JP4195993B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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本発明は、パーソナルコンピュータ,ノートブック型コンピュータなどの電子機器に搭載される光ディスク装置に関するものである。
図7は従来の光ディスク装置を示す斜視図である。
図7において、1は光ディスク装置で、光ディスク装置1は、筐体2と、筐体2に出没自在に保持されたトレイ3とを有している。筐体2は金属製の筐体部2a,2bを組み合わせて袋状の構成となっており、筐体2の開口からトレイ3が出没する。トレイ3には、裏面から光ピックアップモジュール4が取り付けられている。また、トレイ3の両側部には移動自在にレール3aが設けられ、このレール3aはトレイ3に一体に設けられたレール保持部3bに保持されている。なお、図7では一方の側部しかレール3aは設けられていなが、他方の側部に同様のレールなどが設けられている。光ピックアップモジュール4には光ディスクを回転駆動させるスピンドルモータ5と、スピンドルモータ5から外周にかけて開口6aを設けた金属製のカバー6、開口6aから一部が露出したキャリッジ7とを少なくとも有している。キャリッジ7は光ピックアップモジュール4に設けられた複数の案内シャフトに移動自在に保持されており、しかも図示していないフィードモータによって、スピンドルモータ5に近づいたり、離れたりするように移動する。8はトレイ3の前面に設けられたベゼルで、ベゼル8は筐体2の開口を塞ぐ程度の大きさで構成されている。
キャリッジ7には、高出力のレーザーダイオード等の光源,各種光学部材及び光ディスク上に光スポットを構成する対物レンズなどが搭載されている。光ディスクに記録などを行う際には、高出力の光源や、その光源を駆動するIC等が必要となってくる。その結果、光源やICの発熱がおびただしくなって、記録再生特性に影響を及ぼすことが生じてきている。特に図7に示すような光ディスク装置1においては、薄型化や小型化を求められているので、熱容量が低下し問題となっている。具体的には、筐体2の中央部分の厚みが14mm以下、更には10mm以下というような薄型の光ディスク装置1においては、特に顕著に行われる。
(特許文献1)及び(特許文献2)には、光ディスクを回転させる際に生じる空気流をキャリッジ7に導いて、冷却する方法が記載されているが、上記各特許文献は、そもそも、筐体2の中央部の厚みが14mm以下或いは10mm以下の光ディスク装置は想定していない。
特開平11−25667号公報 特開2000−231782号公報
しかしながら上記各特許文献は、そもそも、筐体2の中央部の厚みが14mm以下或いは10mm以下の光ディスク装置は想定していない。従って、上記図7に示すような薄型の光ディスク装置1に単に、空気流入路等を設けたとしても十分な冷却は困難であり、依然として熱問題が生じていた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、極めて薄型の光ディスク装置においても十分な冷却を行うことができ、記録再生特性の劣化を低減させることができる光ディスク
装置を提供することを目的とする。
本発明は、光ディスクを回転させる回転駆動手段,少なくとも光源や各種光学部材を搭載し移動自在に設けられたキャリッジ,第1の開口を設けたカバーとを備えた光ピックアップモジュールと、第2の開口を有し第2の開口から光ピックアップモジュールの一部を表出させるように光ピックアップモジュールを取り付けたトレイと、トレイを出没自在に保持する筐体とを備え、トレイの第1の主面は光ディスク装着領域部分と光ディスク装着領域部分の外側に設けられた光ディスク装着領域外部分を含み、光ディスク装着領域外部分と光ピックアップモジュールが対向するようにトレイと光ピックアップモジュールを互いに結合させ、トレイの光ディスク装着領域外部分であってしかも第1の開口と対向する部分に第3の開口を設けた。
本発明は、効率よく空気流を循環させることができるので、特に薄型及び小型化された光ディスク装置の熱対策を行うことができ、熱による記録再生特性の劣化などの不具合を抑えることができる。
請求項1記載の発明は、光ディスクを回転させる回転駆動手段,少なくとも光源や各種光学部材を搭載し移動自在に設けられたキャリッジ,第1の開口を設けたカバーとを備えた光ピックアップモジュールと、第2の開口を有し前記第2の開口から前記光ピックアップモジュールの一部を表出させるように前記光ピックアップモジュールを取り付けたトレイと、前記トレイを出没自在に保持する筐体とを備え、前記トレイの第1の主面は光ディスク装着領域部分と前記光ディスク装着領域部分の外側に設けられた光ディスク装着領域外部分を含み、前記光ディスク装着領域外部分と前記光ピックアップモジュールが対向するように前記トレイと前記光ピックアップモジュールを互いに結合させ、前記トレイの光ディスク装着領域外部分であってしかも前記第1の開口と対向する部分に第3の開口を設けたことを特徴とする光ディスク装置であり、効率よく空気流を循環させることができるので、特に薄型及び小型化された光ディスク装置の熱対策を行うことができ、熱による記録再生特性の劣化などの不具合を抑えることができる。
請求項2記載の発明は、トレイの光ディスク装着領域部分は前記トレイの一部の表面と光ピックアップモジュールのカバーの表面とを含み、前記トレイの光ディスク装着領域外部分は光ディスク装着領域部分よりも一段高くなっており、前記一段高くなった部分の第1の開口と対向する部分に第3の開口を設けたことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置であり、光ディスク装着領域において光ディスクが回転した際に生じた空気流を外部に発散させることを防止でき、効率よく第3の開口に空気流を流し込むことができる。
請求項3記載の発明は、第1の主面側に光ディスク装着して、光ディスクを回転駆動手段にて回転させることで光ディスクの外周部に生じる気体流を第3の開口を通して、トレイにおける前記第1の主面と反対側の第2の主面と前記筐体との間に導くことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置であり、比較的高温になる部材の領域に空気流を導くことができるので、冷却効率を上げることができる。
請求項4記載の発明は、第3の開口は第1の開口と光ピックアップモジュールに設けられたカバーの双方に対向して設けられたことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置であり、第3の開口の開口量を調整可能であり、冷却度合いの調整を行うことができる。
請求項5記載の発明は、第3の開口は光ディスク装着領域部分と連通して設けられてい
ることを特徴とする請求項2記載の光ディスク装置であり、光ディスク装着領域で発生した空気流を効率よく第3の開口に導くことができる。
請求項6記載の発明は、第1の開口は回転駆動手段と光ピックアップモジュールの外端の間に設けられ、前記第1の開口の回転駆動手段と反対側の端部は、トレイの前端面側に設けられたことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置であり、電子機器などに装着された際に、なるべく外気と近い部分に第3の開口を配置できる。
請求項7記載の発明は、第3の開口を回転駆動手段に対してトレイの前端面部分に設けたことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置であり、電子機器などに装着された際に、なるべく外気と近い部分に第3の開口を配置できる。
請求項8記載の発明は、第3の開口はトレイの前端面と光ディスク装着領域部分の間に設けられたことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置であり、電子機器などに装着された際に、なるべく外気と近い部分に第3の開口を配置できる。
請求項9記載の発明は、第3の開口を構成する外壁は光ディスクで生じた気体流の流れを阻害する様に設けられていることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置であり、トレイの厚みを利用して、空気流を効果的に第3の開口に導くことができる。
請求項10記載の発明は、外壁は回転駆動手段の中心を通る直線と略平行であることを特徴とする請求項9記載の光ディスク装置であり、トレイの厚みを利用して、空気流を効果的に第3の開口に導くことができる。
請求項11記載の発明は、外壁は、トレイの引き出し方向と略平行に設けられたことを特徴とする請求項9記載の光ディスク装置であり、トレイの厚みを利用して、空気流を効果的に第3の開口に導くことができる。
請求項12記載の発明は、外壁は、凹形状としたことを特徴とする請求項9記載の光ディスク装置であり、トレイの厚みを利用して、空気流を効果的に第3の開口に導くことができる。
請求項13記載の発明は、筐体の中央部分の厚みが14mm以下(または10mm以下)であることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置であり、この様な薄型の光ディスク装置においては、特に有効である。
(実施の形態1)
以下、本発明における光ディスク装置の実施の形態について説明する。
図1は本発明の一実施の形態における光ディスク装置を示す斜視図で、図1において、1は光ディスク装置で、光ディスク装置1は、筐体2と、筐体2に出没自在に保持されたトレイ3とを有している。筐体2は金属製の筐体部2a,2bを組み合わせて袋状の構成となっており、筐体2の開口からトレイ3が出没する。
筐体部2aと筐体部2bとは好ましくは図示していない係止手段と螺旋などを用いて、互いに強固に固定されている。筐体2の構成材料としては鉄,鉄合金,アルミ,アルミ合金,マグネシウム合金などの金属材料の様な導電材料が好適に用いられる。また、樹脂材料で各筐体部を構成し、その上に電着などの手法を用いて導電性の高い金属膜を形成したものを用いても良い。更に、筐体部2a及び筐体部2bそれぞれ同種の材料で構成しても良いし、異種の材料で構成しても良い。また、筐体部2a及び筐体部2bそれぞれの主平
面部の平均肉厚は0.3mm〜1.6mmの間であり、この平均肉厚の比較的薄い場合には筐体部2a及び筐体部2bは金属材料で構成され、例えば、金属板をプレス加工などによって形成される。また、平均肉厚の比較的厚い場合には筐体部2a及び筐体部2bはダイカスト(アルミ,マグネシウム合金など)で構成される。
トレイ3は、樹脂製のフレームで構成され、開口3cが設けられている。トレイ3には、裏面から光ピックアップモジュール4が取り付けられ、開口3cから光ピックアップモジュール4が表面に表出している。また、トレイ3の両側部には移動自在にレール3aが設けられ、このレール3aはトレイ3に一体に設けられたレール保持部3bに保持されている。なお、図1では一方の側部しかレール3aは設けられていなが、他方の側部に同様のレールなどが設けられている。
光ピックアップモジュール4には光ディスクを回転駆動させるスピンドルモータ5と、スピンドルモータ5から外周にかけて開口6aを設けた金属製或いは樹脂製のカバー6、開口6aから一部が露出したキャリッジ7とを少なくとも有している。キャリッジ7は光ピックアップモジュール4に設けられた複数の案内シャフトに移動自在に保持されており、しかも図示していないフィードモータによって、スピンドルモータ5に近づいたり、離れたりするように移動する。
開口3cからは、スピンドルモータ5の少なくとも一部が突出しており、しかもキャリッジ7及びカバー6も表出している。
8はトレイ3の前端面に設けられたベゼルで、ベゼル8は筐体2の開口を塞ぐ程度の大きさで構成されている。
トレイ3のスピンドルモータ5の突出した側には、光ディスク装着領域部3dが設けられており、外周は光ディスクの形状に合わせて円形状となっている。光ディスク装着領域部3dの外側には、光ディスク装着領域外部3eが設けられており、この光ディスク装着領域外部3eは光ディスク装着領域部3dよりも1.5mmから4mm程度(装着される光ディスクの厚みと同じかやや大きい程度)隆起した構成となっている。本実施の形態では、トレイ3は概略方形状であり、しかも装着される最大径の光ディスクは円盤状を想定しているので、光ディスク装着領域部3dは前述の通り、略円形状であり、しかも光ディスク装着領域部3dの直径は装着される可能性のある最大径の光ディスクの直径と同じか1mm〜7mmほど大きくなっている。光ディスク装着領域外部3eは概略三角形状となっている。また、光ディスク装着領域部3dは光ディスクを装着した際には、光ディスクと対向する部分を含み外周部にわずかな隙間を有する領域を示しており、光ディスク装着領域外部3dは、光ディスクの主面とは全く対向しない領域である。
光ディスク装着領域部3dのほぼ中心にはスピンドルモータ5が設けられており、しかも光ディスク装着領域部3dはトレイ3の一部の表面とカバー6の表面で主に形成されている。
また、ベゼル8側の光ディスク装着領域外部3eには、開口3fが設けられており、この開口3fはトレイ3で構成される外壁3gによって構成されている。また、ベゼル8側の光ディスク装着領域外部3eは光ピックアップモジュール4の一部が対向しているので、カバー6の開口6aの一部も同様に対向している。
開口3fはベゼル8側の光ディスク装着領域外部3eの内でも、開口6aと少なくとも対向する様に設けられている。すなわち、従来の構成では、光ディスク装着領域外部においては、開口6aは表出していないが、本実施の形態では、開口3fを設けることで、光
ディスク装着領域外部3eにおいても開口6aを表出させた。
この様な構成によって、スピンドルモータ5によって回転駆動された光ディスクで発生した空気流は、光ディスクの外周部で比較的強い空気流となっており、しかもその空気流は、開口3f,開口6aを通して、トレイ3の光ディスク装着側と反対側の領域(トレイ3と筐体部2bで挟まれた空間)に効率的に流れ込む。すると、前記反対側の領域には、高出力の光源や光源の駆動IC等が搭載されたキャリッジ7が存在するので、上記空気流の流入により、空気が拡散されることで、効果的に光源などの冷却を行うことができる。
この開口3fを設けない従来の構成と本実施の形態では、このキャリッジに搭載された光源や各種光学部材を含む部分の温度は、4℃以上異なることが分かった。すなわち、従来の技術の様に、単に空気の流路を構成するのでは、本実施の形態の様に、筐体2の中央部分の厚みが14mm以下或いは10mm以下の光ディスク装置においては、効果的な冷却は困難であったが、光ピックアップモジュール4に設けられた開口6aに少なくとも一部が対向するように光ディスク装着領域外部3eに開口3fを設けることで、非常に効果的に光ディスクで発生した空気流をキャリッジ7のほとんどが収納される筐体部2bとトレイ3との間の空間に導くことができるので、極めて高い冷却性能を得ることができる。
なお、上記構成では、光ディスクを装着して、筐体2にトレイ3を収納した場合、光ディスクの回転によって、筐体部2aと光ディスクの間の比較的温度の低い部分の空気をも効果的に筐体部2bとトレイ3との間の空間に導くことができるので、冷却効率が高いと考えられる。
本実施の形態では、光ディスク装着領域部3dと連なるように光ディスク装着領域外部3eの光ディスク装着領域側に開口3fを設けること、すなわち、装着された光ディスクの外周部と開口3fが極めて近い位置になるように(10mm以内となるように)構成することで、更に効果的に空気流を他の方へ導くことができる。
また、本実施の形態では、光ディスク装着領域部3dとトレイ3の前端面側すなわち、ベゼル8を設けた側の端部との間に開口3fを設けた。更に、開口6aもスピンドルモータ5とトレイ3のベゼル8を設けた端部との間に渡って形成され、しかも開口6aの長手方向はベゼルとは非垂直となるように傾斜して設けられている。この様に開口3fをトレイ3のベゼル8側に配置したことで、通常筐体2部分はパーソナルコンピュータなどの電子機器の中に収納され、ベゼル8側は電子機器の外部に配置される構成となるので、比較的冷却された空気などを流入させやすくなる。
又、図2に示すように、開口3fの形状として本実施の形態では、矢印A方向に光ディスクが回転すると、B方向の空気流が生じることになる。この空気流Bは直接開口3fからトレイ3と筐体部2bの間に流れ込む部分と、外壁3gが設けられていることで空気流Bの流れを阻害され、効果的に開口3fに空気流Bが流入する。図2に示す本実施の形態では、トレイ3の筐体2に対して引き出される或いは収納される方向Cに対して、略平行に外壁3g形成される。また、開口3fを構成する外壁には、空気流Bに沿った外壁3hも当然存在する。
図3に示すように光ディスク回転中心(スピンドルモータ5の回転中心)を通る直線に対して略平行に外壁3gを形成しても良いし、図4に示すように外壁3gを凹部状としても良いし、図5に示すように、外壁3gをトレイ3の側部に行くに従って光ディスク装着領域外部3eの幅が狭くなるように傾斜させても良い。
また、図6は空気流の流れを示す図であり、カバー6と筐体部2aとの間の領域L1で
光ディスクが回転すると、効率よく空気流は開口3fと開口6aを通過して、光源やその駆動IC等を搭載したキャリッジ7がほとんど存在するL2領域に流れ込み、空気流(図6の矢印)が効果的にしかも、L2領域の空気を十分に攪拌していることが分かる。図6に示すように、L2の領域では光ピックアップモジュール4の他の部材に衝突したりしてスピンドルモータ5に向かう空気流が発生してることが分かる。従って、キャリッジ7の移動方向に沿って空気流を発生させることができるので、常にキャリッジに空気流を当てることができ冷却効率を向上させることができる。
本実施の形態では、気体流として空気を用いたが、他の気体を用いても良い。
本発明の光ディスク装置は、効率よく空気流を循環させることができるので、特に薄型及び小型化された光ディスク装置の熱対策を行うことができ、熱による記録再生特性の劣化などの不具合を抑えることができる効果を有し、パーソナルコンピュータ,ノートブック型コンピュータなどの電子機器に適応できる。
本発明の一実施の形態における光ディスク装置を示す斜視図 本発明の一実施の形態における光ディスク装置を示す平面図 本発明の一実施の形態における光ディスク装置を示す平面図 本発明の一実施の形態における光ディスク装置を示す平面図 本発明の一実施の形態における光ディスク装置を示す平面図 本発明の一実施の形態における光ディスク装置を示す部分断面図 従来の光ディスク装置を示す斜視図
符号の説明
1 光ディスク装置
2 筐体
3 トレイ
3c,3f,6a 開口
3d 光ディスク装着領域部
3e 光ディスク装着領域外部
3g 外壁
4 光ピックアップモジュール
5 スピンドルモータ
6 カバー
7 キャリッジ

Claims (13)

  1. 光ディスクを回転させる回転駆動手段,少なくとも光源や各種光学部材を搭載し移動自在に設けられたキャリッジ,第1の開口を設けたカバーとを備えた光ピックアップモジュールと、第2の開口を有し前記第2の開口から前記光ピックアップモジュールの一部を表出させるように前記光ピックアップモジュールを取り付けたトレイと、前記トレイを出没自在に保持する筐体とを備え、前記トレイの第1の主面は光ディスク装着領域部分と前記光ディスク装着領域部分の外側に設けられた光ディスク装着領域外部分を含み、前記光ディスク装着領域外部分と前記光ピックアップモジュールが対向するように前記トレイと前記光ピックアップモジュールを互いに結合させ、前記トレイの光ディスク装着領域外部分であってしかも前記第1の開口と対向する部分に第3の開口を設けたことを特徴とする光ディスク装置。
  2. トレイの光ディスク装着領域部分は前記トレイの一部の表面と光ピックアップモジュールのカバーの表面とを含み、前記トレイの光ディスク装着領域外部分は光ディスク装着領域部分よりも一段高くなっており、前記一段高くなった部分の第1の開口と対向する部分に第3の開口を設けたことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 第1の主面側に光ディスク装着して、光ディスクを回転駆動手段にて回転させることで光ディスクの外周部に生じる気体流を第3の開口を通して、トレイにおける前記第1の主面と反対側の第2の主面と前記筐体との間に導くことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  4. 第3の開口は第1の開口と光ピックアップモジュールに設けられたカバーの双方に対向して設けられたことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  5. 第3の開口は光ディスク装着領域部分と連通して設けられていることを特徴とする請求項2記載の光ディスク装置。
  6. 第1の開口は回転駆動手段と光ピックアップモジュールの外端の間に設けられ、前記第1の開口の回転駆動手段と反対側の端部は、トレイの前端面側に設けられたことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  7. 第3の開口を回転駆動手段に対してトレイの前端面部分に設けたことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  8. 第3の開口はトレイの前端面と光ディスク装着領域部分の間に設けられたことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  9. 第3の開口を構成する外壁は光ディスクで生じた気体流の流れを阻害する様に設けられていることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  10. 外壁は回転駆動手段の中心を通る直線と略平行であることを特徴とする請求項9記載の光ディスク装置。
  11. 外壁は、トレイの引き出し方向と略平行に設けられたことを特徴とする請求項9記載の光ディスク装置。
  12. 外壁は、凹形状としたことを特徴とする請求項9記載の光ディスク装置。
  13. 筐体の中央部分の厚みが14mm以下であることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
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