JP2001231031A - 集合住宅用テレビドアホン装置 - Google Patents
集合住宅用テレビドアホン装置Info
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- JP2001231031A JP2001231031A JP2000041603A JP2000041603A JP2001231031A JP 2001231031 A JP2001231031 A JP 2001231031A JP 2000041603 A JP2000041603 A JP 2000041603A JP 2000041603 A JP2000041603 A JP 2000041603A JP 2001231031 A JP2001231031 A JP 2001231031A
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- color
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- circuit
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- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】居室親機のモニタが、カラーモニタまたは白黒
モニタ何れの場合においても常に鮮明な映像を出画させ
る。 【解決手段】集合玄関子機1を主装置2を介して居室親
機3a、3b、3c、・・・に接続し、来訪者が集合玄関
子機の呼出ボタン10を押下することにより、呼出先で
ある居室親機のデータ送信回路42は、予め設定されて
いる自己のモニタがカラーモニタであるか白黒モニタで
あるかの種別コードを呼出・通話終了後において主装置
を介して集合玄関子機に送信する。集合玄関子機の記憶
回路12aは、呼出先の居室親機から送信されてきた種
別コードを居室親機毎に記憶し、記憶されている種別コ
ードがカラーモニタである場合にはカラー映像信号を出
力させ、白黒モニタである場合にはカラー映像信号から
色信号を遮断した白黒映像信号を出力させるようにカラ
ーカメラ部13の映像選択回路24を制御する。
モニタ何れの場合においても常に鮮明な映像を出画させ
る。 【解決手段】集合玄関子機1を主装置2を介して居室親
機3a、3b、3c、・・・に接続し、来訪者が集合玄関
子機の呼出ボタン10を押下することにより、呼出先で
ある居室親機のデータ送信回路42は、予め設定されて
いる自己のモニタがカラーモニタであるか白黒モニタで
あるかの種別コードを呼出・通話終了後において主装置
を介して集合玄関子機に送信する。集合玄関子機の記憶
回路12aは、呼出先の居室親機から送信されてきた種
別コードを居室親機毎に記憶し、記憶されている種別コ
ードがカラーモニタである場合にはカラー映像信号を出
力させ、白黒モニタである場合にはカラー映像信号から
色信号を遮断した白黒映像信号を出力させるようにカラ
ーカメラ部13の映像選択回路24を制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は集合住宅用テレビド
アホン装置に係り、特に親機モニタがカラーモニタまた
は白黒モニタ何れの場合においても、来訪者や外景の映
像を鮮明に映し出すことができる集合住宅用テレビドア
ホン装置に関する。
アホン装置に係り、特に親機モニタがカラーモニタまた
は白黒モニタ何れの場合においても、来訪者や外景の映
像を鮮明に映し出すことができる集合住宅用テレビドア
ホン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、玄関等に設置した玄関子機に
照明付カメラを備え、当該カメラから送信される映像を
室内に設置した親機のモニタにて出画させ、室内の居住
者が玄関等の来訪者の映像を確認しながら通話を行なう
ことができる集合住宅用テレビドアホン装置として、図
3のブロック図に示す構成の集合住宅用テレビドアホン
装置が提案されている。
照明付カメラを備え、当該カメラから送信される映像を
室内に設置した親機のモニタにて出画させ、室内の居住
者が玄関等の来訪者の映像を確認しながら通話を行なう
ことができる集合住宅用テレビドアホン装置として、図
3のブロック図に示す構成の集合住宅用テレビドアホン
装置が提案されている。
【0003】同図に示す集合住宅用テレビドアホン装置
は、集合住宅をなす玄関等(以下、集合玄関と称す)に
設置された集合玄関子機51を、主装置52を介して複
数の室内(以下、住戸内と称す)に設置された(複数
の)居室親機53a、53b、53c、・・・に接続し構
成されている。
は、集合住宅をなす玄関等(以下、集合玄関と称す)に
設置された集合玄関子機51を、主装置52を介して複
数の室内(以下、住戸内と称す)に設置された(複数
の)居室親機53a、53b、53c、・・・に接続し構
成されている。
【0004】集合玄関子機51には、呼出ボタン60、
送受話部61、制御回路62、カラーカメラ部63、照
明部64、変調器65、平衡・不平衡回路66、電源回
路67が備えられている。また、カラーカメラ部63に
は、撮像素子70、AGCアンプ71、デジタル信号処
理回路72、タイミングコントローラ73、フィルタ回
路74a、74b、加算回路75が備えられている。
送受話部61、制御回路62、カラーカメラ部63、照
明部64、変調器65、平衡・不平衡回路66、電源回
路67が備えられている。また、カラーカメラ部63に
は、撮像素子70、AGCアンプ71、デジタル信号処
理回路72、タイミングコントローラ73、フィルタ回
路74a、74b、加算回路75が備えられている。
【0005】主装置52には、通話制御回路80、映像
制御回路81が備えられている。
制御回路81が備えられている。
【0006】居室親機53a、53b、53c、・・・は
それぞれ同様な構成であり、送受話部90、モニタ9
1、データ送受信・送受話回路92、復調器93、電源
回路94が備えられている。
それぞれ同様な構成であり、送受話部90、モニタ9
1、データ送受信・送受話回路92、復調器93、電源
回路94が備えられている。
【0007】このように構成された集合住宅用テレビド
アホン装置において、集合玄関の来訪者が、集合住宅を
なす複数の住戸内の居住者、ここでは居室親機53aが
設置された住戸内の居住者を呼出すために、集合玄関子
機51の呼出ボタン60を押下すると、この操作を検出
した制御回路62は、送受話部61と主装置52の通話
制御回路80との間の信号伝送路を形成するとともに、
所定のアドレス情報、例えば居室番号を付加した居室呼
出信号を通話制御回路80に出力する。
アホン装置において、集合玄関の来訪者が、集合住宅を
なす複数の住戸内の居住者、ここでは居室親機53aが
設置された住戸内の居住者を呼出すために、集合玄関子
機51の呼出ボタン60を押下すると、この操作を検出
した制御回路62は、送受話部61と主装置52の通話
制御回路80との間の信号伝送路を形成するとともに、
所定のアドレス情報、例えば居室番号を付加した居室呼
出信号を通話制御回路80に出力する。
【0008】主装置52の通話制御回路80は、入力さ
れた居室呼出信号なすアドレス情報に基づいて、集合玄
関の来訪者から居室親機53aが設置された住戸内の居
住者への呼出しを検出することにより、集合玄関子機5
1の制御回路62と居室親機53aのデータ送受信・送
受話回路92との間の信号伝送路を形成するとともに、
映像制御回路81を制御し集合玄関子機51の平衡・不
平衡回路66を介して電源回路67と、居室親機53a
の電源回路94とにそれぞれ動作電源を供給させ、かつ
集合玄関子機51の平衡・不平衡回路66から居室親機
53aの復調器93までの信号伝送路を形成させる。
れた居室呼出信号なすアドレス情報に基づいて、集合玄
関の来訪者から居室親機53aが設置された住戸内の居
住者への呼出しを検出することにより、集合玄関子機5
1の制御回路62と居室親機53aのデータ送受信・送
受話回路92との間の信号伝送路を形成するとともに、
映像制御回路81を制御し集合玄関子機51の平衡・不
平衡回路66を介して電源回路67と、居室親機53a
の電源回路94とにそれぞれ動作電源を供給させ、かつ
集合玄関子機51の平衡・不平衡回路66から居室親機
53aの復調器93までの信号伝送路を形成させる。
【0009】居室親機53aの電源回路94は、主装置
52の映像制御回路81からの電源を、当該居室親機を
なす各部(回路)に動作電源として供給する。また、居
室親機53aのデータ送受信・送受話回路92は、主装
置52の通話制御回路80を介して入力された居室呼出
信号に基づいて、集合玄関の来訪者からの呼出しを検出
し、送受話部90にて呼出音を鳴動させ呼出報知する。
52の映像制御回路81からの電源を、当該居室親機を
なす各部(回路)に動作電源として供給する。また、居
室親機53aのデータ送受信・送受話回路92は、主装
置52の通話制御回路80を介して入力された居室呼出
信号に基づいて、集合玄関の来訪者からの呼出しを検出
し、送受話部90にて呼出音を鳴動させ呼出報知する。
【0010】集合玄関子機51の電源回路67は、主装
置52の映像制御回路81から平衡・不平衡回路66を
介した電源を、当該集合玄関子機をなす各部(回路)に
動作電源として供給する。また、カラーカメラ部63の
撮像素子70、AGCアンプ71、デジタル信号処理回
路72は、タイミングコントローラ73の制御によるタ
イミングで動作を開始し、照明部64は、図示しないセ
ンサの動作に連動した制御回路62の制御に基づいて点
灯/消灯する、即ち、来訪者による呼出しが夜間等に行
なわれ被写体の明度が一定値以下の場合には点灯し明度
を確保する(詳述せず)。デジタル信号処理回路72
は、撮像素子70にて撮像されAGCアンプ71を介し
て増幅された来訪者の映像信号を色信号と輝度信号とに
分離し、フィルタ回路74a、74bをそれぞれ介して
波形整形させる。加算回路75は、各フィルタ回路74
a、74bを介した色信号、輝度信号を合成しコンポジ
ット信号を生成する。このコンポジット信号は、変調器
65を介してFM変調されたFM映像信号として、平衡
・不平衡回路66、主装置52の映像制御回路81を介
して居室親機53aの復調器93に伝送される。復調器
93は、入力されたFM映像信号を復調し、モニタ91
にて来訪者の映像を出画させる。
置52の映像制御回路81から平衡・不平衡回路66を
介した電源を、当該集合玄関子機をなす各部(回路)に
動作電源として供給する。また、カラーカメラ部63の
撮像素子70、AGCアンプ71、デジタル信号処理回
路72は、タイミングコントローラ73の制御によるタ
イミングで動作を開始し、照明部64は、図示しないセ
ンサの動作に連動した制御回路62の制御に基づいて点
灯/消灯する、即ち、来訪者による呼出しが夜間等に行
なわれ被写体の明度が一定値以下の場合には点灯し明度
を確保する(詳述せず)。デジタル信号処理回路72
は、撮像素子70にて撮像されAGCアンプ71を介し
て増幅された来訪者の映像信号を色信号と輝度信号とに
分離し、フィルタ回路74a、74bをそれぞれ介して
波形整形させる。加算回路75は、各フィルタ回路74
a、74bを介した色信号、輝度信号を合成しコンポジ
ット信号を生成する。このコンポジット信号は、変調器
65を介してFM変調されたFM映像信号として、平衡
・不平衡回路66、主装置52の映像制御回路81を介
して居室親機53aの復調器93に伝送される。復調器
93は、入力されたFM映像信号を復調し、モニタ91
にて来訪者の映像を出画させる。
【0011】居室親機53aが設置された住戸内の居住
者は、送受話部90にて鳴動された呼出音とモニタ91
にて出画された映像に基づいて、集合玄関の来訪者から
の呼出しを確認し、通話を成立させるために適宜に応答
すると、送受話部90と集合玄関子機51の送受話部6
1との間で双方向通話が成立する。
者は、送受話部90にて鳴動された呼出音とモニタ91
にて出画された映像に基づいて、集合玄関の来訪者から
の呼出しを確認し、通話を成立させるために適宜に応答
すると、送受話部90と集合玄関子機51の送受話部6
1との間で双方向通話が成立する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
集合住宅用テレビドアホン装置は、上述のように構成さ
れているので、集合住宅をなす複数の住戸内に設置され
た居室親機53a、53b、53c、・・・のモニタ91
には、カラーモニタまたは白黒モニタの何れか1つしか
接続できなかった。また、集合玄関子機51のカラーカ
メラ部63から出力される映像信号は、常にコンポジッ
ト信号であるため、全居室親機53a、53b、53
c、・・・のモニタ91がカラーモニタの場合には、その
まま鮮明な映像を出画させることができるが、白黒モニ
タの場合には、コンポジット信号内の色信号成分がモニ
タ内の回路に影響を及ぼすため、この影響がドット妨害
となり画質が低下する難点があり、さらに、白黒モニタ
の場合には、モニタ前段にて色信号を除去するための回
路を付加せねばならず、本来の白黒映像信号と比較して
高域成分が減衰しフォーカスの甘い映像が出画され、呼
出された居住者が来訪者の映像を確認する際の識別度が
低下する難点があった。
集合住宅用テレビドアホン装置は、上述のように構成さ
れているので、集合住宅をなす複数の住戸内に設置され
た居室親機53a、53b、53c、・・・のモニタ91
には、カラーモニタまたは白黒モニタの何れか1つしか
接続できなかった。また、集合玄関子機51のカラーカ
メラ部63から出力される映像信号は、常にコンポジッ
ト信号であるため、全居室親機53a、53b、53
c、・・・のモニタ91がカラーモニタの場合には、その
まま鮮明な映像を出画させることができるが、白黒モニ
タの場合には、コンポジット信号内の色信号成分がモニ
タ内の回路に影響を及ぼすため、この影響がドット妨害
となり画質が低下する難点があり、さらに、白黒モニタ
の場合には、モニタ前段にて色信号を除去するための回
路を付加せねばならず、本来の白黒映像信号と比較して
高域成分が減衰しフォーカスの甘い映像が出画され、呼
出された居住者が来訪者の映像を確認する際の識別度が
低下する難点があった。
【0013】本発明は上述の難点を解消するためになさ
れたもので、集合住宅をなす複数の住戸内に設置される
居室親機のモニタが、カラーモニタまたは白黒モニタ何
れの場合においても常に鮮明な映像を出画させるため、
当該モニタが白黒モニタの場合において色信号を付加し
ない映像選択機能を備えた集合住宅用テレビドアホン装
置を提供することを目的とする。
れたもので、集合住宅をなす複数の住戸内に設置される
居室親機のモニタが、カラーモニタまたは白黒モニタ何
れの場合においても常に鮮明な映像を出画させるため、
当該モニタが白黒モニタの場合において色信号を付加し
ない映像選択機能を備えた集合住宅用テレビドアホン装
置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明による集合住宅用テレビドアホン装置
は、集合玄関子機を主装置を介して居室親機に接続し、
来訪者が集合玄関子機の呼出ボタンを押下することによ
り、居室親機に呼出しをかけて集合玄関子機のカラーカ
メラ部にて撮像された来訪者の映像をカラー映像信号と
して居室親機のモニタにて出画しながら集合玄関子機と
居室親機間で通話を行なう集合住宅用テレビドアホン装
置であって、居室親機は、自己のモニタがカラーモニタ
であるか白黒モニタであるかの種別コードを予め設定し
ておき呼出・通話終了後に種別コードを送信するデータ
送信回路を備え、集合玄関子機は、居室親機から送信さ
れてきた種別コードを居室親機毎に記憶しておくための
記憶回路と、記憶回路に記憶されている呼出された居室
親機の種別コードがカラーモニタである場合にはカラー
映像信号を出力し、白黒モニタである場合にはカラー映
像信号から色信号を遮断した白黒映像信号を出力するた
めの映像選択回路とを備えたものである。
るため、本発明による集合住宅用テレビドアホン装置
は、集合玄関子機を主装置を介して居室親機に接続し、
来訪者が集合玄関子機の呼出ボタンを押下することによ
り、居室親機に呼出しをかけて集合玄関子機のカラーカ
メラ部にて撮像された来訪者の映像をカラー映像信号と
して居室親機のモニタにて出画しながら集合玄関子機と
居室親機間で通話を行なう集合住宅用テレビドアホン装
置であって、居室親機は、自己のモニタがカラーモニタ
であるか白黒モニタであるかの種別コードを予め設定し
ておき呼出・通話終了後に種別コードを送信するデータ
送信回路を備え、集合玄関子機は、居室親機から送信さ
れてきた種別コードを居室親機毎に記憶しておくための
記憶回路と、記憶回路に記憶されている呼出された居室
親機の種別コードがカラーモニタである場合にはカラー
映像信号を出力し、白黒モニタである場合にはカラー映
像信号から色信号を遮断した白黒映像信号を出力するた
めの映像選択回路とを備えたものである。
【0015】このような集合住宅用テレビドアホン装置
において、集合玄関子機のカラーカメラ部にて撮像され
た来訪者の映像を呼出先である居室親機のモニタにて出
画するにあたり、当該モニタがカラーモニタであるか白
黒モニタであるかの種別コードは居室親機のデータ送信
回路(データ送受信・送受話回路)から主装置を介して
集合玄関子機の制御回路に伝送される。制御回路の記憶
回路は、入力された種別コードを居室親機(居室番号デ
ータ)毎に割り当てて記憶し、当該種別コードがカラー
モニタコードの場合には、映像選択回路を介してコンポ
ジット信号からなるカラー映像信号を出力させ、一方、
白黒モニタコードの場合には、映像選択回路を介してカ
ラー映像信号から色信号を遮断した白黒映像信号を出力
させることにより、白黒モニタの場合でも来訪者からの
呼出しを鮮明な映像に基づいて居住者に報知することが
できるとともに、モニタにて出画させる映像は居住者に
より自由に選択することができる。また、カラー映像の
出画時において、来訪者による呼出しが夜間等に行なわ
れた場合には、映像信号をなす色信号成分がノイズとな
り画質の低下を招き居住者は来訪者を判別しにくくなる
が、映像選択回路を介して強制的に色信号を遮断させる
ことにより、低照度下においても白黒映像ではあるが居
住者による来訪者の識別度は向上する。
において、集合玄関子機のカラーカメラ部にて撮像され
た来訪者の映像を呼出先である居室親機のモニタにて出
画するにあたり、当該モニタがカラーモニタであるか白
黒モニタであるかの種別コードは居室親機のデータ送信
回路(データ送受信・送受話回路)から主装置を介して
集合玄関子機の制御回路に伝送される。制御回路の記憶
回路は、入力された種別コードを居室親機(居室番号デ
ータ)毎に割り当てて記憶し、当該種別コードがカラー
モニタコードの場合には、映像選択回路を介してコンポ
ジット信号からなるカラー映像信号を出力させ、一方、
白黒モニタコードの場合には、映像選択回路を介してカ
ラー映像信号から色信号を遮断した白黒映像信号を出力
させることにより、白黒モニタの場合でも来訪者からの
呼出しを鮮明な映像に基づいて居住者に報知することが
できるとともに、モニタにて出画させる映像は居住者に
より自由に選択することができる。また、カラー映像の
出画時において、来訪者による呼出しが夜間等に行なわ
れた場合には、映像信号をなす色信号成分がノイズとな
り画質の低下を招き居住者は来訪者を判別しにくくなる
が、映像選択回路を介して強制的に色信号を遮断させる
ことにより、低照度下においても白黒映像ではあるが居
住者による来訪者の識別度は向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明による集合住宅用テ
レビドアホン装置を適用した好ましい形態の一実施例に
ついて、図面を参照して説明する。
レビドアホン装置を適用した好ましい形態の一実施例に
ついて、図面を参照して説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施例による集合住宅
用テレビドアホン装置の構成を示すブロック図であり、
集合住宅をなす玄関等(以下、集合玄関と称す)に設置
された集合玄関子機1を、主装置2を介して複数の室内
(以下、住戸内と称す)に設置された(複数の)居室親
機3a、3b、3c、・・・に接続し構成さている。尚、
居室親機3a、3b、3c、・・・がそれぞれ設置された
各住戸の居室番号は、101号室、102号室、103
号室、・・・に予め設定されているものとする。
用テレビドアホン装置の構成を示すブロック図であり、
集合住宅をなす玄関等(以下、集合玄関と称す)に設置
された集合玄関子機1を、主装置2を介して複数の室内
(以下、住戸内と称す)に設置された(複数の)居室親
機3a、3b、3c、・・・に接続し構成さている。尚、
居室親機3a、3b、3c、・・・がそれぞれ設置された
各住戸の居室番号は、101号室、102号室、103
号室、・・・に予め設定されているものとする。
【0018】集合玄関子機1には、集合玄関の来訪者が
住戸内の居住者を呼出すために押下する呼出ボタン10
と、来訪者が呼出した居住者との通話を成立させるため
に用いる送受話部11と、呼出ボタン10、送受話部1
1がそれぞれ接続された制御回路12と、来訪者(集合
玄関近傍も含む)の映像を撮像するカラーカメラ部13
と、図示しないセンサの動作に連動した制御回路12の
制御に基づいて点灯/消灯する照明部14と、カラーカ
メラ部13から出力された映像信号(カラー映像信号ま
たは白黒映像信号)を、カラーモニタが備えられた当該
居室親機または白黒モニタが備えられた当該居室親機の
インターフェース(図示せず)に対応させてFM変調す
る切替機能付変調器(以下、変調器と称す)15と、変
調器15を介したFM映像信号(カラーFM映像信号ま
たは白黒FM映像信号)を主装置2の映像制御回路31
に送信する平衡・不平衡回路部16と、主装置2の映像
制御回路31から平衡・不平衡回路16を介した電源
を、当該集合玄関子機をなす各部(回路)に動作電源と
して供給する電源回路17とが備えられている。
住戸内の居住者を呼出すために押下する呼出ボタン10
と、来訪者が呼出した居住者との通話を成立させるため
に用いる送受話部11と、呼出ボタン10、送受話部1
1がそれぞれ接続された制御回路12と、来訪者(集合
玄関近傍も含む)の映像を撮像するカラーカメラ部13
と、図示しないセンサの動作に連動した制御回路12の
制御に基づいて点灯/消灯する照明部14と、カラーカ
メラ部13から出力された映像信号(カラー映像信号ま
たは白黒映像信号)を、カラーモニタが備えられた当該
居室親機または白黒モニタが備えられた当該居室親機の
インターフェース(図示せず)に対応させてFM変調す
る切替機能付変調器(以下、変調器と称す)15と、変
調器15を介したFM映像信号(カラーFM映像信号ま
たは白黒FM映像信号)を主装置2の映像制御回路31
に送信する平衡・不平衡回路部16と、主装置2の映像
制御回路31から平衡・不平衡回路16を介した電源
を、当該集合玄関子機をなす各部(回路)に動作電源と
して供給する電源回路17とが備えられている。
【0019】また、制御回路12には、図2の模式図に
示すように、居室親機3a、3b、3c、・・・毎に予め
設定されている居室番号データAと、居室親機3a、3
b、3c、・・・のモニタ41の種別情報、即ち、カラー
モニタ(カラーモニタコード)M1であるか、または白
黒モニタ(白黒モニタコード)M2であるかを識別する
種別コードMとを記憶する記憶回路12aが備えられて
おり、識別結果に基づいてカラーカメラ部13の映像選
択回路24をなすスイッチ24cと、変調器15とを適
宜に制御する機能を有する。
示すように、居室親機3a、3b、3c、・・・毎に予め
設定されている居室番号データAと、居室親機3a、3
b、3c、・・・のモニタ41の種別情報、即ち、カラー
モニタ(カラーモニタコード)M1であるか、または白
黒モニタ(白黒モニタコード)M2であるかを識別する
種別コードMとを記憶する記憶回路12aが備えられて
おり、識別結果に基づいてカラーカメラ部13の映像選
択回路24をなすスイッチ24cと、変調器15とを適
宜に制御する機能を有する。
【0020】さらに、カラーカメラ部13には、被写体
を検出する撮像素子20と、撮像素子20から出力され
た電気信号を増幅するAGCアンプ21と、AGCアン
プ21を介した電気信号をデジタル画像処理し色信号と
輝度信号とに分離するデジタル信号処理回路22と、撮
像素子20、AGCアンプ21、デジタル信号処理回路
22の動作タイミングをとるタイミングコントローラ2
3と、制御回路12の記憶回路12aに記憶された呼出
先である当該居室親機のモニタ41の種別コードがカラ
ーモニタコードM1の場合には、コンポジット信号から
なるカラー映像信号を変調器15に出力し、一方、白黒
モニタコードM2の場合には、カラー映像信号から色信
号を遮断した輝度信号からなる白黒映像信号を変調器1
5に出力する映像選択回路24とが備えられている。映
像選択回路24には、デジタル信号処理回路22を介し
て分離された色信号と輝度信号とをそれぞれ波形整形す
るフィルタ回路24a、24bと、制御回路12の制御
により開成され、フィルタ回路24aを介して波形整形
された色信号の出力を遮断するスイッチ24cと、フィ
ルタ回路24aおよびスイッチ24cを介した色信号
と、フィルタ回路24bを介した輝度信号とを合成しコ
ンポジット信号からなるカラー映像信号を生成する、ま
たはフィルタ回路24bを介した輝度信号を白黒映像信
号として出力する加算回路24dとが備えられている。
を検出する撮像素子20と、撮像素子20から出力され
た電気信号を増幅するAGCアンプ21と、AGCアン
プ21を介した電気信号をデジタル画像処理し色信号と
輝度信号とに分離するデジタル信号処理回路22と、撮
像素子20、AGCアンプ21、デジタル信号処理回路
22の動作タイミングをとるタイミングコントローラ2
3と、制御回路12の記憶回路12aに記憶された呼出
先である当該居室親機のモニタ41の種別コードがカラ
ーモニタコードM1の場合には、コンポジット信号から
なるカラー映像信号を変調器15に出力し、一方、白黒
モニタコードM2の場合には、カラー映像信号から色信
号を遮断した輝度信号からなる白黒映像信号を変調器1
5に出力する映像選択回路24とが備えられている。映
像選択回路24には、デジタル信号処理回路22を介し
て分離された色信号と輝度信号とをそれぞれ波形整形す
るフィルタ回路24a、24bと、制御回路12の制御
により開成され、フィルタ回路24aを介して波形整形
された色信号の出力を遮断するスイッチ24cと、フィ
ルタ回路24aおよびスイッチ24cを介した色信号
と、フィルタ回路24bを介した輝度信号とを合成しコ
ンポジット信号からなるカラー映像信号を生成する、ま
たはフィルタ回路24bを介した輝度信号を白黒映像信
号として出力する加算回路24dとが備えられている。
【0021】主装置2には、集合玄関子機1の制御回路
12と呼出先である当該居室親機のデータ送受信・送受
話回路42間の信号伝送路を形成する通話制御回路30
と、通話制御回路30の制御により、集合玄関子機1の
平衡・不平衡回路16を介して電源回路17と呼出先で
ある当該居室親機の電源回路44とに動作電源を供給す
るとともに、集合玄関子機1の平衡・不平衡回路16か
ら呼出先である当該居室親機の復調器43までの信号伝
送路を形成する映像制御回路31とが備えられている。
12と呼出先である当該居室親機のデータ送受信・送受
話回路42間の信号伝送路を形成する通話制御回路30
と、通話制御回路30の制御により、集合玄関子機1の
平衡・不平衡回路16を介して電源回路17と呼出先で
ある当該居室親機の電源回路44とに動作電源を供給す
るとともに、集合玄関子機1の平衡・不平衡回路16か
ら呼出先である当該居室親機の復調器43までの信号伝
送路を形成する映像制御回路31とが備えられている。
【0022】居室親機3a、3b、3c、・・・はそれぞ
れ同様な構成であり、住戸内の居住者が集合玄関の来訪
者からの呼出しに応答し、通話を成立させるために用い
る送受話部40と、集合玄関子機1のカラーカメラ部1
3にて撮像された来訪者の映像を出画するカラーモニタ
または白黒モニタからなるモニタ41と、送受話部40
にて呼出音を鳴動させるとともに当該送受話部と主装置
2の通話制御回路30間において諸データ(居室呼出
し、通話音声)を送受信するとともに、モニタ41がカ
ラーモニタであるか白黒モニタであるかの種別コード
(カラーモニタコードM1または白黒モニタコードM2)
が予め設定されているデータ送受信・送受話回路42
と、主装置2の映像制御回路31を介したFM映像信号
(カラーFM映像信号または白黒FM映像信号)を復調
する復調器43と、主装置2の映像制御回路31からの
電源を、当該居室親機をなす各部(回路)に動作電源と
して供給する電源回路44とが備えられている。
れ同様な構成であり、住戸内の居住者が集合玄関の来訪
者からの呼出しに応答し、通話を成立させるために用い
る送受話部40と、集合玄関子機1のカラーカメラ部1
3にて撮像された来訪者の映像を出画するカラーモニタ
または白黒モニタからなるモニタ41と、送受話部40
にて呼出音を鳴動させるとともに当該送受話部と主装置
2の通話制御回路30間において諸データ(居室呼出
し、通話音声)を送受信するとともに、モニタ41がカ
ラーモニタであるか白黒モニタであるかの種別コード
(カラーモニタコードM1または白黒モニタコードM2)
が予め設定されているデータ送受信・送受話回路42
と、主装置2の映像制御回路31を介したFM映像信号
(カラーFM映像信号または白黒FM映像信号)を復調
する復調器43と、主装置2の映像制御回路31からの
電源を、当該居室親機をなす各部(回路)に動作電源と
して供給する電源回路44とが備えられている。
【0023】このように構成された本発明の一実施例に
よる集合住宅用テレビドアホン装置において、以下、そ
の動作について図1のブロック図、図2の模式図をそれ
ぞれ参照して説明する。
よる集合住宅用テレビドアホン装置において、以下、そ
の動作について図1のブロック図、図2の模式図をそれ
ぞれ参照して説明する。
【0024】図1のブロック図において、集合玄関の来
訪者が、集合住宅をなす複数の住戸内の居住者、ここで
は居室親機3aが設置された101号室内の居住者を呼
出すために、集合玄関子機1の呼出ボタン10を押下す
ると、この操作を検出した制御回路12は、送受話部1
1と主装置2の通話制御回路30との間の信号伝送路を
形成するとともに、記憶回路12aの居室番号データA
に予め設定されている所定のアドレス情報、ここでは呼
出先の住戸に設定されている101号室の居室番号を付
加した居室呼出信号を通話制御回路30に出力する。
訪者が、集合住宅をなす複数の住戸内の居住者、ここで
は居室親機3aが設置された101号室内の居住者を呼
出すために、集合玄関子機1の呼出ボタン10を押下す
ると、この操作を検出した制御回路12は、送受話部1
1と主装置2の通話制御回路30との間の信号伝送路を
形成するとともに、記憶回路12aの居室番号データA
に予め設定されている所定のアドレス情報、ここでは呼
出先の住戸に設定されている101号室の居室番号を付
加した居室呼出信号を通話制御回路30に出力する。
【0025】主装置2の通話制御回路30は、入力され
た居室呼出信号なすアドレス情報に基づいて、集合玄関
の来訪者から101号室内の居住者への呼出しを検出す
ることにより、集合玄関子機1の制御回路12と居室親
機3aのデータ送受信・送受話回路42との間の信号伝
送路を形成するとともに、映像制御回路31を制御し集
合玄関子機1の平衡・不平衡回路16を介して電源回路
17と、居室親機3aの電源回路44とにそれぞれ動作
電源を供給させ、かつ集合玄関子機1の平衡・不平衡回
路16から居室親機3aの復調器43までの信号伝送路
を形成させる。
た居室呼出信号なすアドレス情報に基づいて、集合玄関
の来訪者から101号室内の居住者への呼出しを検出す
ることにより、集合玄関子機1の制御回路12と居室親
機3aのデータ送受信・送受話回路42との間の信号伝
送路を形成するとともに、映像制御回路31を制御し集
合玄関子機1の平衡・不平衡回路16を介して電源回路
17と、居室親機3aの電源回路44とにそれぞれ動作
電源を供給させ、かつ集合玄関子機1の平衡・不平衡回
路16から居室親機3aの復調器43までの信号伝送路
を形成させる。
【0026】居室親機3aの電源回路44は、主装置2
の映像制御回路31からの電源を、当該居室親機をなす
各部(回路)に動作電源として供給する。また、居室親
機3aのデータ送受信・送受話回路42は、主装置2の
通話制御回路30を介して入力された居室呼出信号に基
づいて、集合玄関の来訪者からの呼出しを検出し、送受
話部90にて呼出音を鳴動させ呼出報知するとともに、
モニタ41の識別情報を付加した種別データ信号を主装
置2のデータ送受信・送受話回路30に出力する。
の映像制御回路31からの電源を、当該居室親機をなす
各部(回路)に動作電源として供給する。また、居室親
機3aのデータ送受信・送受話回路42は、主装置2の
通話制御回路30を介して入力された居室呼出信号に基
づいて、集合玄関の来訪者からの呼出しを検出し、送受
話部90にて呼出音を鳴動させ呼出報知するとともに、
モニタ41の識別情報を付加した種別データ信号を主装
置2のデータ送受信・送受話回路30に出力する。
【0027】ここで、居室親機3aのモニタ41がカラ
ーモニタの場合には、データ送受信・送受話回路42か
ら出力される種別データ信号にはカラーモニタコードM
1が付加され、一方、白黒モニタの場合には、当該種別
データ信号には白黒モニタコードM2が付加される。こ
の種別データ信号は、主装置2の通話制御回路30を介
して集合玄関子機1の制御回路12をなす記憶回路12
a内に居室番号データA毎に割り当てられ記憶される
(図2の模式図参照)。
ーモニタの場合には、データ送受信・送受話回路42か
ら出力される種別データ信号にはカラーモニタコードM
1が付加され、一方、白黒モニタの場合には、当該種別
データ信号には白黒モニタコードM2が付加される。こ
の種別データ信号は、主装置2の通話制御回路30を介
して集合玄関子機1の制御回路12をなす記憶回路12
a内に居室番号データA毎に割り当てられ記憶される
(図2の模式図参照)。
【0028】集合玄関子機1の電源回路17は、主装置
12の映像制御回路31から平衡・不平衡回路16を介
した電源を、当該集合玄関子機をなす各部(回路)に動
作電源として供給する。また、カラーカメラ部13の撮
像素子20、AGCアンプ21、デジタル信号処理回路
22は、タイミングコントローラ23の制御によるタイ
ミングで動作を開始し、照明部14は、図示しないセン
サの動作に連動して制御回路12の制御に基づいて点灯
/消灯する、即ち、来訪者による呼出しが夜間等に行な
われ被写体の明度が一定値以下の場合に点灯し明度を確
保する(詳述せず)。デジタル信号処理回路22は、撮
像素子20にて撮像されAGCアンプ21を介して増幅
された来訪者の映像信号を色信号と輝度信号とに分離す
る。さらに、映像選択回路24のスイッチ24cは、制
御回路12の記憶回路12a内に居室番号データA(1
01)に割り当てられ記憶されたモニタ種別コードMの
相違に基づいて閉成/開成する、即ち、カラーモニタコ
ードM1が識別された場合には閉成し、一方、白黒モニ
タコードM2が識別された場合には開成する。これによ
り、加算回路24dは、スイッチ24cが閉成されたカ
ラーモニタコードM1識別時においては、各フィルタ回
路24a、24bを介して波形整形された色信号、輝度
信号を合成しコンポジット信号からなるカラー映像信号
を生成する、一方、スイッチ24cが開成された白黒モ
ニタコードM2識別時においては、フィルタ24bを介
して波形整形された輝度信号を白黒映像信号として出力
する。
12の映像制御回路31から平衡・不平衡回路16を介
した電源を、当該集合玄関子機をなす各部(回路)に動
作電源として供給する。また、カラーカメラ部13の撮
像素子20、AGCアンプ21、デジタル信号処理回路
22は、タイミングコントローラ23の制御によるタイ
ミングで動作を開始し、照明部14は、図示しないセン
サの動作に連動して制御回路12の制御に基づいて点灯
/消灯する、即ち、来訪者による呼出しが夜間等に行な
われ被写体の明度が一定値以下の場合に点灯し明度を確
保する(詳述せず)。デジタル信号処理回路22は、撮
像素子20にて撮像されAGCアンプ21を介して増幅
された来訪者の映像信号を色信号と輝度信号とに分離す
る。さらに、映像選択回路24のスイッチ24cは、制
御回路12の記憶回路12a内に居室番号データA(1
01)に割り当てられ記憶されたモニタ種別コードMの
相違に基づいて閉成/開成する、即ち、カラーモニタコ
ードM1が識別された場合には閉成し、一方、白黒モニ
タコードM2が識別された場合には開成する。これによ
り、加算回路24dは、スイッチ24cが閉成されたカ
ラーモニタコードM1識別時においては、各フィルタ回
路24a、24bを介して波形整形された色信号、輝度
信号を合成しコンポジット信号からなるカラー映像信号
を生成する、一方、スイッチ24cが開成された白黒モ
ニタコードM2識別時においては、フィルタ24bを介
して波形整形された輝度信号を白黒映像信号として出力
する。
【0029】また、集合玄関子機1の変調器15は、制
御回路12の記憶回路12a内に居室番号データA(1
01)に割り当てられ記憶されたモニタ種別コードMの
相違、即ち、居室親機3aのインターフェース(図示せ
ず)に対応させて、カラーカメラ部13の映像選択回路
24をなす加算回路24dからのカラー映像信号(コン
ポジット信号)または白黒映像信号(輝度信号)を異な
る搬送波でFM変調する。変調器15を介してFM変調
されたカラーFM映像信号または白黒FM映像信号は、
平衡・不平衡回路16、主装置2の映像制御回路31を
介して居室親機3aの復調器43に伝送される。居室親
機3aの復調器43は、入力されたFM映像信号(カラ
ーFM映像信号または白黒FM映像信号)を復調し、モ
ニタ41がカラーモニタの場合にはカラー映像で、一
方、白黒モニタの場合には白黒映像により、鮮明な来訪
者の映像を出画させる。
御回路12の記憶回路12a内に居室番号データA(1
01)に割り当てられ記憶されたモニタ種別コードMの
相違、即ち、居室親機3aのインターフェース(図示せ
ず)に対応させて、カラーカメラ部13の映像選択回路
24をなす加算回路24dからのカラー映像信号(コン
ポジット信号)または白黒映像信号(輝度信号)を異な
る搬送波でFM変調する。変調器15を介してFM変調
されたカラーFM映像信号または白黒FM映像信号は、
平衡・不平衡回路16、主装置2の映像制御回路31を
介して居室親機3aの復調器43に伝送される。居室親
機3aの復調器43は、入力されたFM映像信号(カラ
ーFM映像信号または白黒FM映像信号)を復調し、モ
ニタ41がカラーモニタの場合にはカラー映像で、一
方、白黒モニタの場合には白黒映像により、鮮明な来訪
者の映像を出画させる。
【0030】居室親機3aが設置された101号室内の
居住者は、送受話部40にて鳴動された呼出音とモニタ
41にて出画された鮮明なカラー映像または白黒映像に
より、集合玄関の来訪者からの呼出しを確認し、通話を
成立させるために適宜に応答すると、送受話部40と集
合玄関子機1の送受話部11との間で双方向通話が成立
する。
居住者は、送受話部40にて鳴動された呼出音とモニタ
41にて出画された鮮明なカラー映像または白黒映像に
より、集合玄関の来訪者からの呼出しを確認し、通話を
成立させるために適宜に応答すると、送受話部40と集
合玄関子機1の送受話部11との間で双方向通話が成立
する。
【0031】また、集合玄関の来訪者による居室親機3
aが設置された101号室内の居住者への次回の呼出時
において、集合玄関子機1の呼出ボタン10の押下を検
出した制御回路12は、記憶回路12aに予め記憶され
ている種別コードMの相違、即ち、カラーモニタコード
M1または白黒モニタコードM2の相違に基づいて、カラ
ーカメラ部13の映像選択回路24をなすスイッチ24
cを閉成/開成させるとともに、変調器15を適宜に制
御することができる。
aが設置された101号室内の居住者への次回の呼出時
において、集合玄関子機1の呼出ボタン10の押下を検
出した制御回路12は、記憶回路12aに予め記憶され
ている種別コードMの相違、即ち、カラーモニタコード
M1または白黒モニタコードM2の相違に基づいて、カラ
ーカメラ部13の映像選択回路24をなすスイッチ24
cを閉成/開成させるとともに、変調器15を適宜に制
御することができる。
【0032】尚、上述の実施例では、集合玄関の来訪者
からの集合住宅をなす住戸内の居住者への呼出しを、居
室親機3aが設置された101号室内の居住者への呼出
しとして説明したが、その他の住戸内、102号室、1
03号室・・・内の居住者への呼出しの場合においても、
居室親機3b、3c、・・・のモニタ41の種別コードM
は、集合玄関子機1の制御回路12をなす記憶回路12
aに居室番号データA(102、103、・・・)毎に割
り当てられ記憶される(詳述せず)。また、カラーモニ
タが備えられた当該居室親機または白黒モニタが備えら
れた当該居室親機のインターフェースが同じものであれ
ば、集合玄関子機1の変調器15を、制御回路12の制
御により切替えて動作させる必要はない。
からの集合住宅をなす住戸内の居住者への呼出しを、居
室親機3aが設置された101号室内の居住者への呼出
しとして説明したが、その他の住戸内、102号室、1
03号室・・・内の居住者への呼出しの場合においても、
居室親機3b、3c、・・・のモニタ41の種別コードM
は、集合玄関子機1の制御回路12をなす記憶回路12
aに居室番号データA(102、103、・・・)毎に割
り当てられ記憶される(詳述せず)。また、カラーモニ
タが備えられた当該居室親機または白黒モニタが備えら
れた当該居室親機のインターフェースが同じものであれ
ば、集合玄関子機1の変調器15を、制御回路12の制
御により切替えて動作させる必要はない。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の集合住宅用テレビドアホン装置によれば、集合玄関子
機のカラーカメラ部にて撮像された来訪者の映像を呼出
先である居室親機のモニタにて出画するにあたり、当該
モニタがカラーモニタまたは白黒モニタの何れの場合に
おいても鮮明な映像が出画されるとともに、モニタは居
住者により自由に選択可能となる。また、カラー映像の
出画時において、来訪者による呼出しが夜間等に行なわ
れた場合には、映像信号をなす色信号成分がノイズとな
り画質の低下を招き居住者は来訪者を判別しにくくなる
が、映像選択回路を介して強制的に色信号を遮断させる
ことにより、低照度下においても白黒映像ではあるが居
住者による来訪者の識別度は向上する。
の集合住宅用テレビドアホン装置によれば、集合玄関子
機のカラーカメラ部にて撮像された来訪者の映像を呼出
先である居室親機のモニタにて出画するにあたり、当該
モニタがカラーモニタまたは白黒モニタの何れの場合に
おいても鮮明な映像が出画されるとともに、モニタは居
住者により自由に選択可能となる。また、カラー映像の
出画時において、来訪者による呼出しが夜間等に行なわ
れた場合には、映像信号をなす色信号成分がノイズとな
り画質の低下を招き居住者は来訪者を判別しにくくなる
が、映像選択回路を介して強制的に色信号を遮断させる
ことにより、低照度下においても白黒映像ではあるが居
住者による来訪者の識別度は向上する。
【図1】本発明の一実施例による集合住宅用テレビドア
ホン装置の構成を示すブロック図。
ホン装置の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の一実施例による集合住宅用テレビドア
ホン装置にて用いられ、居室親機が設置された住戸の居
室番号データ、および居室親機のモニタがカラーモニタ
であるか、または白黒モニタであるかを示す種別コード
が記憶された記憶回路の模式図。
ホン装置にて用いられ、居室親機が設置された住戸の居
室番号データ、および居室親機のモニタがカラーモニタ
であるか、または白黒モニタであるかを示す種別コード
が記憶された記憶回路の模式図。
【図3】従来の集合住宅用テレビドアホン装置の構成を
示すブロック図。
示すブロック図。
1・・・・・集合玄関子機 2・・・・・主装置 3a、3b、3c・・・ ・・・・・(複数の)居室親機 10・・・・・呼出ボタン 12a・・・・・記憶回路 13・・・・・カラーカメラ部 24・・・・・映像選択回路 41・・・・・モニタ 42・・・・・データ送信回路(データ送受信・送受話回
路)
路)
フロントページの続き Fターム(参考) 5C054 AA02 CD06 DA08 EA01 EE07 EF02 EG08 FB01 FB03 FE22 GA04 HA22 5C066 AA01 CA03 DC01 DC06 EA23 GA03 GA05 KC01 KE07 KF01 KG01 5K038 AA05 CC00 CC02 DD08 DD15 DD23 FF01 FF04
Claims (1)
- 【請求項1】集合玄関子機(1)を主装置(2)を介し
て居室親機(3a、3b、3c、・・・)に接続し、来訪
者が前記集合玄関子機の呼出ボタン(10)を押下する
ことにより、前記居室親機に呼出しをかけて前記集合玄
関子機のカラーカメラ部(13)にて撮像された前記来
訪者の映像をカラー映像信号として前記居室親機のモニ
タ(41)にて出画しながら前記集合玄関子機と前記居
室親機間で通話を行なう集合住宅用テレビドアホン装置
であって、 前記居室親機は、自己のモニタがカラーモニタであるか
白黒モニタであるかの種別コードを予め設定しておき呼
出・通話終了後に前記種別コードを送信するデータ送信
回路(42)を備え、 前記集合玄関子機は、前記居室親機から送信されてきた
種別コードを居室親機毎に記憶しておくための記憶回路
(12a)と、前記記憶回路に記憶されている呼出され
た居室親機の前記種別コードが前記カラーモニタである
場合には前記カラー映像信号を出力し、前記白黒モニタ
である場合には前記カラー映像信号から色信号を遮断し
た白黒映像信号を出力するための映像選択回路(24)
とを備えたことを特徴とする集合住宅用テレビドアホン
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000041603A JP2001231031A (ja) | 2000-02-18 | 2000-02-18 | 集合住宅用テレビドアホン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000041603A JP2001231031A (ja) | 2000-02-18 | 2000-02-18 | 集合住宅用テレビドアホン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001231031A true JP2001231031A (ja) | 2001-08-24 |
Family
ID=18564819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000041603A Withdrawn JP2001231031A (ja) | 2000-02-18 | 2000-02-18 | 集合住宅用テレビドアホン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001231031A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006128860A (ja) * | 2004-10-27 | 2006-05-18 | Oki Electric Ind Co Ltd | 映像信号生成回路 |
US10652378B2 (en) | 2016-03-28 | 2020-05-12 | Aiphone Co., Ltd. | Intercom system |
-
2000
- 2000-02-18 JP JP2000041603A patent/JP2001231031A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006128860A (ja) * | 2004-10-27 | 2006-05-18 | Oki Electric Ind Co Ltd | 映像信号生成回路 |
US10652378B2 (en) | 2016-03-28 | 2020-05-12 | Aiphone Co., Ltd. | Intercom system |
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Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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