JP4207448B2 - 多色表示パネルの表示方法及び多色表示パネルの製造方法 - Google Patents

多色表示パネルの表示方法及び多色表示パネルの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4207448B2
JP4207448B2 JP2002099743A JP2002099743A JP4207448B2 JP 4207448 B2 JP4207448 B2 JP 4207448B2 JP 2002099743 A JP2002099743 A JP 2002099743A JP 2002099743 A JP2002099743 A JP 2002099743A JP 4207448 B2 JP4207448 B2 JP 4207448B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
display panel
microcapsules
color
microcapsule
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002099743A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003295235A (ja
Inventor
美希 植田
幸一 堀田
克宏 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Inc filed Critical Toppan Inc
Priority to JP2002099743A priority Critical patent/JP4207448B2/ja
Publication of JP2003295235A publication Critical patent/JP2003295235A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4207448B2 publication Critical patent/JP4207448B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電界の印加により移動する電気泳動粒子を用いた表色が異なる2種類以上の表示体を応用した多色表示パネルの表示方法及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、情報機器の発達に伴い、情報表示も様々な形態を持ってなされている。可変情報の表示としては、CRT(陰極線管)や液晶ディスプレイ等が現状において主流となっている。CRTやバックライトを使用するタイプの液晶ディスプレイ等の発光型ディスプレイは、長時間にわたる使用においては見るものの目を疲れさせ、文書等を読むのには適さない。
一方、バックライトを使用しないタイプの液晶ディスプレイは偏光板の使用による画面の暗さが顕著に現れ、視認性が悪いという問題が残っている。
【0003】
これらの問題点を解決する表示技術として、上記のCRTや液晶ディスプレイとは異なった表示原理、すなわち、着色された荷電粒子をマイクロカプセルに封入し電界を印加することで荷電粒子を泳動させることで表示する方式が提案されている。
【0004】
しかし、このマイクロカプセルを用いた電気泳動表示方法は、図7に示すように各マイクロカプセルの位置と電界を印加する電極の位置とを一致させ、順次整列させて配列させることが必要である。
すなわち、図7(a)に示す如く、イエロー色(Y)の粒子が封入されているマイクロカプセル(111)の位置と、これに電界を印加する電極(33Y)の位置とは対応して1対になっていなければならない。同様にマゼンタ色(M)の粒子が封入されているマイクロカプセル(112)の位置と、これに電界を印加する電極(33M)の位置、及びシアン色(C)の粒子が封入されているマイクロカプセル(113)の位置と、これに電界を印加する電極(33C)の位置とは互いに対応して1対になっていなけらばならない。
また、Y、M、Cを表色する各マイクロカプセルは図7(b)に示す如く2次元的にY、M、Cというように規則的な順番で配置させなばならない。
【0005】
このように、各着色粒子が封入されたマイクロカプセルの位置と、これに電界を印加する電極の位置とを対応させことは極めて困難であり、歩留まりが悪いため、電気泳動を利用したマイクロカプセル方式の多色表示パネルの普及を阻害する要因の一つになっていた。
【0006】
なお、電気泳動粒子を封入したマイクロカプセルは、例えば図8に示すように、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル等のアクリル樹脂、ユリア樹脂、ゼラチン、アラビアゴム等をカプセル殻(14)とし、内部にテトラクロロエチレン、シリコンオイル等を分散媒(11)とし、分散媒中で負に帯電するポリエチレン樹脂で表面被覆した白色粒子(12)である酸化チタン、分散媒中で正に帯電するテトラメチルアンモニウムクロライドやエチルトリメチルアンモニウムクロライド等のアルキルトリメチルアンモニウムクロライド[R(CH33+Cl-、Rはアルキル基]の4級アンモニウムで表面被覆したY、M、C色の着色粒子(13)が封入されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の解決しようとする課題は、上記のマイクロカプセルを用いた電気泳動方式による多色表示パネルにおいて、各着色粒子が封入されたマイクロカプセルの位置と、これに電界を印加する電極の位置とを対応させ、2次元的に規則的な配列する順番を整えなく、任意の位置に配列しても多色カラー表示が可能な表示パネルの表示方法及びその製造方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためになされた請求項1に係る発明は、画素電極と対向電極の間に、電界の印加により移動する粒子を含む、光学反射特性が異なる2種類以上の表示体が、順番はランダムに、前記画素電極に対応して2次元的に規則的な配列をしてなる多色表示パネルの表示方法であって、
前記表示体に電界を印加して表色させ表示体毎の表色を検出し、前記検出された表示体毎の表色情報と位置情報をもとに画像表示を行うことを特徴とする多色表示パネルの表示方法である。
【0009】
また、請求項2に係る発明は、前記表示体のそれぞれは、少なくとも1種類の電気泳動粒子を分散媒中に分散させて封入したマイクロカプセルであることを特徴とする請求項1に記載の多色表示パネルの表示方法である。
【0010】
また、請求項3に係る発明は、前記マイクロカプセルは、前記分散媒が三原色のいずれかの色に着色された分散媒であり、前記電気泳動粒子が前記三原色とは異なる所定の色である分散系を各々封入した3種類のマイクロカプセルであることを特徴とする請求項1または2に記載の多色表示パネルの表示方法である。
【0011】
また、請求項4に係る発明は、前記マイクロカプセルは、前記分散媒が透明分散媒であり、前記電気泳動粒子が、三原色のいずれかの色に着色された粒子と、前記三原色とは異なる所定の色の粒子とから構成された分散系を各々封入した3種類のマイクロカプセルであることを特徴とする請求項1または2に記載の多色表示パネルの表示方法である。
また、請求項5に係る発明は、請求項3または請求項4に記載の多色表示パネルの表示方法であって、前記マイクロカプセルに電界を印加して前記三原色のいずれかの色に表色させ、マイクロカプセル毎の表色を検出し、前記検出されたマイクロカプセル毎の表色情報と位置情報をもとに、縦3マイクロカプセル×横3マイクロカプセルの9個のマイクロカプセルを基本単位とし、前記基本単位毎に滅色混合による画像表示を行うことを特徴とする多色表示パネルの表示方法である。
また、請求項6に係る発明は、前記マイクロカプセルは、前記分散媒が三原色のいずれかの色または黒色に着色された分散媒であり、前記電気泳動粒子が前記三原色または黒色とは異なる所定の色である分散系を各々封入した4種類のマイクロカプセルであることを特徴とする請求項1または2に記載の多色表示パネルの表示方法である。
また、請求項7に係る発明は、前記マイクロカプセルは、前記分散媒が透明分散媒であり、前記電気泳動粒子が、三原色のいずれかの色または黒色に着色された粒子と、前記三原色または黒色とは異なる所定の色の粒子とから構成された分散系を各々封入した4種類のマイクロカプセルであることを特徴とする請求項1または2に記載の多色表示パネルの表示方法である。
また、請求項8に係る発明は、請求項6または請求項7に記載の多色表示パネルの表示方法であって、前記マイクロカプセルに電界を印加して前記三原色または黒色のいずれかの色に表色させ、マイクロカプセル毎の表色を検出し、前記検出されたマイクロカプセル毎の表色情報と位置情報をもとに、縦4マイクロカプセル×横4マイクロカプセルの16個のマイクロカプセルを基本単位とし、前記基本単位毎に滅色混合による画像表示を行うことを特徴とする多色表示パネルの表示方法である。
また、請求項9に係る発明は、請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の多色表示パネルの表示方法であって、前記表示体毎の表色をスキャナーを用いて検出し、前記検出された表示体毎の表色情報と位置情報のデータベースをコンピューター上に作成し、前記データベースをもとに多色表示を行わせるコマンドを組み込んだドライブを用いて、画像表示を行うことを特徴とする多色表示パネルの表示方法である。
【0012】
また、請求項10に係る発明は、画素電極と対向電極の間に、電界の印加により移動する粒子を含む、光学反射特性が異なる2種類以上の表示体が、順番はランダムに、前記画素電極に対応して2次元的に規則的な配列をしてなる多色表示パネルの製造方法であって、前記画素電極または前記対向電極が設けられた基板上に、前記画素電極に対応して前記光学反射特性が異なる2種類以上の表示体を、コーティングにより、順番はランダムに、2次元的に規則的な配列で配置することを特徴とする多色表示パネルの製造方法である。
【0013】
また、請求項11に係る発明は、請求項10に記載の多色表示パネルの製造方法であって、前記表示体を、前記基板上に固定するためのバインダ材とともに前記基板上に配置することを特徴とする多色表示パネルの製造方法である。
また、請求項12に係る発明は、前記表示体のそれぞれは、少なくとも1種類の電気泳動粒子を分散媒中に分散させて封入したマイクロカプセルであることを特徴とする請求項10または請求項11に記載の多色表示パネルの製造方法である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、Y、M、C色の着色粒子と白色粒子を封入したをマイクロカプセルを用いた多色表示パネルを例にして説明する。
【0015】
【実施例】
尚、「部」の表記は特に断わりのない限りいずれも重量部である。
<実施例1>
[表色マイクロカプセルの作成]
まず、テトラクロロエチレン溶媒100部に、溶液中で負に帯電するポリエチレン樹脂で表面被覆した平均粒径3μmの酸化チタン30部と、溶液中で正に帯電するアルキルトリメチルアンモニウムクロライド[R(CH33+Cl-、Rはアルキル基]で表面処理した平均粒径3.5μmのイエロー着色粒子(Pigment Yellow13)(13Y)、マゼンタ着色粒子(PigmentRed122)(13M)、シアン着色粒子(Pigment Blue15)(13C)の各々の着色有機顔料20部とが分散された3種の分散液を作成した。
【0016】
それぞれの分散液30部について、40℃に調整された水80部にゼラチン10部と乳化剤としてドデシル硫酸ナトリウム0.1部を配合した水溶液と混合し、液温を40℃に保ちながらホモジナイザーを用いて攪拌、O/Wエマルションを得た。
【0017】
次いで、得られた各O/Wエマルションと、40℃に調整された水80部にアラビアゴム10部を配合した水溶液とをディスパーを用い混合し、各溶液の液温を40℃に保ちながら、酢酸を用いて溶液のpHを4に調整、コアセルベーションによりマイクロカプセル殻(14)を形成した。
さらに、各液温を5℃に調整、37重量%ホルマリン溶液2部を加え、水酸化ナトリウムを用いて溶液のpHを9に調整した。
そして、攪拌しながら各液温を50℃に調整することでマイクロカプセル殻を硬化させ、白色及び各着色粒子がそれぞれ分散した分散液を封入したマイクロカプセルを作成した。
このように作成したマイクロカプセルの径をふるい分けによりそれぞれ40μmに揃えた。
【0018】
[マイクロカプセル塗工液の作成]
得られた3種類のマイクロカプセル各50部と、ポリウレタン樹脂溶液(ニッポラン5037,日本ポリウレタン工業社製)100部と硬化剤(コロネートHL,日本ポリウレタン工業社製)5部とを混合して、マイクロカプセル塗工液を作成した。(図1参照)
【0019】
[表示パネルの作成]
このマイクロカプセル塗工液を、全面に酸化インジウム錫(以下ITOと略す)電極(32)が設けられた透明ガラス基板(31)上にアプリケーターを用いて塗布し、70℃で30分間乾燥し、膜厚45μmのマイクロカプセル層を得た。
そして、透明ガラス基材(34)上にITOによる縦40μm×横40μmのパターンが繰り返し形成されている画素電極(33)及びマトリクス電極(図示せず)、スイッチング素子(図示せず)が形成されている背面板と、80℃の熱プレスにより貼り合わせ、表示パネルを得た。(図2参照)
【0020】
[各マイクロカプセルの表色の検出]
このように各マイクロカプセルがランダムに基板上に配置された上記の表示パネルに対して、まず、前面側が負極、背面側が正極となるように30Vの電圧を印加し、図3に示す如く、前面側に各マイクロカプセル中の着色粒子を、背面側に白色粒子を移動させ各色を表示させた。
【0021】
次に、前面板側から各マイクロカプセル(111,112,113)毎の各着色粒子による光学反射特性をスキャナー(50)を用いて取り込み、各マイクロカプセルに対応した表色情報と位置情報のデータベースをコンピュータ(60)上に作成した。
【0022】
そして、このデータベースをもとに縦3マイクロカプセル×横3マイクロカプセルの9個を基本単位とし、この基本単位毎に減法混色による多色表示を行わせるコマンドを組み込んだドライブに接続し、高精細で高品位な多色表示を行うことができた。
【0023】
すなわち、図4に示す如く、ホワイト(Wh)を表色させるには、9個のマイクロカプセル全ての白色粒子を観察側に電気泳動させる。また、イエロー(Y)を表色させるには9個のマイクロカプセル中、Y色の着色粒子が封入されたマイクロカプセル(111)の着色粒子を観察側に、白色粒子を反対側の裏面に電気泳動させる。
同様に、マゼンタ(M)を表色させるには9個のマイクロカプセル中、M色の着色粒子が封入されたマイクロカプセル(112)の着色粒子を観察側に、白色粒子を反対側の裏面に電気泳動させる、シアン(C)を表色させるには9個のマイクロカプセル中、C色の着色粒子が封入されたマイクロカプセル(113)の着色粒子を観察側に、白色粒子を反対側の裏面に電気泳動させる。
また、ブラック(Bk)を表色させるには、9個のマイクロカプセル全ての着色粒子を観察を観察側に電気泳動させる。
【0024】
更に、レッド(R)を表色させるには9個のマイクロカプセル中、Y色の着色粒子が封入されたマイクロカプセル(111)とM色の着色粒子が封入されたマイクロカプセル(112)に電界を印可し観察側に、他のC色のマイクロカプセル(113)は白色粒子を観察側に電気泳動させることでレッドを表色させることができる。
また、グリーンを表色させるには9個のマイクロカプセル中、Y色の着色粒子が封入されたマイクロカプセル(111)とC色の着色粒子が封入されたマイクロカプセル(113)に電界を印可し観察側に、他のM色のマイクロカプセル(112)は白色粒子を観察側に電気泳動させることでグリーンを表色させることができる。
また、ブルーを表色させるには9個のマイクロカプセル中、M色の着色粒子が封入されたマイクロカプセル(112)とC色の着色粒子が封入されたマイクロカプセル(113)に電界を印可し観察側に、他のY色のマイクロカプセル(111)は白色粒子を観察側に電気泳動させることでブルーを表色させることができる。
【0025】
このように9個のマイクロカプセルを基本単位にして画素を形成することでホワイト、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックを表色できるので、図5に示すように液晶パネル等の表示パネルと同様に画像データに基づいてカラー表示させることが可能である。
【0026】
上記の実施例では、白色の酸化チタン粒子とY、M、Cの着色粒子を無色透明な分散媒に分散させたマイクロカプセルを用いた例を示したが、図6に示すように1種の白色の酸化チタンのみをY,M,Cで着色された分散媒に分散させたマイクロカプセルを用いても実現できる。
【0027】
すなわち、図6に示すように電界を印加すると、負に帯電した白色粒子(212)は正極の電極側に電気泳動するので、必然的にイエロー(Y)着色された分散媒(211Y)、マゼンタ(M)着色された分散媒(211M)、シアン(C)着色された分散媒(211C)は、観察側に移動しそれぞれの色で表色される。
また、更には、これらの例においてコントラストを高めるため、白色粒子と黒色粒子、白色粒子と黒色分散媒が封入されたマイクロカプセルを加えることも適宜選択される。
【0028】
従って、先の実施例に述べたように表示パネルを作成し、電界を印可して表示パネルの表色をスキャナーで読み取り、各マイクロカプセルに対応した色情報と位置情報のデータベースをコンピュータ上に作成した。
【0029】
そして、このデータベースをもとに縦3マイクロカプセル×横3マイクロカプセルの9個を基本単位とし、この基本単位毎に減法混色による多色表示を行わせるコマンドを組み込んだドライブに接続し、高精細で高品位な多色表示を行うことができる。
【0030】
このマイクロカプセルを固定する方法として、ポリウレタン樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ナイロン等の高分子樹脂をバインダーとしたマイクロカプセル塗工液でコーティングすることで実現する。
【0031】
【発明の効果】
各着色粒子が封入されたマイクロカプセルの位置と、各マイクロカプセルの表色する色情報を基に、複数のマイクロカプセルの集合(例えば縦3マイクロカプセル×横3マイクロカプセルの9個或いは縦4マイクロカプセル×横4マイクロカプセルの16個)を基本単位とし、この基本単位毎に各マイクロカプセルを制御する多色表示を行わせるコマンドを組み込んだドライブに接続することで、高精細で高品位な多色表示を行うことができる。
【0032】
また、2次元的に規則的な配列する各マイクロカプセルの順番を整えなく、任意の位置に配列しても多色カラー表示が可能な表示パネルであるので、製造が容易となり歩留まりが向上するので結果的に製造コストの低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るマクロカプセル塗工液の調液を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る表示パネルの断面構成図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る表示パネルの画素毎の光学反射特性(表色)を取り込むプロセスを示す概略構成図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る表示パネルの多色表示の説明図である。
【図5】本発明の一実施形態の係る表示パネルの多色表示を示す図である。
【図6】着色分散媒に白色粒子を封入したマイクロカプセルを用いた表示パネルの断面構成図である。
【図7】従来のマイクロカプセルを用いた表示パネルを説明するものであり、(a)は構成断面図、(b)は規則的にマイクロカプセルが配置された状態を示す正面図である。
【図8】電荷の異なる着色粒子と白色粒子とが封入されたマイクロカプセルの断面図である。
【符号の説明】
11…透明分散媒
12…白色粒子
13…着色粒子
13Y…イエロー着色粒子
13M…マゼンタ着色粒子
13C…シアン着色粒子
20…バインダ溶液
21…バインダ材
31透明ガラス基材
32…透明電極
33…画素電極
33Y…Y用画素電極
33M…M用画素電極
33C…C用画素電極
34…透明ガラス基材
50…スキャナ
60…コンピュータ
70…ドライブ
100…表示パネル
111…Y色表示マイクロカプセル
112…M色表示マイクロカプセル
113…C色表示マイクロカプセル
201…Y色表示マイクロカプセル
202…M色表示マイクロカプセル
203…C色表示マイクロカプセル
211…着色分散媒
211Y…Y色分散媒
211M…M色分散媒
211C…C色分散媒

Claims (12)

  1. 画素電極と対向電極の間に、電界の印加により移動する粒子を含む、光学反射特性が異なる2種類以上の表示体が、順番はランダムに、前記画素電極に対応して2次元的に規則的な配列をしてなる多色表示パネルの表示方法であって、
    前記表示体に電界を印加して表色させ表示体毎の表色を検出し、前記検出された表示体毎の表色情報と位置情報をもとに画像表示を行うことを特徴とする多色表示パネルの表示方法
  2. 前記表示体のそれぞれは、少なくとも1種類の電気泳動粒子を分散媒中に分散させて封入したマイクロカプセルであることを特徴とする請求項1に記載の多色表示パネルの表示方法
  3. 前記マイクロカプセルは、前記分散媒が三原色のいずれかの色に着色された分散媒であり、前記電気泳動粒子が前記三原色とは異なる所定の色である分散系を各々封入した3種類のマイクロカプセルであることを特徴とする請求項1または2に記載の多色表示パネルの表示方法
  4. 前記マイクロカプセルは、前記分散媒が透明分散媒であり、前記電気泳動粒子が、三原色のいずれかの色に着色された粒子と、前記三原色とは異なる所定の色の粒子とから構成された分散系を各々封入した3種類のマイクロカプセルであることを特徴とする請求項1または2に記載の多色表示パネルの表示方法。
  5. 請求項3または請求項4に記載の多色表示パネルの表示方法であって、前記マイクロカプセルに電界を印加して前記三原色のいずれかの色に表色させ、マイクロカプセル毎の表色を検出し、前記検出されたマイクロカプセル毎の表色情報と位置情報をもとに、縦3マイクロカプセル×横3マイクロカプセルの9個のマイクロカプセルを基本単位とし、前記基本単位毎に滅色混合による画像表示を行うことを特徴とする多色表示パネルの表示方法。
  6. 前記マイクロカプセルは、前記分散媒が三原色のいずれかの色または黒色に着色された分散媒であり、前記電気泳動粒子が前記三原色または黒色とは異なる所定の色である分散系を各々封入した4種類のマイクロカプセルであることを特徴とする請求項1または2に記載の多色表示パネルの表示方法。
  7. 前記マイクロカプセルは、前記分散媒が透明分散媒であり、前記電気泳動粒子が、三原色のいずれかの色または黒色に着色された粒子と、前記三原色または黒色とは異なる所定の色の粒子とから構成された分散系を各々封入した4種類のマイクロカプセルであることを特徴とする請求項1または2に記載の多色表示パネルの表示方法。
  8. 請求項6または請求項7に記載の多色表示パネルの表示方法であって、前記マイクロカプセルに電界を印加して前記三原色または黒色のいずれかの色に表色させ、マイクロカプセル毎の表色を検出し、前記検出されたマイクロカプセル毎の表色情報と位置情報をもとに、縦4マイクロカプセル×横4マイクロカプセルの16個のマイクロカプセルを基本単位とし、前記基本単位毎に滅色混合による画像表示を行うことを特徴とする多色表示パネルの表示方法。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の多色表示パネルの表示方法であって、前記表示体毎の表色をスキャナーを用いて検出し、前記検出された表示体毎の表色情報と位置情報のデータベースをコンピューター上に作成し、前記データベースをもとに多色表示を行わせるコマンドを組み込んだドライブを用いて、画像表示を行うことを特徴とする多色表示 パネルの表示方法。
  10. 画素電極と対向電極の間に、電界の印加により移動する粒子を含む、光学反射特性が異なる2種類以上の表示体が、順番はランダムに、前記画素電極に対応して2次元的に規則的な配列をしてなる多色表示パネルの製造方法であって、
    前記画素電極または前記対向電極が設けられた基板上に、前記画素電極に対応して前記光学反射特性が異なる2種類以上の表示体を、コーティングにより、順番はランダムに、2次元的に規則的な配列で配置することを特徴とする多色表示パネルの製造方法。
  11. 請求項10に記載の多色表示パネルの製造方法であって、前記表示体を、前記基板上に固定するためのバインダ材とともに前記基板上に配置することを特徴とする多色表示パネルの製造方法。
  12. 前記表示体のそれぞれは、少なくとも1種類の電気泳動粒子を分散媒中に分散させて封入したマイクロカプセルであることを特徴とする請求項10または請求項11に記載の多色表示パネルの製造方法。
JP2002099743A 2002-04-02 2002-04-02 多色表示パネルの表示方法及び多色表示パネルの製造方法 Expired - Fee Related JP4207448B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002099743A JP4207448B2 (ja) 2002-04-02 2002-04-02 多色表示パネルの表示方法及び多色表示パネルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002099743A JP4207448B2 (ja) 2002-04-02 2002-04-02 多色表示パネルの表示方法及び多色表示パネルの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003295235A JP2003295235A (ja) 2003-10-15
JP4207448B2 true JP4207448B2 (ja) 2009-01-14

Family

ID=29241035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002099743A Expired - Fee Related JP4207448B2 (ja) 2002-04-02 2002-04-02 多色表示パネルの表示方法及び多色表示パネルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4207448B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013047360A1 (ja) 2011-09-28 2013-04-04 凸版印刷株式会社 電子ペーパーおよびその製造方法
WO2013141257A1 (ja) 2012-03-23 2013-09-26 凸版印刷株式会社 カラー反射型表示装置及びその製造方法

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100987890B1 (ko) * 2003-11-13 2010-10-13 엘지디스플레이 주식회사 액정표시소자의 검사장치 및 그 검사방법
JP4196912B2 (ja) 2004-01-07 2008-12-17 セイコーエプソン株式会社 電気泳動表示装置の製造方法
JP4096880B2 (ja) 2004-01-13 2008-06-04 セイコーエプソン株式会社 電気泳動表示装置及びその製造方法
JP4516481B2 (ja) * 2004-06-02 2010-08-04 セイコーエプソン株式会社 電気泳動粒子、その製造方法およびその用途
JP2006133561A (ja) * 2004-11-08 2006-05-25 Toppan Printing Co Ltd 電気泳動表示装置
JP4524632B2 (ja) 2005-02-24 2010-08-18 セイコーエプソン株式会社 電気泳動用溶液の製造方法、電気泳動用溶液、マイクロカプセル、および電気光学装置
JP4748440B2 (ja) * 2005-03-03 2011-08-17 セイコーエプソン株式会社 電気泳動表示装置および電子機器
JP4581786B2 (ja) 2005-03-28 2010-11-17 セイコーエプソン株式会社 電気泳動表示装置、その製造方法及び電子機器
KR101143002B1 (ko) 2005-04-11 2012-05-08 삼성전자주식회사 전기 영동 표시 장치
JP4746933B2 (ja) * 2005-08-01 2011-08-10 Nec液晶テクノロジー株式会社 カラー電子ペーパー表示装置
JP5218959B2 (ja) 2007-06-01 2013-06-26 株式会社リコー 電気泳動表示装置、表示方法、電気泳動表示素子の製造方法、及び電気泳動表示装置の製造方法
CN102314037A (zh) * 2010-07-06 2012-01-11 群康科技(深圳)有限公司 显示组件、显示装置与显示组件的制造方法
CN111965914A (zh) * 2020-08-13 2020-11-20 电子科技大学中山学院 一种彩色电子墨水屏及其显示方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013047360A1 (ja) 2011-09-28 2013-04-04 凸版印刷株式会社 電子ペーパーおよびその製造方法
KR20140065008A (ko) 2011-09-28 2014-05-28 도판 인사츠 가부시키가이샤 전자 페이퍼 및 그 제조 방법
WO2013141257A1 (ja) 2012-03-23 2013-09-26 凸版印刷株式会社 カラー反射型表示装置及びその製造方法
US9383622B2 (en) 2012-03-23 2016-07-05 Toppan Printing Co., Ltd Color reflective display and method of manufacturing the same
US10073317B2 (en) 2012-03-23 2018-09-11 Toppan Printing Co., Ltd. Color reflective display and method of manufacturing the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003295235A (ja) 2003-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4207448B2 (ja) 多色表示パネルの表示方法及び多色表示パネルの製造方法
TWI589976B (zh) 彩色顯示裝置
JP4416380B2 (ja) 電気泳動表示装置およびその駆動方法
US8797634B2 (en) Multi-color electrophoretic displays
US9335454B2 (en) Color filter and display apparatus including the same
JP2004271610A (ja) カラー電気泳動表示装置
US20040136048A1 (en) Dielectrophoretic displays
JP2002189234A (ja) 電気泳動表示用マイクロカプセル含有ファイバ、それを用いた表示装置およびその製造方法
JP4508322B2 (ja) 表示装置
JP2002214650A (ja) 電気泳動表示装置
JP2000194021A (ja) 表示装置
JP4207446B2 (ja) 多色表示パネルの製造方法
WO2012047000A2 (ko) 전기 영동 입자들 및 이의 제조 방법, 이를 이용한 디스플레이 장치, 및 구동 방법
KR101258466B1 (ko) 멀티 컬러 전기 영동 디스플레이 장치 및 이의 구동 방법
JP2003195363A (ja) 電気泳動表示装置
KR20120023389A (ko) 전기 영동 입자들, 멀티 컬러 디스플레이 장치 및 이미지 시트
JPH03200122A (ja) 液晶表示装置
JP4125096B2 (ja) 電気泳動表示装置の製造方法
WO2004044647A1 (en) Electrophoretic display
TWI644154B (zh) 多色顯示面板及其製造方法
JP2003156770A (ja) 多色表示パネル及びその製造方法
JPH09318977A (ja) 液晶マイクロカプセルおよびそれを用いた液晶表示素子
JPH03198028A (ja) 液晶表示装置
WO2012030199A2 (ko) 전기 영동 입자들, 이를 포함하는 디스플레이 장치 및 이미지 시트
TWI515499B (zh) 多色顯示面板

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080408

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080514

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080930

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081013

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131031

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees