JP4213018B2 - 荷物係止装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等の車両のフロアに載置されるフロアボードと、このフロアボードと係脱自在の荷物係止具と、を備えた荷物係止装置に関するものである。
自動車等の車両荷室のフロアには、フロアボードを有する荷物係止装置が備えられる。このフロアボードとしては、合成樹脂からなり、車体フロアに載置される下面が平坦に形成され、上面には格子点状に略方形の複数の突起が形成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。荷物係止装置は、方形状に形成されフロアボードの所定範囲の各突起と係脱自在な複数の嵌合孔を有する脚板と、この脚板に固定された荷物係止具としての支柱部材と、を有する。
この荷物係止装置によれば、脚板をフロアボードの任意の位置に係合させることにより、荷物係止具を任意の位置に立設させることができる。すなわち、複数の荷物係止具を立設することにより、車両室内の荷物を各荷物係止具により係止することができる。
実開昭57−153040号公報
しかしながら、前記荷物係止装置では、フロアボードと荷物係止具の係脱機能のために、フロアボードの上面に複数の突起が突出形成されているので、各突起間でフロアボードを折り曲げやすくなり、フロアボードの強度を十分に確保することができないという問題点があった。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、荷物係止具との係脱機能を維持しつつ、フロアボードの強度を確保することのできる荷物係止装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、車両のフロアに載置されるフロアボードと、このフロアボードと係脱自在の荷物係止具と、を備えた荷物係止装置において、前記フロアボードの一面を略平坦に形成するとともに、前記フロアボードの他面に格子状の突条部を形成し、前記荷物係止具は、前記フロアボードの前記突条部に挿入可能な弾性体と、前記弾性体を所定方向へ圧縮して前記突条部の方向へ膨張するよう弾性変形させ、該弾性体を前記突条部の側壁に係合させる圧縮機構と、を有することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、荷物係止具により荷物を係止する必要のない場合、フロアボードの他面を車両のフロア側として、室内側に略平坦なフロアボードの一面を出現させる。このように、フロアボードを配することにより、車両のフロアを覆うカバーとして使用することができる。
ここで、荷物係止具により荷物を係止する必要がある場合、フロアボードの一面を車両のフロア側として、室内側に格子状の突条部を出現させる。そして、この突条部に荷物係止具の弾性体を挿入し、この状態で圧縮機構により弾性体を圧縮して突条部側へ膨張させて突条部と係合させる。これにより、荷物係止具がフロアボードに固定され、荷物を係止可能な状態となる。尚、突条部が格子状に形成されていることから、作業者の選択により、荷物係止具をフロアボードの任意の位置に係合させることができる。
従って、荷物を係止する必要があるか否かにより、フロアボードの両面を使い分けることができ、実用に際して極めて有利である。ここで、荷物を係止する必要がない場合は、荷物係止具が車両の所定箇所に収容され、略平坦なフロアボードの一面が露出し、車両の荷室等に美的処理が施されている印象を、乗員に与えることができる。
また、フロアボードに格子状の突条部を形成したことにより、フロアボードにおける曲げ方向の剛性が格段に向上し、この結果、フロアボードの強度を確保することができる。すなわち、複数の突起を形成したフロアボードのように、各突起間で曲げ方向の剛性が他部位と比較して急激に低下し、フロアボードの強度が確保し難いということはない。
さらに、弾性体を圧縮して突条部に膨張させて係合させることから、機械的機構により荷室係止具とフロアボードとを係脱するものに比べ、比較的簡単な構造とすることができ、荷物係止具をコンパクトな構成とすることができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の荷物係止装置において、前記弾性体は、前記突条部の格子形状に対応して形成された方形状のゴム板であり、前記圧縮機構は、前記弾性体が前記突条部へ挿入された状態で、前記ゴム板と前記フロアボードの他面との間に位置するアンカ板部材と、一端側が前記アンカ板部材と連結され、前記弾性体が前記突条部へ挿入された状態で、前記ゴム板を挿通して前記フロアボードの略法線方向へ延びる棒状部材と、前記ゴム板における前記アンカ板部材と反対側に位置し、前記棒状部材を前記フロアボードの略法線方向へ案内するケース体と、前記弾性体が前記突条部へ挿入された状態で、前記棒状部材を前記フロアボードから離隔する方向へ移動させて、前記ゴム板を前記ケース体と前記アンカ板部材とで挟圧する移動機構と、を有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の作用に加え、荷物係止具を固定する際に、弾性体を突条部に挿入しておき、移動機構により棒状部材をフロアボードから離隔する方向へ移動させる。これにより、アンカ板部材もフロアボードから離隔して、ケース体とアンカ板部材とでゴム板がフロアボードの略法線方向に圧縮される。このとき、ゴム板は、フロアボードと略平行な方向に膨張して、突条部と当接して係合する。
従って、ゴム板の周縁が全周に亘って格子形状の突条部と密着するので、荷物係止具とフロアボードとを強固に係合させることができる。また、アンカ板部材によりゴム板を押圧するのでゴム板が略均等に膨縮する。これにより、ゴム板と突条部の当接部位により係合状態が異なることはなく、荷物係止具とフロアボードとを安定的に係合させることができる。
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の荷物係止装置において、前記移動機構は、前記棒状部材の他端側に回動自在に連結されるとともに、前記ケース体に摺接するカムレバーを有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2の作用に加え、カムレバーを操作することにより、棒状部材の他端側がフロアボードから離隔する方向、或いは、フロアボードに近接する方向へ移動し、荷物係止具とフロアボードとの係脱が実現される。すなわち、作業者は、カムレバーを回動させるという簡単な作業で、荷物係止具とフロアボードとの係脱を行うことができる。
請求項4に記載の発明では、請求項2に記載の荷物係止装置において、前記移動機構は、前記棒状部材に形成されたラック部と、前記ラック部と歯合するピニオンレバーと、を有することを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、請求項2の作用に加え、ピニオンレバーを回動することにより、棒状部材がフロアボードから離隔する方向、或いは、フロアボードに近接する方向へ移動し、荷物係止具とフロアボードとの係脱が実現される。ここで、ラック部とピニオンレバーとは歯合していることから、ピニオンレバーを用いて歯合位置を微調整することができ、ゴム板と突条部との係合状態を微調整することができる。
請求項5に記載の発明では、請求項2に記載の荷物係止装置において、前記移動機構は、前記棒状部材の他端側に形成された当接部と、前記当接部及び前記ケース体に挟まれ、該ケース体と摺動して前記フロアボードの他面に沿う方向へ移動して棒状部材を移動させるスライダ部材と、前記スライダ部材と回動自在に連結され、前記ケース体に摺接するカムレバーと、を有することを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、請求項2の作用に加え、カムレバーを回動することにより、スライダ部材がフロアボードの他面に沿う方向へ移動する。そして、スライド部材が移動することにより棒状部材の当接部がケース体に対して移動し、この結果、棒状部材がフロアボードから離隔する方向、或いは、フロアボードに近接する方向へ移動し、荷物係止具とフロアボードとの係脱が実現される。すなわち、カムレバーと棒状部材との間にスライダ部材を介在させることにより、作業者の操作に適したカムレバーの回動距離と、ゴム板の係脱に適した棒状部材の移動距離とを的確に対応させることができる。また、カムレバーの回動力は、スライダ部材を介して棒状部材に伝達されるので、棒状部材を滑らかに移動させてゴム板と突条部とを滑らかに係脱させることができる。
請求項6に記載の発明では、請求項1に記載の荷物係止装置において、前記荷物係止具は、前記突条部に対応した略直方体形状を呈し前記突条部と嵌脱自在な弾性部材を有することを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、請求項1の作用に加え、略直方体形状の弾性部材を突条部と嵌脱させることにより、荷物係止具とフロアボードとの係脱が実現される。
請求項7に記載の発明では、請求項1から6のいずれか一項に記載の荷物係止装置において、前記荷物係止具に支持され車両室内空間を仕切るパーテーションを備えたことを特徴とする。
請求項7に記載の発明によれば、請求項1から6のいずれか一項の作用に加え、パーテーションを支持する荷物係止具の固定位置を変更することにより、パーテーションの配置位置を変更することができる。また、荷物係止具がフロアボードに的確に固定されることから、室内空間を仕切るパーテーションもまた的確に固定されることとなる。
請求項8に記載の発明では、請求項1から7のいずれか一項に記載の荷物係止装置において、前記荷物係止具に支持され車両室内空間に配される荷物を保持する固定バンドを備えたことを特徴とする。
請求項8に記載の発明によれば、請求項1から7のいずれか一項の作用に加え、固定バンドを支持する荷物係止具の固定位置を変更することにより、固定バンドの配置位置を変更することができる。また、荷物係止具がフロアボードに的確に固定されることから、固定バンドに保持された荷物もまた的確に固定されることとなる。
請求項9に記載の発明では、請求項1から8のいずれか一項に記載の荷物係止装置において、前記荷物係止具に支持され車両室内空間に配される自転車を保持するサイクルキャリアを備えたことを特徴とする。
請求項9に記載の発明によれば、請求項1から8のいずれか一項の作用に加え、サイクルキャリアを支持する荷物係止具の固定位置を変更することにより、サイクルキャリアの配置位置を変更することができる。また、荷物係止具がフロアボードに的確に固定されることから、サイクルキャリアに保持された自転車もまた的確に固定されることとなる。
このように、本発明によれば、荷物係止具との係脱機能を維持しつつ、フロアボードの強度を確保することができる。
図1から図6は本発明の第1の実施形態を示すもので、図1はフロアボードの外観斜視図、図2はフロアボードに荷物係止具を係合させる際の説明図、図3は荷物係止具の外観斜視図、図4は荷物係止具の分解斜視図、図5は荷物係止具とフロアボードの断面説明図、図6はトレイの上面図である。尚、各実施形態においては、説明のため各図中のハッチングを省略するとともに、ゴム材にスクリーンをかけて図示している。
この荷物係止装置1は、車両のフロアに載置されるフロアボード2と、このフロアボード2と係脱自在の荷物係止具3と、を備える(図2参照)。本実施形態においては、フロアボード2は自動車車両の荷室のフロアに載置され、荷物係止具3と荷室内の荷物が係わるようになっている。
図1(a)に示すように、フロアボード2は一面が略平坦に形成され、図1(b)に示すように、フロアボード2の他面には格子状の突条部4が形成される。また、図1(a)及び(b)に示すように、フロアボード2は車両荷室に対応した形状となっており、一面の中央後端には把持部5が設けられている。すなわち、乗員は、把持部5を利用して、フロアボード2を表裏反転させることができるようになっている。
図3(a)及び(b)に示すように、荷物係止具3は、フロアボード2の突条部4に挿入可能なゴム板5と、このゴム板5を所定方向へ圧縮して突条部4の方向へ膨張するよう弾性変形させてゴム板5を突条部4の側壁に係合させる圧縮機構6と、を有している。
図4に示すように、ゴム板5は突条部4の格子形状に対応して方形状に形成される。ゴム板5は、弾性変形しない状態で突条部4の格子形状より小さい方形であり、突条部4を圧縮することにより突条部4の格子形状より大きな方形に弾性変形する。尚、本実施形態においては、図5(a)に示すように、ゴム板5の内部には空洞が形成されている。
また、圧縮機構6は、ゴム板5が突条部4へ挿入された状態で、ゴム板5とフロアボード2の他面との間に位置するアンカ板部材7を有する。本実施形態においては、アンカ板部材7は、弾性変形しない自然状態のゴム板5とほぼ同形の方形に形成され、ゴム板5のフロアボード2側と密着する。
また、圧縮機構6は、一端側がアンカ板部材7と連結されゴム板5が突条部4へ挿入された状態で、ゴム板5を挿通してフロアボード2の略法線方向へ延びる棒状部材8を有する。本実施形態においては、棒状部材8は、略円柱形状を呈し、ゴム板5に形成された挿通孔5aを挿通する。また、棒状部材8には、雄ねじ部8aが形成され、アンカ板部材7に形成された雌ねじ孔7aと螺合する。
また、圧縮機構6は、ゴム板5におけるアンカ板部材7と反対側に位置し、棒状部材8をフロアボード2の略法線方向へ案内するケース体9を有する。ケース体9は、略直方体形状を呈し、弾性変形しない自然状態のゴム板5とほぼ同形の横断面となっている。また、ケース体9は、棒状部材8を挿通する挿通孔9aを有し、棒状部材8の他端側に接続されたカムレバー10を受容する受容穴9bを有する。
圧縮機構6はカムレバー10を有し、このカムレバー10が、棒状部材8の他端側と連結され、ゴム板5が突条部4へ挿入された状態で、棒状部材8をフロアボード2から離隔する方向へ移動させて、ゴム板5をケース体9とアンカ板部材7とで挟圧する移動機構の一部をなしている。カムレバー10は、棒状部材8の他端側に回動自在に連結されるとともに、ケース体9の上側に摺接する。カムレバー10は、ケース体9との摺接位置にて棒状部材8を移動させるカム部10aと、カム部10aと一体成形された作業者等により把持されるレバー部10bと、を有している。本実施形態においては、図3(b)に示すようにカムレバー10が受容穴9bにほぼ受容された状態と、図3(a)に示すようにカムレバー10がケース体9から突出した状態との間で回動自在となっている。すなわち、図5(a)に示すようにレバー部10bがケース体9から突出した状態で、カム部10aの回動中心とケース体9とが接近し、図5(b)に示すようにレバー部10bがケース体9の受容穴9bにほぼ受容された状態で、カム部10aの回動中心とケース体9とが離隔するようになっている。
本実施形態においては、荷物係止具3は、車両室内空間に配される荷物を収容するトレイ11を支持する(図2参照)。図6に示すように、このトレイ11は、上方を開口した箱形であり、下面の四隅に荷物係止具3が取り付けられている。トレイ11の下面には、荷物係止具3のカムレバー10に対応して操作孔11aが形成される。これにより、作業者は、トレイ11の内部から荷物係止具3とフロアボード2との係脱操作を行うことができる。
以上のように構成された荷物係止装置1では、荷物係止具3により荷物を係止する必要のない場合、図1(a)に示すようにフロアボード2の他面を車両のフロア側として、室内側に略平坦なフロアボード2の一面を出現させる。このように、フロアボード2を配することにより、車両のフロアを覆うカバーとして使用することができる。
ここで、荷物係止具3により荷物を係止する必要がある場合、図1(b)に示すようにフロアボード2の一面を車両のフロア側として、室内側に格子状の突条部4を出現させる。そして、図5(a)に示すように突条部4に荷物係止具3のゴム板5、アンカ板部材7等を挿入し、この状態で図5(b)に示すように圧縮機構6によりゴム板5を圧縮して突条部4側へ膨張させて突条部4と係合させる。
本実施形態においては、カムレバー10を操作して、棒状部材8をフロアボード2から離隔する方向へ移動させることにより、アンカ板部材7もフロアボード2から離隔して、ケース体9とアンカ板部材7とでゴム板5がフロアボード2の略法線方向に圧縮される。このとき、ゴム板5は、フロアボード2と略平行な方向に膨張して、突条部4と当接して係合する。
これにより、荷物係止具3がフロアボード2に固定され、荷物を係止可能な状態となる。尚、突条部4が格子状に形成されていることから、作業者の選択により、荷物係止具3をフロアボード2の任意の位置に係合させることができる。すなわち、トレイ11を支持する荷物係止具3の固定位置を変更することにより、トレイ11の設置位置を変更することができる。また、荷物係止具3がフロアボード2に的確に固定されることから、トレイ11に荷物等を安定的に収納することができる。また、荷物等に付着した水滴等がトレイ11から漏出することはないので、車両の荷室に大量の水が流入することはなく、荷室内を清潔に保つことができる。
このように、本実施形態の荷物係止装置1によれば、荷物を係止する必要があるか否かにより、フロアボード2の両面を使い分けることができ、実用に際して極めて有利である。ここで、荷物を係止する必要がない場合は、荷物係止具3が車両の所定箇所に収容され、略平坦なフロアボード2の一面が露出し、車両の荷室等に美的処理が施されている印象を、乗員に与えることができる。
また、本実施形態の荷物係止装置1によれば、フロアボード2に格子状の突条部4を形成したことにより、フロアボード2における曲げ方向の剛性が格段に向上し、この結果、フロアボード2の強度を確保することができる。すなわち、複数の突起を形成したフロアボード2のように、各突起間で曲げ方向の剛性が他部位と比較して急激に低下し、フロアボード2の強度が確保し難いということはない。すなわち、荷物係止具3との係脱機能を維持しつつ、フロアボード2の強度を確保することができる。
また、本実施形態の荷物係止装置1によれば、ゴム板5を圧縮して突条部4に膨張させて係合させることから、機械的機構により荷室係止具3とフロアボード2とを係脱するものに比べ、比較的簡単な構造とすることができ、荷物係止具3をコンパクトな構成とすることができる。
また、本実施形態の荷物係止装置1によれば、ゴム板5の周縁が全周に亘って格子形状の突条部4と密着するので、荷物係止具3とフロアボード2とを強固に係合させることができる。また、アンカ板部材7によりゴム板5を押圧するのでゴム板5が略均等に膨縮する。これにより、ゴム板5と突条部4の当接部位により係合状態が異なることはなく、荷物係止具3とフロアボード2とを安定的に係合させることができる。
また、本実施形態の荷物係止装置1によれば、カムレバー10を操作することにより、棒状部材8の他端側がフロアボード2から離隔する方向、或いは、フロアボード2に近接する方向へ移動し、荷物係止具3とフロアボード2との係脱が実現される。すなわち、作業者は、カムレバー10を回動させるという簡単な作業で、荷物係止具3とフロアボード2との係脱を行うことができる。
図7から図10は本発明の第2の実施形態を示すもので、図7は荷物係止具の外観斜視図、図8は荷物係止具の分解斜視図、図9は荷物係止具とフロアボードの断面説明図、図10はパーテーションの外観斜視図である。第2の実施形態においては、荷物係止具の圧縮機構が異なっている点、荷物係止具にトレイでなくパーテーションが支持されている点等で、第1の実施形態と構成を異にする。
この荷物係止装置101は、図9(a)及び(b)に示すように、第1の実施形態と同様に、車両のフロアに載置されるフロアボード2と、このフロアボード2と係脱自在に構成された荷物係止具103と、を備える。図7に示すように、荷物係止具103は、フロアボード2の突条部4に挿入可能なゴム板5と、このゴム板5を所定方向へ圧縮して突条部4の方向へ膨張するよう弾性変形させてゴム板5を突条部4の側壁に係合させる圧縮機構106と、を有している。
本実施形態の圧縮機構106も、ゴム板5が突条部4へ挿入された状態で、ゴム板5とフロアボード2の他面との間に位置するアンカ板部材7を有する。さらに、本実施形態の圧縮機構106は、図8に示すように、一端側がアンカ板部材7と連結されゴム板5が突条部4へ挿入された状態で、ゴム板5を挿通してフロアボード2の略法線方向へ延びる棒状部材108を有する。本実施形態においては、棒状部材108は、アンカ板部材7と一体に成形されるとともに略四角柱形状を呈し、ゴム板5に形成された挿通孔105aを挿通する。また、棒状部材108の一側面には、ラック部108aが形成されている。
また、図7及び図8に示すように、圧縮機構106は、ゴム板5におけるアンカ板部材7と反対側に位置し、棒状部材108をフロアボード2の略法線方向へ案内するケース体109を有する。ケース体109は、略直方体形状を呈し、弾性変形しない自然状態のゴム板5とほぼ同形の横断面となっている。また、ケース体109は、棒状部材108を挿通する挿通孔109aを有する。さらに、ケース体109は、棒状部材108のラック部108aと歯合するピニオンレバー110を案内する案内穴109bを有する。
圧縮機構6はラック部108aとピニオンレバー110とを有し、これらラック部108a及びピニオンレバー110が、ゴム板5が突条部4へ挿入された状態で、棒状部材8をフロアボード2から離隔する方向へ移動させて、ゴム板5をケース体109とアンカ板部材7とで挟圧する移動機構の一部をなしている。図8に示すように、ピニオンレバー110は略L字状に形成され、ラック部108aと歯合するピニオンギヤ111が形成され棒状部材108と略直交する方向へ延びるピニオン延在部112と、ピニオン延在部112と略直交する方向へ延びるレバー延在部113とを有する。
ピニオン延在部112は、ケース体109の案内穴109bに軸支され、レバー延在部113がケース体109の外側で回動するようになっている。図7に示すように、レバー延在部113は、ケース体109の一側面に形成された爪109cと係脱自在に構成される。
本実施形態においては、図10(a)及び(b)に示すように、車両室内空間を仕切るパーテーション120が荷物係止具103に支持される。ケース体109の上面には溝状の切欠(図示せず)が形成され、この切欠に板状のパーテーション120がホットメルト等の接着材により固定される。本実施形態においては、複数のパーテーション120が折り畳み自在に構成され、図10(b)に示すように、必要に応じて展開可能となっている。
すなわち、パーテーション120を支持する荷物係止具103の固定位置を変更することにより、パーテーション120の配置位置を変更することができる。また、荷物係止具103がフロアボード2に的確に固定されることから、室内空間を仕切るパーテーション120もまた的確に固定されることとなる。
このように、本実施形態の荷物係止装置101によれば、ピニオンレバー110を回動することにより、図9(a)に示すように棒状部材108がフロアボード2から離隔する方向、或いは、図9(b)に示すようにフロアボード2に近接する方向へ移動し、荷物係止具103とフロアボード2との係脱が実現される。ここで、ラック部108aとピニオンレバー110とは歯合していることから、ピニオンレバー110を用いて歯合位置を微調整することができ、ゴム板5と突条部4との係合状態を微調整することができる。尚、第1の実施形態と同様の作用効果については、ここでは省略する。
図11から図14は本発明の第3の実施形態を示すもので、図11は荷物係止具の外観斜視図、図12は荷物係止具の分解斜視図、図13は荷物係止具とフロアボードの断面説明図、図14はサイクルキャリアの外観斜視図である。第3の実施形態においては、荷物係止具の圧縮機構が異なっている点、荷物係止具にトレイでなくサイクルキャリアが支持されている点等で、第1の実施形態と構成を異にする。
図13(a)及び(b)に示すように、この荷物係止装置201は、第1の実施形態と同様に、車両のフロアに載置されるフロアボード2と、このフロアボード2と係脱自在に構成された荷物係止具203と、を備える。図11に示すように、荷物係止具203が、フロアボード2の突条部4に挿入可能なゴム板5と、このゴム板5を所定方向へ圧縮して突条部4の方向へ膨張するよう弾性変形させてゴム板5を突条部4の側壁に係合させる圧縮機構206と、を有している。
本実施形態の圧縮機構206も、ゴム板5が突条部4へ挿入された状態で、ゴム板5とフロアボード2の他面との間に位置するアンカ板部材7を有する。さらに、図12に示すように、本実施形態の圧縮機構206は、一端側がアンカ板部材7と連結されゴム板5が突条部4へ挿入された状態で、ゴム板5を挿通してフロアボード2の略法線方向へ延びる棒状部材208を有する。本実施形態においては、棒状部材208は、略円柱形状を呈し、ゴム板5に形成された挿通孔205aを挿通する。また、棒状部材208には、雄ねじ部208aが形成され、アンカ板部材7に形成された雌ねじ孔207aと螺合する。棒状部材208の他端には径方向へ延び、軸方向視で略四角形状の当接部208bが形成される。当接部208bのゴム板5側の面は軸方向に傾斜して形成され、この反対側の面は略平坦に形成される(図13(a)及び(b)参照)。
本実施形態においては、図12に示すように、移動機構は、この当接部208bの他に、当接部208b及びケース体209に挟まれケース体209と摺動してフロアボード2の他面に沿う方向へ移動して棒状部材208を移動させるスライダ部材210と、スライダ部材210と回動自在に連結されケース体209に摺接するカムレバー211と、を有する。
スライダ部材210は、ケース体209の内部を棒状部材208と略直交する方向へ移動する。スライダ部材210は、移動時に棒状部材208と干渉しないように、棒状部材208を跨ぐよう形成される。スライダ部材210の上面は、当接部208bと当接し、当接部208bの傾斜した面に対応して傾斜した傾斜部210aを有する。図13(a)及び(b)に示すように、スライダ部材210が移動すると、傾斜部210aと、当接部208bの傾斜した面と、の当接位置が変化して棒状部材208が軸方向へ移動する。
カムレバー211は、スライダ部材210の一端に回動自在に連結されるとともに、ケース体209の側壁に摺接する。カムレバー211は、ケース体209との摺接位置にてスライダ部材210を移動させるカム部211aと、カム部211aと一体成形され作業者等により把持されるレバー部211bと、を有している。本実施形態においては、図13(b)に示すようにカムレバー211がケース体209の側壁に沿った状態と、図13(a)に示すようにカムレバー211がケース体209の側壁に対して起立した状態との間で回動自在となっている。レバー部211bがケース体209の側壁に対して起立した状態で、カム部211aの回動中心とケース体209とが接近し、レバー部211bがケース体209の側壁に沿った状態で、カム部211aの回動中心とケース体209とが離隔するようになっている。
本実施形態においては、荷物係止具203は、車両室内空間に配される自転車を保持するサイクルキャリア220を支持する。図14に示すように、このサイクルキャリア220は、自転車Bの前輪を外した状態で、前輪の代わりに自転車Bに取り付けられる前側支持部220aと、この前側支持部220aが固定される角柱部材220bとする。そして、角柱部材220bの両端に、それぞれ荷物係止具203が配されている。
このように、本実施形態の荷物係止装置201によれば、カムレバー211を回動することにより、スライダ部材210がフロアボード2の他面に沿う方向へ移動する。そして、スライド部材210が移動することにより棒状部材208の当接部208bがケース体209に対して移動し、この結果、棒状部材208がフロアボード2から離隔する方向、或いは、フロアボード2に近接する方向へ移動し、荷物係止具203とフロアボード2との係脱が実現される。すなわち、カムレバー211と棒状部材208との間にスライダ部材210を介在させることにより、作業者の操作に適したカムレバー211の回動距離と、ゴム板5の係脱に適した棒状部材の移動距離とを的確に対応させることができる。また、カムレバー211の回動力は、スライダ部材210を介して棒状部材208に伝達されるので、棒状部材208を滑らかに移動させてゴム板5と突条部4とを滑らかに係脱させることができる。
尚、第1〜第3の実施形態においては、荷物係止具3の弾性体がゴム板5であるものを示したが、スポンジ、ばね等を弾性体として用いてもよいことは勿論である。例えば、図15(b)に示すように、荷物係止具303の弾性体を、突条部4に対応した略直方体形状を呈し突条部4と嵌脱自在な弾性部材305で構成してもよい。図15は、弾性部材305をゴムで形成したものを示す。この場合、図16に示すように、略直方体形状の弾性部材305を突条部4と嵌脱させることにより、荷物係止具303とフロアボード2との係脱が実現される。
また、第1〜第3の実施形態においては、荷物係止具3,103,203が、トレイ11、パーテーション120、サイクルキャリア220を支持するものを示した、荷物係止具がこれらを支持するものでなく、荷物係止具自体で荷物等を係止するようにしてもよい。また、例えば図15(a)に示すように、荷物係止具303に、荷物を保持する固定バンド311を支持させてもよい。図15(a)及び(b)に示すように、この固定バンド311は、ケース体9から外方へ延びる一対のベルト部311aと、一方のベルト部311aの端部に設けられたバックル部311bとを有する。そして、バックル部311bを他方のベルト部311aと係合することにより、各ベルト部311aで荷物を拘束できるようになっている。
また、前記実施形態においては、自動車車両の荷室内の荷物を係止するものを示したが、トラック等の荷台を有する車両における荷台内部の荷物を係止するものであってもよい。また、圧縮機構6の構成も各実施形態と異なる構成としてもよいし、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
本発明の第1の実施形態を示すフロアボードの外観斜視図であり、(a)は一面が出現した状態を示し、(b)は他面が出現した状態を示したものである。 フロアボードに荷物係止具を係合させる際の説明図である。 荷物係止具の外観斜視図であって、(a)はゴム板が圧縮されていない状態を示し、(b)はゴム板が圧縮されている状態を示したものである。 荷物係止具の分解斜視図である。 荷物係止具とフロアボードの断面説明図であって、(a)はゴム板が圧縮されていない状態を示し、(b)はゴム板が圧縮されている状態を示したものである。 トレイの上面図である。 本発明の第2の実施形態を示すもので、荷物係止具の外観斜視図である。 荷物係止具の分解斜視図である。 荷物係止具とフロアボードの断面説明図であって、(a)はゴム板が圧縮されていない状態を示し、(b)はゴム板が圧縮されている状態を示したものである。 パーテーションの外観斜視図であって、(a)は折り畳んだ状態を示し、(b)は展開した状態を示したものである。 本発明の第3の実施形態を示すもので、荷物係止具の外観斜視図である。 荷物係止具の分解斜視図である。 荷物係止具とフロアボードの断面説明図であって、(a)はゴム板が圧縮されていない状態を示し、(b)はゴム板が圧縮されている状態を示したものである。 サイクルキャリアの外観斜視図である。 他の実施形態を示し、(a)は荷物係止具の上面図であり、(b)は荷物係止具の側面図である。 フロアボードに荷物係止具を係合させる際の説明図である。
符号の説明
1 荷物係止装置
2 フロアボード
3 荷物係止具
4 突条部
5 ゴム板
6 圧縮機構
7 アンカ板部材
8 棒状部材
9 ケース体
10 カムレバー
101 荷物係止装置
103 荷物係止具
106 圧縮機構
108 棒状部材
108a ラック部
109 ケース体
110 ピニオンレバー
111 ピニオンギヤ
120 パーテーション
201 荷物係止装置
203 荷物係止具
206 圧縮機構
208 棒状部材
208b 当接部
209 ケース体
210 スライダ部材
211 カムレバー
220 サイクルキャリア
303 荷物係止具
305 弾性部材
311 固定バンド
B 自転車

Claims (9)

  1. 車両のフロアに載置されるフロアボードと、このフロアボードと係脱自在の荷物係止具と、を備えた荷物係止装置において、
    前記フロアボードの一面を略平坦に形成するとともに、前記フロアボードの他面に格子状の突条部を形成し、
    前記荷物係止具は、
    前記フロアボードの前記突条部に挿入可能な弾性体と、
    前記弾性体を所定方向へ圧縮して前記突条部の方向へ膨張するよう弾性変形させ、該弾性体を前記突条部の側壁に係合させる圧縮機構と、を有することを特徴とする荷物係止装置。
  2. 前記弾性体は、前記突条部の格子形状に対応して形成された方形状のゴム板であり、
    前記圧縮機構は、前記弾性体が前記突条部へ挿入された状態で、前記ゴム板と前記フロアボードの他面との間に位置するアンカ板部材と、
    一端側が前記アンカ板部材と連結され、前記弾性体が前記突条部へ挿入された状態で、前記ゴム板を挿通して前記フロアボードの略法線方向へ延びる棒状部材と、
    前記ゴム板における前記アンカ板部材と反対側に位置し、前記棒状部材を前記フロアボードの略法線方向へ案内するケース体と、
    前記弾性体が前記突条部へ挿入された状態で、前記棒状部材を前記フロアボードから離隔する方向へ移動させて、前記ゴム板を前記ケース体と前記アンカ板部材とで挟圧する移動機構と、を有することを特徴とする請求項1に記載の荷物係止装置。
  3. 前記移動機構は、前記棒状部材の他端側に回動自在に連結されるとともに、前記ケース体に摺接するカムレバーを有することを特徴とする請求項2に記載の荷物係止装置。
  4. 前記移動機構は、前記棒状部材に形成されたラック部と、前記ラック部と歯合するピニオンレバーと、を有することを特徴とする請求項2に記載の荷物係止装置。
  5. 前記移動機構は、
    前記棒状部材の他端側に形成された当接部と、
    前記当接部及び前記ケース体に挟まれ、該ケース体と摺動して前記フロアボードの他面に沿う方向へ移動して棒状部材を移動させるスライダ部材と、
    前記スライダ部材と回動自在に連結され、前記ケース体に摺接するカムレバーと、を有することを特徴とする請求項2に記載の荷物係止装置。
  6. 前記荷物係止具は、前記突条部に対応した略直方体形状を呈し前記突条部と嵌脱自在な弾性部材を有することを特徴とする請求項1に記載の荷物係止装置。
  7. 前記荷物係止具に支持され車両室内空間を仕切るパーテーションを備えたことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の荷物係止装置。
  8. 前記荷物係止具に支持され車両室内空間に配される荷物を保持する固定バンドを備えたことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の荷物係止装置。
  9. 前記荷物係止具に支持され車両室内空間に配される自転車を保持するサイクルキャリアを備えたことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載荷物係止装置。
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