JP4216775B2 - おにぎり形成方法及びおにぎり成形機 - Google Patents

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Description

本発明は、おにぎり形成方法及びおにぎり成形機に関するものである。
従来、短時間で大量のおにぎりを形成可能としたおにぎり成形機では、平面視略三角形状に形成したおにぎり形成孔に所定量の米飯を送給し、その米飯を上下から適宜の押圧体で押圧することによっておにぎり形状を形成している(例えば、特許文献1参照。)。
特開平7−227230号公報
しかしながら、上記したおにぎり成形機で形成したおにぎりは、おにぎり形状とはなっているものの手で握ったおにぎりとは明らかに形状が異なっており、しかも不自然に硬い食感となっているために、かかるおにぎりを食する者にとっては大きな違和感を覚えることとなっていた。そのため、良質な素材を用いておにぎりを形成しても、おいしさを感じにくいものとしているという問題があった。
そこで、本発明者は、短時間で大量のおにぎりを形成可能としたおにぎり成形機でありながら、手で握ったかのように感じることができるおにぎりを形成可能とすべく研究開発を行い、本発明を成すに至ったものである。
本発明のおにぎり形成方法は、シート状に形成した米飯からなるシート状米飯を形成するステップと、シート状米飯を二つ折りにするステップと、二つ折りにした米飯シートを下側型と上側型とで押圧しておにぎり形状とするステップとからなるおにぎり形成方法であって、下側型には略楕円面状に凹部を形成し、上側型には略楕円錐面状に凹部を形成しておくことにより、下方に向けて膨出させた略楕円面状の下側面を有する下側部と、上方に向けて漸次縮径させた略楕円錐状の上側面を有する上側部とを連続的に接続させたおにぎりを形成するものであり、上側型は、半略楕円錐面状の凹部を有する第1上側型と、半略楕円錐面状の凹部を有する第2上側型とで構成し、第1上側型と第2上側型とで米飯を挟持押圧することにより略楕円錐面状の上側面を有する上側部を形成するものである。
また、本発明のおにぎり形成機は、米飯をシート状としたシート状米飯を供給する米飯供給部と、シート状米飯からおにぎりを形成するおにぎり形成部とからなり、おにぎり形成部は、シート状米飯を二つ折り状態とする第1成形手段と、同第1成形手段で二つ折り状態としたシート状米飯をおにぎり形状に押圧成形する第2成形手段とで構成し、第1成形手段は、支持基台と、同支持基台を挟んで配置するとともに支持基台に対して起倒自在とした第1支持体と第2支持体とで構成し、第1支持体と、支持基台と、第2支持体とによって構成するシート状米飯の載置面にシート状米飯を載置した後に、第1支持体と第2支持体とを起立させることによりシート状米飯を二つ折り状態とするものであり、第2成形手段は、支持基台上に対向させて互いに進退自在に設けた第1上側型と第2上側型とで構成し、しかも、第1上側型及び第2上側型の外周面は起立した第1支持体及び第2支持体の表面と摺接させ、第1上側型と第2上側型とで二つ折り状態としたシート状米飯をおにぎり形状に押圧成形するものであり、第1上側型には半略楕円錐面状の凹部を設けるとともに、第2上側型には半略楕円錐面状の凹部を設け、さらに、支持基台には略楕円面状の凹部を設け、第1上側型と第2上側型と支持基台とで二つ折り状態としたシート状米飯を押圧成形することにより、下方に向けて膨出させた略楕円面状の下側面を有する下側部と、上方に向けて漸次縮径させた略楕円錐状の上側面を有する上側部とを連続的に接続させたおにぎりを形成するものである。
さらに、以下の点にも特徴を有するものである。すなわち、
)おにぎり形成部は、起倒自在とした被覆カバー体を傾倒させることにより被覆されるべく構成するとともに、同被覆カバー体をおにぎり形成部の作動スイッチとし、被覆カバー体を傾倒させておにぎり形成部を被覆することによっておにぎり形成部を作動させるべく構成したこと。
)おにぎり形成部におけるおにぎりの形成作業後に被覆カバー体を起立させるべく構成したこと。
)第1形成手段によってシート状米飯を二つ折り状態とする前にシート状米飯に具材を載置して、具材を載置したシート状米飯を第1形成手段によって二つ折り状態とすることにより、具材を米飯で完全に被覆すること。
)米飯供給部には米飯を送給する互いに対向させた一対の米飯送給ローラを設け、この米飯送給ローラで米飯を帯状に狭窄して送給するとともに、少なくともいずれか一方の米飯送給ローラ表面に味付剤を付着させておくことにより、シート状米飯の一方の面に味付剤を付着させた味付面を形成するように構成したこと。
)おにぎり形成部は、味付面を外側面としてシート状米飯を二つ折り状態とするように構成したこと。
)米飯送給ローラに沿って味付剤供給口を並設した味付剤供給板を米飯送給ローラの上方に設けるとともに、味付剤供給板に送風を行う送風手段を設けたこと。
)米飯送給ローラの周面には、米飯送給ローラの伸延方向に伸延させた凹状溝を複数設けたこと。
)米飯送給ローラの周面に付着した米飯を掻き落とす掻落片を設けたこと。
)米飯送給ローラの下側位置には、互いに対向させた一対の米飯送給補助ローラを設けるとともに、米飯送給補助ローラ間の隙間寸法を、米飯送給ローラ間の隙間寸法よりも小さくしたこと。
本発明は、以上に説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
すなわち、請求項1記載の発明によれば、シート状に形成した米飯からなるシート状米飯を形成するステップと、シート状米飯を二つ折りにするステップと、二つ折りにした米飯シートを下側型と上側型とで押圧しておにぎり形状とするステップとからなるおにぎり形成方法としたことによって、二つ折りとなるシート状米飯の内側に所要の具材を配置しておくことにより、手で握ったおにぎりと同様に具材を米飯で包囲したおにぎりを形成することができる。したがって、消費者は手で握られたおにぎりであると感じることができ、かかるおにぎりを食する際に違和感を覚えることがなく、おいしく食することができる。
また、下側型には略楕円面状に凹部を形成し、上側型には略楕円錐面状に凹部を形成しておくことにより、下方に向けて膨出させた略楕円面状の下側面を有する下側部と、上方に向けて漸次縮径させた略楕円錐状の上側面を有する上側部とを連続的に接続させたおにぎりを形成することによって、上側型と下側型とによって米飯を押圧する力をおにぎりの中心部に向けて作用させることができ、適度な軟らかさを有する一方で、自重による型くずれを防止できる。したがって、手で握ったおにぎりと同様な食感を再現することができる。
さらに、上側型は、半略楕円錐面状の凹部を有する第1上側型と、半略楕円錐面状の凹部を有する第2上側型とで構成し、第1上側型と第2上側型とで米飯を挟持押圧することにより略楕円錐面状の上側面を有する上側部を形成することによって、成形したおにぎりからの上側型の離型をスムーズに行うことができ、上側型の離型にともなって成形したおにぎりに変形を生じさせることを防止できる。
また、請求項記載の発明によれば、米飯をシート状としたシート状米飯を供給する米飯供給部と、シート状米飯からおにぎりを形成するおにぎり形成部とからなるおにぎり成形機において、おにぎり形成部は、シート状米飯を二つ折り状態とする第1成形手段と、同第1成形手段で二つ折り状態としたシート状米飯をおにぎり形状に押圧成形する第2成形手段とで構成したことによって、二つ折りとなるシート状米飯の内側に所要の具材を配置しておくことにより、手で握ったおにぎりと同様に具材を米飯で包囲したおにぎりを形成することができる。したがって、消費者は手で握られたおにぎりであると感じることができ、かかるおにぎりを食する際に違和感を覚えることがなく、おいしく食することができる。
また、第1成形手段は、支持基台と、同支持基台を挟んで配置するとともに支持基台に対して起倒自在とした第1支持体と第2支持体とで構成し、第1支持体と、支持基台と、第2支持体とによって構成するシート状米飯の載置面にシート状米飯を載置した後に、第1支持体と第2支持体とを起立させることによりシート状米飯を二つ折り状態とすることによって、シート状米飯に具材を配置した場合に、シート状米飯の厚みを保持しながら具材を米飯シートで包囲することができるので、具材を包囲する米飯に薄い層ができることを防止して、米飯による確実な包囲を行うことができる。
また、第2成形手段は、支持基台上に対向させて互いに進退自在に設けた第1上側型と第2上側型とで構成し、しかも、第1上側型及び第2上側型の外周面は起立した第1支持体及び第2支持体の表面と摺接させ、第1上側型と第2上側型とで二つ折り状態としたシート状米飯をおにぎり形状に押圧成形することによって、第1支持体及び第2支持体を第1上側型及び第2上側型のガイドとすることができるので、二つ折り状態としたシート状米飯を漏らすことなく第1上側型と第2上側型とで確実に挟持押圧することができる。
また、第1上側型には半略楕円錐面状の凹部を設けるとともに、第2上側型には半略楕円錐面状の凹部を設け、さらに、支持基台には略楕円面状の凹部を設け、第1上側型と第2上側型と支持基台とで二つ折り状態としたシート状米飯を押圧成形することにより、押圧によって生起した力をおにぎりの中心部に向けて作用させることができる。したがって、適度な軟らかさを有する一方で、自重による型くずれを防止可能なおにぎりを形成することができ、手で握ったおにぎりと同様な食感を再現することができる。
また、請求項記載の発明によれば、おにぎり形成部は、起倒自在とした被覆カバー体を傾倒させることにより被覆されるべく構成するとともに、同被覆カバー体をおにぎり形成部の作動スイッチとし、被覆カバー体を傾倒させておにぎり形成部を被覆することによっておにぎり形成部を作動させるべく構成したことによって、おにぎり形成部において作業者の手を巻込む巻込事故を防止することができる。
また、請求項記載の発明によれば、おにぎり形成部におけるおにぎりの形成作業後に被覆カバー体を起立させるべく構成したことによって、おにぎりの成形終了を被覆カバー体によって認識することができるので、形成したおにぎりの取出しタイミングを確実に把握することができ、作業性を向上させることができる。
また、請求項記載の発明によれば、第1形成手段によってシート状米飯を二つ折り状態とする前にシート状米飯に具材を載置して、具材を載置したシート状米飯を第1形成手段によって二つ折り状態とすることにより、具材を米飯で完全に被覆することによって、手で握ったおにぎりと同様に具材を米飯で完全に包囲したおにぎりを形成することができるので、消費者はより一層手で握られたおにぎりであると感じることができる。したがって、おにぎりを食する際に違和感を覚えることがなく、手作り同様のおいしさを感じることができる。
また、請求項記載の発明によれば、米飯供給部には米飯を送給する互いに対向させた一対の米飯送給ローラを設け、この米飯送給ローラで米飯を帯状に狭窄して送給するとともに、少なくともいずれか一方の米飯送給ローラ表面に味付剤を付着させておくことにより、シート状米飯の一方の面に味付剤を付着させた味付面を形成するように構成したことによって、おにぎりの形成前の段階において米飯に味付剤を付着させることができ、従来行っていたおにぎりの形成後における味付剤の付着作業を不要とすることができる。
特に、従来のおにぎりの形成後における味付剤の付着作業では、塩などの味付剤をおにぎりに振りかけるなどして味付剤の付着作業を行っていたが、この場合、おにぎりの裏返し作業が必要であるうえに、味付剤がおにぎりに当たって跳ね返ることにより均一な付着を行えないなどの問題があったのに対して、味付剤を付着させた米飯送給ローラ表面で米飯を狭窄することにより、米飯に略均一に味付剤を付着させることができる。
また、請求項記載の発明によれば、おにぎり形成部は、味付面を外側面としてシート状米飯を二つ折り状態とするように構成したことによって、シート状米飯の一方側の面にのみ味付剤を付着するだけで全面に味付剤が付着されたおにぎりを形成でき、味付剤の供給を容易とすることができる。
また、請求項記載の発明によれば、米飯送給ローラに沿って味付剤供給口を並設した味付剤供給板を米飯送給ローラの上方に設けるとともに、味付剤供給板に送風を行う送風手段を設けたことによって、米飯から立ち上る湯気などで味付剤が湿り、味付剤で味付剤供給口が閉塞されることを防止できる。
また、請求項記載の発明によれば、米飯送給ローラの周面には、米飯送給ローラの伸延方向に伸延させた凹状溝を複数設けたことによって、米飯送給ローラの周面に供給した味付剤が飛散することを防止できるとともに、周面に供給された味付剤を凹状溝で保持することができるので、味付剤を米飯送給ローラ表面に確実に付着状態とすることができる。
また、請求項10記載の発明によれば、米飯送給ローラの周面に付着した米飯を掻き落とす掻落片を設けたことによって、米飯送給ローラの周面に付着した米飯に味付剤を付着させることを防止でき、米飯送給ローラの周面に付着した米飯による味付剤の凝集が生じることを防止できる。したがって、一様に味付剤を付着させたシート状米飯を形成できる。
また、請求項11記載の発明によれば、米飯送給ローラの下側位置には、互いに対向させた一対の米飯送給補助ローラを設けるとともに、米飯送給補助ローラ間の隙間寸法を、米飯送給ローラ間の隙間寸法よりも小さくしたことにより、米飯送給ローラによって米飯に付着させた味付剤付きの米飯を米飯送給補助ローラで狭窄することができるので、シート状米飯の味付面における味付剤のさらなる均質化を図ることができる。
本発明のおにぎり及びおにぎり形成方法並びにおにぎり成形機では、おにぎりを、下方に向けて膨出させた略楕円面状の下側面を有する下側部と、上方に向けて漸次縮径させた略楕円錐状の上側面を有する上側部とから構成し、下側面と上側面とを連続的に接続させているものである。
このような形状とすることによって、手で握ったおにぎりに極めて近い形状とすることができるので、消費者は手で握られたおにぎりであると感じることができる。
かかるおにぎりを形成するために、おにぎり形成機は、米飯をシート状としたシート状米飯を供給する米飯供給部と、シート状米飯からおにぎりを形成するおにぎり形成部とからなり、おにぎり形成部は、シート状米飯を二つ折り状態とする第1成形手段と、同第1成形手段で二つ折り状態としたシート状米飯をおにぎり形状に押圧成形する第2成形手段とから構成している。
上記構成により、二つ折りとなるシート状米飯の内側に所要の具材を配置しておけば、手で握ったおにぎりと同様に具材を米飯で包囲したおにぎりを形成することが可能であり、消費者に手で握られたおにぎりであると感じさせることができる。そのため、消費者は、おにぎりを食する際に違和感を覚えることがなく、おいしく食することができる。
第1成形手段は、具体的には、下側型としての役割を担う支持基台と、同支持基台を挟んで配置するとともに支持基台に対して起倒自在とした第1支持体と第2支持体とで構成しており、第1支持体と、支持基台と、第2支持体とによって構成するシート状米飯の載置面にシート状米飯を載置した後に、第1支持体と第2支持体とを起立させることによりシート状米飯を二つ折り状態としている。
第2成形手段は、支持基台上に対向させて互いに進退自在に設けた第1上側型と第2上側型とで構成しており、しかも、第1上側型及び第2上側型の外周面は起立した第1支持体及び第2支持体の表面と摺接させ、第1上側型と第2上側型とで二つ折り状態としたシート状米飯をおにぎり形状に押圧成形するようにしている。
特に、第1上側型には半略楕円錐面状の凹部を設け、第2上側型には半略楕円錐面状の凹部を設け、さらに、支持基台には略楕円面状の凹部を設けており、第1上側型と第2上側型と支持基台とで二つ折り状態としたシート状米飯を押圧成形することによって、下方に向けて膨出させた略楕円面状の下側面を有する下側部と、上方に向けて漸次縮径させた略楕円錐状の上側面を有する上側部とを連続的に接続したおにぎりを形成可能としている。
このようにして形成したおにぎりは、押圧によって生起した力がおにぎりの中心部に向けて作用されていることにより、適度な軟らかさを有する一方で自重による型くずれを防止することができる。したがって、消費者は、このおにぎりを食した際に、手で握ったおにぎりと同様の食感を味わうことができる。
なお、おにぎり形成機は、1組の第1形成手段と第2形成手段とを設けるだけでなく、第1形成手段と第2形成手段とを複数並設することにより一度に複数のおにぎりを形成することが可能となり、より効率よくおにぎりを形成することができる。
さらに、本発明のおにぎり成形機では、米飯供給部において形成するシート状米飯の一方の面に味付剤を付着させた味付面を形成するようにしている。
特に、シート状米飯の一方の面に味付剤を付着させるために、米飯供給部では米飯を帯状に狭窄する一対の米飯送給ローラを設け、少なくともいずれか一方の米飯送給ローラ表面に味付剤を付着させておくことにより、米飯送給ローラによる米飯の狭窄にともなって帯状とした米飯の一方の面に味付剤を付着させている。
したがって、おにぎりの形成前に味付剤の付着作業を行うことができるので、おにぎりの形成後における味付剤の付着作業を不要とすることができる。
しかも、従来であれば、おにぎりの形成後に味付剤をおにぎりに振りかけるなどして味付剤の付着作業を行っていたが、この場合におけるおにぎりの裏返し作業を不要とすることができるとともに、味付剤がおにぎりに当たって跳ね返ることによる味付剤の不均一化を抑制できる。
さらに、本発明のおにぎり成形機では、シート状米飯を二つ折り状態とする場合に味付面を外側面としておくことにより、おにぎりの表面に味付剤を付着させた状態を容易に形成することができる。
以下に、本発明に係るおにぎり形成機の具体的な実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態のおにぎり形成機の斜視図である。なお、図1のおにぎり形成機Aは、おにぎりに味付剤としての塩を付着させるための味付剤付着手段を設けていないものである。
おにぎり形成機Aは、米飯をシート状に成形したシート状米飯aを供給する米飯供給部1と、シート状米飯aからおにぎりbを形成するおにぎり形成部2と、米飯供給部1及びおにぎり形成部2を制御する制御部3とから構成し、米飯供給部1の前方におにぎり形成部2を配設するとともに、米飯供給部1の側方に制御部3を配設している。
米飯供給部1は、炊き上がった米飯を解しながら供給する供給機構部4と、同供給機構部4から供給された米飯を所定幅及び所定厚みの帯状に成形しながら送給する帯状米飯送給機構部5と、帯状とした米飯を所定長さごとに分断してシート状米飯aを形成するシャッター6とから構成している。7はシート状米飯aをおにぎり形成部2に搬送する搬送コンベアである。
おにぎり形成部2は、図2に示すように、前後方向に進退しながらおにぎりbを形成可能としたおにぎり形成本体8と、同おにぎり形成本体8を前後方向へ進退させる進退操作機構部9と、前後方向に進退するおにぎり形成本体8を後述するように動作させる左右一対の左ガイド体10と右ガイド体11と、おにぎり形成本体8と進退操作機構部9と左右ガイド体10,11とを被覆するケーシング12とから構成している。
おにぎり形成本体8は、進退操作機構部9に装着可能とした支持基台13と、支持基台13の前側に起倒自在に設けた第1支持体14と、支持基台13の後側に起倒自在に設けた第2支持体15と、支持基台13の上面に対向させて配置するとともに支持基台13に沿って互いに進退自在に設けた第1上側型16と第2上側型17とで構成している。
支持基台13は、図3に示すように、基台フレーム体18と、この基台フレーム体18の上に載設した下側型体19とで構成している。
基台フレーム体18は、進退操作機構部9への装着に用いる嵌合用突起20aを突設した中央支持体20と、同中央支持体20の前側面及び後側面にそれぞれ装着するとともに左右方向に伸延させた前側フレーム21及び後側フレーム22と、前後側フレーム21,22の左側端に架設した左側連結体23と、前後側フレーム21,22の右側端に架設した右側連結体24とから構成している。
特に、左側連結体23と右側連結体24との間には、中央支持体20を貫通させて2本のガイド杆25,25を互いに平行に架設しており、左側連結体23と中央支持体20との間のガイド杆25,25には左側従動体26を装着するとともに、右側連結体24と中央支持体20との間のガイド杆25,25には右側従動体27を装着して、左側従動体26及び右側従動体27をガイド杆25,25に沿って揺動自在としている。
さらに、左側従動体26と中央支持体20との間のガイド杆25,25、及び右側従動体27と中央支持体20との間のガイド杆25,25にはそれぞれ付勢バネ28を環装して、左側従動体26及び右側従動体27を付勢するようにしている。左側従動体26に突設した従動用突起26a、及び右側従動体27に突設した従動用突起27aは、後述するように左ガイド体10に設けた左側ガイド溝29、及び右ガイド体11に設けた右側ガイド溝30に挿入し、左右側ガイド溝29,30にしたがって左側従動体26及び右側従動体27を従動させるようにしている。
下側型体19は、本実施形態では基台フレーム体18に重合可能としたテフロン(登録商標)製の板状体としており、略中央部に略楕円面状の凹部19aを設けている。
第1支持体14及び第2支持体15は、左右方向に伸延させたテフロン(登録商標)製の板状体であって、図2に示すように、上側面は、後述するように第1支持体14及び第2支持体15を起立させた際に第1上側型16及び第2上側型17の外周面と摺接するように湾曲させた曲面形状としている。
特に、第1支持体14及び第2支持体15の左右方向の略中央部分には、第1支持体14及び第2支持体15を起立させた際に互いに当接する当接片14a,15aを突設し、第1支持体14及び第2支持体15を起立させることによって、下側型体19と、第1支持体14と、第2支持体15とで囲繞した筒状の空間を形成可能としている。
第1支持体14は、左右側端に装着した第1連結アーム31を介して基台フレーム体18に回動自在に装着して起立自在としており、第2支持体15も、左右側端に装着した第2連結アーム32を介して基台フレーム体18に回動自在に装着して起立自在としている。
特に、第1連結アーム31には枢軸を介して連動連結アーム33の一端を枢着するとともに、第2連結アーム32にも枢軸を介して連動連結アーム33の他端を枢着して、連動連結アーム33によって第1支持体14及び第2支持体15を連動連結している。
さらに、本実施形態では、第1連結アーム31に枢軸を介して操作アーム34の一端を枢着するとともに、同操作アーム34の他端を枢軸を介して従動アーム35に枢着している。従動アーム35は、一端を基台フレーム体18に回動自在に枢着するとともに、中途部に枢設した転動輪36を後述する左ガイド体10または右ガイド体11に当接させるようにしており、左ガイド体10及び右ガイド体11に設けた起伏を利用して従動アーム35を回動させるようにしている。
従動アーム35を回動させることによって、従動アーム35と連動連結した操作アーム34により第1支持体14を起倒させ、さらに、連動連結アーム33によって第1支持体14と連動連結した第2支持体15を起倒させるようにしている。これが第1形成手段である。
第1上側型16及び第2上側型17は、上記したように下側型体19と、起立させた第1支持体14と第2支持体15とで形成される筒状空間の内周面と摺接する外周形状としており、下側型体19の上面に第1上側型16と第2上側型17とを対向させて配置するようにしている。
そして、第1上側型16と第2上側型17の対向面にはそれぞれ半略楕円錐面状の凹部37を形成しており、第1上側型16と第2上側型17とで米飯を挟持押圧することにより、米飯に上方に向けて漸次縮径させた略楕円錐状の上側面を形成するようにしている。
特に、第1上側型16と第2上側型17とは、下側型体19に設けた略楕円面状の凹部19a部分で互いに当接するようにしており、第1上側型16と第2上側型17とによって米飯に略楕円錐状の上側面b1を有する上側部b2を形成するとともに、下側型体19によって米飯に下方に向けて膨出させた略楕円面状の下側面b3を有する下側部b4を形成するとともに、下側面b3と上側面b1とを連続的に接続させたおにぎりを形成可能としている。
第1上側型16は、左側従動体26に立設した支持フレーム38の上端に取着した第1上側型装着体39に着脱自在に装着するとともに、第2上側型17は、右側従動体27に立設した支持フレーム38の上端に取着した第2上側型装着体40に着脱自在に装着することにより、ガイド杆25,25に沿った左側従動体26及び右側従動体27の従動にともなって、第1上側型16及び第2上側型17を支持基台13上において進退させるようにしている。これが第2形成手段である。
進退操作機構部9は、図4に示すように、前後方向に伸延させた走行ガイド41と、同走
行ガイド41上を前後方向に走行する走行台42とから構成している。
走行台42は、図示しない絶対値モータを用いて走行制御している。さらに、走行台42の上面には、基台フレーム体18の中央支持体20に突設した嵌合用突起20aを嵌入させる嵌入孔42aを設けており、この嵌入孔42aに嵌合用突起20aを嵌入させることによりおにぎり形成本体8を進退操作機構部9に装着して、おにぎり形成本体8を前後方向に進退させるようにしている。
左ガイド体10及び右ガイド体11は、前後方向に進退するおにぎり形成本体8の下方に、
前後方向に伸延させて設けている。
特に、左ガイド体10及び右ガイド体11の上面は、おにぎり形成本体8の従動アーム35に枢設した転動輪36を当接させるようにしており、左ガイド体10及び右ガイド体11の上面には、傾倒させた第1支持体14及び第2支持体15の傾倒姿勢を維持させる傾倒領域43と、第1支持体14及び第2支持体15を起立させるために設けた傾斜面からなる起倒切替領域44と、起立した第1支持体14及び第2支持体15の起立姿勢を維持させる起立領域45とを設けて、おにぎり形成本体8の進退にともなって第1支持体14及び第2支持体15を起倒させるようにしている。
さらに、左ガイド体10及び右ガイド体11には、上記したように、おにぎり形成本体8の基台フレーム体18に設けた左側従動体26及び右側従動体27の従動用突起26a及び従動用突起27aを挿入する左側ガイド溝29及び右側ガイド溝30を設けている。
特に、左側ガイド溝29及び右側ガイド溝30には、後側部分では互いに略平行とした平行領域46と、同平行領域46の前端において屈曲させることにより前方に向けて互いに漸次近接するようにした近接領域47とを設け、おにぎり形成本体8の前進にともなって、平行領域46では第1上側型16と第2上側型17とを互いに平行移動させ、近接領域47では第1上側型16と第2上側型17とを互いに近接させるようにしている。
図4中、48は左側ガイド溝29及び右側ガイド溝30を所要の高さに支持している支持体である。
以下において、上記のように構成したおにぎり形成機Aによるおにぎりbの成形工程について図5〜図14を用いて詳説する。
なお、ここで、シート状米飯aは米飯供給部1によって所定のタイミングで形成され、搬送コンベア7上で待機するようにしており、この待機の間にシート状米飯aに所要の具材cを載置するようにしている。また、図5〜図14においては、シート状米飯a及びおにぎりbの図示を一部省略している。
(i)シート状米飯の移載工程
おにぎり形成の開始に伴って、おにぎり形成本体8は、図5に示すように、移動可能範囲の最後方まで移動する。このとき、左側従動体26の従動用突起26a及び右側従動体27の従動用突起27aは、それぞれ左側ガイド溝29の平行領域46或いは右側ガイド溝30の平行領域46に位置していることによって、第1上側型16と第2上側型17は左右に離れた状態となっている。また、左右の従動アーム35,35に枢設した転動輪36は、それぞれ左右レール体10,11の傾倒領域43に位置していることによって、図6に示すように、第1支持体14と第2支持体15は完全に傾倒している。そして、搬送コンベア7の先端部直下方に第1支持体14の当接片14aを位置させている。
次いで、搬送コンベア7によりシート状米飯aが前方へと搬送されることにより、シート状米飯aの先端部が第1支持体14の当接片14a上に載置される。そして、搬送コンベア7がシート状米飯aを搬送する速度と同じ速度でおにぎり形成本体8を前方へ移動させて、第1支持体14と、下側型体19と、第2支持体15とによって構成するシート状米飯aの載置面にシート状米飯aを載置する。
なお、シート状米飯aが最初に載置される第1支持体14の当接片14aは、第1支持体14が傾倒しているときにはその先端部が上方に反り上がった状態となるので、同先端部でシート状米飯aの前方へのずれを防止することができる。
(ii)シート状米飯の二つ折り工程
上述のようにして完全にシート状米飯aをおにぎり形成本体8上に載置した後も、おにぎり形成本体8をさらに前進させて、図7に示すように、従動アーム35に枢設した転動輪36が起倒切替領域44に達することにより、転動輪36を前高後低に傾斜した起倒切替領域44に沿って転動させる。これにより転動輪36を枢設した従動アーム35が回動してその先端側が徐々に上昇し、この従動アーム35の回動に他のアーム31,32,33,34が連動して図8に示すように第1支持体14及び第2支持体15を起立させ、載置面上のシート状米飯aを二つ折りにしている。
そして、転動輪36が起立領域45に達することによって、図9及び図10に示すように、第1支持体14及び第2支持体15を完全に起立させて、両支持体14,15の当接片14a,15a同士を当接させ、第1支持体14と、第2支持体15と、下側型体19とで囲繞される筒状の空間内に二つ折りにしたシート状米飯aを完全に収容するようにしている。
このように、本実施形態ではシート状米飯aを二つ折りにするので、シート状米飯aの内側となる面に予め所要の具材cを配置しておけば、手で握ったおにぎりbと同様に具材cを米飯で包囲したおにぎりbを形成することができる。したがって、消費者は手で握られたおにぎりbであると感じることができ、おにぎりbを食する際に違和感を覚えることがなく、おいしく食することができる。
しかも、支持基台13を挟んで起倒自在に配設した第1支持体14及び第2支持体15を起立させることによりシート状米飯aを二つ折り状態とするので、シート状米飯aの厚みを保持しながら具材cをシート状米飯aで包囲することができ、具材cを包囲する米飯に薄い層ができることを防止して、米飯による確実な包囲を行うことができる。
(iii)米飯押圧工程
次いで、おにぎり形成本体8がさらに前進することによって、近接領域47に達した左側従動体26の従動用突起26a及び右側従動体27の従動用突起27aがそれぞれ近接領域47の左側ガイド溝29及び右側ガイド溝30に従って互いに近接する。
左側従動体26の従動用突起26aと右側従動体27の従動用突起27aとが互いに近接することにより、左側従動体26に連結した第1上側型16と右側従動体27に連結した第2上側型17とが、下側型体19上において互いに近接することとなり、下側型体19上において二つ折り状態となったシート状米飯aを左右から押圧する。
特に、下側型体19にはおにぎりbの下側面を形成するための凹部19aを設けるとともに、第1上側型16及び第2上側型17の対向面にはそれぞれおにぎりbの上側面を形成するための凹部37,37を設けていることによって、図11〜13に示すように、第1上側型16と第2上側型17とが当接するまで近接することによって、第1上側型16の凹部37と第2上側型17の凹部37と下側型体19の凹部19aとによって米飯をおにぎりbの形状に形成している。
このように、本実施形態では、第1上側型16及び第2上側型17と下側型体19とによって所定量の米飯を押圧することによりおにぎりbを形成するので、米飯を押圧する力をおにぎりbの中心部に向けて作用させることができ、おにぎりbに適度な軟らかさを与えることができるとともに、自重による型くずれを防止できる。したがって、手で握ったおにぎりbと同様な食感を再現することができる。
しかも、第1上側型16及び第2上側型17がシート状米飯aを押圧形成する際には、第1上側型16及び第2上側型17が起立した第1支持体14及び第2支持体15の表面と摺接し、同第1支持体14及び第2支持体15をガイドとして下側型体19の中央部に向かって進行するので、二つ折り状態としたシート状米飯aを漏らすことなく第1上側型16と第2上側型17とで確実に挟持押圧することができる。
(iv)おにぎり取出工程
上述のようにしておにぎりbを形成した後、おにぎり形成本体8を後退させている。
そして、図14に示すように、左側従動体26の従動用突起26a及び右側従動体27の従動用突起27aがそれぞれ平行領域46に達して、第1上側型16及び第2上側型17が再び左右に離隔した状態になるとともに、従動アーム35に枢設した転動輪36が傾倒領域43に達して、第1支持体14及び第2支持体15を傾倒させることにより、おにぎりbから第1上側型16及び第2上側型17を離型させて、おにぎりbを取出可能な状態としている。
特に、本実施形態では、おにぎりbの上側部b2を形成する上側型を、一対とした第1上側型16と第2上側型17とから構成したので、成形したおにぎりbから上側型をスムーズに離型することができる。したがって、上側型の離型時におにぎりbに変形が生じることを防止することができる。なお、上側型は、上述したように第1上側型16と第2上側型17との2つの型から構成するだけでなく、第1上側型16と第2上側型17とが一体化した単一の型からなるものとしてもよい。
上述のようにしておにぎり形成部2からおにぎりbが取出可能な状態になると、おにぎり形成本体8は一時停止して、おにぎりbが取り出されるまで停止状態を維持する。この一時停止状態においては、前述したように第1上側型16及び第2上側型17が左右に離れた状態となり、且つ第1支持体14及び第2支持体15が完全に傾倒しているので、おにぎり形成本体8から容易におにぎりbを取り出すことができる。
本おにぎり形成機Aは、上記(i)〜(iv)の工程を繰り返すことによって次々とおにぎりbを形成することができ、短時間で大量のおにぎりbを形成することができる。
なお、おにぎり形成本体8は、図1に示すようにおにぎり形成部2のケーシング12の上部に起倒自在な被覆カバー12aを設けて、同被覆カバー体12aを作動スイッチとすることにより作動を開始する構成としている。
すなわち、おにぎりの形成作業が終了して前述したようにおにぎり形成本体8の後退が一時停止すると、それに伴って前記被覆カバー体12aを自動的に起立させておにぎり形成部2を開放し、開放されたおにぎり形成部2からおにぎりbを取り出すことができるようにしている。
その後、おにぎりbが取り出されてされて、被覆カバー体12aを傾倒しておにぎり形成部2を再び閉塞すると、次のおにぎり形成作動を開始するようにしている。
このように、おにぎりbの形成作業後に被覆カバー体12aを自動的に起立させて、成形されたおにぎりbを取り出すまでおにぎり形成本体8の作動を停止し、おにぎりbが取り出されて被覆カバー体12aが傾倒されると再びおにぎり形成本体8の作動を開始すべく構成すれば、おにぎりbの成形終了を被覆カバー体12aによって認識することができ、形成したおにぎりbの取出しタイミングを確実に把握して作業性を向上させることができる。
しかも、おにぎり形成本体8を再び作動させるためには、自動的に起立された被覆カバー体12aを作業者が手動で傾倒させなければならないので、被覆カバー体12aを傾倒させるときにはおにぎり形成部2の内部を確認することとなり、おにぎりbの取り出し忘れを防止することができる。
また、被覆カバー体12aをおにぎり形成部2の作動スイッチとし、被覆カバー体12aを傾倒させておにぎり形成部2を被覆することによりおにぎり形成本体8を作動させるので、おにぎり形成本体8の作動中には被覆カバー12aによりおにぎり形成部2が被覆されることとなり、おにぎり形成部2において作業者の手を巻込む巻込事故を防止することができる。
図15には、上述のようにして本発明のおにぎり形成機Aで形成したおにぎりbを示している。図示するように、本発明のおにぎり形成機Aで形成したおにぎりbは、下方に向けて膨出させた略楕円面状の下側面を有する下側部b1と、上方に向けて漸次縮径させた略楕円錐状の上側面を有する上側部b2とを連続的に接続させた形状となっている。
このように、本発明のおにぎり形成機Aで形成したおにぎりbは、手で握ったおにぎりbに極めて近い形状となるので、消費者は手で握られたおにぎりbであると感じることができ、おにぎりbを食する際に違和感を覚えることがなく、おいしく食することができる。
また、図16には、おにぎりbの断面を示している。本発明のおにぎり形成機Aで形成したおにぎりbは、具材cを載置したシート状米飯aを二つ折りとしていることによって、手で握ったおにぎりと同様に具材cを米飯で包囲した状態となる。したがって、消費者はより一層手で握られたおにぎりbであると感じることができ、おにぎりを食する際に違和感を覚えることがなく、手作り同様のおいしさを感じることができる。
最後に、味付剤付着手段について詳説する。図17は、上記したおにぎり形成機に味付剤付着手段を装着すべく改良して構成した味付剤付着手段付きおにぎり形成機A'の要部斜視図である。なお、上記したおにぎり形成機Aと同一構成部分については同一符号を用い、説明は省略する。
米飯供給部1'は、基台100に立設した米飯供給部支持フレーム110の上端部に装着しており、米飯供給部支持フレーム110に水平方向に延設した水平支持アーム120の前端に帯状成形部130と、この帯状成形部130の上方に米飯送給ホッパ140と、この米飯送給ホッパ140の米飯供給部支持フレーム110側に設けた味付剤供給部150とで構成している。
帯状成形部130は、図18〜20に示すように、左右方向に伸延させながら互いに対向させた一対の米飯送給ローラ131,131と、この米飯送給ローラ131,131の下方に設けた互いに対向させた一対の米飯送給補助ローラ132,132と、この米飯送給補助ローラ132,132の下方に設けて帯状とした米飯の切断を行う切断カッター133と、米飯送給ローラ131,131及び米飯送給補助ローラ132,132の左側端を回転自在に支持する左側支持板134と、米飯送給ローラ131,131及び米飯送給補助ローラ132,132の右側端を回転自在に支持する右側支持板135とで構成している。
米飯送給ローラ131の周面には、米飯送給ローラ131の伸延方向に沿って伸延させた第1凹状溝131aを複数設けている。また、米飯送給補助ローラ132の周面には、米飯送給補助ローラ132の伸延方向に沿って伸延させた凹状溝132aを複数設けている。
このように第1凹状溝131a及び凹状溝132aをそれぞれ設けたことによって、米飯送給ホッパ140から供給された米飯を、米飯送給ローラ131,131及び米飯送給補助ローラ132,132をそれぞれ回転させて下方に送給する場合に、米飯送給ローラ131,131及び米飯送給補助ローラ132,132が空転して米飯の所定量の送給が困難となることを防止している。
さらに、米飯送給ローラ131,131では、第1凹状溝131aの略中央部分に、米飯送給ローラ131の伸延方向に沿って第2凹状溝131bを形成し、第1凹状溝131aの内部に米飯が粘着することを防止している。
帯状成形部130では、米飯送給補助ローラ132,132の間の隙間寸法を、米飯送給ローラ131,131の間の隙間寸法よりも小さくして、二段階で米飯を狭窄して帯状に成形している。したがって、米飯の密度バラツキを少なくしながら帯状とした米飯を形成することができる。
図19及び図20中、136は米飯送給ローラ131の周面に付着した米飯を掻き落とす掻落片であって、米飯送給ローラ131の外周面と略同一とした凹状湾曲面136aを米飯送給ローラ131の伸延方向と略平行に設けている。また、図19及び図20中、137は、帯状成形部130の下側フレームである
図19及び図20に示すように、米飯供給部支持フレーム110側の米飯送給ローラ131の上方位置には、米飯送給ローラ131の伸延方向に沿って複数の味付剤供給口151を並設した味付剤供給板152を配置して、味付剤供給口151から米飯送給ローラ131に味付剤を供給するように構成している(図21参照)。
味付剤供給板152は、味付剤供給部150における味付剤供給ホッパ153の下端に設けた供給調整室154の下側面を構成しており、図22に示すように、供給調整室154には、米飯送給ローラ131の伸延方向に沿って伸延させた回動軸155を設けるとともに、この回動軸155の左右両端から下方に向けて突設した左側連結アーム156と右側連結アーム157との間に味付剤押送体158を設けている。
供給調整室154に突出させた回動軸155の端部には第1連結アーム161を装着し、図17及び図18に示すように、この第1連結アーム161の端部に第2連結アーム164を枢着し、さらに、この第2連結アーム164の他端に、駆動モータ(図示せず)の出力軸に装着して回転させる回転板162に突設した第3連結アーム163を枢着して、駆動モータを回転させることにより回転板162を回転させて、回動軸155を回動させるようにしている。
回動軸155の回動にともなって、味付剤押送体158は味付剤供給口151の上方を前後に移動して、味付剤を味付剤供給口151から押し出すようにしている。
特に本実施形態では味付剤として塩を用いており、味付剤押送体158を丸棒材で構成することによって、塊状となった塩を味付剤押送体158で粉砕して微粒化することもでき、味付剤供給口151から塩をスムーズに押し出すことができる。なお、味付剤は塩に限定するものではなく、所要のふりかけであってもよい。
図19及び図20中、153aは味付剤供給ホッパ153の米飯供給部支持フレーム110側の傾斜板であり、153bは味付剤供給ホッパ153の上部に開閉自在に設けた蓋体である。
傾斜板153aは前低後高の傾斜状として、味付剤供給部150の後方に設けた図示しない送風ファンで傾斜板153aに向けて送風し、傾斜板153aによって下方に向けられた空気が、傾斜板153aの前方に位置する味付剤供給板152に送気されることによって、米飯の湯気による味付剤供給板152の部分への結露の発生を防止でき、供給調整室154の内部の味付剤が湿気ることを防止している。
上記した味付剤付着手段で米飯に味付剤を付着させる場合には、米飯送給ローラ131,131及び米飯送給補助ローラ132,132をそれぞれ回転させて米飯送給ホッパ140から供給された米飯を下方に送給するとともに、回動軸155を回動させて味付剤押送体158を前後に移動させることにより味付剤を味付剤供給口151から押し出して、米飯送給ローラ131に供給する。
米飯送給ローラ131の周面には、米飯送給ローラ131の伸延方向に伸延させた第1凹状溝131aを複数設けていることにより、米飯送給ローラ131の周面に供給した味付剤が飛散することを防止できるとともに、周面に供給された味付剤を第1凹状溝131aで保持することができるので、味付剤を米飯送給ローラ131の第1凹状溝131aの表面に確実に付着状態とすることができる。
このように第1凹状溝131aで味付剤を保持した米飯送給ローラ131で米飯を狭窄することにより、米飯送給ローラ131の表面における味付剤を確実に米飯に付着させることができ、米飯に味付剤が付着された味付面を形成することができる。
その後、米飯を米飯送給ローラ131,131間の隙間寸法よりも小さい隙間寸法とした米飯送給補助ローラ132,132で狭窄することにより所要の厚み寸法とした帯状米飯とすることができる。さらに、米飯送給補助ローラ132,132で狭窄することにより、味付面における味付剤の分布の均質化を図ることができる。
米飯送給補助ローラ132,132の下方に所定長さの帯状米飯を送出した後、米飯送給補助ローラ132,132の下方に設けた切断カッター133で切断することにより、所要の大きさとしたシート状米飯を形成している。
このシート状米飯は一側面を味付面としており、この味付面を下面としておにぎり形成本体8に送給しておにぎりに成形加工することにより、おにぎり形成本体8によって味付面を外側面としてシート状米飯が二つ折り状態とされるので、全面に味付剤が付着されたおにぎりを容易に形成でき、おにぎり形成後の味付剤の付着工程を不要とすることができる。
特に、回転板162を回転させる駆動モータの駆動状態を調整して供給調整室154における回動軸155の回動速度を調整することにより、味付剤の供給量を調整できるので、所望の味付けとしたおにぎりの連続製造を可能とすることができる。
しかも、味付剤供給口151を設けた味付剤供給板152に空気を送気して味付剤が湿気ることを防止しているので、味付剤の安定的な供給を行うことができる。
さらに、帯状成形部130には掻落片136を設けて米飯送給ローラ131の周面に付着した米飯を掻き落としているので、米飯送給ローラ131に付着していた米飯が味付剤供給板152に付着して味付剤供給口151を閉塞することを防止できるとともに、米飯送給ローラ131の周面に付着した米飯に味付剤を付着させることを防止でき、米飯送給ローラ131の周面に付着した米飯による味付剤の凝集が生じることも防止できる。
本発明に係るおにぎり形成機の一実施形態の斜視図である。 第1支持体及び第2支持体が傾倒した状態におけるおにぎり形成本体の背面方向からの斜視図である。 おにぎり形成本体の正面方向からの斜視による説明図である。 左右ガイド体及び進退操作機構部の正面方向からの斜視による説明図である。 おにぎり形成本体の作動過程を示す説明図である。 第1支持体及び第2支持体が傾倒した状態におけるおにぎり形成本体の背面方向からの斜視断面図である。 おにぎり形成本体の作動過程を示す説明図である。 おにぎり形成本体の作動過程を示す説明図である。 第1支持体及び第2支持体が起立した状態におけるおにぎり形成本体の背面方向からの斜視断面図である。 第1上側型及び第2上側型が離れた状態におけるおにぎり形成本体の正面方向からの斜視断面図である。 おにぎり形成本体の作動過程を示す説明図である。 第1支持体及び第2支持体が起立した状態におけるおにぎり形成本体の背面方向からの斜視断面図である。 第1上側型及び第2上側型が近接した状態におけるおにぎり形成本体の正面方向からの斜視断面図である。 おにぎり形成本体の作動過程を示す説明図である。 本発明に係るおにぎりの一実施形態の斜視図である。 同斜視断面図である。 味付剤付着手段付きおにぎり形成機の要部斜視図である。 味付剤付着手部分の斜視図である。 味付剤付着手部分の断面斜視図である。 味付剤付着手部分の断面図である。 味付剤供給部の斜視図である。 味付剤供給部の断面図である。
符号の説明
a シート状米飯
b おにぎり
b1 下側部
b2 上側部
c 具材
A おにぎり形成機
1 米飯供給部
2 おにぎり形成部
3 制御部
12a 被覆カバー体
14 第1支持体
15 第2支持体
16 第1上側型
17 第2上側型
19 下側型体
19a 凹部
37 凹部

Claims (11)

  1. シート状に形成した米飯からなるシート状米飯を形成するステップと、シート状米飯を二つ折りにするステップと、二つ折りにした米飯シートを下側型と上側型とで押圧しておにぎり形状とするステップとからなるおにぎり形成方法であって、
    下側型には略楕円面状に凹部を形成し、上側型には略楕円錐面状に凹部を形成しておくことにより、下方に向けて膨出させた略楕円面状の下側面を有する下側部と、上方に向けて漸次縮径させた略楕円錐状の上側面を有する上側部とを連続的に接続させたおにぎりを形成するものであり、
    上側型は、半略楕円錐面状の凹部を有する第1上側型と、半略楕円錐面状の凹部を有する第2上側型とで構成し、第1上側型と第2上側型とで米飯を挟持押圧することにより略楕円錐面状の上側面を有する上側部を形成する
    ことを特徴とするおにぎり形成方法。
  2. 米飯をシート状としたシート状米飯を供給する米飯供給部と、シート状米飯からおにぎりを形成するおにぎり形成部とからなるおにぎり成形機において、
    おにぎり形成部は、シート状米飯を二つ折り状態とする第1成形手段と、同第1成形手段で二つ折り状態としたシート状米飯をおにぎり形状に押圧成形する第2成形手段とで構成し、
    第1成形手段は、支持基台と、同支持基台を挟んで配置するとともに支持基台に対して起倒自在とした第1支持体と第2支持体とで構成し、第1支持体と、支持基台と、第2支持体とによって構成するシート状米飯の載置面にシート状米飯を載置した後に、第1支持体と第2支持体とを起立させることによりシート状米飯を二つ折り状態とするものであり、
    第2成形手段は、支持基台上に対向させて互いに進退自在に設けた第1上側型と第2上側型とで構成し、しかも、第1上側型及び第2上側型の外周面は起立した第1支持体及び第2支持体の表面と摺接させ、第1上側型と第2上側型とで二つ折り状態としたシート状米飯をおにぎり形状に押圧成形するものであり、
    第1上側型には半略楕円錐面状の凹部を設けるとともに、第2上側型には半略楕円錐面状の凹部を設け、さらに、支持基台には略楕円面状の凹部を設け、第1上側型と第2上側型と支持基台とで二つ折り状態としたシート状米飯を押圧成形することにより、下方に向けて膨出させた略楕円面状の下側面を有する下側部と、上方に向けて漸次縮径させた略楕円錐状の上側面を有する上側部とを連続的に接続させたおにぎりを形成する
    ことを特徴とするおにぎり成形機。
  3. おにぎり形成部は、起倒自在とした被覆カバー体を傾倒させることにより被覆されるべく構成するとともに、同被覆カバー体をおにぎり形成部の作動スイッチとし、被覆カバー体を傾倒させておにぎり形成部を被覆することによっておにぎり形成部を作動させるべく構成したことを特徴とする請求項記載のおにぎり成形機。
  4. おにぎり形成部におけるおにぎりの形成作業後に被覆カバー体を起立させるべく構成したことを特徴とする請求項記載のおにぎり成形機。
  5. 第1成形手段によってシート状米飯を二つ折り状態とする前にシート状米飯に具材を載置して、具材を載置したシート状米飯を第1成形手段によって二つ折り状態とすることにより、具材を米飯で完全に被覆することを特徴とする請求項のいずれか1項に記載のおにぎり成形機。
  6. 米飯供給部には米飯を送給する互いに対向させた一対の米飯送給ローラを設け、この米飯送給ローラで米飯を帯状に狭窄して送給するとともに、少なくともいずれか一方の米飯送給ローラ表面に味付剤を付着させておくことにより、シート状米飯の一方の面に味付剤を付着させた味付面を形成するように構成したことを特徴とする請求項のいずれか1項に記載のおにぎり成形機。
  7. おにぎり形成部は、味付面を外側面としてシート状米飯を二つ折り状態とするように構成したことを特徴とする請求項記載のおにぎり成形機。
  8. 米飯送給ローラに沿って味付剤供給口を並設した味付剤供給板を米飯送給ローラの上方に設けるとともに、味付剤供給板に送風を行う送風手段を設けたことを特徴とする請求項または請求項に記載のおにぎり成形機。
  9. 米飯送給ローラの周面には、米飯送給ローラの伸延方向に伸延させた凹状溝を複数設けたことを特徴とする請求項のいずれか1項に記載のおにぎり成形機。
  10. 米飯送給ローラの周面に付着した米飯を掻き落とす掻落片を設けたことを特徴とする請求項のいずれか1項に記載のおにぎり成形機。
  11. 米飯送給ローラの下側位置には、互いに対向させた一対の米飯送給補助ローラを設けるとともに、米飯送給補助ローラ間の隙間寸法を、米飯送給ローラ間の隙間寸法よりも小さくしたことを特徴とする請求項〜1のいずれか1項に記載のおにぎり成形機。
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