JP2011044104A - 煙検知器 - Google Patents

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浩 横田
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Abstract

【課題】簡単な構造で虫の侵入を効果的に防止できるようにした防虫網を備えた煙検知器を提供する。
【解決手段】防虫網10は、その一方の表面に縦溝11が、他方の表面に横溝12が形成され、縦溝11と横溝12とを交差させ、かつ縦溝11の溝底と横溝12の溝底とを連通させて、空気を流通させる孔部13を網目状に形成しており、縦溝11、横溝12の少なくとも一方は、溝幅が溝底から開口に向かって拡大した形状にしている。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気中の煙粒子を検知する検知部を備えた煙検知器の改良に関する。
従来、電池電源で作動する住宅用火災警報器が市販されているが、最近では、電池の長寿命化がなされ、中には10年程度の電池寿命を有するものもある。このように長期間使用される住宅用火災警報器、特に、空気中の煙粒子を検知する火災警報器では、検知部への小さな虫の侵入を可能な限り防止することが特に重要となる。
通常、検知部への虫の侵入の防止を目的に、小さな空気流通孔を多数形成した防虫網が検知部に被せられるが、そのような防虫網に関する従来技術として、次の特許文献1には、防虫剤の塗布可能な通気性のある化学繊維を用いた防虫網が記載されている。
特許3672777号公報
検知部への虫の侵入を効果的に防止するには、まず、防虫網の網目を小さくすることが考えられるが、そのようにすると、空気の流通性も同時に悪くしてしまうという問題がある。また、特許文献1のように、防虫網に防虫剤を塗布する構成では、防虫剤のためにコスト高になる、また防虫剤の効果が装置使用中に切れてしまう等の問題もある。
そこで、本発明は、簡単な構造で虫の侵入を効果的に防止できるようにした防虫網を備えた煙検知器を提供することを目的とする。
本発明による煙検知器は、空気中の煙粒子を検知する検知部と、前記検知部を囲んだ防虫網とを備えた煙検知器であって、前記防虫網は、その一方の表面に縦溝が、他方の表面に横溝が形成され、前記縦溝と前記横溝とを交差させ、かつ前記縦溝の溝底と前記横溝の溝底とを連通させて、空気を流通させる孔部を網目状に形成しており、前記縦溝、前記横溝の少なくとも一方は、溝幅が溝底から開口に向かって拡大した形状にしている。
そして、前記防虫網は、その内表面に前記縦溝が、外表面に前記横溝が形成されていることが望ましい。
本発明による煙検知器では、防虫網は、その一方の表面に縦溝が、他方の表面に横溝が形成され、これらの溝の交差位置で、縦溝の溝底と横溝の溝底とを連通させて、空気を流通させる孔部を網目状に形成し、更に、縦溝、横溝の少なくとも一方は、溝幅が溝底から開口に向かって拡大した形状にしている。従って、内表面から外表面まで開口寸法が一様な空気流通孔を形成した従来の防虫網とを比較すると、開口率が同一であっても、同じ開口寸法が外周部の厚み分連続して形成されていないことから、空気の流通性が良好になる。また、溝幅が溝底から開口に向かって拡大した形状を有しているので、溝の中に埃等が溜まりにくいという効果もある。
また、防虫網は、その内表面に縦溝が、外表面に横溝が形成されている構成では、防虫網を金型によって成形する場合、内側の金型を、縦溝に沿って縦方向に抜くことができ、また外側は、横割りの金型にできるので、一体成型が容易になる。
は、実施例における防虫網の部分断面図である。 は、実施例における検知部の分解斜視図である。 は、実施例における防虫網の部分横断面図である。 は、実施例の全体斜視図である。
以下、本発明を適用した煙検知器の実施例を図に従って説明する。実施例は、住宅用の火災警報器であって、電源電池によって作動し、空気中の煙粒子を検知して火災と判断すると火災警報を音声出力する基本機能を有している。なお、本発明は、火災受信機に接続される煙検知器等にも適用できる。
図1に示した防虫網10の部分破断図は、図2に記載している防虫網10の一部分10aを切り取って拡大したものである。図1、図2に示しているように、防虫網10は、合成樹脂等からなる有底または無底円筒形状の部材で、その外周部が網目状になっている。すなわち、その外周部の一方の表面には複数の縦溝11が、他方の表面には複数の横溝が形成され、各縦溝11と各横溝12との交差位置で、縦溝11の溝底と横溝12の溝底とを連通させて、空気を流通させる網目状の孔部13とした基本構造である。この網目状の孔部13の一つ一つが空気流通孔として、気流と共に煙粒子を通過させる。
縦溝11、横溝12は、いずれも溝幅が溝底から開口に向かって拡大した形状を有している。そのため、孔部13は、縦溝11の溝底と横溝12の溝底とを連通させた中間部が最も狭い開口寸法で、そこから、内側、外側のいずれに向かっても、開口寸法は拡大している。
換言すると、防虫網10は、一方の表面から厚みの半ばまでを縦組子11aで形成し、他方の表面から厚みの半ばまでを横組子12bで形成して、これら縦組子11aと、横組子12aとを、両者の交差位置で結合させた格子構造である。このとき、縦組子11a間の谷間が縦溝11、横組子12a間の谷間が横溝12であって、縦組子11a、予組子12aは、両者が結合する側を底辺とした三角形もしくは台形の断面形状を有する。
検知部14は、遮光しつつ空気を流通させるラビリンス壁14aの内側に、発光ダイオード等で構成された発光部14aと、ホトダイオード等で構成された受光部14cとを適宜配置した基本構造で、発光部14aから照射した光が煙粒子によって反射された反射光を、受光部14cで光電転換して検知信号として出力する仕組みである。検知部14は、上記の防虫網10によって囲われており、更に保護カバー19によって衝撃から保護されている。
図3は、防虫網10の部分的な横断面図で、縦溝11の断面形状を具体的に示している。図に示しているように、縦溝11の断面は逆台形であって、溝底の幅W1、開口の幅W2には、W1<W2の関係がある。これは、横溝12においても同様である。なお、縦溝11、横溝12の断面形状は特に制限はなく、溝底や側壁が曲面で構成されていてもよい。
なお、この実施例では、縦溝11、横溝12のいずれも、溝幅が溝底から開口に向かって広がった断面形状としている。しかしながら、いずれか一方のみを溝幅が溝底から開口に向かって拡大した形状とし、他方は、溝幅が溝底から開口まで一様な断面形状としてもよい。
このような本発明による防虫網10と、防虫壁の外周部に、内表面から外表面まで開口寸法が一様な空気流通孔を形成した従来の防虫網とを比較すると、開口率が同一であっても、本発明による防虫網10は、同じ開口寸法が外周部の厚み分連続して形成されていないことから、空気の流通性が良好になる。すなわち、本発明による防虫網10において、縦溝11の溝底と横溝12の溝底とを連通させた中間部で孔部13の開口寸法を従来のものと同一としておけば、防虫効果は同等となり、空気の流通性ではより優れたものになる。また、縦溝11、横溝12は、溝幅が溝底から開口に向かって広がった断面形状を有しているので、溝の中に埃等が溜まりにくいという効果もある。
また、この実施例では、防虫網10の外周部の内表面に縦溝11が、外表面に横溝12を形成しているが、このようにすれば、防虫網10を金型によって成形する場合、内側の金型を、縦溝11に沿って縦方向に抜くことができ、また外側は、横割りの金型にできるので、一体成型が容易になる。なお、防虫網10の製法は、これに限られず、縦溝11を成型した薄板材と、縦溝11を成型した薄板材とを貼り合わせてもよく、特に制限はない。
図4は、実施例の全体斜視図である。このように実施例は、回路基板を収容した本体部15と、空気中の煙粒子を検知する検知部14と、検知部14を囲う防虫網10とを備えている。本体部15には、CPUや音声回路等を実装した回路基板、スピーカ、電源電池等が収容されており、本体の表面には、警報停止操作を受け付ける操作ボタン16、装置の作動状態を示す表示ランプ17、スピーカに対応した音響孔18が設けられている。本体部15の中央部には、検知部14が突出して配置されており、検知部14には、上記防虫10網が被せられ、更に、保護カバー19がその外側を覆っている。
次いで、実施例の基本動作を簡単に説明する。実施例は、検知部14の作動を休止させて電力消費を抑制する待機モードと、検知部14を作動させて火災を監視する監視モードとを所定時間毎に繰り返すようになっている。例えば、待機モードは30秒、監視モードは1秒としてもよい。監視モードでは、発光部14bを所定回数発光させて煙粒子を検知し、測定した煙粒子の濃度が所定値を超えた回数等に基づいて、火災を判別する。そして、火災発生と判断した場合は、火災警報を出力開始すると共に、表示ランプ17を点灯状態にする。この火災警報は、操作ボタン16によって警報停止操作がなされるまで継続する。また、所定時間毎に電源電池の出力電圧を監視して、所定値を下回っていれば、表示ランプ17を点滅状態にして、電池交換を促す。
10 防虫網
11 縦溝
12 横溝
13 孔部
14 検知部

Claims (2)

  1. 空気中の煙粒子を検知する検知部と、前記検知部を囲んだ防虫網とを備えた煙検知器において、
    前記防虫網は、その一方の表面に縦溝が、他方の表面に横溝が形成され、前記縦溝と前記横溝とを交差させ、かつ前記縦溝の溝底と前記横溝の溝底とを連通させて、空気を流通させる孔部を網目状に形成しており、
    前記縦溝、前記横溝の少なくとも一方は、溝幅が溝底から開口に向かって拡大した形状にしていることを特徴とした煙検知器。
  2. 請求項1において、
    前記防虫網は、その内表面に前記縦溝が、外表面に前記横溝が形成されている煙検知器。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101482180B1 (ko) * 2013-06-28 2015-01-13 지멘스 주식회사 광전식 화재감지기

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