JP4201681B2 - 電子機器の防水構造 - Google Patents

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本発明は、外部ケーブル導入部に関して防水性を備えるようにした電子機器の防水構造に関するものである。
従来、各種電子機器においては、ケース内に収納された電子回路、電子部品の防水性を確保するために、密閉式ケースを使用すると共に、外部との接続のためのケーブル等の導入部に防水性を備えるようにした防水構造が知られている。
このような防水構造を備えた電子機器は、例えば図4に示すように構成されている。すなわち、電子部品が配置された基板41を樹脂成型されたケース42及びカバー43で収容し、ケース42及びカバー43の互いに付き合わされる環状壁42a及び43aとの間に平坦な環状の防水パッキン44が配置されることによりケース42及びかバー43の間の防水性が確保されるようになっている。
基板41にはケーブル45が接続され、ケーブル45は機器の外部から導入されている。このケーブル45はケース42及びカバー43に設けられたU字形の切欠部42b及び43bと、ケーブルの先端部分に取り付けられ且つ切欠部42b、43b内に圧入されるブッシュ47が設けられている。ブッシュ47はケーブルの先端部分に一体成形あるいは被嵌されることにより、一体的に形成されている。この場合、ブッシュ47の外形はケース42とカバー43が組み合わされたときに切欠部42b、43bが組み合わされた形状に合わせて円柱状に形成されていると共に、圧入により切欠部42b、43bの内面に密着するように切欠部42b、43bの内寸より僅かに大きく形成されている。更にブッシュ47は、ケース42とカバー43が組み合わされたとき、ブッシュ47にパッキン44の切欠部44aが密着する。これによりケーブル45を機器内に導入する部分における防水構造が得られるようになっている。
しかしながら、上述した防水構造では、パッキン44はケース42とカバー43の押圧力がY方向には作用するが、X方向には作用しないので、パッキン44とブッシュ47との密着面で防水性が弱くなる。その為、パッキン44とブッシュ47との密着面に於ける防水性を確保するためにはブッシュ47とパッキン44の切欠部44aの寸法公差の精度を高める必要がある。これにより、ブッシュ47及び切欠部44aの厳密な寸法管理が必要となり、さらに、ケーブル45にブッシュ47を一体的に形成する必要があるため、組み立て性が悪くコストが高くなってしまうといった問題があった。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、高精度の寸法管理が不要となり、更に、組み立てコストが低減され得るようにした電子機器の防水構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の電子機器の防水構造は、電子回路基板などの電子部品を収容する第1及び第2の筐体からなる筐体と、前記第1及び第2の筐体で挟持し前記筐体内に導入する挿通孔を形成するように前記第1及び/又は第2の筐体の突き合わせ端面に形成された切欠部と、前記第1及び第2の筐体の突き合わせ端面及び前記切欠部に介挿される弾性体と、を含んだ電子機器の防水構造において、
前記ケーブルは、少なくとも前記ケーブルの前記第1の筐体側と前記第2の筐体側の境界となる両端は、鋭角になる四角以上の多角形形状を成し、前記第1の筐体と前記第2の筐体を突き合わせる方向の力で前記弾性体に圧接されることを特徴とする。
前記弾性体は1面を第1の筐体の突き合わせ面と接する第1の弾性体と、1面を第2の筐体の突き合わせ面と接する第2の弾性体とからなり、前記ケーブルは前記第1及び第2の弾性体によって挟持されることを特徴とする。
本発明の電子機器の防水構造によれば、高精度の寸法管理が不要となり、さらに部品コストが低減され得るようにした極めて優れた電子機器の防水構造が提供され得ることになる。
以下、図面に示した実施形態に基づいて、本発明を詳細に説明する。図1は本発明による防水構造を用いた電子機器の分解斜視図である。
この電子機器は、電子部品が配置された基板11と、基板11を収容する樹脂成型されたケース12及びカバー13と、ケース12及びカバー13の互いに付き合わされる環状壁12a及び13aに各々接するように平坦な環状のケース防水パッキン14及びカバー防水パッキン15と、機器内に導入され基板11と接続するケーブル16と、から構成されている。
なお、ケース12とカバー13とは図示しないボルトにより締め付けることで固定するように構成されている。
ケース12及びカバー13にはケーブル16を機器内に導入するために各々切欠部12b,13bが設けられている。切欠部12b,13bは、ケース12及びカバー13を組み合わせたときに切欠部12b、13bが成す空間部の形状がケーブル16の形状よりも幾分大きい形状となるように形成されている。
ケース防水パッキン14及びカバー防水パッキン15は、ケース12とカバー13が挟持して組み合わせられたとき、ボルトの締め付ける力で変形するゴムやエラストマー等の材質からなる弾性体であり、各々ケース12及びカバー13の環状壁12a及び13aと切欠部12b及び13bに接する形状となっている。
図2は上述の構成部品を組み合わせたときのケーブル16がケース12及びカバー13によってケース防水パッキン14及びカバー防水パッキン15が挟持される部分の断面図である。
ケース防水パッキン14及びカバー防水パッキン15は、組み合わされるときのケース12及びカバー13の上下方向の力によって上下方向に弾性変形する。その結果、ケース12とケース防水パッキン14、カバー13とカバー防水パッキン15及びケース防水パッキン14とカバー防水パッキン15が密着し防水性が確保される、
同様にケーブル16は左右方向に長い六角形であるので、ケーブル16の各辺には上下方向の力が印加されるので、ケーブル16の各辺にケース防水パッキン14及びカバー防水パッキン15が密着し防水性が確保される。
なお、上述した実施例ではケーブル16の断面形状は六角形で説明したが、これに限定されるものではない。例えば図3に示すような台形としても良い。この場合、切欠部はケース12又はカバー13のいずれかに設ければよく、カバー12又はケース13の形状が簡単となり設計し易い。
なお、ケーブル16の形状はケース12とカバー13とによって挟持される部分のみ上述した形状としてもよい。
このように、本発明では、ケース12とカバー13を付き合わされる力のみで防水性が確保されるので、高精度の寸法管理が不要となり、更に、ケーブルにブッシュを取り付ける作業も無くなり組み立て性がよく、コストが低減され得るようにした電子機器の防水構造が提供され得ることになる。

本発明による電子機器の防水構造の一実施形態を示す概略斜視図である。 本発明による電子機器の防水構造のケーブルが挟持される部分の断面図である。 本発明による電子機器の防水構造のケーブルが挟持される部分の断面図である。 従来の防水構造の一例を示す分解斜視図である。
符号の説明
12 ケース
13 カバー
14 ケース防水パッキン
15 カバー防水パッキン
16 ケーブル

Claims (2)

  1. 電子回路基板などの電子部品を収容する第1及び第2の筐体からなる筐体と、前記第1及び第2の筐体で挟持し前記筐体内に導入する挿通孔を形成するように前記第1及び/又は第2の筐体の突き合わせ端面に形成された切欠部と、前記第1及び第2の筐体の突き合わせ端面及び前記切欠部に介挿される弾性体と、を含んだ電子機器の防水構造において、
    前記ケーブルは、少なくとも前記ケーブルの前記第1の筐体側と前記第2の筐体側の境界となる両端は、鋭角になる四角以上の多角形形状を成し、前記第1の筐体と前記第2の筐体を突き合わせる方向の力で前記弾性体に圧接されることを特徴とする電子機器の防水構造。
  2. 前記弾性体は1面を第1の筐体の突き合わせ面と接する第1の弾性体と、1面を第2の筐体の突き合わせ面と接する第2の弾性体とからなり、前記ケーブルは前記第1及び第2の弾性体によって挟持されることを特徴とする請求項1に記載の電子機器の防水構造。
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