JP3627813B1 - 遊戯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 景品を払い出す遊戯装置に対してよりスムーズに景品を補充する。
【解決手段】 景品補充装置1030は、上方に開口面を有する透明な柱状体である景品収容シリンダ1032に補充用景品Qを収容する。上面が上方に凸形状を成すピストン1034で補充用景品Qを押し上げて排出する。この際、景品収容シリンダ1032の開口面上方に下向きに凸形状の景品ガイド1036を設ける。押し上げられた補充用景品Qは景品ガイド1036に当り、景品収容シリンダ1032より外向きに押し出される。景品収容シリンダ1032は外側面に補充位置ガイド1038を備え、開口面より排出された補充用景品Qの落下方向を案内する。
【選択図】図3

Description

本発明は固定テーブル上をスライドテーブルが往復移動することにより、固定テーブル上の景品を押し出して払い出すプッシャー型の遊戯装置及びこれに具備される景品補充装置に関する。
例えば、プッシャー型と称される遊戯装置は、回転するターンテーブル上に配置された景品を掬い上げるショベルと、固定テーブルと、固定テーブル上を景品払出口に近づき或いは遠ざかるように移動するスライドテーブルとを備える。プレーヤが始動指示を入力するとショベルで景品を掬い上げ、落下指示を入力すると固定テーブルの上に落下させる。固定テーブル側に落下した景品は、スライドテーブルに押される。景品がスライドテーブルに上手く押されて固定テーブルから落下し景品払出口に入ればその景品を獲得できる構成となっている(例えば、特許文献1参照;全請求項に対応)。
従来こうした遊戯装置への景品の補充は、装置の管理者(サービス提供者)が景品の減り具合を見て適宜実施するか景品の補充装置を備えて対処している。
例えば、メダルゲーム機用の補充装置としては、傾斜版を備えた昇降機で補充用のメダルを所定のプレート位置まで押し上げ、傾斜によってメダルをスライドさせて補充するものがある(例えば、特許文献2参照;全請求項に対応)。
実公平3−45751号公報 登録実用新案第3013932号公報(第26頁−第27頁、第9図)
しかしながら、近年の景品はメダルのように形状・大きさ・重量が一定とは限らず、景品をビニール袋等でパッケージしている場合もある。その為、例えば特許文献2で示された技術では景品が互いにひっかかるなどしてスムーズに補充されないという問題があった。
本発明は上記課題を鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、景品を払い出す遊戯装置に対してよりスムーズに景品を補充することである。
上記課題を解決するために、第1の発明は、遊戯者の操作に応じて景品載置部(例えば、図1のターンテーブル1002)から景品を移動させる遊戯装置であって、開口部を有し、内部に景品を収容する景品収容部(例えば、図3の景品収容シリンダ1032)と、前記景品収容部内を往復移動する栓状部材(例えば、図3のピストン1034)と、前記栓状部材を移動させる駆動手段(例えば、図3のピストン駆動部1040)と、前記駆動手段を制御する制御手段(例えば、図1の制御ユニット1020)とを備え、前記景品収容部に収容される景品を前記開口部より排出し、前記景品載置部に落下させる遊戯装置である。
景品とは、ゲームプレイで所定の条件をクリアした場合に払い出される褒美品や賞品と言った意味である。例えば小袋分けされた飴や菓子、おもちゃ、装飾品、各種グッズ、カプセルなどであっても良く、プレーヤの対象年齢やゲーム対価の設定等に応じて適宜選択される。
第1の発明によれば、景品収容部に収容した景品を栓状部材で強制的に押し上げ、景品収容部の開口部より排出し落下させることによって、景品載置部に景品を補充できる。
更に、よりスムーズな景品の排出を実現するために、第2の発明として、第1の発明における前記栓状部材の景品当接面は凸状を成していることとしても良い。
また、第13の発明として、内部に景品を収容する景品収容部(例えば、図3の景品収容シリンダ1032)と、前記景品収容部内を移動し前記景品収容部に収容された景品を押し上げる上面が凸状の栓状部材(例えば、図3のピストン1034)とを備える景品補充装置を構成しても良い。
第2及び第13の発明によれば、栓状部材の上面が凸状を成しているので、景品は一方向に固まらずに四方八方に向けて分散して落下するように押し出される。従って、景品同士が引っかかり合うような場合であっても景品を離れやすくして、よりスムーズに景品を排出して遊戯装置に補充することができる。
また更に、よりスムーズな景品の排出を実現するために、第3の発明として、第1又は第2の発明の遊戯装置であって、前記景品収容部の開口部付近に配置され、開口部付近の景品を開口部の外側方向に移動するように規制する景品ガイド部(例えば、図1の景品ガイド部1036)を更に備える遊戯装置を構成することとしても良い。
また、第14の発明として、内部に収容した景品を排出するための開口部を有する景品収容部と、前記景品収容部内を移動し前記景品収容部に収容された景品を押し上げる栓状部材と、前記景品収容部の開口部付近に配置され、開口部付近の景品を開口部の外側方向に移動するように規制する景品ガイド部と、を備える景品補充装置を構成することとしても良い。
第3の発明によれば、第1又は2の発明と同様の効果を奏するとともに、栓状部材によって押し上げられた景品は景品ガイド部に当る。そして、更に栓状部材が上昇すると景品ガイド部に当った景品は開口部外側向きに押されることとなる。従って、景品同士が引っかかり合うような場合であっても景品を離れやすくして、よりスムーズに景品を排出し遊戯装置に補充することができる。第14の発明によっても、同様の効果が得られる。
より景品を強制的に排出させるために、第4の発明として、第1〜3の何れか一の発明の遊戯装置であって、前記景品収容部の開口部付近に配置され、前記景品収容部の開口付近に溜まった景品を送り出す回転体(例えば、図7の羽根車1039a)を更に備えることとすると、より効果的である。
また、第15の発明として、内部に収容した景品を排出するための開口部を有する景品収容部と、前記景品収容部内を移動し前記景品収容部に収容された景品を押し上げる栓状部材と、前記景品収容部の開口部付近に配置され、前記景品収容部の開口付近に溜まった景品を送り出す回転体と、を備える景品補充装置を構成することとしても良い。
ここで言う回転体とは、景品と当接する腕やフィン、螺旋山などの凸部を供え回転駆動されるものである。例えばプロペラや水車、螺旋などであっても良い。
第4の発明によれば、第1〜3の何れか一の発明と同様の効果を奏するとともに、回転体で開口面付近の景品をかき回して景品同士が引っかかりあった状態を解き、景品が動き易くすることができる。そして、かき回しの方向に景品を送り出すことができる。従って、よりスムーズに景品を補充できる。
第5の発明は、第1〜4の何れか一の発明の遊戯装置であって、前記開口部から排出された景品を受け止め、所定方向に滑降させるために前記景品収容部の周面に沿って配設された螺旋状のスロープ(例えば、図1・図3の補充位置ガイド1038)を更に備える遊戯装置である。
また、第6の発明は、第1〜4の何れか一の発明の遊戯装置であって、前記開口部から排出された景品を受け止め、当該景品の落下方向を案内するガイド板(例えば、図7の補充位置ガイド1038)を更に備えるものである。
第5又は6発明によれば、第1〜4の何れか一の発明と同様の効果を奏するとともに、開口部より排出され落下する景品を所定方向に導くことができる。従って、景品を補充する場所や補充する方向を定めることができる。例えば、景品を遊戯装置の他の部分に干渉しない位置に向けてスロープを設定するならば、景品が途中で引っかかり遊戯装置の動作を阻害するような状態を回避することが出来る。
より補充する場所や方向を能動的に制御するために、第7の発明として、第6の発明の遊戯装置であって、前記ガイド板は前記景品収容部の外周面に沿って周方向に回転自在に設置する遊戯装置を構成することとしても良い。
第7の発明によれば、第6の発明と同様の効果を奏するとともにガイド板の位置を変更できる。従って、景品を案内する方向を変更することができる。
また、第8の発明として、第1〜7の何れか一の発明の遊戯装置であって、前記景品収容部の一端部には、前記開口部からの景品の排出を案内する切欠(例えば、図10の補充位置ガイド1038)が形成した遊戯装置を構成することとしても良い。この場合、第1〜7の何れか一の発明と同様の効果を奏するとともに、切欠を設けた方向に景品の排出を案内できる。
第9の発明は、第1〜8の何れか一の発明の遊戯装置であって、前記制御手段は、所定の時間間隔をおいて前記栓状部材を段階的に移動させるものである、
第9の発明によれば、第1〜8の何れか一の発明と同様の効果を奏するとともに、景品を所定の時間間隔をおいて段階的に前記景品補充装置の栓状部材の移動を制御し、景品補充装置が補充可能な全量を複数回に分けて自動的に補充することができる。従って、管理者が景品の残量を見まわり、必要に応じて補充作業をする手間を省くことができる。尚、ここで言う「所定の時間間隔」は等間隔に限らない。
第10の発明は、第1〜9の何れか一の発明の遊戯装置であって、遊戯空間を覆うとともに、前記景品収容部の上方部分に開口部(例えば、図1の開口蓋1017a)を有する透明なドーム状カバー(例えば、図1のカバー1017)を更に備える遊戯装置である。
第10の発明によれば、第1〜9の何れか一の発明と同様の効果を奏するとともに、景品収容部の上方部分に当るカバーの部分に開口部が形成されているので、ドーム状カバー全体を移動させることなく簡単に景品収容部に補充用の景品を補充することができる。
第11の発明は、第1〜10の何れか一の発明の遊戯装置であって、前記景品載置部に積載された景品の状態を検知する検知手段(例えば、図3の景品残量検知センサ1050)を備え、前記制御手段が、前記検知手段による検知結果に基づいて前記栓状部材の移動を制御する(例えば、図9の補充位置制御部24)遊戯装置である。
第11の発明によれば、第1〜10の何れか一の発明と同様の効果を奏するとともに、景品載置部上の景品の状態を検知し、検知結果に応じて栓状部材の移動を制御することによって、景品を補充するタイミングと量をコントロールできる。
より効率的に検知を実施するために、第12の発明として、第11の発明の遊戯装置であって、前記景品載置部を水平移動させる移動手段(例えば、図2のモータ1002a)を更に備え、前記検知手段は固定的に設置されて、前記移動手段により移動される前記景品載置部上に積載された景品の状態を定点で検知し、前記景品収容部は前記景品載置部近傍に設置され、前記制御手段は前記検知手段による検知結果に基づいて、更に、前記駆動手段の駆動タイミングを制御する遊戯装置を構成することとしても良い。
第12の発明によれば、第11の発明と同様の効果を奏するとともに、定点から景品の残量を検知することによって景品載置部上の何れの位置で景品が少なくなっているかを検知することができる。そして、景品収容部が景品載置部の近傍に設置されているので、景品載置部上の景品が少なくなっている場所が景品収容部で補充可能な位置に移動されるタイミングで、栓状部材の移動制御することによって、景品載置部上の特定部分を狙って景品を補充することができる。
本発明によれば、柱状体に集積した景品を凸形状の栓状部材で押し上げることによって、景品を一方向に固まらずに四方八方に向けて分散して落下するように押し出すことができる。従って、景品同士が引っかかり合うような場合であっても景品を離れやすくして、よりスムーズに景品を押し出し遊戯装置に補充することができる。
また、開口面に対向して配置された凸形状のガイド部を設けることによって、柱状体より押し出された景品に当接させて、景品を一箇所に固まることなく四方八方にガイド部から離れるように押すことができる。従って、景品が一箇所に固まって堆積し、落下しない状態を防止することができる
また、開口面付近の景品をかき回す回転体を設置することによって、景品同士が引っかかりあった状態を強制的に解き景品が動き易くし、よりスムーズに景品を排出できる。
また、柱状体の周面に沿って配設された螺旋状のスロープや、前記開口面から排出された景品を受け止め景品の落下方向を案内するガイド板を設けることによって、開口面より排出され落下する景品を所定方向に導くことができる。従って、景品を補充する場所や補充する方向を定めることができる。
また、盤上の景品の残量を検知し、検知結果に応じて景品補充装置の栓状部材の移動を制御することによって、景品を補充するタイミングと量をコントロールできる。
〔第1の実施の形態〕
次に図1〜図7を参照して、本発明を適用した第1の実施の形態について説明する。
[全体構成の説明]
図1は、本発明を適用した遊戯装置1000の外観の一例を示す図である。
遊戯装置1000は、所謂プッシャーゲーム機と呼ばれる遊戯装置である。遊戯装置1000は、複数の景品Pを配置するターンテーブル1002と、ターンテーブル1002に配置された景品Pを掬い上げるショベル装置1004と、掬い上げた景品Pを載置する固定テーブル1010と、固定テーブル1010に添って景品払出口1008に近づき或いは遠ざかるように往復スライド移動するスライドテーブル1012と、ショベル装置1004の操作部1014と、遊戯装置1000の動作を統合的に制御する制御ユニット1020と、景品補充装置1030と、景品残量検出センサ1050と、電源部(図示略)とを備える。そして、景品Pに外部から干渉できないように、透明なカバー1017でこれらを覆い保護する。
ターンテーブル1002は、上向きに開口する環状溝を形成し溝部分の底上面に多数の景品Pを載置できるようになっている。そして、複数の景品Pを載せて遊戯装置1000の中央に設けられた回転軸Aを中心に所定平面上をゆっくりと回転する。
固定テーブル1010は、ターンテーブル1002の上方において装置中央から装置外縁方向に延出する平板である。固定テーブル1010の外縁側端部は、景品払出口1008上方に達するように構成されている。
スライドテーブル1012は、固定テーブル1010上面に沿って景品払出口1008に近づき或いは遠ざかるように往復スライド運動する平板である。スライドテーブル1012の駆動方法は公知の技術を適宜使用するものとし、ここでの説明は省略する。
ショベル装置1004は、操作部1014からの操作入力に応じて、アーム1004aをモータ1004cによって回転させ、景品Pを掬い上げることができる曲面を成すショベル1004bでターンテーブル1002に配置された景品Pを掬い上げ、そして固定テーブル1010上に該景品Pを落下させる。
より具体的には、アーム1004aは、折りたたまれた状態で固定テーブル1010の上方に配置されている(図1の状態)。
プレーヤが操作部1014の始動指示ボタン1014aでショベル装置1004の掬い上げ動作の開始を入力すると、モータ1004cが正回転し、アーム1004aはターンテーブル1002底面に向けて円弧Bに沿って運動する。先端のショベル1004bはターンテーブル1002の底面に達すると、モータ1004dが正回転して、ショベル1004bの成す曲面によってターンテーブル1002に配置された景品Pを掬い上げる。この場合、ターンテーブル1002上の景品Pの配置は一様とは限らない。ショベル装置1004の動作は自動的に行われるので、始動指示ボタン1014aの操作のタイミングによって掬える景品Pの数が変わるゲーム性が生じる。景品Pを掬い上げたならば、モータ1004cは自動的に逆回転し、アーム1004aは反転し元の位置に戻る。
アーム1004aが元の位置に戻ったならば待機状態となる。そして、プレーヤが落下指示ボタン1014bを操作すると、モータ1004dが逆回転し、ショベル1004bを傾斜させて掬い上げた景品Pを固定テーブル1010上に落下させる。
固定テーブル1010上には、スライドテーブル1012がスライド運動している。その為、落下指示ボタン1014bの操作のタイミングによっては、必ずしも景品Pが固定テーブル1010に落下するとは限らない。上手く固定テーブル1010上に落下した景品Pは、スライドテーブル1012のスライド運動によって景品払出口1008方向に押される。そして、景品Pが固定テーブル1010の端まで押されて、景品払出口1008に落下すると、プレーヤはその景品Pを景品払出口1008から連通する景品取出口1018より取り出すことができる。
尚、アーム1004aのリンク構造及び駆動方法は公知の技術を適宜利用するものとし、特に限定されない。また、ショベル1004bはモータ1004dで傾斜させるに限らず、その下部を開放して景品Pを落下させる構成であっても良いのは勿論である。
本実施の形態における遊戯装置1000は、ショベル1004・固定テーブル1010・スライドテーブル1012・操作部1014・景品払出口1008とを一組として、計4個所のプレイポジションを上面視略十字に備える。従って、本実施の形態における遊戯装置1000では同時に4人のプレーヤがゲームを楽しむことができる。
図2は、本実施の形態における遊戯装置1000のターンテーブル1002部分の構成の一例を示す図であって、(a)上面図と(b)NN’矢視線断面図を示す。尚、同図では便宜上ショベル装置1004と景品補充装置1030等は省略してある。
ターンテーブル1002は、遊戯装置1000中央下部に載置されたモータ1002aによって支持されて回転駆動される。
景品残量検出センサ1050は、例えば赤外線やレーザ或いは超音波などを照射してその反射を検知するまでの時間差から距離を求める距離センサなどによって実現される。本実施の形態では少なくとも何れか1の固定テーブル1010の裏面、即ちターンテーブル1002と対向する面に配置され、固定テーブル1010からターンテーブル1002方向への距離値を計測し制御ユニット1020に出力する。制御ユニット1020は、ターンテーブル1002の溝部の底面までの距離値を閾値とし、該閾値より小さい距離が計測される場合はその位置に景品Pが有ると判断する。尚、景品残量検出センサ1050の配置数及びセンサ相互の位置関係は、センサの諸元等に応じてターンテーブル1002の断面をカバーできるように適宜設定する。
次に、本実施の形態における景品補充装置1030の構成について説明する。図3は、本実施の形態における景品補充装置1030の構成の一例を示す断面図である。
景品補充装置1030は、遊戯装置1000のほぼ中央に配置される。景品補充装置1030は、補充用景品Qを収容する景品収容シリンダ1032と、補充用景品Qを移動させるためのピストン1034と、ピストン1034を上下移動させるためのピストン駆動部1040と、景品収容シリンダ1032の開口面上方に設置される景品ガイド1036と、開口面より排出されて外にこぼれた補充用景品Qを受け落下方向を案内する補充位置ガイド1038とを備える。
景品収容シリンダ1032は、例えばガラスや樹脂などで形成された少なくとも一端に開口面を有する円筒体であって、補充用景品Qを内部に収容できる空間を形成する。景品収容シリンダ1032は、遊戯装置1000の中央にある台座1005に開口面を上方に向けて略垂直に設置される。
景品収容シリンダ1032は透明な材料で形成されているので、中に収容されている補充用景品Qをディスプレイすることによってより興味を掻き立ててゲームに誘い、またゲームプレイ中は補充用景品Qを目前にゲームを楽しむのでより射幸心と興奮を高める効果が得られる。また、管理者にとっては今後補充可能な補充用景品Qの残量を一目で確認できるメリットもある。また、開口面が上方に設けられているので、補充用景品Qの排出時にあたかも補充用景品Qが景品収容シリンダ1032からあふれ出るように見せる演出効果もある。尚、本実施の形態では、景品収容シリンダ1032は略円断面としているがそのほかの断面形状であっても良いのは勿論である。
景品収容シリンダ1032の内部には、ピストン1034とピストン1034を景品収容シリンダ1032の開口面に近づく或いは遠ざかる方向に往復運動させるピストン駆動部1040とが配置されている。
ピストン1034は、上部パーツ1034aと弾性リング1034bと下部パーツ1034cとを有し一体となって移動する栓状体である。尚、本実施の形態ではピストン1034全体として円錐台形状を成しているがこれに限定されるものではない。
上部パーツ1034aは上方向に凸形状を成し、これによってピストン1034が上昇すると補充用景品Qを単純に上方に押すだけではなく景品収容シリンダ1032の中から外へ向ける方向に押す。従って、景品収容シリンダ1032を開口面まで押し上げると補充用景品Qは周囲に分散するように排出させることができる。
弾性リング1034bは、例えばスポンジやゴムなどの弾性部材によって形成されるリング部材であって、上部パーツ1034aと下部パーツ1034cとに挟持される。そして、ピストン1034と景品収容シリンダ1032との接触を緩衝するとともに、両者の間隙を適当に保ち補充用景品Qが隙間を抜け落ちることを防止する。
ピストン駆動部1040は、景品収容シリンダ1032内に略垂直に倒立されたセンターシャフト1041を有する。センターシャフト1041は、例えば樹脂管材などからなる。そして、センターシャフト1041の下部(詳しくは台座1005内部)にモータ1042と駆動プーリ1043を備え、上部に従動プーリ1044を備える。そして、センターシャフト1041内を通して両プーリ間をコグベルト1045で連結する。
コグベルト1045には連結具1046が固定され一体となって移動する。連結具1046にはピストン取付部1046aが延出して設けられている。そして、センターシャフト1041のスリット1041aからピストン取付部1046aを延出させ、ピストン1034の上部パーツ1034aの内面と固定される。従って、モータ1042を駆動させることによってピストン1034を上下方向に移動させることができる。
モータ1042は、回転量を検出する回転角度センサ(図示せず)を備える。この回転量によって景品収容シリンダ1032に対するピストン1034の相対位置を検知する。回転角度センサを備えない場合は、例えば景品収容シリンダ1032の底面に距離センサを設け、この距離センサで下部パーツ1034cまでの距離を測る構成としても良い。また、例えばモータ1042パルス信号で制御可能なステッピングモータなどで実現する場合は回転角度センサを省略できる。
景品ガイド1036は、ピストン1034の凸形状と対向する方向に凸形状を成し開口面上方に設置される。本実施の形態では略円錐或いは略円錐台形状を成し、錐端を下に向けてセンターシャフト1041の上端部に固定されている。
開口面に到達しても補充用景品Q同士が引っかかり合って崩れない場合でも、更にピストン1034が上昇すると補充用景品Qが当る。景品ガイド1036は下向きに凸形状を成しているために、景品ガイド1036に当った補充用景品Qは外向きに押し引っかかりを解き易くすることができる。
補充位置ガイド1038は、景品収容シリンダ1032の外側面にスロープを形成し、景品収容シリンダ1032の開口面より排出され、こぼれ落ちる補充用景品Qを受け、所定の方向に導いてターンテーブル1002に落下させる。
本実施の形態では、略L字型断面部材を景品収容シリンダ1032の外側面に螺旋状に配置してスロープを形成し、スロープの下端を4つ備えられているショベル装置1004の間に向ける。従って、景品収容シリンダ1032の開口面よりこぼれ落ちる補充用景品Qは、ショベル装置1004に当ることなく補充位置ガイド1038を滑り落ちてターンテーブル1002上に補充される。補充用景品Qがショベル装置1004の可動部分に挟まり作動不良を引き起こす事態を防止することができる。
制御ユニット1020は、CPUやLSIなどの演算処理装置や、ICメモリ1024、電気回路などを有し遊戯装置1000の動作を統合的に制御する。制御ユニット1020は自動制御と手動制御とを切り換える手動スイッチ1022を備え、管理用扉1009を開けて操作することが出来る構成となっている。手動スイッチ1022を適宜切り換えることによって、各部を所望する状態に制御することができる。本実施の形態では特に、手動スイッチ1022で景品補充装置1030に補充用景品Qを補充するための状態にすることができる。
カバー1017は、透明樹脂等によって成形され内部の様子を見ることが出来る透明なカバーである。カバー1017の景品補充装置1030の上方に位置する部分には、着脱自在な開口蓋1017aを有する。管理者は開口蓋1017aを取り外してできる開口面より景品補充装置1030に補充用景品Qを補充することができる。尚、カバー1017は、景品ガイド1036と一体的に固定されていて、カバー1017を外すと景品ガイド1036も一緒に外せる構成としても良い。
[機能ブロックの説明]
図4は、本実施の形態における機能構成の一例を示す機能ブロック図である。同図に示すように、遊戯装置1000は、操作入力部10と、景品検出部12と、ピストン位置検出部14と、処理部20と、ターンテーブル駆動部30と、ショベル駆動部32と、スライドテーブル駆動部34と、ピストン駆動部36と、記憶部50とを有する。
操作入力部10は、プレーヤによるゲーム操作や管理者による手動操作を受けつけ操作信号を処理部20に出力する。例えば、プッシュボタンやレバーなどによって実現される。図1の操作部1014の始動指示ボタン1014aと落下指示ボタン1014b、及び制御ユニット1020の手動スイッチ1022がこれに該当する。
景品検出部12は、ターンテーブル1002上に配置されている景品の有無を検出し、検出信号を処理部20に出力する。例えば距離センサや、フォトインタラプタ、タッチセンサ、荷重センサなどによって実現される。図2の景品残量検出センサ1050がこれに該当する。
ピストン位置検出部14は、景品収容シリンダ1032に対するピストン1034の相対位置を検出し、検出信号を処理部20に出力する。例えば、エンコーダや距離センサなどによって実現できる。本実施の形態では、ピストン駆動部1040のモータ1042が備える回転角度センサがこれに該当する。
ターンテーブル駆動部30は、処理部20からの制御信号に従ってターンテーブル1002を回転させる。図2のモータ1002aがこれに該当する。
ショベル駆動部32は、処理部20からの制御信号に従ってショベル装置1004のアーム1004aやショベル1004bを回転させる。図1のモータ1004c及び1004dがこれに該当する。
スライドテーブル駆動部34は、処理部20からの制御信号に従ってスライドテーブル1012を往復スライド移動させる。
ピストン駆動部36は、処理部20からの制御信号に従ってピストン1034を移動させる。図3のピストン駆動部1040、より具体的にはモータ1042がこれに該当する。
処理部20は、例えば、CPUなどの演算処理装置、LSI及び電気回路などによって実現され遊戯装置1000の各部を統合的に制御する。図1の制御ユニット1020に実装されるCPUなどがこれに該当する。本実施の形態では、処理部20は補充要否判定部22を備える。
補充要否判定部22は、予め設定された時間(以下、「補充時間」と言う)に、景品検出部12からの景品の有無の検出信号に基づいて景品補充の要否を判断し、補充が必要と判断した場合、ピストン駆動部36に駆動指示信号を送りピストン1034を移動させて補充用景品Qを補充させる。
より具体的には、本実施の形態の場合では、所定時間おきに景品残量検出センサ1050からの距離値を計測し、この計測値と予め求められている閾値と比較する。即ち閾値より短い距離が検出された場合、その場所には景品Pが有ると判断できる。そして、ターンテーブル1002が一周する内、閾値を超えている割合が所定の閾値に達していない場合、景品Pが不足していると判断して補充要と判定する。
尚、判定の方法はこれに限定されるものではなく、例えば一周分の計測値の平均値や中央値が所定の基準値を下回った場合に補充が必要と判断するとしても良いし、また一周分の計測値を積分して景品Pの体積を求め所定の体積値と比較して判定する方法であっても良く適宜設定する。
記憶部50は、例えば、ICメモリやハードディスク、MOなどの処理部20によって読み書き可能な情報記憶媒体によって実現され、処理部20が演算処理を実行する場合に供するプログラムや各種データを記憶する。図1の場合、制御ユニット1020に実装されているICメモリ1024がこれに該当する。
本実施の形態では、記憶部50には処理部20に補充要否判定部22を実現させるための補充要否判定プログラム52が記憶される。
また、データとしては補充を実施する設定時間である補充時間55と、補充要否の判定時に景品残量検出センサ1050による計測値(距離値)と比較する基準距離値56と、基準距離値56を下回った計測回数をカウントするカウンタ57と、カウンタ57と比較するカウンタ閾値58が記憶される。
基準距離値56は、本実施の形態では予め求めてあるターンテーブル1002の底面までの距離値とし景品Pの有無を判定する。しかし、これに限るものではなく、例えば底面に景品Pが最低基準量配置されている場合の距離を基準距離値56とし、十分な数の景品Pがターンテーブル1002に積載されているか否かを判定するとしても良い。またカウンタ閾値58は、ターンテーブル1002全体として、どの程度の景品Pの残量になったら補充するかを示す値であり、景品Pの種類に応じて適宜設定するものとする。また、データとして補充要否の判定時に景品検出部12で計測される距離値も一時的に記憶部50に記憶されるのは勿論である。
[動作の説明]
図5は、本実施の形態における動作の流れを説明するためのフローチャートである。尚、従来と同様にターンテーブル1002に景品Pを予め補充するのは勿論であり、ここでは説明を省略する。
先ず、処理部20は手動スイッチ1022が手動制御に切り換えられて補充状態を指定する状態になっているか否かを判定する(ステップS102)。
手動スイッチ1022が補充状態を示す位置になっている場合(ステップS102のYES)、処理部20はピストン駆動部1040を駆動させてピストン1034を最下位置に移動する(ステップS104)。
管理者は、この状態でカバー1017の景品補充装置1030の上方に位置する開口蓋1017aを取り外し、開口蓋1017aを取り外してできる開口面より補充用景品Qを景品収容シリンダ1032内に収容する(ステップS106)。補充作業が終了したら、管理者は開口蓋1017aを取り付け、手動スイッチ1022を補充位置より自動制御に切り換える(ステップS107)。
手動スイッチ1022が自動制御に切り換えられたならば、処理部20はモータ1002aを駆動させてターンテーブル1002を回転させ、スライドテーブル1012にスライド移動させる(ステップS108)。ここまでのステップで、ゲームプレイの準備が整ったことになる。
操作部1014より始動指示ボタン1014aが押下されたことを検知した場合(ステップS110)、処理部20はモータ1004cを駆動させ、ショベル装置1004で景品Pを掬い上げ、景品Pを掬い上げたまま元の位置に戻る(ステップS112)。
更に、操作部1014より落下指示ボタン1014bが押下されたことを検知した場合(ステップS114)、処理部20はモータ1004dを駆動させ、ショベル1004bで掬い上げた景品Pを固定テーブル1010上に落下させる(ステップS116)。
次に、予め設定した補充時刻と現在の時刻とを比較する(ステップS118)。現在時刻が、予め設定した補充時刻である場合(ステップS118のYES)、補充要否判定部22は補充要否判定処理を実行する(ステップS120)。
図6は、本実施の形態における補充要否判定処理の流れを説明するためのフローチャートである。同図に示すように、補充要否判定部22は、先ずカウンタ57をリセットし(ステップS202)、次に所定時間ごと(例えば1秒程度おき)に景品検出部12で距離を計測し、計測値と基準距離値56とを比較する(ステップS204)。
計測値が基準距離値56を下回る場合(ステップS206のYES)、即ち景品Pが有る場合、カウンタ57をカウントアップする(ステップS208)。予め分かっているターンテーブル1002が一周するまでの時間、ステップS204〜S208の処理を繰返し実行する(ステップS210のNO)。
計測が終了したならば、次にカウンタ57とカウンタ閾値58とを比較し、カウンタ57がカウンタ閾値58を下回る場合(ステップS212のYES)、即ちターンテーブル1002において景品Pが無い場所が多い場合、補充要否判定部22は補充が必要であると判定し(ステップS214)、補充要否判定処理を終了し図5のフローに戻る。
カウンタ57が所定の閾値に達する場合(ステップS212のNO)、補充要否判定部22はターンテーブル1002上にまだ十分な景品Pが配置されていると判断して、補充は不要であると判定し(ステップS216)、補充要否判定処理を終了し図5のフローに戻る。
図5のフローにおいて、補充要否判定処理で補充要と判断された場合(ステップS122のYES)、補充要否判定部22はピストン位置検出部14の検出結果を参照する。ピストン1034が移動上限位置に達していない場合(ステップS124のNO)、モータ1042を所定量駆動させてピストン駆動部1040を上昇させる(ステップS126)。
ピストン駆動部1040を所定量上昇することによって、ピストン1034が上昇し補充用景品Qが押し上げられる。ピストン1034の上面は上向きに凸形状を成しているので、補充用景品Qは外向きに力を受けながら押し上げられる。従って、堆積している補充用景品Qは開口面に到達すると自重とあいまって端から崩れ落ちるようにして景品収容シリンダ1032の外に排出される。
開口面に到達しても補充用景品Q同士が引っかかり合って崩れない場合でも、更にピスト1034が上昇すると補充用景品Qは景品ガイド1036に当る。景品ガイド1036は下向きに凸形状を成しているために、景品ガイド1036に当った補充用景品Qは外向きに押され、引っかかりが解かれて崩れ落ちる。
景品収容シリンダ1032の開口面より崩れ落ちた補充用景品Qは、補充位置ガイド1038に当って、補充位置ガイド1038のスロープに沿って落下する。そして、ショベル装置1014を避ける位置からターンテーブル1002に補充される(ステップS126)。
所定のゲーム終了条件を満たす場合(ステップS128のYES)、ゲームオーバとなり処理を終了する。ゲーム終了条件は、例えば、景品Pの掬い上げの回数としても良いし、ゲームプレイ時間としても良く適宜設定する。
以上の処理によって、予め設定した補充時間ごとにターンテーブル1002上の景品Pの残量不足を自動的に検知し、景品補充装置1030が補充可能な補充要景品Qの全量を複数回に分けて自動的に補充することができる。即ち、補充時間ごとに段階的に景品を自動補充できる。
尚、本実施の形態では、補充時間は予めプログラムされているものとするが、別途補充時刻を設定・入力可能な構成を設けても良いのは勿論である。
〔第2の実施の形態〕
次に図7〜図9を参照して、本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。尚、第1の実施の形態と同様の構成要素には同じ符号をつけて説明は省略する。
[景品補充装置の構成の説明]
図7は、第2の実施の形態における景品補充装置1030の構成の一例を示す斜視図である。同図に示すように、本実施の形態における景品補充装置1030は、ピストン駆動部1040においてラックシャフト1047とピニオンギヤ部1048とを有し、ピニオン=ラック機構を構成する。ピニオンギヤ部1048は台座1005内に配置されモータ1042によって駆動される。ラックシャフト1047はピニオンギヤ部1048と噛み合い、台座1005を挿通して景品収容シリンダ1032内に突出し、ピストン1034の下部パーツ1034cと固定されている。従って、モータ1042を駆動させてラックシャフト1047を上下に移動させることによって、ピストン1034を上下に移動させることができる。
また、景品収容シリンダ1032の開口面近傍には、景品移動装置1039を備える。景品移動装置1039は、羽根車1039aと、羽根車1039aを連結し回転させるモータ1039bとを備え、羽根車1039aが景品収容シリンダ1032の断面ほぼ中央に位置するようにステー1039cによって景品収容シリンダ1032上端部に固定されている。
羽根車1039aの羽根の角度及びモータ1039bの回転方向は、開口面近傍まで移動した補充用景品Qを羽根車1039aで補充位置ガイド1038の方向へ弾いて移動させるように適宜設定する。
羽根車1039aで補充用景品Qをかき回し弾くことによって、開口面に到達しても補充用景品Q同士が引っかかり合って崩れない場合でも強制的に引っかかりを解いてスムーズに排出させることができる。尚、本実施の形態では、モータ1039bは、例えばモータ1042と連動して駆動制御されるとするが、別途制御する構成であっても良いのは勿論である。
本実施の形態における補充位置ガイド1038は、上方に開口する略コの字断面を有する。そして、軸1038aで回転自在に軸支されモータ1038bによって傾斜の上下角度を変更し補充用景品Qが落下する方向を案内する。同図の場合、傾斜をより下方に向けると景品補充装置1030からより近い位置に補充用景品Qを落下させることが可能となり、反対に上方に向けるとより遠くに落下させることが可能となる。
図8は、本実施の形態における遊戯装置1000の上面図である。尚、同図では便宜上ショベル装置1004と操作部1014は省略してある。
本実施の形態では、景品補充装置1030は例えば遊戯装置1000の外周に沿って複数設けられる。そして、補充位置ガイド1038の方向はそれぞれ異なる方向に設定され、複数の補充位置ガイド1038で、遊戯装置1000の様々な場所に補充用景品Qを補充できるように配置されている。固定テーブル1010もこの補充できる範囲に含まれる。
また、本実施の形態ではモータ1002aは、回転量を検出する回転角度センサ(図示せず)を備え、ターンテーブル1002の回転角度を検知し制御ユニット1020に出力する。例えばモータ1002aを、パルス信号で制御可能なステッピングモータなどで実現する場合は回転角度センサを省略しても良い。
[機能ブロックの説明]
図9は本実施の形態における機能構成の一例を示す機能ブロック図である。同図に示すように、本実施の形態ではテーブル回転角度検出部16と、補充位置ガイド駆動部38と、補充位置制御部24とを含む。また、記憶部50は処理部20を補充位置制御部24として機能させるための補充位置制御プログラム53を記憶する。
テーブル回転角度検出部16は、ターンテーブル1002の回転角度を検出する。モータ1002aの回転角度センサがこれに該当する。
補充位置制御部24は、操作入力部10の景品残量検出センサ1050からの検出信号と、モータ1002aの回転角度センサからの角度データとからターンテーブル1002の景品Pの少ない場所を求める。
そして、景品Pが少ない場所に補充可能な景品補充装置1030を選択し、選択した景品補充装置1030における補充位置ガイド1038の角度、ピストン駆動部36及び補充位置ガイド駆動部38の駆動タイミング及び駆動量を制御して景品Pの少ない位置を狙って補充させる。駆動タイミング及び駆動量の適正量は遊戯装置1000及び景品補充装置1030の諸元によって適宜設定する。
また、補充位置制御部24は、特定の条件を満たす場合に特別ボーナスとして固定テーブル1010上に補充用景品Qを補充し、特典を与えるように制御することも出来る。特定の条件とは、例えば所謂ジャックポットの発動条件などに対応するとしても良く適宜設定して構わない。
補充位置ガイド駆動部38は、処理部20からの制御信号に従って補充位置ガイド1038の向きを変更させる。図7のモータ1038bがこれに該当する。
[動作の説明]
図10は、本実施の形態における動作の流れを説明するためのフローチャートである。尚、第1の実施の形態における動作と異なるステップにはS300番台を付ける。
本実施の形態では、補充が必要と判断された場合(ステップS122のNO)、補充位置制御部24はターンテーブル1002の何れの位置に補充すべきかを特定する(ステップS302)。より具体的には、ステップS122において補充要の判定がされた時点に、テーブル回転角度検出部16によって検出されたターンテーブル1002の回転角度を補充すべき位置とする。
次に、補充位置制御部24は、ステップS302で特定した位置に補充可能な景品補充装置1030を選択する(ステップS304)。例えば、先ず全ての景品補充装置1030のピストン位置検出部14による検出結果から、ピストン1034が移動上限位置に達しているものは選択対象外とし、ターンテーブル1002の回転方向から近い順に景品補充装置1030を選択する。
景品補充装置1030を選択したならば、補充位置制御部24は当該景品補充装置1030におけるピストン駆動部1040の駆動タイミングを決定し(ステップS306)、補充位置ガイド1038の角度を決定し(ステップS308)、次いでモータ1039bの駆動量を決定する(ステップS310)。尚、駆動タイミング、補充位置ガイド1038の角度、モータ1039bの駆動量の決定順は、これに限定されず設計時の算出手順に応じて適宜設定して良い。
補充要否判定部22は、ステップS306からS310で求めた駆動タイミング、補充位置ガイド1038の角度、モータ1039bの駆動量に従って、景品補充装置1030を動作させて補充用景品Qを排出させて景品を補充する(ステップS312)。
次に、何れかのプレイポジションで特定のボーナス条件が満たされた場合(ステップS314のYES)、補充位置制御部24は当該ポジションの固定テーブル1010に補充可能な景品補充装置1030を選択し(ステップS316)、予め設定されている補充位置ガイド1038の角度、ならびにモータ1039bの駆動量で該景品補充装置1030を動作させて補充用景品Qを固定テーブル1010上に向けて放出する(ステップS318)。そして、所定のゲーム終了条件を満たす場合(ステップS128のYES)、ゲームオーバとなり処理を終了する。
以上、第2の実施の形態によれば、景品Pの不足した場所に対して限定的に景品の補充が可能であり、ターンテーブル1002に満遍なく景品Pを配置した状態を保つことができる。また、ボーナス時の特典付与も実行可能である。例えば、景品補充装置1030が、固定テーブル1010より高い位置から補充用景品Qを放出する場合、特典が空から降ってくるような演出効果を出すことができる。
以上、本発明を適用した第1及び第2の実施の形態について説明したが、本発明の適用がこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しないかぎりにおいて適宜構成要素の変更・追加・省略を行っても構わない。
例えば、図11に示すように、補充位置ガイド1038は、水差しの注ぎ口のように景品収容シリンダ1032の開口面外周に下方に向けて切欠を設ける構成であっても良い。
また、景品収容シリンダ1032の内部に上下方向に間仕切りを設けて複数の柱状領域に区分する。そして、それぞれの領域にピストン1034とピストン駆動部1040とを備えて、複数種類の景品を異なるタイミングと量で補充する構成としても良い。
また、補充位置ガイド1038は第1の実施の形態では固定状態、第2の実施の形態においては上下角度のみ可変としたが、左右方向(景品収容シリンダ1032を軸とする回転方向)に可動する構成としても良い。
例えば、図12に示すように、補充位置ガイド1038を、スライドユニット1037を介して景品収容シリンダ1032に取り付ける。スライドユニット1037は景品収容シリンダ1032の周方向にスライド自在な案内器とその駆動装置を有し、例えばスライドガイド1037aを景品収容シリンダ1032に固定し、スライダ1037bに補充位置ガイド1038を設置する。そして、スライダ1037bをモータ1037cで駆動する。モータ1037cは補充位置制御部24によって制御する。
また、補充位置ガイド1038を駆動させるに限らず、例えば景品補充装置1030と台座1005との取り付け面に回転自在な滑車を設け、景品補充装置1030をこの滑車上に設置する。そして、別途設けたモータで滑車を駆動し左右方向に回転させる構成としても良い。この際、何れの方向に左右回転させるかは補充位置制御部24で制御する構成としても良い。
また、第2の実施の形態において、景品移動装置1039は、例えば水車型の羽根車を回転軸が略水平になるように配置しても良いし、回転体に限らずコンプレサーとノズルを備え圧搾空気を放出して飛ばす方法などの他の方法であっても良い。
第1の実施の形態における、遊戯装置の外観の一例を示す図。 第1の実施の形態における本実施の形態におけるターンテーブル部分の構成の一例を示す図であって、(a)部分上面図、(b)NN’矢視線断面図。 第1の実施の形態における景品補充装置の構成の一例を示す断面図。 第1の実施の形態における機能構成の一例を示す機能ブロック図。 第1の実施の形態における動作の流れを説明するためのフローチャート。 第1の実施の形態における補充要否判定処理の流れを説明するためのフローチャート。 第2の実施の形態における景品補充装置の構成の一例を示す斜視図。 第2の実施の形態における遊戯装置の上面図。 第2の実施の形態における機能構成の一例を示す機能ブロック図。 第2の実施の形態における動作の流れを説明するためのフローチャート。 補充位置ガイドの変形例を示す図。 補充位置ガイドの方向を可変できる変形例を示す図。
符号の説明
12 景品検出部
14 ピストン位置検出部
16 テーブル回転角度検出部
20 処理部
22 補充要否判定部
24 補充位置制御部
30 ターンテーブル駆動部
32 ショベル駆動部
34 スライドテーブル駆動部
36 ピストン駆動部
38 補充位置ガイド駆動部
1000 遊戯装置
1002 ターンテーブル
1004 ショベル装置
1005 台座
1008 景品払出口
1010 固定テーブル
1012 スライドテーブル
1014 操作部
1017 カバー
1020 制御ユニット
1022 手動スイッチ
1030 景品補充装置
1032 景品収容シリンダ(景品収容部)
1034 ピストン(栓状体)
1036 景品ガイド
1038 補充位置ガイド
1039 景品移動装置
1040 ピストン駆動部(駆動手段)
1050 景品残量検出センサ
P 景品
Q 補充用景品

Claims (4)

  1. 遊戯者の操作に応じて遊戯空間内の景品載置部から景品を移動させる遊戯装置において、
    上方に向けて開口する開口部を有し、内部に景品を収容する景品収容部と、
    前記景品収容部内を往復移動し、前記景品収容部に収容された景品を前記開口部より排出する栓状部材と、
    前記栓状部材を往復移動させる駆動手段と、
    前記遊戯空間を覆い、前記景品収容部の開口部に対向する当該開口部の上方位置に景品補充用開口部を有する透明なドーム状カバーと、
    を備えたことを特徴とする遊戯装置。
  2. 請求項1に記載の遊戯装置において、
    前記景品収容部は、該遊戯装置の平面視中央部分に固定配置され、
    前記景品補充用開口部は、前記ドーム状カバーの頂部に設けられている、
    ことを特徴とする遊戯装置。
  3. 請求項1又は2に記載の遊戯装置において、
    前記ドーム状カバーは、前記開口部付近に設けられて、開口部付近の景品を開口部の外側方向に移動するように規制する景品ガイド部を有することを特徴とする遊戯装置。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の遊戯装置において、
    前記栓状部材の景品当接面は凸状を成していることを特徴とする遊戯装置。
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