JP4204343B2 - 景品排出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する分野】
本発明は、立設された筒状の収容部内に収容されている補充用景品を前記収容部の上部の開口でなる排出口から排出する景品排出装置等に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、プッシャー型と称される遊戯装置は、回転するターンテーブル上に配置された景品を掬い上げるショベルと、固定テーブルと、固定テーブル上を景品払出口に近づき或いは遠ざかるように移動するスライドテーブルとを備える。プレーヤが始動指示を入力するとショベルで景品を掬い上げ、落下指示を入力すると固定テーブルの上に落下させる。固定テーブル側に落下した景品は、スライドテーブルに押される。景品がスライドテーブルに上手く押されて固定テーブルから落下し景品払出口に入ればその景品を獲得できる構成となっている(例えば、特許文献1参照;全請求項に対応)。
【0003】
従来こうした遊戯装置への景品の補充は、装置の管理者(サービス提供者)が景品の減り具合を見て適宜実施している。
【0004】
【特許文献1】
実公平3−45751号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年景品の多様化が進み、様々な大きさや形状の景品が起用されるようになっている。例えば、一つづつ小袋に分けられた菓子、箱包みの菓子、スティック状のキャンディー、キャラクタフィギヤである。
【0006】
これらを景品とした場合、上方に向いて開口する排出口から景品を排出する景品排出装置のような補充装置を用いて、補充装置内の景品を段階的に排出し、管理者の負担を軽減することが考えられる。
しかしながら、排出口は上方を向いて開口しているので、これらの景品は、景品同士が互いに絡み合って、補充装置からスムーズに排出されないという問題が起こる。例えば、大量の景品を収容し、徐々に景品を押し上げて上方に開口している排出口から景品を排出する景品排出装置に、景品として箱包みの菓子やスティック状のキャンディーを収容した場合に、景品は排出口で重積し、絡み合って排出されないままとなる。そして、ある一定以上の量の景品が溜まると、絡み合った景品は一気に崩れて大量に排出口から排出されてしまい、一定量の景品を段階ごとに排出口から排出するような安定した景品の補充ができなかった。また、景品が相互に絡み合っている間、景品には大きな負荷がかかり、景品自体の破損の原因となることがあった。
【0007】
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、景品排出装置から安定して景品を排出させることと、排出口で景品が重積し相互に絡み合っていても、景品に大きな負荷をかけて破損させることなく排出口から排出させることである
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の発明は、上方に向いて開口する排出口から景品を排出する景品排出装置に設けられ、前記景品の排出を補助する排出補助装置であって、前記排出口の放射方向に交差するように当接部(例えば、図3の当接部1122)を移動させ、前記景品を前記排出口から排出する排出補助装置である
【0009】
また、第2の発明は、上方に向いて開口する円形状の排出口から景品を排出する景品排出装置に設けられ、前記景品の排出を補助する排出補助装置であって、前記排出口の半径方向に交差するように当接部(例えば、図3の当接部1122)を移動させ、前記景品を前記排出口から排出する排出補助装置である
【0010】
また、第3の発明は、上方に向いて開口する排出口から景品を排出する景品排出装置に設けられ、前記景品の排出を補助する排出補助装置であって、前記排出口内の景品に当接する当接部(例えば、図3の当接部1122)と、前記当接部を前記排出口の中心に対して偏心移動させる駆動部(例えば、図3の排出補助モータ1126、クランク1124、連結プレート1122a)と、を備える排出補助装置である
【0011】
第1の発明によれば、当接部によって排出口内にある景品を排出方向の放射方向と交差する方向に押すことができ、第2の発明によれば、当接部によって排出口内にある景品を排出方向の半径方向と交差する方向に押すことができる。従って、補充用景品が排出口で絡み合ってスムーズに排出されない状態となっても、これを強制的に崩して押し出すことによって、安定した排出を実現できる。
また、第3の発明によれは、駆動部によって当接部を排出口の中心に対して偏心移動させることによって、排出口内にある景品を掻き回して押して出すことができる。従って、補充用景品が排出口で絡み合ってスムーズに排出されない状態となっても、これを解消し安定した排出を実現できる。
【0012】
また、第4の発明として第1第3の何れかの発明の排出補助装置であって、前記当接部の当接面、曲面を成している排出補助装置を構成することとしても良い。
【0013】
第4の発明によれば当接部の当接面が曲面を成すことによって、当接した景品が逃げ易くし、互いに絡み合って引っかかっている景品に無理な力が加わるのを防ぐことができる。従って、割れ易い菓子等の景品であっても、破損させることなく排出することができる。
【0014】
また、第5の発明として第1第4の何れかの発明の排出補助装置であって、前記当接部、上下方向に揺動自在に支えられている排出補助装置を構成することとしても良い。
【0015】
第5の発明によれば当接部が上下方向に自在に揺動するので、景品が排出口から不規則に重積して残っていても、当接部がその景品群の表層の凹凸に対応して揺動することができる。従って、景品及び排出装置に当接部の自重以外の過剰な負荷がかからないようにすることができる。
【0016】
更に、第6の発明として第5の発明の排出補助装置であって、前記当接部、球体を成している排出補助装置を構成することとしても良い。
【0017】
第6の発明によれば更に当接部を球体とすることによって、当接部が上下に揺動したときも常に同じ曲率をもって曲面が景品に当接するので、景品に対する負荷を安定させることができる。
【0018】
第7の発明は、収容部内に収容されている補充用景品を上方に向いて開口する円形状の排出口から排出する景品排出装置であって、第1第6の何れかの発明の排出補助装置を備える景品排出装置である
【0019】
第7の発明によれば、景品排出装置で第1第6の何れか発明と同様の効果を実現させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に図1〜図9を参照して、本発明を適用した好適な実施の形態について説明する。
【0021】
[遊戯装置の構成の説明]
図1は、本発明を適用した遊戯装置1000の外観の一例を示す図である。
遊戯装置1000は、所謂プッシャーゲーム機と呼ばれる遊戯装置である。遊戯装置1000は、複数の景品Pを載置するターンテーブル1002と、ターンテーブル1002に配置された景品Pを掬い上げるショベル装置1004と、掬い上げた景品Pを載置する固定テーブル1010と、固定テーブル1010に沿って景品払出口1008に近づき或いは遠ざかるように往復スライド移動するスライドテーブル1012と、ショベル装置1004の操作部1014と、遊戯装置1000の動作を統合的に制御する制御ユニット1020と、景品残量検出センサ1050と、電源部(図示略)とを備える。そして、景品Pに外部から干渉できないように、透明なカバー1017でこれらを覆い保護する。
【0022】
また、補充用景品Qを収容し自動的に排出し補充する景品排出装置1100と、景品排出装置1100の補充用景品Qの排出を補助する排出補助装置1120とを備える。
【0023】
ターンテーブル1002は、上向きに開口する環状溝を形成し、溝部分の底上面に多数の景品Pを載置できるようになっている。そして、遊戯装置1000の中央に設けられた回転軸Aを中心に、ターンテーブル用モータ(図示略)の駆動によって所定平面上をゆっくりと回転する。
【0024】
固定テーブル1010は、ターンテーブル1002の上方において装置中央から装置外縁方向に延出する平板である。固定テーブル1010の外縁側端部は、景品払出口1008上方に達するように構成されている。
スライドテーブル1012は、固定テーブル1010上面に沿って景品払出口1008に近づき或いは遠ざかるように往復スライド運動する平板である。スライドテーブル1012の駆動方法は公知の技術を適宜使用するものとし、ここでの説明は省略する。
【0025】
ショベル装置1004は、操作部1014からの操作入力に応じて、アーム1004aをモータ1004cによって回転させ、ショベル1004bでターンテーブル1002に配置された景品Pを掬い上げ、そして固定テーブル1010上に該景品Pを落下させる。
【0026】
固定テーブル1010上に落下した景品Pは、スライドテーブル1012のスライド運動によって景品払出口1008方向に押される。そして、景品Pが固定テーブル1010の端まで押されて、景品払出口1008に落下すると、プレーヤはその景品Pを景品払出口1008から連通する景品取出口1018より取り出すことができる。
【0027】
景品残量検出センサ1050は、例えば赤外線やレーザ或いは超音波などを照射してその反射を検知するまでの時間差から距離を求める距離センサなどによって実現される。本実施の形態では少なくとも何れか1の固定テーブル1010の裏面側、即ちターンテーブル1002と対向する面に配置され、固定テーブル1010からターンテーブル1002方向への距離値を計測し制御ユニット1020に出力する。制御ユニット1020は、ターンテーブル1002の溝部の底面までの距離値を閾値とし、該閾値より小さい距離が計測される場合はその位置に景品Pが有ると判断する。尚、景品残量検出センサ1050の配置数及びセンサ相互の位置関係は、センサの諸元等に応じてターンテーブル1002の断面をカバーできるように適宜設定する。
【0028】
本実施の形態における遊戯装置1000は、ショベル1004、固定テーブル1010、スライドテーブル1012、操作部1014及び景品払出口1008を一組として、計4個所のプレイポジションを上面視略十字に備える。従って、本実施の形態における遊戯装置1000では同時に4人のプレーヤがゲームを楽しむことができる。
【0029】
制御ユニット1020は、CPUやLSIなどの演算処理装置やICメモリ1024及び電気回路等を有し、遊戯装置1000や景品排出装置1100及び排出補助装置1120の動作を統合的に制御する。
制御ユニット1020は自動運転モードと補給モードとを切り換える手動スイッチ1022を備え、管理用扉1009を開けて操作することができる構成となっている。本実施の形態では、自動運転モードでは通常のゲームプレイが実行可能に制御され、補給モードでは、景品排出装置1100に補充用景品Qを補給するための制御が実行される。
【0030】
カバー1017は、透明樹脂等によって成形され内部の様子を見ることが出来る透明なカバーである。カバー1017の景品排出装置1100の上方に位置する部分には、着脱自在な補給口蓋1017aを有する。遊戯装置1000の管理者は補給口蓋1017aを取り外してできる開口面より、景品排出装置1100に補充用景品Qを補給し、継ぎ足すことができる。
【0031】
景品排出装置1100は、遊戯装置1000のほぼ中央に配置される。
図2は、本実施の形態における景品排出装置1100の構成の一例を示す図である。同図に示すように、景品排出装置1100は、補充用景品Qを収容する景品収容シリンダ1102と、景品収容シリンダ1102内に収容されている補充用景品Qを押し上げる景品押上ピストン1104と、景品押上ピストン1104を上下移動させるための景品押上機構1110と、景品収容シリンダ1102の排出口(開口部)上方に設置される排出補助装置1120とを備える。
【0032】
景品収容シリンダ1102は、例えばガラスや樹脂などで形成された少なくとも一端に排出口(開口部)を有する円筒体であって、補充用景品Qを内部に収容できる空間を形成する。排出口は略水平に設けられ排出口の外周から満遍なく補充用景品Qが排出されるようにしている。そして、景品収容シリンダ1102は、遊戯装置1000の中央にある台座1005(図1参照)に排出口を上方に向けて略垂直に設置される。尚、本実施の形態では、景品収容シリンダ1102は略円断面としているがそのほかの断面形状であっても良いのは勿論である。
【0033】
景品収容シリンダ1102の内部には、景品収容シリンダ1102の内側面に密着しながら移動自在な栓状体である景品押上ピストン1104と、景品押上ピストン1104を景品収容シリンダ1102の排出口に近づく或いは遠ざかる方向に往復運動させる景品押上機構1110とが設けられている。
【0034】
景品押上機構1110は、景品収容シリンダ1102内に略垂直に倒立されたセンターシャフト1112とモータ1114とを備える。センターシャフト1112にはピニオンギヤが形成され、ピストン駆動モータ1114のラックギヤと噛み合い、ラック・アンド・ピニオン機構を形成する。従って、ピストン駆動モータ1114を駆動させることによって景品押上ピストン1104を上下方向に移動させることができる。ピストン駆動モータ1114は、回転角度センサ(図示せず)を備えており、検出された回転量に基づいて景品押上ピストン1104の移動量を制御し、一度に補充する景品の量をコントロールすることができる。
【0035】
景品押上ピストン1104の上限位置及び下限位置を検出する手段として、センターシャフト1112の下端寄りの所定位置には、小さな板状物である上限チェッカー1116が設けられ、同様にセンターシャフト1112の上端寄りの所定位置には同様の下限チェッカー1117が設けられている。本実施の形態では、上限位置は景品押上ピストン1104の上面が、景品収容シリンダ1102の排出口に達した状態を上限位置とし、そこからセンターシャフト1112の諸元(長さ)に応じて下限位置が設定されている。
【0036】
景品排出装置1100には、上限チェッカー1116及び下限チェッカー1117それぞれに対応する上限リミットセンサ1118及び下限リミットセンサ1119が設けられている。上限リミットセンサ1118及び下限リミットセンサ1119は、例えば、マイクロスイッチや透過型フォトインタラプタなどによって実現される。チェッカーがリミットセンサの透過光を遮断することによって、景品押上ピストン1104上限位置又は下限位置に達したことが検知される。
【0037】
図3は、本実施の形態における排出補助装置1120の構成の一例を示す図である。同図に示すように、排出補助装置1120は、当接部1122と、クランク1124と、排出補助モータ1126と、可動アーム1128と、排出補助装置取付具1130と、景品収容シリンダ1102の排出口の外周より排出されて外にこぼれた補充用景品Qを受けて落下方向を案内するスロープ1132とを備える。
【0038】
当接部1122は、景品収容シリンダ1102の排出口に向かって凸面を形成するものである。本実施の形態では球形を成しているが、これに限定されるものではなく、例えば、その縦断面は下向きに凸な放物線であっても良いし、先端を丸めた円錐体であっても良い。また、横断面は円や楕円に限らず多角形を成していても良いのは勿論である。
【0039】
当接部1122の内側には、連結プレート1122aが四隅で固定されており、この連結プレート1122aの中心(当接部1122の中心軸上に該当)の軸A1で、クランク1124の一端と回転自在に連結されている。クランク1124の他端は、回転軸A2で排出補助モータ1126と回転自在に連結している。
【0040】
排出補助モータ1126は、可動アーム1128の揺動端側に支持されている。本実施の形態では、当接部1122に挿通孔1123が設けられており、可動アーム1128は、この挿通孔1123を通って当接部1122の内部で排出補助モータ1126を支持している。
【0041】
可動アーム1128と排出補助装置取付具1130は、揺動位置B1〜B2まで揺動自在に連結されている。可動アーム1128と排出補助装置取付具1130の連結位置には、揺動規制部1128aが設けられており、当接部1122が景品収容シリンダ1102の排出口に揺動位置B1より近づかないように規制されている。これによって、可動アーム1128を下げた揺動位置B1にした場合、モータの回転軸A2が景品収容シリンダ1102のシリンダの軸線A3上に位置するように配置される。
即ち、当接部1122は、自重とクランク1124の重量と可動アーム1128の重量とによって、排出口まで押し上げられ重積している補充用景品Qに当接し、補充用景品Qが互いに絡み合い重積した状態を崩すことができる一方で、当接部がその景品群の表層の凹凸に対応して上下に揺動して、当接部の自重以外の付加をかけることなく、過剰に補充用景品Qを押して破損させることの無いように規制されている。
【0042】
また、可動アーム1128と排出補助装置取り付け具1130との連結位置には、ストッパー機構1129が備えられている。ストッパー機構1129によって、可動アーム1128を揺動位置B2まで可動させると、その位置で可動アーム1128を一時的に固定することができる。
景品収容シリンダ1102に補充用景品Qを補給する場合には、ストッパー機構1129で可動アーム1128を揺動位置B1で一時的に固定することによって、作業スペースを確保し補給作業をし易くすることができる。ストッパー機構1129は、例えば、クランプ式、ネジ止め式、ノッチ式など公知のストッパー機構によって実現できる。
【0043】
スロープ1132は、当接部1122の排出口の中心に対する偏心運動によって、景品収容シリンダ1102の上面(排出口)の外周全体から排出される補充用景品Qを受けて集め、所定の方向に導いてターンテーブル1002に落下させる。
本実施の形態では、略L字型断面部材を景品収容シリンダ1102の外側面に配置してスロープを形成し、スロープの先端を所望する方向に向けて固定する。従って、景品収容シリンダ1102より排出された補充用景品Qは、ショベル装置1004に当ることなくスロープ1132を滑り落ちてターンテーブル1002上に補充される。補充用景品Qがショベル装置1004の可動部分に挟まり作動不良を引き起こす事態を防止することができる。
【0044】
また本実施の形態では、スロープ1132の先端部に補充確認センサ1134を備える。補充確認センサ1134は、例えば透過型フォトインタラプタなどのセンサによって実現され、補充用景品Qが通過したことによって、排出されたことを検出する。
【0045】
図4は、当接部1122の排出口の中心に対する偏心運動の一例を示す上面視概念図である。同図(a)〜(e)まで順に偏心運動(反時計回り)の半周分を示している。排出補助モータ1126を回転させると、当接部1122は、景品収容シリンダ1102の排出口の上方で、クランク機構によって排出口の中心(景品収容シリンダ1102のシリンダの軸線A3)を廻るように偏心運動する。
【0046】
図5は、当接部1122が補充用景品Qに与える力について説明する原理図である。同図に示すように、当接部1122が排出口の中心に対して偏心運動し、排出口の放射方向に交差するように、また半径方向に交差するように移動する。この際、当接部1122の球面に当接した補充用景品Qは、球面の移動方向側の頂点を境に排出口の外周方向と内側とに掻き分けられるとともに、更に排出口の外周側の球面部分で当接した補充用景品Qは、排出口の外側に向かって(例えば、同図のベクトルV方向に)押される。従って、補充用景品Qが互いに絡み合って重積していても、効果的に絡み合った状態を解消して排出を促すことができる。
【0047】
また、本実施の形態では景品収容シリンダ1102の排出口が、ほぼ水平で一様な開口形状を成しているので、当接部1122の排出口の中心に対する偏心運動によって全周から安定的に補充用景品Qを排出できる。例えば、排出口が景品収容シリンダ1102の中心軸に対して斜めに設けられていると、当接部1122によって押されても補充用景品Qが片寄るために好ましくない。また、排出口に断続的に切欠を設ける構成も同様に補充用景品Qが引っかかる場所となるので好ましくない。
【0048】
更に本実施の形態では、上述のように当接部1122が景品収容シリンダ1102の排出口に向けて曲面を成す球形であり、その縦断面が滑らかな曲線によって形成されている。これによって、景品当接部1122が補充用景品Qを押した際にある程度補充用景品Qが逃げやすいようにし、補充用景品Qに無理な力がかかり破損するのを防ぐ効果がある。例えば、単純な板形状で補充用景品Qを押す場合に比べて、当接部1122と景品収容シリンダ1102との間や、当接部1122と景品押出ピストン1104との間で補充用景品Qが噛み込み破損するのを防ぐことができる。
【0049】
[機能ブロックの説明]
図6は、本実施の形態における機能構成の一例を示す機能ブロック図である。同図に示すように、遊戯装置1000は、操作入力部10と、景品残量検出部12と、ピストン位置検出部14と、景品補充検知部16と、処理部20と、ターンテーブル駆動部30と、ショベル駆動部32と、スライドテーブル駆動部34と、ピストン駆動部36と、排出補助駆動部38と、記憶部50とを有する。
【0050】
操作入力部10は、プレーヤによるゲーム操作や管理者による手動操作を受けつけ操作信号を処理部20に出力する。例えば、プッシュボタンやレバーなどによって実現される。図1の操作部1014の始動指示ボタン1014aと落下指示ボタン1014b、及び制御ユニット1020の手動スイッチ1022がこれに該当する。
【0051】
景品残量検出部12は、ターンテーブル1002上に配置されている景品の有無を検出し、検出信号を処理部20に出力する。例えば距離センサやフォトインタラプタ、タッチセンサ、荷重センサなどによって実現される。図1の景品残量検出センサ1050がこれに該当する。
【0052】
ピストン位置検出部14は、景品収容シリンダ1102に対する景品押上ピストン1104の相対位置を検出し、検出信号を処理部20に出力する。例えば、エンコーダや距離センサ、マイクロスイッチなどによって実現できる。図2の上限チェッカー1116と上限リミットセンサ1118、下限チェッカー1117と下限リミットセンサ1119、ピストン駆動モータ1114が備える回転角度センサがこれに該当する。
【0053】
ターンテーブル駆動部30は、処理部20からの制御信号に従ってターンテーブル1002を回転させる。
ショベル駆動部32は、処理部20からの制御信号に従ってショベル装置1004のアーム1004aやショベル1004bを回転させる。図1のモータ1004c及び1004dがこれに該当する。
スライドテーブル駆動部34は、処理部20からの制御信号に従ってスライドテーブル1012を往復スライド移動させる。
【0054】
ピストン駆動部36は、処理部20からの制御信号に従って景品押上ピストン1104を移動させる。図2の景品押上機構1110、より具体的にはピストン駆動モータ1114がこれに該当する。
【0055】
処理部20は、例えば、CPUなどの演算処理装置、LSI及び電気回路などによって実現され遊戯装置1000、景品排出装置1100、排出補助装置1120の各部を統合的に制御する。図1の制御ユニット1020に実装されるCPU、電気回路などがこれに該当する。本実施の形態では、処理部20は補充要否判定部22と、景品排出装置制御部24と、排出補助装置制御部26と、景品補充判定部28とを備える。
【0056】
補充要否判定部22は、予め設定された時間間隔毎に、景品残量検出部12からの景品の有無の検出信号に基づいて景品補充の要否を判断する。
より具体的には、所定時間おきに景品残量検出センサ1050からの距離値を計測し、この計測値と予め求められている閾値(例えば、ターンテーブル1002の溝部の底面までの距離値)と比較する。即ち閾値より短い距離が検出された場合、その場所には景品Pが有ると判断できる。そして、ターンテーブル1002が一周する内、閾値を超えている割合が所定の閾値に達していない場合、景品Pが不足していると判断して補充要と判定する。
尚、判定の方法はこれに限定されるものではなく、例えば一周分の計測値の平均値や中央値が所定の基準値を下回った場合に補充が必要と判断するとしても良いし、また一周分の計測値を積分して景品Pの体積を求め所定の体積値と比較して判定する方法であっても良く適宜設定する。
【0057】
景品排出装置制御部24は、補充要否判定部22が補充要と判定した場合に、景品排出装置1100を駆動制御して、補充用景品Qを排出させる。より具体的には、例えば景品押上ピストン1104が、上限位置に達していない場合、即ち景品収容シリンダ1102に補充用景品Qが有る場合には、ピストン駆動モータ1114を所定時間、或いは所定角度回転させる。また、人が景品排出装置1100に補充用景品Qを補給する場合(補充用景品Qを継ぎ足す場合)には、景品押上ピストン1104を自動的に下限位置に移動させる。
【0058】
排出補助装置制御部26は、景品排出装置制御部24が制御を実行する場合に、排出補助モータ1126を駆動制御する。即ち、当接部1122の排出口の中心に対して偏心運動させて、景品収容シリンダ1102の排出口より露出し重積している補充用景品Qを攪拌する。また、景品排出装置制御部24がピストン駆動モータ1114を駆動させたにも係らず景品補充検知部16で、補充用景品Qが十分に排出されていない場合には、補充用景品Qが排出口付近で引っかかって、排出し難い状態になっていると判断して、排出補助モータ1126の駆動を、例えば回転方向を反転し、回転速度を可変して、更に攪拌を促進する。
【0059】
景品補充判定部28は、景品排出装置1100から補充用景品Qが排出されたか否かを判定する。より具体的には、例えば、景品排出装置制御部24が制御を実施する時間、景品補充検知部16によって、排出された補充用景品Qが通過を検知した時間を累積し、所定の基準と比較する。そして、下回る場合には、想定されている量に比べて、補充用景品Qが十分に排出されていないと判断し、補充は「未完」と判定する。逆に、補充用景品Qの通過検知時間の累積が所定の基準を上回る場合には、補充用景品Qが十分に排出されたと判断し、補充は「完了」と判定する。
【0060】
記憶部50は、例えば、ICメモリやハードディスク、MOなどの処理部20によって読み書き可能な情報記憶媒体によって実現され、処理部20が演算処理を実行する場合に供するプログラムや各種データを記憶する。図1の制御ユニット1020に実装されているICメモリ1024がこれに該当する。
【0061】
本実施の形態では、記憶部50は処理部20に補充要否判定部22として機能させるための補充要否判定プログラム52と、景品排出装置制御部24として機能させるための景品排出装置制御プログラム54と、排出補助装置制御部26として機能させるための排出補助装置制御プログラム56と、景品補充判定部28として機能させるための景品補充判定プログラム58とを記憶する。
【0062】
また、記憶部50は、当接部1122の回転方向を示す回転方向フラグ60と、景品補充判定部28の判定結果を格納する補充判定結果62とを記憶する。そのほか、補充要否判定部22が判定実行のために参照する補充要否の判定を実施する時間間隔を規定する情報や、景品残量検出センサ1050による計測値と比較する閾値などを記憶する(図示略)。
【0063】
[処理の流れの説明]
図7は、本実施の形態における景品補充に係る処理の流れを説明するためのフローチャートである。同図に示す処理は、処理部20が補充要否判定プログラム52、景品排出装置制御プログラム54、排出補助装置制御プログラム56及び景品補充判定プログラム58を読み出し実行することによって実現される。
【0064】
同図に示すように、処理部20はターンテーブル1002とスライドテーブル1012を駆動させる(ステップS2)。操作部1014よりプレーヤの操作が入力された場合(ステップS4;YES)、処理部20はショベル装置1004を駆動制御する(ステップS6)。
【0065】
より具体的には、プレーヤによって操作部1014の始動指示ボタン1014aが操作されショベル装置1004の掬い上げ動作の開始が入力された場合、モータ1004cを正回転させ、アーム1004aをターンテーブル1002底面に向けて円弧Bに沿って運動させ、先端のショベル1004bがターンテーブル1002の底面に達する所定の回転角度で停止させる。次いで、モータ1004dが正回転して、ショベル1004bを回転させてターンテーブル1002に配置された景品Pを掬い上げる。景品Pを掬い上げたならば、モータ1004cは自動的に逆回転させ、アーム1004aを元の位置に戻す。アーム1004aが元の位置に戻ったならば待機状態となる。そして、落下指示ボタン1014bが操作・入力されたならば、モータ1004dを逆回転させ、ショベル1004bを傾斜させて掬い上げた景品Pを固定テーブル1010上に落下させる。
【0066】
ここで、補充要否判定部22は景品補充の要否を判定する。
景品補充が必要でないと判定された場合は(ステップS8;NO)、景品の補充を実行せずに処理を終了する。一方、景品の補充が必要と判定された場合(ステップS8;YES)、景品排出装置制御部24が制御を開始する。
【0067】
景品排出装置制御部24は、上限リミットセンサ1118が上限チェッカー1116を検知しているか否かを参照し、景品押上ピストン1102が上限位置に達しているかを判定する(ステップS10)。上限位置に達していると判定された場合(ステップS10;NO)、これ以上の景品の補充ができないので、景品の補充を実行せずに処理を終了する。
【0068】
一方、上限位置に達していないと判定された場合(ステップS10;YES)、景品排出装置制御部24は、ピストン駆動モータ1114を駆動させて景品押上ピストン1102を上昇させる(ステップS12)。そして、排出補助装置制御部26が、排出補助モータ1126を回転させて当接部1122を偏心運動させる(ステップS14)。この場合、排出補助装置制御部26は、排出補助モータ1126を所定の正回転方向に駆動させる。当接部1122は、排出口の外周に沿って偏心運動し、排出口付近に重積し、時には絡まりあって排出され難い状態の補充用景品Qを攪拌しながら押し、排出口より確実に排出するように補助する。
【0069】
また、景品排出装置制御部24の制御開始とともに、景品補充判定部28は補充の未完/完了を判定する(ステップS16)。即ち、景品補充判定部28は、排出口から排出された補充用景品Qがスロープ1132を伝って落下し、補充確認センサ1134を通過するのを検知して、その通過検知時間の累積から想定されている補充量が排出されたか否かを判定する。判定結果は、補充判定結果62に格納する。
【0070】
景品排出装置制御部24は、ピストン駆動モータ1114を所定時間駆動させたならば(ステップS18;YES)、駆動を停止する(ステップS20)。
景品排出装置制御部24がピストン駆動モータ1114を停止させたならば、排出補助装置制御部26は、補充判定結果62を参照し、補充用景品Qの排出が「完了」と判定されている場合(ステップS22;YES)、排出補助モータ1126の回転を停止して攪拌ながら押すのを止め(ステップS24)、処理を終了する。
【0071】
一方、補充用景品Qの排出が「未完」と判定されている場合(ステップS22;NO)、排出補助装置制御部26は、補充用景品Qが排出口付近で引っかかって、排出し難い状態になっていると判断して、所定時間の間、排出補助モータ1126を逆回転させる(ステップS26)。或いは、更に排出補助モータ1126の回転を加減速して、攪拌に勢いをつけるとしても良い。これによって、補充用景品Qが景品収容シリンダ1102の排出口付近で引っ掛っている状態を解かせ、確実に補充用景品Qを排出させる。そして、排出補助装置制御部26が、排出補助モータ1126を逆回転させたならば、処理を終了する。
【0072】
以上の処理によって、補充用景品Qの大きさや形状が多種に渡る場合や、からみ易い形状である場合でも、確実に景品の補充を実行させることができる。
【0073】
図8は、本実施の形態における景品排出装置1100への補充用景品Qの補給作業に係る流れを説明するためのフローチャートである。
先ず、管理者は、制御ユニット1020の手動スイッチ1022を自動運転モードから補給モードに切り換える(ステップS40)。手動スイッチ1022が補給モードなったならば、景品排出装置制御部24は、ピストン駆動モータ1114を駆動させて、景品押上ピストン1104を下限位置まで移動させる(ステップS42)。
【0074】
次に、管理者は、カバー1017の補給口蓋1017aを取り外し(ステップS44)、可動アーム1128を持ち上げ当接部1122を景品収容シリンダ1102の排出口上方から移動させる(ステップS46)。このとき、可動アーム1128を揺動位置B2まで上げると、ストッパー機構1129によって可動アーム1128はその位置に一時的に固定された状態となる。当接部1122を移動させることによって、景品収容シリンダ1102の排出口が露出された状態となり、補充用景品Qを補給し易くなる。
【0075】
管理者は、景品収容シリンダ1102の収容部内から、排出口に達するまで新たな補充用景品Qを追加・補給する(ステップS50)。
補給が終了したならば、管理者は、可動アーム1128を下げて当接部1122を景品収容シリンダ1102の排出口上方に移動させ(ステップS52)、バー1017の補給口蓋1017aを取り付ける(ステップS54)。そして、制御ユニット1020の手動スイッチ1022を補給モードから自動運転モードに切り換えて(ステップS56)、補給作業を終了する。
【0076】
[変形例の説明]
以上、本発明を適用した好適な実施の形態について説明したが、本発明の適用がこれに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、適宜構成要素の追加・変更・削除を行っても構わない。
【0077】
例えば、当接部1122の形状を、排出口に向けて凸な形状としたが、図9に示すように、上方に向けて凸形状を成す(排出口側に凹形状を成す)形状としても良い。この場合、当接部1122の外側で補充用景品Qを排出口外周に向けて押しだし、内側でも補充用景品Qを掻き出すことができる。
【0078】
また、例えば上記例では景品排出装置1100をターンテーブル1002への景品の補充を目的に使用しているが、計4個所のプレイポジションそれぞれに景品排出装置1100を設け、ボーナスとして固定テーブル1010及びスライドテーブル1012上に補充用景品Qを排出するとしても良い。この場合、スロープ1132は固定テーブル1010及びスライドテーブル1012上に向けられる。そして、補充要否判定部22は所定のボーナスイベントの成否を判定し、景品排出装置制御部24及び排出補助装置制御部26は、ボーナスイベントが成功したと判定された場合にそれぞれ制御を実行する。
【0079】
そのほか、上記例では制御ユニット1020を単一のものとして扱っているが、景品排出装置用の制御ユニットを別途設ける構成としても良い。
【0080】
また景品P及び補充用景品Qは、例えば、小分けにされた菓子包み、スティックキャンディー、小箱、キャラクタフィギヤ、メダルなどでも良い。本発明の特性から、外形が複雑で景品収容シリンダ1102の排出口付近で互いに絡まり易いものであるほうが、その効果が顕著に現われる。
【0081】
【発明の効果】
本発明によれば、当接部によって排出口内にある景品を排出方向の放射方向と交差する方向に押し、或いは当接部によって排出口内にある景品を排出方向の半径方向と交差する方向に押して、補充用景品が排出口で絡み合ってスムーズに排出されない状態となっても、これを強制的に崩して押し出すことによって、安定した排出を実現できる。または、駆動部によって当接部を排出口の中心に対して偏心移動させることによって、排出口内にある景品を掻き回して押して出すことができる。従って、補充用景品が排出口で絡み合ってスムーズに排出されない状態となっても、これを解消し安定した排出を実現できる。
【0082】
また、当接部の当接面が曲面を成す場合には、当接した景品が逃げ易くし、互いに絡み合って引っかかっている景品に無理な力が加わるのを防ぐことができる。従って、割れ易い菓子等の景品であっても、破損させることなく排出することができる。
【0083】
更に当接部が上下方向に揺動自在である場合には、景品が排出口から不規則に重積して残っていても、当接部がその景品群の表層の凹凸に対応して揺動することができる。従って、景品及び排出装置に当接部の自重以外の過剰な負荷がかからないようにすることができる。
【0084】
また更に、当接部を球体とする場合、当接部が上下に揺動したときも常に同じ曲率をもって曲面が景品に当接するので、景品に対する負荷を安定させ、より景品及び排出装置に当接部に過剰な負荷がかからないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した遊戯装置の外観の一例を示す図。
【図2】景品排出装置の構成の一例を示す図。
【図3】排出補助装置の構成の一例を示す図。
【図4】景品当接部の運動の一例を示す上面視概念図。
【図5】景品当接部が補充用景品に与える力について説明する原理図。
【図6】機能構成の一例を示す機能ブロック図。
【図7】景品補充に係る処理の流れを説明するためのフローチャート。
【図8】景品排出装置への補充用景品Qの補給作業に係る流れを説明するためのフローチャート。
【図9】景品排出装置の変形例を示す図。
【符号の説明】
10 操作入力部
14 ピストン位置検出部
16 景品補充検知部
20 処理部
22 補充要否判定部
24 景品排出装置制御部
26 排出補助装置制御部
28 景品補充判定部
36 ピストン駆動部
38 排出補助駆動部
50 記憶部
52 補充要否判定プログラム
54 景品排出装置制御プログラム
56 排出補助装置制御プログラム
58 景品補充判定プログラム
60 回転方向フラグ
62 補充判定結果
1000 遊戯装置
1002 ターンテーブル
1004 ショベル装置
1010 固定テーブル
1012 スライドテーブル
1014 操作部
1020 制御ユニット
1100 景品排出装置
1102 景品収容シリンダ
1104 景品押上ピストン
1107 補充確認センサ
1110 景品押上機構
1112 センターシャフト
1114 ピストン駆動モータ
1120 排出補助装置
1122 景品当接部
1124 クランク
1126 排出補助モータ
1128 可動アーム
1129 ストッパー機構
1130 排出補助装置取付具
1132 スロープ
1134 排出確認センサ
P 景品
Q 補充用景品

Claims (4)

  1. 立設された筒状の収容部内に収容されている補充用景品を前記収容部の上部の開口でなる排出口から排出する景品排出装置であって、
    前記収容部内を上下移動するピストンを上方に移動させることで前記収容部内に収容されている前記補充用景品を押し上げる景品押上機構と、
    前記景品押上機構によって前記排出口付近まで押し上げられた前記補充用景品に当接する当接部と、
    前記当接部を前記排出口の外周に沿って移動させる駆動部と、
    を備え、前記当接部が前記排出口付近の前記補充用景品に当接しつつ前記排出口の外周に沿って移動することにより、前記排出口の全周から前記補充用景品を落下させて排出することを特徴とする景品排出装置。
  2. 端部が上方から前記排出口に近づく又は上方に遠ざかるように上下に揺動するアーム部を更に備え、
    前記当接部及び前記駆動部が前記アーム部の前記端部で支持され、
    前記端部にかかる前記当接部及び前記駆動部の重量によって前記アーム部が下方へ揺動することで前記排出口付近まで押し上げられた前記補充用景品に前記当接部が当接することを特徴とする請求項1に記載の景品排出装置。
  3. 前記端部を上方の所定の揺動位置まで揺動した場合に当該揺動位置で前記アーム部の上下揺動を保持するストッパー機構が備えられていることを特徴とする請求項2に記載の景品排出装置。
  4. 前記駆動部は、
    回転軸方向を上下方向として、前記アーム部の前記端部に配置されたモータと、
    一端が前記モータの回転軸に固定され、他端に前記当接部が接続されたクランクと、
    を有し、
    前記モータの軸回転によって前記クランクが回転することで、前記当接部が前記排出口の外周に沿って移動することを特徴とする請求項2又は3に記載の景品排出装置。
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