JP4211171B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トナー画像を中間転写材を介して用紙に転写する方式のカラー画像形成装置に関し、特に、モノクロコピーを作成する際に、カラートナーが用紙に移転しないようにする手段を設けた装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、中間転写方式のカラー画像形成装置においては、マゼンダトナー、シアントナー、イエロートナーおよび黒トナー毎に、露光器と、ドラム感光体と、ドラムを帯電する帯電器と、各色のトナーを収容する現像装置等を配置している。そして、感光体に現像された画像を中間転写体に転写した後、用紙のような記録媒体に画像を転写し、トナー画像を担持する用紙を定着装置を通して定着し、フルカラー記録紙(コピー)を作成している。また、前記用紙に画像を転写した後に、中間転写体に残留する未転写のトナーを前記中間転写体に設けたクリーナにより除去し、次のトナー画像の形成に障害とならないように処理している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記カラー画像形成装置において、中間転写体に配置するクリーナがトナー画像の形成部の上流位置にあるために、各色毎に配置されるブレード等からなる回収手段からトナーが落下して、中間転写体に付着することがある。また、前記中間転写体に配置するクリーナによる未転写トナーの除去が不十分であったりする場合には、カラートナー画像を中間転写体に転写する場合に、中間転写体に残留した未転写のトナー像が用紙に移転することにより、コピー画質が低下するという問題がある。特に、用紙に対して最初にカラートナー画像を転写してから、黒トナー画像を転写する機構を設ける場合に、黒トナーのみを用いたモノクロコピーを作成する際には、カラー画像形成部の転写部から用紙に未転写のカラートナーが移転して用紙が汚れる場合がある。
【0004】
本発明は、前述したような従来のカラー画像形成装置の問題を解消しようとするもので、モノクロコピーの作成時に、カラートナー画像転写部からカラートナーが用紙に移転されないような手段を設けた装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像形成装置は、複数の画像形成手段により形成された異なる色のトナー画像を中間転写体に転写してカラートナー画像を形成すると共に形成された当該カラートナー画像を転写部において記録媒体に転写するカラー画像形成部と、モノクロ画像を記録媒体に転写するモノクロ画像形成部とを備える画像形成装置であって、前記カラー画像形成部は、前記モノクロ画像形成部の上流側において同一記録媒体搬送路上に配置されており、前記転写部は、前記中間転写体に掛け渡されている転写部ローラと当該転写部ローラに対向する転写ローラとを含み、前記カラー画像形成部を通過して搬送される記録媒体に前記モノクロ画像形成部を動作させてモノクロコピーを作成するモードにおいて、前記中間転写体の未転写のカラートナーを前記中間転写体に電気的に保持するように前記転写部ローラにカラートナーの極性と逆極性の電圧を印加するとともに前記転写ローラには前記転写部ローラに印加される電圧の極性と逆極性の電圧を印加する手段を設けることを特徴とする。
【0006】
そして、前述したように構成したことにより、モノクロコピーを作成する際に、未転写のカラートナー画像を担持する中間転写体に用紙が接したとしても、前記中間転写体にはトナーが電気的に保持されるので、トナーが用紙に移転することを防止できる。そして、カラー画像転写部からカラートナーが用紙に付着しないので、モノクロコピーの品質が劣化することを防止できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
図示される例にしたがって、本発明の画像形成装置の構成を説明する。図1に示す例は、カラー画像形成装置の構成を示すもので、本体フレームの下部に記録媒体としての用紙を収容する給紙トレイ3を1つまたは複数配置して、任意のサイズの用紙を供給可能に構成している。前記本体フレーム2の上部には、排出トレイ7を配置して、給紙トレイ3から送り出される用紙を、上方に向けて搬送する用紙搬送路を通しながら、トナー画像の転写と定着を行い、排出トレイ7に向けて排出させる。前記画像形成装置1には、カラートナー画像を作成する第1の画像形成部としてのカラー画像形成部20と、モノクロ画像を形成するための第2の画像形成部としてのモノクロ画像形成部10とを、別個のユニットとして構成し、各々のユニットの画像転写部を同一の用紙搬送路上に沿わせて配置している。
【0008】
前記画像形成装置1においては、一般の画像形成装置またはプリンタと同様に、給紙トレイ3から給紙ローラ4により送り出される用紙に、カラー画像形成部20の転写部20aでカラー画像を転写し、次の段階で、モノクロ画像形成部10の転写部10aにおいてモノクロ画像を重ねて転写するようにしている。そして、前記2種類の画像を用紙に転写したものを、定着装置5を通して定着し、排出ローラ装置6により排出トレイ7に向けて排出する。なお、本実施例に示す画像形成装置1においては、モノクロ画像形成部10の機能のみを用いてモノクロコピーの作成を行う他に、カラー画像形成部20とモノクロ画像形成部10の機能を合わせて動作させ、フルカラーコピーを作成することができるように構成している。前記定着装置5は、一般の画像形成装置に用いられている装置と同様に、熱ローラと加圧ローラとを対向させて配置し、両ローラの間にトナー画像を担持する用紙を通して、溶融させたトナーを加圧ローラにより用紙に押圧して定着させる機構を用いている。
【0009】
前記本体フレーム2の内部の所定の位置には、コピー作成機構の動作制御を行うための制御装置9を配置し、モノクロ画像形成部10とカラー画像形成部20および、用紙搬送装置の動作の制御と、図示を省略するコントロールパネルから入力される動作指令等にしたがって、コピーの作成の動作の制御を行う。また、前記画像形成装置1をパソコン等のような任意の画像情報出力装置に接続して、カラーコピーを作成可能なプリンタとして用いることが可能であり、スキャナと組み合わせることもできる装置として構成可能である。
【0010】
前記画像形成装置1に配置する画像形成部には、前述したように、モノクロ画像形成部10とカラー画像形成部20との、トナー画像作成のためのユニットを配置してるもので、モノクロ画像形成部10には一般のモノクロコピーを作成する機構と同様な構成を有する装置を用いることができる。本実施例に示すカラー画像形成部20は、中間転写体としてのベルト式中間転写体21を用いており、前記ベルト式中間転写体21を、用紙に画像を転写する転写ローラ26と対向させて配置する転写部ローラ22と、駆動ローラ23および、ベルト式中間転写体21に所定の張力を付与するためのテンションローラ24に掛け渡して矢印方向に循環駆動させる。前記カラー画像形成部20の移動経路で、転写部ローラ22と駆動ローラ23の間でのベルト式中間転写体21の上部分には、ブレード25aを配置したクリーナ25と、黄色、赤色、青色のそれぞれのカラートナー画像を形成するカラー画像形成手段30、30a、30bを配置している。
【0011】
前記カラー画像形成部20では、黄色の画像形成手段30と赤色の画像形成手段30a、および青色の画像形成手段30bとを順次配置している。そして、前記各画像形成手段に配置する感光体31、31a、31bから、転写ローラ38、38a、38bにより、カラートナー画像をベルト式中間転写体21に重ねて転写するようにしている。前記転写部ローラ22と転写ローラ26の間に用紙が位置する状態で、転写ローラ26に所定の電位を印加して、ベルト式中間転写体21からカラートナー画像を用紙に転写する。前記用紙にカラートナー画像を転写した後で、ベルト式中間転写体21の表面に残留するトナーは、ブレード25aを設けたクリーナ25により除去することによって、次の画像転写に対応させることができる。なお、前記ベルト式中間転写体21としては、従来より画像形成装置の中間転写体として用いられるのと同様に、ポリイミド樹脂を用いることができる。
【0012】
前記画像形成装置1に設け、トナー画像形成部に配置する第2の画像形成部としてのモノクロ画像形成部10は、従来の黒トナーによるモノクロ画像を形成する機構と同様に構成されるもので、感光体11に形成するトナー画像を転写ローラ18に印加する所定の値の電位により用紙に転写させるように構成している。前記モノクロ画像形成部10は、図2に示すように、用紙Pを挟むように感光体11と転写ローラ18とを配置し、前記感光体11の周囲には、帯電器12と書込み装置13および現像ローラ15とクリーナ14とを配置している。また、前記現像装置は一般の画像形成装置に用いる現像装置と同様な構造を有するもので、現像ローラ15に対しては、トナーカートリッジ16から供給されるトナーを、アジテータ17により攪拌して帯電作用を付与し、現像ローラ15に付着させる機構を用いている。前記トナー供給部にカートリッジ16を用いることで、例えば、モノクロコピーを大量に作成するプリンタとして用いる場合にも、トナーの供給を容易に行うことができるものとされる。
【0013】
前記モノクロ画像形成部10において、感光体11にモノクロ画像を作成する際には、制御装置9から出力される画像情報にもとづいて書込み装置13から光信号を出力し、あらかじめ帯電器12により一様に帯電している感光体11に光を照射することにより静電潜像を形成する。そして、前記静電潜像に対して現像ローラ15からトナーを供給してトナー画像を作成し、前記感光体11が担持するトナー画像を、用紙Pの裏面側の転写ローラ18により所定の値の電位を印加することにより用紙に転写する。前記トナー画像を用紙に転写した後で感光体に残留するトナーは、クリーナ14により除去し、帯電器12により一様な帯電を行って、次のトナー画像の作成に対応させる。なお、前記感光体の残留トナーを除去するためのクリーナは、例えば、ブレード14aとブラシ状のローラ部材14bとを組み合わせて構成し、感光体にカラートナーが移転された場合でも、トナーの除去を容易にしかも確実に行い得るようにすることができる。
【0014】
前記モノクロ画像形成部10の上流部に配置し、カラートナー画像を形成するための第1の画像形成部としてのカラー画像形成部20には、前記ベルト式中間転写体21にカラートナー画像を転写するために、3つの画像形成手段30、30a、30bを配置している。前記3つの画像形成手段は同一の構成を有する装置であるから、その1つについて図3にもとづいて説明する。前記図3に示す画像形成手段30においては、カラートナー画像を形成して、ベルト式中間転写体21に転写するための感光体31と転写ローラ38とをベルト21を挟むように配置し、前記転写ローラ38に所定の電圧を印加することにより、感光体31に形成したカラートナー画像をベルト式中間転写体21に転写する。前記感光体31に対しては、その回転方向に対応させて、帯電器32と書込み装置33、現像ローラ35および、感光体31に接触するブレード34aを設けたクリーナ34とを配置し、前記現像ローラ35とクリーナ34の間に転写ローラ38による画像転写部を配置する。
【0015】
前記現像ローラ35にカラートナーを供給するために、アジテータ37を配置し、トナーホッパ36から供給されるカラートナーをアジテータ37により攪拌して帯電させ、現像ローラ35に薄層として付着させたトナーを感光体31の静電潜像に移転させて、カラートナー画像を形成する。前記感光体31の周囲に配置する電子写真方式の装置においては、帯電器32をブラシ状の帯電器で構成し、前記帯電器32のブラシに対して所定の電位を供給することにより、感光体31の表面に一様な帯電を行わせる。そして、前記一様な帯電が行われた感光体31に書込み装置33のLEDを発光させて画像の書込みを行って静電潜像を形成し、その静電潜像に現像ローラ35から供給されるカラートナーを付着させ、トナー画像として顕像化させる。また、前記クリーナ34には、ブレードとトナー回収用のスクリューとを組み合わせた装置を用いることが可能であるが、その他に、従来より画像形成装置に用いられている任意の構成を有するクリーニング装置を用いることができる。
【0016】
前述したように構成してなる画像形成装置1において、フルカラーコピーを作成する場合には、図1に示す制御装置9に入力された画像情報にもとづいて、モノクロ画像形成部10とカラー画像形成部20とを作動させる。そして、前記カラー画像形成部20の転写部20aにおいては、ベルト式中間転写体21に対して各画像形成手段30……から重ねて転写されるカラートナーを用紙に対して転写し、同一搬送路の下流側にあるモノクロ画像形成部10の転写部10aで、感光体11に形成したモノクロ画像を用紙に重ねて転写する。前記フルカラーのトナー画像を担持する用紙は、定着装置5を通して定着されてコピーが作成され、排出ローラ装置6を介して排出トレイ7に排出される。また、前記画像形成装置1において、モノクロコピーを作成する場合には、制御装置9に入力される情報にもとづいて、カラー画像形成部20の動作を停止させる状態で、モノクロ画像形成部10のみを作動させ、感光体11に形成するトナー画像を転写ローラ18により用紙に転写してモノクロコピーを作成する。
【0017】
前記画像形成装置において、装置のコントロールパネルのボタンを押して設定する情報または、画像情報を出力する装置に設定したコピー作成モードにしたがって、モノクロコピーのみを作成する際に、カラー画像形成部20の各機構の動作を行わないように停止させておく。つまり、前記画像形成装置において、モノクロコピーのみを作成する際に、カラー画像形成部20を停止させておき、モノクロ画像形成部10のみを動作させるように、前記制御装置からの各装置に対する動作モードを設定する。その際に、前記カラー画像転写部20aでは、ベルト式中間転写体21を停止させたままで、転写ローラ26と転写部ローラ22との間に用紙を通過させ、モノクロ画像形成部10の転写部10aで感光体11に形成したトナー画像を用紙に転写する動作を行わせる。そして、前記用紙が給紙トレイ3から送り出され、モノクロ画像形成部10の転写部10aに向けて搬送される途中で、カラー画像形成部20の転写部20aではベルト式中間転写体21に摺動しながら上方に向けて搬送される。ところが、前記ベルト式中間転写体21の露出部にカラートナーが付着している状態では、用紙にカラートナーが付着することによって、モノクロコピーに汚れが生じ、コピーの画質が劣化するという問題が発生する。
【0018】
前述したように、コピーに汚れが発生することを防止するために、本実施例では、図4に示すように、カラー画像形成部20の転写部20aに配置する転写部ローラ22と転写ローラ26との双方、またはいずれか一方に電圧印加装置40を設け、カラートナーが用紙に移転しないようにする手段を構成している。前記電圧印加装置40に示す例では、ベルト式中間転写体21を画像転写部で支持するための転写部ローラ22の軸22aに、スイッチ42を介して電源41を設け、モノクロコピーを作成するモードでは、前記スイッチ42を作動させて転写部ローラ22の軸22aに所定の電圧を印加する。前記転写部ローラ22に対して電圧を印加することにより、ベルト式中間転写体21に付着しているカラートナーを、前記ベルト式中間転写体21から浮遊しないように、電気的に保持させることができる。なお、図4に示す例は、負帯電トナーの場合を示しているものであり、正帯電トナーの場合には、電源41、45の極性を反転させればよい。
【0019】
前記電圧印加装置40を転写ローラ26に対して配置する場合には、電源45をスイッチ46を介して接続し、モノクロコピーを作成する際に前記スイッチ46を接続して、電源45の電圧を転写ローラ26に対して印加する。そして、前記転写ローラ26と転写部ローラ22の間を通る用紙に対して、用紙の背後から所定の値の電圧を印加する作用を付与し、用紙に加える電圧によりベルト式中間転写体が担持するトナーが浮遊しないように保持させる作用を発揮させる。前記電圧印加装置に対してトナーが付着しないように、所定の値の電圧を印加する手段を用いることによって、モノクロコピーの作成時に、用紙がカラー画像形成部20の転写部20aを通ってモノクロ画像形成部10の転写部10aに至る間に、前記カラー画像形成部20のベルト式中間転写体21から、カラートナーが付着してコピーを汚して品質を劣化させるような不都合の発生を防止できる。
【0020】
前記電圧印加装置40において、ベルト式中間転写体21をカラー画像転写部20aで保持する転写部ローラ22に対して印加する電圧は、ベルト式中間転写体21にトナーを付着保持させる電圧とほぼ同一に設定できるもので、画像形成手段30の転写ローラ38に印加する電圧と同じ程度の値とすることができる。実際には、前記転写部ローラ22に対しては800〜2kV程度の値に設定可能である。また、転写ローラ26に印加する電圧としては、前記転写部ローラ22に印加する電圧とほぼ同じ強さで反対の極性に設定すると良い。そして、前記転写ローラ26に印加する電位により、用紙からトナーが離間するような作用を生じさせ、用紙に付着しようとするトナーをベルト式中間転写体21に押し付けるようにして、用紙が汚れることを防止させるようにする。
【0021】
前記図4に示すように構成する電圧印加装置40においては、画像形成装置のコピー作成モードをモノクロコピーに設定した際に、制御装置9からの信号によりスイッチ42、46が接続されて、各々の電源41、45から所定の値の電圧がローラ22、26にそれぞれ印加される。また、前記電圧印加装置40においては、前記電圧印加装置のいずれか1つを配置してコピーの汚れを防止することが可能であるが、転写ローラ26と転写部ローラ22の双方に対して電圧を印加する場合には、より大きな効果を奏することができる。さらに、前記実施例では、カラートナーの性質に応じた印加電圧を設定可能であり、用紙の両面に位置されるローラ22、26の双方に電圧を印加する場合には、その印加電圧の値を変化させることもできる。
【0022】
なお、前記画像形成装置1に配置するカラー画像形成部20においては、ベルト式中間転写体21に代えてドラム状の感光体を配置して、カラートナー画像を作成する機構の装置を構成することもできる。前記カラー画像形成部に感光体ドラムを配置する場合には、従来公知の画像形成装置の場合と同様に、感光体ドラムの周囲に各色のトナー画像を形成する現像装置と、画像情報の書込みを行う書込み装置とを配置する。前記各現像装置から供給されるカラートナーを重ねて転写しながら、用紙にカラートナー画像を転写させるようにする。そして、用紙にカラートナー画像を転写した後で、そのカラートナー画像の転写位置と同一搬送路の下流部に配置されたモノクロ画像形成部10からモノクロ画像を重ねて転写し、定着することでフルカラーコピーを作成することが可能となる。さらに、本実施例で転写ローラとして開示した転写部材は、スコロトロン、コロトロン等の非接触部材でも、転写ブラシ等のような接触転写部材でもよい。
【0023】
【発明の効果】
本発明の画像形成装置は、前述したように構成した電圧印加装置を用いるものであるから、モノクロコピーを作成する際に、カラー画像転写部でカラートナーを担持する中間転写体に用紙が接したとしても、前記中間転写体にはトナーが電気的に保持されるので、トナーが用紙に移転することを防止できる。そして、カラー画像転写部からカラートナーが用紙に付着しないので、モノクロコピーに汚れが生じることを防止でき、その品質が劣化することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像形成装置の構成を示す概略説明図である。
【図2】 モノクロ画像形成部の構成を示す説明図である。
【図3】 カラー画像形成部の画像形成手段の構成を示す説明図である。
【図4】 電圧印加装置の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置、 2 本体フレーム、 3 給紙トレイ、
4 給紙ローラ、 5 定着装置、 6 排出ローラ装置、
7 排出トレイ、 9 制御装置、 10 モノクロ画像形成部、
10a 転写部、 11 感光体、 12 帯電器、
13 書込み装置、 14 クリーナ、 15 現像ローラ、
16 トナーカートリッジ、 17 アジテータ、
18 転写ローラ、 20 カラー画像形成部、
21 ベルト式中間転写体、 22 転写部ローラ、
23 駆動ローラ、 24 テンショナー、 25 クリーナ、
26 転写ローラ、 30 画像形成手段、 31 感光体、
32 帯電器、 34 クリーナ、 35 現像ローラ、
36 トナーホッパ、 37 アジテータ、 38 転写ローラ、
40 電圧印加装置、 41・45 電源、 42・46 スイッチ。

Claims (1)

  1. 複数の画像形成手段により形成された異なる色のトナー画像を中間転写体に転写してカラートナー画像を形成すると共に形成された当該カラートナー画像を転写部において記録媒体に転写するカラー画像形成部と、モノクロ画像を記録媒体に転写するモノクロ画像形成部とを備える画像形成装置であって、前記カラー画像形成部は、前記モノクロ画像形成部の上流側において同一記録媒体搬送路上に配置されており、前記転写部は、前記中間転写体に掛け渡されている転写部ローラと当該転写部ローラに対向する転写ローラとを含み、前記カラー画像形成部を通過して搬送される記録媒体に前記モノクロ画像形成部を動作させてモノクロコピーを作成するモードにおいて、前記中間転写体の未転写のカラートナーを前記中間転写体に電気的に保持するように前記転写部ローラにカラートナーの極性と逆極性の電圧を印加するとともに前記転写ローラには前記転写部ローラに印加される電圧の極性と逆極性の電圧を印加する手段を設けることを特徴とする画像形成装置。
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