JP4199371B2 - 集合住宅インターホン装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
【0002】
本発明は、集合住宅インターホン装置に係わり、特に、集合住宅近傍における地域気象の情報を入手できるようにした集合住宅インターホン装置に関する。
【従来の技術】
【0003】
従来から、集合住宅インターホン装置として、集合玄関機で訪問者が居室端末機を選局して居室端末機の拡声スピーカから呼出し、集合玄関機のカメラで撮像された訪問者映像信号を居室端末機のモニタで出画し、集合玄関機の玄関機マイク、スピーカと、居室端末機のハンドセットの居室端末機マイク、レシーバとで通話を行なうものが知られている(特開平9−233202号公報、特開平9−261624号公報)。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この集合住宅インターホン装置においては、集合玄関機から居室端末機への呼出しに応答して居室端末機ではモニタで訪問者の訪問者映像を視認してから集合玄関機と居室端末機で通話を行なうことができ極めて安全性に資するものであるが、集合住宅近傍における地域気象の情報を入手できて洗濯物を室外へ干してもいいか或いは買い物時の傘の携帯が必要か否かという判断上、集合住宅の居室で外気温や降雨状況を確認するには、各居室が個別に各種センサを設置し配線する必要があった。集合住宅近傍における気象情報が得られれば集合住宅の利便性から好ましいものであるところ、現在の集合住宅インターホン装置においては、このような要請には応えられていないのが現状である。
【0005】
本発明は上述した難点に鑑みなされたもので、気象データを検知する各種センサからの気象データを編成処理し、居室端末機に配信して集合住宅近傍における地域気象の情報を入手することによって居室毎に設備を追加しなくても住戸の居室端末機を用いて外気温や降雨状況の確認が可能になる集合住宅インターホン装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的を達成するため本発明の集合住宅インターホン装置は、集合玄関機を副幹線で主装置と接続し、主装置を主幹線で複数の居室端末機とバス接続し、集合玄関機で居室端末機を選局して居室端末機の拡声スピーカから呼出し、集合玄関機のカメラで撮像された訪問者映像信号を居室端末機のモニタで出画し、集合玄関機と居室端末機とで通話を行なうものである。
【0007】
集合住宅インターホン装置は、気象データを検知する温度センサ、湿度センサ、降雨センサを収納した気象データ編成部と、気象データ編成部に接続された入側気象データ編成インターフェース部、入側気象データ編成インターフェース部から入力される気象データをデータ処理する気象データ編成データ処理部、データ処理されたデータ信号を主幹線に伝送する出側気象データ編成インターフェース部を有する気象データ編成インターフェースとを備えている。
【0008】
主装置は、伝送されてきたデータ信号をデータ処理する主装置データ処理部と、データ処理されたデータ信号を蓄積する制御装置と、蓄積されたデータ信号を画像合成する画像合成部と、画像合成された気象映像信号と訪問者映像信号を画像切替え主幹線に伝送する画像切替部と、データ処理され蓄積されたデータ信号を主幹線に伝送する音声伝送部とを備えている。
【0009】
居室端末機は、主装置から伝送されてきたデータ信号をデータ処理する端末データ処理部と、データ処理されたデータ信号を蓄積する画像メモリと、気象データ編成部からの気象情報を得たいときに操作され温度、湿度、降雨の気象情報のデータ信号を居室端末機のモニタで出画するための気象情報確認ボタンとを備えている。
【0010】
また、居室端末機は、降雨の気象情報のデータ信号を拡声スピーカから警報するための居室端末機制御装置を備えている。
【0011】
このような集合住宅インターホン装置によれば、集合玄関機で居室端末機を選局することにより、選局された居室端末機の端末スピーカから呼出し、集合玄関機のカメラで撮像された訪問者映像信号がモニタで出画されるとともに、居室端末機のハンドセットをなす居室端末機マイク、レシーバと集合玄関機のスピーカ、マイク間で通話が成立する。
【0012】
温度センサ、湿度センサ、降雨センサから気象データ編成部で集合住宅近傍の気象データを検知する。気象データ編成部からの気象データは気象データ編成インターフェースの入側気象データ編成インターフェース部を介して気象データ編成データ処理部でデータ処理され、データ処理されたデータ信号は出側気象データ編成インターフェース部から主幹線に伝送される。主装置は、主装置データ処理部で伝送されてきたデータ信号をデータ処理し、制御装置でデータ処理されたデータ信号を蓄積し、蓄積されたデータ信号を画像合成部で画像合成し、画像切替部で気象映像信号と訪問者映像信号を画像切替えて主幹線に伝送させ、音声伝送部でデータ処理され蓄積されたデータ信号を主幹線に伝送する。
【0013】
居室端末機は、端末データ処理部主装置から伝送されてきたデータ信号をデータ処理し、画像メモリでデータ処理されたデータ信号を蓄積し、気象情報確認ボタンで気象データ編成部からの気象情報を得たいときに操作され温度、湿度、降雨の気象情報のデータ信号を居室端末機のモニタに出画させる。
【0014】
また、居室端末機は、降雨センサから気象データ編成部で気象データが検知された時点で居室端末機制御装置により降雨の気象情報のデータ信号を拡声スピーカから警報する。
【発明の実施の形態】
【0015】
以下、本発明の集合住宅インターホン装置における好ましい実施の形態例を図面にしたがって説明する。
【0016】
図1のブロック図、図2の各図において、本発明の集合住宅インターホン装置は、集合玄関機18を副幹線L17により主装置17と接続し、主装置17を主幹線L10および主幹線L10上の分岐器N11〜N14から副幹線L11〜L14により複数の居室端末機11〜14とバス接続し、集合玄関機18で居室端末機11〜14を選局して居室端末機11〜14の拡声スピーカ113から呼出し、集合玄関機18のカメラCaで撮像された訪問者映像信号を居室端末機11〜14のモニタ112で出画し、集合玄関機18の玄関機マイクM、スピーカSpと、居室端末機11〜14のハンドセット111の居室端末機マイク111m、レシーバ111rとで通話を行なうものであり、上述の各部(各機器)により集合住宅1が構成される。
【0017】
また、集合住宅インターホン装置は、集合住宅1近傍の気象データを検知する温度センサS1、湿度センサS2、降雨センサS3を収納した気象データ編成部16を備えている。
【0018】
更に、集合住宅インターホン装置は、図5のブロック図に示すように、気象データ編成部16に副幹線L16を介して接続された入側気象データ編成インターフェース部15eと、入側気象データ編成インターフェース部15eから入力される気象データをデータ処理する気象データ編成データ処理部、即ち気象データ編成データ処理回路15c、気象データ編成制御装置(CPU)15dと、データ処理されたデータ信号を変調部15bで変調して副幹線L15から主幹線L10上の分岐器N15を介して主幹線L10に伝送する出側気象データ編成インターフェース部15aとを有する気象データ編成インターフェース15を備えている。ここで、データ処理とは、通信のパケットの組立て・解析およびタイミング処理の通信処理を意味する。
【0019】
主装置17は、図3のブロック図に示すように、伝送されてきたデータ信号をデータ処理する主装置データ処理部17dと、データ処理されたデータ信号を蓄積する制御装置(以下、主装置制御部と称す)17hと、蓄積されたデータ信号から画像を生成して合成する画像合成部17iと、画像合成された気象映像信号と訪問者映像信号を画像切替えて主幹線L10に伝送する画像切替部17kと、データ処理され蓄積されたデータ信号を主幹線L10に伝送する音声伝送部(以下、変調部と称す)17jとを備えている。ここで、データ処理とは、通信のパケットの組立て・解析およびタイミング処理の通信処理を意味する。
【0020】
また、主装置17は、主幹線L10に接続された主幹線側インターフェース部17aと、副幹線L17を介して集合玄関機18に接続された玄関側インターフェース部17gとを有している。主幹線側インターフェース部17aは復調部17b、主装置データ処理部17d、変調部17eを介して玄関側インターフェース部17gに接続されている。玄関側インターフェース部17gは復調部17f、主装置データ処理部17d、変調部17cを介して主幹線側インターフェース部17aに接続されている。主装置データ処理部17dは主装置制御部17hと協働して主装置データ処理部17dでデータ処理されたデータ信号を蓄積する機能を有する。
【0021】
主装置制御部17hは、蓄積されたデータ信号から画像を生成して合成する画像合成部17iと、画像合成された気象映像信号と訪問者映像信号を画像切替えて主幹線L10に伝送する画像切替部17kとを制御する機能を有する。玄関側インターフェース部17gは復調部17lを介して画像切替部17kの入力側に接続されている。画像切替部17kの出力側は変調部17jを介して主幹線側インターフェース部17aの入力側に接続されている。
【0022】
居室端末機11〜14は、同一構成であって、その1つ居室端末機11について説明する。即ち居室端末機11は、図4のブロック図に示すように、主装置17から伝送されてきたデータ信号をデータ処理する端末データ処理部11dと、データ処理されたデータ信号を蓄積する画像メモリ11kと、気象データ編成部16からの気象情報を得たいときに操作され温度、湿度、降雨の気象情報のデータ信号をモニタ112で出画し、降雨の気象情報のデータ信号を拡声スピーカ113から警報するための気象情報確認ボタン114とを備えている。ここで、データ処理とは、通信のパケットの組立て・解析およびタイミング処理の通信処理を意味する。
【0023】
また、居室端末機11は、副幹線L11に接続された幹線側インターフェース部11aを有している。幹線側インターフェース部11aは、復調部11b、端末データ処理部11d、D/A変換器11eを介してハンドセット111のレシーバ111rに接続されている。ハンドセット111の居室端末機マイク111mは、A/D変換器11f、端末データ処理部11d、変調部11cを介して幹線側インターフェース部11aに接続されている。また、幹線側インターフェース部11aは、復調部11i、A/D変換器11j、画像メモリ11k、モニタインターフェース部11lを介してモニタ112に接続されている。居室端末機制御装置(CPU)11gは、主装置17から伝送されてきたデータ信号をデータ処理する端末データ処理部11dとデータ処理されたデータ信号を蓄積する画像メモリ11kとを制御し、居室端末機制御装置11gは、アラーム発生部11hを駆動してアラーム信号を発生させ拡声スピーカ113から降雨警報音を放音させるものである。
【0024】
このように構成された集合住宅インターホン装置において、その動作について説明する。以下において「SG」は各構成部における信号またはデータを示す。
【0025】
図1、図3、図4の各ブロック図に示すように、集合玄関機18で居室端末機11〜14の1つ、ここでは居室端末機11を選局すれば、選局データが変調されて(その変調手段は図示せず)副幹線L17から主装置17の玄関側インターフェース部17g(SG17a)→復調部17f(SG17b)→主装置データ処理部17d(SG17c)→変調部17c(SG17d)→主幹線側インターフェース部17a→主幹線L10および主幹線L10上の分岐器N11→副幹線L11の経路を介して選局された居室端末機11へ伝送される。居室端末機11では、伝送されてきた信号SG17dが幹線側インターフェース部11a(SG11a)→復調部11b(SG11b)→端末データ処理部11d(SG11c)→居室端末機制御装置11g(SG11d)の経路でアラーム発生部11hを駆動して呼出信号音(SG11e)を発生させ、拡声スピーカ113から呼出音を放音する。
【0026】
呼出音が放音されたならば、集合玄関機18のカメラCaで撮像された訪問者映像信号が変調されて(その変調手段は図示せず)副幹線L17→主装置17の玄関側インターフェース部17g(SG17e)→復調部17l(SG17f)→画像切替部17k(SG17g)→変調部17j(SG17h)→主幹線側インターフェース部17a→主幹線L10および主幹線L10上の分岐器N11→副幹線L11の経路を介して選局された居室端末機11へ伝送される。居室端末機11では、伝送されてきた信号SG17hが幹線側インターフェース部11a(SG11f)→復調部11i(SG11g)→A/D変換器11j(SG11h)→画像メモリ11k(SG11i)→モニタインターフェース部11l(SG11j)の経路でモニタ112に出画される(図2(a)、図2(b)に示す112a)。
【0027】
この呼出しに応答して居室端末機11のハンドセット111をフックオフすれば、ハンドセット111の居室端末機マイク111mからの音声信号SG11kは、A/D変換器11f(SG11l)→端末データ処理部11d(SG11m)→変調部11c(SG11n)→幹線側インターフェース部11a→副幹線L11→主幹線L10上の分岐器N11および主幹線L10→主装置17の幹線側インターフェース部17a(SG17i)→復調部17b(SG17j)→主装置データ処理部17d(SG17k)→変調部17e(SG17l)→玄関側インターフェース部17g→副幹線L17の経路で集合玄関機18のスピーカSpから放音される。
【0028】
一方、集合玄関機18の玄関機マイクMからの音声信号は、変調されて(その変調手段は図示せず)副幹線L17→主装置17の玄関側インターフェース部17g(SG17m)→復調部17f(SG17n)→主装置データ処理部17d(SG17o)→変調部17c(SG17p)→主幹線側インターフェース部17a→主幹線L10および主幹線L10上の分岐器N11→副幹線L11の経路で選局された居室端末機11へ伝送される。居室端末機11では、伝送されてきた信号SG17qが幹線側インターフェース部11a(SG11o)→復調部11b(SG11p)→端末データ処理部11d(SG11q)→D/A変換器11e(SG11r)の経路でハンドセット111のレシーバ111rから聴取される。
【0029】
このように集合玄関機18で居室端末機11〜14を選局すれば、選曲された居室端末機11〜14の拡声スピーカ113から呼出すことができ、集合玄関機18のカメラCaで撮像された訪問者映像信号を選曲された居室端末機11〜14のモニタ112にて出画させ、集合玄関機18の玄関機マイクM、スピーカSpと、選局された居室端末機11〜14のハンドセット111の居室端末機マイク111m、レシーバ111rとで通話を行なうことができる。
【0030】
次に、温度センサS1、湿度センサS2、降雨センサS3は、集合住宅1近傍の気象データをそれぞれ検知し、これを収納した気象データ編成部16に気象データを送る。
【0031】
気象データ編成部16で編成された気象データは、副幹線L16を介して気象データ編成インターフェース15(図5)の入側気象データ編成インターフェース部15eから気象データSG15aとして気象データ編成データ処理部の気象データ編成制御装置15dに入力される。気象データ編成データ処理回路15cは気象データ編成制御装置15dの制御により入力された気象データをデータ処理する(SG15b)。ここで、データ処理とは、通信のパケットの組立て・解析およびタイミング処理の通信処理を意味する。データ処理されたデータ信号SG15cは、変調部15bで変調された気象データSG15d(下りデータ信号D11)として、出側気象データ編成インターフェース部15aから副幹線L15→主幹線L10上の分岐器N15および主幹線L10の経路で主装置17に伝送される。なお、図6の説明図において、データ、音声はヘッダが付加された図示のようなパケット形式で伝送され、時間軸は幹線の通信パケット形式、周波数軸は周波数多重の形式、T1は1パケット時間長をそれぞれ示す。また、信号f3は下りデータ信号(配信画像信号)D11を示す。
【0032】
主装置17(図3)では、伝送されてきたデータ信号D11が主幹線側インターフェース部17a(SG17q)を介して復調部17bで気象データSG17rに復調され、復調された気象データSG17rが主装置制御部17hの制御により主装置データ処理部17dでデータ処理されたデータ信号SG17sとして主装置制御部17hに蓄積される。蓄積されたデータ信号SG17tは、主装置制御部17hの制御により画像合成部17iにおいて画像合成された気象映像信号SG17uとして画像切替部17kに出力される。画像切替部17kでは、主装置制御部17hの制御(SG17v)により、気象映像信号SG17uと、集合玄関機18から副幹線L17を伝送されてきた玄関側インターフェース部17gからの訪問者映像信号SG17eが復調部17lにて復調された訪問者映像信号SG17fとの画像が切替えられ、切替えられたデータ信号SG17wは、変調部17jで変調されたデータ信号SG17x(上り気象情報D12)として、主幹線側インターフェース部17aから主幹線L10および主幹線L10上の各分岐器N11〜N14→各副幹線L11〜L14の経路で居室端末機11〜14にそれぞれ伝送される。ここで、データ処理とは、通信のパケットの組立て・解析およびタイミング処理の通信処理を意味する。
【0033】
居室端末機、ここでは居室端末機11(図4)では、伝送されてきたデータ信号SG17x(上り気象情報D12)が、幹線側インターフェース部11a(SG11s)→復調部11i(SG11t)→A/D変換器11j(SG11u)の経路で画像メモリ11kに記憶される。ここで、居室端末機11において気象データ編成部16からの気象情報を得たいときに、気象情報確認ボタン114(図2(a)、図4)を操作すると、居室端末機制御装置11gの制御(SG11v)により、画像メモリ11kに記憶された気象情報SG11wが、モニタインターフェース部11l(SG11x)を介してモニタ112に出画され、温度、湿度、降雨の気象情報が得られる(図2(c)に示す112b、112c、112d)。なお、図6の説明図において、データ部に気象センサ情報が埋め込まれ、信号f1は上り気象情報D12と音声信号を示す。f2は下りデータと音声信号を示すが、その詳細は特徴ではないので、その説明は省略する。
【0034】
また、居室端末機では、降雨センサS3から気象データ編成部16で気象データが検知されると、主装置17から伝送されてきたデータ信号SG17x(上り気象情報D12)が幹線側インターフェース部11a(SG11s’)→復調部11b(SG11t’)→端末データ処理部11d(SG11u’)→居室端末機制御装置11g(SG11v’)の経路でアラーム発生部11hを駆動して降雨の気象情報の警報音信号(SG11w’)を発生させ、拡声スピーカ113から降雨警報音(AR11)を放音する。
【0035】
このように発明の集合住宅インターホン装置によれば、各種センサからの気象情報は、一旦メモリ、制御装置に蓄積されて配信されるので、過去のデータに遡って、グラフ表示等で確認することも可能である。また、気象情報のサービスは画面で配信されるため画面デザインの変更や放送のように常時モニタも可能である。
【0036】
なお、上記実施例では気象の情報を入手することについて説明したが、外部情報としてJJY(時報)や、防災無線等にアクセスして配信することもできる。
【発明の効果】
【0037】
以上の説明から明らかなように、本発明の集合住宅インターホン装置によれば、気象データを検知する各種センサからの気象データを編成処理し、居室端末機に配信して集合住宅近傍における地域気象の情報を入手することによって居室毎に設備を追加しなくても住戸の居室端末機を用いて外気温や降雨状況の確認が可能になる。このため、多棟の集合住宅を含めて構内網を使用して身近な地域気象情報を収集できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の集合住宅インターホン装置の一実施例を示す図。
【図2】 (a)は本発明の集合住宅インターホン装置で使用される居室端末機の平面図、(b)は本発明の集合住宅インターホン装置で使用される居室端末機におけるモニタで出画される訪問者の画像表示画面図、(c)は本発明の集合住宅インターホン装置で使用される居室端末機におけるモニタで出画される気象情報表示画面図。
【図3】 本発明の集合住宅インターホン装置で使用される主装置のブロック図。
【図4】 本発明の集合住宅インターホン装置で使用される居室端末機のブロック図。
【図5】 本発明の集合住宅インターホン装置で使用される気象データ編成インターフェースのブロック図。
【図6】 本発明の集合住宅インターホン装置で使用される信号の説明図。
【符号の説明】
18‥‥‥集合玄関機
L17‥‥‥副幹線
17‥‥‥主装置
L10‥‥‥主幹線
11〜14‥‥‥複数の居室端末機
113‥‥‥拡声スピーカ
Ca‥‥‥カメラ
112‥‥‥モニタ
1‥‥‥集合住宅
S1‥‥‥温度センサ
S2‥‥‥湿度センサ
S3‥‥‥降雨センサ
16‥‥‥気象データ編成部
15e‥‥‥入側気象データ編成インターフェース部
15c‥‥‥気象データ編成データ処理回路(気象データ編成データ処理部)
15d‥‥‥気象データ編成制御装置(気象データ編成データ処理部)
15a‥‥‥出側気象データ編成インターフェース部
15‥‥‥気象データ編成インターフェース
17d‥‥‥主装置データ処理部
17h‥‥‥制御装置(主装置制御部)
17i‥‥‥画像合成部
17k‥‥‥画像切替部
17j‥‥‥音声伝送部(変調部)
11d‥‥‥端末データ処理部
11k‥‥‥画像メモリ
114‥‥‥気象情報確認ボタン
Claims (2)
- 集合玄関機(18)を副幹線(L17)で主装置(17)と接続し、前記主装置を主幹線(L10)で複数の居室端末機(11〜14)とバス接続し、前記集合玄関機で前記居室端末機を選局して前記居室端末機の拡声スピーカ(113)から呼出し、前記集合玄関機のカメラ(Ca)で撮像された訪問者映像信号を前記居室端末機のモニタ(112)で出画し、前記集合玄関機と前記居室端末機とで通話を行なう集合住宅インターホン装置であって、
前記集合住宅インターホン装置は、集合住宅(1)近傍における気象データを検知する温度センサ(S1)、湿度センサ(S2)、降雨センサ(S3)を収納した気象データ編成部(16)と、前記気象データ編成部に接続された入側気象データ編成インターフェース部(15e)、前記入側気象データ編成インターフェース部から入力される前記気象データをデータ処理する気象データ編成データ処理部(15c、15d)、データ処理されたデータ信号を前記主幹線に伝送する出側気象データ編成インターフェース部(15a)を有する気象データ編成インターフェース(15)とを備え、
前記主装置は、伝送されてきたデータ信号をデータ処理する主装置データ処理部(17d)と、データ処理されたデータ信号を蓄積する制御装置(17h)と、蓄積されたデータ信号を画像合成する画像合成部(17i)と、画像合成された気象映像信号と前記訪問者映像信号を画像切替え前記主幹線に伝送する画像切替部(17k)と、前記データ処理され蓄積されたデータ信号を前記主幹線に伝送する音声伝送部(17j)とを備え、
前記居室端末機は、前記主装置から伝送されてきたデータ信号をデータ処理する端末データ処理部(11d)と、データ処理されたデータ信号を蓄積する画像メモリ(11k)と、前記気象データ編成部からの気象情報を得たいときに操作され温度、湿度、降雨の気象情報のデータ信号を前記居室端末機の前記モニタで出画するための気象情報確認ボタン(114)とを備えることを特徴とする集合住宅インターホン装置。 - 前記降雨の気象情報のデータ信号を前記拡声スピーカから警報するための居室端末機制御装置(11g)を備えることを特徴とする請求項1記載の集合住宅インターホン装置。
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