JP4176508B2 - 遊戯装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊戯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、プッシャー型と称される遊戯装置は、回転するターンテーブル上に配置された景品を掬い上げるショベルと、景品載置台と、景品載置台上を払出口に近づき或いは遠ざかる様に移動するスライドテーブルとを備える。プレーヤが始動指示を入力するとショベルが景品を掬い上げ、落下指示を入力すると景品載置台の上に掬い上げた景品を落下させる。景品載置台上に落下した景品は、スライドテーブルに押される。景品がスライドテーブルに上手く押されて景品載置台から落下し景品払出口に入れば、その景品を獲得できる構成となっている。
【0003】
このようなプッシャー型遊戯装置において多数の景品を払い出す方法の1つとして、景品が所定の領域を通過、或いは接触した場合にルーレットを作動させ、その結果、所定のポイントを獲得した場合に所謂「ジャックポット」と称して所定数の景品をボーナスとして別途払い出すようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−51982号公報(第2−5頁、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したようなジャックポット機能付きプッシャー型遊戯装置において、ジャックポットの発生は、ルーレット当りやスロットの成功などの遊戯装置に設定されている特定のジャックポット発生条件を満たす必要があり、プレーヤの運やジャックポットの発生確率等によって左右されていた。従ってプレーヤによっては長時間ゲームを続けてもジャックポットがなかなか発生しないという問題があった。
【0006】
また、プレーヤはボーナスとして景品が払い出されることを期待してゲームを開始する。しかし、ジャックポットがいつ発生するか視覚的に分かり難いため、ジャックポットが発生されない状態でゲームが続くと、プレーヤはゲームに対する興味を低下させていた。
【0007】
例えば、双六のゴールがジャックポット発生条件として設定されている遊戯装置の場合、ジャックポットが発生した直後等においては双六の目はスタート地点に戻る。従って、ジャックポットの発生条件を満たすには多くのゲームプレイが必要であり、プレーヤはゲームに対する興味を低下させていた。
【0008】
本発明の目的は、従来のジャックポットとは異なる多数の景品の払い出し方法であって、プレーヤにとって視覚的に分かり易く、射幸心を向上させることのできる払い出し方法を実現することのできる遊戯装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するための第1の発明、景品載置台(例えば、図3の景品載置台12)に載置された景品を、景品払出口(例えば、図3の景品払出口60)に落下させて払い出す遊戯装置において、前記景品載置台を回動自在に軸支する軸部(例えば、図4の軸部322)と、前記景品載置台を、前記軸部を中心として景品払出口方向に傾斜させる傾斜可変手段(例えば、図3のバネ324、図5の景品載置台支持装置510)とを備える遊戯装置である
【0010】
この第1の発明によれば、プレーヤは景品載置台の傾斜を見ることにより、景品載置台上に載置された景品を簡単に獲得できるか否かを遊戯装置の外部から視覚的に判断することができる。これにより、プレーヤのゲームに対する好奇心を掻き立てることができる。
【0011】
ここで景品とは、ゲームプレイ(遊戯)で所定の特典条件をクリアした場合に払い出される褒美品や賞品といった意味である。例えば、小袋分けされた飴や菓子、メダル(遊戯媒体)、おもちゃ、装飾品、各種グッズ、カプセルなどであってもよく、プレーヤの対象年齢やゲーム対価の設定等に応じて適宜選択される。
【0012】
尚、第1の発明をより具体化した発明として次のような発明が考えられる。即ち、景品載置台と、前記景品載置台を揺動自由に一端部で軸支する軸部と、前記景品載置台の他端部に近づき又遠ざかるように周期的に運動して前記景品載置台上に載置された景品を押し出す押出部材と、前記景品載置台の他端部の下方に設けられた景品払出口と、前記軸部を中心として前記景品載置台の他端部側が上方向に移動するように前記載置台を付勢する付勢手段とを備え、前記景品載置台は、載置された景品の重量により、前記付勢手段の付勢力に抗して前記他端部側が下方向に移動して傾斜する遊戯装置の発明である。第1の発明の傾斜可変手段が付勢手段に対応することとなる。
【0013】
第2の発明は、第1の発明の遊戯装置であって、前記景品載置台を傾斜させるか否かを判断する判断手段(例えば、図1の制御装置50)を備え、前記傾斜可変手段は前記判断手段による判断結果に応じて、前記景品載置台を段階的に傾斜させる遊戯装置である
【0014】
この第2の発明によれば、判断手段がジャックポット等を検知して、傾斜可変手段によって景品載置台を段階的に傾斜させる等の演出を行うことができる。これにより、プレーヤのゲームに対する好奇心、射幸心を向上させることができる。
【0015】
第3の発明は、第1または第2の発明の遊戯装置であって、前記傾斜可変手段は、前記景品載置台にかかるトルクに応じて変形する弾性体(例えば、図4のバネ324)を備える遊戯装置である
【0016】
この第3の発明によれば、弾性体の付勢力等によって景品の重量に従って景品載置台を傾斜させることができる。これにより、ゲームを続けることによって、多数の景品又は重たい景品等を早いタイミングで獲得することができる。従って、プレーヤはボーナスとしての景品の払い出しをジャックポットだけに頼らず実現できるため、プレーヤの射幸心を向上させることができる。
【0017】
第4の発明は、第1または第2の発明の遊戯装置であって、前記傾斜可変手段は、前記景品載置台を段階的に傾斜させる遊戯装置である
【0018】
この第4の発明によれば、傾斜可変手段によって景品載置台を段階的に傾斜させる等の演出を行うことができる。これにより、プレーヤのゲームに対する好奇心、射幸心を向上させることができる。
【0019】
第5の発明第1第4の何れかの発明の遊戯装置であって、前記景品載置台に載置された景品を景品払出口方向に押し出す押出部材(例えば、図3のスライドテーブル14)を設けた遊戯装置である
【0020】
また、第6の発明として第1第5の何れかの発明の遊戯装置において、前記押出部材、前記景品載置台の傾斜に合わせて下方向に延伸する延伸部材(例えば、図3の延伸部材330)を有することとし、前記延伸部材、前記景品の押し出しに際して前記景品載置台を摺動するように構成してもよい。
【0021】
この第5又は第6の発明によれば、押出部材から延伸部材が景品載置台の上面を摺動するように出入することにより、景品載置台の景品払出口方向に傾斜しても、景品載置台上の景品を押し出すことができる。
【0022】
第7の発明は、第1第6の何れかの発明の遊戯装置であって、傾斜した前記景品載置台の元の位置への復帰を係止する係止手段を備える遊戯装置である
【0023】
この第7の発明によれば、景品載置台が傾斜することにより景品が景品払出口に払い出された後も、係止手段によって景品載置台の傾斜を維持することができる。これにより、プレーヤは操作によって景品を獲得しやすくなり、射幸心を向上させることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施の形態〕
図1〜4を参照して、本発明を適用した第1の実施の形態を説明する。図1は、本発明を適用した遊戯装置1の概略を示す外観斜視図であり、図2は、遊戯装置1の平面図である。図3は、遊戯装置1の1つのステーションに係る要部縦断面図である。
【0025】
図1及び図2によれば、遊戯装置1は、複数の景品を載置するターンテーブル70と、ターンテーブル70上に載置された景品を掬い上げる掬い上げ装置20と、掬い上げた景品を載置し、景品払出口60へ落下させるプッシャーテーブル部10と、ジャックポット(以下、適宜「JP」という。)達成時にJP用景品を払い出す景品払出装置(以下、適宜「JP払出装置」という。)30と、掬い上げ装置20の操作スイッチ80と、遊戯装置1を統合的に制御する制御装置50と、景品払出口60から払い出された景品を取り出すための景品取出口100と、を主に備えて構成される。また、遊戯装置1の筐体上部側面は、例えば透明な樹脂等で形成され、遊戯装置1内部を視認可能となっている。
【0026】
遊戯装置1は、平面視略六角形の形状を成しており、略六角形の各辺でプレーヤが遊ぶためのステーションが6つ備えられ、各ステーション毎に、掬い上げ装置20と、プッシャーテーブル部10と、操作スイッチ80と、景品払出口60と、景品取出口100と、が備えられている。従って、本実施の形態の遊戯装置1では、6人のプレーヤが同時にゲームを楽しむことができる。
【0027】
以下、遊戯装置1の1つのステーションに注目して、遊戯装置1の構成及び動作を説明する。尚、説明上、上下方向は図3における上下の方向とし、同図の上を上、下を下として説明する。また、スライドテーブル14が景品払出口60に近づく向きを前又は手前、遠ざかる向きを後又は奥として説明する。
【0028】
ターンテーブル70は、上向きに開口する環状溝を形成して有し、溝部分の底上面に多数の景品を載置できるように構成されている。そして、モータ300によって支持・駆動され、遊戯装置1の中心を軸中心として遊戯装置1内を一定方向にゆっくりと回転する。モータ300の回転/停止は、制御装置50によって制御される。
【0029】
プッシャーテーブル部10は、景品載置台12と、景品載置台12上で前後方向にスライド移動するスライドテーブル14と、景品載置台12の前面端部に設置されたチャッカー16と、を備えて構成される。
【0030】
景品載置台12は、ターンテーブル70の上方において、遊戯装置1の中央部から手前に向けて延出する平板であり、その前面端部は、景品払出口60の上方に達している。スライドテーブル14は、景品載置台12の上面に沿って前後方向にスライド移動する平板である。このスライドテーブル14の駆動方法は、公知の技術を適宜使用することとし、ここでの説明は省略する。
【0031】
チャッカー16は、景品の重力によって可動する棒状の検知バーを備えており、検知バーが、景品載置台12の前面端部から落下する景品と接触するよう、配置されている。検知バーの可動によって景品の落下を検知すると、チャッカー16は、検知信号を制御装置50へ出力する。
【0032】
掬い上げ装置20は、2本のアーム22、23と、ショベル24と、JPルーレット26と、JPメータ27と、を備えて構成される。2本のアーム22、23とショベル24とにより所定のリンク機構が構成されている。掬い上げ装置20は、操作スイッチ80からの操作入力に応じて、ショベル24でターンテーブル70上に載置された景品を掬い上げ、掬い上げた景品をプッシャーテーブル部10に落下させるといった一連の掬い上げ動作を実行する。尚、プレーヤによる操作入力は、原則、この掬い上げ装置20に対する掬い上げ動作指示のみである。尚、掬い上げ装置20のリンク機構及び駆動方法は公知の技術を適宜使用することとし、ここでの説明は省略する。
【0033】
景品載置台12上ではスライドテーブル14が前後方向にスライドしている。このため、ショベル24によってプッシャーテーブル部10に落下された景品は、スライドテーブル14の前面端部で押されることで、景品載置台12の手前方向へ移動する。景品載置台12に載置された景品の密度が高いと、景品が玉突き状態となって、手前の景品から順に景品載置台12の前面端部より景品払出口60へ落下する。一方、景品載置台12上に載置された景品の密度が低いと、景品載置台12上の隙間を埋めるように景品が移動するのみとなり、景品の払い出しは実現されない。
【0034】
景品取出口100は景品払出口60より下方に設けられる。景品払出口60へ払い出された景品は、景品払出口60と景品取出口100とが連通して形成される景品払出溝を経由して、景品取出口100へ落下する。
【0035】
更に、ショベルアーム22の前面には、JPルーレット26と、JPメータ27と、が設置されている。
【0036】
JPルーレット26は、チャッカー16により景品の払い出しが検知された場合に、制御装置50からの制御によって起動する電子式のルーレットであり、"1","2","3"の何れかの目(以下、「ポイント」という。)を指示する。JPメーター27は、JPルーレット26によって指示されたポイントの数を累積的に表示する表示器であり、現在のポイント数を棒グラフ状に表示する。遊戯装置1は、このポイント数に応じて、「小当たり」、「中当たり」、「大当たり(JP)」の3種類の特典動作を起動するように構成されている。
【0037】
JP用払出装置30は、予め景品が収納されたバスケット32と、バスケット32を支持する支持アーム34とを備えて構成される。バスケット32は、支持アーム34の一端に軸支されており、支持アーム34の他端を軸中心として支持アーム34が手前側に回転する(プレーヤに向かって倒れてくる)ことにより、バスケット32の上面開口部から景品払出口60へ景品が落下するよう構成されている。この支持アーム34の回転動作は、ポイント数が「大当たり(JP)」となった時に起動される。
【0038】
景品補充装置40は、透明な樹脂等により円柱形状に形成されたシリンダー42と、シリンダー42内に集積された景品を下から押し上げるピストン44と、シリンダー42の上部開口部から斜め下方に傾斜した誘導板46とを備えて構成され、平面視略六角形の遊戯装置1内の頂点位置に配置される。また、誘導板46は、図2に示すように、プッシャーテーブル部10の端部と、ターンテーブル70との間に、誘導板46の端面が来るように配設されており、ピストン44によって押し上げられ、シリンダー42の開口部より放出される景品が、プッシャーテーブル部10又はターンテーブル70に落下するように構成されている。このピストン44の上昇動作は、所定のタイミングで実行される。
【0039】
制御装置50は、例えばCPUやLSI等の演算処理装置、ICメモリ、電気回路等を有し、遊戯装置1の動作を統合的に制御する。具体的には、掬い上げ装置20による掬い上げ動作、JPルーレット26の動作、JPメータ27の表示、JP払出装置40による払い出し動作、等の各種制御を実行する。
【0040】
次に図3を用いて、1つのステーションに係る景品載置台12から景品払出口60にかけての構成について詳しく説明する。図3は、遊戯装置1の1つのステーションに係る要部縦断面図である。スライドテーブル14の下方には固定部材310が配設される。そして連結部材320によって固定部材310の下面と景品載置台12の一端部が連結される。
【0041】
スライドテーブル14の前面部分には延伸部材330が内包されている。延伸部材330は、例えばバネ部と延伸部によって構成される。バネ部は一端をスライドテーブル14の内部に、他端を延伸部に固定され、延伸部を景品載置台12の上面に常に当接させる方向に付勢力が働く。バネ部の付勢力によって延伸部がスライドテーブル14の前面から出入可能なように、スライドテーブル14の前面部における景品載置台12に対する面は開口されている。
【0042】
但し、バネ部の付勢力はバネ324に影響を与える程に大きな力ではなく、景品載置台12に延伸部を当接させるのに必要な程度の力である。
【0043】
尚、バネ部の付勢力を用いずに、延伸部が当該自重によって景品載置台12に常に当接するように、スライドテーブル14の前面部から出入するよう構成してもよい。
【0044】
図4は連結部材320の構成を説明するための側面概略図である。連結部材320は板部321a及び321b、軸322、固定ネジ323a及び323b、バネ324等によって構成される。
【0045】
板部321a及び321bの一端は軸322によって回転自由に軸支され、板部321aは固定部材310の下面に、板部321bは景品載置台12の一端に、それぞれ固定ネジ323a、323bによって固定される。
【0046】
バネ324は、コイル状に巻かれたコイル部と板部321a側と板部321b側に延出する腕部からなるねじりコイルバネを構成し、軸322に近い位置に配設される。バネ324は、景品載置台12を水平に保持する方向、即ち、板部321aと板部321bを略直角に保持する方向に付勢力が働く。またバネ324は、最低限の力として、景品載置台12上に景品が載置されていない場合、景品載置台12を水平に保持する付勢力を持つ。
【0047】
図3を用いて、景品載置台12の軸322を軸とした回動動作について詳細に説明する。スライドテーブル14が景品載置台12の上面に沿って、前後方向(図3における左右方向)にスライド移動すると、景品載置台12に載置されている景品G1及びG2は玉突き状態となって、景品払出口60の方向へ移動する。
【0048】
これにより、景品載置台12の手前(図3における景品載置台12の左側)に景品G1及びG2の自重がかかる。すると、景品G1及びG2の重さに応じて、景品載置台12はバネ324の付勢力に抗して回動する。即ち、景品載置台12は軸322を軸として、図中実線の位置から図中二点鎖線の位置に向かって徐々に回動する。
【0049】
尚、バネ324の付勢力と景品載置台12上の景品の位置、重量による位置エネルギーとがつり合う場合は、その位置(角度)で景品載置台12が停止する。景品載置台12は当該下面がストッパ340に当接するまで回動可能である。
【0050】
また、景品載置台12上の景品G1及びG2とバネ324の間の距離がはなれるほど、てこの原理で景品載置台12は回動しやすくなる。
【0051】
景品載置台12の回動により、景品載置台12が図中実線の位置から図中二点鎖線の位置に向かって回動を始めると、延伸部材330の延伸部が景品載置台12の上面に常に当接するように、スライドテーブル14の前面から出入する。
【0052】
そして景品G1及びG2は、当該景品の重量と景品載置台12の水平位置に対する傾斜角度や景品載置台12上の摩擦力等に応じて、景品払出口60へ落下する。
【0053】
尚、スライドテーブル14から落下した景品や、ターンテーブル70内から掬い上げ装置20によって掬い上げられ、景品載置台12上に落下した景品等によって、景品載置台12上の景品の重さが所定重量を超過した場合も、景品載置台12は同様に回動動作を行う。
【0054】
またバネ324の強度を調整することによって、景品載置台12上の景品の総重量に対する景品載置台12の回動の度合を調整することができる。
【0055】
このように、景品の重量によって景品載置台12が図中実線の位置から図中二点鎖線の位置に向かって徐々に回動することにより、ゲームを続けることによって、多数の景品又は重たい景品等を早いタイミングで獲得することができる。また、プレーヤはボーナスとしての景品の払い出しをJPだけに頼らず実現できる。このため、プレーヤの射幸心を向上させることができる。
【0056】
更に、景品載置台12が景品の重量によって軸322を軸として回動すること、或いは傾いている場合にはその傾きの程度によって、プレーヤは景品載置台12上の景品を簡単に獲得できるか否かを遊戯装置1の外部から視覚的に判断することができる。これにより、プレーヤのゲームに対する好奇心を掻き立てることができる。
【0057】
尚、本発明の適用は、上述した実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0058】
例えば、一旦傾斜した景品載置台12が元の水平方向の位置に戻ることを係止する係止手段を更に設置してもよい。具体的には、景品載置台12に載置された景品の重量によって景品載置台12の他端部が下方向に移動して傾いた状態を維持する係止手段を設置する。係止手段は、例えば、ラチェット機構と、制御装置50から出力される指示信号によって当該ラチェット機構を駆動する駆動部等とによって構成される。
【0059】
制御装置50から係止動作を指示する信号が出力されると、ラチェット機構は駆動部によって駆動され、景品載置台12の他端部の位置を固定する。制御装置50から係止解除動作を指示する信号が出力されると、ラチェット機構の駆動は解除される。すると景品載置台12に載置された景品の重力に従って、景品載置台12の他端部が下方向に傾いた状態になる。或いはバネ324の付勢によって景品載置台12は元の水平位置に戻る。
【0060】
通常、ラチェット機構は制御装置50からの制御信号によって係止解除状態となっている。そして、例えば、JPメータ27のポイント数が「中当たり」等に達すると、制御装置50から係止動作を指示する信号が出力され、ラチェット機構によって所定時間景品載置台12の他端部の係止が実現される。この間、景品載置台12は傾斜が大きくなる方向に回動することはできるが、元の水平位置に戻る方向に回動することはない。そして、所定時間経過後、制御装置50から係止解除動作を指示する信号が出力される。
【0061】
これにより、景品載置台12の他端部が下方向に移動して傾斜することによって景品が景品払出口60に払い出された後も、係止手段によって景品載置台12の傾斜を維持することができる。これにより、プレーヤはその後も操作によって景品を獲得しやすくなり、射幸心を向上させることができる。
【0062】
〔第2の実施の形態〕
第1の実施の形態においては、固定部材310と景品載置台12とをバネ324を有する連結部材320で連結することにより、景品載置台12にかかる景品の重量に従って景品載置台12が回動することとした。第2の実施の形態では、バネ324の代わりに景品載置台12の手前側下方に景品載置台支持装置510を配設する。
【0063】
図5は、第2の実施の形態における遊戯装置1の1つのステーションに係る要部縦断面図である。以下、第1の実施の形態の遊戯装置と同一の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0064】
スライドテーブル14の下方には固定部材310が配設され、連結部材500によって固定部材310の下面と景品載置台12の一端部が連結される。連結部材500は第1の実施の形態で説明した連結部材320に対して、バネ324を含まないものである。
【0065】
景品載置台12の手前側下方(図5における景品載置台12の下方の左側)には、景品載置台支持装置510が配設される。景品載置台支持装置510は支持バネ510a及び支持部材510bによって構成される。具体的には、支持バネ510aの一端は景品載置台12の下方の遊戯装置1本体の基部である固定台520上(ターンテーブル70と景品払出口60の間)に固定される。支持バネ510aの他端には支持部材510bが取り付けられる。
【0066】
支持バネ510aは常に上方向に付勢力が働く。つまり、支持バネ510aの付勢力によって、支持部材510bは景品載置台12の下面と常に当接している。また、支持バネ510aの付勢力によって景品載置台12は常に上方向に付勢されるが、最大開き角度を90°とする連結部材500を用いることにより、景品載置台12は通常状態で常に水平位置に保持される。
【0067】
そして、スライドテーブル14が景品載置台12の上面に沿って、前後方向にスライド移動することにより、景品載置台12に載置されている景品G1及びG2が景品払出口60の方向へ移動すると、景品載置台12の手前に景品G1及びG2の重量がかかる。
【0068】
すると、景品載置台12に下向きの力が加わり、景品載置台12は支持バネ510aの付勢力に抗して回動する。即ち、景品載置台12は連結部材500の軸322を軸として、図中実線の位置から図中二点鎖線の位置に向かって徐々に回動する。
【0069】
景品載置台12の軸322を軸とした回動により、景品載置台12が図中実線の位置から図中二点鎖線の位置に向かって回動を始めると、延伸部材330の延伸部が景品載置台12の上面に常に当接するように、スライドテーブル14の前面から出入する。
【0070】
そして景品G1及びG2は、当該景品の重さと景品載置台12の水平位置に対する傾斜角度等に応じて、景品払出口60へ落下する。
【0071】
また支持バネ510aの強度を調整することによって、景品載置台12上の景品の総重量に対する景品載置台12の回動の度合を調整することができる。
【0072】
このように、景品の重量によって景品載置台12が図中実線の位置から図中二点鎖線の位置に向かって徐々に回動することにより、ゲームを続けることによって、多数の景品又は重たい景品等を早いタイミングで獲得することができる。また、プレーヤはボーナスとしての景品の払い出しをJPだけに頼らず実現できる。このため、プレーヤの射幸心を向上させることができる。
【0073】
更に、景品載置台12が景品の重量によって軸322を軸として回動すること、或いは傾いている場合には傾きの程度によって、プレーヤは景品載置台12上の景品を簡単に獲得できるか否かを遊戯装置1の外部から視覚的に判断することができる。これにより、プレーヤのゲームに対する好奇心を掻き立てることができる。
【0074】
尚、本発明の適用は、上述した実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0075】
例えば、景品載置台12上の景品の重量によって、景品載置台12は支持バネ510aの付勢力に抗して軸322を軸として他端部側が下方向に移動するように徐々に回動していくこととしたが、景品の重さに関係なく、段階的に景品載置台12の他端部側を下方向に牽引し、景品載置台12を回動させるようにしてもよい。
【0076】
具体的には、ソレノイドやラチェット、ラック&ピニオン等を備える景品載置台支持装置510を配設し、制御装置50から出力される指示信号に従って、景品載置台12を段階的に軸322を軸として回動させる構成にする。
【0077】
この場合、図5において、連結部材500を連結部材320に置き換えた構成とする。景品載置台12を元の水平位置に復帰させる際には、制御装置50からの指示信号によって、ソレノイド、ラチェット、ラック&ピニオン等を備える景品載置台支持装置510による景品載置台12の牽引を解除する。すると、バネ324の付勢力によって景品載置台12は元の水平位置に戻る。
【0078】
これにより、例えばJP時にボーナスとしての景品を払い出す他に、景品載置台12を回動させる等の演出を行うことができ、プレーヤの射幸心を向上させることができる。
【0079】
また第1の実施の形態で説明したように、景品載置台12が元の水平位置に戻ることを係止する係止手段を更に設置してもよい。
【0080】
【発明の効果】
本発明によれば、プレーヤは景品載置台の傾斜を見ることにより、景品載置台上に載置された景品を簡単に獲得できるか否かを遊戯装置の外部から視覚的に判断することができる。これにより、プレーヤのゲームに対する好奇心を掻き立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した遊戯装置の一例を示す外観斜視図。
【図2】図1に示す遊戯装置の平面図。
【図3】第1の実施の形態における、遊戯装置の1つのステーションに係る要部縦断面図。
【図4】連結部材の側面概略図。
【図5】第2の実施の形態における、遊戯装置の1つのステーションに係る要部縦断面図。
【符号の説明】
1 遊戯装置
10 プッシャーテーブル
12 景品載置台
14 スライドテーブル(押出部材)
60 景品払出口
70 ターンテーブル
300 モータ
310 固定部材
320、500 連結部材
321a、321b 板部
322 軸
323a、323b 固定ネジ
324 バネ
330 延伸部材
340 ストッパ
510 景品載置台支持装置
510a 支持バネ
520b 支持部材
520 固定台
G1、G2 景品

Claims (7)

  1. 景品載置台に載置された景品を、景品払出口に落下させて払い出す遊戯装置において、
    前記景品載置台を回動自在に軸支する軸部と、
    前記景品載置台を、前記軸部を中心として景品払出口方向に傾斜させる傾斜可変手段と、
    前記景品載置台に載置された景品を景品払出口方向に押し出す押出部材と、
    を備え、
    前記押出部材は、前記景品載置台の傾斜に合わせて下方向に延伸して当該傾斜時の景品の押し出しの用に供する延伸部材を有することを特徴とする遊戯装置。
  2. 請求項1に記載の遊戯装置であって、
    前記景品載置台を傾斜させるか否かを判断する判断手段を備え、
    前記傾斜可変手段は前記判断手段による判断結果に応じて、前記景品載置台を段階的に傾斜させることを特徴とする遊戯装置。
  3. 請求項1または2に記載の遊戯装置であって、前記傾斜可変手段は、前記景品載置台にかかるトルクに応じて変形する弾性体を備えることを特徴とする遊戯装置。
  4. 請求項1または2に記載の遊戯装置であって、
    前記傾斜可変手段は、前記景品載置台を段階的に傾斜させることを特徴とする遊戯装置。
  5. 請求項1〜の何れか一項に記載の遊戯装置であって、
    傾斜した前記景品載置台の元の位置への復帰を係止する係止手段を備えることを特徴とする遊戯装置。
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載の遊戯装置であって、
    前記延伸部材は、前記押出部材の前記景品払出口側の端部に設けられてなる遊戯装置。
  7. 請求項1〜6の何れか一項に記載の遊戯装置であって、
    前記押出部材は、前記延伸部材を前記下方向に付勢して前記景品載置台の上面に当接させる付勢部を有することを特徴とする遊戯装置。
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