JP4195363B2 - 回転検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、磁気検出センサにより検出した磁気に基づき回転側部材の回転角度を検出するための回転検出装置に関するものである。
従来、図11に示すように、軸Lを中心として回転する回転側部材101の固定側部材102に対する回転角度を検出するため、回転側部材101に配設され、S極及びN極の磁極をそれぞれ成す一対の突端部103a、103bを有した磁気発生手段103と、該磁気発生手段103と対向した固定側部材に配設され、磁気発生手段103からの磁気を検出する磁気検出センサ104a(磁気検出素子をアレイ状又は直線状に並べたもの)が形成されたセンサチップ104とから成る回転検出装置が提案されている。
そして、磁気発生手段103が回転側部材101と共に回転すると、当該磁気発生手段103から磁気検出センサ104aに及ぼされる磁界の極性が切り替わるので、その位置に基づいて回転側部材101の回転角度を検出するよう構成されている。かかる回転検出装置によれば、例えば転がり軸受のサイズが小さい小径軸受においても回転検出装置の内蔵を容易にすることができる。尚、かかる先行技術は、文献公知発明に係るものでないため、記載すべき先行技術文献情報はない。
しかしながら、上記従来の回転検出装置においては、回転角度の検出を精度よく行うには、磁気検出センサに及ぼされる十分な強度の磁界と、磁界の極性が切り替わる位置の磁界変化が急峻であることが必要であるが、突端部103aと103bとの離間寸法tが大きいと、磁界の極性が切り替わる位置の磁界変化が緩慢となってしまう虞があるとともに、当該離間寸法tが小さいと、磁界がショートしてしまい磁界強度が不十分となってしまう虞があるという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、磁気発生手段から磁気検出センサに及ぼされる磁界強度を十分に維持するとともに、磁界の極性の切り替わり位置の磁界変化を急峻にして回転角度の検出精度を向上させることができる回転検出装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、回転側部材に配設され、S極及びN極の磁極をそれぞれ成す一対の突端部を有して当該回転側部材の回転中心回りの円周方向に対し異方性の磁気を生じる磁気発生手段と、該磁気発生手段と対向した固定側部材に配設され、当該磁気発生手段の磁気を検出する磁気検出センサとを具備し、前記磁気検出センサにより検出した磁気に基づき回転側部材の回転角度を検出するための回転検出装置において、前記一対の突端部の離間寸法は、0.5〜1.0mmの範囲内とされ、且つ、前記磁気検出センサは、前記回転側部材の回転中心軸を矩形状に囲む4つの磁気ラインセンサから成るとともに、当該一対の突端部は、2分割された円筒形状とされ、当該円筒形状の先端面を前記磁気ラインセンサと対向させたことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項記載の回転検出装置において、前記円筒形状の先端面は、前記磁気ラインセンサと対向させた面積が略最小とされたことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の回転検出装置において、前記一対の突端部は、その離間部に非磁性体材料が充填されたことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1〜請求項のいずれか1つに記載の回転検出装置において、前記一対の突端部は、2つのヨークから成り、該ヨークの間に永久磁石をそのS極及びN極と接触させつつ挟持させて前記磁気発生手段を構成したことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1〜請求項のいずれか1つに記載の回転検出装置において、前記一対の突端部は、2つのヨークから成り、該ヨークの一方に永久磁石を配設するとともに、当該2つのヨークを磁性体にて連結して前記磁気発生手段を構成したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、一対の突端部の離間寸法が0.5〜1.0mmの範囲内とされたので、磁気発生手段から磁気検出センサに及ぼされる磁界強度を十分に維持するとともに、磁界の極性の切り替わり位置の磁界変化を急峻にして回転角度の検出精度を向上させることができる。
また、磁気検出センサが回転側部材の回転中心軸を矩形状に囲む4つの磁気ラインセンサから成るとともに、一対の突端部が2分割された円筒形状とされ、当該円筒形状の先端面を磁気ラインセンサと対向させたので、断面矩形状の突端部を有したものに比べ、磁気検出センサ全体に略均一な磁界を印加することができ、磁界強度も十分確保することができる。
請求項の発明によれば、円筒形状の先端面は磁気ラインセンサと対向させた面積が略最小とされたので、磁気発生手段からの磁界強度をより大きくすることができるとともに、磁界変化をより急峻とさせることができ、回転角度の検出精度を更に向上させることができる。
請求項の発明によれば、一対の突端部の離間部に非磁性体材料が充填されたので、当該離間部に異物等が入り込んでしまうのを防止することができるとともに、所定に設定された離間寸法を長期に亘って維持することができる。
請求項の発明によれば、一対の突端部が2つのヨークから成り、該ヨークの間に永久磁石をそのS極及びN極と接触させつつ挟持させて磁気発生手段を構成したので、回転検出装置の軸方向寸法が大きくなってしまうのを抑制することができ、且つ、磁気発生手段からの磁界強度を向上させるのが容易である。
請求項の発明によれば、一対の突端部が2つのヨークから成り、該ヨークの一方に永久磁石を配設するとともに、当該2つのヨークを磁性体にて連結して磁気発生手段を構成したので、磁性体を薄いものとすることにより、回転検出装置の軸方向寸法を小さくすることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
参考例に係る回転検出装置は、所定軸を中心として回転自在な回転側部材の固定側部材に対する回転角度を検出するためのもので、図1に示すように、軸Lを中心として回転自在な回転側部材1と、該回転側部材1に配設され、その回転中心である軸L周りの円周方向に対し異方性の磁気を生じる磁気発生手段3と、該磁気発生手段3と対向した固定側部材(不図示)に配設されたセンサチップ4と、該センサチップ4の表面に形成された磁気検出センサ5(磁気ラインセンサ)及び角度算出手段2とを有して構成されている。
磁気発生手段3は、S極及びN極の磁極をそれぞれ成す一対の突端部3a、3bを有しており、回転部材1と共に軸Lを中心として回転することにより、その円周方向に対して異方性の磁気を生じさせるものである。かかる磁気発生手段3は、回転側部材1と共に回転可能なように連結されており、当該磁気発生手段3からの磁界分布を検出して、その回転角度を検出すれば、固定側部材に対する回転側部材1の回転角度が検出できるようになっている。尚、この磁気発生手段3に代えて他の形態(例えば全体形状が略U字状に形成されたもの、或いは2本の棒状磁石を連結して構成しそれぞれの突端がS極及びN極の磁極を成す突端部を有したもの等)としてもよい。
センサチップ4は、半導体チップ(シリコンチップ)から成るもので、その表面(磁気発生手段3と対向する面)に磁気検出センサ5及び角度算出手段2が形成されている。かかるセンサチップ4の表面は、磁気発生手段2の突端部3a、3bと微小寸法離間しており、回転する磁気発生手段3とセンサチップ4との干渉を回避しつつ、磁気発生手段3と磁気検出センサ5とが極めて近接するよう構成されている。尚、センサチップ4の全体形状は、表面及び裏面が平坦なものであれば、矩形状のものの他、円筒状のもの等であってもよい。
磁気検出センサ5は、図2に示すように、磁気を検出し得る素子5aがライン状(直線状)に配設された磁気ラインセンサから成るものであり、4つの磁気ラインセンサ列5A〜5Dを磁気発生手段3の回転軸L周りに1周分矩形状に並べて構成されたものである。即ち、同図中2点鎖線で示すように、磁気発生手段3の突端部3a及び3bにおけるS極及びN極が成す磁界を、それらと対向した部位の素子5aがそれぞれ検出し、その回転角度を検出し得るので、回転側部材1の回転角度を高精度に検出することができるよう構成されているのである。
角度算出手段2は、磁気検出センサ5により検出した磁気に基づき回転側部材1の回転角度を算出するためのもので、矩形状に並べられた4つの磁気ラインセンサ列5A〜5Dに囲まれた部位に形成されている。このような構成とすることで、磁気検出センサ5及び角度算出手段2をコンパクトに配設させることができ、装置全体の小型化を図ることができる。より具体的には、角度算出手段2は、磁気検出センサ5と電気的に接続されており、該磁気検出センサ5から送られる電気信号に基づいてゼロクロス位置(磁気発生手段2のS極とN極との切り替わり部位)を求めるべく所定の演算を実行し、当該ゼロクロス位置から磁気発生手段2(即ち、固定側部材1)の回転角度を算出し得るよう構成されている。
ここで、磁気発生手段2のS極とN極との切り替わり部位となる一対の突端部3a及び3bにおける離間部の寸法(両部の離間寸法)tは、0.5〜1.0mmの範囲内に設定されている。例えば、同様の形状の磁気発生手段2における突端部3a、3bの離間寸法tが0.3mm、0.5mm、1.0mm及び1.4mmのものを用意し、それぞれのゼロクロス位置からの距離と磁束密度Bとの関係を求めたところ、図3に示すような結果となった。即ち、t=0.3mmのもの(上記範囲より小さいもの)は、磁界変化が急峻であるものの磁界強度が不十分であり、t=1.4mmのもの(上記範囲より大きいもの)は、磁界強度が十分であるものの磁界変化が緩慢である。従って、磁気発生手段3の突端部3a及び3bの離間寸法を0.5〜1.0mmの範囲内とする回転検出装置によれば、磁気検出センサ5に及ぼされる磁界変化が急峻で、且つ、磁界強度が十分確保することができ、回転側部材1の回転角度を精度よく検出することができる。
次に、本発明に係る第1の実施形態について説明する。
本実施形態に係る回転検出装置は、図4及び図5で示すように、磁気発生手段3が磁性体から成る2つのヨーク6、及びこれらヨーク6にS極及びN極を接触させつつ挟持された永久磁石7を有し、当該ヨーク6の先端側(磁気検出センサ5と対向する側)にそれぞれ突端部6a、6bが形成されたものである。かかる突端部6a、6bは、2分割された円筒形状とされ、図6で示すように、当該円筒形状の先端面を磁気検出センサ5(具体的には磁気ラインセンサ)に対向させて構成されている。尚、突端部6a、6bの離間寸法tは、第1の実施形態と同様、0.5〜1.0mmの範囲内とされている。
このように、一対の突端部6a及び6bが2分割された円筒形状とされ、当該円筒形状の先端面を磁気検出センサ5と対向させたので、参考例の如く断面矩形状の突端部を有したものに比べ、磁気検出センサ5全体に略均一な磁界を印加することができ、磁界強度も十分確保することができる。また、一対の突端部6a、6bが2つのヨーク6から成り、該ヨーク6の間に永久磁石7をそのS極及びN極と接触させつつ挟持させて磁気発生手段3を構成したので、回転検出装置の軸方向寸法が大きくなってしまうのを抑制することができ、且つ、磁気発生手段3の断面積(ヨーク6と接触する面積)を大きくすることにより磁界強度を向上させることができる。
また更に、図7に示すように、一対の突端部6a、6bの内径を磁気検出手段5の配設部位まで広げることにより、突端部6a、6bが成す円筒形状の先端面において、磁気検出センサ5と対向させた面積が略最小とするのが好ましい。即ち、図8に示すように、突端部6a、6bにおける先端面の面積が大きいものa、小さいものc、その中間のものbを用意して、それぞれの磁束密度Bを測定したところ、当該先端面の面積が小さいもの程、ゼロクロス位置(Z1及びZ2)における磁束密度Bの変化(磁界変化)が急峻であり、且つ、全体として磁束密度B(磁界強度)が大きいことが明らかであるため、本実施形態の如く、当該面積が最小とされた図7で示すものによれば、磁気発生手段3からの磁界強度をより大きくすることができるとともに、磁界変化をより急峻とさせることができ、回転角度の検出精度を更に向上させることができるのである。
次に、本発明に係る第2の実施形態について説明する。
本実施形態に係る回転検出装置は、図9で示すように、磁気発生手段3が磁性体から成る2つのヨーク6、及びこれらヨーク6の一方に永久磁石7を配設するとともに、2つのヨーク6(本実施形態においては一方のヨーク6に配設された永久磁石7と他方のヨーク)を磁性体8にて連結して構成されている。また、第2の実施形態と同様、ヨーク6の先端側(磁気検出センサ5と対向する側)にそれぞれ突端部6a、6bが形成されており、かかる突端部6a、6bは、2分割された円筒形状とされている。尚、突端部6a、6bの離間寸法tは、参考例及び先の実施形態と同様、0.5〜1.0mmの範囲内とされている。
このように、一方のヨーク6に永久磁石7を配設して当該2つのヨーク6を磁性体8で連結したので、磁性体8を同図の如く薄いものとすることにより、回転検出装置の軸方向寸法を小さくすることができる。また、かかる実施形態によれば、磁性体8の裏面側(同図中下方)に別個の磁性体があったとしても、磁気発生手段3から磁気検出センサ5に及ぼされる磁界強度は影響されないので、回転検出装置における設計レイアウトの自由度が向上する。
次に、本発明に係る第3の実施形態について説明する。
本実施形態に係る回転検出装置は、図10で示すように、磁気発生手段3が磁性体から成る2つのヨーク6、及びこれらヨーク6にS極及びN極を接触させつつ挟持された永久磁石7を有し、当該ヨーク6の先端側(磁気検出センサ5と対向する側)にそれぞれ突端部6a、6bが形成されたものである。かかる突端部6a、6bは、2分割された円筒形状とされ、第1の実施形態と同様、当該円筒形状の先端面を磁気検出センサ5(具体的には磁気ラインセンサ)に対向させて構成されている。尚、突端部6a、6bの離間寸法tは、参考例と同様、0.5〜1.0mmの範囲内とされている。
ここで、本実施形態における突端部6a、6bにおける離間部には、非磁性体材料が充填されている。かかる非磁性体材料として、例えばアルミや銅又は非磁性ステンレス鋼等の金属であってもよく、或いは樹脂を成形したものであってもよい。この非磁性体材料が突端部6a、6bの離間部に介在することにより、当該離間部に異物等が入り込んでしまうのを防止することができるとともに、スペーサとして機能することにより離間寸法tを長期に亘って維持することができる。尚、充填される非磁性体材料として、所定の弾力を有するもの、或いは表面に接着性を有するものとしてもよい。
以上、第1〜第3の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されず、例えば本発明を軸受に適用し、回転側部材を軸受の回転輪とするとともに固定側部材を軸受の静止輪とすることにより、当該回転輪の回転角度を検出するものとしてもよい。勿論、他の回転する部材の固定部材に対する回転角度を検出するものに適用することもできる。
磁気発生手段が有する一対の突端部の離間寸法が0.5〜1.0mmの範囲内とされ、且つ、前記磁気検出センサは、回転側部材の回転中心軸を矩形状に囲む4つの磁気ラインセンサから成るとともに、当該一対の突端部は、2分割された円筒形状とされ、当該円筒形状の先端面を磁気ラインセンサと対向させた角度検出装置であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたものに適用することができる。
参考例に係る回転検出装置を示す斜視図 同回転検出装置における磁気検出センサと突端部との位置関係を示す模式図 回転検出装置における突端部の離間寸法が異なるものの磁界強度(磁束密度B)を比較するためのグラフ 本発明の第1の実施形態に係る回転検出装置における磁気発生手段を示す側面模式図 同磁気発生手段を示す上面模式図 同回転検出装置における磁気検出センサと突端部との位置関係を示す模式図 同突端部における先端面を最小とした場合の当該突端部と磁気検出センサとの位置関係を示す模式図 同突端部における先端面の面積が異なるものの磁界強度(磁束密度B)を比較するためのグラフ 本発明の第2の実施形態に係る回転検出装置における磁気発生手段を示す上面模式図及び側面模式図 本発明の第3の実施形態に係る回転検出装置における磁気発生手段を示す上面模式図及び側面模式図 従来の回転検出装置における磁気発生手段及び磁気検出センサの構成を示す模式図
符号の説明
1 回転側部材
2 角度算出手段
3 磁気発生手段
3a、3b 突端部
4 センサチップ
5 磁気検出センサ(磁気ラインセンサ)
6 ヨーク
6a、6b 突端部
7 永久磁石
8 磁性体
9 非磁性体材料

Claims (5)

  1. 回転側部材に配設され、S極及びN極の磁極をそれぞれ成す一対の突端部を有して当該回転側部材の回転中心回りの円周方向に対し異方性の磁気を生じる磁気発生手段と、
    該磁気発生手段と対向した固定側部材に配設され、当該磁気発生手段の磁気を検出する磁気検出センサと、
    を具備し、前記磁気検出センサにより検出した磁気に基づき回転側部材の回転角度を検出するための回転検出装置において、
    前記一対の突端部の離間寸法は、0.5〜1.0mmの範囲内とされ、且つ、前記磁気検出センサは、前記回転側部材の回転中心軸を矩形状に囲む4つの磁気ラインセンサから成るとともに、当該一対の突端部は、2分割された円筒形状とされ、当該円筒形状の先端面を前記磁気ラインセンサと対向させたことを特徴とする回転検出装置。
  2. 前記円筒形状の先端面は、前記磁気ラインセンサと対向させた面積が略最小とされたことを特徴とする請求項記載の回転検出装置。
  3. 前記一対の突端部は、その離間部に非磁性体材料が充填されたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の回転検出装置。
  4. 前記一対の突端部は、2つのヨークから成り、該ヨークの間に永久磁石をそのS極及びN極と接触させつつ挟持させて前記磁気発生手段を構成したことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか1つに記載の回転検出装置。
  5. 前記一対の突端部は、2つのヨークから成り、該ヨークの一方に永久磁石を配設するとともに、当該2つのヨークを磁性体にて連結して前記磁気発生手段を構成したことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか1つに記載の回転検出装置。
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