JP4198023B2 - ボタン付けミシン - Google Patents

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本発明は、力ボタン付き布地の根巻きを行うボタン付けミシンに関する。
従来の根巻きを行うボタン付けミシンは、上下動する縫い針と、ボタンを保持するボタン保持手段と、その先端部にボタンを縫着すべき布を折曲させる折曲部を有し、折曲された布を待機位置から縫い針の上下動経路中となる縫製位置に誘導可能に支持された板状の布保持部材とを備えている(例えば、特許文献1参照)。
そして、布保持部材の折曲部が縫い針の上下動方向にほぼ直交する方向に向けられ、且つ折曲部の先端がほぼ縫い針の上下動経路上となるように布保持部材が位置決めされると共に、ボタン保持手段は折曲部の平面に沿うようにボタンを保持し、縫製が行われる。これにより、布保持部材の折曲部において折曲された布に対してすくい縫いによるボタン付けが行われる。
さらに、ボタン保持手段が、折曲部の先端側においてボタンを立てた状態で保持し、縫い針を布とボタンの間の根糸を挟んでその両側に交互に針落ちをさせることで根巻き縫製が行われていた。
特開平2002−355453号公報(第20図)
しかしながら、上記従来技術は、板状の布保持部材の先端における折曲部においてボタン及び布を保持して根巻き縫いを行う構成のため、ボタンを力ボタンと共に縫着した場合には、力ボタンが邪魔となって布保持部材に布を保持させることができないという問題があった。
特に、ボタンを力ボタンと共に縫製することを可能とする機能を有するミシンにあっては、その後の工程となる根巻き縫製が行えない場合に、ボタン付け作業の作業効率が著しく低下しすることが問題となっていた。
上記問題の解決手段として、縫い針の針落ち位置にて、力ボタン付き布地を保持する治具を必要に応じて後付けすることも考えられるが、このような場合であっても、針落ち位置に対して保持される力ボタン付き布地の根糸を正確に位置決めする必要があり、かかる位置決め作業の伴う治具の設置作業が繁雑であり、十分な作業効率の改善には至らないという問題があった。
本発明は、力ボタン付き布地に対する根巻き縫製作業の高効率化をその目的とする。
請求項1記載の発明は、上下動する縫い針と、ボタンを保持するボタン保持手段と、その先端部にボタンを縫着すべき布を折曲させる折曲部を有し、折曲された布を待機位置から縫い針の上下動経路中となる縫製位置に誘導可能に支持された板状の布保持部材と、布保持部材の折曲部で布を押さえる布押さえと、ボタン保持手段に保持されたボタン又は縫い針の少なくともいずれか一方を、縫い針の上下動と交差する方向に沿って相対的に移動させる針落ち位置移動手段とを備え、ボタンを布に縫着するボタン付け縫いと、ボタン付け縫いにより布とボタンとの間に渡された根糸の両側に順次針落ちさせながら根巻き縫いを行うボタン付けミシンにおいて、布保持部材に、ボタンを力ボタンと共に縫着された布地を保持する力ボタン付き布地保持手段を設け、当該力ボタン付き布地保持手段が、布とボタンとの間に渡された根糸を、縫い針の上下動経路中に配置する縫製位置とそこから退避した退避位置とに切替可能に支持されている、という構成を採っている。
上記構成において、力ボタンを使用しないでボタン付けのすくい縫いによる縫製を行う場合には、予め力ボタン付き布地保持手段を退避位置に切り替えておき、布保持手段の折曲部に折曲状態で布が装着されると共に、布保持部材を待機位置から縫製位置に切り替え、布押さえにより折曲部の布を固定する。これにより、折曲部の先端部は針落ち位置近傍にセットされる。また、針落ち位置においてボタンが折曲部の平面に沿ってボタン保持手段により保持される。かかる状態で、縫い針が上下動を行うと共に、針落ち位置移動手段により、ボタンの二つの糸通し穴に対して縫い針が交互に上下動して挿通され、すくい縫いによるボタン付けが行われる。
さらに、すくい縫いから根巻き縫製を行う場合には、ボタン保持手段により、ボタンが折曲部の先端側において90°回転されて起立され、針落ち位置移動手段により、根糸を挟んでその両側に交互に針落ちさせる。
一方、ボタンが力ボタンと共に縫着された布地に根巻き縫製を行う場合は、当該布地が保持された力ボタン付き布地保持手段がその縫製位置に切り替えられる。これにより、保持された布地の布とボタンとの間に渡された根糸が縫い針の上下動経路(針落ち位置)中に配置され、針落ち位置移動手段により、根糸を挟んでその両側に交互に針落ちさせて根巻き縫製が行われる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明と同様の構成を備えると共に、布押さえは、下降動作により布保持部材の折曲部で布の押さえを行い、力ボタン付き布地保持手段は、布押さえの下降動作に伴いその縫製位置に固定される、という構成を採っている。
上記構成では、請求項1記載の発明と同様の作用を奏すると共に、布保持部材の折曲部に装着された布地は下降移動する布押さえにより挟持状態に保持される。そして、かかる挟持により折曲部先端において折り返した状態となる布地に対して返し縫い縫製が行われる。
また、力ボタン付き布地に対して根巻き縫製を行う場合には、力ボタン付き布地を装着された力ボタン付き布地保持手段が下降移動する布押さえにより挟持状態に保持される。そして、かかる挟持により固定状態に保持された力ボタン付き布地に対して根巻き縫い縫製が行われる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明と同様の構成を備えると共に、布押さえは、布保持部材が縫製位置にあるときに折曲部に圧接する第一の圧接保持部と、縫製位置にある力ボタン付き布地保持手段に圧接する第二の圧接保持部とを備え、力ボタン付き布地保持手段に、第二の圧接保持部が圧接する被圧接部を設ける、という構成を採っている。
上記構成では、請求項2記載の発明と同様の作用を奏すると共に、布保持部材の折曲部に装着された布地は、布押さえの下降移動の際に、その第一の圧接保持部により圧接状態で保持される。そして、かかる挟持により折曲部先端において折り返した状態となる布地に対してすくい縫い縫製が行われる。
また、力ボタン付き布地に対して根巻き縫製を行う場合には、力ボタン付き布地を装着された力ボタン付き布地保持手段に設けられた被圧接部が、布押さえの下降移動の際に、その第二の圧接保持部により圧接されて保持される。そして、かかる挟持により固定状態に保持された力ボタン付き布地に対して根巻き縫い縫製が行われる。
請求項4記載の発明は、上下動する縫い針と、ボタンを保持するボタン保持手段と、ボタンを縫着すべき布の下方で力ボタンを保持する力ボタン保持手段と、ボタン保持手段に保持されたボタンと力ボタン保持手段に保持された力ボタン又は縫い針の少なくともいずれか一方を、縫い針の上下動と交差する方向に沿って相対的に移動させる針落ち位置移動手段とを備え、ボタンを力ボタンと共に布に縫着するボタン付けミシンにおいて、ボタンを力ボタンと共に縫着された布地を保持すると共に、布とボタンとの間に渡された根糸を、縫い針の上下動経路中に配置可能な力ボタン付き布地保持手段を備える、という構成を採っている。
上記構成では、力ボタンを使用して通常のボタン付け縫製を行う場合には、力ボタン付き布地保持手段は使用せず、力ボタン保持手段上に布地を載置すると共にボタン保持手段によりその上方でボタン保持を行い、縫い針の上下動により縫製を行う。
一方、ボタンが力ボタンと共に縫着された布地に根巻き縫製を行う場合は、当該布地が保持された力ボタン付き布地保持手段を縫い針下方の所定位置に配置する。これにより、保持された布地の布とボタンとの間に渡された根糸が縫い針の上下動経路(針落ち位置)中に配置され、針落ち位置移動手段により、根糸を挟んでその両側に交互に針落ちさせて根巻き縫製が行われる。
なお、かかる構成では請求項1記載の発明の構成のように、力ボタン付き布地保持手段を縫製位置と退避位置とに切り替え可能に設けても良いし、力ボタン付き布地保持手段を必要に応じて所定位置に設置する構成としても良い。
請求項1記載の発明は、力ボタン付き布地保持手段を備えることから、従来のように、別構成の力ボタン付き布地保持用の治具を使用することなく、力ボタン付き布地に対する根巻き縫製を行うことが可能となる。
さらに、力ボタン付き布地保持手段は、その縫製位置と退避位置とが切り替え可能に支持されていることから、従来のように、治具の取り付け作業を要することなく、その位置切り替え操作のみにより力ボタン付き布地の根巻き縫製に移行することができ、取り付け作業の繁雑性を解消し、根巻き縫製作業の作業効率の向上を図ることが可能となる。
さらに、力ボタン付き布地保持手段は予め布保持部材に設けられているため、従来の如く治具の取り付けの際に必要となる適切な位置への取り付け位置調節を不要とし、位置調節作業の繁雑性を解消し、さらなる作業効率の向上を図ることが可能となる。
請求項2又は3記載の発明は、単一の構成である布押さえの下降動作により、布保持部材の折曲部における布地の保持と力ボタン付き布地保持手段の保持の両方が行われることから、一つの構成の一つの動作により二つの機能が実現し、装置構成の簡略化を図り、生産性の向上を図ると共に、動作工程の簡略化により作業効率の向上を図ることが可能となる。
請求項4記載の発明は、力ボタン付き布地保持手段を備えることから、従来のように、別構成の力ボタン付き布地保持用の治具を使用することなく、力ボタン付き布地に対する根巻き縫製を行うことが可能となる。
また、力ボタンを用いたボタン縫着を行う機能を備えることから、力ボタンを用いた縫着と、その根巻き縫製とを一つのミシンにより実行することができ、複数ミシン間での移動作業を解消し、縫製作業効率の向上を図ることが可能となる。
(発明の実施形態の全体構成)
以下、本発明の実施形態たるボタン付けミシン10について図1乃至図11に基づいて説明する。
上記ボタン付けミシン10は、その全体が、その下部に位置するミシンベッドと、ミシンベッドの一端部から上方に立ち上げられたミシン立胴部(図示略)と、ミシン立胴部の上方からミシンベッドに沿うように延設されたミシンアーム(図示略)とから構成され、これらからなるその概略的な外形が略コ字状に形成されている。図1は、ボタン付けミシン10のミシンベッドの一端部における主要な構成を示す斜視図である。
なお、ボタン付けミシン10の構成を説明するにあたって、後述する縫い針11の上下動方向(垂直方向)をZ軸方向とし、これと直交する方向であってミシンベッド及びミシンアームの長手方向をY軸方向とし、Z軸方向及びY軸方向の双方に直交する方向をX軸方向とする。
ボタン付けミシン10は、図示しない針上下動機構により上下動する縫い針11と、ボタンBを保持するボタン保持手段20と、縫い針11をX軸方向に沿って揺動させる第一の針落ち位置移動手段としての図示しない針振り機構と、ベタ縫いによるボタン付け縫製及び力ボタンPを用いたボタン付け縫製においてボタンBを縫着すべき布Cを載置する針板12と、針板12に載置された布Cの下方で力ボタンPを保持する力ボタン保持手段13と、針板12上に載置された布Cを保持する第一の布押さえ14と、縫い針11の下方であってミシンベッド内において縫い針11から縫い糸を捕捉してループを形成する図示しないルーパ機構と、後述するすくい縫いを行う際に先端部にボタンBを縫着すべき布を折曲させる折曲部31を有する布保持部材30と、布保持部材の折曲部で布を押さえる第二の布押さえ40と、布保持部材30に設けられ、ボタンBを力ボタンPと共に縫着された布地Cを保持する力ボタン付き布地保持手段50とを備えている。以下、各部を詳説する。
(縫い針、針上下動機構及び針振り機構)
縫い針11は、図示しない針棒の下端部に保持され、針棒は、図示しない針棒支持枠によりその長手方向に沿って往復可能に支持されている。針棒支持枠はミシンの各構成を支持する本体フレームにより、Y軸方向に沿った揺動軸により揺動可能に支持されており、これにより、針棒及び縫い針11を上下動と共にX軸方向に沿った揺動を可能とする。
針上下動機構は、縫い針11の上下動の駆動源となるミシンモータからのトルク出力を上下方向の往復動作に変換して針棒に伝える例えばクランク機構からなり、ミシンモータの回転数に応じて縫い針11に上下動駆動力の付与を行う。
針振り機構は、ミシンモータとは別の駆動源を備え、ミシンモータの回転周期に同期して縫い針11にX軸方向に沿った往復揺動力の付与を行う。前述したミシンモータはその回転数がエンコーダにより検出され、その検出回転数により針振り周期の同期が図られるようになっている。
このように針振りが行われるのは、ボタン付け縫製時においてボタンの糸通し穴と縫い針11との位置調節の必要を生じる場合があることと、根巻き縫製にあってはボタンの根糸(後述)を挟んでその両側に交互に針落ちを行わねばならないという事情によるためである。なお、針振りの幅は調節可能となっており、不要な場合には針振りは行われない。
(針板及び第一の布押さえ)
針板12は、ミシンベッドの上面であって、縫い針11の下方近傍に配置されている。この針板12は、その上面がX−Y平面に平行な平滑面となっており、ベタ縫いを行う際の布地Cが載置される。なお、ベタ縫いとは、針板12上において縫い針11とほぼ垂直に広げられた状態で布地Cが設置されると共に、その上に布地Cに沿った状態でボタンBが配置され、その上方から布地Cの裏面まで縫い針11及び縫い糸が突き通されて行われる縫製をいう。
第一の布押さえ14は、針板12の上方に配置されると共に上下動可能に支持されており、当該針板12に載置された布地Cに対して上方から圧接して布地Cの保持を行う。
また、ミシンベッドの上部は、図示しない駆動源によりY軸方向に沿って移動可能に支持されており、針板12、力ボタン保持手段13、第一の布押さえ14、布保持部材30及び第二の布押さえ40は、一体的にY軸方向について移動位置決めを行うことが可能となっている。
これにより、針板12を、縫い針11の下方となるベタ縫いによる縫製可能位置と縫い針11の下方から離れた退避位置とに切り替えることが可能となっている。なお、ベタ縫い以外のすくい縫い縫製や根巻き縫製を行う場合は、針板12は退避位置に移動される。
(力ボタン保持手段)
力ボタンPとは、ボタンBの縫製を行う際に布地の裏面にボタンBと共に縫製されるボタンをいい、通常のボタンBを縫い付けるためのみに使用され、通常のボタンBと異なり、被服の開き部分を留める機能を有していない。かかる力ボタンPは、通常のボタンBと変わらない大きさのものを使用する場合もあるが、一般には通常のボタンBよりも小さいものが使用される場合が多い。
力ボタン保持手段13は、針板12において布地Cの載置面の下方に設けられている。かかる力ボタン保持手段13は、力ボタンに対してその外周における三方から加圧保持する爪を備えており、これらの爪によって力ボタンを針板12の載置面に沿った状態(力ボタンPの糸通し穴がZ軸方向に沿った状態)で保持する。なお、力ボタン保持手段13は、力ボタンPの保持を行っていない状態では、前述した爪の間に間隙が設けられており、縫い針11を針板12の下方に挿通させる。
(ボタン保持手段)
ボタン保持手段20は、ミシンベッド上方においてボタンBの保持を行い、ボタンBをX,Y,Z軸の各方向に移動位置決めすることを可能とすると共にボタンBの姿勢を可変調節することを可能とする。
即ち、ボタン保持手段20は、X,Y,Z軸の各方向に沿って移動位置決め可能な一対の保持アーム21と、ボタンBをその両側から挟持する一対の保持部材22とを備えている。即ち、一対の保持アーム21の移動によりボタンBをX−Y平面の任意の位置に移動位置決めすると共にZ軸方向に移動してボタンBの高さ調節を行う。
また、保持部材22は、それぞれ保持アーム21の先端部に設けられると共にX軸方向を中心として回転駆動して角度調節可能となっている。これにより、一対の保持部材22により保持されたボタンBをX軸方向を中心に回転させて姿勢を変化させ、角度調節を行うことを可能としている。かかるボタンBの角度調節機能は、力ボタンを使用しない縫製であって、後述するすくい縫いから根巻き縫製の一連の作業を行う場合に使用される。即ち、すくい縫いの際にはボタンBをX−Y−平面に沿った状態(その糸通し穴がZ軸方向に沿った状態)に維持し、根巻き縫製の際には90°回転させた状態(その糸通し穴がY軸方向に沿った状態)に維持される。
(ルーパ機構)
ルーパ機構は、ボタンBの糸通し穴及び布地Cに突き通される縫い針11から縫い糸を捕捉してループ形成を行うルーパと、ミシンモータからのトルク出力によりY軸方向を中心としてルーパを回転駆動させる動力伝達機構とを備えている。ルーパは爪を備えており、回転を行うことで下降した縫い針11から縫い糸を捕捉し、ループを拡大させる。そして、次の回転により捕捉したループを前回のループに挿通させて開放することで単糸環縫いを実現させる。
ルーパはY軸方向を中心として回転することから、縫い糸捕捉時におけるその爪はX軸方向に沿って移動することとなる。従って、前述したように縫い針11がX軸方向に沿って針振りを行う場合であっても、縫い針11から問題なく縫い糸を捕捉することが可能である。
(布保持部材)
布保持部材30は、アーム状に形成されると共にその基端部がミシンベッドによりX軸方向を中心に回動自在に支持されている。また、布保持部材30の先端部には、すくい縫いの際にボタンBを縫着すべき布を折曲させる折曲部31が設けられている。そして、布保持部材30の回動動作により、折曲部31の先端位置を縫い針11のほぼ下方とするすくい縫いのための縫製位置(図2参照)と、折曲部31を縫い針11の下方から遠ざける退避位置(図1参照)とに切り替えることが可能となっている。また、布保持部材30が縫製位置に回動操作された際に、布保持部材30を縫製位置に保持するための図示しないエアシリンダを備えており、また、手動操作により縫製位置に向かう方向への回動動作の入力を検知する図示しないセンサを備えている。これらにより、手動で布保持部材30が縫製位置へ回動されると、これが検知されて、エアシリンダが作動して折曲部31の縫い針11の下方へのセットが自動的に行われる。
折曲部31は、Y軸方向に沿って延設されており、なお且つ平板状に形成されると共にその先端部向かうに従ってその厚さが薄くなる略くさび形状に形成されている。そして、この折曲部31は、縫製位置においてその平板面がX−Y平面に沿った状態となるように設定されている。
かかる折曲部31に対して、その先端で折り返すようにして表面から裏面にかけて布地Cが保持されると共に、当該折り返し部分に対して布地Cの裏面まで貫通しないように縫い針11が突き通されることですくい縫いが行われる。なお、布地Cの保持には第二の布押さえ40による挟持動作が必要となるが、この第二の布押さえ40については後述する。
(力ボタン付き布地保持手段)
図3は力ボタン付き布地保持手段50を縫製位置に切り替えた状態を示すボタン付けミシン10の斜視図である。また、図4は力ボタン付き布地保持手段50の斜視図、図5は平面図、図6は正面図、図7は側面図、図8は布地Cを装着した状態における正面図である。なお、図4〜図8に示すX、Y、Z軸方向の表示は、力ボタン付き布地保持手段50を縫製位置にセットした状態での方向を示すものとする。
力ボタン付き布地保持手段50は、その一端部が布保持部材30における折曲部31の後方でX軸方向を中心として回動可能に支持されており、力ボタン付き布地保持手段50の非使用時には、図1,2に示すように、回動により折曲部31から離間した退避位置に配置される。また、使用時には、図3に示すように、回動により折曲部31に近接すると共に折曲部31の平面に沿った状態である縫製位置に配置される。
上記力ボタン付き布地保持手段50は、いずれも屈曲形成された金属平板からなる第一と第二の板状体51、52から主に構成されている。
第一の板状体51は、図6に示すように、その一端部が布保持部材30における折曲部31の後方でX軸方向を中心として回動可能に連結支持されており、第一の板状体51の一端部における平板面は、力ボタン付き布地保持手段50が前述した縫製位置にあるときには布保持部材30の折曲部31の平板面と近接対向し且つほぼ平行な状態となる。
また、第一の板状体51の他端部には垂直に立ち上げられた起立部51dが形成され、さらにその上端部には折り返すように屈曲して形成された連結部51aを備えており、後述する第二の板状体52の連結部52aと止めネジ54により連結される。
さらに、起立部51dの手前にはX軸方向両側に張り出された被圧接部51bが形成されている。これら被圧接部51bは、力ボタン付き布地保持手段50の使用時において後述する第二の布押さえ40により縫製位置に固定する際に用いられる。
第二の板状体52は、図6に示すように、その一端部の平板面が第一の板状体51の一端部の平面に摺接した状態で当該第一の板状体51と止めネジ53により連結されている。かかる止めネジ53は、第二の板状体52の一端部においてY軸方向に沿って貫通状態で形成された長穴52bを挿通した状態で第一の板状体51の一端部に設けられたネジ穴に差し込まれており、後述する止めネジ54及び止めネジ53を緩めると、第二の板状体52を長穴52bに沿って移動させることができる。
また、第二の板状体52の他端部には垂直に立ち上げられた起立部52dが形成され、さらにその上端部には折り返すように屈曲して形成された連結部52aを備えており、前述した第一の板状体51の連結部51aと止めネジ54により連結される。かかる止めネジ54は、第二の板状体52の連結部52aにおいてY軸方向に沿って貫通状態で形成された長穴52cを挿通した状態で第一の板状体51の連結部51aに設けられたネジ穴に差し込まれており、止めネジ53及び止めネジ54を緩めると、第二の板状体52を長穴52cに沿って移動させることができる。
さらに、第一の板状体51と第二の板状体52の他端部においてそれぞれ垂直に立ち上げられた起立部51d,52dのX軸方向における中央の上部近傍には略L字状の切り欠き51e,52eがそれぞれ形成されている。これらの切り欠き51e,52eは、図7に示すように、Y軸方向に沿って各起立部を51d,52dを見た場合に、その配置及び大きさが一致するように形成されている。
上記構成の力ボタン付き布地保持手段50に、力ボタンPと共にボタンBの取り付けが行われた布地Cを装着する場合には、力ボタン付き布地保持手段50を縫製位置に配置すると共に、各板状体51,52の起立部51d,52dの外側に布地CとボタンBとを配置すると共に力ボタンPとボタンBとの間で縫い付けられた根糸Tを各切り欠き51e,52eに挿通させる(図8参照)。これにより、各起立部51d,52dの間で根糸Tが張設状態となる。なお、根糸Tが弛まぬように、予め各止めネジ53,54を緩めた状態で各起立部51d,52dの間隔を調節しておくことが望ましい。
また、布地Cが装着された後には、各起立部51d,52dの間に縫い針11が位置するように、ミシンベッドの上部をY軸方向について移動調節し、その後、縫い針11を根糸を挟んでその両側に交互に針落ちするように針振り状態で縫製を行うことにより、根巻き縫製が行われる。
(第二の布押さえ)
図9は第二の布押さえ40に布保持部材30が挟持された状態を布保持部材30側から見た状態説明図であり、図10は第二の布押さえ40に布保持部材30と力ボタン付き布地保持手段50が挟持された状態を布保持部材30側から見た状態説明図である。
第二の布押さえ40は、ミシンベッドの端部であって、縫い針11の下方に設けられている。かかる第二の布押さえ40は、ミシンベッド端部上面においてX軸方向両端部に対となって固定装備された載置台41,41と、各載置台41の上側において当該各載置台41に接離するように上下動可能に支持された一対の押さえ部材42,42と、各押さえ部材42,42の上下駆動をそれぞれ付与するエアシリンダ43,43とを備えている。
各載置台41は、その上面がX−Y平面に沿って平滑であり、当該平滑面状に布保持部材30の折曲部31が載置される。
各押さえ部材42は、互いにX軸方向中間位置に延設されており、縫製位置にある布保持部材30の折曲部31の上面に圧接する第一の圧接保持部44と、縫製位置にある力ボタン付き布地保持手段50の被圧接部51bに圧接する第二の圧接保持部45とを備えている。
二つの第一の圧接保持部44の先端部の離間間隔は、折曲部31のX軸方向における幅よりも狭く設定されているため、各押さえ部材42が載置台41側に下降することで折曲部31を挟持して保持することが可能である。
二つの第二の圧接保持部45の先端部の離間間隔は、一方の被圧接部51bの先端部から他方の非圧接部51bの先端部までのX軸方向における幅よりも狭く設定されているため、各押さえ部材42が載置台41側に下降することで各被圧接部51bに当接して力ボタン付き布地保持手段50を挟持して保持することが可能である。
なお、折曲部31及び力ボタン付き布地保持手段50は、押さえ部材42の下降動作前の第一の圧接保持部44と第二の圧接保持部45の間に間隙を生じている状態において、Y軸方向に沿って移動することで各間隙に挿入され、その後、押さえ部材42が下降して各々の挟持を行う。
このように、各押さえ部材42は、単一の部材でありながら各々の圧接保持部44,45により個別に布保持部材30及び力ボタン付き布地保持手段50の挟持を行うことにより、単一部品の一回の動作で二つの部材を同時に効果的に保持することが可能である。
(各種縫製動作説明)
各種の縫製動作説明を行う。まず、力ボタンPを使用せずにボタンBのみを布地Cに対してすくい縫いにより取り付け、さらに根巻き縫製を行う場合を説明する。図11(A)はボタンBのみを布地Cにすくい縫いにより縫製を行う場合の動作説明図であり、図11(B)はさらに根巻き縫製を行う場合の動作説明図である。
まず、予め力ボタン付き布地保持手段50を退避位置側に回動させた状態で布保持部材30の折曲部31にその先端部にて折り返すように布地Cをセットし、布保持部材30を縫製位置側に回動させると、図示しないエアシリンダにより回動動作のアシスト駆動が行われ、折曲部31が第二の布押さえ40の載置台41と押さえ部材42との間に挿入される。さらに、押さえ部材42が下降動作を行うことにより折曲部31おいて布地Cが折り返された状態で挟持される。さらに、折曲部31の先端位置が縫い針11の下方となるようにミシンベッド上部のY軸方向への移動調節を行う。
さらに、ボタン保持手段20は、ボタンBを水平状態に維持しつつ、その糸通し穴が折曲部31の先端位置に一致するように位置決めする。そしてかかる状態で、縫い針11の上下動により単糸環縫い縫製が行われる。このとき、図11(A)に示すように、縫い針11は、折曲部31の先端において折り返す布地Cの裏面まで貫通しないように手前位置にて縫い針11を突き通してすくい縫いによる縫製を行う。
次いで、根巻き縫製を行う場合には、ボタン保持手段20は、すくい縫い後のボタンBを垂直に立てた状態で折曲部31の先端と対向する位置に位置決めする。これにより、折曲部31の先端位置からボタンBにかけて根糸Tが張設される。かかる状態で、図11(B)に示すように、縫い針11を上下動させると共に根糸Tを挟んでその両側に交互に針落ちするように針振りを行う。これにより、根糸Tに対する根巻き縫製が行われる。
次に、ベタ縫いによるボタン付け縫製について説明する。この場合、針板12の針穴が縫い針11の下方となるようにミシンベッド上部のY軸方向移動調節が行われる。また、針板12上にはボタン付けを行うべき布地Cが載置面に沿うように広げられた状態で載置され、且つ第一の布押さえ14により保持される。また、ボタン保持手段40は、ボタンを水平状態に維持して縫い針11の下方となる位置に位置決めする。かかる状態で縫い針11の上下動が行われ、ベタ縫いによるボタン付け縫製が行われる。
なお、力ボタンを用いてボタン付け縫製を行う場合には、力ボタン保持手段13に予め力ボタンPをセットしてから同様にして縫製が行われる。
次に、力ボタンPを用いてボタンBの取り付け縫製を行った布地Cに対して根巻き縫製を行う場合には、力ボタン付き布地保持手段50の各起立部51d,52d間に根糸Tが掛け渡されるように各起立部51d,52dの外側に布地CとボタンBとを配置する。そして、力ボタン付き布地保持手段50を縫製位置側に回動させた状態で布保持部材30を縫製位置にさらに回動させる。これにより、折曲部31は、第二の布押さえ40の載置台41と押さえ部材42の第一の圧接保持部44との間に挿入され、力ボタン付き布地保持手段50の被圧接部51bは第一の圧接保持部44と第二の圧接保持部45との間に挿入される。
さらに、折曲部31の先端位置が縫い針11の下方となるようにミシンベッド上部のY軸方向への移動調節を行う。
次いで、図8に示すように、縫い針11を上下動させると共に根糸Tを挟んでその両側に交互に針落ちするように針振りを行う。これにより、根糸Tに対する根巻き縫製が行われる。
(実施形態の効果)
以上のように、上記構成からなるボタン付けミシン10は、布保持部材30に回動可能な状態で力ボタン付き布地保持手段50が装備されると共にその回動により力ボタン付き布地保持手段50の退避位置と縫製位置とが切り替えることが可能であることから、例えば、力ボタン付き布地に対する根巻き縫製用の取り付け治具の取り付け作業を不要とし、力ボタン付き布地保持手段50の回動操作のみにより力ボタン付き布地Cの根巻き縫製に移行することができ、取り付け作業の繁雑性を解消し、根巻き縫製作業の作業効率の向上を図ることが可能となる。
さらに、力ボタン付き布地保持手段50は予め布保持部材30に設けられているため、従来の如く治具の取り付けの際に必要となる適切な位置への取り付け位置調節を不要とし、位置調節作業の繁雑性を解消し、さらなる作業効率の向上を図ることが可能となる。
さらに、ボタン付けミシン10は、力ボタン保持手段13を備え、力ボタンPを用いたボタンBの縫着を行う機能を備えることから、力ボタンPを用いた縫着と、その根巻き縫製とを一つのミシンにより実行することができ、複数ミシン間での移動作業を解消し、縫製作業効率の向上を図ることが可能となる。
ボタン付けミシンのミシンベッドの一端部における主要な構成を示す斜視図である。 ボタン付けミシンのミシンベッドの一端部において、布保持部材を縫製位置にした状態を示す斜視図である。 ボタン付けミシンのミシンベッドの一端部において、力ボタン付き布地保持手段を縫製位置にした状態を示す斜視図である。 力ボタン付き布地保持手段の斜視図である。 力ボタン付き布地保持手段の平面図である。 力ボタン付き布地保持手段の正面図である。 力ボタン付き布地保持手段の側面図である。 布地を装着した状態における力ボタン付き布地保持手段の正面図である。 第二の布押さえに布保持部材が挟持された状態を布保持部材側から見た状態説明図である。 第二の布押さえに布保持部材と力ボタン付き布地保持手段が挟持された状態を布保持部材側から見た状態説明図である。 図11(A)はボタンのみを布地にすくい縫いにより縫製を行う場合の動作説明図であり、図11(B)はさらに根巻き縫製を行う場合の動作説明図である。
符号の説明
10 ボタン付けミシン
11 縫い針
12 針板
13 力ボタン保持手段
14 第一の布押さえ
20 ボタン保持手段
30 布保持部材
31 折曲部
40 第二の布押さえ
41 載置台
42 押さえ部材
44 第一の圧接保持部
45 第二の圧接保持部
50 力ボタン付き布地保持手段
51 第一の板状体
51b 被圧接部
51d 起立部
51e 切り欠き
52 第二の板状体
52d 起立部
52e 切り欠き

Claims (4)

  1. 上下動する縫い針と、
    ボタンを保持するボタン保持手段と、
    その先端部にボタンを縫着すべき布を折曲させる折曲部を有し、前記折曲された布を待機位置から前記縫い針の上下動経路中となる縫製位置に誘導可能に支持された板状の布保持部材と、
    前記布保持部材の折曲部で布を押さえる布押さえと、
    前記ボタン保持手段に保持されたボタン又は前記縫い針の少なくともいずれか一方を、前記縫い針の上下動と交差する方向に沿って相対的に移動させる針落ち位置移動手段とを備え、
    前記ボタンを前記布に縫着するボタン付け縫いと、ボタン付け縫いにより布とボタンとの間に渡された根糸の両側に順次針落ちさせながら根巻き縫いを行うボタン付けミシンにおいて、
    前記布保持部材に、ボタンを力ボタンと共に縫着された布地を保持する力ボタン付き布地保持手段を設け、
    当該力ボタン付き布地保持手段が、布とボタンとの間に渡された根糸を、前記縫い針の上下動経路中に配置する縫製位置とそこから退避した退避位置とに切替可能に支持されていることを特徴とするボタン付けミシン。
  2. 前記布押さえは、下降動作により前記布保持部材の折曲部で布の押さえを行い、
    前記力ボタン付き布地保持手段は、前記布押さえの下降動作に伴いその縫製位置に固定されることを特徴とする請求項1記載のボタン付けミシン。
  3. 前記布押さえは、前記布保持部材が縫製位置にあるときに前記折曲部に圧接する第一の圧接保持部と、縫製位置にある前記力ボタン付き布地保持手段に圧接する第二の圧接保持部とを備え、
    前記力ボタン付き布地保持手段に、前記第二の圧接保持部が圧接する被圧接部を設けたことを特徴とする請求項2記載のボタン付けミシン。
  4. 上下動する縫い針と、
    ボタンを保持するボタン保持手段と、
    ボタンを縫着すべき布の下方で力ボタンを保持する力ボタン保持手段と、
    前記ボタン保持手段に保持されたボタンと前記力ボタン保持手段に保持された力ボタン又は前記縫い針の少なくともいずれか一方を、前記縫い針の上下動と交差する方向に沿って相対的に移動させる針落ち位置移動手段とを備え、
    前記ボタンを前記力ボタンと共に前記布に縫着するボタン付けミシンにおいて、
    前記ボタンを力ボタンと共に縫着された布地を保持すると共に、前記布とボタンとの間に渡された根糸を、前記縫い針の上下動経路中に配置可能な力ボタン付き布地保持手段を備えることを特徴とするボタン付けミシン。
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