例えば、(メタ)アクリル系、ポリア−ル/ポリアリル化合物系、エボキシ系、ポリエステル系、ポリウレタン系、あるいは、それらの混合ないし複合系等を主体とする無溶剤型接着剤を使用することができる。
上記の無溶剤型接着剤の塗布法としては、上記と同様に、例えば、グラビアコ−ト法、リバ−スロ−ルコ−ト法、ナイフコ−ト法、キスコ−ト法、その他等の方法で塗布することができ、その塗布量としては、乾燥状態で、1〜5g/m2 位、好ましくは、2〜3g/m2 位が望ましい。
【0024】
次に、本発明において、バリア−性基材層を構成するバリア−性基材として、例えば、太陽光等の光を遮光する性質、あるいは水蒸気、水、酸素等のガス等を透過しない性質等を有する材料、その他を使用することができ、これは、単体の基材でもよく、あるいは二種以上の基材を組み合わせてなる複合基材等であってもよい。
具体的には、例えば、遮光性とバリア−性を有するアルミニュウム箔またはその蒸着膜を有する樹脂のフィルム、バリア−性を有する酸化珪素、酸化アルミニュウム等の無機酸化物の蒸着膜を有する樹脂のフィルム、水蒸気、水等のバリア−性を有する低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体等の樹脂のフィルムないしシ−ト、ガスバリア−性を有するポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコ−ル、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物等の樹脂のフィルムないしシ−ト、樹脂に顔料等の着色剤を、その他、所望の添加剤を加えて混練してフィルム化してなる遮光性を有する各種の着色樹脂のフィルムないしシ−ト等を使用することができる。
これらの材料は、一種ないしそれ以上を組み合わせて使用することができる。上記のフィルムないしシ−トの厚さとしては、任意であるが、通常、5μmないし300μm位、更には、10μmないし100μm位が望ましい。
更に、上記において、アルミニュウム箔としては、5μmないし30μm位の厚さのもの、また、アルミニュウムまたは無機酸化物の蒸着膜としては、厚さ100Åないし2000Å位のものを使用することができる。
また、上記の蒸着膜を支持する樹脂のフィルムとしては、例えば、ポリエステルフィルム、ポリアミドフィルム、ポリオレフィンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリカ−ボネ−トフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリビニ
ルアルコ−ルフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物フィルム、その他等を使用することができる。
【0025】
更に、上記において、上記の無機酸化物の蒸着膜層を構成する無機酸化物としては、例えば、ケイ素酸化物(SiOx )、酸化アルミニウム、酸化インジウム、酸化スズ、酸化ジルコニウム等を使用することができる。
更に、本発明においては、無機酸化物としては、一酸化ケイ素と二酸化ケイ素との混合物、あるいはケイ素酸化物と酸化アルミニウムとの混合物であってもよく、更にまた、無機酸化物の蒸着膜層を二層以上を積層したものでもよい。
而して、本発明において、無機酸化物の薄膜層を形成する方法としては、イオンビ−ム法、電子ビ−ム法等の真空蒸着法、スパッタリング法等によって蒸着膜を構成することによって形成することができる。
上記において、無機酸化物の薄膜層の厚さとしては、十分なバリア−性を得るために、通常、100Å〜2000Å位であることが好ましく、特に、本発明においては、200Å〜1500Å位が望ましい。
上記において、無機酸化物の薄膜層の厚さが、1500Åを超えると、特に、2000Åを超えると、無機酸化物の薄膜層にクラック等が入りやすくなり、そりによりバリア−性が低下するという危険性があると共に、材料コストが高くなるという問題点であるので好ましくはなく、また、100Å未満、特に、200Å未満では、その効果が認められることが困難であり、好ましくない。
【0026】
次にまた、上記において、上記のようなバリア−性基材層と、後述するヒ−トシ−ル性樹脂層とを積層する際に使用する水性接着剤、水性アンカ−コ−ト剤、あるいは、無溶剤型接着剤等は、前述において例示した材料、形成法等を同様に適用することができる。
【0027】
次に、本発明において、ヒ−トシ−ル性樹脂層を構成するヒ−トシ−ル性樹脂としては、熱によって溶融し相互に融着し得るものであればよく、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン、ポリプロピレ、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマ−、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂をアクリル酸、メタクリル酸、無水マレイン酸、フマ−ル酸、その他等の不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレフィン系樹脂、その他等の樹脂の一種ないしそれ以上からなる樹脂のフィルムないしシ−トを使用することができる。
上記の樹脂のフィルムないしシ−トは、単層ないし多層で使用することができる。
而して、本発明において、上記の樹脂のフィルムないしシ−トの厚さとしては、5μm〜300μm位、好ましくは、10μm〜100μm位が望ましい。
【0028】
ところで、本発明においては、上記のような樹脂のフィルムないしシ−トの中でも、特に、線状低密度ポリエチレンを使用することが好ましいものである。
すなわち、上記の線状低密度ポリエチレンは、粘着性を有することから破断の伝搬が少なく耐衝撃性を向上させるという利点があるものであり、また、内層は常時内容物に接触していることから、耐環境ストレスクラッキング性の劣化を防止するためにも有効なものである。
また、本発明においては、線状低密度ポリエチレンに、他の樹脂をブレンドすることもでき、例えば、エチレン−ブテン共重合体等をブレンドすることにより、若干、耐熱性に劣り高温環境下ではシ−ル安定性が劣化する傾向があるものの、引き裂き性が向上し、易開封性に寄与するという利点がある。
【0029】
更に、本発明において、上記のようなヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィルムないしシ−トとしての線状低密度ポリエチレンとしては、具体的には、メタロセン触媒を用いて重合したエチレン−α・オレフィン共重合体のフィルムないしシ−トを同様に使用することができる。
上記のメタロセン触媒を用いて重合したエチレン−α・オレフィン共重合体のフィルムないしシ−トとしては、例えば、二塩化ジルコノセンとメチルアルモキサンの組み合わせによる触媒等のメタロセン錯体とアルモキサンとの組み合わせによる触媒、すなわち、メタロセン触媒を使用して重合してなるエチレン−α・オレフィン共重合体のフィルムないしシ−トを使用することができる。
メタロセン触媒は、現行の触媒が、活性点が不均一でマルチサイト触媒と呼ばれているのに対し、活性点が均一であることからシングルサイト触媒とも呼ばれているものである。
具体的には、三菱化学株式会社製の商品名「カ−ネル」、三井石油化学工業株式会社製の商品名「エボリュ−」、米国、エクソン・ケミカル(EXXON CHEMICAL)社製の商品名「エクザクト(EXACT)」、米国、ダウ・ケミカル(DOW CHEMICAL)社製の商品名「アフィニティ−(AFFINITY)、商品名「エンゲ−ジ(ENGAGE)」等のメタロセン触媒を用いて重合したエチレン−α・オレフィン共重合体のフィルムを使用することができる。
そのフィルムないしシ−トとしては、単層ないし多層で使用することができ、その厚さとしては、5μmないし300μm位、好ましくは、10μmないし100μm位が望ましい。
本発明において、上記のようなヒ−トシ−ル性を有する樹脂のフィルムとして、メタロセン触媒を用いて重合したエチレン−α・オレフィン共重合体のフィルムないしシ−トを使用する場合には、袋体を製造するときに、低温ヒ−トシ−ル性が可能であるという利点を有するものである。
【0030】
次に、本発明において、オ−バ−コ−ト層としては、基材フィルムの上を全面的に被覆し、例えば、基材フィルムの上に形成した印刷模様層を保護すると共に、更に、該基材フィルムの機能、作用等を補助ないし補強する役目を奏するものであり、例えば、基材フィルムの上に、樹脂をビヒクルの主成分とする水性樹脂組成物を塗布することにより、あるいは、基材フィルムの上に、前述の水性接着剤による水性接着剤層、水性アンカ−コ−ト剤による水性アンカ−コ−ト剤層または無溶剤型接着剤による無溶剤型接着剤層を介して、樹脂のフィルムを積層することによって、オ−バ−コ−ト層を形成することができるものである。
【0031】
上記において、樹脂をビヒクルの主成分とする水性樹脂組成物としては、前述の溶解型の樹脂、あるいは、エマルジョン型の樹脂、あるいは、ハイドロゾル型の樹脂、その他の樹脂を同様に使用し、その一種ないしそれ以上をベヒクルの主成分とし、これに,ワックス類、分散剤、消泡剤、レベリング剤、安定剤、充填剤、潤滑剤、滑剤、その他等の添加剤を任意に添加し、水等からなる溶剤を使用してミキサ−等を使用して十分に混練してなる水溶液型、エマルジョン型、あるいは、ハイドロゾル型の水性樹脂組成物を使用することができる。
上記の水性樹脂組成物の塗布法としては、例えば、グラビアコ−ト法、リバ−スロ−ルコ−ト法、ナイフコ−ト法、キスコ−ト法、その他等の方法で塗布することができ、その膜厚としては、乾燥状態で、1〜100μm位、好ましくは、1〜10μm位が望ましい。
【0032】
次にまた、上記において、水性接着剤、水性アンカ−コ−ト剤、あるいは、無溶剤型接着剤等は、前述において例示した材料、形成法等を同様に使用することができる。
また、水性接着剤層、水性アンカ−コ−ト剤層、あるいは無溶剤型接着剤層等を介して積層する樹脂のフィルムとしては、例えば、前述の強度に優れた樹脂のフィルムないしシ−ト、あるいは、ヒ−トシ−ル性樹脂層を構成するヒ−トシ−ル性樹脂のフィルム、その他等の各種の樹脂のフィルムないしシ−トを使用することができる。
上記の樹脂のフィルムとしては、具体的には、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸またはメタクリル酸共重合体、メチルペンテンポリマ−、ポリブテン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリアクリルニトリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS系樹脂)、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン共重合体(ABS系樹脂)、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、ポリビニルアルコ−ル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物、フッ素系樹脂、ジエン系樹脂、ポリアセタ−ル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ニトロセルロ−ス、その他等の各種の樹脂のフィルムを使用することができる。
而して、本発明において、上記の樹脂のフィルムとしては、膜厚が厚過ぎると、そのコストを高めることになり、また、膜厚が薄すぎると、オ−バ−コ−ト層としての機能が薄れるという問題点があり、約3〜30μm位、好ましくは、約5〜20μm位が望ましい。
【0033】
ところで、通常、包装用容器は、物理的にも化学的にも過酷な条件におかれることから、包装用容器を構成する積層材には、厳しい包装適性が要求され、変形防止強度、落下衝撃強度、耐ピンホ−ル性、耐熱性、密封性、品質保全性、作業性、衛生性、その他等の種々の条件が要求され、このために、本発明においては、上記のような材料の他に、上記のような諸条件を充足するその他の材料を任意に使用することができ、具体的には、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸またはメタクリル酸共重合体、メチルペンテンポリマ−、ポリブテン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリアクリルニトリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS系樹脂)、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン共重合体(ABS系樹脂)、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、ポリビニルアルコ−ル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物、フッ素系樹脂、ジエン系樹脂、ポリアセタ−ル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ニトロセルロ−ス、その他等の公知の樹脂のフィルムないしシ−トから任意に選択して使用することができる。
その他、例えば、セロハン等のフィルム、合成紙等も使用することができる。
本発明において、上記のフィルムないしシ−トは、未延伸、一軸ないし二軸方向に延伸されたもの等のいずれのものでも使用することができる。
また、その厚さは、任意であるが、数μmから300μm位の範囲から選択して使用することができる。
更に、本発明においては、フィルムないしシ−トとしては、押し出し成膜、インフレ−ション成膜、コ−ティング膜等のいずれの性状の膜でもよい。
【0034】
次に、本発明において、バリア−性基材層、および、ヒ−トシ−ル性樹脂層の代替えとして使用することができるバリア−性蒸着膜を有するヒ−トシ−ル性樹脂層としては、例えば、前述のヒ−トシ−ル性樹脂層を構成する樹脂のフィルムないしシ−トの上に、酸素、水蒸気等に対するバリア−材として、例えば、アルミニウム、酸化ケイ素、酸化アルミニウム等の金属、無機酸化物等を使用し、それらによる蒸着膜を形成してなるバリア−性蒸着膜を有するヒ−トシ−ル性樹脂層を使用することができる。
上記において、バリア−性蒸着膜としては、前述のバリア−性基材において例示した材料、形成法等を同様に適用することができる。
また、上記において、ヒ−トシ−ル性樹脂層としては、前述のヒ−トシ−ル性樹脂層において例示した材料、形成法等を同様に使用することができる。
【0035】
次に、上記の本発明において、上記のような材料を使用して積層体を製造する方法について説明すると、かかる方法としては、通常の包装材料を製造するときに使用するラミネ−ト法、例えば、ウエットラミネ−ション法、ドライラミネ−ション法、無溶剤ラミネ−ション法、押し出しラミネ−ション法、共押し出しラミネ−ション法、その他の方法等で行うことができる。
而して、本発明においては、上記の積層を行う際に、必要ならば、例えば、基材フィルムの表面を、コロナ処理、オゾン処理、フレ−ム処理等の前処理をフィルムに施すことができる。
また、上記において、押し出しラミネ−トするときには、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン、ポリプロピレ、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマ−、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂をアクリル酸、メタクリル酸、無水マレイン酸、フマ−ル酸、その他等の不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレフィン系樹脂等を押し出しラミネ−ト用樹脂として使用することができる。
【0036】
次に、本発明において、上記の積層材を使用して製造する包装用袋について説明すると、かかる包装用袋は、上記のような積層材を使用し、そのヒ−トシ−ル性樹脂層の面を対向して重ね合わせ、しかる後、その周辺端部をヒ−トシ−ルして外周シ−ル部を形成して、本発明にかかる包装用袋を製造することができる。
なお、本発明においては、包装用袋の内面であり、かつ、該開口部の下部の部分に、繰返嵌合可能なチャックテ−プを設けた構成からなる包装用袋も製造することができるものである。
而して、その製袋方法としては、上記のような積層材を、折り曲げるかあるいは重ね合わせて、その内層の面を対向させ、更にその周辺端部を、例えば、側面シ−ル型、二方シ−ル型、三方シ−ル型、四方シ−ル型、封筒貼りシ−ル型、合掌貼りシ−ル型(ピロ−シ−ル型)、ひだ付シ−ル型、平底シ−ル型、角底シ−ル型、その他等のヒ−トシ−ル形態によりヒ−トシ−ルして、本発明にかかる種々の形態からなる包装用袋を製造することができる。
その他、例えば、自立性包装用袋(スタンディングパウチ)等も可能である。
上記において、ヒ−トシ−ルの方法としては、例えば、バ−シ−ル、回転ロ−ルシ−ル、ベルトシ−ル、インパルスシ−ル、高周波シ−ル、超音波シ−ル等の公知の方法で行うことができる。
【0037】
次に、本発明においては、上記で製造した包装用袋の開口部から、例えば、スナック菓子、キャンディ−、チョコレ−ト、飴、その他等の菓子類、を充填し、しかる後その開口部をヒ−トシ−ルして上端シ−ル部を形成して、本発明にかかる包装菓子類を製造することができる。
而して、上記の包装菓子類は、包装用袋を構成する積層材として、水性インキ組成物、水性接着剤、水性アンカ−コ−ト剤、無溶剤型接着剤等を使用して、印刷模様層、接着剤層等を形成していることから、積層材中に有機溶剤等が残留することなく、従って、その保存・流通段階等において、内容物である菓子類に有機溶剤等が発散し、移行することがなく、溶剤臭等を皆無にすることができ、食品衛生上、極めて良好な包装菓子類を製造することができるものである。
【0038】
【実施例】
次に本発明について実施例を挙げて更に詳しく本発明を説明する。
実施例1
まず、水溶性アクリル樹脂と水溶性ポリウレタン樹脂とからなるウレタンアクリルエマルジョン15重量%、顔料(酸化チタン)15重量%、水50重量%、エタノ−ル10重量%、N−プロピルアルコ−ル10重量%、その他、潤滑剤、消泡剤、ポリエチレンワックス、pH調整剤等の添加剤の若干量等をミキサ−で十分に混練して水性インキ組成物を調整し、該水性インキ組成物を使用し、グラビア印刷方式で、厚さ12μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムの裏面に、所望の印刷模様層を形成した。
次に、該印刷模様層を含む2軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムの裏面に、2液硬化型水性接着剤(東洋モ−トン株式会社製、商品名、ADW−615/CAT−EP5)を使用し、これをグラビアコ−ト方式で塗布して、約3g/m2 (乾燥状態)の水性接着剤層を形成し、しかる後、該水性接着剤層面に、厚さ7μmのアルミニウム箔をドライラミネ−トし、更に、該アルミニウム箔の面に、上記と同様に、2液硬化型水性接着剤(東洋モ−トン株式会社製、商品名、AD−W615/CAT−EP5)を使用し、これをグラビアコ−ト方式で塗布して、約3g/m2 (乾燥状態)の水性接着剤層を形成し、しかる後、該水性接着剤層面に、厚さ30μmの未延伸ポリプロピレンフィルムをドライラミネ−トして、本発明にかかる積層材を製造した。
次に、上記で製造した積層材を、その未延伸ポリプロピレンフィルム面を対向させて重ね合わせ、しかる後、その三方の周辺端部をヒ−トシ−ルして、三方シ−ル型の包装用袋を製造した。
次いで、上記で製造した包装用袋内にスナック菓子を充填し、しかる後、その開口部をヒ−トシ−ルして上端シ−ル部を形成して包装菓子類を製造した。
上記の包装菓子類について、通常の貯蔵、流通を経て、しかる後、それを開封してスナック菓子を食したところ、包装用袋を構成する積層材からの溶剤臭は、皆無であった。
【0039】
実施例2
まず、水溶性アクリル酸共重合体エマルジョン15重量%、顔料(フタロシアニンブル−)15重量%、水50重量%、エタノ−ル10重量%、N−プロピルアルコ−ル10重量%、その他、潤滑剤、消泡剤、ポリエチレンワックス、pH調整剤等の添加剤の若干量等をミキサ−で十分に混練して水性インキ組成物を調整し、該水性インキ組成物を使用し、グラビア印刷方式で、厚さ20μmの2軸延伸ポリプロピレンフィルムの裏面に、所望の印刷模様層を形成した。
次に、該印刷模様層を含む2軸延伸ポリプロピレンフィルムの裏面に、2液硬化型水性接着剤(東洋モ−トン株式会社製、商品名、ADW−615/CAT−EP5)を使用し、これをグラビアコ−ト方式で塗布して、約3g/m2 (乾燥状態)の水性接着剤層を形成し、しかる後、該水性接着剤層面に、酸化ケイ素の蒸着膜を有する厚さ12μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルム、その蒸着面を水性接着剤層の面に対向させてドライラミネ−トし、更に、上記の2軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルム面に、水性ポリエチレンイミン系アンカ−コ−ト剤を使用し、これをグラビアコ−ト方式で塗布して、約1g/m2 (乾燥状態)のアンカ−コ−ト層を形成し、しかる後、該アンカ−コ−ト剤層面に、低密度ポリエチレンを使用し、これを溶融押し出ししながら、厚さ20μmの未延伸ポリプロピレンフィルムをドライラミネ−トして、本発明にかかる積層材を製造した。
次に、上記で製造した積層材を、その無延伸ポリプロピレンフィルム面を対向させて重ね合わせ、しかる後、その三方の周辺端部をヒ−トシ−ルして、三方シ−ル型の包装用袋を製造した。
次いで、上記で製造した包装用袋内にクッキィ−菓子を充填し、しかる後、その開口部をヒ−トシ−ルして上端シ−ル部を形成して包装菓子類を製造した。
上記の包装菓子類について、通常の貯蔵、流通を経て、しかる後、それを開封して、クッキィ−菓子を食したところ、包装用袋を構成する積層材からの溶剤臭は、皆無であった。
なお、上記において、水性エチレンイミン系アンカ−コ−ト剤を使用する代わりに、水分散可能なポリウレタン系アンカ−コ−ト剤(武田薬品工業株式会社製、商品名、タケラックAW−605/タケネ−トAW−725)を使用し、それ以外は、上記の実施例と同様して、同様な結果を得た。
【0040】
実施例3
上記の実施例1と同様に、まず、水溶性アクリル樹脂と水溶性ポリウレタン樹脂とからなるウレタンアクリルエマルジョン15重量%、顔料(酸化チタン)15重量%、水50重量%、エタノ−ル10重量%、N−プロピルアルコ−ル10重量%、その他、潤滑剤、消泡剤、ポリエチレンワックス、pH調整剤等の添加剤の若干量等をミキサ−で十分に混練して水性インキ組成物を調整し、該水性インキ組成物を使用し、グラビア印刷方式で、厚さ12μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムの裏面に、所望の印刷模様層を形成した。
次に、該印刷模様層を含む2軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムの裏面に、2液硬化型水性接着剤(東洋モ−トン株式会社製、商品名、ADW−615/CAT−EP5)を使用し、これをグラビアコ−ト方式で塗布して、約3g/m2 (乾燥状態)の水性接着剤層を形成し、しかる後、該水性接着剤層面に、厚さ15μmのナイロンフィルムをドライラミネ−トした。
次に、上記のナイロンフィルムの面に、上記と同様に、2液硬化型水性接着剤(東洋モ−トン株式会社製、商品名、ADW−615/CAT−EP5)を使用し、これをグラビアコ−ト方式で塗布して、約3g/m2 (乾燥状態)の水性接着剤層を形成し、しかる後、該水性接着剤層面に、厚さ30μm未延伸ポリプロピレンフィルムをドライラミネ−トして、本発明にかかる積層材を製造した。
次に、上記で製造した積層材を、その無延伸ポリプロピレンフィルム面を対向させて重ね合わせ、しかる後、その三方の周辺端部をヒ−トシ−ルして、三方シ−ル型の包装用袋を製造した。
次いで、上記で製造した包装用袋内に飴玉を充填し、しかる後、その開口部をヒ−トシ−ルして上端シ−ル部を形成して、包装菓子類を製造した。
上記の包装菓子類について、通常の貯蔵、流通を経て、しかる後、それを開封して飴玉を食したところ、包装用袋を構成する積層材からの溶剤臭は、皆無であった。
【0041】
参考例1
まず、水溶性アクリル樹脂と水溶性ポリウレタン樹脂とからなるウレタンアクリルエマルジョン15重量%、顔料(酸化チタン)15重量%、水50重量%、エタノ−ル10重量%、N−プロピルアルコ−ル10重量%、その他、潤滑剤、消泡剤、ポリエチレンワックス、pH調整剤等の添加剤の若干量等をミキサ−で十分に混練して水性インキ組成物を調整し、該水性インキ組成物を使用し、グラビア印刷方式で、厚さ20μmの2軸延伸ポリプロピレンフィルムの裏面に、所望の印刷模様層を形成した。
次に、該印刷模様層を含む2軸延伸ポリプロピレンフィルムの裏面に、2液硬化型水性接着剤(東洋モ−トン株式会社製、商品名、AD−W615/CAT−EP5)を使用し、これをグラビアコ−ト方式で塗布して、約3g/m2 (乾燥状態)の水性接着剤層を形成し、しかる後、該水性接着剤層面に、アルミニウム蒸着膜を有する厚さ25μmの無延伸ポリプロピレンフィルムを、そのアルミニウム蒸着膜面を水性接着剤層面に対向させてドライラミネ−トして、積層材を製造した。
次に、上記で製造した積層材を、その無延伸ポリプロピレンフィルム面を対向させて重ね合わせ、しかる後、その三方の周辺端部をヒ−トシ−ルして、三方シ−ル型の包装用袋を製造した。
次いで、上記で製造した包装用袋内にスナック菓子を充填し、しかる後、その開口部をヒ−トシ−ルして上端シ−ル部を形成して包装菓子類を製造した。
上記の包装菓子類について、通常の貯蔵、流通を経て、しかる後、それを開封して、スナック菓子を食したところ、包装用袋を構成する積層材からの溶剤臭は、皆無であった。
【0042】
参考例2
まず、水溶性アクリル酸共重合体エマルジョン15重量%、顔料(フタロシアニンブル−)15重量%、水50重量%、エタノ−ル10重量%、N−プロピルアルコ−ル10重量%、その他、潤滑剤、消泡剤、ポリエチレンワックス、pH調整剤等の添加剤の若干量等をミキサ−で十分に混練して水性インキ組成物を調整し、該水性インキ組成物を使用し、グラビア印刷方式で、厚さ20μmの2軸延伸ポリプロピレンフィルムの裏面に、所望の印刷模様層を形成した。
次に、該印刷模様層を含む2軸延伸ポリプロピレンフィルムの裏面に、水性エチレンイミン系アンカ−コ−ト材を使用し、これをグラビアコ−ト方式で塗布して、約1g/m2 (乾燥状態)のアンカ−コ−ト剤層を形成し、しかる後、該アンカ−コ−ト剤層面に、エチレン−メタクリル酸共重合体を押し出しながら、アルミニウム蒸着膜を有する厚さ25μmの無延伸ポリプロピレンフィルムを、そのアルミニウム蒸着膜面をアンカ−コ−ト剤層面に対向させて押し出しラミネ−トして、積層材を製造した。
次に、上記で製造した積層材を、その無延伸ポリプロピレンフィルム面を対向させて重ね合わせ、しかる後、その三方の周辺端部をヒ−トシ−ルして、三方シ−ル型の包装用袋を製造した。
次いで、上記で製造した包装用袋内にスナック菓子を充填し、しかる後、その開口部をヒ−トシ−ルして上端シ−ル部を形成して包装菓子類を製造した。
上記の包装菓子類について、通常の貯蔵、流通を経て、しかる後、それを開封して、スナック菓子を食したところ、包装用袋を構成する積層材からの溶剤臭は、皆無であった。
【0043】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明は、包装材料を構成する印刷模様層、接着剤層等を水性インキ組成物、あるいは、水性接着剤等を使用して形成することに着目し、まず、少なくとも、基材フィルムと、該基材フィルムの表面、裏面またはその両面に設けた水性インキ組成物による印刷模様層と、水性接着剤による水性接着剤層、水性アンカ−コ−ト剤層または無溶剤型接着剤による無溶剤型接着剤層と、バリア−性基材層と、水性接着剤による水性接着剤層、水性アンカ−コ−ト剤による水性アンカ−コ−ト剤層または無溶剤型接着剤による無溶剤型接着剤層と、ヒ−トシ−ル性樹脂層とを順次に積層してなる積層材を製造し、更に、該積層材を使用して、そのヒ−トシ−ル性樹脂層の面を対向させて重ね合わせ、その周辺端部をヒ−トシ−ルしてシ−ル部を形成して包装用袋を製造し、而して、該包装用袋内に菓子を充填包装して包装菓子類を製造して、例えば、印刷後、乾燥放出される溶剤による大気汚染等の公害問題、引火性溶剤を扱うための防災上の問題、溶剤を扱う作業環境の問題、省資源化の問題、内容物への影響、コスト高等の経済性の問題、その他等の種々の問題点を改善、改良すると共に、特に、残留有機溶剤等による内容物である菓子類への影響を皆無にした包装菓子類を製造し得ることができるというものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる積層材の層構成を示す概略的断面図である。
【図2】本発明にかかる積層材の層構成を示す概略的断面図である。
【図3】本発明にかかる積層材の層構成を示す概略的断面図である。
【図4】本発明にかかる積層材の層構成を示す概略的断面図である。
【図5】本発明にかかる積層材の層構成を示す概略的断面図である。
【図6】本発明にかかる積層材の層構成を示す概略的断面図である。
【図7】図1に示す積層材を使用した本発明にかかる包装用袋の構成を示す概略的斜視図である。
【図8】図7に示す包装用袋内に内容物を充填包装した包装菓子類の一例を示す概略的平面図である。
【符号の説明】
1 基材フィルム
2 印刷模様層
2a 印刷模様層
3 水性接着剤層
3a 水性アンカ−コ−ト剤層
4 バリア−性基材層
4a バリア−性蒸着膜
5 ヒ−トシ−ル性樹脂層
5a ヒ−トシ−ル性樹脂層
6 オ−バ−コ−ト層
6a 樹脂のフィルム
7 外周シ−ル部
8 菓子
9 上端シ−ル部
A 積層材
B 積層材
C 積層材
D 積層材
E 積層材
F 積層材
G 包装用袋
H 包装菓子類

Claims (2)

  1. 少なくとも、基材フィルムと、該基材フィルムの裏面に設けた水性インキ組成物による印刷模様層と、2液硬化型水性接着剤による水性接着剤層と、バリア−性基材層と、2液硬化型水性接着剤による水性接着剤層と、ヒ−トシ−ル性樹脂層とを順次に積層してなる積層材を使用し、該積層材のヒ−トシ−ル性樹脂層の面を対向して重ね合わせ、その周辺端部に外周シ−ル部を設けた包装用袋内に、菓子を充填包装してなることを特徴とする包装菓子類。
  2. 少なくとも、基材フィルムと、該基材フィルムの裏面に設けた水性インキ組成物による印刷模様層と、2液硬化型水性接着剤による水性接着剤層と、バリア−性基材層と、水性ポリエチレンイミン系アンカ−コ−ト剤による水性アンカ−コ−ト剤層と、溶融押出樹脂層と、ヒ−トシ−ル性樹脂層とを順次に積層してなる積層材を使用し、該積層材のヒ−トシ−ル性樹脂層の面を対向して重ね合わせ、その周辺端部に外周シ−ル部を設けた包装用袋内に、菓子を充填包装してなることを特徴とする包装菓子類。
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