JP4204287B2 - 遊戯装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、景品積載盤に積載された景品を景品係合手段で所定位置に移動させて払い出す遊戯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、プッシャー型と称される遊戯装置は、回転するターンテーブル上に配置された景品を掬い上げるショベルと、固定テーブルと、固定テーブル上を景品払出口に近づき或いは遠ざかるように移動するスライドテーブルとを備える。プレーヤが始動指示を入力するとショベルで景品を掬い上げ、落下指示を入力すると固定テーブルの上に落下させる。固定テーブル側に落下した景品は、スライドテーブルに押される。景品がスライドテーブルに上手く押されて固定テーブルから落下し景品払出口に入ればその景品を獲得できる構成となっている(例えば、特許文献1参照;全請求項に対応)。
【0003】
【特許文献1】
実公平3−45751号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
こうした景品払出装置への景品の補充は、遊戯装置の管理者(サービス提供者)が景品の減り具合を見廻り、適宜景品の補充を実施している。その為、多数の遊戯装置を設置している場合には管理が大変であった。
【0005】
本発明は上記課題を鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、景品の補充管理をより容易にすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の発明は遊戯装置であって、景品の積載が可能な景品積載盤(例えば、図3のターンテーブル1002)と、前記景品積載盤に積載された景品と係合して持ち上げ、所定位置に移動させて落下させる景品係合手段(例えば、図1のショベル装置1004)と、複数の景品を保持し、補充指示信号が入力された場合に保持していた景品を前記景品積載盤上に落下させて景品を補充する景品補充手段(例えば、図3・図7の景品補充装置1030)と、前記景品積載盤に積載された景品の量を検知する検知手段(例えば、図2の景品残量検知器1050、図12の発光素子1052、受光素子1054、図16の荷重センサ1055)と、前記検知手段による検知結果に基づいて補充の要否を判定する判定手段(例えば、図1の制御ユニット1020、図4の補充要否判定部22、図6・図14・図18の補充要否判定処理)と、前記判定手段により補充要と判定された場合に前記景品補充手段に補充指示信号を出力する補充制御手段(例えば、図1の制御ユニット1020、図4の補充要否判定部22、図5のステップS112〜S126、図10のステップS302〜S312)とを備えた遊戯装置である
【0007】
景品とは、ゲームプレイで所定の条件をクリアした場合に払い出される褒美品や賞品と言った意味である。例えば小袋分けされた飴や菓子、おもちゃ、装飾品、各種グッズ、カプセルなどであっても良く、プレーヤの対象年齢やゲーム対価の設定等に応じて適宜選択される。
【0008】
第1の発明によれば、景品積載盤に積載されている景品の残量を検知することによって、景品補充の要否を判定し、補充が必要な場合に景品補充装置に対して補充指示信号を発して自動的に景品積載盤に景品を補充できる。従って、遊戯装置の管理者が景品の残量を見廻って景品を補充する手間を省き、管理をより容易なものにできる。
【0009】
第2の発明は、遊戯装置であって、景品の積載が可能な景品積載盤と、前記景品積載盤に積載された景品と係合して持ち上げ、所定位置に移動させて落下させる景品係合手段と、前記景品積載盤に積載された景品の量を検知する検知手段と、前記検知手段による検知結果に基づいて補充の要否を判定する判定手段と、前記判定手段により補充要と判定された場合に報知する報知手段(例えば、図1の補充要請通知装置1060、図4の補充要請通知部60)とを備えた遊戯装置である
【0010】
第2の発明によれば、景品積載盤に積載されている景品の残量を検知することによって、景品補充の要否を判定し、補充が必要な場合に報知手段で遊戯装置の管理者に補充が必要であることを知らせることができる。従って、管理者が残量を確認しに見廻る手間を省くことができる。
尚、報知手段とは景品の補充が必要である旨を管理者に伝えることができればその方法は問わない。例えばライトや画面表示による通知、音による通知、振動や回転などの所定動作による通知などによって管理者に通知するとしても良い。また、遊戯装置からの信号を受けて遊戯装置とは離れた場所にいる管理者に報知するとしても良い。
【0011】
第3の発明は、第2の発明の遊戯装置であって、複数の景品を保持し、補充指示信号が入力された場合に保持していた景品を前記景品積載盤上に落下させて景品を補充する景品補充手段と、前記判定手段により補充要と判定された場合に前記景品補充手段に補充指示信号を出力する補充制御手段と、を更に備えた遊戯装置である
【0012】
第3の発明によれば、第2の発明と同様の効果を奏するとともに、景品補充が必要な場合に景品補充装置に対して補充指示信号を発し、自動的に景品積載盤に景品を補充できる。従って、遊戯装置の管理者が景品を補充する手間を省くことができる。
【0013】
第4の発明は、第1又は第3の発明の遊戯装置であって、前記景品積載盤を水平移動させる盤移動手段(例えば、図2のモータ1002a)を更に備え、前記検知手段は所定位置に固定的に設置されて、前記盤移動手段により移動される前記景品積載盤に積載された景品の量を定点で検知する遊戯装置である
【0014】
第4の発明によれば、第1又は第3の発明と同様の効果を奏するとともに、検知手段を固定的に設置しても、景品積載盤が水平移動することによって検知手段に対して相対的に変位することによって、検知手段は景品積載盤の各位置について順次検知することができる。従って、検知手段を複数箇所に設ける或いは検知手段を移動させる必要がないので、より簡単な構成によって本発明を実現できる。
【0015】
第5の発明は、第4の発明の遊戯装置であって、前記検知手段は、検知光線の射出口を略水平方向として、高さの異なる位置に複数の第1光電センサを有し、前記各第1光電センサにより前記景品積載盤上の景品積載高を検知する遊戯装置である
【0016】
第5の発明は、第4の発明と同様の効果を奏するとともに景品積載盤に積載されている景品の高さを検知することができる。従って、例えば比較的小さくて常に多数の景品を載置する場合に、より効率的に景品の残量を検知することができる。
【0017】
第6の発明は、第4又は第5の発明の遊戯装置であって、前記盤移動手段は前記景品積載盤を所定の移動方向に移動させ、前記検知手段は、検知光線の射出口を略鉛直下向きとして、前記景品積載盤の移動方向に交差する方向に複数の第2光電センサを配列して有する遊戯装置である
【0018】
第6の発明によれば、第4又は第5の発明と同様の効果を奏するとともに、景品積載盤に積載されている景品の移動方向に交差する方向への分布を検知することができる。従って、景品積載盤に積載されている景品の残量をより正確に検知することができる。
【0019】
第7の発明は、第4第6の何れかの発明の遊戯装置であって、前記盤移動手段は所定軸を中心として前記景品積載盤を回転移動させ、前記検知手段は連続的又は断続的な検知を行い、前記判定手段は所定時間の間の前記検知手段による検知結果に基づいて、補充の要否を判定する遊戯装置である
【0020】
第7の発明によれば、第4第6の何れか発明と同様の効果を奏するとともに、景品積載盤を所定軸回りに回転移動させ検知手段によって所定時間区切りで検知することによって、景品積載盤を複数の領域に分けて検知し、領域毎に景品補充の要否を判定できる。
【0021】
第8の発明は、第4第7の何れかの発明の遊戯装置であって、前記判定手段は少なくとも前記検知手段による検知結果及びその検知時間に基づいて、補充が必要な前記景品積載盤の景品補充位置を更に判定し、前記補充制御手段は、前記判定手段により判定された景品補充位置に基づいて前記補充指示信号の出力タイミングを制御する遊戯装置である
【0022】
第8の発明によれば、第4第7の何れか発明と同様の効果を奏するとともに、景品積載盤は移動手段によって移動されており、その時間当りの変位は設計諸元より予め求めることができる。従って、検知結果と検知時間とを対応づけることによって、検知結果が景品積載盤の何れの位置における検知結果であるかが分かる。そして、検知結果と検知時間と景品積載盤の景品が不足している景品補充位置を判定し、景品積載装置が移動して判定された景品補充装置が景品補充位置と適当な位置に来た時に補充指示信号を出力することができる。よって、景品補充位置を狙って景品を補充することができる。
尚、ここで言う検知時間とは、例えば検知が開始された時間、検知開始からの経過時間、連続的に検知された時間、断続的な検知の時間間隔などであっても良い。
【0023】
第9の発明は、第4第8の何れかの発明の遊戯装置であって、固定テーブルと、前記固定テーブル上を往復移動するスライドテーブルと、を更に備え、前記景品積載盤は前記固定テーブルの下方に配設され、前記景品係合手段は係合して持ち上げた景品を前記固定テーブル及び/又は前記スライドテーブル上に落下させ、前記検知手段は前記固定テーブルの下方に設置されていることを特徴とする遊戯装置である。
【0024】
第9の発明によれば、第4第8の何れか発明と同様の効果を奏するとともに、プレーヤから見え難い固定テーブルの下方に検知手段を設置し、遊戯装置の見た目への影響を少なくできる。
【0025】
第10の発明は、ルートに沿って循環する複数の景品の中から少なくとも1つの景品を所定位置に移動させる遊戯装置であって、前記ルート中の所定エリアに向けて超音波を発射し、反射してくる超音波を受信する超音波センサと、前記超音波センサが超音波を発射してから受信するまでの時間を計測する計時手段(例えば、図4の計時部26)と、前記計時手段にて計測された時間に基づいて、景品補充の要否を判定する判定手段(例えば、図4の補充要否判定部22)とを備える遊戯装置である
【0026】
第10の発明によれば、超音波センサから発射された超音波は、景品等に反射して帰ってくる。即ち、計時手段によって計時された時間は、超音波センサから所定エリア内の景品等までの距離に相当する。従って、計時された時間と、例えば景品が何もない状態の時間や一定量景品が均等に移動している状態の時間とを比較することによって、ルート上に残っている景品の有無や景品の量を求め景品補充の要否を判定することができる。
【0027】
第11の発明は、ルートに沿って循環する複数の景品の中から少なくとも1つの景品を所定位置に移動させる遊戯装置であって、前記ルート中の所定エリアにおいて所定の高さを通過する景品を検出して検出信号を出力する景品検出手段(例えば、図15の発光素子1052、受光素子1054)と、前記景品検出手段の検出信号に基づいて、景品補充の要否を判定する判定手段(例えば、図13の補充要否判定部22)とを備える遊戯装置である
【0028】
第11の発明によれば、ルート内に所定高さまで景品が残っているか否かを知ることができる。従って、景品補充の要否を判定することができる。
【0029】
第12の発明は、ルートに沿って循環する複数の景品の中から少なくとも1つの景品を所定位置に移動させる遊戯装置であって、前記ルート中の所定エリアを通過する景品を検出して検出信号を出力する景品検出手段(例えば、図11の景品残量検知器1050、図15の発光素子1052、受光素子1054)と、前記景品検出手段の検出信号に基づいて、景品補充の要否を判定する判定手段(例えば、図9、図13の補充要否判定部22)とを備えた遊戯装置である
【0030】
第12の発明によれば、景品の通過を検出する頻度が所定条件を下回る場合に、景品が不足していると判定することができる。
【0031】
第13の発明は、ルートに沿って循環する複数の景品の中から少なくとも1つの景品を所定位置に移動させる遊戯装置であって、前記ルート中の所定エリアを通過する景品の荷重を計測する荷重センサと、前記荷重センサの計測結果に基づいて、景品補充の要否を判定する判定手段(例えば、図17の補充要判定部22)とを備える遊戯装置である
【0032】
第13の発明によれば、景品の荷重を計測することによって、比較的一つ一つの大きさや重要が小さい景品であっても景品の残量を知り、景品補充の要否を判定できる。
【0033】
第14の発明は、第10第13の何れかの発明の遊戯装置であって、前記判定手段は、複数個所の前記エリア(例えば、図8の景品残量検知器1050−1〜1050−4の検知エリア)の中から補充要と判定されたエリアを特定し、前記判定手段が特定したエリアに対して景品を排出する景品補充手段(例えば、図8の景品補充装置1030)を更に備える遊戯装置である
【0034】
また、第15の発明は、第10第13の何れかの発明の遊戯装置であって、前記ルート中の特定範囲に対して景品を排出する景品補充手段(例えば、図7の景品補充装置1030)と、前記景品補充手段による景品の排出タイミングを制御する補充制御手段(例えば、図9の補充位置制御部24、図10のステップS306)とを備え、前記補充制御手段は、前記判定手段が補充要と判定した場合に、補充要と判定された前記エリアから前記特定範囲に景品が到達するタイミングで前記景品補充手段に景品を排出させる遊戯装置である
【0035】
第14及び第15の発明によれば、第10第13の何れか発明と同様の効果を奏するともに、補充を要するエリアを特定して景品を補充することができるので、ルート全体に平均的に景品が残っている状態にできる。
【0036】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施の形態〕
次に図1〜図7を参照して、本発明を適用した第1の実施の形態について説明する。
【0037】
[全体構成の説明]
図1は、本発明を適用した遊戯装置1000の外観の一例を示す図である。
遊戯装置1000は、所謂プッシャーゲーム機と呼ばれる遊戯装置である。遊戯装置1000は、景品Pを配置できるターンテーブル1002と、ショベル装置1004と、固定テーブル1010と、スライドテーブル1012と、ショベル装置1004の操作部1014と、遊戯装置1000の動作を統合的に制御する制御ユニット1020と、景品補充装置1030と、景品残量検知器1050と、補充要請通知装置1060と、電源部(図示略)とを備える。そして、ターンテーブル1002に配置された景品Pやショベル装置1004に外部から干渉できないように、透明なカバー1017でこれらを覆い保護する。
【0038】
ターンテーブル1002は、上向きに開口する環状溝を形成し溝部分の底上面に多数の景品Pを配置できるようになっている。そして、複数の景品Pを載せて遊戯装置1000の中央に設けられた回転軸Aを中心に所定平面上をゆっくりと回転する。即ち、ターンテーブル1002の環状溝をルートして景品Pが遊戯装置1000内を循環する。
【0039】
固定テーブル1010は、ターンテーブル1002の上方において装置中央から装置外縁方向に延出する平板であり、その上面に景品を載置できる。固定テーブル1010の外縁側端部は、景品払出口1008の上方に達するように構成さる。
【0040】
スライドテーブル1012は、固定テーブル1010上面に沿って景品払出口1008に近づき或いは遠ざかるように往復スライド運動する平板であり、その上面に景品を載置できる。スライドテーブル1012の駆動方法は公知の技術を適宜使用するものとし、ここでの説明は省略する。
【0041】
ショベル装置1004は、ターンテーブル1002に配置された景品と係合して持ち上げる装置である。操作部1014からの操作入力に応じて、アーム1004aを駆動させ、ショベル1004bでターンテーブル1002に配置された景品Pを掬い上げる。そして、掬い上げた景品Pを固定テーブル1010上に該景品Pを落下させる。
【0042】
より具体的には、アーム1004aは、折りたたまれた状態で固定テーブル1010の上方に配置されている(図1の状態)。
プレーヤが操作部1014の始動指示ボタン1014aでショベル装置1004の掬い上げ動作の開始を入力すると、モータ1004cが正回転し、アーム1004aはターンテーブル1002底面に向けて円弧Bに沿って運動する。先端のショベル1004bはターンテーブル1002の底面に達すると、モータ1004dが正回転して、ショベル1004bの成す曲面によってターンテーブル1002に配置された景品Pを掬い上げる。この場合、ターンテーブル1002上の景品Pの配置は一様とは限らない。ショベル装置1004の動作は自動的に行われるので、始動指示ボタン1014aの操作のタイミングによって掬える景品Pの数が変わるゲーム性が生じる。景品Pを掬い上げたならば、モータ1004cは自動的に逆回転し、アーム1004aは反転し元の位置に戻る。
【0043】
アーム1004aが元の位置に戻ったならば待機状態となる。そして、プレーヤが落下指示ボタン1014bを操作すると、モータ1004dが逆回転し、ショベル1004bを傾斜させて掬い上げた景品Pを固定テーブル1010上に落下させる。
固定テーブル1010上には、スライドテーブル1012がスライド運動している。その為、落下指示ボタン1014bの操作のタイミングによっては、必ずしも景品Pが固定テーブル1010に落下するとは限らない。上手く固定テーブル1010上に落下した景品Pは、スライドテーブル1012のスライド運動によって景品払出口1008方向に押される。そして、景品Pが固定テーブル1010の端まで押されて、景品払出口1008に落下すると、プレーヤはその景品Pを景品払出口1008から連通する景品取出口1018より取り出すことができる。
【0044】
尚、アーム1004aのリンク構造及び駆動方法は公知の技術を適宜利用するものとし、特に限定されない。また、ショベル1004bはモータ1004dで傾斜させるに限らず、その下部を開放して景品Pを落下させる構成であっても良いのは勿論である。
【0045】
本実施の形態における遊戯装置1000は、ショベル1004・固定テーブル1010・スライドテーブル1012・操作部1014・景品払出口1008とを一組として、計4個所のプレイポジションを上面視略十字に備える。従って、本実施の形態における遊戯装置1000では同時に4人のプレーヤがゲームを楽しむことができる。
【0046】
図2は、本実施の形態における遊戯装置1000のターンテーブル1002部分の構成の一例を示す図であって、(a)上面図と(b)NN’矢視線断面図を示す。尚、同図では便宜上ショベル装置1004と景品補充装置1030等は省略してある。
【0047】
ターンテーブル1002は、遊戯装置1000中央下部に載置されたモータ1002aによって支持されて回転駆動される。
【0048】
景品残量検知器1050は、例えば赤外線やレーザ或いは超音波などを照射してその反射波を受信することが可能なセンサ(例えば、超音波センサ)と、照射から反射波の受信までの時間差を計時して距離を算出する演算ユニットとによって実現される公知の検知器である。本実施の形態では少なくともセンサが何れか1の固定テーブル1010の裏面、即ちターンテーブル1002と対向する面に配置され、演算ユニットは制御ユニット1020に設けられるものとする。
景品残量検知器1050は、固定テーブル1010から略垂直にターンテーブル1002方向への距離値を計測する。計測値をターンテーブル1002の溝部の底面までの距離値を閾値とし、該閾値より小さい距離が計測された場合はその位置に景品Pが有ると判断することができる。また、ターンテーブル1002が一回転する所定時間の間、計測値を蓄積することによって、ターンテーブル1002全体の景品Pの残量を求めることもできる。
尚、景品残量検知器1050の配置数及び位置関係は、使用するセンサの種類や諸元等に応じてターンテーブル1002の断面をカバーできるように適宜設定する。
【0049】
次に、本実施の形態における景品補充装置1030の構成について説明する。図3は本実施の形態における景品補充装置1030の構成の一例を示す断面図である。
【0050】
景品補充装置1030は、遊戯装置1000のほぼ中央に載置される。景品補充装置1030は、補充用景品Qを格納・蓄積する景品格納シリンダ1032と、補充用景品Qを移動させるためのピストン1034と、ピストン1034を上下移動させるためのピストン駆動部1040と、景品格納シリンダ1032の開口面上方に設置される景品ガイド1036と、開口面より排出されて外にこぼれた補充用景品Qを受けてその落下方向を案内する補充位置ガイド1038とを備える。
【0051】
景品格納シリンダ1032は、例えばガラスや樹脂などで形成された少なくとも一端に開口面を有する円筒体であって、補充用景品Qを内部に格納できる空間を形成する。景品格納シリンダ1032は、遊戯装置1000の中央にある台座1005に開口面を上方に向けて略垂直に設置される。
【0052】
景品格納シリンダ1032の内部には、ピストン1034とピストン1034を景品格納シリンダ1032の開口面に近づく或いは遠ざかる方向に往復運動させるピストン駆動部1040とが配置されている。
【0053】
ピストン1034は、上部パーツ1034aと弾性リング1034bと下部パーツ1034cとを有し、一体となって移動する。
上部パーツ1034aは上方向に凸形状を成し、これによってピストン1034が上昇すると補充用景品Qを単純に上方に押すだけではなく景品格納シリンダ1032の中から外へ向ける方向に押す。弾性リング1034bは、例えばスポンジやゴムなどの弾性部材によって形成されるリング部材であって、上部パーツ1034aと下部パーツ1034cとに挟持される。そして、ピストン1034と景品格納シリンダ1032との接触を緩衝するとともに、両者の間隙を適当に保ち補充用景品Qが隙間を抜け落ちることを防止する。
尚、本実施の形態ではピストン1034全体として円錐台形状を成しているがこれに限定されるものではない。
【0054】
ピストン駆動部1040は、景品格納シリンダ1032内に略垂直に倒立されたセンターシャフト1041を有する。センターシャフト1041は、例えば樹脂管材などからなる。そして、センターシャフト1041の下部(詳しくは台座1005内部)にモータ1042と駆動プーリ1043を備え、上部に従動プーリ1044を備える。そして、センターシャフト1041内を通して両プーリ間を歯付ベルト1045で連結する。
【0055】
歯付ベルト1045にはキャリア1046が固定され一体となって移動する。キャリア1046にはピストン取付部1046aが延出して設けられている。そして、センターシャフト1041のスリット1041aからピストン取付部1046aを延出させ、ピストン1034の上部パーツ1034aの内面と固定される。従って、モータ1042を駆動させることによってピストン1034を上下方向に移動させることができる。
【0056】
モータ1042は、回転量を検知する回転角度センサ(図示せず)を備える。この回転量によって景品格納シリンダ1032に対するピストン1034の相対位置を検知する。回転角度センサを備えない場合は、例えば景品格納シリンダ1032の底面に距離センサを設け、この距離センサで下部パーツ1034cまでの距離を測る構成としても良い。また、例えばモータ1042パルス信号で制御可能なステッピングモータなどで実現する場合は回転角度センサを省略できる。
【0057】
景品ガイド1036は、ピストン1034の凸形状と対向する方向に凸形状を成し開口面上方に設置される。本実施の形態では略円錐或いは略円錐台形状を成し、錐端を下に向けてセンターシャフト1041の上端部に固定されている。
【0058】
補充位置ガイド1038は、景品格納シリンダ1032の外側面にスロープを形成し、景品格納シリンダ1032の開口面より排出され、こぼれ落ちる補充用景品Qを受け、所定の方向に導いてターンテーブル1002に落下させる。
【0059】
本実施の形態では、略L字型断面部材を景品格納シリンダ1032の外側面に螺旋状に配置してスロープを形成し、スロープの下端を4つ備えられているショベル装置1004の間に向ける。従って、景品格納シリンダ1032の開口面よりこぼれ落ちる補充用景品Qは、ショベル装置1004に当ることなく補充位置ガイド1038を滑り落ちてターンテーブル1002上に補充される。
【0060】
制御ユニット1020は、CPUやLSIなどの演算処理装置や、ICメモリ1024、電気回路などを有し遊戯装置1000の動作を統合的に制御する。制御ユニット1020は自動制御と手動制御とを切り換える手動スイッチ1022を備え、管理用扉1009を開けて操作することが出来る構成となっている。手動スイッチ1022を適宜切り換えることによって、各部を所望する状態に制御することができる。本実施の形態では特に、手動スイッチ1022で景品補充装置1030に補充用景品Qを補充するための状態にすることができる。
また、本実施の形態では、適宜制御ユニット1020には景品残量検知機1050の演算ユニット部分が設けられるものとする。
【0061】
カバー1017は、透明樹脂等によって成形され内部の様子を見ることが出来る透明なカバーである。カバー1017の景品補充装置1030の上方に位置する部分には、着脱自在な開口蓋1017aを有する。管理者は開口蓋1017aを取り外してできる開口面より景品補充装置1030に補充用景品Qを補充することができる。尚、カバー1017は、景品ガイド1036と一体的に固定されていて、カバー1017を外すと景品ガイド1036も一緒に外せる構成としても良い。
【0062】
補充要請通知装置1060は、制御ユニット1020からの信号に従って外部に所定の補充指示信号を発する装置である。補充指示信号の発信は有線/無線は限定されない。補充要請通知装置1060から適宜補充指示受信し、例えばライトや画面表示による通知、音による通知、振動や回転などの所定動作による通知などによって、遊戯装置1000の管理者へ手作業による景品の補充が必要であることを報知することができる。
【0063】
[機能ブロックの説明]
図4は、本実施の形態における機能構成の一例を示す機能ブロック図である。同図に示すように、遊戯装置1000は、操作入力部10と、景品検知部12と、ピストン位置検知部14と、処理部20と、ターンテーブル駆動部30と、ショベル駆動部32と、スライドテーブル駆動部34と、ピストン駆動部36と、記憶部50と、補充要請通知部60とを有する。
【0064】
操作入力部10は、プレーヤによるゲーム操作や管理者による手動操作を受けつけ操作信号を処理部20に出力する。例えば、プッシュボタンやレバーなどによって実現される。図1の操作部1014の始動指示ボタン1014aと落下指示ボタン1014b、及び制御ユニット1020の手動スイッチ1022がこれに該当する。
【0065】
景品検知部12は、ターンテーブル1002上に配置されている景品の有無を検知する。例えば距離センサや、フォトインタラプター、タッチセンサ、超音波センサ、荷重センサ、及びこれらの制御等を担う演算ユニットとによって実現され、検知信号(計測値)を処理部20に出力する。本実施の形態では図2の景品残量検知器1050がこれに該当する。従って、超音波等を照射したタイミングと反射波を受信したタイミングでそれぞれ所定の信号を処理部20に出力する。
【0066】
ピストン位置検知部14は、景品格納シリンダ1032に対するピストン1034の相対位置を検知し、検知信号を処理部20に出力する。例えば、エンコーダや距離センサなどによって実現できる。本実施の形態では、ピストン駆動部1040のモータ1042が備える回転角度センサがこれに該当する。
【0067】
ターンテーブル駆動部30は、処理部20からの制御信号に従ってターンテーブル1002を回転させる。図2のモータ1002aがこれに該当する。
【0068】
ショベル駆動部32は、処理部20からの制御信号に従ってショベル装置1004のアーム1004aやショベル1004bを回転させる。図1のモータ1004c及び1004dがこれに該当する。
【0069】
スライドテーブル駆動部34は、処理部20からの制御信号に従ってスライドテーブル1012を往復スライド移動させる。
【0070】
ピストン駆動部36は、処理部20からの制御信号に従ってピストン1034を移動させる。図3のピストン駆動部1040、より具体的にはモータ1042がこれに該当する。
【0071】
処理部20は、例えば、CPUなどの演算処理装置、LSI及び電気回路などによって実現され遊戯装置1000の各部を統合的に制御する。図1の制御ユニット1020に実装されるCPUなどがこれに該当する。本実施の形態では、処理部20は補充要否判定部22と、検知部12から出力される信号に基づいて景品残量検知部50における超音波等の照射タイミングと反射波の受信タイミングとの時間差を計測する計時部26とを備える。
【0072】
補充要否判定部22は、予め設定された時間(以下、「補充時間」と言う)に、景品検知部12からの景品の有無の検知信号に基づいて景品補充の要否を判断し、補充が必要と判断した場合、ピストン駆動部36に駆動指示信号を送りピストン1034を移動させて補充用景品Qを補充させる。
【0073】
より具体的には、本実施の形態の場合では、所定時間おきに景品残量検知器1050から超音波等を発射し、循環する景品Pなどに反射して受信するまでの時間差を計時部26により計測し、この計測値(計測時間)と予め求められている閾値とを比較する。例えば、閾値を景品Pが何も無い状態の計測値とするならば、計測値が閾値より短い時間の場合、その場所には景品Pが有ると判断できる。そして、ターンテーブル1002が一周する時間、即ち景品Pが一循環する所定時間内に、計測時間が閾値以上の割合が多い場合、景品Pが不足していると判断して補充要と判定する。
尚、判定の方法はこれに限定されるものではなく、例えば一周分の計測時間の平均値や中央値が所定の基準値を上回った場合に補充が必要と判断するとしても良いし、また一周分の計測値を蓄積して景品Pの体積を求め所定の体積値と比較して判定する方法であっても良く適宜設定する。
【0074】
記憶部50は、例えば、ICメモリやハードディスク、MOなどの処理部20によって読み書き可能な情報記憶媒体によって実現され、処理部20が演算処理を実行する場合に供するプログラムや各種データを記憶する。図1の場合、制御ユニット1020に実装されているICメモリ1024がこれに該当する。
【0075】
本実施の形態では、記憶部50には処理部20に補充要否判定部22を実現させるための補充要否判定プログラム52が記憶される。
また、データとしては補充を実施する設定時間である補充時間55と、補充要否の判定時に景品残量検知器1050による計測値(計測時間)と比較する基準値56と、基準値56を下回った計測回数をカウントするカウンタ57と、カウンタ57と比較するカウンタ閾値58が記憶される。
【0076】
基準値56は、本実施の形態では予め求めてあるターンテーブル1002の底面から反射した超音波等を受信するまでの時間とし、景品Pの有無を判定する基準である。しかし、これに限るものではなく、例えば底面に景品Pが最低基準量配置されている場合の時間を基準値56とし、十分な数の景品Pがターンテーブル1002に積載されているか否かを判定するとしても良い。
またカウンタ閾値58は、ターンテーブル1002全体として、どの程度の景品Pの残量になったら補充するかを示す値であり、景品Pの種類に応じて適宜設定するものとする。
【0077】
補充要請通知部60は、管理者に手作業による景品補充作業をするように通知するための補充指示信号を外部出力する手段であって、例えばIrDA端子、無線通信機、モデム、LAN端子等によって実現できる。図1では、補充要請通知装置1060がこれに該当する。
【0078】
[動作の説明]
図5は、本実施の形態における動作の流れを説明するためのフローチャートである。尚、従来と同様にターンテーブル1002に景品Pを予め補充するのは勿論であり、ここでは説明を省略する。
【0079】
先ず、処理部20は手動スイッチ1022が手動制御に切り換えられて補充状態を指定する状態になっているか否かを判定する(ステップS102)。
手動スイッチ1022が補充状態を示す位置になっている場合(ステップS102のYES)、処理部20はピストン駆動部1040を駆動させてピストン1034を最下位置に移動する(ステップS104)。
【0080】
管理者は、この状態でカバー1017の景品補充装置1030の上方に位置する開口蓋1017aを取り外し、開口蓋1017aを取り外してできる開口面より補充用景品Qを景品格納シリンダ1032内に格納する(ステップS106)。補充作業が終了したら、管理者は開口蓋1017aを取り付け、手動スイッチ1022を補充位置より自動制御に切り換える(ステップS107)。
手動スイッチ1022が自動制御に切り換えられたならば、処理部20はモータ1002aを駆動させてターンテーブル1002を回転させ、スライドテーブル1012にスライド移動させる(ステップS108)。ここまでのステップで、ゲームプレイの準備が整ったことになる。
【0081】
操作部1014より始動指示ボタン1014aが押下されたことを検知した場合(ステップS110)、処理部20はモータ1004cを駆動させ、ショベル装置1004で景品Pを掬い上げ、景品Pを掬い上げたまま元の位置に戻る(ステップS112)。
更に、操作部1014より落下指示ボタン1014bが押下されたことを検知した場合(ステップS114)、処理部20はモータ1004dを駆動させ、ショベル1004bで掬い上げた景品Pを固定テーブル1010上に落下させる(ステップS116)。
【0082】
次に、予め設定した補充時刻と現在の時刻とを比較する(ステップS118)。現在時刻が、予め設定した補充時刻である場合(ステップS118のYES)、補充要否判定部22は補充要否判定処理を実行する(ステップS120)。
【0083】
図6は、本実施の形態における補充要否判定処理の流れを説明するためのフローチャートである。同図に示すように、補充要否判定部22は、先ずカウンタ57をリセットする(ステップS202)。
次に所定時間ごと(例えば1秒程度おき)に景品残量検知器1050から超音波等を発射して反射波を受信するまでの時間を計時部26で計測し(ステップS204)、補充要否判定部22はこの計測値と基準値56とを比較する(ステップS206)。
計測値が基準値56を下回る場合(ステップS206のYES)、即ち景品Pが有ると判断できる。補充要否判定部22は、カウンタ57をカウントアップする(ステップS208)。尚、景品残量検知器1050が複数のセンサ素子で構成されている場合は、ステップS206では全センサ素子における計測値の合計値や平均値を求めて基準値56と比較するとしても良い。
【0084】
ステップS204〜S208の処理を予め分かっているターンテーブル1002が一周するまでの時間繰返し実行する(ステップS210のNO)。
【0085】
計測が終了したならば、補充要否判定部22は次にカウンタ57とカウンタ閾値58とを比較する。カウンタ57がカウンタ閾値58を下回る場合(ステップS212のYES)、即ちターンテーブル1002において景品Pが無い場所が多い場合、補充要否判定部22は補充要と判定し(ステップS214)、補充要否判定処理を終了し図5のフローに戻る。
カウンタ57が所定の閾値に達する場合(ステップS212のNO)、ターンテーブル1002上にまだ十分な景品Pが配置されていると判断できる。補充要否判定部22は補充不要と判定し(ステップS216)、補充要否判定処理を終了し図5のフローに戻る。
【0086】
図5のフローにおいて、補充要否判定処理で補充要と判断された場合(ステップS122のYES)、補充要否判定部22はピストン位置検知部14の検知結果を参照する。ピストン1034が移動上限位置に達していない場合(ステップS124のNO)、モータ1042を所定量駆動させてピストン駆動部1040を所定量上昇させ、補充用景品Qをターンテーブル1002に補充する(ステップS126)。
【0087】
ピストン1034が移動上限位置に達している場合(ステップS124のYES)、補充要否判定部22はこれ以上の景品補充装置1030による景品補充が出来ないと判断し、補充要請通知部60に管理者への手作業による景品補充が必要であることを報知するために補充指示信号を発信させる(ステップS125)。
【0088】
そして、所定のゲーム終了条件を満たす場合(ステップS128のYES)、ゲームオーバとなり処理を終了する。ゲーム終了条件は、例えば、景品Pの掬い上げの回数としても良いし、ゲームプレイ時間としても良く適宜設定する。
【0089】
以上の処理によって、予め設定した時刻になるとターンテーブル1002上の景品Pの残量不足を自動的に検知し景品を補充することによって、管理者が景品Pの残量を確認しに見廻る手間を大幅に削減することができる。
【0090】
尚、ステップS208において、カウンタ57のカウントアップ量は適宜設置する。例えば、カウントアップ量を計時部26で計測された時間に比例する値を定義するならば、ターンテーブル1002に配置されている景品Pの残量をカウントできる。景品Pが例えば個別に袋詰された飴や菓子などのように小さく、景品Pの有無の個数よりもターンテーブル1002に積載される量で計るほうが適切な場合に有効である。
【0091】
また、本実施の形態では、補充時間は予めプログラムされているものとするが、別途補充時刻を設定・入力可能な構成を設けても良いのは勿論である。
【0092】
〔第2の実施の形態〕
次に図7〜図11を参照して、本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では、補充の要否判定に加えて補充を要するターンテーブル1002の位置を特定し、この特定した位置に景品を補充する場合を例に説明する。尚、第1の実施の形態と同様の構成要素には同じ符号をつけて説明は省略する。
【0093】
[景品補充装置の構成の説明]
図7は、第2の実施の形態における景品補充装置1030の構成の一例を示す斜視図である。同図に示すように、本実施の形態における景品補充装置1030は、ピストン駆動部1040においてラックシャフト1047とピニオンギヤ部1048とを有し、ピニオン=ラック機構を構成する。ピニオンギヤ部1048は台座1005内に配置されモータ1042によって駆動される。ラックシャフト1047はピニオンギヤ部1048と噛み合い、台座1005を挿通して景品格納シリンダ1032内に突出し、ピストン1034の下部パーツ1034cと固定されている。従って、モータ1042を駆動させてラックシャフト1047を上下に移動させることによって、ピストン1034を上下に移動させることができる。
【0094】
また、景品格納シリンダ1032の開口面近傍には、景品移動装置1039を備える。景品移動装置1039は、羽根車1039aと、羽根車1039aを連結し回転させるモータ1039bとを備え、羽根車1039aが景品格納シリンダ1032の断面ほぼ中央に位置するようにステー1039cによって景品格納シリンダ1032上端部に固定されている。
【0095】
羽根車1039aの羽根の角度及びモータ1039bの回転方向は、開口面近傍まで移動した補充用景品Qを羽根車1039aで補充位置ガイド1038の方向へ弾いて移動させるように適宜設定する。本実施の形態では、モータ1039bは、例えばモータ1042と連動して駆動制御されるものとするが、別途制御する構成であっても良いのは勿論である。
【0096】
本実施の形態における補充位置ガイド1038は、上方に開口する略コの字断面を有する。そして、軸1038aで回転自在に軸支されモータ1038bによって傾斜の上下角度を変更し補充用景品Qが落下する方向を案内する。同図の場合、傾斜をより下方に向けると景品補充装置1030からより近い位置に補充用景品Qを落下させることが可能となり、反対に上方に向けるとより遠くに落下させることが可能となる。
【0097】
図8は、本実施の形態における遊戯装置1000の上面図である。尚、同図では便宜上ショベル装置1004と操作部1014は省略してある。
本実施の形態では、景品補充装置1030は例えば遊戯装置1000の外周に沿って複数設けられる(1030−1〜1030−4)。そして、補充位置ガイド1038の方向はそれぞれ異なる方向に設定され、複数の補充位置ガイド1038でそれぞれ特定範囲B−1〜B−4に補充用景品Qを補充できるように配置されている。固定テーブル1010もこの補充できる特定範囲に含まれる。
【0098】
また、本実施の形態ではモータ1002aは、回転量を検知する回転角度センサ(図示せず)を備え、ターンテーブル1002の回転角度を検知し制御ユニット1020に出力する。例えばモータ1002aを、パルス信号で制御可能なステッピングモータなどで実現する場合は回転角度センサを省略しても良い。
【0099】
[機能ブロックの説明]
図9は本実施の形態における機能構成の一例を示す機能ブロック図である。同図に示すように、本実施の形態ではテーブル回転角度検知部16と、補充位置ガイド駆動部38と、補充位置制御部24とを含む。また、記憶部50は処理部20を補充位置制御部24として機能させるための補充位置制御プログラム53を記憶する。
【0100】
テーブル回転角度検知部16は、ターンテーブル1002の回転角度を検知する。モータ1002aの回転角度センサがこれに該当する。
【0101】
補充位置制御部24は、計測時のモータ1002aの回転角度センサから得られる回転角度値とからターンテーブル1002の何れの位置で景品Pが不足しているかを特定する。
そして、景品Pが不足している場所(以下「景品補充エリア」と言う)に補充可能な景品補充装置1030を選択し、選択した景品補充装置1030における補充位置ガイド1038の角度、ピストン駆動部36及び補充位置ガイド駆動部38の駆動タイミング及び駆動量を制御して景品補充エリアを狙って補充させる。駆動タイミング及び駆動量の適正量は遊戯装置1000及び景品補充装置1030の諸元によって適宜設定する。
【0102】
また、補充位置制御部24は、特定の条件を満たす場合に特別ボーナスとして固定テーブル1010上に補充用景品Qを補充し、特典を与えるように制御することも出来る。特定の条件とは、例えば所謂ジャックポットの発動条件などに対応するとしても良く適宜設定して構わない。
【0103】
補充位置ガイド駆動部38は、処理部20からの制御信号に従って補充位置ガイド1038の向きを変更させる。図7のモータ1038bがこれに該当する。
【0104】
また本実施の形態では、記憶部50は計測値マップ情報59を記憶する。計測値マップ情報59は、計時部26の計測値とターンテーブル1002の回転角度センサからの回転角度値とを対応づけて、ターンテーブル1002の一周分を記憶部50格納する。
【0105】
[動作の説明]
図10は、本実施の形態における動作の流れを説明するためのフローチャートである。尚、第1の実施の形態における動作と異なるステップにはS300番台を付ける。
【0106】
本実施の形態では、補充要否判定部22が、補充要否判定処理のステップS204において、計時部26によって求められる計測値とモータ1002aの回転角度センサから得られる回転角度値とを対応づけ、計測値マップ情報59として記憶する。
【0107】
そして、補充要否判定処理によって補充が必要と判断された場合(ステップS122のNO)、補充位置制御部24は計測値マップ情報59を参照し、計測値マップ情報59において、連続的に計測値が基準値56を下廻る回転角度の範囲を景品補充エリアと特定する。(ステップS302)。
【0108】
次に、補充位置制御部24は、ステップS302で景品補充エリアに補充可能な景品補充装置1030を選択する(ステップS304)。例えば、先ず全ての景品補充装置1030のピストン位置検知部14による検知結果から、ピストン1034が移動上限位置に達しているものは選択対象外とし、ターンテーブル1002の回転方向から近い順に景品補充装置1030を選択する。
【0109】
景品補充装置1030を選択したならば、補充位置制御部24は当該景品補充装置1030におけるピストン駆動部1040の駆動タイミングを決定し(ステップS306)、補充位置ガイド1038の角度を決定し(ステップS308)、次いでモータ1039bの駆動量を決定する(ステップS310)。
【0110】
より具体的には、ターンテーブル1002の回転速度から、景品補充エリアが移動してステップS304で選択した景品補充装置1030の特定範囲Bに到達する時間を算出して補充のタイミングとする。そして、景品補充装置1030の固定位置は予め分かってので、景品補充エリアまでの相対位置から、補充位置ガイド1038の角度と、補充用景品Qに勢いを与えるモータ1039bの駆動量を決定する。尚、駆動タイミング、補充位置ガイド1038の角度、モータ1039bの駆動量の決定順は、これに限定されず適宜設定して良い。
【0111】
補充要否判定部22は、ステップS306からS310で求めた駆動タイミング、補充位置ガイド1038の角度、モータ1039bの駆動量に従って、景品補充装置1030を動作させて補充用景品Qを排出させて景品を補充する(ステップS312)。
【0112】
次に、何れかのプレイポジションで特定のボーナス条件が満たされた場合(ステップS314のYES)、補充位置制御部24は当該ポジションの固定テーブル1010に補充可能な景品補充装置1030を選択し(ステップS316)、予め設定されている補充位置ガイド1038の角度、ならびにモータ1039bの駆動量で該景品補充装置1030を動作させて補充用景品Qを固定テーブル1010上に向けて放出する(ステップS318)。そして、所定のゲーム終了条件を満たす場合(ステップS128のYES)、ゲームオーバとなり処理を終了する。
【0113】
以上、第2の実施の形態によれば、景品Pの不足した場所に対して限定的に景品の補充が可能であり、ターンテーブル1002に満遍なく景品Pを配置した状態を保つことができる。また、ボーナス時の特典付与も実行可能である。
【0114】
尚、景品残量検知器1050は、上述のように固定テーブル1010の裏面に設置し上方より景品Pまでの距離を計測する方法に限らない。
図11は、遊戯装置1000のターンテーブル1002部分の構成の一例を示す図であって、(a)上面図と(b)NN’矢視線断面図を示している。例えば図11に示すように、ターンテーブル1002の側面に断続的にスリットを設け、スリット越しにターンテーブル1002に対して側面に景品残量検知器1050を配置する構成であっても良い。この場合、基準値56は、ターンテーブル1002に溝部の幅に相当し、ステップS204における所定時間はスリットが景品残量検知器1050の位置に移動するタイミングに相当する。
但し、景品残量検知器1050に近い側の景品Pまでの距離を計測してしまうため、ターンテーブル1002の底面の幅に応じて適宜両側方に景品残量検知器1050を配置して計測する構成とし、より正確に景品Pの残量を求めることができる構成とするのが好ましい。
【0115】
また、補充位置制御部24によるターンテーブル1002の景品補充位置の特定方法も上述に限らない。例えば、ターンテーブル1002の回転速度を所定のパターンとし、回転の原点位置を検知する原点位置検知センサを備え、景品検知部12による検知結果(計測結果)と原点位置センサで原点を検知してからの経過時間を検知時間として対応づけることによって特定する構成としても良い。
【0116】
〔第3の実施の形態〕
次に図12〜図15を参照して、本発明を適用した第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態では、景品残量検知器1050としてフォトインタラプターを使用する場合を例とする。第3の実施の形態は、基本的に第1の実施の形態と同様の構成によって実現できる。尚、第1の実施の形態と同様の構成要素には同じ符号をつけて説明は省略する。
【0117】
[構成の説明]
図12は、本実施の形態における遊戯装置1000のターンテーブル部分の構成の一例を示す図であって、(a)上面図、(b)NN’矢視線断面図を示す。尚、同図では便宜上ショベル装置1004と景品補充装置1030等は省略してある。
【0118】
本実施の形態におけるターンテーブル1002の溝部の底面は、例えば透明な樹脂で形成され光透過性を有する、或いは無数の小孔が設けられた光透過性を有している。そして同図に示すように、固定テーブル1010の裏面にターンテーブル1002を挟むように発光素子1052と受光素子1054とが配置されてフォトインタラプターが構成され、景品Pの有無を検知する景品検知エリアが形成される。
【0119】
ターンテーブル1002の底面に景品Pが配置されていない場合、発光素子1052から発せられた光はターンテーブル1002の底面を透過或いは通過して受光素子1054で計測される。ターンテーブル1002の底面に景品Pが配置されている場合は、発光素子1052から発せられた光は景品Pで阻止されるために受光素子1054では受光することができない。即ち、受光素子1054による受光量の計測によって景品Pの有無を判定できる構成となっている。
尚、発光素子1052と受光素子1054の配置数や配置位置関係は、ターンテーブル1002の底面の諸元、景品Pの種類、素子の仕様などに応じて適宜設定して構わない。
【0120】
[機能ブロックの説明]
図13は、第3の実施の形態における機能構成の一例を示す機能ブロック図である。本実施の形態では、景品検知部12には発光素子1052と受光素子1054が該当し、ターンテーブル1002を透過した受光量を計測する。
記憶部50には、所定の基準受光量61と、景品検知部12で基準受光量61を上回る受光量を計測した時間を加算した基準受光検知時間62と、基準受光検知時間62の判定値63とを記憶する。判定値63はターンテーブル1002に配置された景品Pが、どの程度減った状態になったならば景品を補充するかを判定する閾値であり適宜設定する。
【0121】
[処理の流れの説明]
図14は、第3の実施の形態における補充要否判定の処理の流れを説明するためのフローチャートである。
同図に示すように、補充要否判定部22は先ず基準受光検知時間62をリセットする(ステップS402)。次に、景品検知部12で所定時間おきに受光量を計測し、補充要否判定部22はこの計測結果と基準受光量61とを比較する(ステップS404)。
【0122】
比較の結果、計測された受光量が基準受光量61以上である場合(ステップS406のYES)、補充要否判定部22は計測された位置(景品検知エリア)に景品Pが無いと判断して、基準受光検知時間62をカウントアップする(ステップS408)。ステップS404〜S408までの処理を、予め分かっているターンテーブル1002が一周するまでの時間実行する(ステップS410のNO)。
【0123】
受光量の計測が終了したならば、次に基準受光検知時間62と判定値63とを比較し、基準受光検知時間62が判定値63を上回る場合(ステップS412のYES)、景品Pが無い場所が多いと判断できる。補充要否判定部22は補充が必要であると判定し(ステップS414)、補充要否判定処理を終了する。
基準受光検知時間62が判定値63に達しない場合(ステップS412のNO)、補充要否判定部22はターンテーブル1002上にまだ十分な景品Pが配置されていると判断できる。補充要否判定部22は補充不要と判定し(ステップS416)、補充要否判定処理を終了する。
【0124】
以上のように、発光素子1052と受光素子1054とでフォトインタラプターを構成して、景品検知エリアを通過する景品Pの有無を検知することによって、距離を演算する処理を省いてより簡単に本発明を実現できる。
【0125】
尚、発光素子1052及び受光素子1054の配置は、本実施の形態で述べた例に限定されるものではない。
図15は、遊戯装置1000のターンテーブル1002部分の構成の一例を示す図であって、(a)上面図、(b)NN’矢視線断面図を示す。例えば同図に示すように、ターンテーブル1002の側面に断続的にスリットを設け、スリット越しにターンテーブル1002両側面より挟むようにして、それぞれ上下方向に複数の発光素子1052及び受光素子1054を配置する構成であっても良い。
【0126】
この場合、ステップS404における所定時間は、スリットが景品残量検知器1050の位置に移動するタイミングに相当する。そして、上下方向に複数ある受光素子1054のうち、何れまで基準受光量61に達する受光を計測できるかによってターンテーブル1002にどの高さまで景品Pが堆積しているかを検知することができる。
尚、図15に示すように、発光素子1052及び受光素子1054を複数配置せず、予め補充が必要となる高さに1対配置し、景品Pが一循環する所定時間中、景品Pを検出する時間が少ない場合に景品補充要と判定しても良い。
【0127】
〔第4の実施の形態〕
次に図16〜図18を参照して、本発明を適用した第4の実施の形態について説明する。第4の実施の形態では景品Pの重量を計測する場合を例とする。第4の実施の形態は、基本的に第2の実施の形態と同様の構成要素によって実現可能である。尚、第2の実施の形態と同様の構成要素には同じ符号をつけて説明は省略する。
【0128】
[構成の説明]
図16は、本実施の形態におけるターンテーブル1002部分の構成の一例を示す図であって、(a)上面図、(b)NN’矢視線断面図を示す。尚、同図では便宜上ショベル装置1004と景品補充装置1030等は省略してある。
【0129】
同図に示すように、本実施の形態ではターンテーブル1002の環状の溝部は、周方向に複数に分割されたテーブルパーツ1002cから構成され、核テーブルパーツ1002cは、ターンプレート1002dに対して景品Pの重量によって上下に揺動するように回転自在に連結されている。テーブルパーツ1002c同士の隙間は景品Pが脱落しない程度に適宜設定する。そして、ターンプレート1002dはモータ1002aに連結し駆動される。各テーブルパーツ1002cはベースプレート1003上を摺動しながら回転する。
【0130】
ベースプレート1003は、例えば平滑性の板材やテーブルパーツ1002との接触面にローラを設けて円周状に配置されたローラコンベア等によって実現される。
【0131】
本実施の形態では、ベースプレート1003の固定テーブル1010の下方には荷重センサ1055が設置され、荷重センサ1055上の景品検知エリアを通過するテーブルパーツ1002cの重量を計測し、計測データを制御ユニット1020に出力する。
【0132】
[機能ブロックの説明]
図17は、第4の実施の形態における機能構成の一例を示す機能ブロック図である。本実施の形態では、景品検知部12には荷重センサ1055が該当し、テーブルパーツ1002cの重量を計測する。
記憶部50には、景品を補充する必要がある状態のテーブルパーツ1002cの重量である基準重量64と、景品検知部12基準重量64を上回る重量を計測したテーブルパーツ1002cの数をカウントするカウンタ65と、カウンタ65の判定値66とを記憶する。
基準重量64は、当該テーブルパーツ1002cに配置されている景品Pの残量がどの程度になったら補充要とするかの判定基準となる値であり、景品Pの種類などに応じて適宜設定する。また、判定値66は幾つのテーブルパーツ1002c景品Pが減った状態になったならば景品を補充するかの閾値の1つであり適宜設定する。
【0133】
[処理の流れの説明]
図18は、第4の実施の形態における補充要否判定の処理の流れを説明するためのフローチャートである。
同図に示すように、補充要否判定部22は先ずカウンタ65をリセットする(ステップS502)。次に、景品検知部12で所定時間おきにテーブルパーツ1002cの重量を計測し、補充要否判定部22はこの計測結果と基準重量64とを比較する(ステップS504)。尚、ここで言う所定時間とはあらかじめ判明しているターンテーブル1002の回転速度から、一のテーブルパーツ1002cのみが荷重センサ1055上の景品検知エリア内に位置するタイミングであり適宜設定する。
【0134】
比較の結果、計測された重量が基準重量64を上回る場合(ステップS506のYES)、補充要否判定部22は当該テーブルパーツ1022cに景品Pが十分有ると判断して、カウンタ65をカウントアップする(ステップS508)。ステップS504〜S508までの処理を、予め分かっているターンテーブル1002が一周するまでの時間実行する(ステップS510のNO)。
【0135】
重量の計測が終了したならば、次にカウンタ65と判定値66とを比較し、判定値66を下回る場合(ステップS512のYES)、景品Pの残量が不十分なテーブルパーツ1002cが多いと判断できる。補充要否判定部22は補充要と判定し(ステップS514)、補充要否判定処理を終了する。
カウンタ65が判定値66に達しない場合(ステップS514のNO)、補充要否判定部22はターンテーブル1002上にまだ十分な景品Pが配置されていると判断できる。補充要否判定部22は、補充不要と判定し(ステップS516)、補充要否判定処理を終了する。
【0136】
以上の構成と処理によって、景品Pの残量を重量で検知し自動的に補充することができる。
尚、荷重センサ1055の配置位置は上記例に限定されるものではなく、例えば、ターンプレート1002dとモータ1002aとの連結位置やターンプレート1002dを景品払出装置1000のフレームに支持する部分に荷重センサ1055を設け、ターンテーブル1002に掛かる総重量を検知する構成としても良い。この場合、所定の総重量を判定値とし、該判定値を下回る場合に補充要と判定する。
【0137】
以上、本発明を適用した第1〜第4の実施の形態について説明したが、本発明の適用がこれらに限定するものではなく、発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて適宜構成要素の省略・追加・変更をしても良い。
【0138】
例えば、第1又は第2の実施の形態における景品残量検知器1050は、ターンテーブル1002の上方のカバー1017(図1)に設置し略垂直方向に計測しても良い。また、台座1005(図1)の側面に設置してターンテーブル1002に対して斜め方向から距離を計測する構成としても良い。
【0139】
また、第4の実施の形態における荷重センサ1055は、景品取出口1018の底面に設け、各景品取出口1018より実際に払い出された景品Pの総重量を計測し、その合計値に基づいて補充の要否を判定するとしても良い。
【0140】
【発明の効果】
本発明によれば、景品積載盤に積載されている景品の残量を検知することによって、景品補充の要否を判定し、補充が必要な場合に景品補充装置に対して補充指示信号を発して自動的に景品積載盤に景品を補充できる。従って、遊戯装置の管理者が景品の残量を見廻って景品を補充する手間を省き、管理をより容易なものにできる。
【0141】
また、景品積載盤に積載されている景品の残量を検知することによって、景品補充の要否を判定し、補充が必要な場合に報知手段で遊戯装置の管理者に補充が必要であることを知らせる、管理者が残量を確認しに見廻る手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態における、遊戯装置の外観の一例を示す図。
【図2】第1の実施の形態における本実施の形態におけるターンテーブル部分の構成の一例を示す図であって、(a)上面図、(b)NN’矢視線断面図。
【図3】第1の実施の形態における景品補充装置の構成の一例を示す断面図。
【図4】第1の実施の形態における機能構成の一例を示す機能ブロック図。
【図5】第1の実施の形態における動作の流れを説明するためのフローチャート。
【図6】第1の実施の形態における補充要否判定処理の流れを説明するためのフローチャート。
【図7】第2の実施の形態における景品補充装置の構成の一例を示す斜視図。
【図8】第2の実施の形態における遊戯装置の上面図。
【図9】第2の実施の形態における機能構成の一例を示す機能ブロック図。
【図10】第2の実施の形態における動作の流れを説明するためのフローチャート。
【図11】景品残量検知器の配置位置の変形例を示す図。
【図12】第3の実施の形態における本実施の形態におけるターンテーブル部分の構成の一例を示す図であって、(a)上面図、(b)NN’矢視線断面図。
【図13】第3の実施の形態における機能構成の一例を示す機能ブロック図。
【図14】第3の実施の形態における補充要否判定処理の流れを説明するためのフローチャート。
【図15】景品残量検知器の配置位置の変形例を示す図。
【図16】第4の実施の形態における本実施の形態におけるターンテーブル部分の構成の一例を示す図であって、(a)上面図、(b)NN’矢視線断面図。
【図17】第4の実施の形態における機能構成の一例を示す機能ブロック図。
【図18】第4の実施の形態における補充要否判定処理の流れを説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
12 景品検知部(超音波センサ、荷重センサ)
14 ピストン位置検知部
16 テーブル回転角度検知部
20 処理部
22 補充要否判定部
24 補充位置制御部
26 計時部
60 補充要請通知部
1000 遊戯装置
1002 ターンテーブル
1002c テーブルパーツ
1002d ターンプレート
1004 ショベル装置
1020 制御ユニット
1030 景品補充装置
1050 景品残量検知器
1052 発光素子
1054 受光素子
1055 荷重センサ
1060 補充要請通知装置
P 景品
Q 補充用景品

Claims (20)

  1. 景品積載される景品積載盤と、
    前記景品積載盤に積載された景品を循環させるように前記景品積載盤を移動させる盤移動手段と、
    プレーヤの操作入力に応じて任意のタイミングで前記景品積載盤に積載された景品持ち上げ、所定位置に移動させて落下させる景品持ち上げ手段と、
    複数の景品を保持し、補充指示信号が入力された場合に保持していた景品を前記景品積載盤上に落下させて景品を補充する景品補充手段と、
    前記景品積載盤に積載された景品の量を検知する検知手段と、
    前記景品積載盤が移動中の所定時間の間の前記検知手段検知結果に基づいて循環中の景品の残量を判定して補充の要否を判定する判定手段と、
    前記判定手段により補充要と判定された場合に前記景品補充手段に補充指示信号を出力する補充制御手段と、
    を備えたことを特徴とする遊戯装置。
  2. 景品積載される景品積載盤と、
    前記景品積載盤に積載された景品を循環させるように前記景品積載盤を移動させる盤移動手段と、
    プレーヤの操作入力に応じて任意のタイミングで前記景品積載盤に積載された景品持ち上げ、所定位置に移動させて落下させる景品持ち上げ手段と、
    前記景品積載盤に積載された景品の量を検知する検知手段と、
    前記景品積載盤が移動中の所定時間の間の前記検知手段検知結果に基づいて循環中の景品の残量を判定して補充の要否を判定する判定手段と、
    前記判定手段により補充要と判定された場合に報知する報知手段と、
    を備えたことを特徴とする遊戯装置。
  3. 請求項2に記載の遊戯装置であって、
    複数の景品を保持し、補充指示信号が入力された場合に保持していた景品を前記景品積載盤上に落下させて景品を補充する景品補充手段と、
    前記判定手段により補充要と判定された場合に前記景品補充手段に補充指示信号を出力する補充制御手段と、
    を更に備えたことを特徴とする遊戯装置。
  4. 請求項1又は3に記載の遊戯装置であって、
    前記検知手段は所定位置に固定的に設置されて、前記盤移動手段により移動される前記景品積載盤に積載された景品の量を定点で検知することを特徴とする遊戯装置。
  5. 請求項4に記載の遊戯装置であって、
    前記検知手段は、検知光線の射出口を略水平方向として、高さの異なる位置に複数の第1光電センサを有し、前記各第1光電センサにより前記景品積載盤上の景品積載高を検知することを特徴とする遊戯装置。
  6. 請求項4又は5に記載の遊戯装置であって、
    前記検知手段は、検知光線の射出口を略鉛直下向きとして、前記景品積載盤の移動方向に交差する方向に複数の第2光電センサを配列して有することを特徴とする遊戯装置。
  7. 請求項4〜6の何れか一項に記載の遊戯装置であって、
    前記盤移動手段は所定軸を中心として前記景品積載盤を回転移動させ、
    前記検知手段は連続的又は断続的な検知を行い、
    前記判定手段は所定時間の間の前記検知手段による検知結果に基づいて、補充の要否を判定することを特徴とする遊戯装置。
  8. 請求項4〜7の何れか一項に記載の遊戯装置であって、
    前記判定手段は少なくとも前記検知手段による検知結果及びその検知時間に基づいて、補充が必要な前記景品積載盤の景品補充位置を更に判定し、
    前記補充制御手段は、前記判定手段により判定された景品補充位置に基づいて前記補充指示信号の出力タイミングを制御することを特徴とする遊戯装置。
  9. 請求項4〜8の何れか一項に記載の遊戯装置であって、
    固定テーブルと、
    前記固定テーブル上を往復移動するスライドテーブルと、
    を更に備え、
    前記景品積載盤は前記固定テーブルの下方に配設され、
    前記景品持ち上げ手段持ち上げた景品を前記固定テーブル及び/又は前記スライドテーブル上に落下させ、
    前記検知手段は前記固定テーブルの下方に設置されていることを特徴とする遊戯装置。
  10. プレーヤの操作入力に応じて景品持ち上げ手段を制御することで、ルート全体に積載されて当該ルートに沿って循環する複数の景品の中から任意のタイミングで景品を持ち上げて所定位置に移動させる遊戯装置であって、
    前記ルート中の所定エリアに向けて超音波を発射し、反射してくる超音波を受信する超音波センサと、
    前記超音波センサが超音波を発射してから受信するまでの時間を計測する計時手段と、
    景品が前記ルートに沿って循環中の所定時間の間の前記計時手段の計測結果に基づいて、循環中の景品の残量を判定して、景品補充の要否を判定する判定手段とを備えることを特徴とする遊戯装置。
  11. プレーヤの操作入力に応じて景品持ち上げ手段を制御することで、ルート全体に積載されて当該ルートに沿って循環する複数の景品の中から任意のタイミングで景品を持ち上げて所定位置に移動させる遊戯装置であって、
    前記ルート中の所定エリアにおいて所定の高さを通過する景品を検出して検出信号を出力する検出手段と、
    景品が前記ルートに沿って循環中の所定時間の間の前記検出手段の検出信号に基づいて、循環中の景品の残量を判定して、景品補充の要否を判定する判定手段とを備えることを特徴とする遊戯装置。
  12. プレーヤの操作入力に応じて景品持ち上げ手段を制御することで、ルート全体に積載されて当該ルートに沿って循環する複数の景品の中から任意のタイミングで景品を持ち上げて所定位置に移動させる遊戯装置であって、
    前記ルート中の所定エリアを通過する景品を検出して検出信号を出力する検出手段と、
    景品が前記ルートに沿って循環中の所定時間の間の前記検出手段の検出信号に基づいて、循環中の景品の残量を判定して、景品補充の要否を判定する判定手段とを備えることを特徴とする遊戯装置。
  13. プレーヤの操作入力に応じて景品持ち上げ手段を制御することで、ルート全体に積載されて当該ルートに沿って循環する複数の景品の中から任意のタイミングで景品を持ち上げて所定位置に移動させる遊戯装置であって、
    前記ルート中の所定エリアを通過する景品の荷重を計測する荷重センサと、
    景品が前記ルートに沿って循環中の所定時間の間の前記荷重センサの計測結果に基づいて、循環中の景品の残量を判定して、景品補充の要否を判定する判定手段とを備えることを特徴とする遊戯装置。
  14. 請求項10〜13の何れか一項に記載の遊戯装置であって、
    前記判定手段は、複数個所の前記エリアの中から補充要と判定されたエリアを特定し、
    前記判定手段が特定したエリアに対して景品を排出する景品補充手段を更に備えることを特徴とする遊戯装置。
  15. 請求項10〜13の何れか一項に記載の遊戯装置であって、
    前記ルート中の特定範囲に対して景品を排出する景品補充手段と、
    前記景品補充手段による景品の排出タイミングを制御する補充制御手段とを備え、
    前記補充制御手段は、前記判定手段が補充要と判定した場合に、補充要と判定された前記エリアから前記特定範囲に景品が到達するタイミングで前記景品補充手段に景品を排出させることを特徴とする遊戯装置。
  16. 請求項1〜9の何れか一項に記載の遊戯装置であって、
    前記判定手段は、1)前記所定時間のうち、前記検知手段の検知結果が景品の不足を示す結果であった割合、2)前記所定時間の間の前記検知結果の平均、3)前記所定時間の
    間の前記検知結果の中央値、のうちの1つに基づいて補充の要否を判定する遊戯装置。
  17. 請求項10に記載の遊戯装置であって、
    前記判定手段は、1)前記所定時間のうち、前記計時手段の計測結果が景品の不足を示す結果であった割合、2)前記所定時間の間の前記計測結果の平均、3)前記所定時間の間の前記計測結果の中央値、のうちの1つに基づいて補充の要否を判定する遊戯装置。
  18. 請求項11又は12に記載の遊戯装置であって、
    前記判定手段は、1)前記所定時間のうち、前記検出手段の検出信号が景品の不足を示す結果であった割合、2)前記所定時間の間の前記検出信号の平均、3)前記所定時間の間の前記検出信号の中央値、のうちの1つに基づいて補充の要否を判定する遊戯装置。
  19. 請求項13に記載の遊戯装置であって、
    前記判定手段は、1)前記所定時間のうち、前記荷重センサの計測結果が景品の不足を示す結果であった割合、2)前記所定時間の間の前記計測結果の平均、3)前記所定時間の間の前記計測結果の中央値、のうちの1つに基づいて補充の要否を判定する遊戯装置。
  20. 請求項1〜8及び10〜15のうちの何れか一項に記載の遊戯装置であって、
    端部が景品払出口の上方に位置する固定テーブルと、
    前記固定テーブル上を前記景品払出口側に向かって往復移動するスライドテーブルと、
    を更に備え、
    前記景品持ち上げ手段は持ち上げた景品を前記固定テーブル及び/又は前記スライドテーブル上に落下させる遊戯装置。
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