JP4217936B2 - 流体抜き防虫構造体、及びこれを備えている電子機器 - Google Patents

流体抜き防虫構造体、及びこれを備えている電子機器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水やガス等の流体が発生する又は溜まる筐体内から、この流体を排出する一方で、虫等の侵入を防ぐ流体抜き防虫構造体、及びこれを備えている電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、防水や防虫対策を施した電子機器としては、例えば、特開平7−59124号公報に記載されたものがある。
【0003】
この電子機器は、筐体本体内に、バッテリを収納するバッテリボックスを別途設け、このバッテリボックスの扉に複数のルーバーを設けて、バッテリから発生する水素ガスを逃がす一方で、複数のルーバーの隙間から雨水等が侵入するのを防ぐために、複数のルーバーの外側に遮蔽板を設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術では、筐体内部にバッテリボックスを配したり、複数のルーバーの外側に遮蔽板を設ける、といった二重壁構造で、防水対策等を施しているため、筐体全体が大型化する上に、構造が複雑になりコストが嵩むという問題点がある。さらに、ルーバーの間から虫が侵入する恐れがあると共に、横風が激しい場合には、雨水も浸入する恐れがあるという問題点がある。
【0005】
本発明は、以上のような従来の問題点に着目してなされたもので、虫や雨水等を侵入を防ぐと共に、筐体の大型化や製造コスト増加を抑えることができる流体抜き防虫構造体、及びこれを備えている電子機器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための液体抜き防虫構造体は、
筐体内から外部へ向って貫通し、且つ所定のサイズの虫が侵入できない大きさの複数の貫通孔が形成されていると共に、
複数の前記貫通孔の間に、筐体内部側に向って突出し且つ先端が鋭角に尖った複数の突起部が形成されている、ことを特徴とするものである。
【0007】
ここで、前記流体抜き防虫構造体において、
前記突起部は、角錐又は円錐形状を成している場合、該突起部は、前記貫通孔の筐体内部側の縁から形成されていることが好ましい。
【0008】
また、以上の各流体抜き防虫構造体において、
複数の前記貫通孔の筐体外側を覆いつつ、筐体内からの前記流体が該貫通孔を介して排出させるための隙間が確保されている屋根を有していてもよい。
【0009】
また、以上の各流体抜き防虫構造体において、
前記突起部の先端の内角は、45°未満であることが好ましい。
【0010】
また、前記目的を達成するための電子機器は、
電子機器筐体に、以上のいずれかの流体抜き防虫構造体が設けられている、ことを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明に係る電子機器の各種実施形態について説明する。
【0012】
まず、図1〜図9を用いて、本発明に係る第一の実施形態としての電子機器について説明する。
【0013】
本実施形態の電子機器は、図1に示すように、予備電源としてのバッテリ90と、電子回路ボックス91と、これらを覆う筐体100と、を備えている。
【0014】
筐体100は、直方体形状を成す筐体本体10と、扉20と、筐体本体10と扉20とを連結する蝶番19と、を有している。筐体本体10は、天板11と底板12と両側板13,13と背板14と仕切板15,16を有して構成されている。筐体本体10内を仕切る仕切板15,16としては、上仕切板15と下仕切板16の二つある。筐体本体10内は、これらの仕切板15,16により、上室30、中室31、下室32の三室に仕切られている。上室30内にはバッテリ90が配され、中室31には電子回路ボックス91や各種コネクタ92,93等が配され、下室32には外部からのケーブル60が接続される端子台94等が配されている。
【0015】
扉20は、筐体100の正面板を成す扉板21と、筐体本体10の正面側の縁との間の機密性を高めるために扉板21に埋め込まれているパッキン22と、扉板21が筐体本体10の開口を塞いでいる状態を維持するためのロック23と、を有している。パッキン22は、扉板21で筐体本体10の開口を塞いでいる状態で、天板11の正面側面、両側板13,13の正面側面、底板12の正面側面と接触し得る位置に設けられている。
【0016】
底板12の一部は、外部からのケーブル60を下室32内に導くためのグロメット70で形成されている。このグロメット70は、図2に示すように、ゴムで形成されており、ケーブル60を下室32内に導き易いようにするために、筐体本体10内の方向へ向うに連れて縮径されているガイド部72と、このガイド部72の上側に位置し、筐体本体10内と外部とを仕切る薄膜部71と、が形成されている。このガイド部72及び薄膜部71は、ケーブル60の想定本数分だけ、形成されている。筐体本体10内にケーブル60を導く際には、このグロメット70の薄膜部71にケーブル60の端部を押し当てて、この薄膜部71を破ってから、ケーブル60の端部を下室32内に入れる。ケーブル60の端部は、図1に示すように、下室32内の端子台94に接続される。この端子台94は、ケーブル61により、中室31に設けられているコネクタ93と接続されている。下室32と中室31との間を仕切る仕切板16には、防水クランプ80が設けれており、端子台94とコネクタ93とを電気的に接続するケーブル61は、この防水クランプ80を通っている。このため、ケーブル61は、下室32から中室31へ貫通しているものの、両室32,31間の機密性は保たれている。
【0017】
グロメット70は、ケーブル60を筐体100内に導入する際の作業が容易であるため、比較的頻繁に、ケーブル接続作業を行う電子機器の筐体の一部として利用されることが多い。また、このグロメット70は、簡単な構造で低コストであるにもかかわらず、ケーブルの複数の線径に対応して、薄膜部71が破れるため、筐体内と外部との間の機密性を比較的保つことができる。さらに、ケーブル60を底板12側から導くようにしているため、グロメット70の破れた薄膜部71とケーブル60との僅かな隙間から、雨水等が侵入し難い構造になっている。
【0018】
しかしながら、風雨が強い日には、ケーブル60を伝わって、グロメット70の破れた薄膜部71とケーブル60との僅かな隙間から、雨水等が下室32内に侵入してしまうことがある。また、図3に示すように、筐体100を横倒しにして設置するような場合には、あまり風雨が強くなくても、雨水等が下室32内に侵入してしまうことがある。
【0019】
筐体本体10内に入った雨水等を排出するためには、底板12に、排水孔を形成すると良いが、単純に排水孔を形成すると、この排水孔から、逆に雨水や虫が侵入してしまう。そこで、本実施形態では、図3及び図8に示すように、底板12の四隅近傍に流体抜き防虫構造体110を設けている。この水抜き防虫構造体110に関しては、後に詳細に説明する。
【0020】
上室30内に設けられているバッテリ90には、ケーブル62の一方の端部が接続されている。このケーブル62は、上室30と中室31とを仕切る仕切板15に設けられている防水クランプ81に通されて、その他端が中室31内のコネクタ92に接続されている。ケーブル62は、上室30から中室31へ貫通しているものの、仕切板15に設けられている防水クランプ80に通されているため、両室30,31間の機密性は保たれている。
【0021】
上室30内のバッテリ90は、充電時に水素ガスを発生するものである。このため、上室30には、排気孔を設ける必要があるが、単純に排気孔を形成すると、この排気孔から、逆に雨水や虫が侵入してしまう。そこで、本実施形態では、天板11に二つのガス抜き防虫構造体120を設けている。この流体抜き防虫構造体120に関しては、後に詳細に説明する。
【0022】
次に、図4、図6〜図8を用いて、底板12に設けた水抜き防虫構造体110について説明する。
【0023】
本実施形態の水抜き防虫構造体110は、中空円筒111と、この円筒111の貫通部分を塞ぐように配されているプレート112と、を有している。プレート112には、図6及び図7に示すように、円筒111の貫通方向に貫通している角柱状の複数の貫通孔113が形成されている。なお、図7中でハッチングを施した部位は、貫通孔113を示している。また、複数の貫通孔113の間には、プレート112の一方の面上であって貫通孔113の縁から、複数の四角錘状の突起部114が形成されている。角柱状の貫通孔113の一辺の長さは、この貫通孔113から小さな蟻が出入りしないように、0.5mm未満にしている。また、四角錘状の突起部114の底辺の長さも、角柱状の貫通孔113の一辺の長さと同じ長さで、0.5mm未満である。四角錘状の突起部114の頂角θは、45°未満の40°にしている。
【0024】
本実施形態では、図3及び図8に示すように、以上のような構成を成す水抜き防虫構造体110を、突起部114が筐体内を向くように、且つ底板11の下室32側の面から、円筒111の上端が突出しないようにして、底板12の四隅に設けている。
【0025】
図6に示すように、0.5mm以上の虫等Aは、前述したように、角柱状の貫通孔113の一辺の長さが0.5mm未満であるため、この貫通孔113から筐体本体内に入り込むことはできない。
【0026】
筐体本体10の下室32に溜まった雨水等の液滴Wは、その表面張力により、直径数mmの球形状になるため、球形状のままでは貫通孔113を通過できない。そこで、本実施形態では、プレート112の筐体本体側に先端が尖っている突起部114を設け、この突起部114の先端で球形状の液滴を崩すことで、液が貫通孔113を通過できるようにしている。一方、プレート112の筐体外部側は、突起部が形成されておらず平坦であるため、球形状の液滴が貫通孔113を通過しようとしても、その形状が崩れないため、筐体外部側から液が貫通孔113を通過することはほとんど不可能である。
【0027】
すなわち、本実施形態では、筐体本体10内から液を排出するために、貫通孔113を設けているが、筐体本体10側からは液が排出され易い構造を成し、外部からは液が侵入し難い構造を成している。なお、この実施形態では、外部から液が侵入し難い構造として、プレート112の筐体外部側を平坦にしたが、本発明は、これに限定されるものではなく、プレート112の筐体外部側の形状は、球形状の液滴を崩すことのが可能な部位が無ければ、例えば、緩やかな凸状曲面であってもよく、さらには、積極的に、液滴が溜まり得るよう、複数の貫通孔の間に複数の凹部を形成してもよい。
【0028】
次に、天板11に設けたガス抜き防虫構造体120について、図5及び図9を用いて説明する。
【0029】
本実施形態のガス抜き防虫構造体120は、ガス抜きプラグ120aと、その上部を覆う屋根120bとを有している。ガス抜きプラグ120aは、図5に示すように、中空四角筒121と、この円筒121の貫通部分を塞ぐように配されているプレート122と、を有している。プレート122には、液抜き防虫構造体110と同様に、複数の貫通孔123と複数の突起部とが形成されている。なお、ガス抜きプラグ120aの筒121は、四角形状のものであるが、これは如何なる形状でもよく、前述した液抜き防虫構造体110と同様に円筒形状でもよい。また、逆に、液抜き防虫構造体110は、四角筒形状であってもよい。
【0030】
天板11には、図9に示すように、ガス抜きプラグ120aを取り付けるためのプラグ取付孔106が形成されている。天板11の外面であってプラグ取付孔106の周囲は、外部方向に突出した堰107で覆われている。ガス抜きプラグ120aは、このプラグ取付孔106に、突起部が上室30側を向くように取り付けられている。堰107は、天板11の外面を伝わり、ガス抜きプラグ120aとプラグ取付孔106との間から雨水等が入り込むのを防ぐために設けられている。屋根120bは、天板11及びガス抜きプラグ120aから僅かに離間した上方の位置に設けられている。
【0031】
このガス抜き防虫構造体120も、水抜き防虫構造体110と同様に、筐体本体内から液やガスを排出するために、貫通孔123を設けているが、貫通孔123の傍であって筐体本体側に突起部を設けているので、筐体本体側からは液や水素ガスが排出され易い構造を成し、外部からは液が侵入し難い構造を成している。なお、上室30内のバッテリ90から発生した水素ガスは、ガス抜きプラグ120aの貫通孔123を通り、プラグ120aと屋根0bとの間の隙間、及び屋根120bと天板11との間の隙間を通って、外部に排気される。
【0032】
このガス抜きプラグ120aも、以上で述べたように、外部から液が侵入し難い構造を成しているもの、このガス抜きプラグ120aは、天板11に設けられているため、ガス抜きプラグ120aのプレート122上に雨水等が溜まり、何らかの振動により、貫通孔123から上室30内に雨水等が侵入する恐れがある。そこで、ガス抜きプラグ120aのプレート122上に雨水等が溜まるのを防ぐために、屋根120bを設けている。
【0033】
以上のように、本実施形態では、液抜き防虫構造体110やガス抜き防虫構造体120という、非常にシンプルで且つ小さな構造体で、雨水や虫等の侵入を防ぎつつ、筐体内の液やガス等の排出を図っているので、筐体の大型化や製造コストの増加を抑えることができる。
【0034】
さらに、本実施形態では、筐体本体10内を、高い機密性を要する中室31と、あまり機密性を要しない上室30及び下室32とに分け、あまり機密性を要しない上室30及び下室32に対しては、雨水等の侵入の恐れがあるという設計上の欠点を受け入れるつつも、液やガス等を排出し易い構造にして、中室31のみの機密性を高めているので、筐体自体の構造も簡単になり、この面からも製造コストを抑えることができる。
【0035】
次に、図10を用いて、本発明に係る第二の実施形態としての流体抜き防虫構造体について説明する。
【0036】
この実施形態の流体抜き防虫構造体130も、以上の実施形態と同様に、複数の貫通孔133及び突起部134が形成されているプレート132を有している。但し、この実施形態の突起部134は、プレート132上で貫通孔133の縁133aから僅かに離れた位置から形成されている。このように、貫通孔133の縁133aと突起部134の縁134aとの間に距離があると、この間に液体が溜まり、貫通孔133からの液の排出を妨げる恐れがあるので、貫通孔133の径を比較的大き目に設定する必要がある。
【0037】
次に、図11及び図12を用いて、本発明に係る第三及び第四の実施形態としての流体抜き防虫構造体について説明する。なお、図11及び図12は、いずれも流体抜き防虫構造体の要部平面図で、貫通孔にハッチングを施している。
【0038】
第三の実施形態としての流体抜き防虫構造体140は、図11に示すように、複数の三角柱状の貫通孔143と複数の三角錐状の突起部144が形成されているプレート142を有しているものである。
【0039】
また、第四の実施形態としての流体抜き防虫構造体150は、図12に示すように、複数の円柱状の貫通孔153と複数の円錐状の突起部154が形成されているプレート152を有しているものである。
【0040】
以上のように、本発明において、突起部の形状は、先端が尖っていれば、円錐状であっても角錐状であってもよい。また、貫通孔の形状も、角柱状であっても円柱状であってもよい。
【0041】
また、以上の各種実施形態において、貫通孔及び突起部が形成されているプレートは、金属、樹脂、セラミックス等のいずれで形成してもよいが、好ましくは、プレートの筐体内側の表面及び貫通孔内面は、界面活性の高い物質で形成され、プレートの筐体外側の表面は、界面活性の低い物質で形成されていることが望ましい。これは、筐体内側からの液体の排出率を高め、筐体外側からの液体の侵入率を低下させるためである。このように、界面活性の高い部位と低い部位を設ける場合には、母材を界面活性の高い物質で形成し、界面活性を低くしたい部位に界面活性の低い薬品や塗料等を塗布するか、母材を界面活性の低い物質で形成し、界面活性を高くしたい部位に界面活性の高い薬品や塗料等を塗布するとよい。
【0042】
【発明の効果】
本発明によれば、筐体内から流体を排出するために貫通孔を設けているが、この貫通孔の径を所定の虫のサイズよりも小さくしているので、貫通孔から虫が侵入するのを防ぐことができる。しかも、筐体内側であって複数の貫通孔の間に突起部を設け、表面張力により球形状になった液体の形状を崩すようにしているので、液体は、筐体内側からは貫通孔を通って排出され易くなっている。
【0043】
また、本発明では、貫通孔と突起部との組み合わせてという、非常に簡単な構造で、流体抜き防虫構造を実現しているので、筐体の大型化や製造コストの増加を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第一の実施形態における電子機器の斜視図である。
【図2】本発明に係る第一の実施形態における電子機器筐体の底部側の断面図である。
【図3】本発明に係る第一の実施形態における横倒し状態の電子機器の斜視図である。
【図4】本発明に係る第一の実施形態における水抜き防虫構造体の斜視図である。
【図5】本発明に係る第一の実施形態におけるガス抜き防虫構造体の斜視図である。
【図6】本発明に係る第一の実施形態における水抜き防虫構造体の断面図である。
【図7】本発明に係る第一の実施形態における水抜き防虫構造体の要部平面図である。
【図8】本発明に係る第一の実施形態における電子機器筐体の底部側の断面図である。
【図9】本発明に係る第一の実施形態における電子機器筐体の天部側の断面図である。
【図10】本発明に係る第二の実施形態における液体抜き防虫構造体の要部断面図である。
【図11】本発明に係る第三の実施形態における液体抜き防虫構造体の要部平面図である。
【図12】本発明に係る第四の実施形態における液体抜き防虫構造体の要部平面図である。
【符号の説明】
10…筐体本体、11…天板、12…底板、15,16…仕切板、20…扉、30…上室、31…中室、32…下室、60,61,62…ケーブル、70…グロメット、71…薄膜部、72…ガイド部、80…防水クランプ、90…バッテリ、91…電子回路ボックス、92,93…コネクタ、94…端子台、100…筐体、110,120,130,140,150…液体抜き防虫構造体、120a…ガス抜きプラグ、120b…屋根、112,122,132,142,152…プレート、113,123,133,143,153…貫通孔、114,124,134,144,154…突起部。

Claims (5)

  1. 流体が発生する又は溜まる筐体内から、該流体を排出する一方で、虫の侵入を防ぐ流体抜き防虫構造体において、
    前記筐体内から外部へ向って貫通し、且つ所定のサイズの虫が侵入できない大きさの複数の貫通孔が形成されていると共に、
    複数の前記貫通孔の間に、筐体内部側に向って突出し且つ先端が鋭角に尖った複数の突起部が形成されている、
    ことを特徴とする流体抜き防虫構造体。
  2. 請求項1に記載の流体抜き防虫構造体において、
    前記突起部は、角錐又は円錐形状を成し、
    角錐又は円錐形状を成している前記突起部は、前記貫通孔の筐体内部側の縁から形成されている、
    ことを特徴とする流体抜き防虫構造体。
  3. 請求項1及び2のいずれか一項に記載の流体抜き防虫構造体において、
    複数の前記貫通孔の筐体外側を覆いつつ、筐体内からの前記流体が該貫通孔を介して排出させるための隙間が確保されている屋根を有している、
    ことを特徴とする流体抜き防虫構造体。
  4. 筐体内部に液体が侵入する恐れがある、又は筐体内部でガスが発生する電子機器において、
    前記筐体には、請求項1から3のいずれか一項に記載の流体抜き防虫構造体が設けられている、
    ことを特徴とする電子機器。
  5. 請求項4に記載の電子機器において、
    前記筐体内が、機密性を要する気密室と機密性を要さない非気密室とに分けられ、
    前記流体抜き防虫構造体は、前記筐体の外部と前記非気密室とを仕切る筐体壁に設けられている、
    ことを特徴とする電子機器。
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